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( ^ω^)は綺麗な街に住んでいるようです

1 :代理:2007/06/19(火) 21:19:29.00 ID:YM6NSYnU0
まとめ様http://vip.main.jp/284-top.html

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:24:30.93 ID:QBMMwaVi0
代理d!

読書感想文さんこの小説のこと取り上げてくださって、ありがとうございます!

では、第7話を

3 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 21:25:32.26 ID:QBMMwaVi0
トリ。

今日は少し長めです。

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:25:42.93 ID:VNfQbbgNO
この作品大好き支援

5 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 21:26:30.74 ID:QBMMwaVi0
第7話

親は深夜帰宅したこのバカ息子を叱り狂うかと思ったが、
どうも祭りのときに、飲んでいたお酒がまだ抜けていないようで、
意外にも僕はさっさと床に就くことが出来た。

くたくたに疲れていて、部屋の温度は適温。
心地よい布団とシーツに包まれている。

眠れない。

静かな暗闇をぼうっと眺めているだけで、恐怖が頭の中で絶叫する。
目を瞑ろうとすると、一気に悪寒が背筋を中心に流れ出し、びくっと体を仰け反らせてしまう。


だめだ……親に叱られるという、ちょっとした壁が在ったから
僕は地下の件の気を紛らわすことが出来た。。。

でも、今はそれは消えて、連れ去られるという運命が、剥き出しの状態で
僕の目の前に座り込んでいる。

暗闇の中、それは一層と輝き、照りついて僕を釘付けにする。

6 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 21:28:37.35 ID:QBMMwaVi0
怖い……怖い……死ぬのかな、殺されるのかな?

ショボンが言うには、流石は"招待"のつもりらしい。
しかし、スタンガンを持ち歩き、あまつさえ暴行を加えてまで連れ去るような奴だ。
まともな"招待"なワケがない………!

……そういえば。

そもそも、何故僕らが街の裏側について調べているのがバレたのだろう?
白いバンの運転手と目が合ったとき?
発信機をゴミ箱に捨てたときの、あの老人との対立のとき?
それとも……この街の人間は、奴らによって全て監視されているのだろうか……?

分からない。
だからこそ、怖い。

更に言えば、僕らはまだ到達していない。
何故、あの地下の者達はあそこまで街の美化に努めるのか。
ショボンの話によると、やはり流石も景観を汚すことには許せない性質のようらしい。

まだ、この2つがイコールで結ばれていない……。


結局僕は眠ることが出来ず、朝を迎えた。

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:29:03.73 ID:yOHM/VWT0
支援

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:29:22.93 ID:VNfQbbgNO
支援

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:29:28.98 ID:TJHxuGRh0
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10 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 21:29:47.87 ID:QBMMwaVi0
ふう、と溜息をつく。
今は……8時。

ドクオのプレゼントを買う、という名目のデート。

ツンとは11時に公民館前で待ち合わせの予定だった。

( ^ω^)「何で公民館なんだお?」

ヴィップ公民館は、確かに総合デパートから近いので
待ち合わせに使えないこともないけど、他にもっと使いやすい場所は幾らでもある。
やはり、奇妙な選択だった。

( ^ω^)「ま、いいかお」

僕にとって、この擬似デートは自分の人生最後の色モノなのかもしれないのだ。
だから、理屈抜きで楽しみたい。

楽しまなくちゃ、駄目だ……!

深呼吸をし、僕は涙を拭った。

外を窓から眺めると、今日は久しぶりに曇りのようだ。

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:30:12.63 ID:TJHxuGRh0
支援

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:31:08.52 ID:yutTSZy/0
しえん

13 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 21:32:06.44 ID:QBMMwaVi0
( ^ω^)「今日はツンの言うよう5分前集合したお!」

しかし、5分前集合するなら、その5分前集合もすべなんじゃないか、と思い
結局は10分前集合をしてしまった。

( ^ω^)「う〜ん。空が怪しいお……。最後なんだから、雨は……」

今にも雲は雨を降らしそうな印象を与えていた。
まさしく、雲は今は¥、震えているような状況なんだろう。


ξ ゚听)ξ「あらブーン! 早いわね」

程なくしてツンが閉じた傘を手にやってきた。
小走りで僕の元へ駆け寄る。

( ^ω^)「おっおwwwツンを初めて待たせたおwwww」

ξ ゚听)ξ「それはおめでと」

( ^ω^)「そっけないお」

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:32:26.97 ID:TJHxuGRh0
支援

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:32:35.82 ID:J3t7hdTHO
シエン

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:33:07.03 ID:BPHX9w0H0
支援

17 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 21:33:47.03 ID:QBMMwaVi0
ξ ゚听)ξ「……ブーン、どうかしたの?」

( ^ω^)「え? どうかしたんかお?」

ξ ゚听)ξ「態度は笑ってるけど、何か奥底では、暗いような感じがして……」

(;^ω^)「あ! い……いや、ただの思い過ごしだおツン!!」

僕は必死に取り繕う。本当に不思議だ。
よく女の人は心を見透かすっていうけど、本当にやられるとは思っていなかった。

(;^ω^)「そ、多分……昨日の祭りの片付けの手伝いがきつかったからだお!」

ξ ゚听)ξ「そう……ごめんなさいね」

(;^ω^)「いやいや! 今日は楽しむんだお! ツンは謝らなくてもいいお!!」

僕は必死に取り繕い、何もないってことを装う。

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:33:56.91 ID:vGF+jg7uO
支援

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:34:07.38 ID:TJHxuGRh0
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20 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 21:35:38.42 ID:QBMMwaVi0
僕は公民館の外観を眺め、ツンに問いかける。

( ^ω^)「何で集合場所がここなんだお? もっといい場所あるはずだお」

ξ ゚听)ξ「あ、やっぱり知らないのね……まあ、そんなことだとは思ってたけど」

( ^ω^)「 ? 」

ξ ゚听)ξ「今、ここの中で写真展が開かれてるのよ」

写真展? ツンの趣味とか興味は、イマイチ把握し切れない。

( ^ω^)「好きな写真家なのかお?」

ξ ゚听)ξ「シティーポリスマン町長の個展よ」

( ^ω^)「! そうなのかお! そんなのが開かれてるなんて……初めて知ったお」

ξ ゚听)ξ「あんた達、男集団じゃ思いつかない調べ方ってとこかしらね♪」

町長……おそらく、地下帝国を建設した大元 と、僕らは考えている。
その人間が開く個展……そういえば、母さんが「町長は芸術が好き」て言ってたっけ?

