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( ^ω^)エアーがクオリティーを育てるようです

1 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 20:57:40.33 ID:J2nrT7/C0

誰も知らない 知られちゃいけない
空気合作があることを〜♪

この作品を読む前に

○Pマン放送局

URL:ttp://203.131.199.131:8000/air.m3u

各作者さん推奨のBGMが流れます
なお、BGMの使用は自己責任のもとに判断ください
※なくても、十分楽しめます

・聴き方

URLをコピー → 各PlayerのURL(itunesはストリーム)を開くにペースト → \(^o^)/♪
 

2 : レースクイーン(茨城県):2007/04/10(火) 20:58:19.07 ID:4RSf/rer0
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

3 : 一株株主(奈良県):2007/04/10(火) 20:59:29.23 ID:OcVXb6Gv0
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

4 : キンキキッズ(三重県):2007/04/10(火) 20:59:30.97 ID:EeHsjyxJ0
test

5 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 20:59:56.28 ID:J2nrT7/C0

○全農五つの誓い

一つ、野菜は残さず食べる
一つ、大根の葉っぱも食べる
一つ、野菜はちゃんと洗ってから食べる
一つ、あとは自分で考えろ

おいしい野菜は、おいしい空気で育つ
We are air! Who! Who! (我々は空気です。フー!フー!)
 
暇な人は大声で復唱してみよう!



(^o^)/ <エアーガッサク ハッジマッルヨー
 

6 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:00:06.56 ID:m+0QWMY90
ts

7 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 21:00:08.01 ID:IeEBkRBiO
キタ━━━━/(^o^)\━━━━!!!!

8 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 21:00:38.44 ID:J2nrT7/C0

──( ^ω^)ブーン系小説スレッド。

  日夜生み出されるそれは、多くの人々を魅了し感動させる。
  言うなれば、無限の可能性を秘めた並行世界。

  だが、その可能性を咲かせる事なく、datの海へ消えるスレッドは数知れず。
  それは駄スレと呼ばれ、人々の記憶には、その名称を留めるだけであった。

  仮に花開いたスレを”光”とするなら、駄スレは影…いや、”闇”と言ってもいいだろう。

  人々の記憶に残らぬ無念。理解されぬ怒り。光への妬み。
  それら負の感情を持った闇たちは、いつしか一つに集まり、形を得た。

  さらにそれは、無尽蔵に作り出される闇を取り込み続け、一つの世界を形成する。


  仮に、それは”忘却の世界”とでも、呼ぶべきか…。


  今日も人知れず、その世界は存在を続けている。
  もしかしたらそれは、気まぐれに”何か”を起こすかもしれない──

 

9 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 21:00:43.18 ID:AZRVPFCdO
立ったな

10 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 21:01:48.14 ID:J2nrT7/C0

果てしなく広がる雲の平原。
その真ん中にぽっかりと開いた大きな穴。

中にはどことも知れぬ映像が映し出されていた。
さらにそれはランダムに切り替わり、次から次へと様々な場所を映していく。


 「う〜ん、これはいかんモナー」


それを眺め、男は思わず声を漏らした。

なんということだ。こいつらには足りなくなってきている…。
とても大事なものが。それはもう、どうしようもないほどに…。


 「仕方がない、めんどいけどなんとかしてやるモナー」


気が進まないが、放っておくことはできない。
なぜなら、彼らをしっかりと管理することが、自分の職務なのだから。

男はやれやれとため息をついた。
 

11 : 農業(樺太) :2007/04/10(火) 21:02:09.98 ID:RqAknIVlO
wktk支援

12 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 21:02:23.98 ID:J2nrT7/C0

しかし、どうすればいいだろう。
なにか手っ取り早くて、いい手はないものか…。

困り果て穴のほうへ視線を戻すと、”あるもの”が目に付いた。
それは負の感情によって作り出された、
在るのか否かがよく分からない、実に不安定な世界。


 「む………、これはもしかしたら使えるかもしれないモナー」


何かを閃いたのか、男は額に手を当てぶつぶつと呟き始める。


 「ここにあいつらを連れてきて………」

 「あとは……あーして……こーして………」

 「これで………そうなって……………万事解決……」


 「うむ、我ながら完璧で隙のない、実に素晴しい計画モナー! 早速実行に移すモナー!」


そして彼はその場から姿を消した。
 

13 : レースクイーン(茨城県):2007/04/10(火) 21:02:46.63 ID:4RSf/rer0
ちょwwwwwwwwwwBGMwwwwwwww

14 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 21:02:57.77 ID:J2nrT7/C0





       〜 ( ^ω^)エアーがクオリティーを育てるようです 〜



 

15 : 一株株主(奈良県):2007/04/10(火) 21:03:42.16 ID:OcVXb6Gv0
wktk

16 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 21:03:50.33 ID:/xaYfxtUO
ktkr!wktkwktk

17 : 留学生(樺太):2007/04/10(火) 21:04:17.74 ID:k7zfu7fNO
支援

18 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:05:34.37 ID:m+0QWMY90
読んでねーよボケ という人の為の、優しい作品紹介

主人公という大役を任された兄者は、脚本のつまらなさに激怒。
自らの演技にも身が入らない日々、共演者のしぃさん(幼女役)にも
つい暴力を振るってしまった。一時は書類送検されるも事務所の力でうやむやに。
しかし、これを機に反省した兄者は生まれ変わる。
芝居の基礎を一から学び直し、他の役者さんの演技を見て勉強した。
まぁそれは三十分くらいで、後は専らパチンコと酒。
共演者のショボンさん(警官役)を自宅マンションに連れ込んでいる所を目撃されたり、
覚せい剤を所持している事が発覚したり、何かと不祥事が続いたが、
2006年の十月頃にめでたく本作品は完結した。かなり投げやり臭かった。
↑と言うのが裏話
↓本編のあらすじ
なんか全身真っ黒な兄者が変態共と一緒にワイワイやる話です。

主な登場人物
( ´_ゝ`)兄者……黒ずくめの男。黒の組織からのスカウトはまだされていない。
          最終回では指名手配になったが、その後も普通に生活している。

(´<_` )弟者……イケメンな設定だったが、何時の間にか変態の仲間入りに。
          ホストとかやったり、バイクで暴走したりしたよ。

('A`)ドクオ……脇役の分際で主役より早く絵を描いて貰ったりした幸せ者。最終回で死亡?
       不審者協会の会長で虹色のマントと黄色いブリーフしか身に着けていない。

(´・ω・`)ショボン……微妙に平和を愛する警察官。不審者は許せないタチだが、
           悪を働かない兄者に対してはまぁ友好的。職務質問はするけど。

('、`*川 伊藤さん……今をときめくコンビニ店員。一時は兄者とフラグが立ったが
          ドクオによる愛犬獣姦で脆くも崩れ去った。基本は普通の人。

19 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:07:26.72 ID:m+0QWMY90
下は黒靴、上は黒帽子。身体は子供、頭脳は大人みたいなもんだ。
でもって全身黒ずくめな俺の名は兄者。
色々あって指名手配されているナイスガイです。
脳内で自己紹介と言うのもよく考えたらキモいが、今回は一人称という形式を取っているので仕方が無い。視点は俺だ。文句を言うな。

( ´_ゝ`)「うぅ……寒い……」

不審者狩りの騒動から四ヶ月の月日が経った。
季節はウィンター、今は夕方。おでんが美味い時間帯だ。
北風の吹く並木道を抜け、24時間光り輝く箱の前に立ち止まる。

って言うか俺気持ち悪っ。
何故自分の行動を脳内で実況しながら生きてるんだ。
下手糞な比喩まで交えやがって。何だよ24時間光り輝く箱って。
直接コンビニって言えば良いじゃない、誰かが聞いてる訳じゃないんだから見栄を張るな。

そんなこんなで自動ドアが開く。
時間と機械は待ってくれない、人間はいつも置いてきぼりだ。

(´<_` )「死ねいらっしゃいませ!!」

レジにはたった一人の血を分けた兄弟、弟者の姿があった。
ホストに懲りて、今はコンビニ店員だ。
時給は多少低くても、一からやり直すには最適な仕事だと本人は言う。

元気な挨拶は良いが、死ねって聞こえたような気がする。
「shine」
なるほど、輝けという事か。
こうやって互いを励ましあっている、俺達の仲が裂ける事は絶対に無いのだ。

20 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 21:08:48.04 ID:ewFgLyPQ0
不審者ktkr

21 : レースクイーン(茨城県):2007/04/10(火) 21:09:00.60 ID:4RSf/rer0
wktk

22 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 21:09:33.55 ID:/xaYfxtUO
不審者wktk

23 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:09:41.58 ID:m+0QWMY90
( ´_ゝ`)「おでんくれ、こんぶとこんぶと……それとこんぶな」

(´<_` )「ヘイヘイ……飽きないね、まぁ脳味噌が単純なんだろうな」

いや、駄目だろこの店員は。
神であるお客様に対して、こんな態度は大問題だ。
こんぶを器に持っていく作業も、手際は良いがボチャボチャとやる気の無い音を立てる。

(´<_` )「ハイ、おまんとさん」

ぬわーーーーーーー!!!
おでんの汁に親指と小指入ってるじゃねーか!!
最低だろ、オーナーでもチーフでも総書記でも誰でもいいから呼んでこい。こいつ殺せ。
まずどんな持ち方してんだ。その二つの指が混浴するのはおかしいだろ。常識的に考えて。

(#´_ゝ`)「『俺達の仲が裂ける事は絶対に無いのだ。』とか思ってた俺が馬鹿だった!
      他作品の俺達を見ろ! 絶妙なコンビネーションを展開してるというのに!」

(´<_` )「そんなもんですかねぇ、1340ウォンになりまーす」

(#´_ゝ`)「テメェ……一応俺は客だぞ!まともな接客の一つもできねぇのか!!」

(´<_` )「指名手配犯が偉そうに吠えるな。俺はマニュアル通りに、
      仕事をこなしている。客層で『12歳以下』みたいな扱いにしてやるぞ。
      ニートは黙ってK-1ダイナマイトでも読んでろ!!」
  スイートハニー
俺の愛読書を見下したように言いやがって。
いくら温厚な俺と言えど、流石にハラワタが煮えくり返って、いいダシが取れそうだ。
丁度店内に他の客はいないし、ぶん殴ってやろうか。

24 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:11:11.42 ID:m+0QWMY90
喧嘩腰になっていると、後方からガラガラと扉が開く音。あれ?手動?

('、`*川「あ、どうも……」

(´<_` )「あぁ伊藤さん、そういやもう交代っすね」

この時間帯からは彼女のシフトらしい。今知った。
挨拶を済ませ、そそくさとバックスペースに入っていったので良く確認出来なかったが、
コートの下にかつての愛犬▼・ェ・▼がプリントされているトレーナーを着ていた。ねーよ。

( ´_ゝ`)(まだあの犬の事を……)

フラッシュバックするあの朝の映像。
それは犬を相手に、不純性行為に勤しむ男の背中。

('A`;)『ハァハァ……犬たんっ!犬たんっ!』

▼;ェ;▼『キャウーン!キャウーン!』

ああ、記憶にモザイクがかけられたら、どんなに良いだろうか。
今も鮮明に甦る悪夢。画質は最高、そこらのデジカメには負けない自信がある。
うっかり油断して昼寝してしまうと、たちまちロードショーが始まってしまうのだ。
それほど刺激的な光景であった。18歳未満の方は閲覧できません。


25 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 21:11:13.83 ID:/xaYfxtUO
昆布ネタ懐かしいwww

26 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 21:12:19.22 ID:ewFgLyPQ0
いろいろと蘇ってくるなwww

27 : 一株株主(奈良県):2007/04/10(火) 21:12:45.82 ID:OcVXb6Gv0
ビーグル・・・


28 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:12:48.15 ID:m+0QWMY90
しかしあのレインボーマントイエローブリーフは銃殺されたのだ。
脱獄に脱獄を重ねた男だろうと、あっちの世界から現世に戻ってくる事は無い。
ちなみにジャイアントドクオフシンシャゼロ →【'A`】も粗大ゴミの日に出したので、
正真正銘あのガイキチも、その分身も、この世から抹消された訳だ。

さて、これ以上この場に居座り続けるのも野暮ってもんだ。
弟者もキリのいい所まで仕事をするつもりらしい。
俺はおでんの器を持って、シャイニングボックス24を後にした。












(#´・ω・`)「オラッ、こっちこい不審者め!!」

/( ´_ゝ`)\「ハイ、このパターンでーす」


( ^ω^)エアーがクオリティを育てたようです

『( ´_ゝ`)兄者は果てしなく不審者のようです 外伝前編』
    〜弟者とボクと時々、いや極稀に兄者〜


29 : レースクイーン(茨城県):2007/04/10(火) 21:13:54.87 ID:4RSf/rer0
支援

30 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 21:14:18.79 ID:/xaYfxtUO
あんなデかいのが粗大ゴミwwwww

31 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:14:59.72 ID:m+0QWMY90
(;´_ゝ`)「毎度の事だけどさぁ……いちいち取り調べすんのやめてよ
      しかも何で俺自らがカツ丼作らなきゃならないんだ……」

     この放送は明るいニートをつくるVIPと

(#´・ω・`)「ああもう、そこのカツもっと衣をつけろよ!料理の一つも出来んのか!!」

     合作(エアー)

( ´_ゝ`)「余計なお世話だ。ビニコンさえあれば料理なんてこれっぽっちも
      する必要ねーんだからwwwwwwwwwww」

     まとめサイトの方々

(#´・ω・`)「基本的生活習慣ってのがなってねぇんだよ……
       最近の若者はセクロスのやり方しか知らねぇから困る」

     その他、色んな人と西のスナイパー、ガンマの提供でお送りします。

( ´_ゝ`)「やり方は知ってるが、如何せん、実践が無いんだ。
      つーか提供やってんだから、俺ら喋るのよろしくなくね?」

(´・ω・`)「……ときに兄者、今日君を職務質問したのは他でもない。
     君の自宅から歩いて十分……いや三十分、ん〜一時間くらいかな、
     その辺りにトンネルがあるだろう?」

( ´_ゝ`)「一時間あれば大抵の場所には行けるぞ。
      トンネルとか言われてもピンとこねーよ、ポリ公マン」

(´・ω・`)「しらばっくれるなよ。そこで昨夜、殺人事件が起きたんだ」

32 : フート(樺太):2007/04/10(火) 21:15:06.82 ID:ndhhCXPMO
主演:オダギリジョー

33 : 留学生(樺太):2007/04/10(火) 21:15:12.62 ID:k7zfu7fNO
ボクって誰だwww

34 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 21:15:51.40 ID:ewFgLyPQ0
ぶっ飛んでるwwwww

35 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:16:09.44 ID:m+0QWMY90
『殺人事件』
聞き慣れてしまった現代人が怖い。
しかしそれと俺に何の関係があると言うのか。
「怪しい」「きもい」「黒い」はもう聞き飽きたが、「人殺し」と言われたら、
いい人で有名な俺も奮起するぞコラ。

(´・ω・`)「君に容疑が懸けられている。今、君は罪に罪を重ねているんだよ?」

(;´_ゝ`)「んなバカな!!何処にそんな証拠があるってんだ!!」

あるはずがない。今回は潔白だ。寧ろ今回も潔白だ。
めでたい外伝なのに、俺が殺人犯になって再登場!とか酷すぎるだろう。
俺の手は汚れちゃいない。生命線は途切れてるけど。

(´・ω・`)「そのトンネル、一週間前にも同じ殺人事件が起きてるんだ」

そういうのは劇場版コナンでやってくれ。

(´・ω・`)「奇妙なんだ。昨日の被害者も一週間前の被害者も、両足が切断されている。
     死亡推定時刻はどちらも深夜、午前二時なんだよ」

( ´_ゝ`)「ふーん、午前二時トンネルに望遠鏡を担いでったわけか」

(´・ω・`)「いや全然違う……トンネルじゃ駄目だろう……
     とにかくこの事件は「ゴング」を越えた恐怖だよ。
     ガンファイターの嘘紹介を逆手に取った凶悪殺人事件さ」

(;´_ゝ`)「だから何で俺が容疑者なんだよ!!」

36 : レースクイーン(茨城県):2007/04/10(火) 21:16:20.47 ID:4RSf/rer0
この作者間違いなくパワーアップしている
wktk

37 : フート(樺太):2007/04/10(火) 21:16:40.22 ID:ndhhCXPMO
ビーダマン懐かしい

38 : 大道芸人(栃木県):2007/04/10(火) 21:16:59.79 ID:C6xKx1z/0
wktk

39 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 21:17:05.26 ID:ewFgLyPQ0
ガンファイターの嘘紹介wwwwwww

40 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 21:17:42.67 ID:AZRVPFCdO
支援

41 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:17:54.31 ID:m+0QWMY90
(´・ω・`)「往生際が悪い……そこまで言うなら証拠の写真を見せてやるよ!!」

しまじろうの顔が描かれたウエストポーチから、一枚の写真が取り出される。
一週間前の事件のものらしい。

それを見て俺は絶句した。



まず、脚を切断された死体。
目を背けたくなるほどの出血だ。
暗くて顔はよく見えないが、セーラー服を着ている事から女子高生で決まりだろう。
可哀想に……いやもっと可哀想な人がいた。

俺だ。

死体の足元、いや、足はもう無いのだから臀部の近くだ。
小さく白い文字で『兄者参上!』と書いてある。
いじめだろコレ。俺が何したってんだ。

もっと信じられないのは写真中央に映っている人物。
俺の目の前にいる警官とどうやら同一人物。
右手でスリーピースを作っている。
そして左手には白いチョークが。

( ´_ゝ`)「ねぇ何これ」

(#´・ω・`)「ようやく自首する気になったか!!」

(#´_ゝ`)「ようやくお前を訴える気になったよ!!」

42 : 一株株主(奈良県):2007/04/10(火) 21:18:05.40 ID:OcVXb6Gv0
ガンwwww

43 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 21:18:15.78 ID:J2nrT7/C0
支援

44 : 留学生(樺太):2007/04/10(火) 21:18:21.50 ID:k7zfu7fNO
天体観測www

45 : レースクイーン(茨城県):2007/04/10(火) 21:18:51.35 ID:4RSf/rer0
捏造wwwwwww

46 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 21:19:22.51 ID:ewFgLyPQ0
ショボン何やってんだwwwwwwww

47 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:19:25.63 ID:m+0QWMY90
(´・ω・`)「僕が命がけで入手したこの写真……上に通したら、
     すぐに君が容疑者として浮かび上がった。なんせこれだけ堂々と、
     自分の名前を残すとは……大胆不敵で格好良いけど、愚策だよ兄者」

(;´_ゝ`)「お前以上にキャリアの方々が許せないぞ!!
      ド真中でお前ピースしてるじゃん!兄者参上も自分で書いたんだろう!?」

(´・ω・`)「自分の容疑を晴らしたかったら、真犯人を捕まえてみるんだな兄者!!」

読めた。それが本題か。
俺が容疑者というのも真っ赤な嘘。全てはこの孔明もとい公務員が仕組んだ罠だ。
俺に真犯人を捕まえさせ、(最悪相打ちでおk)手柄を横取りする気じゃないか。
危険な事は他人に押し付け、美味しい蜜は自分だけ啜ろうって魂胆が丸見えだ。
もしかしたら今まで指名手配の俺を捕まえなかったのは、単に親しいからではなく、
こういう事態に備えて、あえて放置したのでは?
もし断れば、躊躇も無く、この男は俺の手に輪を掛けるのではないだろうか。

そう考えたらショボンという男が恐ろしい者に見えてきた。
デビルだ。いや、デーモンの召喚だ。サターンだ、セガサターンだ。

(´・ω・`)「これで君が活躍すれば、不審者狩りの一件はチャラになるかもね。
     そもそも本部のちんぽっぽさんが街を破壊した主犯みたいなもんだったし、
     世間はそれほど君の事を危険視していないよ。つーかシカトしてる」

( ´_ゝ`)「それは聞き捨てならん……公務員をギャフンと言わせてやるぜ」

不審者だってやれば出来るという事を世に知らしめてやりたい。
そうすれば街を歩いていても、変な目で見られずに済む。寧ろヒーロー扱いだろう。
将来の夢が不審者になる子供達だって増加するはずだ。日本始まったな。
ゆくゆくは俺の歌手デビュー、おふくろさん改め、ふしんしゃさんが光を浴びる。

48 : 一株株主(奈良県):2007/04/10(火) 21:19:44.21 ID:OcVXb6Gv0
しまじろうで雪見大福吹いたwwwww

49 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:21:24.33 ID:m+0QWMY90
川 ゚ -゚)「お帰り、遅かったな。バケツにカレーがあるから食え」

家出という伏線を放置されたままの女、クーは紫色のエプロンを着て待っていた。
今は亡き、不審者協会の会長ドクオを崇拝しており、
めちゃくちゃブレてる写真が飾られた仏壇にはカレーがぶっかけられている。

( ´_ゝ`)「仏壇にカレーをかけるな!インド人もビックリするわ!!」

それ以前に床は畳なんだから染みがつくだろうが。
こういう常識というものが欠如しているのだよ、今の若者は。
そもそも死者に対してカレーはねーよ。

川 ゚ -゚)「しかし……会長が死んでから、もう半年は経つな。
     天国で通報されてないだろうか、そればかりが不安で仕方が無い」

( ´_ゝ`)「天国には行けないだろう……あの男は」

ここ最近、そんな会話ばかりしているが、会長の遺体は未だ発見されていない。
我々は実際に銃殺される瞬間を見ているのだから、殺された事は事実である。
だが、すぐに巨大ロボによる戦闘が始まって、会長死亡どころでは無かった。
よって誰が会長の亡骸を回収したのか、それだけが謎であった。


とりあえず俺はバケツに隆々と盛られているカレーを食べ始めた。





(;´_ゝ`)「グフッ……ポケモンカレーかよ……」

50 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:23:00.85 ID:m+0QWMY90
午前一時半・イワヤマトンネル

辺りは真っ暗、闇の空間だ。
蛍光灯の一つでも設置してくれれば……いや、今の時代はLEDだ。
しかしこのトンネルの暗さは異常。そりゃ事件も起きますよ。

(´・ω・`)「遅かったな兄者、ウォーリーに赤丸書いて図書館の人に怒られてたのか?」

(;´_ゝ`)「そんな非道な事するか。暫く腹痛で動けなかったんだよ。カレーの所為で。
      てか、今夜犯人が訪れるっていう確かな証拠はあるのか?」

(´・ω・`)「無いよ。それより聞いてくれ、第一の事件の被害者は女子高生、
     第二の事件では女子中学生がやられている。この事から推理すると、
     次の標的は恐らく――――――――女子小学生だ!!」

(;´_ゝ`)「今無いって……アレ?聞き間違いかな……
      もしかして犯人が現れる日まで、毎晩こうして待機するんじゃ……」

(´・ω・`)「その通り!」

( ´_ゝ`)「20番で」

(´・ω・`)「黒の兄者さん、20番に飛び込んだっ!(ポンポンポーン)
     あ〜これで一面真っ黒に染まりましたね〜、未来を暗示しているかのよう!
     優勝者の兄者さん、感想を一言」

( ´_ゝ`)「帰っていいすか?」


51 : 銀行勤務(アラバマ州):2007/04/10(火) 21:23:26.27 ID:N1S6jk9q0
テスと支援

52 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 21:23:49.64 ID:ewFgLyPQ0
イワヤマトンネルwwwwww

53 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 21:23:58.47 ID:AZRVPFCdO
支援

54 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 21:24:32.18 ID:/xaYfxtUO
アタック25www

55 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 21:26:29.54 ID:AZRVPFCdO
支援

56 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:26:40.20 ID:m+0QWMY90
同時刻・ラブホテル「むじんはつでんしょ」

(´<_` )「いや、本当何もしないから。マジで」

('、`*川(こんな場所に連れてきて、何もしないなんてありえない……
     弟者君がいい人なのは知ってるけど……やっぱりこういうのは良くない……)

(´<_` )「何にもしないって本当!ここ料金タダだしね!
      いやマジ信じてよ伊藤さん、俺の眼を見てくれ!
      俺が無理矢理女性を襲うような男に見えるか!?
      己の欲求のために、他人を傷つけるような人間に思えるかい!?」

('、`*川「思います、見えます」

(´<_`;)「…………」

('、`*川「家で一人、妹が私の帰りを待ってるんです。それじゃ」

(´<_`;)(帰っちゃった……やはり俺の口説きテクニックが衰えたのか)

( ^ω^)「ちなみに説明しよう!
      このラブホテル「むじんはつでんしょ」は弟者の言った通り、
      無料の施設だお。セクロス最中にベッドがギシギシするのを、
      エネルギーとして電気を生み出す素晴らしい発電所だお!!
      実際にこんなホテル出来るといいNE!」

('、`*川(もぅ……何やってんだろあたし。しぃはもう寝てるよね……
     用意しといた夕飯食べたかな。もうすぐ家に着くからね……今日はごめんね)

57 : レースクイーン(茨城県):2007/04/10(火) 21:27:11.81 ID:4RSf/rer0
絶好調だなwww

58 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 21:28:19.97 ID:/xaYfxtUO
ポケモンwww

59 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:28:40.00 ID:m+0QWMY90
一方こちらは伊藤さん宅。
幼いしぃちゃんがうとうとしながら待ってるよ。
よっぽどお姉ちゃんが好きなんだね。もうすぐ帰ってくるからね。

                    語り部 モナー先生 (´∀` )

(*゚ー゚)「ムニャ……お姉ちゃん遅いなぁ……」

ガチャガチャ……ピンポーン

(*゚ー゚)「お姉ちゃん!」

凄い勢いで跳ね上がり、一目散に玄関へ走り出したよ。
嬉しさの余り、何で姉が鍵を持っていないんだ?という疑問は浮かばなかったようだね。

                   語り部 モナー先生  (´Д`*)ハァハァ

(    )「おじちゃんと一緒に来てくれお……」

(*゚ー゚)「お姉ちゃんじゃ……ない!?」

ハンカチで口を塞がれると、そのまましぃちゃんは気を失ってしまったよ。
その薄れ行く意識の中で彼女は思ったんだ。
「本当に全身黒タイツの人間っていたんだ……」と。
男はそのまましぃちゃんをビニール袋に入れ、逃走したよ。
犯人は誰だろう、絶対に許せない!!

衝撃の逃走シーン→ ⊂二二二(    )二⊃ブーン

                    語り部 モナー先生 (´∀`) (´∀`) (´∀`)

60 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 21:29:22.00 ID:AZRVPFCdO
支援

61 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:29:49.35 ID:m+0QWMY90
( ´_ゝ`)「二時になったが……何も起きないな」

起きない事に越した事は無いが、睡眠時間を削ってまで待機しているのだから、
少し悔しいような気持ちもある。いや、勿論誰も殺されなくて済むのが一番なんですよ?

(´・ω・`)「おっ、これは?」

懐中電灯を振り回し遊ぶ、駄目警官が何か見つけたようだ。
側まで寄ってみると、何やら雑誌らしい。

(´・ω・`)「小学生のスク水姿やブルマ姿を隠し撮りした、ロリロリ倶楽部三月号だ……
     僕は全く興味無いが、兄者はこういうの好きだろう?よかったらやるよ」

( ´_ゝ`)「悪いね、俺はもうそういうの卒業したんだ」

偽りの無い本心。
以前の俺なら、真っ先に飛びついて、舐めるようにして見た事だろう。
しかし今は違う。そんな色気の欠片も無い子供を眺めて、
しこしこ頑張るのは馬鹿馬鹿しいと気付いたのだ。そう、あの時から――――

(;´・ω・`)「なっ……しょ、正気か兄者!?ロリが嫌いな不審者なんて認めないぞ。
      じゃあ何故、毎日のように小学生の通学路をウロウロしてるんだ!!」

( ´_ゝ`)「ありゃもう慣性に従って歩いてるだけだからな。
      食事睡眠と同じ、生活の一部になっちまった訳ですよ」

(;´・ω・`)「信じられない。作者が高校時代、英検三級に二回も落ちた事以上に信じられん」

本当に混乱している様子を見ると、俺のイメージって一体……っていう気分になる。

62 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 21:30:00.09 ID:/xaYfxtUO
そこでモナーwww

63 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 21:30:01.33 ID:ewFgLyPQ0
ちょwwww

64 : フート(樺太):2007/04/10(火) 21:30:36.96 ID:ndhhCXPMO
全身真っ黒じゃわからないな

65 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:31:25.71 ID:m+0QWMY90
(´・ω・`)「いや待て、その雑誌よく見ると血が付いてるぞ!」

懐中電灯を当てる。
渇いて黒ずんでいるものの、それは確かに血液だと認識出来た。

( ´_ゝ`)「なんてこった……その持ち主は毎日毎日、血が出るまで抜いていたのか」

(´・ω・`)「ペロ……これは女子中学生の血!
     第二の殺人の被害者も中学生、それを考えると……
     犯人は被害者を殺し快楽に浸りながら、小学生を次の的に定めたという事だ」

なんという推理。間違いなくミステリーを馬鹿にしている。
しかし締め切りが近い事から、もうこの線で決定だろう。
だから一ヶ月前から書き始めていろと、言い聞かせていたではないか。

更にページを捲っていくと、俺達はとんでもない結論に辿り着く。

(´・ω・`)「この『突然の突風による奇跡のパンチラ!』のコーナー……
     左下の写真、兄者の家の近くじゃん。投稿者はお前か!?」

( ´_ゝ`)「悪い冗談はよせ、……ん?いやまさか……しかしこれは……!?」

その写真に載っていた人物。
考えたくは無かったが、自分がかつて恋をした小学生に酷似している。
顔にはモザイクが掛かっているが、必殺『兄者アイ』(眼を細くして見る)
により、しっかりと表情が判別出来た。

(*゚ー゚)

(;´_ゝ`)「あああああ――――ッ!!」

66 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 21:32:04.41 ID:J2nrT7/C0
支援

67 : 就職氷河期世代(長野県):2007/04/10(火) 21:32:11.00 ID:nqChpk7J0
相変わらずクオリティ高須クリニックwww

68 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 21:32:27.19 ID:AZRVPFCdO
支援

69 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 21:32:53.88 ID:ewFgLyPQ0
>だから一ヶ月前から書き始めていろと、言い聞かせていたではないか。

作者wwwwwww

70 : 留学生(樺太):2007/04/10(火) 21:33:13.46 ID:k7zfu7fNO
俺もこんど兄者アイ使お

71 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 21:33:21.54 ID:/xaYfxtUO
(眼を細くして見る)
あるあるwww

72 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:33:28.54 ID:m+0QWMY90
(;´・ω・`)「……いやぁ驚く咆哮だったね、まだ頭がガンガンするよ。
       それで、どこまで話をしたかな」

( ´_ゝ`)「盗撮の定義についてだ」

(´・ω・`)「してねーよ」

見ると、そのいたいけな少女を囲むように、血で輪を描いている。
考えたくはないが、近所だと知って次のターゲットをこの娘に定めたという事か。
だとしたら大変な事態だ。一時は友達以上の関係になった女が、
凶悪犯の手によってズンドコベロンチョされてしまうかもしれない。

(´・ω・`)「つまり無理矢理まとめると、
     一つ、犯人の次に狙っている獲物は、順序からして小学生。
     二つ、放置されていた雑誌を見て、あのしぃちゃんに目を付けた可能性がある。
     三つ、穴だらけの推測だけど、展開的にこうじゃないと困る。
     四つ、これ以上伸ばすとgdgdになるし、犯人は今日現れる!!」

なんてこった。
この男の頭脳はバーローや金田一の比ではなかった。
マジカル頭脳パワーの功績なのか。

そんな思いを巡らせていると、奥の方から僅かに声がした。
野太い男の声で間違いはない。現場に緊張が走る。

あの娘に何か起こるのだけは避けたいのだ。
そうじゃなくても自分が一度傷つけた。
周りは変態だらけ、そんな環境でも笑顔を絶やさなかった泥中の蓮。

こっちの世界で繰り広げられる戯曲に沿って踊るのは、変態だけでいいのだ。

73 : 女工(アラバマ州):2007/04/10(火) 21:35:07.00 ID:+cxKBiro0
なんという御都合展開

74 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 21:35:43.09 ID:/xaYfxtUO
ズンドコベロンチョに吹いたwww

75 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 21:35:54.47 ID:AZRVPFCdO
支援

76 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:36:02.95 ID:m+0QWMY90
イワヤマトンネル・奥の方にて

( ^ω^)「おいすー、今日も約束の娘を浚ってきたお」

(    )「ご苦労……いつも済まないね。しかし警察も動いてきている。
      この遊びも今日で最後になるかもね……」

( ^ω^)「じゃあ僕の仕事はここまでかお。
       では約束通り、月宮あゆ1/1スケールを……」

(    )「おらよ http://www.kajisoku.org/img03/img508_k89.jpg


77 : フート(樺太):2007/04/10(火) 21:36:48.71 ID:ndhhCXPMO
ぎゃあああああああ

78 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 21:36:57.12 ID:ewFgLyPQ0
ねーよwwwwwwwwwwwwww

79 : 就職氷河期世代(長野県):2007/04/10(火) 21:37:00.97 ID:nqChpk7J0
>>76
これはねーよwwwwww

80 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 21:37:04.61 ID:/xaYfxtUO
ちょwwwwww

81 : 一株株主(奈良県):2007/04/10(火) 21:37:19.98 ID:OcVXb6Gv0
これはねーよwwwww

82 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:37:28.93 ID:m+0QWMY90
( ゚ω゚)「ぐああああああああああ!!!!」

(    )「もうお前……用無しなんだよ。これが何だか見えるかい?」

( ゚ω゚)「ナ、ナイフかお!?冗談もいい加減にするお!!
      僕はお前の事なんてこれっぽっちも喋らないから……見逃してくれお!!」

(    )「地獄で会おう」

( ゚ω゚)「やm(*゚ー゚)「やめてえええええええ!!」

(    )「起きたかお嬢ちゃん。今からその男を殺し、次に君を壊す。
      焦らなくてもイインダヨー」

( ´_ゝ`)「グリーンダヨ!」

男が反応する前に俺はナイフを奪い取った。
殺すつもりは無いが、許すつもりだって毛頭ない。
ナイフを黒ウエストポーチに仕舞い込み、渾身の蹴りを腹部に当ててやった。

(´・ω・`)「兄者、ナイスだ!そのままひっ捕らえろ!」

それはアンタの仕事だろう。
と、言ってる場合でもないので、俺はすぐさま相手を押さえ込む。
両手もしっかり掴んだ。もう抵抗は出来まい。

(*゚ー゚)「兄者……さん?」

( ´_ゝ`)「………………!!」

83 : 留学生(樺太):2007/04/10(火) 21:37:49.86 ID:k7zfu7fNO
怖っwwww

84 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 21:39:02.73 ID:J2nrT7/C0
支援

85 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:39:03.08 ID:m+0QWMY90
(    )「ぐぐ……何故私が犯人だと分かった……」

( ´_ゝ`)「第一の殺人、被害者は女子高生。犯した後に脚を切断した。
      俺は最初、単なる狂った性癖で脚を切り落としたかと思った。
      しかし、それは違う。犯人……つまりお前には別の目的があったんだろう」

(´・ω・`)「本来の目的は女性の身体じゃない。鍵なのは脚さ、
     不審者本編を見直せばすぐ分かる……キーワードに当てはまる人間が」

不審者を最初から読んだ人はもうお分かりであろう。
この犯人の正体が。

( ´_ゝ`)「脚と言えば、アンタしか思いつかないんだよ……」

下に押さえつけている、その男の顔に電灯を当てた。
悪に歪んだその表情が露になった瞬間である。

( ´_ゝ`)「犯人はお前だ!!」

(*゚ー゚)「う、嘘でしょ!!?……なんで……なんで……」


86 : 会社員(東京都):2007/04/10(火) 21:40:15.35 ID:qLKES+7z0
支援

87 : お猿さん(樺太):2007/04/10(火) 21:41:00.46 ID:imQf/jrEO
OCN死ね携帯から支援

88 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:41:02.26 ID:m+0QWMY90
(*゚ー゚)「モナー先生!!!」

(;´∀`)「ぐぐ……ばれたかモナ。まさか脚から私に繋げるとは……」

被害者の脚が切断されている。人気の無いトンネルでの犯行。
これらの事から、俺は一つの仮説を立てた。
今まで俺は、美少女の脚を狙った異常な性癖の持ち主が犯人だと思っていたが、
逆に考えるんだ。その脚が邪魔でしょうがないと考えるんだ。
つまり、犯人が本当に愛していたのは上半身の方だったのさ。……と考えたけど、
それは余りに無理矢理過ぎるので却下。

そこで過去を振り返り、これまでの凶悪犯罪と照らし合わせてみた。
会長による『獣姦事件』。
ジョルジュ長岡による『スクールジャック事件』。
ちんぽっぽによる『不審者狩り&都市破壊事件』。

思えばスクールジャックの時、獲物にされたクラスの担任だった男がいた。
そいつは元・アメフト選手と地の文が言っていた。
アメフトといえば大事なのは脚だ。
ググったらモナーは現役の頃、最強の走者と称えられていたらしい。

( ´_ゝ`)「そう!アンタは自分の鍛え上げた脚に自信があった!
      だから自分以上の美脚を持つ女、またはそうなる素質を持った少女を、
      始末したという事だ!!」

(´・ω・`)「まぁそんな推理をベラベラ喋らなくても、刃物を人にちらつかせている時点で
     立派な犯罪だけどね。モナー先生、言い逃れは出来ますか?」


( ´∀`)「……すいまセーン……ボク嘘ついてマーシター……」

89 : お猿さん(樺太):2007/04/10(火) 21:41:52.95 ID:imQf/jrEO
OCN死ね携帯から支援

90 : 留学生(石川県):2007/04/10(火) 21:42:02.33 ID:shj05MrR0
テラカオスwwww

91 : 就職氷河期世代(長野県):2007/04/10(火) 21:42:01.63 ID:nqChpk7J0
わかるわけねーよwwwww

92 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 21:42:08.66 ID:/xaYfxtUO
分かるかwwwwww

93 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:42:25.86 ID:m+0QWMY90
( ´∀`)「小学生とか……ヘドが出るほど嫌いデース。
     ボクのストライクゾーンによると2歳から5歳までしか興奮しまセーン」

( ´∀`)「スーツ……こんなスカスカした洋服いりまセーン……
     福島では、教育現場はジャージに短パンって決まってマース」

(;^ω^)(な……なんだお、この人!?)

