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('A`)ドクオは除霊師のようです

1 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 00:43:56.22 ID:kaQLNSwA0
代理

2 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 01:18:53.27 ID:KpHTXyIa0
先たったほうを上げ

3 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 01:46:19.50 ID:/1RYKguO0
>>1
代理乙。
さるさんに引っかからないよう、ゆっくりと投下する。

4 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 01:47:50.12 ID:/1RYKguO0
――霊魂。



世界には様々な宗教が存在する。
それぞれの捉え方により、霊魂という存在の解釈は違う。

欧州においては人間を構成する要素は霊魂(アニマ、ANIMA)、
精神(SPIRITVS)及び肉体(CORPVS)であり、
人間の三原質として結び付けられて考えられている。

一方、東アジア、特に中国の道教では、
魂と魄(はく)という二つの異なる存在があると考えられている。
魂は精神を支える気、魄は肉体を支える気を指し、合わせて魂魄(こんぱく)と言う。

霊魂は信仰の対象となる一方で、オカルトの視点からも多く語られる。
霊魂は死者の身体からのみならず時に生きた人間から抜け出す「幽体離脱」を起こし、
宙に浮かび「浮遊霊」あるいは「亡霊」としてさまよう事や、
それが他の生物に乗り移る「憑依」を起こすこともあるといわれている。

5 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 01:48:23.79 ID:sAymRG4p0
http://www.orange-mushroom.com/qvga/

6 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 01:48:31.58 ID:DmJZNkAP0
お、こんな始まり方好きだ。

7 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 01:49:01.58 ID:/1RYKguO0
さらに霊は怨霊・悪霊となって人間に病気や災いごとをもたらす。
日本では特に平安時代を中心として、
天災や伝染病を非業の死を遂げた人物の怨霊の祟りとして恐れ、
これを鎮め祀ることで社会の平安を願う、御霊信仰が興った。

そして、宮廷社会で高まりつつあった怨霊に対する御霊信仰などに対し、
占術と呪術をもって災異を回避する方法を示された。

それが、所謂、陰陽道である。

その陰陽道をもとにして、仏教にも占術と呪術の一部が取り入れられた。
但し、本来仏教では「除霊」のような迷信を行うことを「外道」と言い、厳しく戒め禁られている。
しかし、宗教文化の進展によって、風水をはじめとする中国渡来の呪術と仏教は、
日本国内で次第に融合していった。



――そして、それは現代でも脈々と受け継がれている。

8 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 01:50:46.86 ID:KpHTXyIa0
いいオープニングだな。wktk

9 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 01:51:14.19 ID:/1RYKguO0
「破戒僧編」



息を吐けば白いもやが口から零れた。
もうすぐ三月だというのに霜が地面に落ちている。

周りは見渡す限りの雑木森。
ブナやナラ、カエデの落葉広葉樹が立ち並んでいる。
それらはみな、葉を落とし、灰色の天に向かって枝を突き刺す。
地面では、葉が芽吹き始めている草々の横で半腐して、地を焦茶色に染めていた。

そして森を裂くようにして、延々と階段が続いていた。
土が固く盛られ、階段の端が丸太でできている階段だ。
何処まで続いているのか解らないが、一向に終わりが見えない。
一歩足を進める度に、霜と葉がぱきり、と割れる音が足元に響いた。

ξ;゚听)ξ「ハァ……ハァ……どこまで続いてるのよ?」

二十代半ばほどの女が一人、階段を登っていた。

黒の細身のスーツに、白いハイヒール。
両腕に抱えられた、ブランドのロゴが全体に入ったボストンバッグ。
渦を巻くカールの明るい栗色の髪に、ファンデーションが塗られた白い肌。
少なくとも山中を歩くには似つかわしくない格好だ。

彼女がスーツの下に着ている白いシャツは、汗でぐちゃぐちゃに湿っていた。
額に流れる汗は、化粧の粉に触れて白い水滴に変わった。

10 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 01:53:08.04 ID:DmJZNkAP0
京極テイストかな?
wktk

11 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 01:53:37.59 ID:/1RYKguO0
ξ♯゚听)ξ「……ったく、あのバカ編集長め。
       ……くだらない記事の取材を私にやらせやがって」

彼女は自分の上司の理不尽な命令に、思わず怒りを口にした。
そして、あのニヤニヤとした、いやらしい男の笑みを思い浮かべながら舌打ちする。

( ・∀・)「決めたぞ!! 次の一面記事は『某県山村の寺に住む謎の除霊師』!!
      ……というわけでツン君、行って来てくれたまえ」

ξ♯゚听)ξ「……はぁ? モララー編集長、なんで私が!?」

( ・∀・)「だって、我が『夕刊ニュー速タイムズ』は部数が減りに減っているんだもん。
      その辺の芸能人のゴシップ記事を書いたところで売上の巻き返しは出来ない。
      というわけで頼んだ」

ξ♯゚听)ξ「なんですか? その適当すぎる思いつきみたいな内容は!?
        私はイヤです!! 他の人にやってもらってください!!」

( ・∀・)「っていうか思いつきだよ。
     まあ、だったらいいんだ。できないならクビにするから。
     『ニュー速新聞』にももう戻れないよ? それでもいいのかい? ニヤニヤ」

ξ♯゚听)ξ「……くっ、分かりましたよ!! 行って来ればいいんでしょ!?
        行って来れば!!」

( ・∀・)「うんうん。それでこそ私の優秀な部下だ」


12 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 01:55:14.05 ID:/1RYKguO0
ξ♯゚听)ξ「……くそっ、絶対あのヤロー刺してやる……」

彼女は歯を思い切り噛んだ。
口内にはきりきり、と気持ち悪い音が響く。



本社のある都内から、電車で三時間程の某県端に存在する、美布(びっぷ)駅。
美布駅からさらに一日二便のバスで、終点まで乗り継いだ先の山村。
彼女、ツンは『夕刊ニュー速タイムズ』の取材のため、このような辺境にいた。

ちなみに『夕刊ニュー速タイムズ』とは、『ニュー速新聞社』が発行している、
発行部数全国第一位の『ニュー速新聞』の姉妹誌である。
但し、姉妹誌とは名ばかりで、信憑性の低い芸能人のゴシップ記事、
B級ネタを主に取り扱うタブロイド誌だ。

元々は他社のタブロイド誌を差し置いて、売れ行き自体は良かったのだが、
数年前モララーが編集長になってからは発行部数が低迷する一方で、
今では本社からお荷物として扱われる程にまで落ちぶれている。


13 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 01:57:47.05 ID:/1RYKguO0
ξ;゚听)ξ「もう……スーツがしわくちゃじゃない……」

彼女は襟を正した。
しかし、長い間土壇を登っていたせいか、スーツはすぐに片寄ってしまう。

このような場所にも関わらず、彼女がスーツを着ている理由。
それは彼女自身のこだわりにある。



彼女は有名大学を卒業後、『ニュー速新聞』の記者として活動していた経歴を持つ。
能力が高かったこともあり、男性記者に劣らないほどの手腕を振るい、
清廉潔白な視点で世の中を変えることをモットーに、日夜、精力的に取材活動を行ってきた。
多忙な日々であったが、彼女の生活は順調そのものであった。

そんな最中、不幸は突然訪れた。
一年前、彼女は大蔵大臣のインタビューの際に接待疑惑の質問を行った。
どんな立場の人間であろうと不正を許さない信念がそうさせたのだ。
だが、彼女の行動は大臣の怒りを買う結果になってしまう。

新聞社トップと大臣の間には個人的なパイプラインがあった。
そのため、組織に不利益がもたらせられる事を恐れた上部の人間は、
強引に彼女を『ニュー速タイムズ』の編集室へと異動させたのだ。


14 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:00:45.28 ID:DmJZNkAP0
しっかり構成が練られているのがよく分かる。
wktk試演

15 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:01:07.03 ID:/1RYKguO0
異動した後、無能な上司には心底うんざりしたことも多々あったが、
それでも、彼女は決して腐ることなく自分の意思を貫き続けた。
自分の納得できないような内容の取材に対しても、手を抜くような真似はしない。
いち記者としての最後のプライドだった。
その象徴が、黒いスーツ姿なのである。



ξ;゚听)ξ「……ッ!? 着いた!?」

彼女の汗が出尽くした頃、ようやく土の階段が途切れた。
最後の段を登り終えると、彼女はバックを地面に下ろし、力無く地面にヘたれ込む。

ξ;゚听)ξ「ハァ……ハァ……バカじゃないの? こんな所に寺を建てるなんて」

その姿勢のまま、彼女は目の前の建物を呆然と眺めた。

手前側から奥にかけて、両脇に並んだ灯篭の列間に、
細い長方形の石板が延々と地面に並べられ、十メートルほどの歩廊を渡している。
向こうには、本堂とおぼしき建物が堂々とそびえ立っている。

棟が高く、屋根の弓なりから流れ向拝へいたる反り曲線がきれいな形だ。
その下部では四方を支えるかのようにヒノキの柱が数十本連なっている。
そして木目の浮き上がった扉には仁王の彫り物が施されていた。

16 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:05:01.76 ID:/1RYKguO0
ξ;゚听)ξ「しっかし、汚い寺ね」

しかし、彼女の言うとおりお世辞にも奇麗とはいえない寺閣である。

地面には雑草が生い茂り、手入れがされている様子はない。
灯篭には青々と苔が生している。
瓦のうちの数枚は歯が欠けたように抜け、その下の木板を剥き出しにさせている。
壁や扉も埃とカビが溜まり、黒ずんでいる。

その造りからして、建てられたのが百年や二百年前の浅い年月ではないことが分かった。
きちんと保存されていれば何らかの遺産に登録されているであろうその建物は、
廃墟同然と化し、人が住んでいるかどうかすらも定かではない状態である。