確かに、何か手掛かりが掴めるかもしれない。
明日、拉致されると分かってても、やはり調べられることは調べたい……。

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:36:04.05 ID:TJHxuGRh0
支援

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:37:24.12 ID:yOHM/VWT0
支援

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:37:32.92 ID:27Fr0DPq0 ?2BP(0)
支援

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:37:34.34 ID:YM6NSYnU0
sienn

25 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 21:38:25.94 ID:QBMMwaVi0
ツンと2人で公民館に入り、受付に資料を手渡される。
入場料は無料の上、話によると結構な数の写真が展示しているらしい。

ξ ゚听)ξ「あの扉の奥の廊下からスタートよ!」

( ^ω^)「ツン、いつのなく張り切ってるお」

扉を開ける。

まず目に入るのは、この国一番の水容量と深さを誇る湖、ラウン湖の水彩画だった。

巨大な金の額縁に入っているそれは、確かに美しい。
どこか古風な印象のタッチで、何故か懐かしさすら感じられる。
何故だろう? この作品の"アマチュア的な巧さ"が引き起こしてるのだろうか?

ξ ゚听)ξ「へぇ〜。町長って絵が巧いのね」

( ^ω^)「確かにこれは上手だお」

写真展じゃなかったのか? という疑問は置いておくとして、
僕は周りの壁を眺める。
    ラウン湖の写真ばかりだ。

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:39:26.11 ID:BPHX9w0H0
支援

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:40:01.05 ID:TJHxuGRh0
支援

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:40:05.90 ID:yOHM/VWT0
支援

29 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 21:40:40.73 ID:QBMMwaVi0
>>13訂正

( ^ω^)「今日はツンの言うよう5分前集合したお!」

しかし、5分前集合するなら、その5分前集合もすべなんじゃないか、と思い
結局は10分前集合をしてしまった。

( ^ω^)「う〜ん。空が怪しいお……。最後なんだから、雨は……」

今にも雲は雨を降らしそうな印象を与えていた。
まさしく、雲は今、震えているような状況なんだろう。


ξ ゚听)ξ「あらブーン! 早いわね」

程なくしてツンが閉じた傘を手にやってきた。
小走りで僕の元へ駆け寄る。

( ^ω^)「おっおwwwツンを初めて待たせたおwwww」

ξ ゚听)ξ「それはおめでと」

( ^ω^)「そっけないお」

30 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 21:41:31.08 ID:QBMMwaVi0

ラウン湖とは、vipを取り囲む山々の一つ、天国山の山腹に位置する巨大な湖だ。
そのため、子供の頃はラウン湖から水が流れ出し、ヴィップをダム化するのでは………
と、恐怖に怯えたこともある。

昔、ツンにその話を伝えたら、鼻で笑われたっけ―――

ξ ゚听)ξ「ブーンてさ、ラウン湖を嫌ってたよね〜」

(;^ω^)「し、しょうがないお! だってヴィップはダムっぽくなりやすい土地だし……」

ξ ゚听)ξ「はいはい。……それにしても町長って、本当にラウン湖のことが好きなのね」

( ^ω^)「そうらしいお。でも、この分じゃ手掛かりは掴めなさそうだお……」


ξ ゚听)ξ「手掛かり手掛かりって……本当にアンタって……」

それだけ呟くと、ツンは1人でさっさと廊下の角を曲がって、
僕の視界から消えてしまった。

(;^ω^)「あ! ま、待ってくれお! ツン!!」

ツンはいつも急かす上に、足は僕より速い。
いつも、僕は追いかけなければならなかった。

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:42:04.79 ID:TJHxuGRh0
支援

32 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 21:44:04.00 ID:QBMMwaVi0
ビルの廃墟が目に飛び込む。
まるで、ホラーゲームの舞台にでもなりそうな、強い悲壮感や無念が漂ってくる……

その廃墟……いや、正確に言えば、"廃墟の写真"を僕と同じように、
圧倒されながらも、その不気味なカリスマ性に魅入っている人間が居た。

( ^ω^)「ツンも、そのビルに圧倒されてるお」

ξ;゚听)ξ「え!? ……ってなんだ、ブーンじゃないのよ………」

( ^ω^)「ここは廃墟コーナーって感じかお?」

ラウン湖の写真ばかりだった廊下の角を曲がれば、
今度は廃墟のテーマのコーナーとなっていた。
どうやら、廊下を曲がる毎にテーマが変化する仕組みらしい。


写真は、閉鎖されたような遊園地、水没した海外の神殿……
廃墟と呼ばれるものが所狭しと飾ってある。

ξ ゚听)ξ「そうみたいね。これも趣味なのかしら」

( ^ω^)「ご大層な趣味だお」

と、粋がってみるも、自分がこの写真群により
自分を見失いかけたことは、忘れられなかった。

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:45:04.81 ID:TJHxuGRh0
支援

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:45:30.18 ID:yOHM/VWT0
支援

35 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 21:47:52.79 ID:QBMMwaVi0
更に奥の角を曲がれば、やっとまともらしい、
この街の日常風景を撮影したコーナーとなった。

先ほどの廃墟のせいか、どの写真写真も愛おしく見え、
この街が更に好きになりそうになる。

ラウン湖のコーナー、廃墟のコーナーは観客は全然居なかったのに
この一角だけはまばらだが、老人を中心に人が居る。
その人々の顔は、どれもまるで我が子を見るかのように
優しく、ウットリと光悦の表情を浮かべていた。