( ´∀`)「このイシツブテとズバットだらけのイワヤマトンネルも気が滅入りマース。
     ワンリキーと共存?クソくらえデース。
     ボクの国では先に進みたかったら喉が渇いてる警備員を殺して進みマース」

( ´∀`)「あ、あと上に乗っかってる不審者、一つだけ推理間違ってマース」

( ´_ゝ`)「ほう」

( ´∀`)「自分以上の美脚を持つ女、またはそうなる素質を持った少女、
     と言いましたね……そんな奴いる訳ありまセーン。
     そこそこ綺麗な脚をもぎ取って、世界一美しい私の脚と比べて
     優越感に浸りたかっただけデース!!」

(;´_ゝ`)´・ω・`)*゚ー゚)^ω^) ´∀`)「な、なんだって――――――――!!!」

94 : フート(樺太):2007/04/10(火) 21:42:38.32 ID:ndhhCXPMO
この流れは!?

95 : 就職氷河期世代(長野県):2007/04/10(火) 21:43:22.69 ID:nqChpk7J0
テラネウロwwww

96 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:43:37.21 ID:m+0QWMY90
その時だ。無数の光が、暗闇を照らす。
俺からしても、犯人からしても、決してそれは希望の光ではなかった。

( ><)「お前らそこまでなんです!!」

( ´_ゝ`)「うおっ、まぶし!」

目の前に立ちはだかる警官の数……ざっと見て三十近くは固い。
スピーカーの大音量で喋るもんだから、つい振り向いてしまった。
指名手配の俺が完全に顔を見られた。しかし、今は凶悪犯を捕まえた英雄である。
ショボンが何とかフォローを入れてくれるはずだ。

(´・ω・`)「この光景をご覧頂きたい。どう見ても不審者と異常性癖者の極悪犯が、
     今からksmsを展開する場面だ!!」

(;´_ゝ`)「バカヤロwwww確かにそれっぽく見えるのが返ってタチ悪いわ!!」

( ><)「全国指名手配の兄者がいたんです!突撃――――!!」

「驚異的な大人数でハレ晴レユカイを踊るOFF」の警官登場シーンの如く逃げた。
だが、相手は毎日腹筋五万回を欠かさない警官隊。素人が振り切れるわけが無い。
俺がブ男に囲まれ、揉みくちゃにされていると、声を震わせた女性が現れた。

('、`*川「しぃ、良かった!家にいないから……本当に心配で……ごめんねごめんね」

(*゚ー゚)「お姉ちゃん……」

どうやら彼女が警察に妹の捜索依頼を出したのが全ての発端らしい。
少女は無事に保護、連続殺人犯も逮捕、逃走中の指名手配犯も逮捕となれば、
警察もさぞ鼻が高かろう。(デイビットだけに)そして俺は今――――――

97 : 船長(兵庫県):2007/04/10(火) 21:43:43.50 ID:EVO8c0wt0
一番右待てwww

98 : 留学生(石川県):2007/04/10(火) 21:43:45.29 ID:shj05MrR0
これはあれだ
マリオRPGのクロコ

99 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 21:44:08.49 ID:/xaYfxtUO
なんでモナーまで、なんだってー!って言ってんだよwwwww

100 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 21:44:13.95 ID:CJ3mk6P20
支援

101 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 21:44:40.40 ID:AZRVPFCdO
支援

102 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 21:44:54.12 ID:ewFgLyPQ0
テラカオスwwwwwww

103 : 会社員(東京都):2007/04/10(火) 21:45:14.91 ID:qLKES+7z0
支援

104 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:45:16.93 ID:m+0QWMY90
(;´_ゝ`)「……って、ここ何処やねん……」

目が覚めると見知らぬ部屋。広くも狭くも感じない空間。
空気は非常に冷たく、天井の蛍光灯もやる気なさげなので薄暗い。
上も下も壁もコンクリートだと気付くのに時間はかからなかった。

(;´_ゝ`)「なーんでこんな事になったかなぁ……」

一人の警官が振るった警棒で、俺は意識を失った。
それから目覚めたのは病院のベットの上……ではなく現在地である。

1レスの間に何があったのか、と考えても結論は出ず。
扉は一つあったが、案の定開きません。これで外に出られた方が逆に不気味だけど。

「何をやってんだお前は……」

(;´_ゝ`)「あれ……俺以外に人が!?」

(´<_` )「俺だよ、さっきからずっと居たのに何故気付かないんだテメーは」

(;´_ゝ`)「弟者!?」

見知らぬ異国の地(?)にて我が弟を発見。
顔は青白く、生気を感じない。

(´<_` )「俺だけじゃないさ……」

周りを良く見渡すと、同じ様に負のオーラが漂う人間が座り込んでいた。
ひーふぅーみー……俺と弟者を含め、この部屋には四人。何か見た事のある面子だなー、
とか考えていると、設置されていたスピーカーから声が響いた。

105 : ダンサー(滋賀県):2007/04/10(火) 21:47:03.89 ID:ZeJdAzMj0
苺コンプリートwwwwwwwww

106 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 21:47:32.42 ID:J2nrT7/C0
支援

107 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:47:42.26 ID:m+0QWMY90
『皆さんごきげんよう この放送は花王の提供で……』

(´<_` )「何だこれは。ふざけているのか?」

『ふざけてなどいないわ!!』

スピーカーからレーザーが飛び出し、弟者が爆発した。
多分生きていると俺は信じ、放送の続きを聞く事に専念した。

『君達にはゲームをしてもらう』

(ツトム)「それってもしかしてマリカ?」

どう頑張っても顔文字に見えない馬鹿が発言した。
しかし俺自信もそうであってくれと切に願った。てか、こいつツトムじゃねーか。

『君達は死刑を執行された変態であり、元々戸籍も無い人間だ。
 よって、君達には憲法が保障する基本的人権は適応されない……と思う」

(*‘ω‘ *)「なるほど、変態だから何をしても構わないと」

見るからに端正な顔立ちはしていない女性が立ち上がる。
コイツはどう見ても本編のラスボス・ちんぽっぽです。本当にありがとうございました。

てか俺戸籍ないんかい。ここにきて新事実発覚かよ。


108 : 日本語習得中(東京都):2007/04/10(火) 21:47:48.65 ID:85fJAJ2g0
規制解除支援

109 : (東京都):2007/04/10(火) 21:48:02.89 ID:UyVbYeGU0
支援

110 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 21:48:08.00 ID:AZRVPFCdO
しえん

111 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:48:37.57 ID:m+0QWMY90
『さて、ゲームのルールを説明しよう。君達のパンツの中に小型の機械が入っているよ』

確かに入っていた。微妙に白い毛が付いている所を見ると、ついに俺の珍毛もトシか。
サイズはたまごっちくらい、黒と白のボタンがあり、液晶画面には1と表示されている。

『その3という数字は君達のポイントだ。0になったらゲームオーバーを意味する』

(;´_ゝ`)「え??さん?俺の1って表示されてるんだけど!!?」

『運が悪かったな兄者。ドンマイ!』

(;´_ゝ`)「ちょwwwwwwwwww」

『君達にはその機械を用いてデスノ並の心理戦をして貰う。
 ルールは簡単、本家の死刑囚を見れば一発で把握出来る』

(´<_` )「面白いしな」

『禁止するのは直接的な暴力行為だ。もし暴力を働いた場合、
 行為者は、これから見る全てのブーン系小説がトマトに見えてくるという催眠をかける』

(*‘ω‘ *)「それはある意味恐ろしい」

(ツトム)「質問よ。レイプは直接的な暴力に含まれるの?」

何の心配をしているんだこのオカマは。
どちらかと言うと、我々がお前に狙われないかヒヤヒヤしているというのに。

『レイプはダメ、ゼッタイ』

112 : 留学生(樺太):2007/04/10(火) 21:48:47.18 ID:k7zfu7fNO
死刑囚じゃねーかwwww

113 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 21:48:51.88 ID:/xaYfxtUO
テラ死刑囚wwwwww

114 : VIPからきますた(群馬県):2007/04/10(火) 21:49:01.47 ID:WCks1f8l0
VIPが馬鹿にされてるお(#^ω^)ビキビキ

突撃だおwwっうぇえww

http://kutsulog.net/index.php?id=50775

9時30分頃

コメント欄3000件突破

炎上中wwwっうぇwwっうぇw

115 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 21:49:33.92 ID:ewFgLyPQ0
死刑囚wwwww

116 : フート(樺太):2007/04/10(火) 21:49:43.28 ID:ndhhCXPMO
爆発したwww

117 : 社会科教諭(東日本):2007/04/10(火) 21:49:57.75 ID:YcW4TsR80
ちょwwwwwwwwww

118 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:50:26.64 ID:m+0QWMY90
(ツトム)「なぁんだ……残念」

『しかし、くそみそと見なされた場合は認知する。溜まってばかりじゃツライだろうし』

(ツトム)「わーいwwwwwww」

わーいじゃねええええええええええええええ。
ルールがおかしいだろうが。

『詳しいルールは本家死刑囚を見てくれ。尚、兄者に関しては
 どのスイッチを押そうとマイナス1となるから注意してくれ』

(´<_` )「なーる……こりゃ優勝すれば褒美はあるのかい?」

『高級エステのチケット三回分と、賞状が送られる』

(#´_ゝ`)「うはwwwwwwみwなwぎwっwてwきwたw」

『0になった者が出た場合、黒服ズがダンスと共に登場するから、
 パフォーマンスも是非楽しんでいってくれ。五人の頑張りを期待しているよ』

( ´_ゝ`)「うむ五人と言うと、俺と弟者とツトムとちんぽと……」

指折り数えても四人にしかならない。
疑問に思っていた矢先、開かずの扉が開き、黒服に抱きかかえられた男が五人目だと
説明された。

しかしその男……

119 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 21:50:45.82 ID:AZRVPFCdO
しえん

120 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 21:51:30.59 ID:J2nrT7/C0
支援

121 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:51:38.84 ID:m+0QWMY90
( ゚∀゚)「だーだーwwwwwwっうぇwwwっうぇwww」

(;´_ゝ`)「て、店長……!?何故生きている!?」

黒服の優しい説明によると、店長は確かに一回死んだ。
しかし火葬寸前で復活。見事奇跡の生還を果たした。
だが脳の一部が破損、それにより幼児化してしまったとか。

そしてスクールジャックという罪も消える訳ではない。
店長の起こした事件は許しがたい物だ。そこでゆっくり、ぬっちょりとリハビリをし、
最低限の生活習慣、言語を学ばせてから罰としてゲームをやらせようと提案されたらしい。

( ゚∀゚)「あぶぶぶ……リョボット!リョボット!どがーん!!」

黒服「コ、コラ! その機械はロボットではありませんぞ!!」

( ゚∀゚)「ねぇ、あぬじゃー……あそぼ! あそぼ!」

(;´_ゝ`)「え……?」

確かにその名前を呼んだ。店長は俺を覚えている。
それが妙に嬉しくて、つい俺も機械をロボット代わりにして遊んでやった。
  _   ∩
( ゚∀゚)彡「おっぱいロボ!! おっぱいロボ!!」

( ゚∀゚)「おっぱいミサイル!」

そう叫ぶと店長は、機械の背中にあるミサイルボタンをカチッと押した。
機械の白黒スイッチが宙を舞う。それがやがて加速し、俺の機械にバキッと当たった。

122 : (東京都):2007/04/10(火) 21:51:47.70 ID:UyVbYeGU0
支援

123 : ダンサー(滋賀県):2007/04/10(火) 21:52:00.44 ID:ZeJdAzMj0
おっぱいロボwwwww

124 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:52:30.19 ID:m+0QWMY90
( ´_ゝ`)「あ」

俺の機械がコンクリの床に落ちる。同時にカチッとした音。
どうやら落下の衝撃で、スイッチが押されたようだ。

『1ターン目終了、兄者ゲームオーバー』

(;´_ゝ`)「あれれれ!? もうこの機械、煙噴いて動きませんけど!?
      応えろぉぉぉっダイヴィッパァァァァァァ!!」

『兄者、それはダイヴィッパーではない。諦めろ』

たちまち黒服が登場し、フォークダンスが始まった。
せっかくなので俺達も混ぜて貰い、気が付いたら二時間が経過していたという事実。

パフォーマンスが終わり、暫くして黒服が俺に向かって手招きする。
まだ死にたくない。こんな所で、醜い最期なんて遂げたくない。
しかし無情にも黒服の腕が俺を引っ張っていく。
右腕を引っ張る黒服、左腕を引っ張る黒服……統一しろ、身体が張り裂けるわ。

そして悲しんだ様子も無い四人の顔が、妙に印象に残った。

(ツトム)「……弟者ちゃんは何でここに?」

(´<_` )「むじんはつでんしょの電気で携帯充電してたら、急に捕まった。
      そういうアンタは?大方、全裸で暴れたとかそんなんだろーけど」

(ツトム)「全裸でイラクを一周してたら……アッラー」

125 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 21:52:36.35 ID:AZRVPFCdO
ちょwユメクイかよw

126 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 21:53:07.11 ID:/xaYfxtUO
ジョルジュはユメクイかwwwwww

127 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:53:55.09 ID:m+0QWMY90

(^ω^)-┐「よく来てくれたね兄者」

連行されてきた場所は、フラスコの中に奇妙な液体が入ってる……
そんな想像をして貰うとありがたい、研究所のような場所。
白衣を身に着けた博士のような老人は、『ブーン2』と名乗った。
1の事もよく知らないのに、いきなり2が現れても困る。
声質からしてスピーカーの主と見てよさそうだ。

( ´_ゝ`)「お久しぶりです。ジョセフおじさん」


(^ω^)-┐「いや、初対面だろう。
       あと殺したり、野蛮な事はしないから安心汁」

む? じゃあゲームオーバーとは何だ?
明らかに死に直結しているような言い回しをしておいて、逝く事では無いという。


(^ω^)-┐「人生のゲームオーバーには変わりないかも知れんが……」

博士はにやけながら、手前のレバーを引く。
その瞬間、白い煙と共に地面からドアが現れた。


(^ω^)-┐「おめでとう、君はパラレルワールド行きに選ばれた。
       そこのドアを開き、足を踏み入れるがよい」

よくありませんよ。きちんと説明して下さい。
その上で検討しますから。九分九厘逃げると思うけど。

128 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 21:54:39.75 ID:ewFgLyPQ0
何なんだよこいつらwwwwwwww

129 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:54:51.14 ID:m+0QWMY90

(^ω^)-┐「時空の歪み……というかのぉ、私は偶然この世界の入り口を見つけた。
       止まらない好奇心……私はパラレルワールドと名付け、是非探険したいと
       思った。しかしワシはもうジジイ!」

ジジイでもいいだろう。向こうの世界で骨を埋めればいいんだから。


(^ω^)-┐「最近足腰が弱って……夢は若者達に託したいと願った……」

だが、と老いぼれは続ける。
もう聞いてられない。帰りたい。帰って爆ボンやりたい。


(^ω^)-┐「今の若者はセクロスのやり方しか知らない腑抜けばかり!
       そこで考案したのが、死刑になるようなアホを強制的に
       入れさせて、戻って来れるか実験しよう!という物じゃお。
       ゲームに負けるようなアホくらいが丁度いいしNE!」

(;´_ゝ`)「……って事は俺が始めてじゃないんだな!!?
      ちゃんと成功例があって……その上で俺を行かせるんだな!?」


(^ω^)-┐「うんにゃ、お前が二人目である。一人目のモルモットは、
       まだ帰ってこないのぅ……」

( ´_ゝ`)「ふ、ふざけるな!親から貰った大切な命……簡単に捨てられるか!!」

逃げ出そうと、博士に背を向けた瞬間。
マジックハンドでまんまと捕まれ、俺は御用となった。ゴヨーダ君っていたな。

130 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 21:55:17.66 ID:AZRVPFCdO
しえん

131 : フート(樺太):2007/04/10(火) 21:55:28.76 ID:ndhhCXPMO
なんというパロの嵐

132 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 21:55:31.29 ID:J2nrT7/C0
支援

133 : 会社員(東京都):2007/04/10(火) 21:55:49.63 ID:qLKES+7z0
支援

134 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:56:11.13 ID:m+0QWMY90
ドアノブが捻られ、その世界が映る。
虹色が渦を巻いた不気味な空間が、目と鼻の先に出現した。


(^ω^)-┐「さぁレッツ&ゴー!!」

(;´_ゝ`)「ぐあああああ!!!」

強烈な飛び蹴りで俺はパラレルワールドへ潜り込まされた。
足腰メッチャ元気やん。

歪みに呑みこまれ、俺はそのまま視界が真っ暗になった。


(^ω^)-┐(しかし……本当にあの一人目帰ってこないお……
       出発前は『黄色ブリーフと虹色マントさえあれば他に何もいらないぜ!
       不審者に不可能は無い! HAHAHAHA……』とか宣言していたのに……)












チュン……チュン……

135 : 一株株主(奈良県):2007/04/10(火) 21:56:59.68 ID:OcVXb6Gv0
一人目wwww

136 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 21:57:12.86 ID:/xaYfxtUO
ちょwwwwww会長wwwwww

137 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:57:21.32 ID:m+0QWMY90
晴れ晴れとした朝、小学生は元気に通学。
警察は元気にパトロール……そんな元気な時間帯。

(*゚ー゚)「おまわりさん、おはようございます!」

(´・ω・`)「ああおはよう、怖い夢とか見なかった?」

(*゚ー゚)「見ましたwでも兄者さんが最後に助けてくれました。
     夢の中でも助けてくれるなんて……きちんとお礼したかったけど、
     兄者さん、何か私を見る眼が冷たくなったような気がしてならないんです」

(´・ω・`)「……兄者はどうやら、君を一度傷つけた時から、
     君のような小さな子を愛する心を失ってしまったようなんだ。
     表面はそうでもないけど、内心、かなりショックが大きかったようでね……」

(*゚ー゚)「そうですか……でも、今度会った時に必ずありがとうって言いたいです!
     じゃあ学校に遅れるんで!」

(´・ω・`)ノシ「うん、行ってらっしゃい!」

(´・ω・`)(兄者……かつてのロリコンに懸ける情熱は何処にいったんだい……?
     誰か、兄者の閉じた心を開いてくれる子が現れればいいが……)

学校へ向かい走る、赤いランドセルを見て、ふとそんな事を考えた警官がいた。

(´・ω・`)(あとサブタイのボクって誰だよ……)

もこみち。

『( ´_ゝ`)兄者は果てしなく不審者のようです 外伝前編』 糸冬

138 : (東京都):2007/04/10(火) 21:57:24.31 ID:UyVbYeGU0
支援

139 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 21:57:37.29 ID:ewFgLyPQ0
まさかドクオwwwwwwwww

140 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:58:36.28 ID:m+0QWMY90
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(´<_` )「それじゃ、二ターン目といこうか」

『まぁ待て弟者よ。ゲームは後でいくらでも出来る。
 それより、黒服が用意したホームシアターを見てくれ、こいつをどう思う?』

(*‘ω‘ *)「すごく……地上デジタルです……」

『今から始まるのは“ブーンの心が世界を左右するようです”の外伝。
 揺れ動く国同士の狭間で、主人公の心の葛藤を描いた作品だ。
 簡単に説明すると、弟者が真っ先に斬られるお話だな』

(´<_`;)「もっといい紹介をしろ!!」

(ツトム)「アナル好きの主人公が幼女と風呂に入ったりする物語よ」

(´<_`;)「抜き出す個所がああああああああああああああ!!!」

( ゚∀゚)「だー!」

(*‘ω‘ *)「そろそろ作者が訴えられるから、いい加減に切れと言ってるっぽ」

(ツトム)「正論ね。しかし、そんな長い台詞じゃないと思うわ」

『このあとすぐ、ブーンの心が世界を左右するようです( ^ω^)』

(´<_` )ノシ「チャンネルはこのまま」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

141 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 21:58:42.95 ID:AZRVPFCdO


142 : フート(樺太):2007/04/10(火) 21:58:46.15 ID:ndhhCXPMO
なんという乙

143 : 不老長寿(コネチカット州):2007/04/10(火) 21:58:52.73 ID:/2L+xZseO


144 : 会社員(東京都):2007/04/10(火) 21:59:10.70 ID:qLKES+7z0
なんてこったいwwwww

145 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 21:59:20.57 ID:ewFgLyPQ0
乙!面白かった

146 : 一株株主(奈良県):2007/04/10(火) 21:59:36.39 ID:OcVXb6Gv0
超乙

147 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 21:59:40.59 ID:J2nrT7/C0
乙です

148 : 大道芸人(栃木県):2007/04/10(火) 21:59:46.28 ID:C6xKx1z/0
乙?

149 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 21:59:52.67 ID:/xaYfxtUO
乙wwwwww
やっぱり不審者は最高だwwwwww

150 : 声優(福島県):2007/04/10(火) 21:59:59.65 ID:m+0QWMY90
まず最初に各作者さんにお詫びを申し上げます。パロってごみんなさい。
前半だけでかなりアレですが後半でもうざいくらいやります。ご了承下さい。

引き続きAパートをお楽しみください。

うん、バトン落とした。つーかブン投げた感じ。

151 : (東京都):2007/04/10(火) 22:00:19.52 ID:UyVbYeGU0


152 : 銀行勤務(アラバマ州):2007/04/10(火) 22:00:27.48 ID:N1S6jk9q0
乙wwww
おもしれぇwwwwww

153 : 留学生(樺太):2007/04/10(火) 22:00:45.70 ID:k7zfu7fNO


154 : 就職氷河期世代(長野県):2007/04/10(火) 22:01:20.57 ID:nqChpk7J0
乙w

155 : キンキキッズ(三重県):2007/04/10(火) 22:03:43.28 ID:EeHsjyxJ0
読んでねーよボケ という人の為の、優しい作品紹介

            ___
       /      \
      /ノ  \   u. \ えっ、何これ、ネタばれ含んじゃうから無理だって……
    / (●)  (●)    \ ってかそんなモン用意してないよ……
    |   (__人__)    u.   |
     \ u.` ⌒´      /
    ノ           \
  /´               ヽ
 |    l              \
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))


         ____
       /      \ 何このプレッシャー!?
      /  u   ノ  \ 不審者マジ空気嫁って……
    /      u (●)  \
    |         (__人__)|
     \    u   .` ⌒/
    ノ           \
  /´               ヽ
 |    l              \
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))

156 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 22:04:21.71 ID:ewFgLyPQ0
ktkr!?

157 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 22:04:27.84 ID:/xaYfxtUO
wktk

158 : 就職氷河期世代(長野県):2007/04/10(火) 22:04:57.63 ID:nqChpk7J0
キタ─wwヘ√レvv〜─(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─!!!!

159 : キンキキッズ(三重県):2007/04/10(火) 22:05:02.75 ID:EeHsjyxJ0
       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \
  / o゚((●)) ((●))゚o \  不審者がまさかあんなに読者に優しい仕様だと
  |     (__人__)    |  思っていなかったんだお……
  \     ` ⌒´     /



       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \  でもあれでスタートした以上、 作品紹介文がないと
  |     (__人__)    |   自分が空気読めていない扱いを受けるんだお……
  \     ` ⌒´     /



       ____
     /⌒  ⌒\
   /( ●)  (●)\
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \   でも空気合作だし空気なんて関係なくやるお!
  |     |r┬-|     |
  \      `ー'´     /

160 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 22:05:38.28 ID:J2nrT7/C0
ちょwwwwwwwww

161 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 22:05:51.65 ID:ewFgLyPQ0
ぶっ飛んでやがるwwwwwww

162 : 一株株主(奈良県):2007/04/10(火) 22:05:57.16 ID:OcVXb6Gv0
どーりるでるんるんwww

163 : (東京都):2007/04/10(火) 22:06:09.95 ID:UyVbYeGU0
支援

164 : とき(樺太):2007/04/10(火) 22:06:27.94 ID:CrO+/23AO
流石だなwwww

165 : キンキキッズ(三重県):2007/04/10(火) 22:06:52.69 ID:EeHsjyxJ0



"心の主"。

それはこの世界を司る者。

それはこの世における最高峰の武器。



"心の主"という武器を使いこなせる人間こそがこの世では最強になりえるのだ。

今までがそうであったように。


そして"心の主"を扱えるのは自分なのだ。

そう、だから他など自分にとっては不必要なのだ。

要らないものなのだ。




166 : キンキキッズ(三重県):2007/04/10(火) 22:07:45.77 ID:EeHsjyxJ0









     ( ^ω^)エアーがクオリティを育てたようです

       『 ブーンの心が世界を左右するようです( ^ω^) 外伝 前編 』

              〜 違乱者 〜











167 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 22:08:05.39 ID:ewFgLyPQ0
wktk支援

168 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 22:08:51.53 ID:/xaYfxtUO
支援

169 : キンキキッズ(三重県):2007/04/10(火) 22:09:38.63 ID:EeHsjyxJ0


暖かい風が、柱組みの簡素な家を通り抜けていった。
界隈に広がる草木、野太い木竹を軸として組まれた藁葺きの小屋。

発展とは無縁の集落がそこにはあった。

ξ゚听)ξ「……」

テレビや遊具といった娯楽道具も何一つとない、少女は一人何をするでもなくため息と共に座り込んでいた。
家中だというのに感じる風は、時たま肌寒さすら感じる。


ラウンジという地域へと移動してきた一行は、一部地域を使い集落を開拓した。
そしてここ数日を使い"心の主"を迎える大まかな手筈を整えると、
今はもう特に行うべきことを見失い、ため息と遊ぶばかりだった。


ξ゚听)ξ「……まったく、面白くないわ」


ここでも二つの国が意地を張り合い、くだらない喧嘩をしていた。
まったく、挙句に双方共に滅亡へ帰結するのだから本当につまらない。
子供同士ではないのだ、争う意外に解決策を見出せないのだろうか?


小屋の隙間から急ぎ足でこちらに向かって来る男の影が見えた。
随分と待ち侘びたが、ようやく破滅へのカウントダウンを始められそうだ。



170 : 大道芸人(栃木県):2007/04/10(火) 22:11:18.45 ID:C6xKx1z/0
支援

171 : 社会科教諭(東日本):2007/04/10(火) 22:11:43.22 ID:YcW4TsR80
四円

172 : キンキキッズ(三重県):2007/04/10(火) 22:11:49.39 ID:EeHsjyxJ0


( ゚∀゚)「ちゃーす……ってツン、何て顔してんだオマエ」

ξ゚听)ξ「第一声がそれ? 余計なお世話よ五月蠅いわね」

彼はジョルジュ、チェスで言うならポーンといった所か、単調な動きしか出来ないが、使いようによっては十分盾にも武器にもなる。
私は当然クイーンだろう、"心の主"ことキングを守る存在、そしてその他の駒は私を護る存在。
私を取られる、それはキングを取られるも同然と思え、私がキングを手中に納めるから。

つまり彼の価値は私の頭次第と言っても良い、価値を引き出すのも犬死するのも私次第だ。

( ゚∀゚)「新しい主が来るみたいだぜ? どうする?」

ξ゚听)ξ「私今回はパス、この前のデブでもう疲れたわ」

( ゚∀゚)「はいはい、それじゃオレがお出迎えに行って参りますよ」

面倒を見てやっていると言わんばかりの皮肉を含み、男はへらへらと小屋を後にした。
まったく、自覚の無い駄馬はこれだから話をするだけでストレスが溜まる。

/ ,' 3「ツン、出迎えの準備をするぞ」

ξ゚听)ξ「はあいー」

面倒そうに怒気を含んで答えたが、相手はいつもの事と我かんせずの顔だ、憎たらしい。

そういえば最近ようやく『ツン』という呼び名に慣れた。
以前の"心の主"であるデブにそんなあだ名を付けられて以来、おチャラけて周りにそう呼ばれた。
本名である『ツンデレ』とは今や誰一人からも呼ばれることはない、バカにされているようで酷く胸糞が悪い。

173 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 22:12:07.11 ID:J2nrT7/C0
支援

174 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 22:13:19.25 ID:/xaYfxtUO
支援

175 : キンキキッズ(三重県):2007/04/10(火) 22:13:46.74 ID:EeHsjyxJ0
"心の主"を出迎えると言っても、準備できる事など高が知れていた。

この世界は"心の主"の心がその国を発展させる。
だからこそ、今はまっさらな状態なのだ。

生憎自然なら沢山ある、自然しか無いともいえるが、新鮮な空気と泥ダンゴくらいなら用意できることだろう。

ξ゚听)ξ「はぁ……くだらない」

重い腰を上げると、先ほどの初老の男は雑葉を磨り潰していた。
独特の温いねっとりとした匂いに鼻を曲げ、眉を動かしあからさまな嫌悪顔を作った。

ξ゚听)ξ「そんな苦労してまでわざわざ不味いお茶出さなくて良いと思うけどね」

/ ,' 3「味よりも礼儀が大切じゃろて」

ξ゚听)ξ「そう思うなら茶道でも練習したら?」

/ ,' 3「茶道はおなごがやってこそ味が出るんじゃがな」

そう言って、擦り石ばかり見ていたその顔を向けられた。
思わぬしっぺ返しだ。
まったく歳を取ると減らず口ばかりが饒舌になって困る、さっさと布団での御隠居生活を謳歌して頂きたいものだ。

不機嫌を露にして小屋から出ると、そこで見知った顔に出会った。

176 : (東京都):2007/04/10(火) 22:14:00.37 ID:UyVbYeGU0
支援

177 : 秘書(愛媛県):2007/04/10(火) 22:14:18.11 ID:fcwzjvxm0
支援

178 : キンキキッズ(三重県):2007/04/10(火) 22:15:40.94 ID:EeHsjyxJ0
川 ゚ -゚)「ツン、新しい主が来たそうだな」

ξ゚听)ξ「みたいね」

川 ゚ -゚)「準備を手伝おう、荒巻さんは奥にいるか?
   この小屋に呼び出そうと思うから、軽く掃除をしておこうか」

新顔はでしゃばらない方が可愛いものだというのに。
この女は私の心配などどこ吹く風で、勝手に人の小屋へ上がると掃除を始めた。
時折楽しそうにジジイと話を交わす、仲間に入ってからたった数日というのにあっという間に打ち解け合っていた。

軽い嫉妬が不機嫌を一気に膨張させる。
意味も無く舌打ちをすると、軽く髪をかきむしった。


ξ゚听)ξ「あー、なんか色々と腹立つわ」


そう言って小屋の前で腰を下ろすと、小屋を支えている細い柱を軽く殴りつけた。

全然痛く無い、思いっきり殴る勇気も自分は無いのか?

ξ゚听)ξ「別に……ただ柱が折れちゃいけないでしょ」

誰にでもなく呟いて、また勝手にイライラを募らせた。

179 : 社会科教諭(東日本):2007/04/10(火) 22:16:28.17 ID:YcW4TsR80
超四円

180 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 22:17:27.09 ID:/xaYfxtUO
ツン黒いな。だが、それがいい。

181 : キンキキッズ(三重県):2007/04/10(火) 22:17:58.10 ID:EeHsjyxJ0

( ゚∀゚)「主を呼んできたぞー」

しばらくすると、男の大きな声が聞こえた。
反応して私も声のほうへ歩くと、正面に向き合った。


  从 ゚∀从


ξ゚听)ξ「はじめまして」

辞儀もせずに、乾いた挨拶だけした。
相手は無言だ、随分と礼儀知らずの嫌なお客様ですこと。

ξ゚听)ξ「現状が分からないでしょう?
   とりあえずこの小屋でゆっくりしていって」

从 ゚∀从「なんか、いけ好かねえ女だな」

カチンときた、もしかすると表情に出てしまったかも知れないが、知った事ではない。

私の『役割』はこれなのだ。
優しいだけの人間は逆に疑われる、"心の主"に私達の国がゴマをすっていると気付かせないためにも、こういう素振りは必要なのだ。
本人が無意識に自国に傾けば万々歳だし、望んで心を傾倒してくれるならパーフェクトだ。

ξ゚听)ξ「お生憎様、ちょうど私もそう思ったところよ。
   気が合いそうで嬉しいわ」

それにしても挑発を挑発で返したのはまずかったか、握手の手を取ることなく睨みが帰ってきた。

182 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 22:19:09.55 ID:ewFgLyPQ0
支援

183 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 22:19:35.46 ID:/xaYfxtUO
支援

184 : キンキキッズ(三重県):2007/04/10(火) 22:19:52.60 ID:EeHsjyxJ0
从 ゚∀从「それで、質素な場所だな、私が"心の主"とかいう奴なんだろ?
   もっと豪勢に祝おうなんて思えないのか?」

ξ゚听)ξ「これが精一杯でございますが?」

わざと丁寧な言葉遣いで相手を刺激しながら、ジョルジュの方を睨んだ。
自分たちが"心の主"についてを話しないことは既に暗黙の了解となっていた。
自分たちが話し出せば否応にも質問は自分たちへ来る、下手すれば"心の主"の頭で自国と発展が結びついてしまう。

だからこそその辺りについては全て放棄するべきであったのだ。
自分達は主の心の拠り所であり、"心の主"から解放され心を安らげられる唯一の場所でなくてはいけなかったのだ。

(;゚∀゚)「……」

動作で「悪かった」と示しているが、そんな態度が余計に頭にきた。
これだから困る、やっぱり私が行ったほうが良かった、目を離せば余計な事しかしない。


从#゚∀从「んだよコイツ、バカにしてね?
   いいよ、とっとと他の奴で歓迎してくれってんだ」

川;゚ -゚)「はい、どうぞこちらへ」

/ ,' 3「粗茶を用意してありますので……」

私を無視して家の中へと送られていった。
新人と老人が「余計な事を」と睨んできたので、不敵に微笑み返してやった。

185 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 22:20:32.51 ID:J2nrT7/C0
支援

186 : 一株株主(奈良県):2007/04/10(火) 22:20:54.93 ID:OcVXb6Gv0
支援

187 : キンキキッズ(三重県):2007/04/10(火) 22:21:54.03 ID:EeHsjyxJ0


ξ#゚听)ξ「……さてと、それでアンタ何勝手なこと喋っているのよ?」

(;゚∀゚)「スマン、結構きつく聞いてくるもんだからさ、ついつい。
   でも"心の主"が何かとかそういう詳しい部分までは話していないから大丈夫だって」

ξ#゚听)ξ「勝手に大丈夫だなんて決め付けないで!
   あんたがそれを言った事で私達の国も少なからず主の心に意識されるわ。
   あんたが失敗して死ぬのは勝手だけど、その失敗のせいで私にまで被害を被るのはやめて頂戴」

(;゚∀゚)「だからすまないって、第一オマエが行かないって言ったから代わりにオレが行ってきたんじゃないか。
   悪いとは思っているが、俺は俺なりに頑張ったんだよ」

ξ゚听)ξ「あっそ、頑張って私達の足を引っ張って私たちと心中しようだなんて随分勝手に思えるけどね」

(#゚∀゚)「……なあ、どうしてお前はそういう棘のある言い方しか出来ないんだ?
   オレが悪かったのは承知しているし、俺はオマエほど頭も回らない。
   でもオマエのためもあって頑張っているんだぜ?」

ξ゚听)ξ「お生憎様、私はまだ死にたくないからね」

言い合っていると、小屋から傍迷惑だと言わんばかりの顔をした数人が出てくる。

川 ゚ -゚)「オマエ達止めないか」

ξ゚听)ξ「ほら、あんたが大声出すから迷惑がってるじゃない」

/ ,' 3「止めんか!」

188 : 不老長寿(コネチカット州):2007/04/10(火) 22:22:21.98 ID:1tMmH2SQO
試演

189 : キンキキッズ(三重県):2007/04/10(火) 22:23:47.36 ID:EeHsjyxJ0
ξ゚听)ξ「はいはい、悪いのは私ですともゴメンなさいね」

適当な返事をすると、流石にこのまま見過ごせないとみたか、二人とも自分を睨んで止めない。
と、そこに拍子抜けした声が響いた。

从 ゚∀从「ああ、またオマエか」


"心の主"は小屋から出てくるやふざけた笑いで挑発してくる。
ムカついたから目線を逸らし、ジョルジュに向いた。

ξ゚听)ξ「とりあえずアンタのせいで随分な事になっちゃったじゃないのよ」

(;゚∀゚)「だから悪かったって、主様もいるし、今は目を瞑ってくれないか?」

ξ゚听)ξ「ずいぶんな逃げ方だコト」


从 ゚∀从「まーまー、そいつにゃ案内してもらって世話になったんだ、勘弁してやってくれないか?」

肩に手を置いて馴れ馴れしく話しかけてくるものだから、振り払って顔を向けた。

ξ#゚听)ξ「うるさ――」


瞬間、頬に相手の拳がクリーンヒットした。
目の前で星が弾け、そして――私は意識を失った。




190 : キンキキッズ(三重県):2007/04/10(火) 22:25:40.90 ID:EeHsjyxJ0



ξ゚听)ξ「……」

( ゚∀゚)「お、気付いたか?」

気付くと自分は横になっていた。
すぐに駆け寄るジョルジュに向かい、寝転んだままおでこに載せられたタオルを投げつける。

ξ#゚听)ξ「……なんなのよ。
   なんなのよアイツは一体バカにしないで!!」

ああ、まだ頭がグラグラする、起き上がることは出来なさそうだ。
頭を動かすと、首にも強烈な痛みが走った。

(;゚∀゚)「なんにしてもツン、平気でよかったよ」

ξ#゚听)ξ「平気なんかじゃないわよ、そもそも何アイツふざけないでよ!
   第一アンタがしっかりと"心の主"を自粛させるべきだったのよ!
   この世界がどこで、自分が何か……それを黙る事で、主の心に不安を煽る必要があるの、分かる!?」

自分たちが"心の主"とは何たるかを話さ無い事で、主は焦り、不安を覚える。
そうすることで主を間接的に抑圧し萎縮させる必要があったのだ。

そう、先に不安を植えつけなければ今回のように自分勝手に振舞う可能性が出てくることはあえて言うまでも無いことだろう。
まったくたまったものではない、どうして勝手に失敗したコイツのせいで自分までが被害を被られなくてはならないのか?