ξ;゚听)ξ「……ガセじゃなきゃいいけどね」

一通り呼吸を落ち着けたあと、彼女は再び立ち上がり、バッグを持ち上げた。
そして、境内の中へよとよたと足を進めていく。

ξ;゚听)ξ「『某県山村の寺に住む謎の除霊師』ねえ……」

彼女の目的はこの寺に住むといわれる住職だ。
タブロイド誌とは言え、その取材の対象になりえるという点から、もちろん只者ではない。
噂によると、その住職は高名な除霊師として地元住民から厚い信仰を受けている。

17 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:09:02.82 ID:/1RYKguO0
道中で彼女が聞いた住民の話に、一つの伝説とまでになった逸話がある。
それは、数年前にこの山村で暴れ回った『鬼』の話だ。
元来、この地方では、一匹の『鬼』が数百年も昔の平安時代から、
永きにかけてこの地方の祠に封印されていたという言い伝えがあった。

しかし、何らかの影響によって、数年前に封印が解け、再びこの村に出現したのだという。
その結果、村では血みどろの惨劇が起こり、困り果てた住民たちはこの寺の住職に相談した。
住職は果敢に戦いを挑み、代々伝わる呪術と説法を用いて三日三晩をかけて鬼と戦った。
こうして再び鬼を封印することに成功したといわれている。

ξ゚听)ξ「まあ、都市伝説にしては立派なネタかもね。うさんくさい話だけど」

だが、彼女はその話を信じてはいなかった。
彼女はリアリスト(現実主義者)である。
このような霊や超常現象のオカルトといった類の話には、常々疑門を抱いていた。

ξ゚ー゚)ξ「だったら、このネタはただの噂だってことを証明してやろうじゃないの」

そこで彼女は考えた。
この馬鹿馬鹿しい噂が嘘であることを証明して、あの編集長の鼻をあかそうと。
彼の悔しそうな顔を思い浮かべると、笑みが堪えきれなかった。

ξ゚ー゚)ξ「さっさとこんな取材終わらせてやるわ」

そして、彼女は本堂の前に辿りつくと、思い切り木の扉に手をかけた。

18 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:10:48.69 ID:DmJZNkAP0
平野啓一郎のテイストもありそうだ。
試演試演

19 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:11:13.05 ID:/1RYKguO0
       △
     (*´ω`)   「ハルヒたん……ハアハア」
   _(ヽηノ_  シコシコシコシコ
      )ノ

       △
      ( ゚ω゚ ) 「ハッ!?」
    _(ヽっノ_
       )ノ

       △
     ( ゚ω゚ )っ
      (彡ηr シコシコシコシコ・・・・・
.       )ノ

       △
    ⊂( ゚ω゚ )   
.      ヽ ηミ) 
シコシコ・・・  )ノ

20 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:12:02.18 ID:/1RYKguO0
  △
(♯゚ω゚)「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!
     久しぶりの三次元のおにゃのこだおッ!!!!
     犯らせろッ!!!! 犯らせるおッ!!!!」

ξ;凵G)ξ「いやあああああああああああああああああああッ!!!!」

それは彼女が扉を開けた一瞬の出来事であった。
彼女は見てはいけないものを一度に二個も見てしまったのだ。

それは幽霊だった。
その上、自慰の最中だ。
しかも、悪いことに幽霊が自慰をしながらこちらに向かってダッシュ(?)してきたのだ。

  △
(♯゚ω゚)「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!
      しかも僕好みのツンデレ風のおにゃのこだおッ!!!!
      さあッ!! 僕と初夜の契りをしてくれおッハアハア!!!!」

ξ;凵G)ξ「いやあああああああああああああああああああッ!!!!
      犯されるッ!!!! 幽霊なんかに犯されるッ!!!!」

そして目の前の幽霊は、彼女を強引に押し倒すと、
発情期の犬のように腰をカクカクと振りはじめた。

21 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:12:49.52 ID:KpHTXyIa0
何だこの展開wwwwwwwwwwwwww

22 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:13:08.75 ID:/1RYKguO0
「止めろブーン!!」

その時、一人の男の声がその混沌とした空間に響き渡った。

23 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:14:34.69 ID:/1RYKguO0
                    ,_,..,ィヽ,、      
                   /;;::r‐〜-ミ、    
                 4~/へi::::::;/,ヘミ7    
                 '-l|<>|:::::|<フ1|i'   
                    l! '" |::::l、~`リ    
              /`ー、  ハー;";::i:::ヾイl! ,r'~`ヽ、 
           ,.ィ" ri l i ト、 1:|`丶:;;;:イ' ill!7、 、 y;  ヽ、_
      ,. -‐''" 、 くゝソノリ~i | - 、 , -‐'7ハ ヾニト-    ~` ー- 、_
   , ィ ´      ,ゝ、_ `r'   l |  、レ // `テ三..ノく _ `       ヽ、
  /       , -' ,、  `、_)   l,i,  i //  (/  ...,,;;;;:` 、        ヽ
 ;'       '" ノ ;;;;::::      i !  : //    .....:::::;;イ、_、_\ _    _ノ
 l ..,, __,ィ"-‐´ ̄`i::::: ゙゙゙= ...,,,,,. l | ,//  - = ""::;; :/       ` '''' '"
            ヾ :;;;,,     ,i l,//     ,,..," /         _,,.....,_
   ,. -- .,_        \ :;,.   ;'  V ;!   `;  /;: ノ      ,.ィ'"XXXXヽ
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 XXXXXx!XXXXxリ:::::::::::!    |:: 仏   |    i:::::::::::ゞXXXXXツ1XXXXXXX|
 XXXXX/ \XXソ::::::::::/     i!::    ノ     i!::::::::::::ゞXX:/  lXXXXXXX|
 XXXX:/   `ヾ::;;;;;:ツ       ('A`*)      ヾ:;;:::::::ゝ'"     ヾXXXXX |
  XXX/       `ヽ 、      (===)    _,,. -`''"        i!XXXXX:|
 XXX7           `''''''''__( ⌒) ) '''''''''´   
                 /\   ̄`J ̄ ̄ ̄\
                  ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄
                         | |
                       / \
           「神聖なる仏の前で淫らな行為は許さんッ!!」

24 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:15:05.45 ID:KpHTXyIa0
やりやがったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

25 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:15:20.89 ID:DmJZNkAP0
落差が凄いwwwwww

26 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:15:50.55 ID:IKlxbaDn0
どーまんせーまん

27 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:16:09.60 ID:/1RYKguO0
声は御本尊である大仏をバックに、全裸で三角木馬に跨る男から発せられた。
  △
(;^ω^)「ど…毒念(どくねん)さまッ!!」

('A`)「ブーンよ……いや、文念(ぶんねん)よ。
   我等は御仏に仕える身。さらには心を清める為の苦行の最中であるぞ」
  △
(;^ω^)「はは〜っ。久しぶりに生身の若い女子の姿を見たものですから……ハアハア
      ウッ! 出るおッ!! ビクビクッ!」

ξ;゚听)ξ「きゃっ、イカの香りがっ!!」

('A`)「うむ。我々は修行中の未熟な身。
    御仏に近づく為には、108の煩悩を消し去ってしまわなければならん。
    それを忘れるではないぞ」
  △
( ;ω;)「ううっハアハア……ありがたいお言葉だお……さすが毒念さま。
       僕はこの瞬間、聖人のように心がスッキリと洗われましたお……ハアハア」

('A`)「さよう。さすがは俺が見込んだ弟子……もう、悟りを開いたか」

ξ;゚听)ξ「……ってあれ? あ、そうか。幽霊だから体が透けてるのよね。
       実際にレイプされたわけじゃないんだ。ああ、よかった」


28 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:16:21.37 ID:XzS4kgONO
普通に場面が想像出来るのが良いね
巫女さん出なそうだな…

29 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:16:23.22 ID:DmJZNkAP0
>>23
おまwwww
せっかく筆力あるんだから、このペースを維持して欲しかったwwwwwwwww

30 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:18:18.50 ID:/1RYKguO0
ξ♯゚听)ξ「とりあえず煩悩と一緒に魂ごと消し去ってあげましょうか?」
  △
(※)ω^)('A(※)「……ごめんなさい」

数分後、そこには元気に正座している毒念と文念の姿があった。
それにしても、このツンデレノリノリである。

ξ;゚听)ξ「で、アンタ達一体何者なの? 変質者?」

('A`)「HEYHEYチェケラ!! よくぞ聞いてくれました(エミネム風)」
  △
( ^ω^)「マスター、いつもより増したBEAT!!」
      (↑「ました」と「マスター」と「増した」で韻を踏んでいる)
   △
b( ^ω^)('A`)d「俺達悪霊退散ブラザーズYEAH(←クールな感じ)
            HEYブラザー!! ミュージックカモン!!」

その瞬間、ヒノキでできた天井梁部分が大きく二つに開いた。
本堂内は一瞬にして暗くなる。
そして、その裂け目からはミラーボールが降下してきた。

ξ;゚听)ξ「えっ!? なになに? 何が起こったの!?」


31 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:20:11.40 ID:/1RYKguO0
(推奨BGM:ttp://www.youtube.com/watch?v=PumFnlu9EIY)
                 ♪ ( ゚д゚ ) ♪
                  _ ノ  )>_ キュッキュ♪
               /.◎。/◎。/|
               | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|

                △
            ヘ( ^ω^)ヘ ヘ('A`)ヘ    悪霊退散♪悪霊退散♪
                |∧       |∧
               /       /
                 △           
              ( ^ω^)/    ('A`)/   怨霊物の怪困ったときは♪
               /(  )    /(  )
               / >    / >
         △
       ( ^ω^) 三    ('A`) 三      ドーマンセーマン♪ドーマンセーマン♪
       (\\ 三 シュッ  (\\ 三 シュッ
       < \ 三    < \ 三

 \ △    \
 (/^ω^)  (/A`)  すぐに呼びましょ陰陽師 レッツゴー!(イェーイ!)
 ( /     ( /
 / く    / く
    ビシッ!!