その光景に何処か宗教的な病みを、僕は感じてしまいゾっとした。

ξ ゚听)ξ「なーんか、裏があるって感じ」

唐突にツンが喋りだす。

ξ ゚听)ξ「廃墟の怖い写真見せてから、この街の日常を出すなんて……
      嫌らしいっていうか……魂胆が丸見えね……」

この街の風景の廊下を抜けて、扉を開ければ
受付のある部屋に戻る。これで終わりだそうだ。

収穫があったのか、無かったのか……
よく分からないまま、僕らは公民館を後にした。

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:48:31.49 ID:yOHM/VWT0
支援

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:49:39.35 ID:BPHX9w0H0
支援

38 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 21:50:23.49 ID:QBMMwaVi0
公民館を出て、デパートへと向かう。
やはり空の雲は不穏な空気を醸し出している。今に雨を降らせても不思議では、ない。

いくら傘を持っているとは言えど、やはり雨の降る道を歩きたくはない。
僕らは早歩きで進み、デパートに辿り着いた。

ξ ゚听)ξ「ふぅ〜、助かったわ」

( ^ω^)「ちょっと急いだから、腹が減ったお」

ξ ゚听)ξ「そう言えばもう12時過ぎね。何処か入りましょ」

(;^ω^)「も、もう腹が減って動けないお……そ、そこのスガキヤで……」


久々に、ツンに対し強引なやり口で自分を意見を通してみる。
ツンも、しょうがない……と言った感じでしぶしぶ納得してくれた。

注文を決めた後は、渡されたコップの水を飲んで暇つぶしをしてると、
ツンが話しかけてきた。

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:52:03.33 ID:OuYgPKVRO
支援

40 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 21:52:58.57 ID:QBMMwaVi0
ξ ゚听)ξ「ねぇ。何にする?」

( ^ω^)「お? 注文は決めたじゃないかお。デザートの話しかお?」

ξ;゚听)ξ「違うわよ……」

( ^ω^)「じゃあ、これからの行き先かお? 僕は……」

ξ;゚听)ξ「ドクオの誕生日プレゼント買いに来たんでしょうが!!」

( ^ω^)「……お!」

完璧に忘れてた……そういえば、ドクオの遅れたプレゼントを買いに来たんだっけ。
何一つ案を考えてはいなかった。

( ^ω^)「そういえば、それ目的だったおね」

ξ;゚听)ξ「アンタって奴は……」

(*゚∀゚)「ご注文お待たせしましたー! タンタン麺とクリームぜんざいになりまーす!」

ξ ゚听)ξ「ありがとうございます。クリームぜんざいは、あたしに……」

( ^ω^)「タンタン麺は僕だお!」

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:53:07.17 ID:yOHM/VWT0
支援

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:53:15.59 ID:TJHxuGRh0
支援

43 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 21:54:54.42 ID:QBMMwaVi0
・・・・・・・

( ^ω^)「う〜ん。食ったお食ったお」

ξ ゚听)ξ「で、何買おうかしら?」

( ^ω^)「ゲームのソフトで良いと思うお」

ξ ゚听)ξ「残念ながら予算オーバーね。2000円以下でお願い」

( ^ω^)「ん〜………そういえば、"驚愕!UFOとムー大陸の真実!"て本を欲しがってたお」

ξ ゚听)ξ「たま出版の人が好きそうな本ね。それにしましょう」


買う品物を決定し、僕らは席を立った。
多分、ドクオにとってあの本はダイヤモンドよりも価値があるはず。

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:55:19.07 ID:TJHxuGRh0
支援

45 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 21:55:42.60 ID:QBMMwaVi0

2Fにある本屋へと向かうと、道中CD屋……道中と言っても本屋の隣にだが、
買いたいCDがあったので、僕はふらふらとその店へ入ろうとした。

ξ ゚听)ξ「ちょっと! 今から行くの本屋さんでしょ!?」

( ^ω^)「あ……僕買いたいCDがあるんで……」

ξ#゚听)ξ「デートのときくらい我慢しなさいッ!!」

ツンに怒られた……なんということだ。
デートのときは、自分の欲望は封印せねばならないなんて!
デート=つまんねえ、て式が完成しそうだ。
そしてツンは何故かまた赤面していた。

( ^ω^)「分かったお、ごめんだったお」

ξ///)ξ「じゃっさっさと行くわよ!」

ツンに強引に手を引かれ、僕は中へと入った。

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:55:55.60 ID:yOHM/VWT0
支援

47 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 21:57:58.26 ID:QBMMwaVi0
本屋の、わらわらとしている客を眺めていると、唐突に不安な気分になる。
僕は彼らとは違う。
明日には……死ぬのかも、しれないんだ……。
そう考えると、今のツンとのデートという状況が、堪らなく大切な一時となっていく。

はぁ……本当、明日の僕はどうなっているんだろう?
流石の言っていた"スカウト"という言葉を信じるしかないのか、な?

僕らを痛めつけた人間の言葉を信じたがる、そんな自分に嫌気が差す。



ξ ゚听)ξ「ねえ……ねえ!!」

(;^ω^)「え!? う、あ!? 何だお??」

ξ#゚听)ξ「もう買ったわ! 行くわよ!!」

(;^ω^)「あ、なーんだ、そうなのかお」

ξ ゚听)ξ「こんな本、あたし1人に買わせるだなんて……」

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 21:59:10.67 ID:8N1gBUAB0
sien

49 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 22:01:58.60 ID:QBMMwaVi0
( ^ω^)「次はどこに行くんだお?」

ξ ゚听)ξ「う〜ん、どうしようかな……」

何か、良い場所はないかな…と周りをきょろきょろ見ると、
先ほどの本屋の店頭に並んでいる本のタイトルが、目に飛び込んできた。
「告白のススメ〜やらぬ後悔よりやる後悔」

……………

(;^ω^)「………」

ξ ゚听)ξ「そうねえ、一回ここ出る?」

(;^ω^)「え?!」

ξ ゚听)ξ「ここ、食事と買い物以外何も出来ないわよ」

(;^ω^)「あ、そうかお」

CD屋は?