191 : とき(樺太):2007/04/10(火) 22:26:21.34 ID:CrO+/23AO
支援

192 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 22:26:28.47 ID:AZRVPFCdO
しえん

193 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 22:26:39.55 ID:/xaYfxtUO
支援

194 : (東京都):2007/04/10(火) 22:26:45.05 ID:UyVbYeGU0
支援

195 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 22:27:14.11 ID:J2nrT7/C0
支援

196 : キンキキッズ(三重県):2007/04/10(火) 22:27:33.73 ID:EeHsjyxJ0
(;゚∀゚)「だからスマンって、本当に悪かったと思っている、反省している」

ξ#゚听)ξ「謝ってすめば警察はいりませんよ、バカじゃない?
   どうよ、今は主がいないから『"心の主"の前で止めろ』なんて言えないでしょう。
   今度はどんな言い訳して逃げる気かしら?」

ひたすらに言葉ををぶつけたが、ジョルジュは特に反応を見せずに桶に入っている水でタオルを再び濡らす。

( ゚∀゚)「だから、別に言い訳するつもりも無いって。
   俺は自分のミスだって認めているし、悪かったと本気で思っている。
   どうにかしてこの罪が償えるなら償いたいさ、ツンに迷惑をかけてしまって本当に反省している」

奇麗事ばかり、心の中ではきっと罪を認めた自分は偉いとでも思っているのだろう。
素直に非を認められる自分は素晴らしいなどと考えているのだろう。
きっと素直に反省している自分を攻め立てる私が悪者に映っているのだろう。

それがムカつく、気に触る。
何も出来ない奴に限ってこう自分を良い奴にしたがるから世話におけない。


ξ><)ξ「……ッ!!」


頭に血が相当昇ったのか、突然強くなる頭痛。
何この激しい頭痛は、万力で締め付けられているように強烈だ。

痛い、痛い、痛い、頭が割れる、粉々に砕け散りそうなほどだ……!!

197 : 一株株主(奈良県):2007/04/10(火) 22:28:32.96 ID:OcVXb6Gv0
支援

198 : キンキキッズ(三重県):2007/04/10(火) 22:29:24.18 ID:EeHsjyxJ0



( ゚∀゚)「ツン、でも俺はバカだからどうすれば良いか分からないんだ。
   許されるなら、俺を使ってくれ、そして汚名返上を……あれ?」

タオルを濡らし、絞りながら振り返るジョルジュの前にツンはいなかった。
おかしい、今さっきまで話をしていたはずなのに……影も形も見当たらなかった。



(;゚∀゚)「どういう事だ……?」


静寂だけが、その場を包み込んでいた……。




          ブーンの心が世界を左右するようです( ^ω^) 外伝前編  終

199 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 22:29:36.75 ID:/xaYfxtUO
支援

200 : フート(樺太):2007/04/10(火) 22:30:25.09 ID:ndhhCXPMO
なんと



201 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 22:30:29.47 ID:AZRVPFCdO


202 : (東京都):2007/04/10(火) 22:30:49.10 ID:UyVbYeGU0


203 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 22:31:14.20 ID:/xaYfxtUO
乙!

204 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 22:31:38.42 ID:CJ3mk6P20
おつおつ

205 : キンキキッズ(三重県):2007/04/10(火) 22:31:38.94 ID:EeHsjyxJ0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

< のΩの>「つーわけで、これで心左右の外伝は終わりだ」

(`皿´ )「まぁ随分な感じだけど、結構前の作品だし皆大目に見てくれるに違いねぇ。
   本編の伏せた部分の説明加えながらだったしな」

< のΩの>「ってか誰か俺らを覚えているのか、そこが問題だ」

(`皿´ )「いや、覚えてないだろうガチで、だがそれがいい」


< のΩの>「で、お次の作品は『死刑囚』だな」

(`皿´ )「いいね、こう読んでいて頭を使う作品は大好きだ。
   単純にして奥の深い話だよな、一話も長くなくすっきりと読める」

< のΩの>「そんな独特のふいんきを持つ◆SZ8SwoBC0.氏にバトンパスだ。
   この微妙な空気を打破してくれ頼んだ、不審者の後は重荷だったwwww」

(`皿´ )「現行だし楽しみにしている人も多いだろうな、期待wktkだ」

< のΩの>ノシ「それじゃ、チャンネルはこのまま!」


< のΩの>「ってか俺らの関係、流石兄弟とかぶってね?」

(`皿´ )「そういうケースもある」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

206 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 22:32:33.00 ID:ewFgLyPQ0
乙!

207 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 22:32:37.17 ID:J2nrT7/C0
乙です!

208 : 一株株主(奈良県):2007/04/10(火) 22:32:37.80 ID:OcVXb6Gv0
乙!!

209 : 空軍(アラバマ州):2007/04/10(火) 22:32:44.28 ID:neiMQUPT0
この作者のトライアスロンこないだ読んだがガチでおもしろかった

210 : キンキキッズ(三重県):2007/04/10(火) 22:32:45.11 ID:EeHsjyxJ0
投下自体が久しぶりになりました。
本編の伏せていた説明を明かしながらといった感じになりましたが、
不審者氏の後では物足りないかもしれません、質も量も。

その分は明日、自分の出来る限りの力で返したいと思います。


不審者氏のブン投げたバトンを自分は蹴り飛ばした感じです。
根性で死刑囚さんが繋げてくれると信じています。

それでは、読んでいただきありがとうございました。
引き続きAパート外伝をお楽しみください。

211 : 今年も留年(長屋):2007/04/10(火) 22:34:52.70 ID:blKDe3tV0
読んでねーよボケ という人の為の、優しい作品紹介

えーと……うん……
>>107辺り読めば判るだろ……


……え? 不審者に頼るんじゃねぇよ、だって?

             ___,,,,,..... -一ァ
         / ̄;;;´;;、;;;ヾ;;;, -──--、,!
.        /'´|;;;;,、;;;;;;;;;;/      ,!
.         /:.:.:.レ´:.ヾ;;;;;;i   断  だ ,!
       /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ;i  る  が ,!
.      /:.;.イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..ヽ       ,!
.       /レ' ;|:.:.:.:.:.:.:,:ィ:.:.:.:〉 __,.,!
     /-、ヽ,:|:.:.:,/ /:.:.://.:,:ィ:.:.:.,!
      /'ヽ、ヾi ゙´.:   /__;:;:-'"´ ,;|:.:.:.,!
.    /ゝ-`';:/ .:〈ニ=-=ニ二 ̄ヽレ',!
   /::::;;;;;/  ' ,, ニ`ー-,、__\〉ィ,!
.   /;:::::/ ::.    ::.,,\_ゞ;'> 〈;,!
  /i!:::::iヾ-'、::..       '';~ ,;:'/,!
. /;;;i!fi´l_、,.`        .: ,;:'  ,!
/;;;;;i' ('ー、ヽ      ..: ,;:''   ,!
ヽ、jゝ、`ヾ:、゙、   ,..:'.:'"    .: ,!
   ``ヽ.、_ ¨`  ,:'      (_r:,!
       ``ヽ.、..    ノr;ソ~,!
             ``ヾ、 / 7,!
                 ``ヽ,!

死刑囚作者が最も好きな事のひとつは、作品紹介されて当然と思ってるやつに『NO』と断ってやる事だ…

212 : 今年も留年(長屋):2007/04/10(火) 22:35:29.89 ID:blKDe3tV0
本音
   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ●)(●)
. |     (__人__)  いきなり紹介しろって流れになったけど
  |     ` ⌒´ノ   短時間で紹介を用意できるわけないだろ、常識的に考えて…
.  |         }
.  ヽ        }
   ヽ     ノ        \
   /    く  \        \
   |     \   \         \
    |    |ヽ、二⌒)、          \

213 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 22:36:39.40 ID:ewFgLyPQ0
植物といい死刑囚といいwwwwww

214 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 22:37:01.75 ID:AZRVPFCdO
ま、仕方ない。
支援

215 : 留学生(樺太):2007/04/10(火) 22:37:06.40 ID:k7zfu7fNO
支援

216 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 22:37:21.15 ID:/xaYfxtUO
死刑囚、お前もかwww
wktk

217 : 留学生(石川県):2007/04/10(火) 22:37:25.50 ID:shj05MrR0
本編とのテンションの違いがwww

218 : とき(樺太):2007/04/10(火) 22:37:28.83 ID:CrO+/23AO
なんというやる夫とやらない夫の共演……

219 : 今年も留年(長屋):2007/04/10(火) 22:37:35.84 ID:blKDe3tV0




 ( ^ω^)エアーがクオリティを育てたようです


 『( ^ω^)ブーン死刑囚が葛藤するようです 外伝前編』

      〜 ゲーム前 ∩ ゲーム後 〜






全てが終わったあとの――そして全てが 始まるまえのお話






220 : 今年も留年(長屋):2007/04/10(火) 22:38:40.59 ID:blKDe3tV0
薄暗い一室。
蛍光灯が不気味に点滅している。

部屋は小さく、四角かった。
そして、部屋自体の形が、狭さが、中にあったモノの存在感をより一層大きくしていた。

部屋にはただ一つのモノを除いて何も無かった。
そして、部屋の一辺だけ、他の三辺の壁とは違い無数の「穴」が開いていた。

ただ「穴」といっても、不規則で円形なものではなかった。
外からの進入を拒むような、中からの脱出を拒むような、長方形の規則的に並んだ「穴」だった。



部屋は鉄とコンクリートでできていた。


牢、である。

221 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 22:38:50.61 ID:/xaYfxtUO
支援

222 : (東京都):2007/04/10(火) 22:39:21.88 ID:UyVbYeGU0
支援

223 : 今年も留年(長屋):2007/04/10(火) 22:39:42.64 ID:blKDe3tV0
部屋の外には1人、牢の中身を見張るため立っていた。
中肉中背のどこにでもいるような男だ。
彼は銃を持ち、牢の方向へ絶えず銃口を向けていた。

なぜなら、彼は十分承知していたからだ。
牢の中にあるモノがどれほど危険であるか、を。

牢の中のモノ、それは人間ではなかった。
姿かたちはヒトといって差し支えなかったが、ヒトの姿をした鬼というほうが適当であろう。

部屋の――ヒトの姿の――中身は、大量殺人鬼という名の鬼である。


そう、警視庁を爆破し多くの命を無に帰したショボンは、まごうことなき鬼といえよう。


224 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 22:39:50.15 ID:J2nrT7/C0
みんなアドリブうまいなw

225 : 今年も留年(長屋):2007/04/10(火) 22:40:34.15 ID:blKDe3tV0
牢獄は沈黙に包まれていた。
点滅している蛍光灯が微かな音をたてるたびに、沈黙の存在を深くしていた。

こういった沈黙が破られるのは、いつも彼の一言からである。

(´・ω・`)「なあ、君」

ショボンの一言である。

「……なんだ」

牢の外の男は戸惑いを感じつつも返答する。
依然として銃口は向けたままであった。

(´・ω・`)「僕は、退屈だ。少し…話をしないか」

「……好きにしろ」

ショボンは逆らえない雰囲気を持っている。
見張りの男もその何かを十分承知していた。だから、彼に喋るのを許可するしかなかった。
彼がどれだけ危険かはわかっているつもりだったけれど。

(´・ω・`)「じゃあ僕の話をしようか。僕の一生の――もうすぐ終わろうとしている、一生の――話だ」


226 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 22:40:41.79 ID:ewFgLyPQ0
支援

227 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 22:41:02.54 ID:J2nrT7/C0
支援

228 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 22:41:11.81 ID:AZRVPFCdO
支援

229 : 今年も留年(長屋):2007/04/10(火) 22:41:51.13 ID:blKDe3tV0
(´・ω・`)「僕は、君も知っての通り警視庁を爆破した。なぜだと思う?」

「わからんね……殺人鬼の考えることは」

(´・ω・`)「クックック……まぁそうだろう。僕もね、できることならしたくなかった」

「……何を言っている! お前は現に大量殺戮を――」

(´・ω・`)「でもね……仕方なかった――少なくともあの時の僕は仕方ない、そう思っていたんだ」

「……何が、だ?」

(´・ω・`)「復讐、だよ」

「フクシュウ……?」

(´・ω・`)「そうだ。僕の復讐……僕のただ1人の肉親の……復讐だ」

「……」

(´・ω・`)「僕のただ1人の肉親は、彼らに“殺された”んだ」

「警察に……か?」

(´・ω・`)「そうだ。他の人はどう思うかは分からない。でも僕は彼らに“殺された”と思ってる」

「貴様のテロは……そのためだったというのか?」

(´・ω・`)「そうだ、僕の復讐のために……」

230 : 今年も留年(長屋):2007/04/10(火) 22:42:25.50 ID:blKDe3tV0
また沈黙が場を支配し始めた。

男は考える。彼――ショボンは何を自分に伝えようとしているのか。
自分のやったことの正当性だろうか。
警察に対する告発だろうか。
事件の動機だろうか。

答えはどれも違うように思える。

これから死にゆく筈だというのに、ショボンの目からは迷いのない強い眼差しを感じられるのだ。
彼は言い訳じみたものをする気は、毛頭無いようだ。
むしろ、誇りを持っているようですらあった。

そうか。

彼は自分に、ショボンという人間の生き様を伝えようとしているのだ。
彼の血にまみれた人生を。
復讐に生きた男の姿を。

彼の言葉を果たして全て受け止めることができるか、私には自信がない。

彼の人生は私みたいな卑小な人間には、あまりにも――あまりにも大きすぎるのだから。

231 : 一株株主(奈良県):2007/04/10(火) 22:43:13.49 ID:OcVXb6Gv0
支援

232 : 今年も留年(長屋):2007/04/10(火) 22:44:14.54 ID:blKDe3tV0
(´・ω・`)「……聞いているかい?」

「……ああ……ちゃんと聞いている」

(´・ω・`)「そうか……そりゃよかった」

「で……その復讐は……」

(´・ω・`)「見事達成されたよ。でもね……最近僕は思うんだ、本当にこれで良かったのかとね」

「……良いはずがないだろう。事実、君は犯罪を犯して、今から刑が執行されようとしている」

(´・ω・`)「うん、そうだね。でもそれは善悪の判断ではなく、司法の判断だ。
       本質的な善悪の問題とはまた別次元の観念だと、自分は認識している」

「……じゃあ、どういう意味だ。君の言う、良かった、とは」

(´・ω・`)「そう。例えば君は、功利主義、という言葉を聴いたことがあるかい?」

「何だそれは」

(´・ω・`)「最大多数の最大幸福、というやつだ。ベンサムって人に言わせるとね」

233 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 22:44:52.52 ID:AZRVPFCdO
支援

234 : 今年も留年(長屋):2007/04/10(火) 22:45:20.76 ID:blKDe3tV0
「……よく、わからない、君の言っていることは」

(´・ω・`)「まあ、簡単な話だ。僕は1人“殺された”。そしてその代わりに何百人と人を殺した。
       そして人が死ぬということは、死んだ本人及び周りの人が苦痛をうけることと同義だ。ここまではいいかい?」

「……あ、ああ。何とか」

(´・ω・`)「さて、社会全体から見ると、僕の行いは多くの人を不幸にしたことになる。
       これは功利主義的観点から見たら誤っている」

「こうり何チャラはよくわからんが……自分の為に、多くの人を不幸にしたってことだよな」

(´・ω・`)「そうだ。しかし、僕は復讐せざるをえなかった。
       僕の幸福のためには、彼らを殺す他なかった」

「自分の都合のために、他者を犠牲にした――君の言いたいことは、こういうことか?」

(´・ω・`)「そう。ところで、君は“囚人のジレンマ”って知ってるかい?
       あれと同じさ。自分の利益を優先すると、最大多数の幸福へはたどり着けない……」

「……聞いたこともないな」

(´・ω・`)「まあ、いい。分からなくても。判りやすく言えば、僕は囚人になる前からジレンマしてたってことさ。
       そして、ジレンマ――葛藤――の結果、僕は多くを殺す選択をしたんだ。自分の幸福のために。
       ただ、今、死の間際になって、この選択が間違いじゃないかって思い始めたんだよ」

235 : フート(樺太):2007/04/10(火) 22:45:24.04 ID:ndhhCXPMO
経済習ってて初めて良かったと思えた

236 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 22:47:01.76 ID:J2nrT7/C0
支援

237 : 今年も留年(長屋):2007/04/10(火) 22:47:18.34 ID:blKDe3tV0
「なんだ、命乞いか?」

(´・ω・`)「いや、逆、だね。僕はこの間違いを気づいた時点で、死ななきゃいけないんだ。
       僕のやってきたことが間違いだったなら、僕は彼らに命で償わせたよう、僕自身も自らによって償わねばならない。
       つまり――もう僕の居場所はないんだよ、ここには、ね」

男はショボンの話が雲を掴むようで、殆ど理解できなかった。
ただ、ひとつわかった事があった。

彼の話は、懺悔、なのだ、と。

彼の一生消えることのない罪に対する、懺悔。



「それで、その間違いというのは――?」

この時、確かに私は、こう尋ね返したのだ。
そして、彼はこう答えた。

(´・ω・`)「……その間違いを語るには彼の話をしなくてはならないな。
       僕の間違いは、ある一人の男によって、気づかされたんだ。
       その男の名は―――」


ここで私の、彼に関する記憶はお仕舞いである。


238 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 22:48:04.46 ID:ewFgLyPQ0
支援

239 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 22:48:35.02 ID:AZRVPFCdO
支援

240 : 今年も留年(長屋):2007/04/10(火) 22:48:36.87 ID:blKDe3tV0
一瞬の出来事だったのだ。

彼が、牢から“消えて”しまったのは。


彼は私と話している間に、姿を消したのだ。

そして空の牢が、もともと中に何も無かったのが当たり前かのように、私の目の前にあった。


この世に――先ほどまで目の前に――居たのが疑わしくなるほどに、ショボンは跡形も無く消えていた。


私はこれからどうすれば良いのだろう。
どうやってこの事実を上に伝えればよいのだろうか。

考えれば考えるほど、頭痛がした。

241 : 一株株主(奈良県):2007/04/10(火) 22:48:43.86 ID:OcVXb6Gv0
支援

242 : 今年も留年(長屋):2007/04/10(火) 22:49:03.34 ID:blKDe3tV0
ショボンが目を覚ましたのは暗い森のなかだった。


(´・ω・`)「……ここは……どこだ」

先ほどまで、牢の中に居たはずだった。
なのに今、牢の中とはあまりにもかけ離れた森の中に居る。

僕を包囲していた奴らが、やったことなのか。
いや、彼らがそこまで乙なことをできるはずも無い。

どうしてここに――いや、考えるだけ無駄なのかもしれない。

恐らく自分が森の中に居るという観察事実を、あるがままに受け入れるのがよいのだろう。
科学者としての――爆弾魔という名のマッドサイエンティストだとしても――最善な選択だ。

さて、まず科学者らしく今居る世界を定義づけするとしよう。

例えば……そうだな。
この世界を“地獄”と名づけよう。

罪人が死んだ後に行き着く世界の呼称を、現在の状況に当てはめるのだ。
死刑囚の僕には、お似合いだろう。

243 : (東京都):2007/04/10(火) 22:50:06.63 ID:UyVbYeGU0
支援

244 : 今年も留年(長屋):2007/04/10(火) 22:50:14.61 ID:blKDe3tV0
この“地獄”は、思いのほか人間に適した環境であることが、幾つもの“実験”で分かった。

まず自分が、その細胞が、生命活動を続けられるという事実。


これから、“地獄”には酸素が存在しているということが分かる。

自身の生命システムが変化しているのなら別ではあるが、そんな様子も感じられない。


近くの葉を持って落としてみる。


葉っぱの振る舞いは、僕が生きていた世界と同じであるし、重力加速度も同程度だ。

ここで他の物理定数も同様だとする仮説を立ててみるとしよう。

精密な実験器具が存在しないので、基本的な物理定数が多少違っていてもわかりそうにはないが、恐らく合っていると言えそうだ。

245 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 22:50:19.49 ID:J2nrT7/C0
支援

246 : 今年も留年(長屋):2007/04/10(火) 22:50:40.66 ID:blKDe3tV0
あたりを見回してみる。


僕の持つ知識の範囲外にあたる存在は目に入らなかった。

この世界は、今まで居た世界と同等としてよさそうだ。


この世界は、今までいた世界の平行世界だろうか、未来なのだろうか、過去なのだろうか、地球上のどこかだろうか。
こういったことは今の段階では分かりそうにない。

それにどんなに情報がそろっても、精密な実験ができたとしても、分からない可能性だってある。

等速直線運動している物体が、自らが動いているかどうかを、どんなに苦心しても分からないように。


ただ、一つ確実に分かったことがある。


この世界は、思いのほか住みやすそうだ。

247 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 22:50:43.00 ID:AZRVPFCdO
支援

248 : 今年も留年(長屋):2007/04/10(火) 22:51:17.15 ID:blKDe3tV0
周りには草木が生えているし、こんな森だ、恐らく動物も居るだろう。
食料には困りそうに無いのが分かる。

人間は食料さえあれば、生きてゆける。


そして、この世界には、自分の罪を知る人間も居ない。
こう仮定できそうではないか。

この世界に辿りついた過程は、あまりにも常識とはかけ離れてるのだから。


確かに今の段階では、いずれも推測の範囲をでない。

しかし、時間が経てばある程度の確証が得られるだろう。


まあ、今の段階で推測できるのはこの程度だ。

これ以上の思考は、立ち止まってしている必要はない。
探索と食料探しに励みながら考えるべきだろう。

249 : 一株株主(奈良県):2007/04/10(火) 22:52:31.69 ID:OcVXb6Gv0
支援

250 : 今年も留年(長屋):2007/04/10(火) 22:52:33.82 ID:blKDe3tV0
予想通り、食用になりそうな雑草はいくらか見つかった。
そして、人間の姿は一人も見ることはなかった――現段階までは。

探索を始めてどれくらい経ったのだろうか。
非常に長い時間のようにも思えたし、そうでなかったようにも思えた。

鬱蒼とした森の中を暫く探索していると、ショボンは前方に明かりを感じ取ることができた。

そして明かりの先に、一つ小柄な影があった。

(´・ω・`)「おや……誰かいるな……」

音を立てないように近づくことにする。


人影は、少女だった。

幼い顔立ちを残した少女。

251 : 今年も留年(長屋):2007/04/10(火) 22:53:33.28 ID:blKDe3tV0




僕は、光の差し込む広地で少女と出会った。


そして彼女も――僕と同じように――罪を背負っていた。



この出会いが全ての始まりだった。



ここから僕の運命は、想像もしない方向へと転がり出す。


まるで、サイコロのように、くるくると。






          ( ^ω^)ブーン死刑囚が葛藤するようです 外伝前編  糸冬

252 : (東京都):2007/04/10(火) 22:54:02.66 ID:UyVbYeGU0


253 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 22:54:20.19 ID:J2nrT7/C0
お疲れー

254 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 22:54:56.33 ID:ewFgLyPQ0
乙!

255 : とき(樺太):2007/04/10(火) 22:54:54.48 ID:CrO+/23AO


256 : フート(樺太):2007/04/10(火) 22:55:12.95 ID:ndhhCXPMO


257 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 22:55:21.45 ID:CJ3mk6P20
おつおつ

258 : 一株株主(奈良県):2007/04/10(火) 22:55:39.77 ID:OcVXb6Gv0
乙!!

259 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 22:55:44.52 ID:AZRVPFCdO
乙!

260 : 美容師見習い(埼玉県):2007/04/10(火) 22:56:08.83 ID:dPQHuUDc0
乙!

261 : 今年も留年(長屋):2007/04/10(火) 22:56:53.26 ID:blKDe3tV0
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262 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 22:57:49.28 ID:ewFgLyPQ0
ちょwwww

263 : 前社長(広島県):2007/04/10(火) 22:58:04.06 ID:HMWI2ngV0
http://www.takamin.com/oekakichat/user/oekakichat3.php?userid=150825
絵茶しようぜwwwwwwwwwwwwwwwwwww

264 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 22:59:37.86 ID:CJ3mk6P20

読んでねーよボケ という人の為の、優しい作品紹介




http://vip.main.jp/end/naitou-top.html



265 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 23:00:12.14 ID:ewFgLyPQ0
ktkr

266 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 23:00:27.87 ID:CJ3mk6P20
その日、モララーは深夜に勤務を追え、帰宅した。
そして小腹が空いたので、近くのコンビニまで食事を買いに行くことにしたのだ。
モララーが住んでいる宿舎は一等地にあり、立ち並ぶ豪邸を横目に見つつコンビニを目指した。

( ・∀・)「あー、疲れたな」

文字通り閑静な住宅街。
それも深夜のこの時間では、都会とは思えないほどの静けさがここにはある。

しかし、静寂を僅かに乱すその音をモララーは聞いてしまった。

( ・∀・)「……ん?」

その音の方向を見遣ると、ある邸宅の前に一台の車が停まっていた。
モララーにとってはただそれだけ。
何だろう、と思いつつ、その横を通り過ぎた。

その時だった。
背後に何かの気配を感じ取ったが、もう既に遅い。

(;・∀・)「ッ……!!」

声が声にならないほど、背後から首をロープできつく縛り上げられる。
息をしようと、喉が伸縮するも空気は一向に体内に取り入れられなかった。

十秒、もっと短かったのかもしれないが、モララーの意識は段々と薄れていく。

(;-∀・)「……」

そして最後に、薬剤の匂いを微かに感じた所でモララーの意識は完全に消えた。

267 : フート(樺太):2007/04/10(火) 23:00:35.14 ID:ndhhCXPMO
合理的

268 : 留学生(樺太):2007/04/10(火) 23:01:03.45 ID:k7zfu7fNO
なんという手抜きwww

269 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 23:01:59.22 ID:CJ3mk6P20

―――――――――――――――

次に目が覚めた時、モララーは状況を全く飲み込めていなかった。

ベッドから半身を起こし、自分の手に持っているロープと、
冷たくなっているそれを見比べては、段々と動悸が速くなるのを感じた。
同時に寝ぼけていた頭が急に覚醒してゆく。

(;・∀・)「……ん?」

ここはどこなのか、どうしてここにいるのか、今は何時なのか。なぜ隣に見知らぬ人間が寝ているのか。
考えるべきことは沢山あったが、それの優先付けをモララーの頭を行ってはくれなかった。
だが、職業柄ともいうべきか、モララーの手は横に寝ている人物の脈をとりに動いた。

しかし、それはやはり冷たく、更になんの鼓動も感じなかった。

(;・∀・)「……ちょ……えぇ…ちょ……おk、とりあえず落ち着け、僕」

深く一息し、頭の中を整理する。

( ・∀・)「まずこの…男性か。男性が死んでる、と……」

(;・∀・)「えぇぇぇぇっぇぇぇ!!!!」

まず、の時点でモララーの頭はフリーズした。


270 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 23:02:34.17 ID:ewFgLyPQ0
支援

271 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 23:03:06.16 ID:AZRVPFCdO
支援

272 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 23:03:25.43 ID:CJ3mk6P20

(;・∀・)「…おk、落ち着け、僕。で、次に……」

なんとか自分を落ち着かせ、思考を開始させる。

男性の顔はあちらの方を向いていて、モララーからは見えなかった。
しかし、男性の首にある、何かロープのようなもので絞められた跡は薄暗い室内でもしっかり見えた。

絞殺か、とモララーは割りと冷静に把握し、自分の手に何かが握られていることを思い出す。

( ・∀・)「…絞殺。そしてこれは間違いなくロープ……」

どう見ても殺人だ。

(;・∀・)「ちょ……えぇぇぇええええぇええ!!」

モララーが再び叫び声を挙げたと同時に、外からもう一つけたたましい音が鳴り響く。
モララーも聞きなれた音のそれ。

(;・∀・)「……サイレン……?」


273 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 23:04:10.75 ID:ewFgLyPQ0
物騒だなw

274 : 一株株主(奈良県):2007/04/10(火) 23:04:24.68 ID:OcVXb6Gv0
支援

275 : タイムトラベラー(樺太):2007/04/10(火) 23:04:38.71 ID:R5Yh+6HHO
支援

276 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 23:05:25.46 ID:CJ3mk6P20
そこに突如、下から玄関のインターホンの音が加わる。
それでここが二階以上だということが分かった。

(;・∀・)「う…うわぁぁぁぁあ!!!」

モララーは反射的にベッドから飛び降りた。

頭も身体もただ逃げる事しか考えていなかった。
無意識といえば無意識に、意識的といえば意識的に。

窓から見える光景で、この部屋が高い位置にあることは分かったが、それどころではない。
下からは、インターホンの音の感覚が随分短くなっていた。

(;・∀・)「違う…違うんだ…僕じゃない…」

誰にもともなくそう嘆き、窓を開けようとしたが、鍵が掛かっていることに気付き、また焦る。
鍵を外して、勢い良く窓を開け放ち、飛び出ようと身を乗り出した。

(;・∀・)「……ッ!!」

そこでモララーの身体は止まった。
そしてゆっくりと身を引っ込めると目を閉じて、そのまま床にぺたんとしゃがみ込んだ。

モララーの目に最期に映ったのは、家を取り囲む数台のパトカーと、数人の警察官だった……


( ^ω^)エアーがクオリティを育てたようです  

        『( ^ω^)の内藤小説 外伝前編 in ( ・∀・)』


277 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 23:05:46.81 ID:AZRVPFCdO
支援

278 : 一株株主(奈良県):2007/04/10(火) 23:06:26.93 ID:OcVXb6Gv0
wktk

279 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 23:07:22.48 ID:CJ3mk6P20
―――――――――――――

( ゚∀゚) 「よぅ、元気かー?wwww」

明らかに自分とは違うテンションの違うその声に、モララーは応える気にもなれず、
どうも、と一言だけで返した。

( ゚∀゚) 「しょぼくれてんなぁ。ほら、差し入れ」

( ・∀・)「……まだこの間のが残ってるのに」

( ゚∀゚) 「まぁそう言うな。備えあれば憂いなしっていうだろ?」

そう言うと、ジョルジュはソファーに腰掛けながら、大きな袋をテーブルの上に置いた。

( ・∀・)「過ぎたるは及ばざるが如しとも言いますよね」

( ゚∀゚) 「大は小を兼ねるってな」

( ・∀・)「……」

なんとなく違うように感じたが、モララーはあえて何も言わなかった。
くだらないやりとりよりも、気になることがあるのだ。

( ・∀・)「それより捜査の方は?」

( ゚∀゚) 「まぁ進んでるらしいな。どう転ぶかは分からんが」

( ・∀・)「そうですか……」

280 : 留学生(dion軍):2007/04/10(火) 23:08:06.05 ID:KXBDf89n0
支援

281 : 工学部(dion軍):2007/04/10(火) 23:09:02.78 ID:77rfG5mu0
支援

282 : 社長(東京都):2007/04/10(火) 23:09:32.60 ID:GGV6CwPJ0
サザンのトリビア

283 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 23:09:33.97 ID:CJ3mk6P20

まぁ、とジョルジュ。
その先は聞かなくても、モララーにはジョルジュが何と言うか分かっていた。

( ・∀・)「なんとかなる……ですか?」

( ゚∀゚) 「……そうだ」

(;・∀・)「本当にお願いしますよ?」

面倒臭そうにモララーの問いを無視して、
ジョルジュは自分が持って来た袋をがさがさと探り、幾つかおにぎりを取り出した。
そして、その内の一つをモララーに差し出す。

( ゚∀゚) 「食え食え。もったいねぇだろ」

( ・∀・)「……はい」

受け取ったそれを手順通り開け、口にする。
不味くはなかったが、かといっても美味しいとも思わなかった。

そんなモララーを尻目にジョルジュはさも美味しそうに幾つも平らげた。

それからは、ここ数日と同じく、モララーはジョルジュに思い出せる限りの事を話し、
ジョルジュはそれを真剣な表情で聞いていた。

そして、仕事に戻らなくてはならない時間になると
また来る、と言い残してジョルジュは部屋を後にした。


284 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 23:09:43.10 ID:AZRVPFCdO
しえん

285 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 23:11:14.16 ID:CJ3mk6P20

ジョルジュが仕事に戻ると、部屋にはモララーだけになった。

( ・∀・)「……」

座ったまま、ため息をつく。
まさかこの部屋に自分が入ることになろうとは、とモララーは思う。

この部屋は公安が名を偽り、所有している建物の中の一室だ。

中にはソファーがあり、ベッドがあり、寝泊りが出来るようになっている。
食事は係りの者が時間になると運んでくる仕組みになっており、
テレビや、携帯電話等の通信機器がないこと以外は快適だとも言える。

モララーもジョルジュも今でこそ内閣調査室所属になっているが、前は公安の人間であった。
公安時代、ここで幾人もの人物の世話をしたこともある。

だが、今では全く逆の立場になってしまった。

この部屋に入れられる人物はごく一部の限られた人間だ。


重大犯罪を犯した可能性があり、刑務所には国家規模の理由で入るべきでない、特定の条件に該当する人物。


286 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 23:13:20.81 ID:CJ3mk6P20

内閣情報調査室、国際部門――――それがモララーが現在働いている職場だ。

モララーは元々公安の人間だったのだが、紆余曲折を経て現在に至る。

公安、そして内調、と聞くと人は何か謎めいた、ブラックなものを想像するが

公安や内調は列記とした国の機関の一つである。

日本国は昔から、「スパイ天国」と呼ばれるほど、国内の諜報活動に関しての規制が緩かった。

それは現在も尚、諸外国の日本に対する評価でもある。

だが、日本でも諜報活動そのもの、または諜報に関する体制の質は向上しており

それを牽引しているのが公安や、内調と言えるだろう。

アメリカのCIAや、ロシアのFSBのように過激ではないし、規模も比べ物にならないほど差があるが

それでも日本が比較的安全に保たれているのは、内調や公安の働きによるところが大きい。

これから諜報の面でも強化していくことは既に決められており、

同僚のジョルジュはもちろん、モララーもその一翼を担うことが期待されている。

―――はずだった。

287 : 天使見習い(コネチカット州):2007/04/10(火) 23:13:58.81 ID:5KLvub7yO
支援

288 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 23:15:59.21 ID:CJ3mk6P20

( ・∀・)「全く……ついてないね」

内閣調査室に所属して、まだ数ヶ月と立っていない。
ようやく仕事にも慣れてきて、いざこれからという時に、犯罪者のレッテルを貼られた。

それでもこうして特別な待遇を受けているのは、モララーが内閣調査室という機関に属しているからに他ならない。

しかし、それも時間の問題だろうとモララーは考えていた。
警察に捕まった時は動転したものの、状況から見てモララーが犯人だとは誰も思わない。

ただ、念のためだ。
モララーは半ば自分に言い聞かせるように心の中で思った。

( ・∀・)「……」

手を伸ばし、ジョルジュの差し入れを漁る。

( ・∀・)「あったあった」

カートンの包みを丁寧に剥がし、その中の一つを手に取った。
久しぶりだな、と思いながら、一本取り出し、備え付けのライターで火をつける。

食事などより遥かに旨かった。

289 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 23:16:06.30 ID:AZRVPFCdO
しえん

290 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 23:16:33.56 ID:ewFgLyPQ0
支援

291 : モーオタ(コネチカット州):2007/04/10(火) 23:16:54.98 ID:5KLvub7yO
しえん

292 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 23:17:05.84 ID:/xaYfxtUO
遅くなったが死刑囚乙!