32 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:21:01.16 ID:DmJZNkAP0
>>31
やはりwwwwwwwwwwww

33 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:22:27.42 ID:/1RYKguO0
 \ △    \
 (/^ω^)  (/A`) 「…………」
 ( /     ( /
 / く    / く


 \ △    \
 (/^ω^)  (/A`) 「…………」
 ( /     ( /
 / く    / く






ティウンティウンティウン

 ◎ ◎ ◎
            \
◎ ◎ ◎ ◎   (/A`)「フッ……除霊完了」
            ( /
 ◎ ◎ ◎    / く


34 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:22:55.22 ID:KpHTXyIa0
ちょwwwwwwwwwwwwwブーンwwwwwwwwwwwwwww

35 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:24:21.48 ID:/1RYKguO0
ξ ゚д゚ )ξ「…………」

あ……ありのまま、今、起こった事を話すぜ!

『古ぼけた寺の中にいたと思ったら、
いつのまにかDJが現れて渋谷のクラブっぽくなった』
な……何を言ってるのか、わからねーと思うが、私も何をされたのかわからなかった。
頭がどうにかなりそうだった……
仏教とか陰陽道とか、そんなチャチなもんじゃあ、断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……

('A`;)「げっ!!しまった!!
    この『悪霊退散体操』には除霊効果もあったんだ!!
    おかげで幽霊だった文念がティウンティウン、
    もとい成仏してしまったではないか!?」

しばらくポーズを決めた姿勢で膠着していたが、
横に文念がいないと気づいた毒念は急に慌て出す。

('A`)ノ◎「とりあえず、『霊体』の欠片をくっつけてっと……」

彼はティウンティウンした文念の一部を一生懸命かき集めた。
そして、七つの魂の欠片を揃えた時、本堂内に眩しい光が走った。


36 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:26:04.83 ID:/1RYKguO0
すると神龍が現れた。

==、,-、  、ヽ、 \>   ,,  '''\ _
メ゙ヽ、\ ̄""" ̄--‐   、 \  /ゝ、\
=─‐\\‐  /─'''''ニ二\''' |レレゝゝ、\
 ̄く<<く >, ゙、/<三三二\ ̄\ゝゝゝゝゝゞ''ヽ、       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
<<<<〈__入 ゙、く彡三三三二ヽくゝ\メメメゝ、_ゝ、\     | さあ願いを言え
くく<<<<<< ゙、 ゙、ミ三三二ニ─ゝゝゝゝゝ,,,,,,,、 '( ゙''ヽ、ヽ、   < どんな願いも一つだけ
くくくくくく彡‐ヽ ゙、ミ三三二ニ'''くくゝゝ_ゝゝ、\\_,>」ノ,    | 叶えてやろう…
く く く く く 彡゙、゙、三三二ニ‐くゝ、/ ,,,,,,,,メメゝヽ''''"ゝゞ丶、  \_____
二─二二彡彡、゙、三三二==くメゝ/   ゙'ヽ、メゝゝゝゝゝゝゞ''ヽ-、,,,,,,_
‐'''" ̄ \彡彡ミ、゙、三二=''"く<メ/::      \''-、メメゝゝゝ_ゝ 、 ,,、ヽヽ
、  ,,,,- ゙彡//ヾ、三二= くゝ/:::....      \>∠レ-,-‐ニ二メヽ''ヽ ノ
 ゙ヽ、,,,-‐//_///,,、゙、三二=  ゙、 ""'''      ヽ>//レレヽ,,___  /
-,,,,,,-‐'''"""/////,,ヽ ゙、三二─ ゙ヽ.         //-ヘヘ,、 レレレレノ
''"      ,l|"////ノ,、\彡'''''‐-ニ,、 ::::::::::,,,,,,,,//    ゙ヽフ/|/| レ'
      /ゝ、/ヽ|ヽレ,,゙ヽ、゙''ヽ、,,,,,,_ヽ''ニ='',,-'"、─-,,,,,_   ̄"'ノ
     /メ / レ/,''"へへべ''─---- ̄-メヽ"ゝゞゝヽ、  >---''"
    /ヘヘ、|//ヘヘヘヘヘヘヘヘ,,-イ ̄ | ̄"'''-ニニニ二-''"
   /ヘヘ∧/./フヘヘヘヘヘヘヘ,/イ  /  /   /    ゙ノ\、\
   /ゝゝ| / /メヘヘヘヘヘヘ/'" |  /  /  /    /  \\
  /ゝ /|‐/ /フヘへヘヘヘ/∧  /-'"-'''"__,,-''"    /     /、\
 //|_| /./へへへヘヘ、// |/      \_,,,,-‐'"    /  ゙、.゙、
'"/ヽ"/'"へへヘヘヘヘ//  ノ          \    ,,,,-‐'"    ゙、゙、   ('A`)
.ノ //へへヘヘヘヘ//ヽ ./            ゙、''""      ,,/、゙、   ( )
/-"へへヘヘヘヘヘ//  |‐"              \_,,,,,,,,-‐'''"   | |    | |
へへへへヘヘヘヘ//ヽ ノ                ゙,         | |   


37 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:28:11.94 ID:/1RYKguO0
('A`)「じゃあ、文念の霊魂をここに戻してくれ」

『わかった。願いを叶えよう』

ξ;゚听)ξ「いや、普通に生き返らせればいいんじゃないの?」
  △
( ^ω: ;;'「おいす〜」

ξ;゚听)ξ「あ、復活してる。でも半分欠けてるわよ?」

('A`)「上のレスを見てくれ。◎の数は10個だ。
    それに対して俺が集めたのは7個だけ。
    だから文念の霊体は30パーセントほど足りないようだ」

ξ;゚听)ξ「ああ、そうなんだ。細かいわね」
  △
( ^ω: ;;'「大丈夫だお。あとは気合で何とかするお」
  △
(♯゚ω: ;;'「ハアアアアアアッ!!!!」

ポンッ!!
  △
( ^ω^)「お? 戻ったお」

('A`)「さすが幽霊だ、何ともないぜ」

38 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:29:10.98 ID:yyW6MfccO
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=erorocker

39 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:29:15.33 ID:KpHTXyIa0
( ゚Д゚ )なんという…

40 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:30:29.26 ID:1PauqF4E0
これはwwwwwwwwww

41 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:30:31.45 ID:/1RYKguO0
ξ;゚听)ξ「で……話は戻るけど、あんたが噂の除霊士?」

一通り落ち着いた後で、ツンは毒念に確認した。

('A`)「うむ。俺が巷で話題のスーパー除霊師ミスター・ドクオだ。
    因みにこの『美布寺』の住職でもある」

ξ;゚听)ξ「へえ……」

彼女は目の前の男をしげしげと見つめる。

年齢は三十代の中程に見える。
男の身体は骨のように痩せ細っている。
髪はぼさぼさの短髪で、顔には無精髭がびっしりと生えている。
そして、服装は三本ラインの入った『AJIDAS』とかいう、
有名スポーツメーカーの偽物のジャージを纏っていた。

どう見てもその男は、高名な僧侶には見えなかった。

('A`)「で、アンタ誰? 除霊希望者?」

ξ゚听)ξ「あ、ごめんなさい、言い忘れたわ。
      私はこういうものよ」

彼女はスーツの内ポケットから名刺を取り出した。


42 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:30:43.50 ID:XzS4kgONO
神竜は死んで1年以上たった者は生き返せない
つまりブーンは死んで1年以上たってるのか…

43 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:32:02.54 ID:LYcYKVLEO
AJIDASwwwwwwww

44 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:32:11.41 ID:/1RYKguO0
ξ゚听)ξ「ええ、有名な除霊師がいるって噂を聞きつけたから尋ねてきたの。
      その実態は単なるインチキ霊能者みたいだけど」

('A`;)「おいおい……テレビに出ているやつらはともかく、
    俺はきちんとした除霊師だぜ。その証拠にほら」
  △
( ^ω^)「僕は幽霊なのに、毒念さまの温情で弟子にしてもらったんだお」

毒念の横には、透き通った、足のない身体の文念が宙に浮かんでいた。
合わせが右前の白装束に、頭には三角形の布。まさに典型的な幽霊の姿である。

ξ;゚听)ξ「驚いた…幽霊ってこんなにフランクなの?
       もっとおどろおどろしいのを想像していたけど……
       ……まあ、いいわ。取材する価値はありそうね。
       毒念さん? 取材を申し込んでもいいかしら?」

('A`)「うむ。アンタみたいな美人さんに取材されるなら喜んで協力しようフヒヒヒ」
  △
( ^ω^)「お風呂に部屋も用意するから、泊りがけで取材するといいおフヒヒヒ」

ξ♯゚听)ξ「少しでも私に変な真似したら、地獄に落とすからね!!」

ともかく、承諾を得る事ができた彼女はすぐにインタビューを始めた。


45 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:33:57.19 ID:/1RYKguO0
まず、彼女が気になったのは毒念の横に居た文念だ。
科学でも証明できなかった存在が、今彼女の目の前にいる。
人類史上発の幽霊に対するインタビュー。
彼女は、早速彼に話を聞いてみた。

ξ゚听)ξ「始めに文念さん……だっけ? あなたはどういう経緯で幽霊になったの?」
  △
( ´ω`)「それは……1年以上も前のことだお……」

彼は急に表情を暗くした。
顔全体に陰が落ち、急に元気をなくしたようであった。

ξ;゚听)ξ「なに? いきなり真面目になって」

('A`;)「ツン……聞いてやってくれ。
    普段の奴の笑顔に隠された、壮絶な過去を。

ξ;゚听)ξ「……わかったわ。
       未だに成仏が出来ないほどに苦しんでいるのね。
       是非記事にさせてもらうわ」
  △
( ´ω`)「あれは、雪がしんしんと降る夜だったお――」