いや……もう、どうでもいいや……CDなんて。

50 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 22:05:16.96 ID:QBMMwaVi0
しかしデパートを抜け出しても、特に遊べる場所はない。
付近にあった、シャナ公園で、僕達は何となく足を止めてしまった。

ぽた……ぽた……

雨粒が降ってきたと、考える間もなく一気に土砂降りと、化す。
幸い、僕らは既に屋根のあるベンチに座っていたので、さほど影響はなかった。

ξ ゚听)ξ「……降ってきちゃったね」

(;^ω^)「………うん」

僕は、告白をする、つもりだった。
やらぬ後悔よりやる後悔……時間のない、僕にとっては心に染みる、
この言葉に突き動かされて。


でも、……よく考えればそんなこと、出来やしない。
後悔するしないなんてのは、自分の話だ。他人を一切考慮していない。
所詮は単次元。自分勝手な、論。

告白。ツンに思いを告げて、僕は明日何処かへと行ってしまう?
そんな無責任なことは……出来ない。許されない。
考えれば考えるほど、悩めば悩むほど、倫理観が思いを押し込める。

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:10:07.93 ID:FI6tJumi0 ?2BP(1)
すえん

52 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 22:11:03.87 ID:QBMMwaVi0
悩む僕の様子に、ツンは異変と感じ取ったようだ。

ξ ゚听)ξ「どうかしたの……?」

(;^ω^)「……ツン」

ξ ゚听)ξ「ん…?」

(;^ω^)「僕、いや………あの……」

ξ;゚听)ξ「 ? 」

いつの間にか僕は、ツンに
会話にならない会話を繰り広げていた。

(;^ω^)「僕は……僕は…………」

この先を言うことが、出来ない。
どうしても……喉に物が詰まったように、嗚咽以外何も口に出せない。

( ;ω;)

もう、僕は……勘の良いツンに、もう自分の状況を曝け出したようなものだった。

53 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 22:13:10.55 ID:QBMMwaVi0
ξ;゚听)ξ「ど、どうしたのよブーン……あんた、さっきから変だったし……
      何か……あったの?」

そうだよ! 僕は、僕は明日には消えているかもしれない人間なんだよ!!
そして、そんな奴が……残される人のことも考えず、告白なんて浅ましいマネを……
しようとしてしまった!! 愚かだろう!?  

ξ ゚听)ξ「それって、地下のこと……?」

( ;ω;)「………」

ξ ゚听)ξ「お祭りの後……何か、あったのね?」


( ;ω;)「……ち…」

やっと、声が出る。

( ;ω;)「違うお……何でもないお……」

ξ ゚听)ξ「……」

ツンを、突き放すのが、最善手なのだろう。

54 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 22:16:02.94 ID:QBMMwaVi0
( ;ω;)「本当に、なんでもないお」

突き放さないと……突き放さないと!

( ;ω;)「ちょっとっ……用事が出来たから……帰るお……」

突き放す、突き放……すって、どうすればいいんだ?
このまま僕は、逃げても……それは突き放したってことには、ならないんだろう。
じゃあ・・・・・・?

ξ ゚听)ξ「ちょっと……待ちなさいよ」

( ;ω;)「お?」

ξ ゚听)ξ「そんな意味不明な話で、あたしが納得するとでも?」

……ツンなら、やっぱツンなら納得しないんだろうなぁ……。


ξ ゚听)ξ「教えてよ……」

( ;ω;)「無理だお」

もし、僕が流石達に連れられて、帰ることが出来たとしたら、
僕の今やっていることは、途方も無いほど愚かなことなんだろうなぁ。

僕はベンチから腰を上げ、土砂降りの空を見つめる。

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:16:11.91 ID:yOHM/VWT0
支援

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:17:15.89 ID:xrWVxbczO


57 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 22:18:03.46 ID:QBMMwaVi0
溜息をつくと、同時に涙が加速して滴り落ちる。
ふいに横を見れば、ツンも僕と同じように・・・・・・
立ち上がり、涙を流していた。


ξ ;;)ξ「嘘とかさ……つかないでよ」

ごめん

ξ ;;)ξ「あの出校日のときだって……いつも、隠し事とか……」

本当に


謝罪の言葉を言おうとした瞬間、片頬に痛みが走り
雨空の中、その衝撃音が吸収される。

女の人からのビンタか……。。。
初めて食らったけど、これは相当痛いよ。

58 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 22:21:33.25 ID:QBMMwaVi0
ξ )ξ「勝手にすれば?」


ξ ゚ー゚)ξ「ドクオへのプレゼントは、あんたから渡しといてね」

力なく、僕は頷いてみせる。
地面を眺め続けていた視界が、ツンの差し出した手によって遮られた。
「これで涙、拭きなさい」とツンの声が聞こえる。
差し出された手には、ハンカチが握られていた。
そっと、僕はそれを手に取り、顔を上げた。

ツンの笑顔を見るはずが、涙のせいでぼやけてよく見えない。
急いでハンカチで目を擦り、もう一度ツンの顔を見る。
今度は、笑顔ではなかった。


ξ )ξ「じゃあ…ね。傘を置いておくから、大丈夫でしょ」

それだけ言うと、ツンは屋根のあるこの場所から離れ、
ずぶ濡れのまま、歩いていく。

(;^ω^)「あ、待つおツン!」

ドクオへの渡し物を持ち、傘を差し急いで飛び出る。
しかしもう姿が見えない。

ツンはいつも急かす上に、足は僕より速い。

探しても、探しても、居ない。もう……帰ったのかな。

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:23:04.94 ID:BPHX9w0H0
支援

60 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 22:23:59.56 ID:QBMMwaVi0
ヒルズへ戻ろう……。
帰り道の中、僕は何度も何度も溜息をついた。
これで良かったのか? いや、良いと思うしかない。ないんだ。


エントランスに入り、傘を振るい水気を弾く。
エレベーターを待っている間、ケータイの着信音が鳴り響く。
ポケットから取り出し、開くとそれは、ショボンからのメールだった。


from ショボン
sub 重大な

重要な話がある。今すぐに、バーボンに来てくれ。
ドクオも誘っておいた。            

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:26:40.20 ID:yOHM/VWT0
支援

62 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 22:27:17.89 ID:QBMMwaVi0
今の時刻は、15時過ぎ。
この時間に、わざわざバーボンに来い、というのはよっぽどの話なんだろう。