293 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 23:17:35.29 ID:CJ3mk6P20
――――――――――――――


( ゚∀゚) 「はい。すいませんでした。失礼します」

踵を返し、多少の反発心を込めてドアを閉める。

( ゚∀゚) 「ったく……血も涙もねーな」

ドアの奥に居る上司にそう悪態をつくと、ジョルジュは自分の部署に戻った。
モララーの事件を独自に調査しているのを窘められ、そして仕事の追加。

( ゚∀゚) 「まぁいいか。モララーの方も片付きそうだし」

警察でも捜査は進んでおり、ホシの目星はついたと聞いた。
モララーが無事釈放されるのももうすぐだろう。

( ゚∀゚) 「ただ……」

一つ気になるのは当のモララーにいつもの元気がない事だ。

( ゚∀゚) 「どうせ。またくだんねー事でも考えてんだろ。
      ……仕事するか」

言って、ジョルジュは先にある会議の為の書類を作り出した。


294 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 23:18:13.09 ID:J2nrT7/C0
支援

295 : 天使見習い(コネチカット州):2007/04/10(火) 23:18:55.86 ID:5KLvub7yO
支援

296 : 一株株主(奈良県):2007/04/10(火) 23:19:01.67 ID:OcVXb6Gv0
支援

297 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 23:19:10.84 ID:AZRVPFCdO
むらさきのけむり

298 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 23:19:25.83 ID:CJ3mk6P20

―――――――――――――

ジョルジュの言葉通り、モララーが釈放されたのはそれから三日後の事だった。

( ・∀・)「……」

結局、モララーがあの部屋に居たのは僅か一週間だった。
それでも外の空気はやはり旨いと感じ、少しだけ囚人の気持ちが分かるような気がした。

( ・∀・)「歩いていくか」

解放される時、公安の職員から事件の詳細を聞いた。
モララーの横で死んでいた男性は、ある大企業の元社長、現会長だった。

さすがに大邸宅に住んでいるわけだ、とモララーは納得した。
その会長は、数年前に妻を亡くし、子にも恵まれず、あの邸宅には実質一人で住んでいたらしい。


そして、犯人。
聞いた話だと、被害者が経営する会社の元男性社員らしい。


その人物にこれからモララーは会いに行こうとしていた。

299 : 歌手(樺太):2007/04/10(火) 23:19:55.43 ID:H7/G4FVmO



300 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 23:21:23.09 ID:CJ3mk6P20

そのまま十数分歩いていくと、犯人が拘留されている警察へ着いた。
未だ、取調べは続けられているらしいが、それはあくまでも書類を埋める為の作業に過ぎない。
男はすぐに犯行を自供した。動機はまだ不明だが、社内でのいざこざだと見られている。

モララーが警察につくと、すぐに係りの者が案内をしてくれた。
面会の旨を申し出ると、十分という制約はあったが、すぐに取り計らってくれた。

「では十分だけ、ということで」

係りの者が、ドアを開けながらモララーに言う。

( ・∀・)「はい。すぐに終わりますよ」

その部屋は、モララーにもよく馴染みのある光景だった。
透明な板を挟んで、向こう側には心底憔悴している様子の男が居た。
俯いたままで、モララーの方を見ようともしない。

用意された椅子に座りながら、モララーは言う。

( ・∀・)「久しぶり……が正しいのかな。この場合は」

その言葉にようやく男が顔を上げると、少しだけ驚いた表情をした。

「あなたは……」

( ・∀・)「その節はどうも」

301 : 天使見習い(コネチカット州):2007/04/10(火) 23:22:35.17 ID:5KLvub7yO
支援

302 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 23:22:44.94 ID:ewFgLyPQ0
支援

303 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 23:23:08.16 ID:CJ3mk6P20

「……申し訳ありませんでした。何とお詫びしたらいいか……」

その表情は全く悪人は見えず、むしろ善人のそれだった。

( ・∀・)「なぜ、あんな事をしたんです?」

ほんの少しだけ語気を強めて言うと、
男は一度目を伏せて、それからゆっくりと吐き出すように語りだした。

「…あの男を殺して、貴方を見た瞬間、私は初めて恐怖を感じました。
 あの男を殺した瞬間ではないのです。誰かに見られていると思った瞬間に初めて罪を意識しました」

( ・∀・)「……殺した事に後悔はないのですね?……いや、結構です。続けて下さい」

「……罪を意識したのは本当です。でも私には引けなかった。
 貴方を殺そうと思いました。しかし、途中で気が変わりました」

( ・∀・)「僕を犯人に仕立て上げようと?」

「そうです。今から思えば素人の自分にそんな事が出来るわけがなかったと思います。
 でも、その時は夢中だった。……罪から逃れようと」

( ・∀・)「……この際、僕を嵌めようとした事はどうでもいいです。
     貴方は被害者が会長を務めていた会社の元社員ですよね?
     そこで何かトラブルがあったのですか?」

言ってから、これではまるで取り調べじゃないかと、モララーは思った。



304 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 23:23:35.59 ID:AZRVPFCdO
紫煙

305 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 23:24:31.89 ID:CJ3mk6P20

「……」

男はそこで口ごもった。何か話したくないわけがあるのだろう。

( ・∀・)「…無理して話すことはありませんよ。第一僕は、警察官でもない」

「……いえ、迷惑を掛けた貴方には話すべきです。
 あの男がまだ専務だった頃の話です。私はあるプロジェクトに関わり、その途中であの男と対立したのです。
 その時、私は平の社員でした。相手が悪いと自分でも思いました。
 しかし……どうしても譲れなかった。自分の案にそれだけ自信があった」

話が進むにつれ、男の話し方が変わった。おそらく話していく内に昂ぶっているのだろう。
そしてモララーには事の顛末がなんとなく予想出来た。

( ・∀・)「……それで首を切られたと?」

「……えぇ。しかし、それだけではありませんでした。私は志半ばで首を切られた為、知りませんでしたが
 あの男はそのプロジェクトが完成を向かえた後、あっという間に昇進したのです」

( ・∀・)「……?」

「あの男は、私を首にした後、私の案を採用し、成功を収めていました。 ……許せませんでした。
 私の会社を辞めさせられた後の人生は散々で…… あの男が居なかったら――と何度も考えました。
 そして……あの男を殺しました」

話し終えると、男はまた目を閉じ、俯いた。
どこか達観したような、そんな様子だった。

―――――――――――

306 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 23:24:39.02 ID:J2nrT7/C0
支援

307 : とき(樺太):2007/04/10(火) 23:24:53.78 ID:CrO+/23AO
支援

308 : 工学部(dion軍):2007/04/10(火) 23:25:16.46 ID:77rfG5mu0
支援

309 : 天使見習い(コネチカット州):2007/04/10(火) 23:25:22.41 ID:5KLvub7yO
支援

310 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 23:26:09.14 ID:CJ3mk6P20

警察を後にし、モララーは一人、公園のベンチに座っていた。

( ・∀・)「……」

これだけ寒いにも関わらず、公園には子供達が遊び騒いでいた。
だが、耳に木霊するのは子供の声ではなく、あの犯人の言葉。

( ・∀・)「……組織……か」

結局、あの犯人は組織という枠組みの中で排除された存在なのだ。
それが、殺人という恐ろしい犯罪さえ引き起こす。

許されるべきではない事だ。

だが、モララーにはなんとなく犯人の気持ちが分かるような気がした。
この世には、不条理が嫌という程存在している。

( ・∀・)「……自分が変われないのなら諦めるしか……ない」

組織というのは存在そのものが、合理的であるが故に不条理だ。
それが嫌なら、組織から抜けるしか選択はない。

それがモララーの考え方だ。いやそう考えるしかなかった。

( ・∀・)「……僕は逃げたのか?」

本当はそんな事などとうに分かっているはずだったのかもしれない。

公安を辞めた時から。

311 : 社会科教諭(東日本):2007/04/10(火) 23:26:55.25 ID:YcW4TsR80
支援だぁー!

312 : 一株株主(奈良県):2007/04/10(火) 23:27:16.50 ID:OcVXb6Gv0
支援

313 : 天使見習い(コネチカット州):2007/04/10(火) 23:27:27.67 ID:5KLvub7yO
支援

314 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 23:27:43.54 ID:CJ3mk6P20

( ゚∀゚) 「おっ! こんなとこにいたのか。
      探したんだぞwww」

( ・∀・)「あ、ジョルジュさん」

( ゚∀゚) 「無事に出れて良かったなww
      どうだ? シャバの空気はうまいか?www」

言いながら、缶コーヒーをポケットから出すと
ジョルジュはモララーの隣に座った。

( ・∀・)「空気か。ちょっと前までは旨いと感じてたんですがねぇ」

( ゚∀゚) 「……あぁ、そうだ。
      お前、明日から一週間の休暇だぞ」

(;・∀・)「ちょ……えぇえええ? やっぱり謹慎ですか?」

寝耳に水とはまさにこの事。

( ゚∀゚) 「いやいや、有給休暇だな」

(;・∀・)「出してないですけど」

( ゚∀゚) 「俺が出したwwwwwwwwwww
      まさか通るとは思わなんだwwwwwwうめえええwwww
      じゃあ俺仕事あるからwwwwじゃあなwwww」


315 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 23:27:45.69 ID:AZRVPFCdO
支援

316 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 23:28:21.81 ID:J2nrT7/C0
支援

317 : モーオタ(コネチカット州):2007/04/10(火) 23:29:22.19 ID:5KLvub7yO
支援

318 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 23:29:37.37 ID:CJ3mk6P20

(;・∀・)「ちょ……」

モララーの呼びかけも空しく、ジョルジュはすたすたと去っていった。

(;・∀・)「せっかく貯めてたのに……」

まぁ仕方ないか、とジョルジュが残していった缶コーヒーを手に取る。

(;・∀・)「うわぁ、ぬるっ……」

もしかしたら、大分探してくれてたんだろうかとモララーは思う。
温い事もあってか、すぐにそれを飲み干した。

( ・∀・)「さて、……って何もすることないな」

どこかへ行こうかと考える。

まだ昼間だ。呑みにいくのは早いし、かといって他にはこれといって行きたい所もない。

( ・∀・)「……せっかくだから、南の島でバカンスでも楽しむかwww」

そう、一人で軽い冗談を口にする。
と、足元にサッカーボールが転がってきた。

319 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 23:30:33.60 ID:ewFgLyPQ0
支援

320 : 天使見習い(コネチカット州):2007/04/10(火) 23:30:35.99 ID:5KLvub7yO
支援

321 : とき(樺太):2007/04/10(火) 23:30:41.92 ID:CrO+/23AO
支援ぬわーーーーーー!!

322 : 工学部(dion軍):2007/04/10(火) 23:30:50.57 ID:77rfG5mu0
支援

323 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 23:31:24.04 ID:CJ3mk6P20
「すいませーん! とってくださーいwww」

小学校の低学年、もっと小さいかもしれない男の子が遠くからそう叫ぶ。

( ・∀・)「はいはい。蹴るよー?」

モララーが立ち上がり、ボールを蹴ろうとした時だった。


「はーいwww……って、あれ?……」

その後ろから、もう一人の男の子が声を掛ける。

「なにしてんの? ボールは?」

「うん。……今あそこに人いたよね?」

「みてない」

「そっか。まぁ、いいやwwww取ってくるから待っててww」

そう言って男の子は、ボールを取りに走り、再びボール遊びを始めた。


ベンチには空の缶コーヒーと、煙草だけが残されていた……。


 ( ^ω^)エアーがクオリティを育てるようです

  『( ^ω^)の内藤小説 外伝前編 in ( ・∀・)』 おわり

324 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 23:31:51.83 ID:AZRVPFCdO
支援

325 : 社会科教諭(東日本):2007/04/10(火) 23:32:46.29 ID:YcW4TsR80


326 : 天使見習い(コネチカット州):2007/04/10(火) 23:33:05.19 ID:5KLvub7yO


327 : フート(樺太):2007/04/10(火) 23:33:15.14 ID:ndhhCXPMO
乙ですね

328 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 23:33:16.70 ID:J2nrT7/C0
御疲れー!

329 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 23:33:19.49 ID:CJ3mk6P20

不審な変態


   勝気な少女


      堕落した天才


         苦悩する男


 
 世界から突如として、姿を消した四人


 彼らにはそれぞれ何かが欠けていた

 
 そして……


 彼らは出会う――――――

          ( ^ω^)エアーがクオリティを育てるようです
                          
                        It will continue tomorrow.  


330 : 留学生(樺太):2007/04/10(火) 23:33:19.93 ID:k7zfu7fNO


331 : 一株株主(奈良県):2007/04/10(火) 23:33:27.45 ID:OcVXb6Gv0
乙でした!!

332 : 名無しさん@(樺太):2007/04/10(火) 23:33:32.57 ID:AZRVPFCdO
乙!

333 : シウマイ見習い(東日本):2007/04/10(火) 23:33:42.29 ID:ewFgLyPQ0
乙!!

334 : とき(樺太):2007/04/10(火) 23:34:05.99 ID:CrO+/23AO


335 : 留学生(dion軍):2007/04/10(火) 23:34:28.22 ID:KXBDf89n0


336 : 歌手(樺太):2007/04/10(火) 23:34:31.20 ID:H7/G4FVmO



337 : 短大生(兵庫県):2007/04/10(火) 23:35:19.71 ID:CJ3mk6P20
明日はAパート異世界編。

読んでくれた人達を疲れさせてしまったかもしれないけど
明日は一作品だから安心してほしい。


Aパート作者全員を代表して

おつ

338 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 23:35:49.47 ID:/xaYfxtUO
乙!

339 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 23:36:24.84 ID:J2nrT7/C0
改めて、Aパート作者のみんな乙!

340 : 工学部(dion軍):2007/04/10(火) 23:36:40.47 ID:77rfG5mu0
(;´_ゝ`)「あんたのがよっぽど不審だ!てか俺は不審者じゃねえええ!」 不審者の兄者が・・・

ξ゚听)ξ「私はツンデレよ、別によろしくしなくてもいいけど」 心左右のツンが・・・

(´・ω・`)「そうだ……君たちとは、スケールが違う」  死刑囚のショボンが・・・

( ・∀・)「…あの二人は引き渡しません」 内藤小説のモララーが・・・



それぞれがクロスオーバーする世界・・・

果たして彼らは異次元を切り抜け、現実世界に帰る事が出来るのだろうか・・・

空気たちが織り成すストーリー 空気(エアー)合作Aパート・・・



Aパート異世界編は、明日の20時くらいから投下予定です。
お時間のある方はお付き合いよろしくお願いします。

新ためて本日はありがとうございました。

341 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 23:39:52.80 ID:J2nrT7/C0
なんかきたwwwwwwwwwモンスターカードwwwwwwwww

342 : 歌手(樺太):2007/04/10(火) 23:40:04.43 ID:H7/G4FVmO
空気合作の方が本家合作よりレベルが高いとはこれいかに

343 : 女工(アラバマ州):2007/04/10(火) 23:40:11.50 ID:+cxKBiro0
ずっと俺のターン!

344 : 社長(東京都):2007/04/10(火) 23:40:48.70 ID:GGV6CwPJ0
サザンのトリビア

345 : 一株株主(奈良県):2007/04/10(火) 23:41:20.90 ID:OcVXb6Gv0
明日も楽しみにしてます!

346 : とき(樺太):2007/04/10(火) 23:42:24.58 ID:CrO+/23AO
みんな乙だ

347 : 一株株主(奈良県):2007/04/10(火) 23:43:38.43 ID:OcVXb6Gv0
ずっと俺のターンwwwwwwww

348 : フート(樺太):2007/04/10(火) 23:44:00.02 ID:ndhhCXPMO
それでは、次の曲を今日のラストソングとしたいと思います

Aパートのみんな乙!

349 : 屯田兵(樺太):2007/04/10(火) 23:59:23.16 ID:m9TXGxsKO
おつ!

350 : とき(樺太):2007/04/11(水) 00:34:00.97 ID:bl2pbyyhO
保守

351 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 00:51:42.00 ID:uCjvfmfkO


352 : 検非違使(宮城県):2007/04/11(水) 01:22:45.00 ID:RAzl1i4v0


353 : 受付(東日本):2007/04/11(水) 01:39:45.10 ID:zn/tAvEc0


354 : 検非違使(宮城県):2007/04/11(水) 02:05:06.24 ID:RAzl1i4v0


355 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 02:52:48.63 ID:uCjvfmfkO


356 : 理学部(樺太):2007/04/11(水) 03:44:23.03 ID:xe1DiEMQO


357 : 女性の全代表(山梨県):2007/04/11(水) 05:25:17.75 ID:+9OAc8S+0


358 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 05:48:07.09 ID:kVedkFwEO


359 : 理系(ネブラスカ州):2007/04/11(水) 07:43:39.08 ID:nogr8cTrO


360 : 歌手(樺太):2007/04/11(水) 08:14:15.65 ID:VdID8OnNO


361 : 接客業(コネチカット州):2007/04/11(水) 09:00:37.82 ID:tUSehu7yO


362 : 司会(アラバマ州):2007/04/11(水) 10:09:40.71 ID:ZCU80WnF0
クオリティー

クオリティ

363 : 電気店勤務(愛知県):2007/04/11(水) 12:22:11.79 ID:3ioT/ISy0
保守

364 : 電気店勤務(愛知県):2007/04/11(水) 14:05:41.13 ID:3ioT/ISy0


365 : イタコ(catv?):2007/04/11(水) 15:12:29.71 ID:hMDgCVZk0
おもしれぇ

366 : お猿さん(東日本):2007/04/11(水) 16:27:26.35 ID:Qnek9eE00
ho

367 : プロスキーヤー(神奈川県):2007/04/11(水) 16:29:26.99 ID:vpeEvLnz0
ぶっちゃけこっちの方が圧倒的にクオリティー高い
本家は痛い子の溜まり場って感じだった。







こんなこと言ってる俺も痛いけどね……

368 : フート(樺太):2007/04/11(水) 16:35:10.45 ID:348+InRPO
またそうやって荒れそうなことを

369 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 16:55:09.03 ID:uCjvfmfkO
>>367
祭りと馴れ合いは違うって意味か?それならわかる
でもわざわざ言うな。場が荒れたり表と裏のいがみ合いになるのは一番頂けない

面白ければいーじゃん!じゃん!
表も高クオリティじゃん!裏も高クオリティじゃん!それでいーじゃん!

370 : 電気店勤務(愛知県):2007/04/11(水) 17:41:28.66 ID:3ioT/ISy0
ほし

371 : 接客業(コネチカット州):2007/04/11(水) 18:35:59.24 ID:tUSehu7yO


372 : お世話係(東京都):2007/04/11(水) 19:15:46.18 ID:ju3pCrpk0


373 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 19:33:04.69 ID:BWwAT6do0
>>367
某スレ池

374 : 電気店勤務(愛知県):2007/04/11(水) 19:42:50.94 ID:3ioT/ISy0
もうすぐ投下が来ますよっと
wktkwktk

375 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 19:53:49.88 ID:JxlIAxi70

☆★☆★Aパート異世界編についての注意事項☆★☆★

1.この作品を見るときはディスプレイから離れ、必ず一人っきりでご覧下さい。

2.この作品には白ける場面が多数存在します、翌日に他人と会う予定のある方は閲覧をお控え下さい。

3.この作品は犯罪を助長するものではありません、あしからずお願いします。

4.この作品の登場人物、団体及び事件は実際のものとは一切関係ありません。

5.この作品は「ブーンの心が世界を左右するようです( ^ω^)」本編とは直接関連しておりません。

6.コピペミス、あるあるwww

7.ツッコミなくても負けないもん。

8.今作品は一世一代の大冒険のため、既にいつものテンションを捨てております、生温かい目で見守って下さい。



(*ノωノ)「以上、約束は絶対でお願いしますあぷー」


376 : 電気店勤務(愛知県):2007/04/11(水) 19:54:25.49 ID:3ioT/ISy0
キタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━ !!!!!

377 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 19:54:30.72 ID:BWwAT6do0
ktkrwktk

378 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 19:55:54.23 ID:JxlIAxi70










( ^ω^)エアーがクオリティを育てたようです

  『 Aパート : 不信な心が葛藤する小説なようです 』











379 : お世話係(東京都):2007/04/11(水) 19:56:01.53 ID:ju3pCrpk0
仮病のノリ……まさか、な

380 : 留学生(樺太):2007/04/11(水) 19:56:08.54 ID:ViULAWeQO
あぷー北www

381 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 19:56:15.13 ID:JxlIAxi70










        〜〜 ごめんなさい>>375自体がコピペミスです 〜〜











382 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 19:56:43.44 ID:BWwAT6do0
ちょwwwwwwwwwwwwwww

383 : 電気店勤務(愛知県):2007/04/11(水) 19:56:49.63 ID:3ioT/ISy0
ちょwwwwwwww

384 : お世話係(東京都):2007/04/11(水) 19:57:44.81 ID:ju3pCrpk0
しえん

385 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 19:58:18.43 ID:JxlIAxi70

ちょうど良い、どこかへバカンスに行きたいと思っていたところだった。
今の季節は冬、だからこそ暖かい所が良いと思っていた、まさに望み通りじゃないか。


(;・∀・)「……いや、でもこれはおかしいな」


せっかくだし南半球にまで足を伸ばして、ギラギラの太陽の下、ビーチで日光浴をしながら水着の女性を追うくらいを考えていた。
猫の手がいくつあろうと足りない忙しい時期だ、そんな夢くらい見てもバチは当たるまい。

しかし冬に白昼夢を見るハメになるとは思わなかった。

(;・∀・)「……ビーチってレベルじゃないね」

顔を右に向けると、そこには一面に砂丘が広がっていた。
砂浜なんて温い表現ではなく、見渡す限りが砂なのだ。
地平線が見えるまでに広がったそれは、砂漠そのものだ。

(;・∀・)「砂で泳げとでも言うのかねぇ」

サラサラの砂は、一歩踏み入れれば足を掴むように纏わり着いた。
一歩が重い、どれだけ粒が細かく乾燥しているんだ。

とても十数分と歩ける気はせず、クルリとその砂漠に背を向けた。

386 : 西洋人形(愛媛県):2007/04/11(水) 19:58:58.51 ID:yaXTO1rV0
支援

387 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:00:51.87 ID:JxlIAxi70
( ・∀・)「つまるところ、これはオアシスか」

向いた先には背後の光景が嘘のように木々が生い茂っていた。
ツタがこれでもかと巻きつき、野太い幹を剥き出しにした大木が凛然と立ち並んでる。
規模が違う、上に行くほど幾重にも枝分かれし、空が見えないほどにまで生い茂っていた。

こちらは一歩足を踏み入れると地面が湿っているのが分かる。
もう三歩でも進めば真っ暗で太陽も見えなくなるのだろう、雑草の一つ一つをとっても自分の背丈ほどまで力強く生えている。

(;・∀・)「これは迂闊に動けないね、迷子になるのは必至だ」

オアシスといっても桃源郷のような素晴らしいものとは程遠く、
踏み込んでしまっては二度と帰って来れそうにない、終着駅ともいえる。
蛇やトカゲならまだしも、肉食の生き物だって普通に生息していそうだ。


嫌になりクルリと反転すれば、やはり一面の砂。
発ち上がる陽炎から、ムワッと不快な空気が流れてきたので顔を顰めた。

自分がどうしてここにいるのだろうかと疑問に思ったことだろう。
むしろ、誰か知っていたら教えて欲しい、どうして自分がこんな辺ぴな地ににいるのかを。

388 : 電気店勤務(愛知県):2007/04/11(水) 20:02:32.19 ID:3ioT/ISy0
支援

389 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:02:55.72 ID:JxlIAxi70
砂漠で干からびて死ぬか、密林で人知れず虚しく死ぬか。
いずれにしても悲惨な犬死にだろう、そんな二者択一に迫られようという時、砂漠にポツンと黒い影があった。

うん、どう見ても黒い。

無意識に胸元をまさぐって拳銃を探す自分がいた。
公安の時代だったなら既に発砲まで行っていたかもしれない、拳銃を持っていなかったのは不幸中の幸いだろう、
己の手で他人を殺さずに済んだのだから。

(;´_ゝ`)「おお、ようやく人がいた!」

黒い帽子に黒パーカー黒ズボン黒靴、二枚目とも三枚目ともつかない微妙な顔がなお、その男の不審さに拍車をかけていた。
気付いたら手錠を探している自分がいた。

(;´_ゝ`)「扉を抜けるとそこは砂漠だった……どこでもドアもビックリです四次元世界ウマー。
   それにしても一体何なんだ何処なんだこの砂漠は、全然歩けなくて疲れた疲れた……」

妙にフレンドリーなのが不審だ、疲れた素振りが不審だ、息をしている事が不審だ、生きている事自体が不審なのだこの男は。
公安を辞めてからも内閣調査室で様々な厄介ごとに首を突っ込んできたからこそ培われた本能が、危険を察知していた。

声を出せずに固まる自分の目線が気になったか、男は一歩引いて声を張り上げた。

(;´_ゝ`)「いや、俺は怪しいもんじゃないよ!?」

自覚していたのかと、少し安堵した。

390 : お世話係(東京都):2007/04/11(水) 20:03:01.60 ID:ju3pCrpk0
しえん


391 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:04:49.66 ID:JxlIAxi70
( ・∀・)「……なるほどね、つまり僕と一緒で気付いたらこの場に……か」

( ´_ゝ`)「気付いたらって言うか、あからさまに怪しい扉に押し込められましたが。
   ロッカーに押し込められたいじめられっ子の気分を直に味わったぜ。
   いやぁそれにしても砂漠の真ん中で太陽光を吸収しすぎて死ぬかと思った」

そんな黒い恰好しているからだ、あえて突っ込むほど野暮な事もない。

( ´_ゝ`)「まだ名を名乗っていなかったな、俺は兄者だ」

( ・∀・)「僕はモララー、よろしく」

モララーは軽く言うと、また頭を働かせ現状把握に努めた。
これほど非現実な出来事が起きたのだ、口を尖らせて不可解さを露にする。

(;´_ゝ`)「えっと、俺手を差し出しているんだけど……握手……」

( ・∀・)「そうか、違いはあれど気付けばここにいた……何か法則性でもあるのだろうか、そもそもここは一体?」

(;´_ゝ`)「あの、どうして半歩距離をとるんですか正直ちょっと傷付いてるんですが。
   もしかして無視ですか違いますよね考えに集中しているんですよね?」

( ・∀・)「!! ちょっと黙ってくれ」

(;´_ゝ`)「……はい」

(#・∀・)「うるさい!」

一寸先は闇というコトワザそのものだろう、深淵の暗澹が広がる密林の奥から人の話し声がする。
耳を済ませると鮮明に聞こえる、間違いなく人間の声だ。

392 : 西洋人形(愛媛県):2007/04/11(水) 20:04:58.89 ID:yaXTO1rV0
支援

393 : お世話係(東京都):2007/04/11(水) 20:05:48.01 ID:ju3pCrpk0
しえん


394 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:06:52.13 ID:JxlIAxi70
( ・∀・)「どうやら僕ら以外にも人がいるようだね、兄者ちょっといいかい?」

返事を待つ事無く、モララーは背負ったリュックを下ろすと、中から丈夫な紐を取り出した。
その片端を自分の腰に巻き付ける。

そしてもう一端を兄者に差し出した。

( ・∀・)「ちょっとこの森の中に入ってくるよ。
   ただあまりに暗すぎる、十歩も進めば出口がどこか分からなくなるだろう。
   僕とて命知らずじゃないからね、命綱、君に任せるよ」

(;´_ゝ`)「え、えっとこの端をどうすれば……」

( ・∀・)「それじゃあ行って来る、不審だけど君の事を信用するよ、頼んだ」

(;´_ゝ`)「あ、どうすれば……ってか俺は不審じゃなぃ……」

モララーは兄者の言葉に耳を貸す事もなく、一人密林へと足を進めていった。
少し経てばもう姿は見えない、草木を分けて歩く音だけが暗闇から響いた。



(;´_ゝ`)「……オレの甲斐性ってなんだろう」



兄者は一人、涙目で呟いた。




395 : 電気店勤務(愛知県):2007/04/11(水) 20:07:45.40 ID:3ioT/ISy0
支援

396 : 解放軍(奈良県):2007/04/11(水) 20:07:56.97 ID:HX3ZkdkC0
支援

397 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:08:50.78 ID:JxlIAxi70

( ^ω^)『こんばんは、不審な解説人ブーンですお!
    もとい不審者のブーンだお、まさかの抜擢により合作Aパート異世界編の司会も務める事になったお
    パートメンバーにも内緒で随所に休みレス入れちまうことにしちまったおwwwwやりたい放題ウマー
    合計いくつになるかわからないけど勢い任せで夢ひろがりんぐww
    ああ、僕が出る時のバックミュージックは世にも奇妙な物語にしろお』

J( 'ー`)し『まさるー、ご飯よー』

( ^ω^)『今行くおー!
    そんで、場面転換のたびに一ネタ放り込もうと思うお。
    白けるのはいまさら怖くなんてないお、むしろ快感wwwうはww
    ってかどうして皆、この作者の話になると仮病とか言うのかワケわかんねーお』

J( 'ー`)し『まさるー』

( ^ω^)ノシ『はいはーい!
    それじゃ皆、歯ぁ磨いて寝るおー!
    あと不審者の人、いきなりこの展開は想定外かもしれないけど大目に見てくれると信じてるお、愛してる
    あれだけ他作品パロったんだから怒れないだろうし、ってか不審者の凡用性高すぎワロタ』



( ^ω^)『ちなみに、空気嫁よという方は ID:JxlIAxi70 をNG登録する、これマジオヌヌメ。
    ってかこの合作の名前をもう一度言ってみるお、そう、はじめから空気なんて糞喰らえだお!!』


398 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:10:54.81 ID:JxlIAxi70

見渡す限りの森林が行く手を遮った。
頭上を見上げた所で幾重にも重なった小枝と葉に妨害され、太陽の光が僅かに覗けるだけだ。
今時これほど暗い場所などそうは存在しない。

田舎の夜でも月が輝き、まだ周囲の状況をいくらか把握できるだろう。


(´・ω・`)「やれやれ、先客がいるとは意外だったよ」

暗闇の中を掻き分け進み、目ざとく光の差し込む広地を探り当て、到着したと思えばそこには人がいた。
呟く男の前で、眉間に皺を寄せ、泣きそうな表情の少女は顔を上げて問うた。

ξ゚听)ξ「……アンタ、人?」

(´・ω・`)「見ての通りさ、人道は外れているかもしれないけどね」

そんな皮肉を耳に入れる事無く、他人と会った途端少女は立ち上がると表情を強がって見せた。

頭上からの僅かな光が眩しい、木の葉の茂りが薄い部分からは、緑がかった光が針の様に小さく鋭く地へと降り注いでいた。
まぶたにチリチリと痛みを感じながら、男は質問を返す。

(´・ω・`)「ククク……君も人だね、人道を外れている」

ξ゚听)ξ「失礼な人がいたものね、初対面でそんな事を言うなんて気が知れないわ」

(´・ω・`)「否定はしないのかい?」

得意気に笑って見せる男に、少女は目を尖らせた。

399 : 西洋人形(愛媛県):2007/04/11(水) 20:11:08.54 ID:yaXTO1rV0
したら読めねえよwwwwwwwwwwwww

400 : 屯田兵(樺太):2007/04/11(水) 20:11:41.83 ID:pvr+FJk8O
支援

401 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:12:59.30 ID:JxlIAxi70
ξ゚听)ξ「どうでもいいわ、それよりもここはどこよ?
   気付いたらこんなところにいてワケわかんないんだけど」

(´・ω・`)「さぁね、罰が当たったんじゃないかい?
   他人を犠牲に自分を生かしてきた人間の末路かもね、地獄というやつか、クックック」

何が面白いのか、と少女が不機嫌を露にした。
どうしてこうも自分が見透かされているのだろう、その洞察力が気に入らなかった。

とりあえず話をして分かった、男もここがどこかを知らない。
だったらもう用はない、使えない不愉快な人間と係わるほど無駄な事はない。

ξ゚听)ξ「地獄なら一人でご自由にどうぞ、生憎私にはアナタと違って将来があるからまだ死ねないわ。
   あなたは勝手に三途の川なりどこへでも行って頂戴」

(´・ω・`)「将来か、一体君はどれだけの人間を騙して過ごしていくんだろうねこの先」

ξ#゚听)ξ「……ッ!!」

怒って掴み掛かろうとする少女の手を振り払い、男は逆に首を掴み返した。
片手でその体を持ち上げると、顔を近づける。

ξ;゚听)ξ「くぅッ!!」

(´・ω・`)「自分以上の悪党を見るのは久しぶりだ、気に入らない事があればすぐに掴みかかる辺り小者だな、ククク」

手に力を込め、男は笑いを止めた。

(´・ω・`)「いけ好かないガキだ」

402 : 留学生(樺太):2007/04/11(水) 20:13:08.99 ID:ViULAWeQO
植物の人ってこんなに弾けてたのかwww

403 : 理学部(樺太):2007/04/11(水) 20:14:14.04 ID:u7DKWDNkO
きゅ、急過ぎるだろって・・・

404 : 司会(アラバマ州):2007/04/11(水) 20:14:49.41 ID:ZCU80WnF0
NGだらけになってまいった

405 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:15:02.68 ID:JxlIAxi70
そのまま一気に地面へと叩きつける。
強く鈍く頭を打つ音が響いた。

ξ ))ξ「ぅッ……!!」

(´・ω・`)「自分を信じて止まない、罪悪感もなく他人を使い犠牲にし、自分本位の行動。
   君の罪の美学は理解出来そうにない」

ξ;凵G)ξ「うぇ、え……!」

少し覇気を込めると、すぐにも相手は折れた。
やはりそうだ、罪の意識なく自分のために周りは犠牲になるべきだと信じて疑わないタイプの悪だ。

最も興味の沸かない、下劣で愚鈍な犯罪者だ。

男は数言交わしただけでそれを見抜くと、ヤレヤレと首にあてがった手を離した。

(´・ω・`)「下衆が、己の罪も理解できない猪口才な人間が粋がるな」

言うと口元を綻ばせた。
説教して良い気分に浸ったというわけでない、勝ち誇ったわけではない。
惨めな相手に少し同情してしまった自分に対し、柄でもないなと期せずして笑みがこぼれたまでだ。

ξ;凵G)ξ「うええぇ、ええん!!」

(´・ω・`)「ほらみろ、煩く泣き喚くものだから誰か来たじゃないか」

男がそう言って振り向いた先で、背の高い草が僅かに動いた。
そして次の瞬間、腰に紐を巻いた人間が飛び出してきた。

406 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:17:01.41 ID:JxlIAxi70
( ・∀・)「……本当に人がいるとは驚いたな、そっちの女の子は怪我しちゃったのかな?」

(´・ω・`)「ああ、転んで泣いているだけだよ」

平然と言う男に、すぐさまモララーは怪訝な目を向けた。
当然だ、子供がすぐ横で泣いているのにそれを気にも留めずにいるのはどうかしている。
「転んだ」というのも方便にしか聞こえない。

( ・∀・)「さてと、とりあえずここがどこかについて理解できる人は……いないよね?」

(´・ω・`)「地獄でなければ心当たりはないね、ククク。
   そちらのお二人さんもかい?」

( ・∀・)「お二人?」

モララーが振り向いた先には、腰に巻いた紐の一端を持った兄者が立ち尽くしていた。

( ・∀・)「……」


(;´_ゝ`)「あれ? 何これ、まるでオレがいちゃいけないみたいなふいんき何これ?
   いや、ちゃんと手渡された紐は持ってきたよ、ほら」


その場は一気に静寂と化した。




407 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 20:17:08.76 ID:BWwAT6do0
ちょっと誰でもいいからガンダム撮ってよ支援

408 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:19:00.17 ID:JxlIAxi70
     『テレフォンショッピング』

ξ゚听)ξ まぁジョン、今日はどんな商品を紹介してくれるの?

( ^ω^) キャサリン、1レスだしさっさと進めるよ? 今日はこの漂白剤さ!

ξ゚听)ξ 漂白剤? そんなのどれを使っても一緒でしょ?

( ^ω^) ところがどっこい、こいつは違う。試しに入れて洗濯をしてみると……

ξ゚听)ξ Wow、すごいわ! 真っ白じゃない、赤いハイヒールまで真っ白になっているわ!

( ^ω^) それだけじゃない、コイツを世界へばら撒けば……

ξ゚听)ξ WowWow! 世界が真っ白よ、ブーンが世界から色を奪っちゃうじゃない!

( ^ω^) だろう、コイツはそれだけすごいのさ!
     ただいくらこいつを使っても、君の暗く黒い過去まではまっさらに出来ないけどね、HAHAHA!

ξ*゚听)ξ もう、ジョンったら! 私のあの件は遺族の方と和解したっていったじゃない!