そして、彼は自身の非業な死について語った。


46 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:36:06.87 ID:/1RYKguO0
〜一年前の一月〜
                      「カーチャンから、お年玉もらったお。
                       このお金で風俗に行って20年守った童貞を卒業するお!!」
  ___
 |←風俗|                                       □
  ̄ || ̄                                   ┏(^ω^ )┛
    ||                                          ┃ ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|                | ̄ ̄ ̄ ̄
                         |∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                                 □
                  I CAN FLY!┗(^ω^ )┛
  ___                         ┗┃ ヽヾ\
 |←風俗|                              ヽ\\
  ̄ || ̄                                    三二=
    ||                                       三二=
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|                | ̄ ̄ ̄ ̄
                         |∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

47 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:37:00.71 ID:/1RYKguO0
                       ◎   ◎  ティウンティウンティウン
                         ◎   ◎
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄▽◎▽▽◎▽▽▽▽▽▽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                        ◎    ◎
 ___                 ◎   ◎  ヽヾ\
 |←風俗|                           \
  ̄ || ̄                             ヽ\
    ||
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|                | ̄ ̄ ̄ ̄
                        |∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧|


  △
( ´ω`)「……というわけで、僕は風俗『とっ床ヌキ太郎』
      に行く途中に事故に遭って死んだんだお」

(;A;)「おおおっ!! なんという惨い死に方!!
    これではこの世に未練が残って成仏することが出来ない!!」
  △
( ^ω^)「というわけでツンさん!!」

 \ △    \
 (/^ω^)  (/A`)  『俺達の童貞をもらってくれ!!』
 ( /     ( /
 / く    / く
    ビシッ!!

48 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:37:43.85 ID:jjVjO8cw0
テラティウンティウンwwwwwwwww

49 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:37:58.19 ID:KpHTXyIa0
もうこいつら駄目だろwwwwwwwwwwwwwww

しかし、地文がしっかりと繋ぎとめているので困らない

50 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:38:56.28 ID:jghiK1eGO
これはいいカオスwwwwwww

51 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:40:02.26 ID:/1RYKguO0
  △
(※)ω^)「毒念さま……僕はもう少しで……成仏できそうです」

('A(※)「うむ。俺も一緒に成仏できそうだ」

ξ♯゚听)ξ「次やったら焦熱地獄に突き落とす!!」

次の瞬間、仏間には阿修羅の気を纏ったツンの姿があった。
そして、横たわる二人の身体からは煙が立ち昇る。

ξ゚听)ξ「……この話はネタにならないわね。
      じゃあ、次は毒念さんに話を聞こうかしら?」

気を取り直して、彼女は今度は毒念に質問しようとした。
  △
( ^ω^)「毒念さま……そろそろ伊藤家の葬儀が……」

しかし、彼女の問いは文念に遮られた。

('A`)「あ、そうだった。これから葬儀に行かなければならん。
    丁度いい、俺の仕事っぷりを存分に取材してくれ」

ξ゚听)ξ「ええ、どうせ密着取材のつもりで来たんだから、
      じっくりと高名な除霊師のお仕事を拝見させて頂くわ」

こうして、彼等三人は伊藤家の葬儀に向かうこととなった。


52 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:42:26.46 ID:/1RYKguO0
葬儀とは、人の死を弔うために行われる祭儀、葬制の一部である。
葬儀の様式にはそれを行う人たちの宗教の違いが、そのまま葬式の様式の違いになる。

日本の葬儀の大部分は仏式で行われている。
1635年(寛永一二)ごろ、日本人全員を近くの寺に帰属させる寺請制度が始まり、
1700年(元禄一三)年ごろには、位牌、仏壇、戒名といった制度が導入され、
葬式に僧侶がつくようになったといわれている。

浄土真宗、日蓮宗を除き日本の伝統仏教においては、
葬儀は死者に対する授戒成仏が主たる意味を持つ。
つまり、死者を仏弟子となるべく発心した者とみなし、戒を授け成仏させるための儀式である。

☆ξ゚ー゚)ξbツンのワンポイント仏教マメ知識☆

火葬場に向かう道と帰り道は同じ道を通っちゃいけないのよ。
一本道で難しい場合でも、可能な限り同じ道を通らないように努力しなければならないの。
それは、埋葬した死霊が付いて来ない様にするためって言われてるわ。
べっ、別にただアンタ達が無知だから教えてあげてるんだからねっ!!


53 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:45:08.60 ID:KpVZ3ef70
今追いついた。
これは間違いなく良作

54 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:45:29.79 ID:/1RYKguO0
葬儀業者の手によって、伊藤家では着々と式の準備は進められていた。
家全体からは線香の独特の香りが辺りを漂っている。

伊藤家の家屋は昔ながらの木造建築であり、その面積は広い。
先祖が、この周辺を仕切っていた豪族ということもあって、
地元でも名家のうちの一つといわれている。

部屋と部屋を仕切っている襖が外され、
広間のような大きな空間を造り、そこに人が多く集められた。
奥には豪勢な装飾の祭壇が置かれ、壁には白黒の縦模様の幕が張られている。

その場に集まった賓客たちは、みな例外なく、悲しみに打ち震えている。
亡くなったのは、荒巻スカルチノフ享年78歳。
喪主は妻であるペニサス伊藤が務める。
なぜ、名字が違うのか、そこにあえて突っ込まないのが人情というものである。

そして、準備はあらかた終わり、後は毒念の到着を待つだけであった。
ツンは一足早く葬儀会場の端で一人、彼を待っていた。

('、`*川 「うううっ……あなた……」

ξ゚听)ξ「……遅いわね。一緒に出たはずなのに。
      まあ、いろいろ準備があるんでしょうね。曲がりなりにもお坊さんだし」

しかし、毒念は予定時間になっても現れない。
文念もいつの間にかどこかに消えてしまっていた。

だが、少し苛立ちを覚えながら彼女が腕時計を見たその時、事は起こった。
急に部屋の電源が落とされ、辺りは蝋燭の光だけになってしまったのだ。

55 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:46:59.73 ID:/1RYKguO0
                                 Y
                ,. '"´三二二三`ヽ      _ノ    r┐
              /,ィ彡'"´ ̄  ̄ ``ヾミヽ     〈  r‐-┘└っ
              /   /    殺     ', ヽ    ノ   r‐-' 'ーっ
            /   /::(         ノ:::)  ヽ   く   二」 こ
              /   /く´‘`ヽ ',从,' ∠‘``',   ヽ ノノ  (__=ノヽ〉
          /    ハ´ ̄`フ.:;;;;;:: ヽ ̄`フ',   ヽ )   ____
            /    /     ,,   ,,      ',    〈{ /::::::::::::::::..ヽ
         /   /::、  /   .;;;;;;'  ヽ   /::ト、   〃. l::::::::::::::::::::::::::|
         ./   //:::::::; l /⌒ー一⌒ヽl ;:::::ト、V //  \::::::::::::::::/
        /   // 1:::::;  V.:ViiiiiiiiiiiiiViiV  ;:::::ト、V /     `""""´
      /   // ./.l:::::;. /l /´  ̄ ̄`ヽ  ;_ ___ノ    にニニニニ7
       /   // /  l::::; l | .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|   ;::: ̄\
     /   // /   1::; | |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|  ;::! i i 弋
.     /   // /   / l:::;.   |WWWWWW!  /1 | | _ノ   〈⌒ー─┐
    /   // /   / .|ヾ、  L二二二ニノ / | | |  ヽ     ̄ ̄ ̄
.   /   // /   /   |(__ノ\ /xxxxxヽ/   /! ! !  ム     | |
.      // /   /  ノ  ',  l}}}}}}}}}}}}}  /| | | |   __,)     | |
     // /   /  ハ:::::::::.\ V´ ̄`Vく/  l | | |  `ヽ.    | |
.   // /   /   l  >.-、/   ヽ  ヽ  | | ! !   ノ     | |
   // /   /    |/ /       \)  l/ | |  く.      | |
  .// /   /    V   〉   '"´  ``ヽ).     | !   ゝ     | |
      /    /  〈    '"´   ``ヽ)    l/   .ノ     | |

56 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:47:40.57 ID:KpVZ3ef70
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwww

57 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:47:57.22 ID:/1RYKguO0
次に突然、後方にスポットライトが当てられ、
一人の奇妙な格好の男が卑猥な言葉を叫びながら登場した。

Σξ;゚听)ξ「……ッ!?」

彼女の眼に映ったのは葬式に似つかわしくない存在であった。
いや、全身が黒という点では相応しい格好かもしれない。

川 `A´)「レイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプ!!(一秒)
     辛気臭い葬式など真赤な血のメロディーに染めてやるわ――!!」

それは、全身革のボンテージスーツと赤いマント、
金髪のカツラに奇抜なメイクをした毒念であった。
  △
( ^ω^)「毒ね……いや、クラウザー様。準備はOKですお」

( ゚д゚ )「……」

気がつけば背後には、変形ベースを持った文念と、
ドラムセットの前に座したDJミルナの姿があった。

川 `A´)「愚民どもよ!! 我輩の美声に酔いしれるがよい!!」

そして、熱狂のライヴは幕を開けた。

58 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:48:56.63 ID:KpHTXyIa0
クラウザーさん何やってんのwwwwwwwwwwwwwww

59 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:50:00.74 ID:/1RYKguO0

(推奨BGM:ttp://www.youtube.com/watch?v=EUTuhhwHnQw)