僕は了解、の返信を行い、
バーボンのある2番館へと進んでいった。

・・・・・・・・

(´・ω・`)「お! 来たね」

ショボンはバーボンハウスの前で待っていた。

( ^ω^)「何かあったのかお、ショボン?」

(´・ω・`)「ああ、切羽詰った状況だが、道が開いた」

そう言うとショボンは微笑む。
よっぽど重大な話なんだろう。

( ^ω^)「もっと教えてくれお!」

(´・ω・`)「まあまあ。ドクオが来るのを待ってから。
       "すぐ来る"て言ってたしね」

時間にルーズなドクオを待つハメになった。

63 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 22:30:49.69 ID:QBMMwaVi0
ドクオが来ない間に、ショボンと話す。

( ^ω^)「ショボンは……渡辺さんが好きなんだおね?」

(´・ω・`)「……! ははは。やっぱ皆気付いてるもんなんだね」

( ^ω^)「バレバレだお……告白とかは、しないのかお?」

(´・ω・`)「君は馬鹿か? そんな身勝手なマネ出来るわけないだろう?」

( ^ω^)「そう……だおね」

やはり、身勝手なんだ。

うん、そうさ。立つ鳥跡を濁さずって聞いたことがある。
話の真相を教えないどころか、突き放さないと、と考えている僕のことを、
ツンは……嫌っただろうか、
いや、嫌っておくれ。

もう、考えたくない。。。。
ツン、ツン、、ツン……。

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:31:49.68 ID:sGV7uoAu0
しえん

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:31:57.96 ID:T+MXy+sP0
しぇん

66 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 22:33:44.63 ID:QBMMwaVi0


( ^ω^)「僕も、その通りだと思うお……」

(´・ω・`)「どうせ消えるなら、皆の記憶も消去したい、て僕は思ってるのさ」

(´・ω・`)「まぁ、流石達に連れてかれて、いきなり殺されることはないと思うけど、
       それでも、場合を考えたら身勝手なことは出来ないね」

その後、ショボンは懐から何かを取り出し、僕に見せる。

( ^ω^)「ケータイ? ショボンのとは違うタイプだけど……」

(´・ω・`)「ところでこれは、今日の早朝に拾ってきたんだ」

多少、傷のついているそのケータイを、僕はしげしげと見つめる。

( ^ω^)「へ〜、持ち主は分かったのかお?」

(´・ω・`)「更にところで、この携帯電話は流石の物なんだ」

(;^ω^)「ええっ!!」

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:36:35.96 ID:sGV7uoAu0
なんと

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:36:56.83 ID:p0u6iv06O
まあ

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:38:41.48 ID:27Fr0DPq0 ?2BP(0)
OH


水酸化物イオン

70 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 22:39:51.55 ID:QBMMwaVi0
思わず大声を出した後は、息を呑んでしまう。

(;^ω^)「ど、どうしてそんなモノを……!」

(´・ω・`)「ふふふ。あの時、流石が落としていたんだよ」

(;^ω^)「こ、これが重大な話の中身かお……
       で、このケータイでなんか手掛かりは掴めたのかお!?」

(´・ω・`)「いや……電話帳以外、何の情報は得られなかったし、
       その電話帳も、カモフラージュしてあってお手上げさ」

( ^ω^)「カモフラージュ?」

ショボンは何も言わず、ケータイの電話帳を開き僕に見せる。
レノン……ハリスン……あれ、個人名ばかりだ。
しかも、それがダラダラと100件近く入っている。
確かにこれじゃ、手は打てない気がする。
警察ならともかく、身に危険のある僕らでは……。

(´・ω・`)「何か隠語や、もじった名前は無いか、と探したんだが……ね」

何てこった……だとしても、これは凄い収穫だ。
そう考えていると、きゅっきゅ…と、濡れたスニーカーの放つ音が聞こえる。
ドクオが来たようだ。

71 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 22:42:27.07 ID:QBMMwaVi0
('A`)「うおっす」

( ^ω^)「やっと来たかお。もう重要な話は聞いてしまったお」

('A`)「ちょwww2人とも空気読めwwwwwwww!」

(´・ω・`)「君の"すぐ来る"って30分待たせるものなのかい?」

('A`)「バカ言え。返信して寝たのに、30分遅刻で済んだんだぜ? はえーだろうが」

(´・ω・`)「ぶち殺すぞ」

( ^ω^)「ドクオ、実は流石のケータイをショボンが拾ったんだお」

(;'A`)「ま、マジで!? って……ここで突然言うなよ……結構ワクワクしてたのにさぁ」

はぁー、とショボンが長い溜息を吐いたので、僕とドクオはショボンの方を見た。
やれやれ、というニュアンスのあのお決まりのアメリカンポーズをしていた。
時々、何か大きなことがあるとショボンはキャラが壊れる。

(´・ω・`)「やれやれ……この携帯電話は、いわゆる前菜だよ。
       本当の話したい内容は……こんなもんじゃない」


(;^ω^)(;'A`)「な、何だってー!?」

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:44:02.68 ID:YVKIzNfHO
wktk

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:44:27.27 ID:UU12KwJEO
支援

74 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 22:45:10.43 ID:QBMMwaVi0
(´・ω・`)「そう……続きは、バーボンで話そう」

そう言うとショボンをバーボンの入り口を
まるでレストランの案内人のように扉を開き、僕らを招く。

僕とドクオはおずおずとハウスの中へ入っていく。

廊下を歩いている途中、ドクオに例のプレゼントを渡した。

(;'A`)「え!? あの本!!??」

どうかしたの、と聞くと 既に持っていたそうだった……。
これは……苦しい。

廊下を抜け、
スツールのあるメインのルームに入る。、
何と、既にシャキンさんがマスターの衣装をしていた。


やあ (`・ω・´)

ようこそ、バーボンハウスへ。

この衣装はサービスだから、まずは落ち着いて欲しい。

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:45:19.91 ID:UU12KwJEO
支援

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:45:40.69 ID:BPHX9w0H0
支援

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:46:07.10 ID:UU12KwJEO
支援

78 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 22:46:26.92 ID:QBMMwaVi0
僕らが唖然と立っているうちに、ショボンが後ろから、するりとやってきた。
あの2人がここまでノリノリとは、何処まで凄い情報なんだろうか……?