( ^ω^) そうだったね、すっかり忘れていたよ、まさに頭が真っ白だったってね、HAHAHA!

ξ゚听)ξ またまたジョンったら! くだらないギャグはいい加減にしないと殺意沸いちゃうわよ?

( ^ω^) Oh、ソーリーソーリー、今までのギャグは白紙に戻してくれなんt


   しばらくそのままでお待ち下さい

409 : 屯田兵(樺太):2007/04/11(水) 20:20:18.69 ID:pvr+FJk8O
これはwww

410 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:20:27.97 ID:JxlIAxi70

空からの僅かな光が差し込むそこで、4人は向かって座り込んでいた。
無言の嫌な空気が漂う、言わずもがな互いへの疑心と不安が交錯していた。

( ・∀・)「とりあえず、自己紹介をしようか?」

( ´_ゝ`)「いえーい! ドンドンパフパフ!」

えてしてどの世界にも空気を読めない男と言うのはいるものだ。

(;´_ゝ`)「なんていうかゴメンなさい」

( ・∀・)「僕からいこうか、モララーと言うんだ、よろしく」

(;´_ゝ`)(むしろ俺空気!?)

( ・∀・)「以前は公安だったけど、ワケあって辞めて今は内閣調査室と言う場所で地味な作業をこなす毎日だよ」

(´・ω・`)「ほう、公安か……」

( ・∀・)「元だけどね、まぁ紆余曲折あったんだ。
   さあ、次はあなたにお願いできますか?」

「公安」というワードに食いついた事を理由にパスを出され、男は「ククク……」と笑って口を開いた。

(´・ω・`)「ショボンと言うよ、よろしくしなくても良いけどね。
   警視庁爆発事件を知っているかな?」

ショボンと言う名前はどこかで聞き覚えがあった、そう思った矢先の質問に絶句した。
事件と名前が繋がり、その場は一瞬で空気が張り詰める。息苦しさすら感じた。

411 : 解放軍(奈良県):2007/04/11(水) 20:21:11.78 ID:HX3ZkdkC0
何今のCMwwwwww


412 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:22:22.15 ID:JxlIAxi70

(;・∀・)(なるほどね……どうりで初見から嫌な感じがしたわけだよ)

(;´_ゝ`)「えっと、ショボンさん、そのもしかして……」

(´・ω・`)「疎いね、あえて言うまでも無いだろうこれ以上。
   ちなみにもう僕は捕まった身だよ、元公安さんも安心してくれ」

ξ゚听)ξ「随分たいそうな過去をお持ちのようで。
   そのくせよく私のほうが悪党だなんて言えたものね、尊敬のあまり開いた口が塞がらないわ」

(´・ω・`)「逆に口を閉じておいて貰いたいね、ガキの戯言は不快だ。
   次はそっちのアンタにお願いしたいね」

ξ#゚听)ξ「……ッ!」

ショボンの言葉を受けて、兄者が頷く。

(;´_ゝ`)(大量殺人犯と一緒か……下手な事言えないな、ここは無難に自己紹介して係わらないようにしよう)

( ´_ゝ`)「俺は兄者、ごく普通の25歳ニート独身童貞、好きな色は黒です」

(´・ω・`)「ほう、黒が好きだからそんなに不審ななりをしているのかい?」

(;´_ゝ`)(フィーーーッシュ!! マジ喰いついてくんなって勘弁してくれって!!)

兄者は今まで様々なタイプの人間と接してきた。
マシンガントーク変態の店長、虹色変態で今は亡き会長、人として堕落した変態弟、バックの処女を奪い奪われた変態恋人つとむちゃん。

……あれ、ろくなヤツいなくね? オレの人生かなり間違ってね?

413 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 20:22:37.57 ID:BWwAT6do0
wktk

414 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:24:17.43 ID:JxlIAxi70
そうそう、その前述の会長が幾度と警官に捕まっていた。
いやしかし、自分が会ってきた犯罪者は猥褻物陳列罪とかそういうちょっと茶目っ気のある奴らばかりだった、
モノホンの犯罪者は勘弁して下さい、何ですかこのオーラはいやほんと。

( ´_ゝ`)「はい、黒は大好きでついつい着るもの全て統一しちゃうんですよねHAHAHA」

(´・ω・`)「君は……僕と同じ匂いがするよ、人を殺した事もあるくちだろう?」

(;´_ゝ`)(え゙え゙え゙ーーー係わらないとかいうレヴェルじゃねーぞオイ!!
   気に入られているどころかメッチャ親近感沸かれているんですが何このドッキリ!?)

(;´_ゝ`)「いや、その別に俺は……」

(´・ω・`)「警察にお世話になったことも幾度とあるんだろう?」

(;´_ゝ`)「確かに何度とありますが、それはその一方的というか……」

否定しきれない自分が悲しかった。
暗闇を歩いていて不審だったから補導されたとか、本当に「お世話」になったものだから言葉遊びにしては笑えない。

(´・ω・`)「やっぱりね、洞察力には少々自信があってね、そんな気がしたんだ。
   詳しくは聞かないよ、話したくないなら無理強いはしないさ」

(;´_ゝ`)「え、いやその……」

(;・∀・)「なるほどね、君からも不審な感じがしていたんだ……まったくとんだメンバーだよ」

モララーの溜息が一際大きく響き、兄者を逃げられない者と決定付ける事となった。

415 : 電気店勤務(愛知県):2007/04/11(水) 20:24:46.99 ID:3ioT/ISy0
支援

416 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:26:26.03 ID:JxlIAxi70
ξ゚听)ξ「ホント、嫌なメンバーだコト」

少女は興味無さそうに、そっぽを向きながら話を聞いていた。
協力する気はないのだろう、跳ね除けようという様が見て取れた。

ξ゚听)ξ「最後は私かしら? 私はそうね、面倒だしツンでいいわよ。ただの一般人よ、よろしくね元公安さん」

( ・∀・)「……ああ、よろしく」

媚を売るような態度に、モララーはまた頭を抱えた。
どうしてこうも異色のメンバーが揃うものなのか、今は協力して現状を把握するべきだろうというのに……
さらさら協力できる気がしない。


ツンが手短に紹介を終わらせるものだから、その場一体がまた静かになった。
これは改めて確認できたと見て間違いないだろう、互いが互いを信用できないという事を。


(´・ω・`)「やれやれ、元公安に自分の事を語らない女とはおっかないね、兄者」

(;´_ゝ`)「あ、ああ、まったくだぜショボンさん」

兄者は出来る限り胸を張ってショボンに付和雷同した。
あまりナヨナヨしていてもいけないだろう、出来る限り相手を刺激しないように流れを読まねば。

( ・∀・)「そういえばショボン君、死刑が決まったといわれていたと思ったが……」

(´・ω・`)「どうだったかなぁ……クックック」

(;・∀・)(まったくこれは未曾有の事態だね、自分の遭遇してきたどの事件よりも殊更に厄介だよ……)

417 : 屯田兵(樺太):2007/04/11(水) 20:27:14.48 ID:pvr+FJk8O
兄者はとことん不遇だなw

418 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 20:28:19.10 ID:BWwAT6do0
兄者に空気を読ませるなんて
葛藤本編より難題だな支援

419 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:28:26.86 ID:JxlIAxi70
( ・∀・)「とりあえず自己紹介も終わったし、この4人で協力して現状の把握に努めようか!」

(;´_ゝ`)「おおーッ……てアレ!? 誰もノッてきてくれないの!? もしかして俺またういてる!?」

モララーが盛り上げようとするも、誰一人と便乗しなかった。
それぞれが険悪なムードを作る。

(;´_ゝ`)(地の文からも省かれると流石に淋しいな……)

ξ゚听)ξ「私は無理ね、どうしてこんな殺人者達といっしょにいなきゃいけないの?
   元公安さん、ちょっと意見が安直過ぎじゃなくて?」

(´・ω・`)「信じる相手は選んだ方が良いよ、僕もそのガキと一緒はいただけないな」

ξ#゚听)ξ「相変わらずよくもそんな言葉が並べられたもので」

突っ掛かるツンだが、ショボンが目を鋭くすると逃げるようにモララーのそばへと寄った。
そして隠れるように後ろへ回る。

ξ;゚听)ξ「ちょっと、元公安でしょ、アイツをどうにかしてよ!」

( ・∀・)「どうにかって今は協力するべきだと思う」

ξ#゚听)ξ「だからふざけないでよ、何甘ったるい事言ってんのバカじゃない?
   平和主義なんて今時耳障りったらありゃしない!
   だから公安も辞めさせられるのよアンタは、さっさとアイツをどうにかしなさいよ!」

後ろで叫ぶツンに、モララーは顔を向けた。
そして表情を崩す事無く、冷静な声で言葉をかける。

420 : 解放軍(奈良県):2007/04/11(水) 20:29:39.25 ID:HX3ZkdkC0
兄者カワユス

421 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:30:30.60 ID:JxlIAxi70
( ・∀・)「公安は辞めさせられたんじゃない、辞めたんだ。
   それに僕は君の勝手のほうが気になるな、僕は君にバカにされる筋合いはない」

ξ#゚听)ξ「はぁ? 一般人の意見を汲み取りも出来ないだなんてたいした公安さんだコト。
   辞めただなんて随分と都合の良い言葉ね、この上なく胡散臭いわ。
   大方仲間達から省かれて一人虚しくなって辞めたんでしょうね」

(;´_ゝ`)(アレ? それって今の俺の境遇と相似するんだけど気のせい?)

( ・∀・)「ちゃんと一般の方々の意見は聞いているさ。
   ただ公安も一つ一つバカ正直に相手していられなくてね、特に最近多いんだよ、私事を公安に解決してもらおうという人がね」

ξ#゚听)ξ「あーあーなるほど、少しでもあんたを信用しようとした私こそバカだったって事が良く分かったわ。
   この分じゃ元公安ってのも怪しいものね」

( ・∀・)「そうだね、信用出来ない相手に頼み事はするべきじゃないと僕も思うよ」

モララーはつい噛み付いてしまった。
彼は彼なりの理由で公安を辞めた、そしてその結論に自信を持っていたからついムキになってしまったのだ。
そう、仲間達から省かれたということが、なまじ正しかったからこそ余計に。

(´・ω・`)「まあまあ君達、協力するんじゃなかったのかい?
   それともこれが君達流の友好なのかい? 随分荒々しい交流だね、この様子だと僕は仲良くできそうに無いよ」

ショボンは皮肉で笑い、お手上げだとポーズをとって見せた。


よくもまあこれほどいがみ合うメンバーが出揃ったものだ。



422 : 西洋人形(愛媛県):2007/04/11(水) 20:30:41.99 ID:yaXTO1rV0
支援

423 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:32:32.65 ID:JxlIAxi70

( ´ω`)「ブーンです……」

( ´ω`)「ブーンです……、先日おでんのコンニャクを食べていたら歯が欠けたとです。
   牛乳をたくさんとっているのに贅肉しかつきません!」

( ´ω`)「ブーンです……、初めての都会で間違えて女性専用車両に乗ってしまったとです。
   車掌さんに荷物チェックまでされる理由が分かりません!」

( ´ω`)「ブーンです……、自分が乗った途端に車のガラスが曇ります」

( ´ω`)「ブーンです……、カラオケでアニソンしか歌えなくて何が悪いとですか!?」

( ´ω`)「ブーンです……、怖がりのくせについ夜にホラー映画を見てしまうとです。
   鏡を見ると根暗なデブが映って怖くて堪りません!!」

( ´ω`)「ブーンです……、徒競走で自分の時ばかり声援が多くて苦痛です!
   いい加減キーパー以外の役割も欲しいとです!」

( ´ω`)「ブーンです……、着メロを何曲も取る意味がありません」

( ´ω`)「ブーンです……、タイピングの早いイケメンはモテるのにどうして自分はオタクと言われるとですか!?」

( ´ω`)「ブーンです……、テニスが得意とです。
   どうしてデブが汗をかくと『きもい』としか言われないとですか!?」

( ´ω`)「ブーンです……、太ブチ眼鏡をかけようとするのを止めて下さい!」

( ´ω`)「ブーンです……ブーンです……ブーンです……」


424 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 20:33:36.83 ID:uCjvfmfkO
この空気wwwwwwwww兄者戸惑ってるだろうなwwwwwwww

425 : バンドマン(福島県):2007/04/11(水) 20:34:00.85 ID:Afs1DUUj0
>自分が乗った途端に車のガラスが曇ります

あれ? 俺がいる……

426 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:34:37.58 ID:JxlIAxi70

日が傾きはじめると、その場はすぐに辺り同様漆黒の世界が待っていた。
慌ててモララーが木々を集め、ショボンのライターで火を起こす。
意外に乾いた植物が多く、火は想像以上に楽についた。

( ・∀・)「さて、とりあえず陽が出るまでは危ないから、ここで休むこととしようか」

モララーが提案したが、やはりその意見に反する者がいた。
この四人の納得できるアイデアがあるなら誰かにご教授承りたいものだ、頭を抱えた。

( ・∀・)「それで、何が納得いかないんだい?」

ξ゚听)ξ「当たり前でしょ、殺人者と一緒に寝れる訳ないじゃない、私は自分の部屋へ行くわ!」

( ´_ゝ`)(なんという死亡フラグ……これでシャワー浴びたら間違いなくティウンティウン)

(´・ω・`)「おや、てっきり男の人と一緒に寝れないなんて御託を並べるのかと思ったが」

ξ゚听)ξ「勝手に言ってれば? 私は男の人と野宿だってするし、野外で排泄だってそれしか手段がないならするわよ。
   アナタ達なんかとは温床が違うの、私はそういった経験をしながら育ってきたからね」

(;´_ゝ`)(そういう環境……野外プレイ!? ちょっと下半身が過敏だぜ!)

(´・ω・`)「ふしだらなものだね、そういった経験が君をそこまでダメにしたのか」

ξ゚听)ξ「同情……にしては随分と棘があるわね、本当ムカつくわ。
   私はそうやって我慢する事を知っているのよ、一時の幸せのために発展を望んだりなんてしない。
   アンタ達目先の利益に踊らされるような人間と一緒にしないで」

427 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 20:35:54.64 ID:BWwAT6do0
(;∀;)イイツンップリダナー

428 : 留学生(樺太):2007/04/11(水) 20:35:55.75 ID:ViULAWeQO
植物の人のギャグセンスは若干古いなwww

429 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:36:41.04 ID:JxlIAxi70
(´・ω・`)「その年齢で人生の価値観を決めてしまうとは実に可哀そうだ」

ξ#゚听)ξ「だからその同情を止めろって言ってんのよ、アンタ本当に頭くるわ!」

どうしてこうもすぐに言い合いになってしまうのか。
ああ言えばこう言う、堂々巡りだ。

( ・∀・)「とりあえずツン君、今日はもう暗くて危ない。
   また明日になったら色々と今後について考える事にして、今日の所は一緒に休まないかい?
   これだけの暗闇だ、一度迷えばもう遭遇する事は不可能と言っても過言じゃないだろう」

ξ#゚听)ξ「いちいち説明しなくてもそれくらい分かってるわよ!」

だったら素直に従って頂きたいものだ。
なんにでも噛み付く姿は彼女自身今が理不尽で仕方ないからなのだろう、それは皆同じだというのに。

ξ#゚听)ξ「特にそっちのヤツ、不審ななりしているの、アンタよアンタ!」

(;´_ゝ`)「えっと、もしかしなくても俺ですよね」

ξ#゚听)ξ「他に誰がいるのよ、暗闇だと見難いのよアンタイライラするわね!
   寝時を襲ったりなんかしたら承知しないからね、見た目そんな感じだから嫌だわ」

(;´_ゝ`)(ようやく話に入れたと思ったらこれかよ……俺って空気とかそういうレヴェルじゃなくない?
   ああ、これが空気をも超えたメタンか、マジなんで俺ここにいるんだろ……。
   メタン合作はこの際いいわ、18禁合作早く完成させろって……)

430 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:38:51.90 ID:JxlIAxi70
( ・∀・)「とりあえず今日は火を起こしたまま寝ることにしようか、獣の咆哮なんかは聞こえないけど、
   何かあった時は明るい方が都合が良いしね。
   一応火種をもう少し用意しておくよ、夜中に目が覚めた人がいたら、ついでに少し放り込んでおいて欲しいな」

このメンバーには生憎知恵の回る者が多かった(約一名を除いて)。
だからこそ「どうしてこんな異世界にいるのか」、そもそも「ここはどこなのか」をあえて話し合おうなどとしなかった。

各々様々な憶測を立ててはいたが、決してその内容を共有しようなどと考えなかった。


異世界、これほど非現実的な事を語るには非現実的な理論を振りかざすこととなる。
それを出来るほど大らかなプライドの持ち主がいなかったのだ。

そしてそれ以上に、協力をする気が欠片も無い事を互いに了承しきっていたのだ。
意見を提案しても、その考えを奪われるだけで相手からは何も引き出せない、それを無意識にも確信していたのだろう。


( ´_ゝ`)(そういえば、どうしてここにいるのかとか話し合ってなくないか?
   コイツら色々と考えているようで意外にダメダメだな。
   いや、オレがしっかりしすぎているのか参ったぜHAHAHA)


約一名を除いて。




431 : 留学生(樺太):2007/04/11(水) 20:39:51.06 ID:ViULAWeQO
18禁合作てwww

432 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 20:40:07.00 ID:BWwAT6do0
次のCMも期待支援

433 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 20:40:18.29 ID:uCjvfmfkO
おまwwwww裏=メタンまで格下げかよwwwwww

434 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:40:51.65 ID:JxlIAxi70

('A`)「ドクオです……」

('A`)「ドクオです……、料理に自信があるのに誰にも言えません」

('A`)「ドクオです……、日焼けは肌に悪いからしないだけです」

('A`)「ドクオです……、女性の体重と比べないでください」

('A`)「ドクオです……、ゴーストがいつまでたってもゲンガーに進化しません」

('A`)「ドクオです……、履歴書を書いていたら死にたくなりました」

('A`)「ドクオです……、携帯メモリの一番初めは母親の指定席です。
   その他はアドレスを交換したのに連絡ない人しかいません」

('A`)「ドクオです……、給食費を盗んだのは俺じゃありません」

('A`)「ドクオです……、2chでも空気読めない俺はどこに存在価値を見出せばいいのでしょうか?」

('A`)「ドクオです……、周りと話を合わせるために今流行りの歌を覚えました。
   なのに話しする相手がいません」

('A`)「ドクオです……、食べても食べても太りません。
   身体測定でギャラリーが出来るのが大変不快です」

('A`)「ドクオです……ドクオです……ドクオです……」


435 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:42:50.21 ID:JxlIAxi70

月明かりすら届かないこの暗闇では、小さな光でも辺り一帯を照らすには十分だ。
暗順応した人間の目では、視界に入る範囲の状況であればある程度把握する事が出来る。

夜も更けただろう頃、ツンはパチリと目を覚ました。


ξ゚听)ξ「……」

のそりと起き上がり、溜息を一つ。
頭を掻きながら隣を見ると、焚き火が明々な世界で元公安が静かに寝息を立てていた。

服についた砂を静かに払うと、また溜息を一つ。


そう、抜け駆けとでも言おうか、この世界を他よりも早く掌握する事が必要だと踏み、夜中にも拘らず散策しようと試みたのだ。
夜中の山道だって、発展の無い世界では当然のように探検せざるを得なかった。
自分にはその経験が大いにある、獣がいないだろうだけよっぽどマシだ。


目印をつけるためのナイフを元公安のリュックから拝借すると、ついでにお菓子をポケットに詰めた。
そして「してやった」笑顔を残し、暗闇へと歩いた。

436 : 留学生(樺太):2007/04/11(水) 20:44:11.13 ID:ViULAWeQO
ドクオ…。

437 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:44:54.76 ID:JxlIAxi70
自分の背丈をゆうに超える雑草を踏み分けようとするが、これだけの密林だ、一つ一つの草の生命力は半端ない。

ξ;゚听)ξ「ちぃっ……!?」

眉間に皺を寄せて舌打ちする。
あまり大っぴらに草を踏み分けては、一人勝手な行動を取っていたと証拠を残すようなものだ。
それで翌朝に云々言われるのは勘弁願いたい。

少なくとも、元公安とはある程度の繋がりを維持しなければいけないから。
そう、あのショボンとかいう重罪者……アイツは危険だ。
アイツと向き合うためには、一人では分が悪い、だから勝手な行動を見抜かれて元公安の信用を失うのだけは極力避けなければ。

ξ#゚听)ξ(ああ、それにしても邪魔な雑草ね!!)

そして無理矢理雑草を掻き分けたその先に、まさかの光景があった。



( ´_ゝ`)



ξ゚听)ξ「……」


(;´_ゝ`)「あ、あれ?」

438 : 不老長寿(コネチカット州):2007/04/11(水) 20:44:58.86 ID:ZN3RqSbCO
みんな書き込まないだけで見てるんだよな

439 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 20:46:13.61 ID:BWwAT6do0
無駄な支援は少なめにするのがエアー読者の心意気

440 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:46:52.30 ID:JxlIAxi70
不覚も不覚、この男、空気が読めないにも程がある。
兄者は一人草陰に隠れて用を足していたのだ。


   ジョロロロ......


(;´_ゝ`)「奇遇だな、アンタもおしっこか? それとも大きい方か?」

最低なヤツだ、同時にこんなヤツに自分の計画が台無しにされた事実に、これ以上ない蟠りが生まれた。

ξ#゚听)ξ「アンタ、レディーに向かってそんな事聞くのは野暮じゃなくて?」

( ´_ゝ`)「ということはやっぱりおしっこか、恥ずかしがる必要なんてないさ」

ξ#゚听)ξ「だから違うわよデリカシーの欠片も無い変態ねアンタ!
   っていうかいい加減下半身にぶらついている粗末な物しまいなさいよ不快だわ!」

(;´_ゝ`)「そ、粗末だとおおおおおおお!!!」

兄者は叫び、すぐにもおおっぴろげていたプライバシーを保護した。
そして言葉攻めも意外に良いかもしれないなどと思い直した。


ξ#゚听)ξ(まったく、何でこんなに黒一色に統一してるのよ、目の前に来るまで気付かなかったわ……
   少しおしっこがかかったかもしれないわね、あああもうイライラする事ばっかだわ!)


(;´_ゝ`)(ヤバイな、なかなか少女に辛辣な言葉をかけられるプレイも捨てたもんじゃないかも知れん。
   ここでズボンをパンツごと下げたらもう一度変態と言って貰えるのだろうかハァハァ)

441 : 西洋人形(愛媛県):2007/04/11(水) 20:47:07.66 ID:yaXTO1rV0
支援

442 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:48:57.16 ID:JxlIAxi70
兄者は今すぐにでも自分の下半身を曝け出しあらん限りの罵声を浴びせて欲しい本能的な欲求に身を焦がされながらも、
彼の中に辛うじて存在していた理性が紙一重、その行為を抑制した。
本日最も輝かしい兄者の姿だった。

( ´_ゝ`)「それでどうした? 寝れなかったのか?」

ξ゚听)ξ「当然でしょ、アンタみたいな不審者と一緒で安眠しろという方が無茶だわ」

相手の意見に便乗しながらも、つっかかる言葉は止めにしない。
兄者もムッとして表情を歪ませた。

( ´_ゝ`)「俺だって自他共に認める不審者だが、生憎相手は選んでいるつもりだ」

そうだ、自分が恋をしたのは小学2年生の可愛かったあの幼女であり、下の毛も生え揃っているだろう女に用はない。
年齢が二桁にもなれば既に年増、あからさまなボール球だ、手を出したりなんてしないさ。
ただのロリコンとは違うのだよロリコンとは! いやいやそもそも俺はロリコンなんかじゃないぃッ!!

ξ゚听)ξ「相手を選ぶからでしょ、だからこそ私を目にかけるってもんじゃなくて?」

まったくどこまで図々しい女なんだ、話をしていると憤りばかりが募ってくる。
男と寝る事に何とも思わない、外で放尿する事に羞恥心も無い、男の下半身を目の当たりにしてもたじろぎもしない。
そんな初心さの欠片も無い女に自分がなびくわけないだろう?

件の幼女については本当の恋であり俺自身はもうロリコンから足を洗った身だ。
そもそも自信満々に言えるほどオマエは可愛いのかと……アレ?


よく見たら結構可愛くない?

443 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 20:49:47.04 ID:BWwAT6do0
フラグktkr

444 : イタコ(愛知県):2007/04/11(水) 20:50:24.31 ID:NuvLvko/0
支援

445 : 理学部(樺太):2007/04/11(水) 20:50:30.81 ID:u7DKWDNkO
兄者自覚はしてんだな

446 : 石油王(コネチカット州):2007/04/11(水) 20:50:38.94 ID:WoHdincRO
地味に一ネタは面白いが吟味する暇がないな
とりあえず支援だ支援

447 : 屯田兵(樺太):2007/04/11(水) 20:50:50.73 ID:pvr+FJk8O
兄者www

448 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:51:08.90 ID:JxlIAxi70
そうだよ、この子に俺の恥辱部位が見られたんだよな?
この子に散々罵られて、この子と寝て、この子が野外で放尿……これはヤバイ、児童法に引っ掛かるぜひゃほ〜い!!

(;´_ゝ`)(まったく俺はバカだ、大バカ野郎だ。
   不審者とロリコンは切っても切れない仲だというのに、
   不審者であることを薄々認めながらにロリコンを否定しようなど……まったく身の程知らずでおこがましい愚行だ!)

兄者はこの時、『失いかけていた大切な思い』を取り戻した。

(;´_ゝ`)(ああああ……体が芯から奮えやがるぜ……もっとだ、もっとオレを罵ってくれ
   世界中にあらん限りの罵詈雑言でオレを髄から罵倒し尽くしてくれハァハァ)

兄者は果てしなく変態のようです。


ξ;゚听)ξ(え!? 何コイツ、いきなり震えだして……もしかして怒ってるの?
   そういえばコイツも犯罪者よね……まさかここで襲ったりなんて……)


(;´_ゝ`)「ふうう、それで、ツンとかいったか?」

ξ;゚听)ξ「な、何よ……!」

(;´_ゝ`)「20……いや、10歳までなら歳の差なんて関係ないと思わないか?」



ξ;゚听)ξ「……はい?」

449 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 20:51:50.04 ID:BWwAT6do0
失いかけていた大切な思いwwwwwwwww

450 : 留学生(アラバマ州):2007/04/11(水) 20:52:06.85 ID:bXQNNNt/0
うはwwwwwwww

451 : 解放軍(奈良県):2007/04/11(水) 20:52:54.30 ID:HX3ZkdkC0
兄者wwww

452 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:53:14.66 ID:JxlIAxi70
(;´_ゝ`)「ハァハァ」

ξ;゚听)ξ「……ッ!!!!!!」

そうだ、やっぱり怒らせたんだ、存在感が空気と等しく不審だからとバカにしていたが、内心ハラワタが煮えたぎってたんだ。
彼の堪忍袋を私が破いたんだ、殺される。
年齢を聞いたところからすると、犯されてから殺されるんだ、絶対に。

ξ;゚ー゚)ξ「アンタ、ここには元公安もいるのよ? なのに本気?」

(;´_ゝ`)「関係ない、(恋は)個人の自由さ」

ξ;凵G)ξ「んんーッ!!!」

犯罪者特有の一直線な感情が兄者から垣間見えた。
罪を犯す寸前の、己の行為に一筋の疑問も持たない、『キレた』瞬間。


殺される。


(;´_ゝ`)(好きだって言うぞ、付き合ってくれって言うぞ!)

真暗な世界で唯一目視できる兄者の表情が、我慢できないとばかりに、そして覚悟を決めた表情となった。

身の危険を感じたツンは目淵に涙を溜めながら、咄嗟に身体を反転させ、来た道を一気に駆け戻ろうとする。

453 : 留学生(樺太):2007/04/11(水) 20:53:30.45 ID:ViULAWeQO
( ;∀;) イイロリコンダナー

454 : 理学部(樺太):2007/04/11(水) 20:54:07.84 ID:u7DKWDNkO
勘違いから始まる恋

455 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 20:54:15.49 ID:BWwAT6do0
この相互誤解がたまらんな
やっぱ上手いわ

456 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:55:11.57 ID:JxlIAxi70

(´・ω・`)「何かお困りかい?」


ツンは体が一瞬で硬直し、ヘナヘナとその場に座り込んだ。
『死』が見えた、突然の嗚咽に呼吸すらままならなくなり、勝手に涙は出た。
振り向いた先にいたこの男へ、今までとは比べ物にならないほど強烈な殺意が沸いた。

どうしてコイツが!?

目の前の男の顔を見れば分かる、楽しんでいる。
自分を卑下しながら愉快になっている。
悔しさなど一陣の風のように消えうせ、もう絶望感しか感じなかった。


私 は 死 ぬんだ 。


呼吸と心音が止まったのを感じた。
どれだけふっちゃな顔をしていたことだろう、どれだけクシャクシャに表情を潰していた事だろう。


(;・∀・)「ちょっと皆落ち着いて……。大丈夫だよ、ツン君」


焚き火の小灯と涙で混濁した世界の中、私は最後の希望を見つけ、なりふり構わずにすがった。

457 : 建設作業員(東京都):2007/04/11(水) 20:56:59.41 ID:SdFcDzBh0
wktk

458 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:57:13.08 ID:JxlIAxi70
(´・ω・`)「やれやれ、ちょっとおいたが過ぎたかな? 兄者も落ち着いて」

(;´_ゝ`)「あ、はい」

兄者は二人きりの良いムード(兄者主観)を壊され腑に落ちないも、ショボンの言葉に素直に従った。
反論するほど無謀な事も無い、これから先幾度とチャンスはあるだろうと思い。

そして兄者は次の瞬間、とんでもないものを目にした。


(;・∀・)「大丈夫かい、ツン君。もう安心して」

ξ;凵G)ξ「ふぇぇ〜、えッ、ッ!!」


泣きつくツンに、それをあやすモララー。
兄者の心に嫉妬という炎が静かに、それでいて力強く点火された。

絶対に許さない、人生で最も兄者が男らしい瞬間である。


(#´_ゝ`)(モララーとかいうヤロウ……俺ら二人の空間を邪魔するだけに留まらず抱きつかれるだとぉ!?
   空気読めないなんてレヴェルじゃねぇ、絶対に許さねぇ!)




459 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 20:59:10.29 ID:JxlIAxi70

( ^ω^)「「何が出るかな、何が出るかな?」」('A`)


   ころりん ころりん


('A`)「出た目は……"暴露話"、略してー」

     「「「バクバナー」」」

(;^ω^)「語呂悪ッ!! 聞き難ッ!!
   ってか実は作者この番組見たこと無いの許してあげてッ!!」

('A`)「さーて、それでは暴露話をいただきましょうかー」

( ^ω^)「はい、実は『ブーンが合作作者になったようです』のツン編はこの作者が書いていました。
   毎晩適当なノリで書いていたから最後のほうなんて酷いもので目も当てられません。
   表合作の作者方や管理人、特に運命喧嘩さんにはとても迷惑をかけたと猛省しております。
   ごめんくさい」

('A`)「反省の色が微塵と感じられませんね、逝ってヨシ!!」

( ^ω^)「邪魔だといわれようと一レス入れ続けるあたり空気読めていない……何というエアー。
   空気壊している自覚はあるんだぜ?」

('A`)「空気合作はライオンの提供でお送りしています」

( ^ω^)「ライオンうめぇwww空気合作はライオンの提供でお送りしています」


460 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 21:00:19.41 ID:BWwAT6do0
この合作の提供は全農じゃなかったのか

461 : 建設作業員(東京都):2007/04/11(水) 21:01:15.25 ID:SdFcDzBh0
wkwk

462 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:01:16.75 ID:JxlIAxi70

(´・ω・`)「ククク、それにしてもダメだね、抜け駆けならもっと周到にしなくちゃ」

( ・∀・)「まぁ僕もショボン君に突然起こされて何事かと思ったけどね……
   とりあえずは皆で現状把握に努めようよ、誰かが一人躍起になっても進展は望めないよ」

ξ゚听)ξ「……」

モララーに言いきかされる様にして、ツンはムスッとしながらも渋々頷いた。
自分に非がある行動の後ではいささか分が悪いか、負い目のある手前頷くしかなかったともいえる。

(´・ω・`)「進展と言ってもねぇ……ここにあるのは植物に囲まれた暗闇だけだよ?
   文字通り暗中模索したところで何か得られる物があるとは思い難いがね」

それは当然誰もが感じていた。
砂漠と茂みだけが存在するだろうこの世界をくまなく捜索したとして、果たして何が得られるだろうか?


  「ふふふ……とうとう私の出番のようだね!」


(´・ω・`)「!!」

( ・∀・)「誰だ!?」

(;´_ゝ`)(あれ、なんかこの声聞き覚えあるような……)

困惑する四人の前に、一人の男が姿を表した。

463 : 女性の全代表(山梨県):2007/04/11(水) 21:02:03.04 ID:+9OAc8S+0
まさか……

464 : 留学生(樺太):2007/04/11(水) 21:02:18.97 ID:ViULAWeQO
ころりん ころりん が果てしなく可愛い支援

465 : 留学生(アラバマ州):2007/04/11(水) 21:02:33.24 ID:bXQNNNt/0
ぶっ飛んでるぜwwwwwし円

466 : イタコ(愛知県):2007/04/11(水) 21:02:44.57 ID:NuvLvko/0
支援

467 : 解放軍(奈良県):2007/04/11(水) 21:02:45.16 ID:HX3ZkdkC0
まさか・・・

468 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:03:18.25 ID:JxlIAxi70
('A`)「れでぃーすあんどじぇんとるめん!」

黒いシルクハットに皮靴、上裸にして黄色いブリーフ、その全てを包み込むような虹色マント。

不審という言葉では受け取る側にいくらかの差異が生じるものだろうが、
ことこの男に関しては言いきれる、不審という言葉ですら生温いと。
世間一般でいう不審者がゴミのようだ。

(;´_ゝ`)「会長ぉぉぉおぉぉぉおおぉぉぉ!!!!!11」

('A`)「HEY兄者、こうしてまた出会えたのも運命だと思わないか?
   日本不審者協会の後を継げるのはYOUしかいないと確信しているんだが」

何コイツさも当然そうに出現してんの!?
何コイツさも当然そうに微妙な英語使ってんのマジムカつくんですが!?

つか馴れ馴れしく話しないでくれって、皆一歩引いちゃってるじゃん!

ξ;凵G)ξ「……!」

ほら一人なんてもう涙目だよやっぱりそうだよコイツ疫病神だよ俺コイツに出会ってからろくなことないもん!
恋愛に現を抜かしてはコイツ絡みで絶対破局しているもん本当止めてくれよ跡形もなく消えてくれよ!

(;´・ω・`)「……類は友を呼ぶ……らしいね」

(;・∀・)「まったく、こんな人達のいる町の公安だけはゴメン被りたいね」

なんか勝手に解釈して納得しちゃってるじゃん、違うって俺はこんなヤツと同一視されたくないよ!
てか俺でさえ浮き気味のふいんきだったのにオマエ出て来たら滅茶苦茶になるの目に見えてるじゃん!

469 : 留学生(樺太):2007/04/11(水) 21:03:43.21 ID:ViULAWeQO
会長が…?

470 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 21:04:04.54 ID:uCjvfmfkO
支援だー

471 : 建設作業員(東京都):2007/04/11(水) 21:04:05.04 ID:SdFcDzBh0
会長キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!

472 : 西洋人形(愛媛県):2007/04/11(水) 21:04:38.35 ID:yaXTO1rV0
会長ktkrwwwwwwwwwwwwwww

473 : 屯田兵(樺太):2007/04/11(水) 21:04:41.09 ID:pvr+FJk8O
来やがったwwww

474 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 21:05:15.18 ID:BWwAT6do0
会長!会長!

475 : 留学生(樺太):2007/04/11(水) 21:05:18.63 ID:ViULAWeQO
ショボンが初めて動揺を見せた

476 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:05:25.57 ID:JxlIAxi70
( ´_ゝ`)「それでなんでいるのかとかそう言う事はこの際どうでもいいわ、何の用?
   用済んだらとっとと帰ってくれる?」

('A`)「とある人物に頼まれてね、YOU達に言伝を預かってきたのさURYYYYY」

( ´_ゝ`)「いい加減アルファベット止めろよ。
   アルファベットで戦うぞ、アルファベットで刺すぞ?」

ξ;凵G)ξ「そうよ、言伝って何よそれ伝えたら本当に帰るんでしょうね!」

(´・ω・`)「誰から何を頼まれたんだい?
   さっさと話してさっさとおいとま願おうか」

( ・∀・)「思わぬ新情報の望みがあるね、それだけ手短に話してどこにでも行ってくれないか?」

('A`)「」

どうやら皆さん生粋のSのようです。

( ´_ゝ`)「で、一体どんな有益な話をしてくれるんだ?
   どうでも良い話ならマジでドタマかち割るぞ」

('A`)「まーまー聞きたまえ諸君、まずはこの世界という物について少々話しようじゃないか」

まさか彼の口からこのような言葉が出てくるとは思いもせず、一同顔を見合わせた。
一抹の希望、強大な不安を抱えながら変態の話に耳を傾ける。

477 : 理学部(樺太):2007/04/11(水) 21:06:35.04 ID:u7DKWDNkO
会長が希望って絶望じゃね?