川♯`A´)「ヴオオオオオオオオッ!!!!!!」

ミルナのツーバスの音が響き渡ると同時に、獣のような叫吼を上げた。
俗に言う『デス声』である。
そのまま毒念はサイコクラッシャーで祭壇へと突っ込んだ。

川♯`A´)「SATSUGAIせよ!! SATSUGAIせよ!!」

蒼い炎を纏った彼は、祭壇にそのまま激突して、祭壇と遺影を破壊し尽くした。

川♯`A´)ノ「そぉいッ!!!!」

/ ,' 3「……」

そして、おもむろに棺桶の蓋に手をかけて、力いっぱい強引に開く。
中には、白装束を纏った荒巻が死んだように横たわっていた。

川 `A´)「見つけたぞ!! これが『伝説の悪魔のギター』か!?」

毒念は、遺体を持ち上げた。
荒巻の首と、太腿に一本の荒縄をくくりつけた。
自分の身体にそれを通し、ギターのように荒巻を抱えた。
荒巻は死後硬直の為か、鉄の棒のように真直ぐになって動かない。


60 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:52:11.52 ID:KpHTXyIa0
あれだな、地文とのギャップが凄まじすぎて、
カオスパートのAAが荒らしにしか見えないwwwwwwwwwwww

61 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:52:15.38 ID:/1RYKguO0
川 `A´)「我輩のギターソロを括目せよ!!」

毒念は強引に荒巻の白装束をめくった。
荒巻の青白い肌と、剛毛に包まれた乳首が露わになる。
それは真白な雪原に、点々と犬のフンが降り立ったかのような形をしていた。
そして、陰毛のようにねじれ曲がった乳毛が元々黒かった乳首を更に色濃くしていた。

川`A´)「ライトハンド奏法ッ!!」
(参考:ttp://www.youtube.com/watch?v=gZ5Weo7Gqws)

毒念は器用に荒巻の乳首を両手の指で突付いた。
残像が見えるほどの速度で、黒のボタンは次々と押されていく。
それはまさに、名ギタリスト、エドワード・ヴァン・ヘイレンが乗り移ったような姿だ。

/ ,' 3「あっ……ああっ……」

その動きに連動するように、荒巻の喉からは音が漏れる。

川♯`A´)「うおおおおおおおおおおおッ!!!!」

さらに彼の両腕の動きは速くなり、やがて――

/ ,' 3「おおおおおおおん!! プテラノドオオオオオン!!」

――光速を超えた。

62 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:55:14.51 ID:/1RYKguO0
  △
(♯゚ω゚)「おおおおおッ!!!!」

『ギャアアアアアッ!!!!』

一方、文念はベースを振り回し、参列客に叩きつける。

白黒の垂れ幕に、赤の斑点が飛ぶ。
参列客は熱狂と苦痛の悲鳴を上げる。
その姿はまさに、セックス・ピストルズのシド・ヴィシャス、
さらにはニルヴァーナのカート・コバーンが乗り移ったような姿だ。
@ @
( ゚д゚ )「恨みはらさでおくべきか!! 恨みはらさでおくべきか!!」

(゚、゚;川「DEATH!! DEATH!!」

一方DJミルナは、頭に蝋燭を括り付けて、
大きく身体を揺らして、バスドラムを叩く為のツインペダルを踏む。
いや、叩いているのはバスドラムではなかった。
代わりに喪主のペニサス伊藤が横たわっていたのだ。

ツインペダルが一つ踏まれる度に、ペニサスの腹に衝撃が走る。
そしてその衝撃が、声となってビートを刻んでゆく。

63 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:57:36.46 ID:/1RYKguO0
川♯`A´)「悪魔の宴は佳境を迎えているッ!!
       生贄達よッ!! 叫べ!! 壊せ!! 乱れろッ!!」
  △
(♯゚ω゚)「おおおおおッ!!!!」
@@
( ゚д゚ )「恨みはらさでおくべきか!! 恨みはらさでおくべきか!!」

『DMC!! DMC!! DMC!! DMC!!』

ξ;゚听)ξ「ああ……ああああ……」

赤ん坊は頭を上下に激しくヘッドバンキングさせ、
腰の曲がったおじいちゃんはダイヴする。
男達は女達の身体を掴んで、腰を激しく振る。

気がつけば、全ての参拝客達は血だらけになりながらも、
口々に毒念率いるスリーピース・デスメタル・バンド『DMC』の名を叫んでいた。
皆、目は血走っており、口からは唾液を溢していた。

ツンはただただ呆然と口を開けることしか出来なかった。

そこはまさに、『セックス』『ドラック』『バイオレンス』が渦巻く、
『ロックンロール』のライヴ会場そのものであった。

後にこのライヴは『ウッドストック・フェスティバル』として語り継がれることになった。

64 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 02:58:51.11 ID:KpHTXyIa0
待ちやがれwwwwwwwwwwwwwwwwww

65 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:00:14.00 ID:1PauqF4E0
腹痛いwwwwwwwww

66 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:01:18.63 ID:/1RYKguO0
('、`*川 「毒念さま……今日は本当にありがとうございました。
      主人も……こんな幸せそうな顔をして……本当に……ううっ」

/ ,' 3「……」

('A`)「いえいえ……私は、御仏の心に沿うままに供養したまでです。
   貴方の力になれたのなら、本当に幸いでございます」
  △
( ^ω^)「おっ、おっ、よかったお」

悪魔の宴が終焉を迎えたころ、ライヴ会場は静まり返っていた。
ペニサスが毒念に感謝の言葉を投げかけていた。

ξ;゚听)ξ「……ありえない……これが仏教?
       って、何で伊藤さんが感謝してるわけ?」

その横でツンだけが、疑問を拭いきれずにいた。

('A`)「ツンさん……これが仏教の真の姿なのですよ。
    時代とともに、人間も変わるのです。
    我々は、ただその流れに身を任せたにすぎません」
  △
( ;ω;)「さすが、毒念さま……心が洗われましたお」

ξ;゚听)ξ「いや、むしろ仏教とは正反対じゃない?」

こうして、葬儀を終えた三人は、美布寺へと戻る。


67 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:01:32.20 ID:Ogy+rfhA0
書くほうも凄いわwwwwwwww

68 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:02:16.27 ID:KpHTXyIa0
何うまくしめてやがるwwwwwwww

69 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:03:27.75 ID:/1RYKguO0
夜。

寺に戻ったツンは取材を続けていた。
が、しかし……



                      コンナキモチ〜メロメロディ〜
  ≡ ('A`)スキスキス〜          ヾ('A`)ノ
 ≡ 〜( 〜) フーワフワフ〜          (  )
  ≡  ノ ノ                  < <

 ヽ('A`)ノ ユメダケド〜ユメジャナイ!!   オネガイネ〜  ('A`) ≡
  (  )                  マイメロディ〜 (〜 )〜 ≡
   > >                          ( (   ≡

             |    マイメロディ!!
             |  ('A`)ノ
            / ̄ノ( ヘヘ

毒念は、おねがいマイメロディ(第一期)のオープニングテーマに乗って踊っていた。
(参考ttp://www.youtube.com/watch?v=CUBPKX9ltyQ)

70 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:03:55.49 ID:Ogy+rfhA0
京極夏彦の『脂鬼』思い出したwwwwwwwwwwww

71 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:05:38.43 ID:/1RYKguO0
ξ;゚听)ξ「……」

その横でツンは立ち尽くしていた。

ここは本堂の裏側にある毒念の部屋だ。
が、そこは彼女の想像していた僧侶の部屋とはかけ離れていた場所であった。

床一杯には、漫画と同人誌とアイドルのCDが散乱している。
机の上には液晶ディスプレイのパソコンが置かれている。
そして棚には、美少女アニメやロボットもののフィギュアが所狭しと並べられていた。

ξ;゚听)ξ「ねえ? 一つ質問いいかしら?」

('A`)「なんだ? 俺の彼女になってくれるのか?」

ξ;゚听)ξ「違うッ!! この雑誌とかパソコンとかさ……
        どうやって買ったの? こんな貧乏寺に似合わないのに……」

('A`)「お布施だ。これが結構もらえるんだ。
    これだから坊主は辞められん」

ξ;゚听)ξ「……バチ当たりだわ。
       ってこれじゃあ、取材にならないから、ちゃんと僧侶らしいことしてよ
       ほら、読経とか座禅とか……」


72 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:07:28.88 ID:/1RYKguO0
('A`)「……分かった。この美布寺住職、毒念の名にかけて、
    除霊師の本分をご覧に入れよう」

そう言うと、毒念はすっく、と立ち上がった。

そして、数分後。
ツンと毒念は、大仏が置かれている仏間にいた。

('A`)「……では、読経を始めようと思う」

ξ;゚听)ξ「……」

彼女は変わり果てた毒念の姿に驚いていた。

三本ラインのジャージ姿ではなく、法衣を纏っていたのだ。
黒い上衣の上には、金の襷が掛けられている。
さらに、腕には数珠が巻かれているその姿は、一介の僧侶に見えた。
馬子にも衣装というのはこのことであろうか。

('A`)「さて……と」

毒念は胡座をかき、床に置かれた経文を広げた。
その中には、彼女が読めないような複雑な梵字が連なっていた。

ξ;゚听)ξ「……」

そして、彼女は無言で持参したカメラを構える。


73 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:09:44.76 ID:/1RYKguO0
     「……」
      ('A`) 
     ヘヘ ノヽ 



    「南無阿弥陀……」
      ('A`)   / ̄ ̄ ̄\
     ヘヘ ノヽ <  ブッ!  |
            \___/



('A`)「これで読経は終わりだ」

ξ♯゚听)ξ「って屁かよ!! ……うわっ! 臭いッ!!
        アンタ何食ってるのよ!?」

('A`)「今日はメガマック食ってきた。
    あれはボリュームがあって美味いな」

ξ;゚听)ξ「……僧侶って肉食べられないんじゃなかったっけ?」

('A`)「気のせいだ。野菜なんて不味くて食えない」

ξ;゚听)ξ「……つきあってられんわ。トイレ行ってくる」

('A`)「便所は本堂の先の渡し廊下を行ったところだ」


74 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:10:36.39 ID:KpVZ3ef70
sien