(´・ω・`)「父さんのバーのさ、常連なんだよ……」

( ^ω^)「え?」

(`・ω・´)「まさか…て感じさ。ショボンの話を聞いても信じ切れなかった」

(;'A`)「だ、だから、何の話ですか……?」


(´・ω・`)「流石の奴が、バーボンハウスの常連って話さ」


(;'A`)「な……な……」


(;^ω^)(;'A`)「な、何だってえええええええええええ!!!???」

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:46:53.07 ID:sGV7uoAu0
なんだってー

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:47:12.88 ID:UU12KwJEO
支援

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:48:07.02 ID:UU12KwJEO
支援

82 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 22:48:45.13 ID:QBMMwaVi0
(`・ω・´)「本当さ……流石、兄者さんは。いつも弟さんと来ている」

(;'A`)「お、弟……? あんな化け物が、2人も居るのかよ……」

(´・ω・`)「双子だってさ」

し、信じられない……これこそ、僥倖というのだろうか。

(`・ω・´)「いつも週2、3感覚で来るが……水曜の夜、厳密に言えば木曜だが、
       つまり今日の夜に、あの2人が来るのさ」

(´・ω・`)「これこそ、僕らのチャンス。 こっそり隠れて、話を盗み聞きするのさ」

(;^ω^)「………!」

僕とドクオは、親に「今日はショボンの家に泊まる」と告げて、そして……


ガチャリ

客が玄関を開けたようだ、そして廊下を渡る足音が複数回聞こえた後に


カランコロン。

営業時間には取り付ける、バー・ルームの扉の鈴が鳴る。


(`・ω・´)「いらっしゃいませ。流石様」

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:49:03.65 ID:UU12KwJEO
支援

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:50:56.84 ID:UU12KwJEO
支援

85 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 22:51:50.22 ID:QBMMwaVi0
深夜1時。

(  )「おや……今日もかな?」

(`・ω・´)「はい。本日も、お客様はあなた方だけです」

(  )「ふむ……水曜の深夜はいつも我々しか居ないものだな」

聞き覚えのある、この声は……

(  )「そのようだな、兄者。この時間帯は我々しか訪れない」

そして、声の似ているこの男……

(`・ω・´)「本日もごゆるりとお寛ぎくださいませ」

間違いない……こいつらは……

( ´_ゝ`)「ではいつものスコッチを頂こうか」

(´<_` )「テネシーを」

流石兄弟。今、僕らはこいつらと同じ部屋で、同じ空気を吸っている……。

86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:51:50.46 ID:UU12KwJEO
支援

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:52:44.13 ID:UU12KwJEO
支援

88 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 22:53:03.90 ID:QBMMwaVi0
(;^ω^)「………」

声は当然出せない。僕らはシャキンさんの立つ、キッチン側の影に隠れている。
流石から見えることはまずないが、息も音を立てずに行わないと、まず怪しまれるだろう。
バーのスツールに腰を掛ける音が聞こえ、続けるように流石が言葉する。

( ´_ゝ`)「ふぅ……。マスター、あなたに子供はいるかい?」

(;^ω^)(;'A`)(;´・ω・`)「 ! 」

唐突に流石が危険な質問を放つ。
ショボンの顔とシャキンさんの顔は、確かに似ている……。

(`・ω・´)「まだ赤子のような奴しかおりませんが、どうしてまた?」

( ´_ゝ`)「いやなに。先日マスターとよく似た少年を見たのでね」

(´・ω・`)「………」

(`・ω・´)「人違いでしょう。この顔はブルボン方面では典型的なものですから」

( ´_ゝ`)「そうかね」

疑っているのか、納得したのか、僕からではよく分からない。

(´<_` )「それは例の子供か? 兄者」

( ´_ゝ`)「ああ。見事に私の携帯電話を紛失させてしまった彼だ」

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:53:37.51 ID:UU12KwJEO
支援

90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:54:01.27 ID:BPHX9w0H0
支援

91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:54:21.20 ID:sGV7uoAu0
期待液体固体

92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:54:35.52 ID:UU12KwJEO
支援

93 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 22:55:00.72 ID:QBMMwaVi0
(`・ω・´)「それは災難でしたね」

( ´_ゝ`)「全くだ。ただでさえ、今日は仕事が多かったというのに……」

(´<_` )「ふむ……。ま、今日の仕事では特に不要だったのは幸いだったな」

(;'A`)「………」

あのケータイのことを話している。この様子だと、奴にとっては大した出来事ではないらしかった。

(`・ω・´)「それではこちらを、どうぞ」

( ´_ゝ`)「ありがたい」

(´<_` )「頂こう」

氷がカランと、グラスと衝突する軽快な音が聞こえだす。
その後は、溜息。

しばらく、表の3人は言葉を発さなかった。

94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:55:24.28 ID:UU12KwJEO
支援

95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:56:11.54 ID:UU12KwJEO
支援

96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:56:56.60 ID:UU12KwJEO
支援

97 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 22:57:24.35 ID:QBMMwaVi0
僕らの目的は、流石兄弟の重大な会話を盗み聞きすること。
そのためショボンは何気なく、シャキンさんに決めておいた合図を送った。

(`・ω・´)「ん……おや……?」

(´<_` )「何か?」

(`・ω・´)「いえ……ただ、申し訳ございません。少し別室にて探し物をしてきます。
       10分も取らせませんので」

( ´_ゝ`)「いやなに。構わない」

(´<_` )「よしなに」

(`・ω・´)「失礼します」

そういうとシャキンさんはキッチンから出ると別室へと向かった。

これで……この部屋を、隠れている僕ら除いて流石兄弟だけに残す。
何か、重大なことを喋ってくれないか、と期待が高まる。
ふいに、煙草の匂いがし、いよいよ緊張は極限に達しだした。