478 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:07:30.93 ID:JxlIAxi70
('A`)「元々この世界は一面砂漠だけが広がる漠然とした世界だった。
   そして日々駄スレからのエネルギーを供給する事で、このように森が次第に広がっていったんだ」

(;´_ゝ`)(アレ? 何これ、真面目な感じ何これ?
   全員仕掛け人とかそういうオチ? 何で真面目ムードなの俺だけやっぱりういちゃってない?)

('A`)「この世界は駄スレを糧として日々成長しているんだ。
   ところが最近、駄スレになるべきでないだろうスレに駄スレの可能性を示唆するキャラクターが出現した。
   ……これ以上は言わずもがな、分かってもらえるか」

( ・∀・)「スレって言うのはなんだい?」

('A`)「ああ、説明が足りなかったか、つまるところパラレルワールドさ。
   それぞれの世界において、キミ達が

ξ゚听)ξ「ゴメンなさいもうちょっと離れた所から話してもらえます?」

('A`)「……それぞれの世界において、キミ達がその世界を破綻させる可能性を示していたと。
   それでこうやって集結させられたんだ」

変態は律儀に三歩ほど下がって説明を終わらせた。
世界の破綻、言われても今ひとつピンとくるものはなかった。

(´・ω・`)「それで、誰なんだいこうやって僕達をこの世界へ呼び寄せた人物というのは」

('A`)「全てのパラレルワールドを司る者、ひろゆk……神様といった所か」

479 : クリエイター(樺太):2007/04/11(水) 21:08:10.51 ID:btyfZ6KZO
やっと追い付いた、支援

480 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:09:35.71 ID:JxlIAxi70
( ´_ゝ`)「それで、どうやったらオレたちは現実世界へ帰る事が出来るんだ?」

('A`)「あーにじゃー、そんなに堅くなるなよぉ、俺たちの仲だろ?」

( ´_ゝ`)「オマエはそんなにオレを除け者にしたいのか?」

('A`)「あーはいはい、説明すれば良いんだろさせて頂きますよケッ」

(#´_ゝ`)(何で俺だけ省きにされるのだろうか、ってかコイツにやられると異常にムカつくわ)

('A`)「オマエさん達は大切な物が欠けた、だから現実世界から隔離されたんだ。
   このままだとその世界である良スレが、駄スレとしてこの世界の栄養源にされてしまう可能性が現れたのだ。
   だからそれぞれが忘れている大切な思い、『クオリティー』を手に入れなければ現実へは戻れない」

(#´_ゝ`)(ってかコイツが真面目に話しているだけで激ムカつくわ、何このやるせない気持ち!?
   どこにぶつければいいの? 今にも殺意芽生えそうなんですが?
   っていうか上裸ブリーフが真剣な表情をしてる時点でギャグだろ、誰か笑えよ笑い飛ばしてやれよ!!)

兄者が一人わだかまりに耐え切れず地団太を踏んでいるが、誰一人として目を向けない。


そう、その時彼はまさに空気だったのです。
真っ黒い彼よりも、虹色ブリーフの変態こそが今、脚光を浴びているのです。


(#´_ゝ`)(俺は同じ不審者としてこの上ない苦渋を味あわされた……。
   『オマエに不審者を名乗る資格はない』、遠まわしにそう言われた気がしtって誰も不審者なんて名乗ってねーよ!)

それにしてもこの兄者、ノリノリである。

481 : イタコ(愛知県):2007/04/11(水) 21:09:40.37 ID:NuvLvko/0
支援

482 : 建設作業員(東京都):2007/04/11(水) 21:10:19.90 ID:SdFcDzBh0
紫炎

483 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:11:32.47 ID:JxlIAxi70
('A`)「そして兄者、貴様に足りない『クオリティー』とは日本不審者協会の後を継ぐことだ。
   さあ今すぐ誓え、そして不審者の不審者による不審者のための自由を手にするのだ!!」

台詞を気持ちよく言い切った変態の顔面に、兄者の二重の極みが炸裂した。
彼の頭は粉々に砕け散布される。


  「ははは兄者、今はまだそうやって抵抗するがいいさ!
   ただお前はいつか絶対に不審者協会を再興する時が来るだろう!
   おのが『クオリティー』を全員が発見した時、またオマエ達の前に姿を表すだろうアディオス!」


誰もが二度と会いたくないと思ったが帰るためならば仕方ない、喉まで出かかった台詞を必死に飲み込んだ。
気付けば変態の残り香はどこにもなく、そこには虹色マントと黄色いブリーフだけが残されていた。

(#´_ゝ`)「マントだけならまだしもブリーフってバカにしてんの!?
   何このさっきまで人肌に触れていただろうこんもりとした温かみ!?
   不快だよ、ああ不快だともさ不快の極みだよキング・オブ・FUKAIさッ!!」

(´・ω・`)「とりあえず落ち着いて現状把握に努めるべきじゃないか兄者?」

(;´_ゝ`)「あ、ホンマすんません調子乗ってました。
   あまりの理不尽さにちょっと周りまで目配りする余裕なかったっす面目ねぇ」




484 : 理学部(樺太):2007/04/11(水) 21:11:53.79 ID:u7DKWDNkO
同族嫌悪ってやつか

485 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:13:27.18 ID:JxlIAxi70
('A`)「クイズ・ドクオネア、問題。
   愛を知らないウサギが書いた作品はどれ? 答えは一つでお願いします」


    A 不審者    B 巨ロボ
    C トマト    D タフガイ


(;^ω^)「わっかんねぇお……フィフティーフィフティーで」

('A`)「それではコンピューターが答えを半分に削ります」


    A 不審      B 巨ロ
    C ト       D タフ


(;^ω^)「ええええええぇぇぇ何このハンディーキャップッ!?
   確かに答えを半分にしたけど難易度高騰してるしwww」

('A`)「残るライフラインはオーディエンスとテレホンです」

(;^ω^)「な、ならテレホンを使うお!!」

('A`)「それでは電話をつなぎます」

( ^ω^)「今日はカーチャンが待機していますお」


     次の一ネタまで続く

486 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 21:14:21.20 ID:BWwAT6do0
ついに番組か

487 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:15:37.70 ID:JxlIAxi70

( ・∀・)「さて、とりあえず脱出の方法は分かったね、それぞれの『クオリティー』を手に入れることだ」

ξ゚听)ξ「本当なら自分の『クオリティー』が何かまで聞けたら良かったんだけどねぇ……
   誰かさんがせっかくのナビを完膚なきまでに粉砕するから……あーあ」

(;´_ゝ`)(え、俺か、俺のせいなのか!?)

兄者の しんらいが 320 さがった
兄者の ふしんどが 20 あがった
兄者は ちょっと ぼっき した

(;´_ゝ`)(快感だがこのままではまずいな、どこかで汚名返上を図らねば……!)

(´・ω・`)「過ぎた事は仕方ないさ、クヨクヨしていたって前へは進めない。
   それで、その『クオリティー』とやらを探すのかい、これから?」

( ・∀・)「当面の目的はそれだろうね、忘れている大切な思い……か」

(´・ω・`)「つかぬことだが……」

ショボンが一度言葉を区切ると、一体なんだと皆の視線が集まった。
そこで改めて息を吸うと、言葉を紡ぐ。


(´・ω・`)「キミ達は……現実世界へ帰りたいのかい?」


その瞬間、愕然となって目が見開き、怒りとも絶望ともつかない感情がそれぞれを渦巻いた。
突然この男は何を言い出すのか、その真意を聞くのが一瞬躊躇われた。

488 : クリエイター(樺太):2007/04/11(水) 21:15:43.99 ID:btyfZ6KZO
支援

489 : 屯田兵(樺太):2007/04/11(水) 21:15:45.72 ID:pvr+FJk8O
このノリはツボだw

490 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:17:45.47 ID:JxlIAxi70
(;´_ゝ`)(あれ、何この空気? いきなり張り詰めてきたんですがとても息苦しいのですが?)

ξ;゚听)ξ「アンタ……まさかね、下手な事言ったらぶっ殺すわよ?」

(;・∀・)「ショボン君、なんて言うかその、どういう意味か……聞いてもいいのかい?」

(´・ω・`)「自分が欠いているだろう大切な思いなんて心当たりがありすぎてね。
   キミ達といても果たしてそれが補完されるかというと、とてもじゃないけど望めなさそうだ。
   何よりも……ここは随分居心地がよくないかい? 街の下らない喧騒もなく自由だ」

どうだと言わんばかりに自論を奮ったショボンに、ツンはまた突っ掛かろうとする。
ショボンが睨みを利かせたことですぐにもモララーの陰へと逃げ戻ったが。

(#´_ゝ`)(モララーのヤロウ、また……ちくしょう羨ましいぜ!
   それともまさか俺避けられてる?
   違うよね、俺が暗闇に擬態して見えないだけだよねああそうかそのせいか!)

突如黒い服を脱ぎ出した兄者だが誰一人としてそれを気に留めない。

( ・∀・)「どうだろう、ここは協力してもらえないだろうか?
   さっきの変態が言っていたけれど、全員がクオリティを発見しなければ僕らは一人の例外もなく現実には帰れない。
   僕達のためにも、お願いできないかい?」

(´・ω・`)「人様のためなんて真っ平ゴメンだね、勝手にするがいいさ」

ξ#゚听)ξ「言うだけ無駄よ、コイツはこういうヤツなんだから!」

吠えるツンの横で兄者はズボンを脱ぎ終えていた。
下着のパンツもブラも例外なく黒色だ、大人の色香が漂う。

491 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 21:18:29.90 ID:BWwAT6do0
ブラwwwwwwwwwwwww

492 : 理学部(樺太):2007/04/11(水) 21:19:35.86 ID:u7DKWDNkO
ブラブラしてるモノじゃなくて、ブラか

493 : とき(樺太):2007/04/11(水) 21:19:43.00 ID:FCGZmt1CO
兄者www

494 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:19:52.09 ID:JxlIAxi70
(´・ω・`)「ククク、やっぱり君は育ってきた環境が随分と違うね、さっきまでと言っている事がまるで正反対じゃないか。
   大方どんな都合の良いいい訳も通用するような環境で、さぞ甘やかされてきたんだろうね?」

ξ#゚听)ξ「そういうアンタこそ随分と他人が信じられないようでお気の毒なこと!
   せっかく協力してやろうって気になったっていうのにさ!」

( ・∀・)「二人とも、とりあえず落ち着こうよ」

ξ#゚听)ξ「何よアンタこそ元公安だなんて言っておきながら相手が殺人者って分かった途端に萎縮しちゃってさ!
   あーヤダヤダこういう自分の都合だけで権利を振りかざすヤツは本当嫌だわ!」

(´・ω・`)「随分と的確な自己分析が出来ているじゃないか、クックック」


この二人は二言目にはこうやって皮肉のぶつけ合いだ、モララーは一人頭を抱えた。

そもそもハナから協力できる気などしなかった。
何だこのメンバーは、どうして自分が一人躍起になって協力しようと努めなくてはならないのだ。
どうして自分が頑張れば頑張るほど空回りして、結果は望みから遠退いていくのだ。


モララーはこれでも多くの世間を揺るがすような事件を担当してきた。
しかしモララーに相応の実力が備わっていたかと言うと、正直な所疑わしい。

と言うのも、上司にその熱意がかわれ、現場に借り出される足の一本としてがほとんどだったのだ。
彼自身確かに目を見張る実力は無いが、他から頭一つ抜け出した熱意に行動力を持っていた。


熱意、正義感、それらがあれば対等に渡り合えると思っていた。

495 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:21:52.62 ID:JxlIAxi70
だが、様々な事件を手がけるうちに大きく気付く事があった。

そう、熱意があって実力の無い人間は高が知れているのだ。
結局は熱意がなく実力だけある者のアゴで、都合の良いように使われるばかりなのだと。
局で「便利屋さん」と揶揄されているらしいがなるほど、上手く考えたものだ。


そして気付いたら自分は下からも良く思われていなかった。
当然だ、実力もなく熱意だけで上へ登った人間など下からは媚を売っているようにしか見えないに決まっている。
同じように実力がなく、その上熱意すら持たぬ者の僻みを常に背後に感じざるを得ないのだ。

上司のケツに、尻尾を振りながら付いて行くばかりの犬のように映っていたのだろう自分は。


まったく、世の中は実に理不尽なものだとヒシビシと感じた。
躍起に頑張る人間、愚直な人間、奇麗事だけをつらつらと並べる人間とはえてして嫌われるものなのだ。


(;-∀-)(まったく、嫌になってくるよ……いい加減にさ)


一際大きなため息をつく彼の横でツンとショボンは口喧嘩をし、兄者はいよいよパンツ一丁にまでなっていた。

モララーが黙った事を皮切りに不穏な空気が漂ったか、ショボンとツンも口喧嘩を収束させ、静寂がその場を包む。


(;´_ゝ`)(あれ、ヤダ何気付いたらこの空気?
   オレのせいだよねそうだよ男のストリップなんて誰も見たくないに決まってるじゃないか俺のバカ、氏ね!)

大丈夫です誰もアナタの事なんて見ていませんから。

496 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 21:23:18.23 ID:BWwAT6do0
兄者2代目継ぐ気満々だな

497 : 屯田兵(樺太):2007/04/11(水) 21:23:21.08 ID:pvr+FJk8O
モララー不憫だな

498 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:23:56.69 ID:JxlIAxi70
(;´_ゝ`)「あ、ハイ! 先生ッ!」

ξ#゚听)ξ「うん!?」

(;・∀・)「なんだい……」

咄嗟に挙手して意見を提示しようと試みるが、その不穏の空気では怪訝されただけだった。
存在をアピールしたいだけだったがまさかのしっぺ返しだ、ここで「言いたい事忘れました」などと言ったら殺される。

(;´_ゝ`)(ヤバイヤバイヤバイ、何でこんなに皆殺気立ってるの!?
   ってか何か考えないと、このままだとあの世で死ぬようですだよマズイって!!」

兄者は蜘蛛の巣が張り巡らされているだろうその脳を力の限り活性化させ、
彼の出来るだろう最高のアイデアを捻出し、提案した。



(;´_ゝ`)「トマトを栽培しよう」



ξ゚听)ξ

( ・∀・)

(´・ω・`)


それまでとはまた違った、それでいてより緊迫した不穏な空気が漂った。
ヤルかヤラれるか、言葉など不要、殴って会話するしかないだろう空気が。

499 : 解放軍(奈良県):2007/04/11(水) 21:24:57.63 ID:HX3ZkdkC0
トマトキタwwww

500 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 21:25:32.96 ID:BWwAT6do0
ktkrwwwwwwwwwwwwwww

501 : 建設作業員(東京都):2007/04/11(水) 21:25:58.33 ID:SdFcDzBh0
トマトwwwwwwwww

502 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:26:03.49 ID:JxlIAxi70
兄者の脳裏に走馬灯が駆け巡った。

遊女として名を馳せエロゲ町の女帝とまで謳われた父者、「引っ越し引っ越し」と叫びながらの布団叩きが日課だった母者。
変態へと開花した弟者に変態店長、変態会長に変態つとむちゃん。

(;´_ゝ`)(あれ、オレの人生マジでやばくない? 走馬灯っていうか地獄絵図じゃないコレ?
   誰かいただろ、ほら、可愛い小学生で名前なんていったけ……つとむじゃなくて、えっと……)

走馬灯ですら変態の百鬼夜行となった兄者は、次こそは普通の人間になりたいと神に誓った。



(´・ω・`)「……うん、なるほどね、それはいいアイデアかもしれない」


( ・∀・)ξ゚听)ξ( ´_ゝ`)「……え?」

突如頷くショボンに、(兄者含め)三人は驚きの目を向ける。

トマトだぞ、あのスカトロの象徴ともいえるトマト神だぞ良いと思っているのか。


(´・ω・`)「さすが兄者だね、よく考えたものだ。
   いやしかし他の二人には通じていないのか」


何か勝手に納得していらっしゃるようで。
兄者は既に聞き手に回っていた。

503 : クリエイター(樺太):2007/04/11(水) 21:27:35.73 ID:btyfZ6KZO
支援

504 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:28:14.99 ID:JxlIAxi70
(´・ω・`)「つまり兄者は、ここで共同生活をしようと提案したのさ。
   ここに残るにしても、住処は必要だ。協力するとしても絶好の条件じゃないか」

( ・∀・)「なるほど、様々な事を協力して行っていくのか!
   協力したい人間はそこで行動すれば良いし、そうでない人間にしてもそういった場が出来るのはありがたいと」

ξ゚听)ξ「鬼才ktkr!」

(;´_ゝ`)(なんかよく分からんけど汚名返上、俺GJ)

(´・ω・`)「いいよ、僕は兄者の考えに免じてその条件下なら乗ろうか、協力するしない関係なくだがね」

( ・∀・)「自分は当然おkだよ、いずれにしてもしばらくこの世界にいる必要はありそうだしね」

ξ゚听)ξ「私も帰れるのなら……仕方なくだけどね」

( ´_ゝ`)「俺は提案者として当然賛成だ」

互いに手を重ね、奇妙な団結の元、円陣でそれぞれがまばらに気合を上げた。



ξ--)ξ「それでなんでアンタパンツ一丁なのよ」

(;´_ゝ`)(ktkr! もっと罵って、もっともっと!!)




505 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 21:30:13.96 ID:uCjvfmfkO
支援

506 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 21:30:18.46 ID:BWwAT6do0
しえん

507 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:30:27.41 ID:JxlIAxi70
     前回までのあらすじ

('A`)「それでは電話をつなぎます」

( ^ω^)「今日はカーチャンが待機していますお」

こんな感じ。


('A`)「テレホンスタート!」


( ^ω^)「もすもすカーチャン? オレ、オレだよオレ! たけしだよ!」

J( 'ー`)し『もしかしてまさるかい?』

( ^ω^)「そう、まさる! まさるだよ!」

J( 'ー`)し『いつまでお友達の所いるのよ、もう食事の時間よ? 早く帰ってらっしゃい』

( ^ω^)「もうお腹ペコペコだお、今日のご飯は何かお?」

J( 'ー`)し『まさるの大好きなハンバーグと、あと……ピーナッツよ』

(^ω^)「うめぇwww」


('A`)「はい時間終了ー」

     次の一ネタまで続くのか?

508 : クリエイター(樺太):2007/04/11(水) 21:30:37.23 ID:btyfZ6KZO
支援

509 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 21:31:12.15 ID:BWwAT6do0
ピーナッツwwwwwwwwww
うめえwwwwwwwwwwwwww

510 : 屯田兵(樺太):2007/04/11(水) 21:31:22.22 ID:pvr+FJk8O
勘違いしたまま話が転がってくなw

511 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 21:31:49.25 ID:uCjvfmfkO
ktkrwwwwwwwwwwww

512 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:32:50.27 ID:JxlIAxi70
(;´・ω・`)(;´_ゝ`)(;・∀・)「どおおおりゃあああああ!」

     ドオォォン......

太陽が昇っても依然として暗みの残るそこで、男たち三人が一斉に力を込め、転がっていた大木を一気に立ち上げた。
モララーがすぐに紐を出して、近くの木々とそれを結び固定する。
そしてそれらの間にシートを被せ、小さく簡素ながらにも立派なテントを作り上げた。

ξ゚听)ξ「お疲れー」

テントを張る事でまた一段と空からの光は遮られた。
昼にも拘らず、ツンは昨晩に起こした焚き火をしっかりと燃やし続けていた。

(;´・ω・`)「やれやれ、慣れない事はするもんじゃないね」

(;´_ゝ`)(普段からもっと筋トレしとけばよかったぜ……絶対今のはオレ以外の二人の力だよな。
   自慰行為だけでいい汗かいたなんて満足している毎日だったからな……)

(;・∀・)「まあまあ、ショボン君もここでやっていくなら住処はいずれ必要だろうし。
   それよりも、次は役割分担して少しづつ必要な物を揃えていこう」

今までの確執はどこへやら、意外にもまとまり、協力できている自分たちにモララーは再び気持ちを持ち直した。
諦めてはいけない、自分こそが頑張って皆を協力へ導かないと。

( ・∀・)「それで、火の番を常に一人準備するとして残りでそれぞれ動いて……」

(´・ω・`)「その辺りは勝手にしてくれ、僕はそこまで手伝う義理はないね」

ああ、やっぱり協力できていると思ったのはまやかしか。
直後にこんな反応が出てくるものだから相変わらず分からないメンバーだ。

513 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:34:55.83 ID:JxlIAxi70
ξ#゚听)ξ「アンタ、この期に及んでまた……本当一人だけ意地張っちゃってバカみたい」

(´・ω・`)「意地の一つも持たずに都合の良いほうへ靡いていく君なんかより、芯があってよっぽど良いだろう?」

(;-∀-)「あー、あー……」

言い合っていてもなんら進展など望めない、いい加減にしてもらいたいものだ。
とりあえず当面はこの二人を引き離し、どちらかと自分か行動するほうが良いだろう。

(´・ω・`)「ククク、僕はキミ達とあいあいと協力をするつもりなんてないね、一人散歩にでも行った方がマシだよ」

( ・∀・)「それじゃどうぞ」

モララーが長いリボンと小さなナイフを手渡す。

(´・ω・`)「?」

( ・∀・)「リボンは木にでも少し結びつければ良い目印になると思う、迷わなくて済むと思うよ。
   ナイフはリボンを切るのに使ってもいいし、直接木を切って目印作るのにも使えると思う」

ξ#゚听)ξ「モララー、ちょっとアンタ何及び腰になってんのよ!」

(´・ω・`)「クックック、これは随分と利口で無い行為だね。
   ナイフってのは近接戦に便利で、1動作で頚動脈を切ることだってできる。
   この状況下では銃にも増して危険なんだ、それが分からないわけじゃないだろう?」

ショボンが実際にナイフをちらつかせると、背筋が一瞬で凍りついた。
ただその一動作で腰が抜けそうになる程異常に不穏な空気が漂う。

514 : 司会(アラバマ州):2007/04/11(水) 21:35:21.72 ID:ZCU80WnF0
BGMがいい感じだ

515 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 21:36:41.27 ID:uCjvfmfkO
しえ

516 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:36:58.92 ID:JxlIAxi70
やはり彼は殺人者なのだ。
彼を信頼してはいけないのだ、そう思わせるには十分だった。

(´・ω・`)「殺人者相手に、易々とこんなものを持たせていいと思っているのかい?
   愚行甚だしい、今なら返すが……どうする?」

あえて質問する辺りショボンの意図は読めない。
どうすると聞かれても、返せと言ったら返すのだろうか?

ξ;゚听)ξ「ほほら、やっぱり何よ裏切る気でずっといたんでしょうずっとずっと!
   私達今殺されるわよ今、殺されたら分かる、分かるわアンタのせいよ!
   ふざけないでよ、どうして敵に塩を送るのよ、バカじゃない!?」

(;-∀-)「愉快犯じゃあるまいし、殺す気なら既に僕らは殺されているよ。
   ナイフは別に今返してもらわなくても良いよ、自由に散策してきた後で良いや」

(´・ω・`)「まぁそうだが、いつでも殺せたよ冗談でなく……ククク」

そう言いながら、ちらつかせたナイフをクルクルと手馴れた様子で回す。
先ほどまでの殺意は一気に消え去った、これが『殺人者』の極意なのだろうか、大したものだ。

(´・ω・`)「それで好きにしてくれとは面白いじゃないか、僕に自由を与えて仲間意識を芽生えさせる気かい?
   それとも僕の良心でも呼び覚まそうと企んでいるのかな?」

( ・∀・)「残念ながら僕はそんなに打算的に動ける人間じゃないよ。
   ショボン君には、これから必要になるだろう水源の確保を頼みたい。
   湧き水、川、湖……見つからなかったなら見つからなかったで良いよ」

言ったモララーに、ショボンは肩をすくめて見せた。

517 : イタコ(愛知県):2007/04/11(水) 21:37:24.65 ID:NuvLvko/0
支援

518 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:38:58.30 ID:JxlIAxi70
(´・ω・`)「やれやれ、結局報告義務は僕の良心次第じゃ無いか、参ったね。
   いいよ、だったらそれで手を打とうか、君の発想や言い回しに免じてね……クックック」

何がそんなに面白いのか、ショボンは笑いと供に一人暗闇へと足を進め、すぐにも見えなくなってしまった。

気難しい相手だと、モララーは大きくため息を吐いた。
そして、一応ツンを見張る意味でも一緒に行動をした方がいいかと頭を切り替える。

( ・∀・)「よし、それじゃとりあえず昨日からほとんど食事していないからね、僕の持っているお菓子だけじゃ辛いだろう。
   果物なんて都合の良い物は無いだろうけど、なにか食料を探しに行く事にするか」

ξ゚听)ξ「だったら私付き合うわよ?
   食用の草なんかの知識なら若干あるし、実際調理して食べた事もあるから」

ツンの方から声をかけられ、願ったり叶ったりだ。
それよりも思わぬサバイバル魂に驚かされる、どういった人生を歩んでいるのか知らないが、かなり波乱万丈なのだろう。

( ・∀・)「それじゃ兄者君、ツン君と一緒に食料探しに行って来るよ、火の番を頼めるかい?」

(#´_ゝ`)(何いいぃぃ二人でお出かけだとおおぉぉ!!!1 許すわけ無いだろうこのヤロウ!)

ξ゚听)ξ「兄者、ちゃんと消えないように気をつけておいてよ?」

(*´_ゝ`)「はい」


(#´_ゝ`)(ちくしょう、あのモララーとかいうヤツ……許すまじき!!)




519 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 21:39:42.83 ID:BWwAT6do0
しえん

520 : クリエイター(樺太):2007/04/11(水) 21:40:25.34 ID:btyfZ6KZO
支援

521 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:40:46.54 ID:JxlIAxi70
     前回までのあらすじ

(^ω^)「うめぇwww」

('A`)「はい時間終了ー」

こんな感じ。


('A`)「なお、1レスの関係上オーディエンスは使用できません。
   べ、別にネタが思いつかなかったわけじゃないんだからね!」

(;^ω^)「ちょwww」

('A`)「今日はたくさん釣れますね」

(#^ω^)「おまwwwそ、それじゃあ……オーディエンス使うお!!」

('A`)「それでは観客の答えを仰ぎます……おっと、>>523が一番多いようですね」

( ^ω^)「じゃあ皆さんを信じて>>523でいくお!!」

('A`)「それを人は優柔不断という、んでFA?」

(;^ω^)「FAだお!!」

    次の一ネタまで続く

522 : 犯人(茨城県):2007/04/11(水) 21:41:42.88 ID:8mFb3HiC0


523 : とき(樺太):2007/04/11(水) 21:41:54.25 ID:7mXSsdTtO


524 : 西洋人形(愛媛県):2007/04/11(水) 21:42:30.51 ID:yaXTO1rV0
F

525 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 21:42:33.89 ID:BWwAT6do0
                   わーい
       わーい
             わーい           わーい
    ○      ヽ   , ´ ̄ `: ○    ヽ
      ヽ    , ´ ̄ `: ・   ・ i  ヽ  , ´ ̄ `:
○    , ´ ̄ `: i ○ ・ i○ヮ _ ´ ̄ `:  i ○ ・ i
 ヽ  i ・   ・ i   ヽヮ  ヽ  i ・   ・ i ヽ、ヮ , 'ノ
´ ̄○ヽ、 ヮ _,   , ´ ̄ `: ´ ̄○  ヮ_, '    , ´ ̄ `:
  ・ i ヽ   ○ i ・   ・ i   ・ i ヽ |   ○ i ・   ・ i
 ヮ , ´ ̄ `:、  ヽヽ、 ヮ _, ' ヮ  , ´ ̄ `:、ヽヽ、 ヮ _, 'ノ オーディエンスです
ノ |i ・   ・ i , ´ ̄ `:、  「ノ ||i ・   ・ i , ´ ̄ `:、|
-.J ヽ、 ヮ _, i ・   ・ i  レ-.J ヽ、 ヮ _,' i ・   ・ i
    「ノ |  ヽ、 ヮ _, 'ノ      「ノ | ヽ、 ヮ _, 'ノ
    レ-.J    「ノ |        レ-.J   「ノ |
          レ-.J             レ-.J

526 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:43:30.62 ID:JxlIAxi70

予てから承知していたとはいえ、森の中に入り込むと想像を遥かに絶する闇が待っていた。
改めてこの森の深さを感じる、ぬかるむ足元は太陽を知らない地面なのだろう。

草木が生い茂っている事は分かるも、その一つ一つをしっかりと見分ける事は困難だった。

( ・∀・)「うーん、参ったねこれは。中々難易度が高そうだ」

ξ#゚听)ξ「ちょっと、待ってよ足元滑るから全然進めないじゃない、置いてかないでよ!」

( -∀-)「はいはい」

モララーは返事をしながら、木々に目印となるリボンをくくりつけていく。
この暗闇ではカラフルなそれも、マーキングの意味をほとんどなさない。
木の枝を切っては、それを進行方向に沿って地面へと突き立て目印にしておく。

リボンと木枝、こうまですれば流石に大丈夫だろう。

(;・∀・)(それにしても、こうまで暗いと探し物もおちおちしてらんないよ……)

足場が悪くなり、離れないようにツンの手を取って先へ先へと誘導していく。


しばらく歩くと、とうとう光が差し込む空間が見えた。

( ・∀・)「お、運が良いね、あそこで一息ついて、食用の植物を探そうか」

ξ゚听)ξ「うん、賛成」

527 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:45:26.86 ID:JxlIAxi70
上からの少しの光が降り注ぐそこは、辺りよりも草木の育ちが良いようで背丈を越える無数の雑草が行く手を遮った。
来た道の印も兼ねて草を踏み分け、簡易な獣道を作り上げる。
そして二人して周囲にある様々な雑草を調べだした。

(;・∀・)「……うーん、やっぱりよく分からないや僕には」

ξ゚听)ξ「いいわよ、大体私が分かるし」

ツンはそう言いながら、葉っぱを千切っては噛んで顔をしかめる事を繰り返していた。
そんなに分かるものなのだろうか、モララーも試しに雑草の一つを噛んでみたが、植物独特の重い苦味に吐き気がした。

ξ゚听)ξ「いいから、私に任せておいて。
   多分これは食べられると思う、見た目もそうだし、噛んだ感じ大丈夫そうだった」

(;・∀・)「あー、これかい?」

言われた形状の葉っぱを目印に、雑草をかき分け調べる。
草などでお腹が膨れると思えない、油でもあれば揚げるところだがそれも無い。
ついでにキノコなども探してみたが、とうとう見つからなかった。


それらしい雑草はまずまずの量を手に入れたが、ずっとこれだけ食べ続けていくなんて考えると発狂しそうだ。
ツンはツンで何か別の木の葉を集めていたようだが、モララーは口よりも手を動かすほうに集中した。



帰りは思ったよりも目印が上手く働き、一度も迷う事無く帰る事が出来た。

528 : タコ(アラバマ州):2007/04/11(水) 21:46:25.01 ID:nQOA1Lct0
wktk支援

529 : 留学生(アラバマ州):2007/04/11(水) 21:46:40.59 ID:bXQNNNt/0
IDがNNNな俺が支援

530 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:47:30.50 ID:JxlIAxi70
( ・∀・)「ただいま兄者君、火の番ありがとう」

( ´_ゝ`)「まぁちょろいもんよ、かなり暇だったが」

ξ゚听)ξ「でももうちょっと頼めるかしら?
   モララー、ちょっと手伝ってくれる?」

( ・∀・)「うん、なんだい?」


(;´_ゝ`)(あれ、俺会話に入り込めて一言だけ?
   ちょっと扱いぞんざい過ぎないかな、被害妄想とかそういう次元じゃなく無い?
   いや、きっとこういうプレイなんだな放置プレイってやつか中々キツイな……)


ツンは大きくて平らな石の上に自分の集めた葉っぱを置くと、ナイフを用意した。
そして葉っぱを切断していく。

( ・∀・)「……」

ある程度切断が終わると、次は簡単に擦る。
大雑把に終わらせると、ツンはモララーにナイフを預けた。

ξ゚听)ξ「こんな感じでよろしく」

(;・∀・)「あ、うん……」

言われるがまま、モララーはツン監視の下一つ一つ気長い作業を繰り返した。

531 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 21:49:21.06 ID:IpbA1+AdO
やっと追いついた
支援

532 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:49:24.76 ID:JxlIAxi70
しばらくすると、ツンはモララーの鞄から小さなアルミカップを出してその中に細切れにされた葉っぱを入れる。
そして焚き火にまで持っていくと、火に当ててあぶる。

ξ゚听)ξ「兄者」

(*´_ゝ`)「はい」

ξ゚听)ξ「火種足りないから取ってきて」

(*´_ゝ`)「把握しました!」

腰に命綱を巻いて、すぐにも兄者は駆け出した。
暗闇と一体化してすぐに彼の姿は目視できなくなる。

そしてしばらく無言の空間が漂った。


( ・∀・)「……あの」

ξ゚听)ξ「ん?」

( ・∀・)「もしかしてこれ、お茶?」

ξ゚听)ξ「そんな感じ、あまり美味しく無いだろうけどね」

互いに手を止めることなく話し合う。

533 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 21:49:28.60 ID:BWwAT6do0
しえん

534 : 屯田兵(樺太):2007/04/11(水) 21:49:57.32 ID:pvr+FJk8O
兄者は少女漫画並みに心の台詞が多いなw

535 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:51:19.58 ID:JxlIAxi70
ξ゚听)ξ「私が作るのは久しぶりだしね、大抵任せっきりだったし」

( ・∀・)「ああ、元の世界での話か……良い仲間がいたんだね」

ξ゚听)ξ「冗談よして、あいつ等なんて駒としても立派に使えないわよ。
   あいつ等が必死で何かやろうとしても、私が適当にやったほうがよっぽど出来るんだから」

( ・∀・)「……」

ξ゚听)ξ「手、止めないで」

ツンが注意したが、モララーはその手を動かさずに考え込む顔を止めない。
そしてツンの方をバッと向いた。

ξ゚听)ξ「手、止めないでよ」

( ・∀・)「そうじゃないよ、どうして君は仲間にそんな事を言えるんだい?」

ξ゚听)ξ「仲間……本当冗談きついわね、物事一つろくに出来ないアレが仲間だなんて」

( ・∀・)「別に僕は自分たちを信じろと言っているわけじゃ無い、自分のために何かやってくれる人になんて口をきくんだ。
   だったらどうして君は現実に帰りたいだなんて言うんだ?」

ξ;゚听)ξ「え……」

ツンの言葉が止まり、表情が固まった。
彼女自身しっかりとそれを考えたりしなかったのだろう、ただよく分からないここから逃げたいというだけで。
そうだ、仮に帰ったとしてその世界は自分を求めているのだろうか?

今まで自分が周りを跳ね除け、必要としなかったから思わなかったが、そもそも自分が周りに必要とされているのだろうか?

536 : クリエイター(樺太):2007/04/11(水) 21:51:39.09 ID:btyfZ6KZO
支援

537 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 21:52:09.57 ID:uCjvfmfkO
しえ

538 : イタコ(愛知県):2007/04/11(水) 21:52:54.32 ID:NuvLvko/0
支援

539 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:53:14.24 ID:JxlIAxi70
( ・∀・)「懐かしく思っていないのかい?
   自分に気を使ってくれる人、自分のために何かをしてくれる人を懐かしく思わないのかい?
   それとも、本当にいなくて清々するなどと思っているのかい?」

ξ;゚听)ξ「私は別に、……!」

( ・∀・)「だったらここに残ればいいじゃないか、違うかい?
   分かっているだろう、その仲間達がどれだけ君にとって大切な人達かという事くらい。
   いつまで子供のように駄々をこねてわがままを言っていれば気が済むんだ?」

ξ )ξ「……」

まくし立てたモララーに、無言となったツン。
どれだけ自分が我が侭で生きてきたのか、自分勝手気にやってきたのか。
相手を怒りたいがために粗探しばかりしていた現実、それを突きつけられた。

ξ )ξ「……もう、遅いわよどうせ。
   現実に戻ったって私なんて必要とされていないわよ。
   そうね、私もここでずっと過ごした方が幸せなのかもしれないわね……」

( ・∀・)「大丈夫さ、気にしなくても良いよ、みんな君を待ってくれている」

ξ#゚听)ξ「何も知らないくせに勝手な事を言わないで、何様よアンタ!?
   私の事も知らずにさ、私は不必要よ、要らない人間なのよ!」

ヒステリックに自分を不必要な存在としたがる人間は多い。
そういった傾向は、人生において他人を信じられない人間によく見られる。
自分が他人を欺いてきたからこそ、他人が信じられない人間。

540 : 西洋人形(愛媛県):2007/04/11(水) 21:54:00.65 ID:yaXTO1rV0
支援

541 : 建設作業員(東京都):2007/04/11(水) 21:54:37.45 ID:SdFcDzBh0
4円

542 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 21:54:56.39 ID:IpbA1+AdO
支援

543 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 21:55:04.70 ID:BWwAT6do0
しえん

544 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:55:08.82 ID:JxlIAxi70
そうだ、結局は誰も信じられやしない。
そして誰から信じられる事も無いのだ自分は。

ξ;凵G)ξ「私なんていなくていいのよ、きっとせいせいしているわ!
   何も知らないくせに上辺だけの言葉をつらつら並べてカッコつけないで!」

( ・∀・)「だったらどうして君は……泣いているんだい?」

モララーの言葉にツンは押し黙った。
静かに鼻を啜る音だけがその場に響く。


そうだ、寂しいのだ自分は。
それが悔しいのだ。

今やどんな我が侭を言おうと誰にも相手にされず、怒られる事も無くなってしまった。
いつからだろうこんなに孤立してしまったのは、いつからこんなに寂しくなってしまったのだろう?