75 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:12:12.33 ID:/1RYKguO0
こうして、彼女は仏間から出て行った。

辺りはすっかり暗く、中天には三日月が昇っていた。
そして草木の陰では、冬の目覚めから醒めた虫たちの羽音が静かに響いている。
その静寂を覆うように、荒れ果てた寺の外装や、
敷地内で立ち並ぶ墓々が、なお一掃、不気味な様相を醸しだしていた。

そんな中で、彼女は渡し廊下を歩いていた。

ξ♯゚听)ξ「……ったく、あれじゃ単なる生臭坊主じゃない。
        取材のネタにもならないわ」

辺りの暗闇に怖じることなく、彼女は毒念に対する不満を口にしていた。

毒念という人間は、彼女の想像を(悪い意味で)遥かに越えていたばかりか、
死者を冒涜するような行為を次々と繰り返していた。
彼女は毒念に疑念を抱き始めていた。
少なくとも、高名な除霊師と呼ばれるほどの人物とは思えなかった。

ξ;゚听)ξ「あ〜あ……結局ロクな取材もできなかったし……
        このままじゃ、私クビよね……」

彼女はふう、と溜息をついたその時、
気がつけば便所がもう目の前にあった。
寺の外観とは違って、コンクリートで出来た奇麗な造りである。
そして彼女は入り口のドアに手を掛けると、思い切りそれを開いた。


76 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:15:05.37 ID:/1RYKguO0
                A          A
           /                     \
          /  ,r'"j       鬼        i^'!、  ヽ
        /   </´                `ヾ>  .:;i,
        ,l        _,._,.        _,._,.       .:.:l,
        |       < (ヅ,>      < (ヅ,>     ...:.::|
        !        ` ̄´      .   ` ̄´       ..: ::::::!
       |           ノ . : . :;i,          ... ::::::.:::|
         !          (.::.;人..;:::)      ...:.:::::.:::::::::!
        ヽ、         `´  `´    ........::..::..::.::::::::/
          \......,,,,,,,_           .....:::::::::::::::::::::::::/
         ,,.ィ'''フ''''=、r'"~ ヽ、-=- /i,, `ヽr''"`ヽ、ヽ、
       ,r'"´ ノ"    )=、.,_ゝニノ,,..ィ'"´i       ヽ、
       (       ノ  ´ ̄ `Y"´            i
         )     __,,..         レ      _,,,,、       j、、
      r''ヽ. ,.ィ'''i"        J   ,,.ィ'"~  `'ヲ''ー-、ノ、 ヽ、
     / ,,.イ')'"  人        ,,l、        ノt   ) `ヽヽ
    /   /   / `ゝ、       人       ,,イ  jt、 ヽ    i
   f ,   ノ   /、   `ー--;::-ニ"_,ゝ=---‐''"    ノ ヽ、 ヽ  t、、
   )'  f   ノ ヽ、 r  、 f"   `i´ ̄` Y  `ヽ /   ゝ-,ヲ'''   )
.   ( ,.ィ''ーr"~    ヽj  ミi      !    j'   | /       ,r"    ft
   ノ、,ノ   ヽ,     `i  、〉、.__,人,___,..イ、,i" j''       (   ,ノ j
  ( t、    l      i  ヽf     Y    ,j,.  ,/      ) ,.イ´ ノ
  fヽ ヽ、   l      l ヽ、    .|   ノ ,. /     ,.イ '"ノ   ノ
  t i   l、.  t      l  、j`ー‐‐'`ー="レ' j'     // / ,/
  ヽ、 i、   i      l  ヽ  -ニ-  ノ  l     /,,,,ノ ,ィ/
    ヽ、`i  `i、     l   `i  ■  /  ,l    /-,=、ヽv
′   ヽ ヽ、 'i,     人  ヽ■□■/   ノヽ   ノ''"Y,..ト-、
      `i、,,..=,i、   / ヽ、 □■□ /=ィ''i'i''j"  .`=(i-/、
       ヽ ,f`i-、   /   ヽ ■□■ /.`ー=''''"t.___  (,,ノ=、

77 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:17:04.34 ID:/1RYKguO0
ξ;凵G)ξ「いやああああああああああああッ!!!!」

便所の中には奇怪な妖怪がいた。
頭には二本の角が生え、肌は青い。
血が通っていない青さではない。
純粋に青色なのだ。

体躯は二メートルにも及ぶであろうか。
筋肉質ないい身体をしている。

しかも、下には何も履いていない。
一糸纏わぬ姿だ。すっぽんぽんだ。
そして、妖怪の青色のジュニアは天を突き抜くようにエレクチオンしていた。

('A`;)「どうした!?」

その声に驚いた毒念は飛び出して来た。

ξ;凵G)ξ「マッチョな……変態の妖怪があああああ!!」
 A  A
(´・ω・`)「心外だね……そこまで騒がれるとは……僕のほうがびっくりしたよ」

ξ;凵G)ξ「喋ったああああああああ!! キモいよおおおおおおおお!!」


78 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:19:47.37 ID:/1RYKguO0
('A`;)「落ち着け。コイツも変態だが、女には無害だ」

ξ;凵G)ξ「グスッ……グスッ……へっ?」
 A  A
(´・ω・`)「そうだ。僕が好きなのはガチムチ兄貴とポッチャリ系童貞君だ」

ξ;凵G)ξ「グスッ……グスッ……キモいよお……」

('A`;)「ってショボン、お前こんなところで何やってたんだ?」
 A  A
(´・ω・`)「ん? ちょっと彼とお相手していたところさ」

ショボンと呼ばれる変態な妖怪は自分の背後を指差した。
  △
(*;ω;)「僕のお尻のバージンが……お尻がいたいお……ハアハア」

そこには、自分の肛門を手で押さえながらうずくまっている文念の姿があった。
しかし、彼の表情はどこか恍惚としており、何か新たな悦びを発見したようである。

('A`;)「あちゃ〜とうとう文念まで手を出したか」
 A  A
(´・ω・`)「だって、出された膳は食べないといけないじゃないか」

79 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:21:36.00 ID:/1RYKguO0
ξ;゚听)ξ「……で、そこの変態妖怪は一体何者なの?」

ツンが何とか落ち着いた所で、一同は再び仏間へと集合した。
そして、ストレートに毒念に聞いた。

('A`)「こいつはショボン。本名は『糞味噌童子』で鬼の一種だ。
   そういえば、村人に俺が退治した『鬼』の話を聞いているだろ?」

ξ;゚听)ξ「ええ……ってまさか……」

('A`)「そうだ。こいつがその『鬼』だ」
 A  A
(´・ω・`)「ツン君……とかいったね。始めましてショボンだ、よろしく。
      『夕刊ニュー速タイムズ』は愛読しているよ。
      しかし、もっとゲイ寄りの記事を書いたほうがいい」

ξ;゚听)ξ「ありがとう……ってそんな記事書いたら売り上げ落ちるわ!!」

ショボンはにこやかに言った。全裸で。
変態ということを除けば、そんなに恐ろしい感じはしない。
本当に、彼がこの村を襲い回った『鬼』なのか、と彼女は疑問に思った。


80 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:24:50.81 ID:KpHTXyIa0
>>76
これブラクラ注意だろ…

81 :作者:2007/03/03(土) 03:25:29.92 ID:oSg1rlaiO
すまん、さるさん食らった。
お経を唱えて暫く待っててくれ。

82 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:26:54.07 ID:jjVjO8cw0
ドーマンセーマンドーマンセーマン

83 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:28:15.81 ID:KpVZ3ef70
ヤンマーニ!ヤンマーニ!ヤンマーニ!ヤーイヤ!

84 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:28:20.64 ID:Ogy+rfhA0
般若心経
ttp://up3.viploader.net/mini/src/viploader116358.mp3

85 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:29:37.27 ID:52LzjepaO
おもしれぇwwwワクテカwww

86 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:30:44.47 ID:jghiK1eGO
DMC!! DMC!!

87 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:31:53.27 ID:IKlxbaDn0
>>84
なんでこんなもん持ってんだ

88 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:33:29.90 ID:KpVZ3ef70
>>84聞いたら急に眠たくなった。
寝るわ

89 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:35:43.90 ID:Ogy+rfhA0
>>87
何だって良いじゃないか

>>88
俺も寝るかな…

90 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:41:19.42 ID:/1RYKguO0
ξ゚听)ξ「じゃあ、早速聞くけど、二人は戦ったんだよね?
      三日三晩戦って、それは壮絶なものだったと。
      その辺りの話を詳しく聞きたいわ」

('A`)「うむ。こいつは本当に恐ろしい鬼だった。
   村の男達を赤子から老人まで、年齢に関わらず掘り続けたんだ。
   おかげで男たちの肛門が裂けて、血みどろの惨劇になったんだ」
 A  A
(´・ω・`)「だって仕方ないじゃないか。
       数百年もの長い間、封印されていてムラムラしていたんだから。
       でも、村人達と穴兄弟になれてよかったと思っているよ」

ξ;゚听)ξ「……ああ、そりゃ恐ろしいわ。違う意味で。」

その話を聞いて、彼女の背筋にはぞくりとするような寒いものが走った。
無論、『鬼』の変態っぷりにだ。

ξ゚听)ξ「じゃあ、二人が戦った時のことを聞かせて頂戴」

彼女は気を取り直して、改めてその様子を聞いた。
そして、携帯レコーダーのスイッチを押して、会話を録音し始める。

('A`)「この村の全ての男を掘り終わった後、新たな穴を求めて、
    コイツはこの寺にやってきた――」

そして、毒念は、低く呟くように語り始めた。


91 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:41:47.45 ID:52LzjepaO
角はえたショボンカワイスwww

92 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:42:16.53 ID:KpHTXyIa0
スネーク!焦らすように投下するんだ!
さるさん回避だ!