98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:57:41.96 ID:UU12KwJEO
支援

99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:59:00.28 ID:UU12KwJEO
支援

100 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 22:59:47.95 ID:QBMMwaVi0
( ´_ゝ`)「フゥー……。どう思う?」

(´<_` )「む? 何がだ?」

( ´_ゝ`)「あの3人はスペシャルとして、ちゃんと機能するのか、てな」

(´<_` )「それは3人の身分しか知らぬ私には分からぬ、兄は間近で会ったのだろう?」

僕らのことだ……無意識のうちに体が強張り、金縛りのようになる。


( ´_ゝ`)「ショボンという子は……骨があり、素質はある。
       後の2人は、教育次第といったところか………」

(´<_` )「そうか」

(;'A`)「………!」

やばい、息が激しくなる、どうしよう流石に気付かれたら……
そう考えるだけで更に混乱する。

101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 22:59:49.33 ID:UU12KwJEO
支援

102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:00:43.26 ID:UU12KwJEO
支援

103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:01:35.78 ID:yOHM/VWT0
支援

104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:01:39.56 ID:UU12KwJEO
支援

105 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 23:01:50.79 ID:QBMMwaVi0
( ´_ゝ`)「それより、カウントダウンはちゃんと進んでいるんだろうな?
       他域の管轄のことは、私はよく知らないからな」

カウントダウン……? 
鋭く、僕らは奴らの情報を知り始めていく。あのショボンも脂汗を垂らし、聞き入っている。

(´<_` )「それは問題ない。あのサージェント・ペパーズが指示を出しているからな」

( ´_ゝ`)「ふむ…。あのSgtペパーズなら、問題ないな……」

ペパーズ。

(´<_` )「あのペパーズすら、我々は雇うことが出来る……」

( ´_ゝ`)「誇りの身震いが起こる」

とりあえず、僕らへの"招待"は、まともではないにしても、その言葉通りの意味らしかった。
だが、……

('A`)「ッ……」

(;´・ω・`)「………!!」

(;^ω^)「(な、ドクオ!!)」

106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:02:21.29 ID:Q38cnkVzO
支援

107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:02:29.79 ID:UU12KwJEO
支援

108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:03:18.82 ID:UU12KwJEO
支援

109 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 23:03:38.25 ID:QBMMwaVi0
ドクオが少し抑え気味だが、咳払いをしてしまった。
おそらく、先ほどから漂ってくる煙草の煙のせいだろう。

ドクオは泣きそうな顔で震え、バレていないよう手を硬く握る。
僕とショボンも同様だが、何故か心の中に諦めのようなものが疼いていた。
咳払いをしたときから、グラスのカラン、という音が一つも聴こえなかったからだ。


心臓が生きてきた中で、最も激しく鳴り続ける。流石に聞こえるのでは、と焦るほどに。


バレたのか、バレたのか、バレたのか!?


( ´_ゝ`)「……ショボン君が……」

唐突に語りだす。

( ´_ゝ`)「ここのマスターの息子ってのは、とうに知っているさ」

驚いたが、よく考えたら弟者は僕達のことを調べていた、と言っていた。
だが、恐怖であることには間違いない。

(´<_` )「そして、君は……そこに隠れているのかな」

110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:04:16.61 ID:UU12KwJEO
手に汗握る支援

111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:05:41.42 ID:UU12KwJEO
支援

112 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 23:06:06.30 ID:QBMMwaVi0
(;´・ω・`)「………」

( ´_ゝ`)「詮索する気はないが、君がそこに居るのなら、一つ言っておこう」

(;'A`)「………」

( ´_ゝ`)「我々は、君達を……"手厚く"歓迎するよ。全く、君達は運が良い!」

君達……? いや、ショボンを代表に言ったのだろう、僕は自分に言い聞かせる。

(´<_` )「その通りだ。己を誇りにしろ……。とな」

(;^ω^)「………」

それだけ言うと、兄弟はまたも沈黙し、グラスの音を立てながらウイスキーを嗜む。
心臓の鼓動が少し落ち着きの兆しを見せかけた頃、シャキンさんが戻ってきた。

(`・ω・´)「申し訳ない」

( ´_ゝ`)「いやなに。我々もそろそろ帰らねばならないのでね」

(`・ω・´)「今日は早いですね」

(´<_` )「この日だけは、仕事が残っているのでしてね」

流石が会計を済ませている間、僕らは深く、静かに深呼吸をする。初めての息のように。

( ´_ゝ`)「では、な。マスター。  あんたは良い父親だね」

113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:06:26.82 ID:yOHM/VWT0
支援

114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:07:15.96 ID:BPHX9w0H0
支援

115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:07:33.02 ID:UU12KwJEO
支援

116 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 23:08:13.92 ID:QBMMwaVi0
(`・ω・´)「またのお越しをお待ちしております。流石様」

もう一度、来たときと同じよう鈴を鳴らし廊下に出ると、
玄関から流石兄弟は出て行く。

(`・ω・´)「……よし。もういいぞ」

(;'A`)(;´・ω・`)(;^ω^)「はあー!」

僕らは立ち上がることもままならず、そのまま床にずるずると寝る体制で砕け落ちていった。

(;^ω^)「ドクオが咳払いしたとき、死ぬかと思ったお」

(;´・ω・`)「全くだね。本当、ぶち殺すぞ?」

(;'A`)「すまんすまん。キャビンの匂いだけは、受け付けねーっくてさ……」

(;^ω^)「何だその言い訳」

それだけ言うと、僕は天井を見上げて今回のことを反芻する。
スペシャル、カウントダウン、Sgtペパーズ。
よく分からない単語ばかりだったが、それでも今回は相当な収穫だった。
流石のショボンへの言葉は……鎌をかけたのか、本当に見つけたのか、僕にはよく分からない。