ただ自分は怒って欲しかっただけなのかもしれない、随分幼稚な話だけれど。

( ・∀・)「戻ってからは、しっかりと皆の事を労わってあげないといけないね、これまでの分も込めて」

ξ;凵G)ξ「もう……手遅れよ」

( ・∀・)「手遅れなんかじゃないさ、君のどんな我が侭も許してくれた人達なんだろう?
   何よりも君がこんなに仲間達の事を思えているじゃないか」

そう言って宥めるモララーの気持ちが通じたか、ようやくツンは涙を止めた。

( ・∀・)「君はこれからがある年齢だ、まだまだ余裕でやり直せるさ」

545 : 留学生(アラバマ州):2007/04/11(水) 21:55:50.87 ID:bXQNNNt/0
支援

546 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 21:56:03.76 ID:uCjvfmfkO
とても支援

547 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 21:56:14.28 ID:IpbA1+AdO
支援

548 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 21:56:54.81 ID:kVedkFwEO
モララーかっけぇな

549 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:57:03.18 ID:JxlIAxi70
モララーの見せる優しい笑顔に気持ちを落ち着け、ツンは涙をふいてその目を向け返した。
目つきが鋭いのはどうやら元来のようだ。

ξ゚ー゚)ξ「アンタ……結構良い男じゃない」

( ・∀・)「不思議なもので、よくそう言われるんだけどね。
   そのくせここ数年は女ッ気の無い人生だよ、まったくおかしな話だと思わないかい?
   気付けばもうすぐ三十路さ、人生は早いものだよ」

ξ゚ー゚)ξ「私が貰ってあげても良いわよ?」

不敵に微笑んだツンに、モララーは頬を引き攣らせて答えた。

(;・∀・)「そうだね、二十歳になったら迎えに来てくれるかい?」

ξ゚ー゚)ξ「そうするわ。"心の主"として迎えに行くから、私のこと忘れたら承知しないわよ?」

どうして女性とは心を許した相手にはこうもすぐ強気になれるのか。
そんなどうでも良い事を考えながら、モララーは作り笑いをより深く刻んだ。

(;・∀・)「なんだかよく分からないが、忘れないようにだけは努めておくよ」

ξ゚听)ξ「あーあー、やっぱり適当な返事しかしないんだから。これだから男って嫌だわ」

まったく、随分な立ち直りようだ。
意外にこの子は強い心の持ち主なんだろう、そう思いながらモララーはずっと苦笑を続けていた。




550 : 理学部(樺太):2007/04/11(水) 21:57:19.45 ID:u7DKWDNkO
子供と大人

551 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 21:58:20.02 ID:BWwAT6do0
兄者;;

552 : 石油王(コネチカット州):2007/04/11(水) 21:58:22.85 ID:WoHdincRO
支援

553 : 解放軍(奈良県):2007/04/11(水) 21:58:44.65 ID:HX3ZkdkC0
支援

554 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 21:59:00.81 ID:JxlIAxi70
     前回までのあらすじ

( ^ω^)「じゃあ皆さんを信じて>>523でいくお!!」

('A`)「それを人は優柔不断という、んでFA?」

(;^ω^)「FAだお!!」

こんな感じ。


('A`)「……」  ダンダンダンダーン ← 例の音楽

(;^ω^)「……」  ダラダダダダダダ ← 例の音楽

('A`)「……」  ダラダダダダダダ ← 例の音楽

(;^ω^)「……」  ダラダダダダダダ ← 例の音楽

('∀`)「……」  ダラダダダダダダ ← 例の音楽

(;^ω^)「……」  ダラダダダダダダ ← 例の音楽

('A`)「……」  ダラダダダダダダ ← 例の音楽


    次回予告まで続く

555 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 21:59:03.62 ID:IpbA1+AdO
兄者無惨www

556 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 21:59:12.98 ID:uCjvfmfkO
兄者のフラグバッキバキだな

557 : 留学生(アラバマ州):2007/04/11(水) 21:59:55.18 ID:bXQNNNt/0
兄者オワタ

558 : 公務員(兵庫県):2007/04/11(水) 22:00:23.85 ID:gbZ32Kmi0
みのさんの笑顔がwwww

559 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:01:01.38 ID:JxlIAxi70

日が沈む頃、兄者とショボンは帰ってきた。

(´・ω・`)「おやおや、随分とご機嫌そうじゃないか」

ξ゚听)ξ「別に、アンタの顔見たらそんな気分も一気に吹っ飛ばざるを得ないわね」

(´・ω・`)「僕が君に言おうと思っていた台詞まんま言われたね、予知能力かい?」

ξ゚听)ξ「あー、面倒なヤツね本当アンタって。
   それよりも水は?」

(´・ω・`)「心配しなくてもどうぞ」

ショボンが掲げた袋には、一杯の水が入っていた。

( ・∀・)「おお、それだけあれば十分だね」

(;´_ゝ`)「俺も火を焚きすぎてカラカラだった」

(´・ω・`)「場所は大体覚えているから水の心配はもう要らないと思う。
   それよりも食料の方が心配だね、草食動物じゃあるまいしこの調子なら誰かしら不調をきたすだろう。
   お腹をこわすような些細な所から、次第に体調を崩していくことはままあることだ」

( ´_ゝ`)「正直俺限界だな……」

( ・∀・)「とりあえず当面の問題は食料か……打開策があれば良いけどねぇ」

560 : クリエイター(樺太):2007/04/11(水) 22:02:35.49 ID:btyfZ6KZO
引っ張るなww

561 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 22:02:52.10 ID:IpbA1+AdO
支援

562 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 22:02:53.44 ID:uCjvfmfkO
逆に考えるんだ……兄者を食料にすればいい……

563 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:03:00.80 ID:JxlIAxi70

次の日、食料の確保がメイン課題となった。
森を歩き、その全貌を掴み、木の実など栄養価の高い食料を見つけるのが最重要課題だ。

( ・∀・)「それぞれで今日も動こうか、今はそれが重要だと思う。
   兄者、また火の番を頼めるかい?」

(;´_ゝ`)「別に良いが……」

(#´_ゝ`)(ち、またかよ……それでオマエは幼女と散策かおめでてーな)

ξ゚听)ξ「あ、じゃあ今日は私もここに残るわ」

(*´_ゝ`)「ktkr!」

( ・∀・)「そうかい、それじゃあショボン君と自分だけで動く事にするよ」

(´・ω・`)「そうするかい」

( ・∀・)「それじゃあとりあえず、水源の位置を教えてもらえるかい?
   川があったのかい? それとも湖が?」

二人が話をしながら歩いて行くと、残った二人はのんびりと火を眺めていた。
そしてツンは昨日燻ったお茶葉を取り出すと、水に浸し、また熱する。

( ´_ゝ`)「お茶作りか?」

ξ゚听)ξ「うん、兄者も試しに飲んでね」

(*´_ゝ`)(一番!? まさかオレに一番に飲ませたいがために……いや、絶対そうだ!)

564 : プロスキーヤー(兵庫県):2007/04/11(水) 22:03:59.14 ID:d9Bozha00
支援

565 : お猿さん(東日本):2007/04/11(水) 22:04:28.90 ID:Qnek9eE00
勘違いきめぇwwwwwwwww

566 : 石油王(コネチカット州):2007/04/11(水) 22:04:34.36 ID:WoHdincRO
何気に兄者、馴染んでるな

567 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:05:04.14 ID:JxlIAxi70
しばらく熱していると、ようやく水の色が少し緑味がかってきた。
緑も緑、薄緑。
濁ったような印象を受け、パッと見はとてもではないが美味しそうには見えない。

(;´_ゝ`)(……何この魔女の儀式?)

兄者の懸念を他所に、ツンは満足した表情をしながら熱するのを止めた。
そして出来上がったお茶を軽く口に含む。

ξ゚听)ξ「……まぁこんなものね、私が作るの久々だし」

そう言いながら兄者にお茶を渡す。

(;´_ゝ`)「……」

ここで「関節キスktkr!!」とでも叫べればいいのだが、そのお茶の濁り具合に心配が先走った。
眉間に皺を寄せ、おずおずと確認を取る。

(;´_ゝ`)「……飲めと?」

ξ゚听)ξ「うん、良いわよ飲んで」

(;´_ゝ`)「……はい」

覚悟を決めてツンの口跡が残る場所からお茶を含む。
男らしくグイと含んだ。

ξ゚听)ξ「……どうかな?」

568 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 22:07:00.62 ID:IpbA1+AdO
間接キスktkr

569 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 22:07:14.76 ID:uCjvfmfkO
兄者……羨ましい

570 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:07:17.02 ID:JxlIAxi70
ツンが聞いたが、兄者は眉間に寄せた皺を解こうとしなかった。
そうだ、お世辞でも美味しいとは言えない。

ぶっちゃけ不味い、どうしてこんな飲み物が当然のように飲めるのか、草の味しかしない。
草を飲んで「美味しいです」と言える現代人にお会いできるものなら今すぐにでもご対面したいものだ。
むしろ呼んで来い、いっこく堂呼んで来い。

(;´_ゝ`)(何この罰ゲーム、「美味しい」と言わなきゃいけないの自分!?)

悩んだ挙句、とうとう兄者は最高の作り笑顔をツンへ向けた。

そして一言、「いと美味し」と返す。
兄者が遂に空気を読んだ貴重な瞬間だった。

一瞬にしてパッと広がるツンの笑顔、後ろめたい兄者は苦笑い。

ξ*゚听)ξ「よね、ちょっと生臭いけど十分許容範囲よね。
   私も久しぶりで心配だったけど良かった、自信になったありがとう兄者!
   よし、モララーたちにも飲ませてあげよ!」

すぐに気合を入れて2杯目を作り出したツンを傍目に、罪悪感に駆られた。
ああ、やはり空気を読み切れなかったのだろうかと。

(;´_ゝ`)(人付き合いって難しいな、俺自信失ってきたわどんどんと)

鼻歌を歌うツンの横で、兄者の苦悩は絶える事なかった。

571 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:09:15.61 ID:JxlIAxi70
太陽が大きく上に登りきった頃、モララーとショボンが二人の元へ帰ってきた。
水の位置をちゃんと確認できたようで満足そうだ、しっかりと前進していると感じさせてくれた。

そんな二人にお疲れ様と、ツンはお茶を差し出した。

ξ*゚听)ξ「どうぞ、ショボンはついでだからね」

(´・ω・`)「女性らしい気遣いが出来る事実に驚いたよ」

ξ゚听)ξ「減らず口ね相変わらず」

そう言いながらもツンは嬉しそうにし、モララーに顔を近づけた。
彼はゆっくりとお茶を口に含む。

( ・∀・)「……」

ξ*゚听)ξ「どうかな?」

( ・∀・)「……」

ああ、口に含んだが体が摂取を拒絶している。
飲み込もうとしても喉が受け付けない、モララーは口中でお茶を味わうふりして飲み込むのを渋っている自分を誤魔化していた。
思わず出た苦笑いを良い返事と受け取ったのだろう、ツンは笑顔をより一層強めた。

ξ*゚ー゚)ξ「素直に褒めてもいいのよ?」

(;・∀・)「……そうだね、美味しいよ」

覚悟を決めて飲み込み、表情を崩さずに褒め言葉を送った。
頭の中は裏腹に、お腹を下さないかという心配でいっぱいだったが。

572 : 屯田兵(樺太):2007/04/11(水) 22:10:30.46 ID:pvr+FJk8O
ショボンは何と言うか・・・

573 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 22:10:41.69 ID:uCjvfmfkO
いと美味しwww

574 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:11:24.72 ID:JxlIAxi70
この少女は本当にどんな生活を送ってきたのか、それを改めて感じた。
味覚から根本的に違うのだ、現代人と。


     バシャッ


そんなモララーの隣で、ショボンは茶をおもむろに地面へとぶちまけた。
ツンがそれに気付くと、すぐにも掴み掛かろうとする。

その手はショボンに簡単にいなされるが、叫びは収まらない。

ξ#゚听)ξ「ちょっとアンタ何やってんのよ、勿体無い、バカじゃない!?」

(´・ω・`)「バカはどっちだ、正常な神経であんな物飲めるわけ無いだろう。
   学生時代に薬品の類には多く接していてね、これは毒だな」

ξ#゚听)ξ「どっちの神経がおかしいのよ、他の二人を見て御覧なさいよ!」

そう言ってモララーのほうを向いたツンだったが、モララーは思うような表情を戻してくれなかった。
後ろめたい表情が言わんとしている事を物語っていた。

(´・ω・`)「味覚障害者はどっちだい、よくも自信満々にこんな泥水を出せたもんだ、神経の図太さに頭が上がらないよ」

ξ#;−;)ξ「――ッ!!」

顔を赤らめ、怒りで目を見開いた。
言葉が出せない、堪忍袋はもうパンパンだ。

575 : クリエイター(樺太):2007/04/11(水) 22:11:47.81 ID:btyfZ6KZO
支援

576 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 22:12:59.97 ID:IpbA1+AdO
支援

577 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:13:21.56 ID:JxlIAxi70
ξ;凵G)ξ「ボケ、バカ、アホ、死ね!!
   ふざけるな、バカにするな死ね、大バカッ!」

(´・ω・`)「こんなを飲ませるなんてどんな新手の拷問だい、本当に死ねと言われている気分だよ。
   牢で出された飯のほうがまだ食べられたね」

ξ;凵G)ξ「このっ!!」

(;・∀・)「おっと、落ち着いて!」

無謀にもまた掴みかかろうとしたツンを、モララーは慌てて止める。

ξ;凵G)ξ「止めてよ、アイツは……アイツは……ッ!!
   アンタもアンタよ、不味いなら不味いって言ってよ、私を馬鹿にして……バカ、バカバカッ!!」

(;・∀・)「……」

言えるわけ無いだろう、言葉を飲み込んで無言となった。
その場は一瞬で静寂の支配する空間と化した。

モララーは泣き続けるツンを抱きながら、ショボンをしっかりと見据えていた。
ショボンもモララーをしっかりと見ている。

(#´_ゝ`)(モララーのヤツ、ツンを抱きやがってテラウラヤマシス、許せねぇ!!)

兄者もショボンの隣からモララーにしかと向いた。

578 : バンドメンバー募集中(埼玉県):2007/04/11(水) 22:13:45.13 ID:ZWAj1LPn0
BGMが…

579 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 22:13:57.69 ID:uCjvfmfkO
ツンに萌える訳だが

580 : 解放軍(奈良県):2007/04/11(水) 22:14:26.35 ID:HX3ZkdkC0
兄者www

581 : 公務員(兵庫県):2007/04/11(水) 22:14:26.42 ID:gbZ32Kmi0
>>579
奇遇だな、俺もだ

582 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 22:15:12.67 ID:IpbA1+AdO
兄者だけおかしいwww

583 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:15:22.15 ID:JxlIAxi70
(;・∀・)「まあまあとりあえず落ち着いて」

(´・ω・`)「そこのお嬢ちゃんが勝手に暴れくさっているだけさ、自分は落ち着いているよ。
   それよりも元公安、そちらこそ親切と偽善を履き違えてもらっては困るな」

(#´_ゝ`)「まったくだ、元公安だからとこの場が自分で仕切れると思われては迷惑だ」

(;・∀・)「……」

二人に強く言い寄られ、思うように台詞を返せぬモララーは俯いた。
何も自分はこの場を仕切ろうとはしていない、このメンバーで上手くやっていけるように率先して動いたが、
それでこのように全ての責任から何まで自分に矛先を向けられては理不尽だ。

そうだ、真面目な者はえてして痛い目を見る事となるのだ。
人生で自分はそれを学んだ、真面目ならば良いわけではない、誠意を持って他人と接すれば、付け込まれるだけだ。

( ・∀・)「僕が、悪いのかい?」

語調が暗く、強くなった。
不機嫌が目に見えたが、だからこそとショボンは笑みを強くした。

(´・ω・`)「君は悪くないといって欲しいのかい? 狡い真似を、責任転嫁かい?」

別にモララーだけが悪いとはショボンも思っていない、ただ語調を荒げたのが彼の運の尽きだ。
ショボンが挑発すると、モララーは買って出た。

( ・∀・)「なんとでも取ってくれ、純粋に僕は自分だけが悪いとは思えない。
   自分の行為に責任は持つつもりだが、その他の責任まで背負うつもりなんて毛頭無い」

(´・ω・`)「クックック、とうとう化けの皮が剥がれてきたね」

584 : 留学生(アラバマ州):2007/04/11(水) 22:15:26.74 ID:bXQNNNt/0
兄者萌

585 : 名人(コネチカット州):2007/04/11(水) 22:15:37.92 ID:IG65t7PEO
おもすれぇ

586 : プロスキーヤー(兵庫県):2007/04/11(水) 22:16:25.46 ID:d9Bozha00
支援

587 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 22:17:37.11 ID:IpbA1+AdO
支援

588 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:18:16.07 ID:JxlIAxi70
おどけるショボンに便乗し、ここぞとばかりに兄者が言葉を重ねる。

( ´_ゝ`)「もしかしてモララー、アンタは自分が元公安だから優位な位置にいると思っていないか?
   オレら犯罪者を見下し、自分こそが法だなんて思っているのじゃないか?
   笑わせる……いや、笑えないな、反吐が出る行為だ」

少なくとも兄者、アナタは犯罪者というほど大層な人間ではありません空気嫁。

(#・∀・)「ふざけた事言うなッ!」

(´・ω・`)「叫んで威嚇しないでくれ、怖いじゃないか」

( ´_ゝ`)「嫌だ嫌だ、肩書きで自分が強くなったと勘違いするなんて下劣な公安が最近は多いからな。
   公安を辞めさせられて良かったんじゃないか? ああ、辞めさせられたんじゃなくて辞めたんだったか、物は言いようだが」

モララーの拳がプルプルと震えた。

ふざけるな、ふざけるな、ふざけるな。
どうしてここまで自分が否定されなくてはならないのだ、自分の生涯がこうもバカにされなくてはいけないのだ。
公安なんて肩書きには未練も無い、だというのにどうしてこうも重荷になるんだ。
自分の思い通りになると履き違えている公安が嫌になったというのに、どうして自分がその扱いを受けなくてはいけないのだ。

兄者に咄嗟に掴みかかった。

(;´_ゝ`)「うおおおぉッ!?」

(#・∀・)「何も知らないくせに、ふざけるな!!!」

が、モララーの拳が兄者へ直撃するよりも早くショボンの拳がモララーの鳩尾へと打ち込まれた。
激しい嘔吐の気と共に、力の入らぬ体で地面へと倒れこむ。

589 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 22:18:27.76 ID:uCjvfmfkO
( ´∀`)つ「支援だ。とうっ」

590 : イタコ(愛知県):2007/04/11(水) 22:18:52.03 ID:NuvLvko/0
支援

591 : 留学生(アラバマ州):2007/04/11(水) 22:19:23.55 ID:bXQNNNt/0
あ、兄者・・

592 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:20:25.87 ID:JxlIAxi70
(; ∀ )「がはっ、……ハッ、あ゙あ゙……ッ!!」

胃液が口の中に居座り、異様な吐き気に拍車をかける。
公安から内閣調査室へと異動し、運動不足の日々をこんな形で実感するとは思わなかった。
一撃で脆くも崩れ去った情けない自分に対し、同情など微塵も沸かなかった。

(; ∀ )「くあ、はぁッ! ……ガァッはッ!」

ξ;゚听)ξ「モララー、え、ちょっと大丈夫!?」

モララーは口をあらん限り開き、毛の生えたような低音を喉の奥底からうねり出す。
耳に纏わりつく声が、ツンの心配をひたすらに煽った。
自分が原因で……どうして他の人間がこうして傷付かなくてはならないのか?

ξ;凵G)ξ「ごめんなさい、ごめんなさい!!
   私が悪かったから、お茶なんてどうでもいいからもう止めて!!
   なんでよ、どうして……やるなら私を殴りなさいよバカッ!!」

自分が殴られるよりも、よっぽど辛い出来事だった。
心がこれでもかと踏み潰されたような、キリキリと胸が締め付けられた。
謝する気持ち、悲しさ、同情、悔しさ……全てが混沌とした混ぜこぜの感情。


……ああ、そういえば現実世界でも同じ場面に遭遇した。
もっとも自分の位置は殴られる側であり、そして相手を責め苛み尽くしていたが。
こんなに苦しんでいる相手を……更に自分は追い詰めていたのだ、その立場に立ってようやく苦しみが分かるなど遅過ぎだ。

593 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 22:20:26.88 ID:IpbA1+AdO
支援

594 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 22:21:16.35 ID:BWwAT6do0
支援


595 : クリエイター(樺太):2007/04/11(水) 22:21:28.01 ID:btyfZ6KZO
支援

596 : プロスキーヤー(兵庫県):2007/04/11(水) 22:21:32.92 ID:d9Bozha00
支援

597 : バンドメンバー募集中(埼玉県):2007/04/11(水) 22:22:23.00 ID:ZWAj1LPn0
時々BGMに入る雑音はなんだ?

598 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:22:31.84 ID:JxlIAxi70
ツンが思いの限りを叫んだが、それはこの場では誰に届くことも無かった。

(#´_ゝ`)(……む! ここでも心配されるとはモララー許すまじき!!)

突然掴みかかられた時に少しちびったが、今やボロボロに崩れたモララーを見て再び彼の心に火が灯る。
兄者はこの世に生を授かって以来、いまだかつて無い程にまっすぐな目をしていた。

(;´_ゝ`)「ショボンさん、ありがとう」

(´・ω・`)「いいや、礼には及ばないさ、軽い一撃のつもりだったが想像以上に脆かったしね。
   市民の安全を守る立場の人間が随分と華奢なものだね」

( ´_ゝ`)「元公安というのも怪しいものかもな。
   というか公安って何ですか? いやマジでさ」

兄者の薄ら笑いが気に触り、モララーは唇を噛んだ。
何も出来ない無力な自分、これではバカにされても仕方ない、公安を辞めさせられたと言われても仕方ないだろう。
体がボロボロなのは当然、心も悔しさでいっぱいいっぱいだった。

強く噛み締めた唇から血が流れ、目からは小さな水滴が道筋を作った。

兄者はここぞとばかりに言葉を繋げる、繋げる。

( ´_ゝ`)「悪いが犯罪者相手だからと図に乗られても困るな。
   そもそもここではオレたちは犯罪者ですら無い。
   この世界にはオレ達の犯罪が存在しないのだから」

599 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 22:23:56.66 ID:uCjvfmfkO
兄者うっぜwwwwwwツンかわえぇwwwww

600 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 22:24:15.79 ID:BWwAT6do0
支援

601 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 22:24:35.43 ID:IpbA1+AdO
兄者調子に乗りすぎwww

602 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:24:37.42 ID:JxlIAxi70
(´・ω・`)「……」

兄者の言葉を聞いた瞬間、ショボンの心音が大きく一度、鳴った。
体が脈動するくらい大きく一度、鳴った。

何だこの違和感は?
兄者の言葉に酷く違和感を感じ、何故か自分を否定されたような錯覚に陥った。

( ´_ゝ`)「この世界ではオレらは罪がない、アンタが公安でもないようにな。
   現実では追い追われる者同士かもしれんが、今はまったく関係の無い話だ」

兄者の言葉の一つ一つが、確実にショボンの心を突き刺した。


そうだ、この世界では自分の罪はどこにも無いのだ。
この世界で自分は何をしようと言うのだ、どんなぬるま湯に浸かろうと言うのだ。
ここには『あの人』がいない、彼のために行った自分の罪が無い。

そんな場所で、一体自分は何をしようと言うのだ。

(´・ω・`)(……自分の考えが今ひとつ理解し難いな。
   この世界にいて何をしようと言うのか、そしてそれ以上に現実世界に帰ったとして何をしようと言うのか?)


そして今、どうして自分はこのように集団を乱そうとしているのか。

603 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 22:25:30.45 ID:BWwAT6do0
よくよく考えれば全員が均等に空気読めない状況とは流石だな

604 : クリエイター(樺太):2007/04/11(水) 22:25:33.31 ID:btyfZ6KZO
支援

605 : 公務員(兵庫県):2007/04/11(水) 22:26:18.17 ID:gbZ32Kmi0
支援

606 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:26:43.76 ID:JxlIAxi70
(´・ω・`)(功利主義じゃなかったのか?
   もしかして僕は反省し切れていないのだろうか、
   まだ……自分の利益だけを考え、勝手になっているのだろうか?)

いや、今の自分ならそうだと言われてなんら仕方の無い話だ。
罪を忘れ、自分勝手に振舞えるこの世界の居心地の良さに酔いしれ、夜郎自大に振舞う大馬鹿者だ。


自分の行った警視庁爆破テロは、にべも無い残酷な行為だ。
とはいえ当時の自分には仕方の無い行為でもあった。

それでいて、しっかりと自分は間違いに気付いたのではなかったのか。


自分の行為に責任も持てないほど、自分は堕落してしまったのか。
自分の考えに責任を持てないほど、自分は堕落してしまったのか。


(´・ω・`)(僕は罪を認めている、そして過去の罪は消し去れない……
   この世界に存在するのは僕の罪意識だけであり、罪自体が存在し無ければその清算方法も無い……のか)


ああ、違和感の正体が分かった、そういう事だ。
ここにいては罪の意識に縛られ続けるだけであり、それを脱ぎ捨てる手段が存在しないのだ。
反省をしているからこそ、この世界にいては自分を苦しめ続けるだけなのだ。


ここにいては一生罪の重みから解き放たれる事は無いのだ。
そして反省していることを証明する手立ても存在しないのだ、ただの自己満足に終わるだけなのだくだらない。

607 : 解放軍(奈良県):2007/04/11(水) 22:27:56.26 ID:HX3ZkdkC0
支援

608 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 22:28:32.66 ID:IpbA1+AdO
支援

609 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:28:49.47 ID:JxlIAxi70
自分を十字架に括りつけて、一体どうやって罪を贖おうと言うのか?

どれだけもどかしい事だろう、反省しながらに償えない罪という物は。





      ――償いたい自分、償えない罪――





      ――囚人のジレンマ――





まったくつまらない冗談だ。

笑えない言葉遊びだ。

610 : 留学生(アラバマ州):2007/04/11(水) 22:30:00.99 ID:bXQNNNt/0
読む人を一瞬で引き込むこの文章・・

支援

611 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 22:30:23.45 ID:uCjvfmfkO
やばい、かつてないwktk

612 : 石油王(コネチカット州):2007/04/11(水) 22:30:42.99 ID:WoHdincRO
正直甘く見ていた……
これは面白すぎだろう
該当作品全部見ていて良かったぜ

613 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:30:54.26 ID:JxlIAxi70
( ´_ゝ`)「分かるか元公安、俺とショボンさんはここにいる以上、それぞれが罪とは乖離されて……」

(´・ω・`)「クックック、もういいよ兄者」

(;´_ゝ`)「ですよね、ちょっと言い過ぎですよね一不審者が調子乗ってますよね。
   何だか途中からそんな気がしたんです本当空気読めない人間で自分マジ死ねって感じですよね。
   いえだからって殺されたいわけじゃなくもしも生まれ変わるならまた私に生まれたくは無い……ショボンさん?」

(´・ω・`)「……ククク」

(;´_ゝ`)(良かった、失言したかと思ったが杞憂のようだ。
   イッツソーデンジャラス、ソーデンジャラスッ! って変態のノリが移ったか!?)

ショボンは兄者に言葉を返す事もせず、ずっと小さく笑い続けていた。
恐怖とはまた違う異質な空気が漂った。
理解できない、彼特有の空気が。


そしてショボンは不敵に微笑みながら全員を一瞥すると、大きなため息をついた。

(´・ω・`)「あーあ、気が削がれたよ嫌になっちまうな」

大きな声でそう言うと、ドシンと思い腰を地面へと下ろす。


ξ;凵G)ξ「……?」

614 : 留学生(アラバマ州):2007/04/11(水) 22:32:22.93 ID:bXQNNNt/0
支援

615 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 22:32:23.77 ID:IpbA1+AdO
支援

616 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:32:59.83 ID:JxlIAxi70
何事かと兄者も驚き言葉を止める。

モララーも思考が止まり、悔しさが煙に撒かれた。

ツンもビクッと体を揺らし、視線はショボンへと集まる。


(´・ω・`)「クックック……何だよこれは……くだらない世界だ、ああ悔しいな……」

頭を抑え一人悔しさに舌打ちするショボンを皆見ていた。

何を突然?
何を思いたったんだ?


(´・ω・`)「兄者……まさか君に教えられるとは思っていなかったよ。
   さすが僕が目を掛けただけはあるね、やはり君は大した男だ」

(;´_ゝ`)(え!? 何それ俺モララーに喧嘩うっていただけなんですが何このドッキリ? カメラどこ!?
   っていうか大量殺人者と変態にしか認められないオレって人としてどうなんですか!?)

心当たりのまったく無い感謝にうろたえる事しかできない兄者。
ショボンはそんな彼を見てふっと笑う。

(´・ω・`)「とぼけるならいいさ、まったく掴みきれない男だよアンタは……。
   同じ臭いは初めから感じていたんだ、さぞ君も大切な人を亡くしたんだろうね」

617 : プロスキーヤー(兵庫県):2007/04/11(水) 22:33:19.41 ID:d9Bozha00
支援

618 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 22:33:45.45 ID:BWwAT6do0
無くした大切な思いは取り戻したけどな

619 : 公務員(兵庫県):2007/04/11(水) 22:33:49.94 ID:gbZ32Kmi0
兄者買いかぶられ過ぎwwwwww

620 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 22:34:24.68 ID:uCjvfmfkO
アニージャwwwwwwwwwwwwww

621 : 屯田兵(樺太):2007/04/11(水) 22:34:33.04 ID:pvr+FJk8O
これはwww

622 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:35:05.79 ID:JxlIAxi70
(;´_ゝ`)(ええええええええええ別に誰も大切な人とか亡くしてないし!
   ヤメテ、パッと思いついたのが変態会長だから、別に大切でもなんでもないからあんなヤツッ!!)

兄者の困惑などどこ吹く風で、ショボンはもう一度大きくため息を吐いた。
そしてモララーに向かって表情を崩さずに言った。

(´・ω・`)「元公安、現実世界に帰るか」

(;・∀・)「……だから初めから僕はそう言っているじゃないですか」

まだ口元には胃液が残っているのか、辛そうな表情を依然残しながらも、口元を緩めてモララーは答えた。
素直に嬉しさを出せない辺り、彼も何だかんだで堅物だ。

ξ゚听)ξ「あ、あらあら何よ……アンタがそんな事言い出すなんて一体どんな風の吹き回しかしら?
   明日の天気は槍が降るかもね」

(´・ω・`)「それは参ったね、だったら明日までに帰らないといけないな」

ツンは涙を拭いながら突っ掛かったが、口の減らないショボンにいい加減呆れ、大きなため息をつき返した。
ショボン自身にも突然の心境の変化があったのだろう、彼を見ているとさっきまでの怒りも風化してしまった。

ξ゚听)ξ「それで兄者」

(;´_ゝ`)「はいぃっ!」

ξ゚听)ξ「何で皆現実世界へ帰ろうで一致団結したのにあの変態が現れないわけ?
   クオリティとか言うのを満たしたら現れるんじゃないの?」

623 : クリエイター(樺太):2007/04/11(水) 22:35:40.00 ID:btyfZ6KZO
支援

624 : 石油王(コネチカット州):2007/04/11(水) 22:35:58.61 ID:WoHdincRO
面白い支援

625 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 22:36:13.64 ID:BWwAT6do0
しえん

626 : イタコ(愛知県):2007/04/11(水) 22:36:28.37 ID:NuvLvko/0
支援

627 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:37:10.49 ID:JxlIAxi70
(;´_ゝ`)(え、何これなにこのオレが全部知っていて当然だろう的な流れ何これ?
   知らないって、あの変態会長なんてどうでもいいし俺何にも聞かされてないし!)

(´・ω・`)「つまり、まだ誰かのクオリティが足りないんだろうね。
   大切な心の強さか……まぁ気軽に考えて良いんじゃ無いかい?
   今すぐ帰る必要なんて無いだろう、僕も最終的に帰れさえすれば良いと思っているしね」

ξ゚听)ξ「そんな事言って、明日槍が降ったらどうするのよ!」

(´・ω・`)「降るわけ無いだろう、バカか? これだからゆとりは困る」

またすぐにもいがみ合っている二人を傍目に、少し気分を落ち着けたモララーがいた。

( ・∀・)(何だかんだで、うまくいったのかな……このメンバーも)

そう感じながらもしっくりきていない自分に気付いた。
おそらくクオリティが足りないのは自分なのだろう、そう思っていた。

今回だって結局自分は何も出来ていない、しこりばかりが残っていた。

( ・∀・)(悔しいな、結局自分だけが除け者か……。
   現実世界に戻っても、帰結する先は何も無いんだろうな……)

モララーは根が真面目過ぎるのだろう、反動といわんばかりに今の彼は無気力になっていた。

自分がどれだけ邁進したところで不和だったにも拘らず、自分とは無関係に関係が一歩進展した。
何も出来ない自分に愕然とし、息を合わせかけたこのメンバーが違う世界の人間にすら思えていた。




628 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 22:38:12.29 ID:BWwAT6do0
しえん

629 : プロスキーヤー(兵庫県):2007/04/11(水) 22:38:35.77 ID:d9Bozha00
支援

630 : 留学生(アラバマ州):2007/04/11(水) 22:38:38.43 ID:bXQNNNt/0
オモスレー

631 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:39:03.79 ID:JxlIAxi70
   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ●)(●)
. |     (__人__)   一人で一ネタ沢山とか無理に決まってるだろ
  |     ` ⌒´ノ   常識的に考えて・・・
.  |         }
.  ヽ        }
   ヽ     ノ        \
   /    く  \        \
   |     \   \         \
    |    |ヽ、二⌒)、          \


   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ●)(●)
. |     (__人__)   ってか一レスネタで明らかに滑っている時に感想聞いた某スレの>>17
  |     ` ⌒´ノ   久しぶりにキレちまったぜ・・・
.  |         }    先生怒らないから放課後トイレ裏こいよ・・・
.  ヽ        }
   ヽ     ノ        \
   /    く  \        \
   |     \   \         \
    |    |ヽ、二⌒)、          \


632 : 公務員(兵庫県):2007/04/11(水) 22:39:10.38 ID:gbZ32Kmi0
感情の流れを描くのが上手すぎるぜ

633 : 公務員(兵庫県):2007/04/11(水) 22:40:38.69 ID:gbZ32Kmi0
てかここでCMかよwwwwwwwwww

634 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:41:07.50 ID:JxlIAxi70
次の日、懸念していた槍が降ることは無く、鋭い太陽の光が木々をすり抜け地へと降り注いでいた。
朝から己が行動に精を出す。

ξ゚听)ξ「兄者ー、ちょっとこの柱ガタついてない?」

(;´_ゝ`)「はいはいはい!」

(´・ω・`)「だから前から言っていうだろう、その柱が安定しないのは組み方上仕方ないって……何を聞いていたんだ君は?」

ξ゚听)ξ「だからガタつきが強くなっていないかって言ってんのよ!」

(;´_ゝ`)「いや、変わって無いようだけど……」

(´・ω・`)「ほら見たことか、君は黙って食事を用意してくれ」

口喧嘩は相変わらず絶えないが、それでも結束は強まったように感じる。
そう、当初は共同作業など無理と思われていたにも拘らず、今ではこうしてそれぞれが役割に徹しているのだ。
とても大きな一歩をメンバーは跨いだ。

ξ#゚听)ξ「あー、ムカつくわねアンタには食事あげない」

(´・ω・`)「そんな事言っていると、飲み水がなくなるよ?」

ξ゚听)ξ「何言ってんのよ、アンタとモララーが行った時の目印が……」

そう言って周りを見渡したが、昨日木々につけた傷が綺麗サッパリなくなっていた。
勘違いかと思って見直すが、やはりどこにも無い。
正真正銘消えている。

635 : シェフ(コネチカット州):2007/04/11(水) 22:41:32.85 ID:fIf02QgdO
CMキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

636 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 22:42:30.94 ID:kVedkFwEO
トイレ裏


kwsk

637 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:43:08.56 ID:JxlIAxi70
(;´_ゝ`)「跡が……無い?」

(´・ω・`)「そうさ、変態が言っていただろう、この世界は常に進化しているんだ。
   癒えない傷なんてこの世には無いからね、見てのとおりさ」

(;´_ゝ`)「目印が無いと、でも……」

(´・ω・`)「ちなみに僕は大体の場所なら記憶している。
   さて、僕に食事は準備してもらえるのだろうか?」

ツンは大きく舌打ちをしながら、返事もせずに朝食の準備に取り掛かった。
食用の雑草を簡単に燻したり、生で食べる簡素なものだ。
油でもあれば幾分レパートリーは増えるたのだろうが。


( ・∀・)(……)

これは喧嘩しているのか?
いや違う、何だかんだ言いながらしっかりと協力できているのだ。

疎外感を感じながら、モララーは口を開く。

( ・∀・)「それじゃあショボン君、また案内してもらえるかい?
   何とか覚えられるように務めるよ、もしくは目印にリボンを巻きつけようか、それなら消えない」

(´・ω・`)「好きにしてくれ、それじゃあ早い目に行く事にしようか?
   ああツン、帰ってくるまでに美味いお茶を準備しておいてくれ」

ξ#゚听)ξ「知ったこっちゃ無いわよ!」

638 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:45:07.95 ID:JxlIAxi70
( ・∀・)(……)

今のショボンの一言も、ただの揶揄だろうか?
その一言だけでこのメンバーが上手く回っているように感じたならそれは考え過ぎだろうか?