93 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:43:56.89 ID:jghiK1eGO
再開ktkrwwww
最後まで寝ずにつきあうぜ

94 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:44:37.06 ID:/1RYKguO0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここから回想〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

('A`)「……」

毒念は珍しく、仏間で座していた。
そして、目を閉じて、精神集中を行っていた。

室内は蝋燭の炎が静かに灯るのみで、とても薄暗い。
それに静かだった。
時折、遠くから響く山犬の遠吠えが聞こえるだけだ。

('A`)「……ッ!?」

不意に炎が消えた。
背後の扉が開き、そこから風が吹き込んできたのだ。

('A`)「……誰だ? その気配……人間ではないな」

毒念は振り向かないまま、後ろの気配の主に語りかけた。
小さく、低い声だった。
だが、その言葉一つ一つには胆力が篭っている。

「……フッ……坊主か……喰ろうても美味ではないな……」


95 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:48:04.49 ID:/1RYKguO0
 A  A
(´・ω・`)「だが、儂は永きの封印のせいで腹が空いておっての……
      悪いがその臓腑……我が肉とさせてもらうぞ」

('A`)「……鬼……か」

そこでようやく、毒念は後ろのほうを見た。

彼の見たもの――それは『鬼』であった。
その体躯は、七尺に届かないほどだ。
その肉は、不自然に膨れ上がり、丸太のように太い。
その肌は、死人のそれよりも更に深く青い。
そして、鋭い二本の角に、長い犬歯がその禍々しさを際立たせていた。

('A`)「それほどまで喰いたいのであれば、喰らうがいい。
    だが、私は村人達のように簡単にはいかんぞ……」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ξ;゚听)ξ「……ちょっと待ってよ。
       なんでアンタ達、本当にそんなカッコいいやりとりしてたの?
       おもいっきり事実に反してると思うわ……」

('A`)「ふいんき(ryだ。
    せっかくのバトル展開なんだから、少しでもシリアスにならないと」

ξ;゚听)ξ「……もう何も言うまいわ……続けてちょうだい」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜再び回想〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

96 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:52:57.23 ID:qq3vCXo6O



97 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:53:34.92 ID:/1RYKguO0

 A  A
(´・ω・`)「フン……生臭坊主が……いっぱしの戯言を叩きおって」

鬼は、口角を上に歪ませ、不気味に笑った。
白い牙が、分厚い唇の間からぬうっ、と覗いた。

('A`)「ふっ……ならば、我が流派に代々伝わる魔除けの呪法の数々……
   受けてみるか?」

それに対し、毒念も不敵に笑みを浮かべた。
そのまま、毒念はゆっくりと立ち上がる。

 A  A
(´・ω・`)「……」

('A`)「……」

両者は無言で、対峙した。

鬼の身体からは蒼い『氣』が、もやのように浮かび上がった。
毒念の身体からは紅い『氣』が、焔のように立ち上った。
二人の氣は一瞬にして膨れ上がるように、仏間に広がっていく。

そして、紅と蒼が互いに交わった時、戦いの鐘は鳴らされた――

98 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 03:57:51.23 ID:/1RYKguO0
   __,, , , , _ 、 ,,, ... ,, _ ..,_                           _,,,,,,,,,,,,,,_
 ー=、 、ー-、`ヽ、、ヽ`!i' , ,i",r'",-'"=ミ                    ,-'゙,,,,,,,,、;~''く"'ー-、
    `ヽ`ヾ`、 ! ヽ ! l! i! !_i_/_<'"``                     ./,,i´   `ヽ;.,/~゙゙'''ー゙l
     `,ゝ、iliー'" "、,"、',  i, リ                      |/   ,i、  ゙゙'''''ーi、,/`
      !/!,li ,;;-=o=-,ッィ=。ゥィ                        ,l゙/二' `` .lヽ、   ゙l
  __  i、`!', '; `ー /;;!i、''; ,!                       / .| .',!,、  `゙''ミi、 .、゙l
ー''`ヽ`,ーi'`''"!、ヽ , `一'、 /   __                .,,,-''''゙" ゙l,.゙l`V'  ゙エエト .p"
    `il `i ! ヽ、   ̄ ̄ / iヽ、/ ,.ヽ_     ∧∧∧    ,i´     /" |   ''',!l゙ |゙"ヽ,,
     i! !`   `ーァ、-ー'  ! ノ!トi,!'",ノ-、  < V S > |,\    .|;;;; |   .,/゙''-,,.゙l   `'i、
   ,..=、i! iヽ-、 rィ',;'!ヽー-、!  `/_,i' _,.!'、    VVVV   |\;\   ゙l、;;;ヽ-''";_,―'ミ゙lヽ   ヽ
ーニー-、._ `ヽゞニ-、.;' i! ! ,  `ト_ノ`x-'" ノ           | \;;\  .\;;;;;;;;;;;〈`''7''";|i、゙l   .|
=ニヽ、 , `, /ヾ=ソ ノ !/   !、`ー`''イ、            |  ゙l、;;゙l,   `-,,、;;;;゙゙`;;; | ゙l│  |
-ー-、 `i, / / ヽ `イ_,  i -'" ̄`! !   ヽ           |   ゙l、;;;ヽ    `ー-,,,,,,,/ |;│  |
   ゝノ /-'"  `   ' !    ヽ     !           |    ゙l;;;;;;;゙l、.,,、   /  .、.,,i´,|  ,}

        G U I L E                            Z A N G I E F

99 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 04:00:34.77 ID:/1RYKguO0

ちゃらら〜♪ちゃらら〜ららら〜ら〜ら〜♪ちゃららら〜〜ら〜〜(リュウステージのテーマ)

                                  k,'⌒fァ─‐- ,
                                     z,≧メ、_  ,r  ,> 、,,_
                                    ~''く,r'゙ .| f^'.ーヘ,,,,,,,_
   r‐-┬ '."~ ̄j`i                           `'.ッ .}   メ、 Y´`ヽ,
   ゞタ弋' ーrィへト,                              トJ`'ァ'゙   >─‐,ハ
       ム1入. / }                           _`ト''゙ム-ヒ .|,  ‐ト,ノ
.      /´. 弋,j___ソ|                           ,r<~ ̄`ヾヽ/_,,∠_ f´ ̄ 「`>
     r勿、   ,r─- '、.                 ,r''"⌒'    ,ハ   ̄ ,r弋_ ,ノ,ハ
     `<北孑{    \    |.          , ィ'゙{_   メ..."~ ̄   ,L,,,,.ィ゙.   f´   Y゙
.     /   .\.    }.  `Y⌒Y´_     ,ィべ、z'" `"丁  ̄ ̄ ̄.    'i,  ',   ん、,,_
.    /.    ,>‐`弋''''ヘ,  ̄入__,ノ、  , -‐'゙   . `'ァ─.'゙           \ ,}~"/  い,_}`l
    〈   ,.ゝ'´     `7⌒ヽ´  i.  `(   ___厂 ̄              ,ィf"~"''{-‐'"~|.  |
    `"´         ` ̄´       ̄                    `└-‐┘     ̄

100 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 04:03:01.68 ID:/1RYKguO0
             ┏┓┏┳┓
           ┏┛┗┻╋┛               \  i
           ┗┓┏┓┃                ── + ─
             ┃┃┃┃ ┏┳┳┓          // | \
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                       ̄ 二─ _
                          ̄ 、  - 、
                           -、\   \
          /                  \\   \
         //                  \ヾ ヽ     ヽ
        ///                 \ ヾ、 |       i
     /__(                     |! `i        |
    <_,へ >- 、       ,.-、_         |         |
       \ノ人\    / 、 }! \        |         |
         \へ〃\/ヾ\_ノ、ノ人 ,.-、    |         |
          \|\rj\ヾ /   \_フ ,/   |! リ        |
          rm\ノ _  Y     Lノ      /    |    |
         |ヽ-r< ̄`ヾr' ̄ヽ           / /  /    /
        | └、ノ/ ̄`,-`┐ {         _/ / /  //
       レ⌒\!_  ー -{ ノ }         /  / /
             ̄`ー一 '゙        _//_ /
                       _二─ "

101 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 04:04:56.29 ID:1PauqF4E0
ガイルTueeeeeeeeeee!!!

102 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 04:05:05.40 ID:/1RYKguO0
_____
\  /
 ('A`) 「ザンギエフへ げんきですか。いま溜めてます」
       _ 
      i_iヽ
    (・ω・` )「うるさい死ね、溜めるな、ぶち殺すぞ」
_____
\  /
 ('A`) 「ごめんね。ガイルはじめて溜めたから、ごめんね」
       _ 
      i_iヽ
    (・ω・` )「うるさいくたばれ、溜めんな」
_____
\  /
 ('A`) 「ソニック撃っておきました。ガードしてね 飛び込みはしますか?」
       _ 
      i_iヽ
    (#)ω・` )「死ねくそガイル」
_____
\  /
 ('A`) 「ごめんね、サマソ痛かった? 起き上がりにソニック重ねておきます」
       _ 
      i_iヽ
    (#)ω・` )「うるさい死ね 着地と同時にすぐ座り込むな」


103 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 04:05:53.54 ID:F11FwMAO0
ゲロスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

104 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 04:06:40.78 ID:m2DsaGDU0
テラ待ちガイルwwwwww

105 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 04:06:53.98 ID:/1RYKguO0
_____
\  /
 ('A`) 「ごめんね。ガイルのニュートラルポーズしゃがみだから、ごめんね」
       _ 
      i_iヽ
    (#)ω゚` )「ウソつくな 溜めんな」
_____
\  /
 ('A`) 「ゲージが満タンになりました。飛び込んでみますか?」
       _ 
      i_iヽ
    (#)ω゚` )「だまれカリフラワー くたばれ」
_____
\  /
 ('A`) 「タイムアップです。お疲れ様でした。また相手してね」
       _ 
      i_iヽ
   (##)ω゚(#;;) 「誰がやるか、死ねくそガイル」


三日三晩、二人はストリートファイターU(初代スーファミ版)をやり続けた。
ショボンは何度負けてもザンギエフで挑むが、
ガイル使いである、毒念の溜めテクニックには叶わなかった。
結局、371戦中、352勝、0敗(うち19回はショボンの強制リセット)
の結果で毒念の勝利という結果になった。

こうして、彼等の壮絶な戦いに幕が降りた。


106 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 04:09:49.35 ID:/1RYKguO0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ξ;゚听)ξ「……ごめん、聞いた私が馬鹿だったわ」

('A`)「俺の技は20歳の時に、ゲーセンで小学生相手に極めたものだ」
 A  A
(´・ω・`)「……いや、彼のガイル捌きは並みのレベルではなかったよ。
      それはもう、凄まじいものだった」

ξ;゚听)ξ「小学生相手に大人気ない……もういい。私帰る」
  △
( ^ω^)「リュウの昇竜拳(弱)連発も強かったお!!」

('A`)「いやいや、俺のガイルのほうが強ええって」
 A  A
(´・ω・`)「いやいや、ダルシムのズームキック+ヨガファイアも強烈だよ」
     △
('A`)( ^ω^)「ねーよwww」

いそいそと帰る準備をするツンの後ろで、
彼らは、ストU談義に花を咲かせていた。

ξ;゚听)ξ「じゃあ、私帰るから」

107 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 04:10:45.64 ID:IX5dA+zEO
wktk

108 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 04:11:50.27 ID:/1RYKguO0
Σ('A`;)「チョット待てよ!! 取材は!? インタビューは!?」

それに気づいた毒念が、彼女を引き止める。

ξ゚听)ξ「だって、全くネタにならないんだもん。
      新聞の世界は非情なのよ」

(;A;)「そんな!! まだ写真を一枚も取ってないじゃん!?
    幽霊に地獄出身の鬼だっているんだよ!? 人類史上初だよ!?」

ξ;゚听)ξ「いや……確かに本物だけど、なんか私の想像と違ったのよね」

(;A;)「嫌だあああ!! 嫌だあああ!!
    お願いッ!! 一枚だけでも写真撮って!! ねっ? ねっ?」

ξ;゚听)ξ「うわ……キモッ……わかったわ。一枚だけね」

帰ろうとする彼女に、毒念はブリッジの姿勢のまま歩み寄り、
映画エクソシストの悪魔のようにしがみ付く。
もはや、住職の貫禄は彼にはない。

(キモくて)仕方なかったので彼女はカメラを取り出し、三脚にセットした。

ξ;゚听)ξ「……タイマーセット完了と。じゃあ撮るわよ」

カシャッ


109 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 04:12:54.09 ID:/1RYKguO0
                                  \ |
  ∩∩ 愉快な仲間たち in美布寺 3月○日      V∩
  (7ヌ)                               (/ /
 / /                  A  A             ||
/ /    △            _(´・ω・`)          ||
\ \( ^ω^)―--- ('A`)  ̄ ̄      ⌒ヽξ;゚听)ξ //
  \       /⌒   ⌒ ̄ヽ、    /~⌒    ⌒ /
   |      |ー、      / ̄|    //`i      /
    |     | |     / (ミ   ミ)  |    |
   |    | |     | /   ω   \ |    |
   |    |  )    /   /\   \|       ヽ
   /   ノ | /  ヽ ヽ、_/)  (\    ) ゝ  |
   |  |  | /   /|   / レ   \`ー ' |  |  /

ξ;゚听)ξ「何? この集合写真? ……もうちょっと心霊写真っぽく映りなさいよ」

こうして、彼女は帰途へと着いた。
その後、結局満足な取材が出来なかったため、彼女はクビとなってしまった。
だが、彼女はすぐに某有名出版社に転職できたので、そんなに気にしていないようだ。

一方、毒念は詐欺疑惑で警察のご厄介になった。只今裁判中。
そして、文念は、テレビ局にスカウトされ、今や売れっ子幽霊タレントとなり、
ショボンはゲイバーに就職し、ナンバーワンの地位に立ったという。

    ('A`)ドクオは除霊師のようです 「破戒僧編」
                       ☆HAPPY END☆ 〜糸冬〜

110 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 04:14:12.01 ID:bbLx4LI9O
お疲れです

111 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 04:14:32.93 ID:W6BU2506O
乙wwww

112 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 04:14:36.42 ID:/1RYKguO0
――次回予告「現世地獄編」

  _
(;゚∀゚)「瀬戸内寂聴がっ!? サイコクラッシャーで買い物にッ!?」


細木数子「あんっ!! ……中に出していいよぉ」


川 ゚ -゚)「私は……金玉ガールズのヴォーカルとして
     ……『DMC』に負けるわけにはいかない」

 A  A
(´・ω・`)「うほっ……いい男……貴方は一体……」


???「俺は、『陰陽師』阿部清明の子孫だ……ところで、
     や  ら  な  い  か」


('A`)「すげえ……テトラポットが……エレクチオンしてやがるッ!!」



           「君は霊界を見たか!!」

   次回、投下時期未定ッ!! ご期待しないでください!!

113 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 04:16:32.37 ID:jghiK1eGO
>>1
いいカオスっぷりだったぜwwwwww

114 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 04:16:55.16 ID:/1RYKguO0
あとがき

支援してくれた皆さんdクス。
霊能のジャンルはやはり奥が深くて難しい。
反省点も多々ありました。
10000レスにも及ぶ「破戒僧編」では、回収できなかった百に近い伏線が幾つも存在していて、
毒念が「涅槃」に至るまでの葛藤を描ききれなかったり、
文念と如来・菩薩・明神・護法神の関係が曖昧だったり、
ツンが「自未得度先度佗(じみとくどせんどた)」に達したその後が不明だったり、
ショボンの焦熱地獄、極寒地獄、賽の河原、阿鼻地獄、叫喚地獄での過去描写が甘かったりと、
その辺は自分の力不足だと思います。
この点を次回の「現世地獄編」で生かしていきたいと思っております。



115 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 04:17:53.78 ID:IX5dA+zEO
>>1

116 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 04:18:16.61 ID:1PauqF4E0
乙wwwwwwwwもうだめwwwwwwwww

117 : ◆KUIMWbIYTk :2007/03/03(土) 04:20:40.23 ID:/1RYKguO0
冗談はこれくらいにしておいて、本当のあとがきを。
最初は霊能力ものの幽霊・妖怪バトルを書こうとしたんですが、
このジャンルは宗教の知識が深くないと上手くかけないので、
適当に気晴らしのための仏教ロックンロール格ゲー系カオスコメディ短編にしてしまいました。

ブーン小説で新ジャンルを確立できたと思っています。
二日で書き上げました。前作以上に適当です。

あの長い前半の地の文は壮大な釣りだと認識しています。
シリアス物を期待していた人すまんかった。
「現世地獄編」とか言いましたが、続きを書くことは今の所は考えていません。
多分書くとしたら、自分の気分次第です。
なので完結扱いでも構いません。


118 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 04:20:47.36 ID:52LzjepaO
乙wwwww腹いてぇwwwww

119 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 04:22:24.12 ID:vKPJTi/qO
そんなことよりjs,jc,jkなんでもありだよー\(^o^)/ふたなりもあるよー\(^o^)/ぼくニートだよー\(^o^)/貼り師募集中だよー\(^o^)/
http://www.bannch.com/servlet/bbs/167559

120 : ◆KUIMWbIYTk :2007/03/03(土) 04:24:32.43 ID:/1RYKguO0
とりあえず、前作を投下してから早二ヶ月がたち、
さらに空気作家になりつつあります。
納得のいく作品ができなかったり、
文章力を上げるために今まで投下してなかったのですが、
それが反映されていると感じていただければ幸いです。

また気分が乗れば次はゲリラ的にシリアスな短編を投下したいと思います。
ただ、空気合作のほうも色々調整しないといけないので、断言は出来ませんが。
もしかしたら次の投下はメンクイ外伝と異世界編(他作者との共同執筆)になるかもしれません。

では、空気作家は素早く去るぜ!!
他の作品で良作がいっぱい出ているのでそちらで口直しして欲しい。
あ、敬虔な仏教徒の人がいたらごめんなさい。それでは。

>>119
それは本当でしょうか。無修正ならば今すぐの入会を検討しています!!

121 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 04:28:04.71 ID:1PauqF4E0
乙!

122 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 04:52:13.48 ID:qq3vCXo6O
アフロの人か

123 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 05:02:24.45 ID:qq3vCXo6O
保守

124 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 05:06:50.85 ID:ez9I0rH10
>>120

長い前半の地の文は突っ込みどころが満載だったが
面白かったからいいや

125 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 05:17:55.39 ID:qq3vCXo6O
ユメクイの人だったのか
メンクイといいこれといい空気作家のレベルじゃねーぞぉ

126 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 06:15:19.25 ID:le5tABnF0
ほ〜ら☆
えっちなものだよぉ〜
(携帯可)
http://www.2dimension.com/src/2d0249.htm

127 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 10:10:53.73 ID:/1RYKguO0
似たようなタイトルのブーン小説があったが作者は別だ。
除霊師で被ったな…しまった。

128 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 10:14:27.17 ID:bbLx4LI9O
忘れてた >>120乙カレー

129 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 11:47:07.17 ID:lA6fAh7H0
オカ板で見つけたが今ならなんでも霊能のお願い聞いてくれるらしいぜ
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1172637183/

130 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 11:51:41.30 ID:XzS4kgONO
>>1

>>129
巫女さんについての質問でも大丈夫かな

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