自分が引っ張るよりもこのショボンという男が動いた方がよっぽど協力が上手くいく。
安心してしまった自分がいると同時、激しい虚無感があった。
自分がどれだけ右往左往した苦労も、結局は報われなかったのだから。



ツンと兄者に火の番と食事を任せ、モララーとショボンは供に水を求めに森を進む。
水というのは、小さな湖から掬い出したものだった。

二人でそこまでの道を歩くが、会話らしい会話は無い。
モララーは、僻み、妬んでいたのだろう、ショボンという男を。

(´・ω・`)「それで、一体どうしたんだい? カリカリしている様子だね」

( ・∀・)「そんな事も無いよ」

(´・ω・`)「君は実に嘘をつくのが下手だね、お茶の時もそうだけど。
   嘘も方便というしね、もう少し上手に嘘をつく練習をした方が良い。
   おそらく君が、まだクオリティを見出せ無い一人なんだろう?」

自分の気持ちもお見通しか、それが気に入らなかった。
どれだけ躍起に頑張っても手に入れることの出来なかった『信頼』を、この男は一瞬にしてモララー自身から奪っていったのだ。

639 : シェフ(コネチカット州):2007/04/11(水) 22:45:16.52 ID:S+jaYHgvO
うわああああああ

640 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 22:45:21.14 ID:BWwAT6do0
しえん

641 : イタコ(愛知県):2007/04/11(水) 22:45:40.23 ID:NuvLvko/0
支援

642 : 解放軍(奈良県):2007/04/11(水) 22:46:20.83 ID:HX3ZkdkC0
支援

643 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 22:46:36.37 ID:IpbA1+AdO
支援

644 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:47:07.63 ID:JxlIAxi70
(´・ω・`)「世間の風当たりの強さは重々感じて生きてきたが、心当たりの無いやっかみは嫌でね」

( ・∀・)「……やっかみって、そこまで分かってるじゃないですか」

(´・ω・`)「おやおや、失言したよ……クックック」

自分が絶対に口を割らない事を見越して、この男は先に結論を言ったのだろう。
ああ、恥ずかしいほどに随分とこの男を信頼してしまったものだ自分は。

( ・∀・)「今まで気にしないようにしていたけれど、才能のある人間に会うと辛いね本当。
   自分がどれだけ無力かをまざまざと見せ付けられると、まったく嫌んなっちゃうよ」

(´・ω・`)「君は、どうして公安になったんだい?」

( ・∀・)「……僕は奇麗事といわれるかもしれないけれど、誰かにために何かがしたかった。
   誰かは身近な人間や大勢な方が良い、それなら公安になったのは必然とも言えるのでは?
   初めはヒーローに憧れる子供みたいな感情ですよ、それがいつか自分の礎になってしまっていただけで」

(´・ω・`)「なぜ公安を辞めたんだい?
   本当に自ら辞職を願ったんだろう、それはどうしてなんだい?」

( ・∀・)「言わずもがな、公安なんて言っても結局は自益を優先する人間ばかりさ。
   楽して安定した給与を貰いたい、本当に民間の事を思っている人間がどれだけいると思って。
   日本の心臓部を司るジジィが腐っていたので、これ見よがしに反抗したまでですよ」

公安時代からそうだった、熱意だけでどれだけ躍起になったところで力ある人間には勝てないのだ。
自分以外にも何人と熱意ある人間が沈んでいく様を見てきた。
そう、必要無い熱意など捨ててしまわねば重荷になると、そう思い知らされる。

645 : 公務員(兵庫県):2007/04/11(水) 22:49:02.63 ID:gbZ32Kmi0
支援

646 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:49:05.89 ID:JxlIAxi70
(´・ω・`)「だったらどうして辞める? 公安そのものを君から変えていけば良いだろう?

(;・∀・)「え……」

ショボンが口にした出し抜けの言葉に、思わず声が出た。
予想だにしない言葉だった、それでいて大切な人からの言葉にダブって耳へと届いた。


  『そうか、それじゃあオマエが熱意だけで上へ登りつめる第一人者になればいいじゃないか。
   そうすれば熱意ある人間から鑑みられるだろう、そして皆熱意が必要だって気付くんじゃ無いか?
   熱意の無い人間ばかりで腐っていると思うなら、オマエが変えろ』


こんな自分の愚痴を聞いてくれたのは他でも無い、公安時代の先輩であり内調での同僚でもあるジョルジュだ。
あの人はそして自分にそう言ってくれたんだ。
そう、奇麗事だけのつまらない自分の話を真面目に聞いてくれ、賛同してくれたあの人。


( ・∀・)(ジョルジュさん……)


後に知ったことだが、ジョルジュも元々はほとんど仕事は出来ない人間だったと。
それにも拘らず、自分の上に立ち、信頼や羨望を集めていたのだ。

まったく、自分の手本がそこにいた。
熱意だけで登りつめた男がそこにいたんだ。

647 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 22:50:13.41 ID:BWwAT6do0
しえん

648 : 石油王(コネチカット州):2007/04/11(水) 22:50:39.52 ID:WoHdincRO
支援

649 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 22:50:55.21 ID:IpbA1+AdO
支援

650 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:51:09.28 ID:JxlIAxi70
( ・∀・)「自分が、変えるか……」

考えもしなかったといえば嘘になるだろうか。
それでも自分のような何も出来ない人間が公安を根から変えるなど、非現実的な話この上ない。
奇麗事だけを述べてとバカにされるに決まっているさ、勝手に自身へそう言い聞かせていた。

( ・∀・)「無理さ、ただの一個人がどう足掻いたって何が出来る訳も無い、無力だよ。
   出る杭は打たれるのさ、社会とはそういうところだろう」

(´・ω・`)「だったら僕の考えはどうして変わったんだい?」

ショボンの思わぬ一言に、胸から熱い何かが沸いてくるのを感じた。
大切な事を忘れる所だった。
自分の持つ唯一の武器を放棄するところだった。

( ・∀・)「僕は……何もできていない」

(´・ω・`)「何もできていないヤツに僕はこんな事をいう程度の人間だと思われているのかい、心外だね。
   君は僕が犯罪者である以前に、僕という人間を見てかかわってくれた。
   こんな人間に会えるなんて実に久しぶりだ、だから僕だって協力してもいいかなんて思ったのだがね」

( ・∀・)「……」

駄目だ、何を言ったって口では勝ち目が無い。
こんな中途半端な自分の気持ちでは論議にすらなりゃしない。

651 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 22:51:30.33 ID:uCjvfmfkO
支援

652 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 22:53:05.31 ID:IpbA1+AdO
支援

653 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:53:16.66 ID:JxlIAxi70
( ・∀・)「ヤレヤレまったく……悪人にまさか道を示されるとはね」

(´・ω・`)「安心してくれ、僕は無理だろうヤツには言わないさ……ククク」

その一言一言に大きな感銘を受け、そしてその後押しが嬉しかった。
まぁいいか、世を揺るがす犯罪者にこうも言ってもらえるなど大変光栄な話だ。

( ・∀・)「現実に戻ったなら、公安に再び戻ってみるかな……公安自体を変えていくことはもちろん、
   ショボン君みたいな才能を無駄にした、尊敬できる犯罪者の誕生を防いでみせるよ」

(´・ω・`)「期待せずに待っているよ。
   ほら、何だかんだで湖に到着したよ、道は覚えたのかい?」

( ・∀・)「大丈夫だよ、僕が覚えなくてもショボン君がいるからね」

(;´・ω・`)「随分な信頼だな、まったく公安志望が聞いて呆れるよ……」

二人は袋に水を掬い取ると、改めて来た道を引き返していった。
帰りは互いに無言だったが、互いを信頼した、気持ちの良いものだった。




654 : 名人(コネチカット州):2007/04/11(水) 22:54:14.00 ID:IG65t7PEO
支援

655 : 理学部(樺太):2007/04/11(水) 22:54:25.06 ID:u7DKWDNkO
なんという雪解け

656 : 公務員(兵庫県):2007/04/11(水) 22:55:20.85 ID:gbZ32Kmi0
支援

657 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:55:22.59 ID:JxlIAxi70
( ;ω;)「うわぁーん!!!」
ξ゚听)ξ 「ま、待ちなさい!ブーン!!」
( ;ω;)「かぁちゃんなんて大嫌いだお!!」


湧き水の如くどんどんと湧き出る新しい意欲で、次々に作品を作り上げた◆gk43jgqTBM氏の巨作、『おばあちゃん』!


( ;ω;)「グスッ・・おばあちゃんどこだお」
( ;ω;)「・・・・・・」


その続編が、満を持していよいよ登場!


(('、`*川「っぶぶぶブーンちゃんん……、げげ元気に……して、してたかいぃ?」

(;^ω^)「ちょwwおばあちゃん、無理しないでくれお!! 頼むから寝ていてくれお!!」

(('、`*川「よぉおしよよし、どどどうしたたの?」


『( ^ω^)ブーンと(('、`*川 ひいひいおばあちゃんのようです』、今夏投下予定!!




なんていうか心からただ只管にごめんなさい。
皆まで言うな、このCMはフィクションです。

658 : 留学生(アラバマ州):2007/04/11(水) 22:55:33.18 ID:bXQNNNt/0
シェスタ

659 : 映画館経営(アラバマ州):2007/04/11(水) 22:55:52.05 ID:51/KxgRs0
以下の手順でやれば無料でWebMoneyが入手できる。
最初の1日目で3000円は確実に稼げる。
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Dポイントバンクにポイントを「交換」する。
トップの右上に「交換」というところがあるのでそこでをクリック。
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そこで (お取引はこちら)→(ログイン)→(振込み)→[交換先指定](WebMoney) の順でポイントバンクに預けたポイントを電子マネーに交換する。
交換すると電子マネー(プリペイド番号)がもらえる。

660 : イタコ(愛知県):2007/04/11(水) 22:56:44.28 ID:NuvLvko/0
ばあちゃんwwwwww

661 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 22:57:00.97 ID:IpbA1+AdO
『( ^ω^)ブーンと(('、`*川 ひいひいおばあちゃんのようです』

wktk

662 : 石油王(コネチカット州):2007/04/11(水) 22:57:06.57 ID:WoHdincRO
CM空気嫁よ……ハッ!
だから空気合作か!

663 : 愛のVIP戦士(北陸地方):2007/04/11(水) 22:57:18.56 ID:5B1cLUuu0
AAも震えてるwww

664 : 公務員(兵庫県):2007/04/11(水) 22:57:19.21 ID:gbZ32Kmi0
ひいひいおばあちゃんwwwwwwwwwwwwwwwww


665 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:57:25.62 ID:JxlIAxi70
ξ;゚听)ξ「あ、お帰り……」

(´・ω・`)「これは随分血生臭い状況だね、説明は要らないよ」

(;・∀・)「喜ぶべきシーンなんだろうけどね」

その場では兄者が変態と血みどろの死闘を演じていた。
二人ともあえて拳を避けようとせず、ひたすらに殴り合っていた。

ξ;゚听)ξ「二人とも笑ってる……楽しそう」

(´・ω・`)「男には拳同士でしか話し合えない、そんな時もあるものさ。
   そしてより二人の仲は親密になるのさ、ククク」

(;-∀-)(公安に戻ろうとした手前、喧嘩は止めるべきかな……でも正直係わりたくないな)

三人が見守る中、兄者と変態の懇親の一撃が互いの顔面にクリーンヒットした。
同時に地面へと倒れる二人。

(;'A`)「くッ……兄者、やるようになったな……」

(;´_ゝ`)「会長こそ、まだ届かないとは……遠い……」

二人とも体を痙攣させ、辛うじて動く首と目で互いを見合った。

(´・ω・`)「これは先に立ち上がったほうが勝つ、手出しは無用だ」

ξ;゚听)ξ「そんな気毛頭無いわよ、汚い!」

(;-∀-)(言われたから仕方ない、手出しは無用だよな手出しは無用……)

666 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 22:59:16.92 ID:IpbA1+AdO
酷い嫌われようwww

667 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 22:59:32.02 ID:JxlIAxi70
(;'A`)「兄者、悪いが俺はまだ……負けれねぇ!!」

変態はグッと体に力を入れると、ボロボロの体を立ち上げた。
虹色マントが風に靡く。

(;´_ゝ`)「バカな、まだどこにそんな力が……!」

('A`)「これが俺、会長と一不審者との実力差だ」

ごつ然とした態度で、威風堂々と言い放った。
勝てない……自分にはまだ不審者協会会長の座は早かった、そう直に感じさせられた。



ξ#--)ξ「……で、二人とも満足した?」

(※)'A`)「あ、はいホンマすんません一脇役が調子に乗って。
   これでも本編ではサブ主人公張るくらい頑張っていたんですが」

(※)´_ゝ`)「本当反省してます、ちょっと悪乗りが過ぎました」

(´・ω・`)「とりあえず変態が来たと言う事は、皆のクオリティが出揃ったという事でいいのかい?」

('A`)「そうらしい、さっき神様からデコメール来たんで。
   重要な事はちゃんと電話で伝えようね皆!」

( ・∀・)「と言う事は、ようやく帰れるのかい……皆、ゴメン。
   やっぱり自分が最後の一人だったみたいだ」

668 : 愛のVIP戦士(北陸地方):2007/04/11(水) 23:00:29.22 ID:5B1cLUuu0
あれ?兄者だけ手にしてなくね?

669 : 留学生(アラバマ州):2007/04/11(水) 23:00:58.97 ID:bXQNNNt/0
>>668
シーッ!!

670 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 23:01:20.42 ID:IpbA1+AdO
>>668
つロリコン

671 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 23:01:35.18 ID:JxlIAxi70
ξ゚听)ξ「なーに言ってんのよそんな清々しい顔しながらさ!
   本当悪いって思ってるならもうちょっとすまなさそうな顔しなさいよ。
   嘘つくの下手な人ね」

(;・∀・)「誰かにも同じ事言われたよ」

(´・ω・`)「気にしなさんなって事さ」

( ・∀・)「そうだね、皆ありがとう。そして、帰ろうか」

モララーが促すと、皆が首を縦に振った。

(;´_ゝ`)(アレ、流れ的に一人一言でオレの番じゃないの!?
   おかしくない、押しなべて俺ってないがしろ!? 最後まで空気!?)

('A`)「それじゃあ神様の元へ案内しようか。
   最後にやり残した事とか無いか?」

ξ゚听)ξ「あっ、ちょっと待って!」

ツンは叫ぶと、すぐに焚き火の近くに置いてあったカップを手に取ってくる。
そして皆に配った。

ξ゚听)ξ「お茶を準備しろって言ったでしょ?
   最後に飲んでいきなさいよ」

672 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 23:02:46.24 ID:IpbA1+AdO
支援

673 : 公務員(兵庫県):2007/04/11(水) 23:02:58.83 ID:gbZ32Kmi0
しえん

674 : 愛のVIP戦士(北陸地方):2007/04/11(水) 23:03:18.94 ID:5B1cLUuu0
死ねん

675 : 石油王(コネチカット州):2007/04/11(水) 23:03:21.44 ID:WoHdincRO
兄者はロリコンだな
外伝に伏線もあったし

676 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 23:03:43.73 ID:JxlIAxi70
(´・ω・`)「『美味しい』お茶といった筈だがね……やれやれ」

ξ゚听)ξ「飲んでいる時くらいは口数減らせないものかしら」

(;´_ゝ`)「え、オレの分が無いのですが……あれ?」

それぞれがそれぞれ、様々な思いを馳せて最後のお茶を飲んだ。
決して美味しくも無かったが、誰一人と残す事は無かった。

ξ゚听)ξ「お味はいかがでしたか?」

(;・∀・)「ああ、次はもうちょっと腕を上げてくれる事を期待するよ」

ξ#゚ー゚)ξ「言ってくれるじゃない、材料が悪いのよ材料が、言葉を選びなさい!」

(;-∀-)(本音を言ったのに、やっぱり女って難しいものだな……)

(;´_ゝ`)「いや、だからオレの分が……」

('A`)「私の分まで準備していただけて悪いね、どれどrこれはMAZUUUUUUUUUUUUU!!!!」


ξ#゚听)ξ「」


(;´_ゝ`)「オレの分は……」




677 : プロスキーヤー(兵庫県):2007/04/11(水) 23:03:44.83 ID:d9Bozha00
支援

678 : 留学生(アラバマ州):2007/04/11(水) 23:04:59.90 ID:bXQNNNt/0
うはwww

679 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 23:05:04.16 ID:IpbA1+AdO
兄者wwwwww

680 : 愛のVIP戦士(北陸地方):2007/04/11(水) 23:05:21.52 ID:5B1cLUuu0
会長wwwww死ぬぞwwwwww

681 : 留学生(東京都):2007/04/11(水) 23:05:37.47 ID:CyBfYNSF0
http://ataja.es/freedouga

682 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 23:05:45.77 ID:JxlIAxi70
(※)'A`)「それじゃ、今度こそ思い残す事は無いね?」

( ・∀・)「ああ」

(´・ω・`)「うん」

ξ゚听)ξ「ええ」

(※)'A`)「よし、それじゃあ、案内しようか」

(;´_ゝ`)(あれ、オレの台詞は!? 流れ的にマジおかしくない!?)

モララーが手を差し出した。
ショボンとツンも、無言で手を被せる。

( ・∀・)「兄者、何不貞腐れてるんだい」

(;´_ゝ`)「……ああ、悪い」

そして兄者も手を被せ、四人は最後にしてとうとう互いの手を取り合った。
全員がクオリティを見つけたと同時、遂にメンバーが一体化した。
今までの苦労もあったが、終わってみれば自然と名残惜しく感じるものだから不思議だ。


('A`)「それじゃあ、行くぜ?」

変態が合図すると同時、四人の姿はもうこの世界には無かった……。


          ( ^ω^)エアーがクオリティを育てたようです Aパート END

683 : クリエイター(樺太):2007/04/11(水) 23:05:59.31 ID:btyfZ6KZO
支援

684 : プロスキーヤー(兵庫県):2007/04/11(水) 23:06:14.69 ID:d9Bozha00
おつおつ

685 : イタコ(愛知県):2007/04/11(水) 23:06:17.30 ID:NuvLvko/0
乙!

686 : 留学生(アラバマ州):2007/04/11(水) 23:06:21.21 ID:bXQNNNt/0
うああああ!メッチャ乙!

687 : 解放軍(奈良県):2007/04/11(水) 23:06:36.55 ID:HX3ZkdkC0
乙!
兄者www

688 : バンドメンバー募集中(埼玉県):2007/04/11(水) 23:06:37.87 ID:ZWAj1LPn0
乙ー! 兄者wwwww

689 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 23:06:45.35 ID:BWwAT6do0
乙!


690 : 公務員(兵庫県):2007/04/11(水) 23:06:46.95 ID:gbZ32Kmi0
素晴らしかった!
書き手さんもBGMさんも乙!

691 : レースクイーン(愛知県):2007/04/11(水) 23:06:52.05 ID:6yJoVewY0


692 : 愛のVIP戦士(北陸地方):2007/04/11(水) 23:06:54.41 ID:5B1cLUuu0
乙!乙!

693 : 名人(コネチカット州):2007/04/11(水) 23:06:59.24 ID:IG65t7PEO
超乙

694 : 理学部(樺太):2007/04/11(水) 23:07:02.76 ID:u7DKWDNkO
乙だろう

695 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 23:07:09.89 ID:uCjvfmfkO
乙過ぎる

696 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 23:07:34.04 ID:IpbA1+AdO
乙!!!

697 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 23:07:48.26 ID:JxlIAxi70
     今までのあらすじ

('A`)「愛を知らないウサギが書いた作品はどれ? 答えは一つでお願いします」

    A 不審者    B 巨ロボ
    C トマト    D タフガイ

( ^ω^)「じゃあ皆さんを信じて>>523でいくお!!」

ということでアンサー。


('A`)「ウサギがカタカナ表記より、外来語(英語)へ直すと『RABBIT』(ラビット)。
   愛(AI)を知らないより、AとIを0とすると『R0BB0T』。
   答え(選択肢であるB)は一つより『R0B0T』、0をOとすれば『ROBOT』(ロボット)より答えはB、巨ロボでした」

  × A 不審者  ○ B 巨ロボ
  × C トマト  × D タフガイ


【STUDY】
 巨ロボとはもちろん◆oNwoV/bH1k氏の大作、「( ^ω^)ブーンが巨大ロボットに乗り込んだようです」の略。
 ひょんなことからロボット、『ダイヴィッパー』の操縦者となったブーン!
 ロボットという巨大規模な戦いが一層の迫力を持っており、一度読んだら病みつき間違いなし!
 読まなきゃダメ、絶対。


(;^ω^)「あららー、残念だお、でもクイズは滅茶苦茶だから気にすることないお。
   うん、全然気にしなくてもいいよマジマジ誰も君を攻めたりなんてしないさ仕方ないよよくあるよくある、ドンマイドンマイ!
   別にこれで空気が悪くなるなんて事ないって誰も責任を感じる必要なんて無いよ、うん、うんっ!」

698 : クリエイター(樺太):2007/04/11(水) 23:07:57.83 ID:btyfZ6KZO
乙!

699 : 西洋人形(愛媛県):2007/04/11(水) 23:08:14.45 ID:yaXTO1rV0
乙!

700 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 23:09:26.79 ID:JxlIAxi70

( ^ω^)「ということで、次回Bパートは『おばあちゃん』『メンクイ』『巨ロボ』による合作だお!
   エアー合作の中でも最長を誇るこのパート、超期待wktkだお!」

('A`)「『巨ロボ』はクイズの答えか、『おばあちゃん』は同作者の『色を奪う』も登場したな。
   ……あれ、『メンクイ』だけ一ネタに入っていなくね?」

(;^ω^)「え、あ、決して忘れていたわけじゃないよ、うん、本当本当忘れるわけないよわけないさ、大丈夫だって。
   それじゃ◆KUIMWbIYTk氏の『メンクイ』以外のもう一つの作品、『ユメクイ』を使って突発ギャグをお披露目するお!」

('A`)「いいねぇ、表合作もペンさんのギャグで盛り上がっていたし、こいつは期待だな」

( ^ω^)「それじゃー皆様、ご静粛にー」




( ^ω^)「えー、それではここで一ネタ」





701 : タコ(アラバマ州):2007/04/11(水) 23:09:36.55 ID:nQOA1Lct0


702 : とき(樺太):2007/04/11(水) 23:09:39.40 ID:7mXSsdTtO
>>697
……空気読めなくてごめん

703 : 公務員(兵庫県):2007/04/11(水) 23:10:05.16 ID:gbZ32Kmi0
期待

704 : 愛のVIP戦士(北陸地方):2007/04/11(水) 23:10:32.99 ID:5B1cLUuu0
……ザワザワ……ザワザワ

705 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 23:10:52.27 ID:BWwAT6do0
wktk

706 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 23:11:33.76 ID:JxlIAxi70








( ^ω^)「ユメクイが夢を食べた」






( ^ω^)「バクバク」









707 : 愛のVIP戦士(北陸地方):2007/04/11(水) 23:12:13.95 ID:5B1cLUuu0
 

708 : 司会(アラバマ州):2007/04/11(水) 23:12:30.53 ID:ZCU80WnF0
  

709 : イタコ(愛知県):2007/04/11(水) 23:12:35.60 ID:NuvLvko/0
 

710 : 美人秘書(茨城県):2007/04/11(水) 23:12:36.61 ID:KKuwJhl00
( ゚д゚ )

711 : 理学部(樺太):2007/04/11(水) 23:12:37.87 ID:u7DKWDNkO
あ、あはははは!(お、おいどうすんだ・・・?)

712 : 女性の全代表(山梨県):2007/04/11(水) 23:12:39.56 ID:+9OAc8S+0
ずこー

713 : 公務員(兵庫県):2007/04/11(水) 23:12:41.01 ID:gbZ32Kmi0


714 : 解放軍(奈良県):2007/04/11(水) 23:13:04.83 ID:HX3ZkdkC0
>>706・・・乙

715 : 愛のVIP戦士(北陸地方):2007/04/11(水) 23:13:16.95 ID:5B1cLUuu0
お、乙!

716 : 屯田兵(樺太):2007/04/11(水) 23:13:24.23 ID:pvr+FJk8O



717 : レースクイーン(愛知県):2007/04/11(水) 23:13:24.91 ID:6yJoVewY0
(゚д゚ )

( ゚д゚)



(゚д゚ )

718 : 石油王(コネチカット州):2007/04/11(水) 23:13:31.16 ID:WoHdincRO
おい誰か笑ってやれよ……
空気仲間みてるだろ、書き込んでやれよ……

719 : 美人秘書(茨城県):2007/04/11(水) 23:13:42.69 ID:KKuwJhl00
>>717
こっちみろよ

720 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 23:13:48.40 ID:JxlIAxi70

(※)メ´ω`)「ごめんなさい、調子乗りました」

('A`)「読者に笑ってもらうなんて恥だぞ、心しておけ」

(※)メ´ω`)「ふい……」

J( 'ー`)し『まさるー、お風呂早く入りなさいよー』

('A`)「今行くよー」

(;^ω^)「おまwwwタイプ2エラーwwww」

('A`)「というわけで、次はBパート。
   エアーの中でも群を抜いて各々が強い特色を持ち、かつ多芸な作者陣だからチェックして間違いないぜ!」

( ^ω^)「うはー、テラ楽しみス」

J( 'ー`)し『まさるー?』

('A`)ノシ「それじゃオマエ等、歯ァ磨いて寝ろよ!」

(;^ω^)ノシ「ちょwww台詞とられたwwww
   それじゃ、自分たちの登場はここから少し後になるお、まただお!!」



Next コナン's ヒーンツ
          『 空気 』   だよ

721 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 23:13:51.97 ID:n3Bt4wDGO



722 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 23:14:06.00 ID:uCjvfmfkO
なんと……

723 : イタコ(愛知県):2007/04/11(水) 23:15:27.91 ID:NuvLvko/0
バーローwwwwww

724 : 愛のVIP戦士(北陸地方):2007/04/11(水) 23:15:48.79 ID:5B1cLUuu0
懐かしいwwwこれがEDかよwwww

725 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 23:15:55.12 ID:JxlIAxi70
ということで、これで無事Aパートの異世界編は終わりです。ここまで長らくお付き合いいただきありがとうございました。
最後となりますが、一人お先にAパート異世界編のあとがきをさせて頂きたいと思います。


Aパートですが、皆様それぞれ別方向に特化した作者方が揃い、とても魅力的なパートメンバーでした。
合作という企画上、それぞれのキャラクターを立たせるためにストーリーは会話を主体にしたつもりです。
地文が半一人称なのもそのためです、ちょっと視点が変わりすぎたかなとも思いますが。

物語自体は特に大きな波があるわけでもなく、熱い展開も感動のシーンも無い陳腐な作品だったかもしれません。

どうしてこういった物語にしたのかというと、まず登場人物が全員現代をモチーフにした作品からだった事、
そして何よりも、このパートメンバーのキャラクター4人だからこその物語を作りたかったという事があります。
特に後者に重きを置き、無事達成できたかなとは思っています。
このメンバー(登場キャラクター)の内誰が入れ替わっても、この物語は絶対に完成しませんでした。

Aパートでは、まず自分が異世界編を作り、メンバー方にはわざわざそれに外伝やキャラクターを沿わせて頂きました。
おかげで外伝との結びつきはとても強く、自分自身も選ばれたメンバーを自由に動かすことが出来て助かりました。

ちなみに随所にあったCMは同じAパートメンバー相手にも仕掛けたい気持ちがあったという事と、
昨日の某スレで次回予告が表と同じでつまらないと指摘されたので、ちょっと捻ったつもりです。


とりあえず前述した通り大きな見所に乏しい平坦な作品かもしれませんが、自分自身は『合作』として書きたいものが書けたと思っています。

改めましてAパート異世界編を読んで頂きありがとうございました。
次の登場は日曜日となりますが、一足お先に異世界編の荷を降ろし、読者として気楽に空気合作を楽しみたいと思います。

パートメンバーの皆様、とりあえずお疲れ様です。
BCパートの皆様、頑張って下さい。

726 : 愛のVIP戦士(北陸地方):2007/04/11(水) 23:17:03.24 ID:5B1cLUuu0
乙!ホントに乙!

727 : イタコ(愛知県):2007/04/11(水) 23:17:15.54 ID:NuvLvko/0
ほんとにお疲れ様でした

728 : 解放軍(奈良県):2007/04/11(水) 23:18:00.63 ID:HX3ZkdkC0
ホントにお疲れ様でした!!

729 : 屯田兵(樺太):2007/04/11(水) 23:18:03.07 ID:pvr+FJk8O


730 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 23:18:03.53 ID:uCjvfmfkO


731 : プロスキーヤー(兵庫県):2007/04/11(水) 23:18:18.14 ID:d9Bozha00
おつ

732 : 入院中(神奈川県):2007/04/11(水) 23:18:31.75 ID:+gcUVbZA0
面白かったよ


733 : 公務員(兵庫県):2007/04/11(水) 23:18:41.90 ID:gbZ32Kmi0
乙! 心から乙!!

734 : 美人秘書(茨城県):2007/04/11(水) 23:18:58.55 ID:KKuwJhl00


735 : 桃太郎(樺太):2007/04/11(水) 23:19:05.85 ID:1cJKIeJgO
おつおつ!

736 : Webデザイナー(神奈川県):2007/04/11(水) 23:19:18.25 ID:BWwAT6do0


737 : 留学生(アラバマ州):2007/04/11(水) 23:19:40.13 ID:bXQNNNt/0
乙!!

738 : すずめ(dion軍):2007/04/11(水) 23:19:47.79 ID:JxlIAxi70
あとがきの長さに自分でも引きました。

さておき蛇屋様にオムライス様、まとめありがとうございます。
随所にあった一発ネタは作品の品質を落とす可能性が大いにありますので次回予告として別個していただけると助かります。

そしてAパートの皆様には黙っての暴挙、失礼しました。
ID:7mXSsdTtO 氏は答えてくれてありがとうございます。

「合作にした意味がない」とだけは言われないよう仕上げたつもりです。

沢山の支援、反応、そして乙をありがとうございました。
引き続きエアー合作をお楽しみください!

739 : 講師(樺太):2007/04/11(水) 23:20:15.09 ID:n3Bt4wDGO


740 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 23:21:07.90 ID:kVedkFwEO
乙!

しかしダジャレで楽屋が通夜のようになってるぞ

741 : 理学部(樺太):2007/04/11(水) 23:21:20.95 ID:u7DKWDNkO
じゃ、次の曲がラストソングです

心左右の作者乙
明日もがんばっていきまっしょい!

742 : 通訳(樺太):2007/04/11(水) 23:21:35.00 ID:IpbA1+AdO
もう一度。

乙!

743 : とき(樺太):2007/04/11(水) 23:22:14.37 ID:7mXSsdTtO
乙!

744 : 公務員(兵庫県):2007/04/11(水) 23:25:02.95 ID:gbZ32Kmi0
ヤマダwwwww

745 : 山伏(dion軍):2007/04/11(水) 23:25:54.86 ID:XDNaCR2R0
ttp://ex22.2ch.net/test/read.cgi/campus/1175452789/
第二の早稲田??
三重大学に新たな新生下ネタ野朗あらわる




746 : 割れ厨(愛媛県):2007/04/11(水) 23:27:21.42 ID:y0f0zMnb0
とにかく乙wwww

747 : 理系(ネブラスカ州):2007/04/11(水) 23:28:26.13 ID:nogr8cTrO


748 : 建設作業員(東京都):2007/04/11(水) 23:28:50.59 ID:SdFcDzBh0
乙乙乙!

749 : 留学生(アラバマ州):2007/04/11(水) 23:56:56.18 ID:bXQNNNt/0
ほっす

750 : 高校生(dion軍):2007/04/12(木) 00:13:01.19 ID:gRG07nku0
亀だが乙!

751 : 二十四の瞳(アラバマ州):2007/04/12(木) 00:40:42.75 ID:BCPLiXzV0


752 : とき(樺太):2007/04/12(木) 01:06:39.26 ID:r0tsxb4dO
これは乙すぎるだろ…不審者的に考えて

753 : 不老長寿(コネチカット州):2007/04/12(木) 01:37:16.33 ID:e/u7mm91O
わぁすれてたあぁぁぁぁぁぁ


昨日から、空気だったのな
明日、休みだから読ませて貰います⌒*(・ω・)*⌒

おっっっつうぅぅぅっっっっ

754 : 釣氏(樺太):2007/04/12(木) 02:20:25.01 ID:6payEEMVO



755 : わさび栽培(樺太):2007/04/12(木) 02:52:51.31 ID:lejHRatGO
ほす

756 : 天使見習い(コネチカット州):2007/04/12(木) 03:33:17.28 ID:COe1/w4LO
そろそろほす

757 : わさび栽培(樺太):2007/04/12(木) 04:37:26.60 ID:lejHRatGO
ほす

758 : 理学部(大阪府):2007/04/12(木) 05:02:05.42 ID:MZAGIW3S0
保守

759 : イタコ(樺太):2007/04/12(木) 05:30:37.03 ID:2D98lFNWO
ほす

760 : ドラッグ売人(コネチカット州):2007/04/12(木) 06:52:59.97 ID:Qjs9uu6RO


761 : とき(樺太):2007/04/12(木) 07:57:18.74 ID:r0tsxb4dO


762 : 県議(ネブラスカ州):2007/04/12(木) 09:09:29.91 ID:X0xRgDk+O
ほし

763 : 塗装工(樺太):2007/04/12(木) 09:30:19.00 ID:Tu6JZIkFO


764 : バンドメンバー募集中(コネチカット州):2007/04/12(木) 10:14:46.09 ID:MbFrytozO
ほし

765 : 接客業(コネチカット州):2007/04/12(木) 11:01:55.59 ID:0gb3aOeXO
作者皆さんおつ!

766 : 農業(樺太) :2007/04/12(木) 12:03:57.36 ID:VJ1b2Wi0O
今から読む保守

767 : タイムトラベラー(樺太):2007/04/12(木) 12:16:30.58 ID:T0thlCA7O
空気合作が何なのか分からないオレに誰かkwsk

768 : ドラッグ売人(コネチカット州):2007/04/12(木) 13:04:23.57 ID:Qjs9uu6RO


769 : 貧乏人(徳島県):2007/04/12(木) 13:06:20.09 ID:aJWpbUBM0
http://bubble6.2ch.net/motetai/

658 名前:メディアみっくす☆名無しさん 投稿日:2007/03/20(火) 12:24 ID:???
ニート2年目。
カーチャンに

「あんたはね、ネットだけの知識で頭でっかちになってるよ。
2ちゃんねるでなかよしスレ立ててイケメンとか
ゴリメンとか言ってるけど、不細工なあんたが言うと滑稽なんだよ。
いつも得意げになかよしスレ立てて
披露してるけど、カーチャンとトーチャンだから笑って聞いてあげてたんだ。
頼むから外で働いて、自立して。
カーチャンもトーチャンももう先は長くないだろうし、アンタの
子育ては大学卒業の22歳で終わりなんだよ。
今24歳で、アンタはもうオッチャンなんだから、カーチャンとトーチャンに
すがったって、もう何もしてあげられないんだよ。
この二年間、ずっと部屋でパソコンして、なかよしスレ立てて、
結局今のアンタはなかよしの情報だけで頭がいっぱいになってて、
何もいいことなんか無かったんじゃない?
友達と遊んだ?彼女は作れた?いないでしょ。誰も。
トーチャンとカーチャンしかいないでしょ。
だからそんなんじゃ、トーチャンとカーチャンいなくなったら
本当にアンタは独りぼっちになるんだよ。
外出て働いて、友達作って恋人作って、自分のために自立しなきゃ」

って言われてマジで涙出た・・・

770 : わさび栽培(樺太):2007/04/12(木) 14:42:47.66 ID:lejHRatGO


771 : 留学生(樺太):2007/04/12(木) 15:32:04.24 ID:LHDe3J6lO
ほす

772 : こんぶ漁師(樺太):2007/04/12(木) 17:03:24.72 ID:Hht22tipO


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