(´・ω・`)「ブーンこのまま寝そうな雰囲気だね」

('A`)「今日は久しぶりに疲れた……寝たい」

(;^ω^)「……本当に、眠いお」

117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:08:40.51 ID:UU12KwJEO
支援

118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:08:52.35 ID:yOHM/VWT0
支援

119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:09:32.88 ID:UU12KwJEO
支援

120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:10:18.30 ID:UU12KwJEO
支援

121 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 23:10:29.76 ID:QBMMwaVi0
―――……、、ザザァ……

波の音。
地平線には、向こう側の大地は映らない。
何も知らぬ人間に、これは海、と言えば通じるような広さだ。
それだけじゃない。この湖は、この国の中で最も深く、水の量も一番存在する。
息の詰まるような日々は、ここラウン湖に出掛けて波を見て落ち着く……

それが僕の日課だ。

段々と確実に、苦しむ街、汚くなっていく街とそれを守れぬ自分を何処かで癒したい。
何年も続いていた蟠りは、やがて芸術への欲求へと変化していった。

ラウン湖の風景を水彩紙に描いていく。
何日も、何日も掛けて丁寧に描く。
絶えず変化する波を絵に収め、そして少しずつ形にするのが堪らなく快感だった。

現実逃避に夢中になっている僕は、ある日。
僕と同じように湖を眺めている少女を見かけた。

122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:12:01.14 ID:UU12KwJEO
支援

123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:13:01.69 ID:UU12KwJEO
支援

124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:13:56.76 ID:UU12KwJEO
支援

125 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 23:14:12.09 ID:QBMMwaVi0
その日から、僕は毎日彼女を見かけた。
最初は気にしなかったが、
最近になると、この絵の中に彼女を描きたくなってきた。

とうとう、僕は声を掛けた。

( ・∀・)「あ、あの……!」

川 ゚ -゚)「ん? 君は、いつもの絵描きさんか」

( ・∀・)「え、は…はは。 ……あの、いつもここで何をなさっているんですか?」

川 ゚ -゚)「君と同じように、この風景を心に留めていたんだ」

思えば、僕はこの瞬間から彼女のことが好きだったのかもしれない。

( ・∀・)「お名前は、……何ですか?」

川 ゚ -゚)「クー・イノセントだ。 君の名は……? 実は前から、気になっていたんだ」

「気になっていた」この言葉に、僕は顔を多少赤らめ、
畏まりながらも、自己紹介をした。

( ・∀・)「モ、モララー……。モララー・シティーポリスマンです」(第7話)

126 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 23:15:57.41 ID:QBMMwaVi0
以上で第7話終わりです。
風呂に入ってから、第8話を投下したい、と思っています。

何か、質問等ありましたらどうぞ。
後々まとめて答えます。

127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:18:09.92 ID:UU12KwJEO
今日まだ続くなんてwktk!

128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:18:13.93 ID:XGHTU3PWO
乙!
八話wktk

129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:18:43.86 ID:Kvncv52jO
おつ

130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:18:44.10 ID:OuYgPKVRO
乙!
今日は寝かせてくれないのなw

131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:20:31.70 ID:BPHX9w0H0


132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:21:17.00 ID:TJHxuGRh0


133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:22:50.42 ID:lp0z4ELZ0
wktk支援

134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:24:43.36 ID:919zXMir0


135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:29:03.51 ID:Q38cnkVzO
乙! 支援

136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:35:28.98 ID:UU12KwJEO


137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:40:32.09 ID:xrWVxbczO
明日から県外合宿なのに・・・寝れない!!

138 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 23:43:16.28 ID:QBMMwaVi0
>>137
それはすまんかったw
ところで、ちょっと質問おk?
パソが変になった。
文と文の間に変な間隔が生じちまってる。
名前欄に入れたトリも、見えなくなってる(あるにはあるけど、隠れてる)
対処方法誰か教えてくれ。。。

139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:44:54.32 ID:3pv16U+w0
シリア語ブラクラだな。
総合にあったっぽいからな


140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:48:13.54 ID:yOHM/VWT0
またJaneなどの2chブラウザを使用している際、突然に行間が広がりAAなどが見難くなる事があります。
これは閲覧していたスレにブラウザクラッシャー(シリア語ブラクラ)が張られた為です。
『&#18』の4文字を半角にしてNGワードに登録すると、問題が解決します。
(&#179も入れた方がいいようです。またブラウザによってはあらかじめ対策されているものもあり。)

NGにしてるけどシリア語ブラクラなんてまだあったのか

141 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 23:48:18.52 ID:QBMMwaVi0
ありがとう。ちょっくら調べます

142 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 23:54:50.27 ID:QBMMwaVi0
よし。シリアについてd。
オムライスさんにお願いですが、>>125のラスト(第7話)から(第7話終)に変更して頂けるとありがたいです。

それでは、8話を投下します!

143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:55:17.43 ID:UU12KwJEO
よし支援

144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:57:11.52 ID:yOHM/VWT0
頑張って

145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:57:22.51 ID:UB5YWrlVO
支援!

146 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/19(火) 23:58:01.90 ID:QBMMwaVi0
第8話

僕らが目を覚ましたのは、9時頃。
ついでに言うと、僕とドクオはシャキン親子の作る豪勢な朝食の匂いにより起きたのだった。

こんがりと焼かれたトースター、ベーコンエッグ、ビーンサラダに、コーンポタージュ。
どれも、在り来たりと言えばそれまでだが、これだけの量があるのにも関わらず
手抜きの要素らしさが微塵も見えず、全てが輝いていた。

('A`)「うっひょお! やべえ豪華過ぎだぜショボン!」

(´・ω・`)「来客の居るときは、ホテルの朝食辺りを意識して作るのさ」

( ^ω^)「アメリカのホームドラマの朝食より凄いお!」

(`・ω・´)「微妙な褒め言葉をありがとう。さあ、冷めないうちに食べようか」

食事の間、僕らは他愛もない会話をした。
今からどこへ行こう、だとか。ゲームのギャグシーンの再現とか。

本当に楽しい朝食だった。でも、またいつか……と考えるのは止めることにした。

147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:58:32.73 ID:TJHxuGRh0
支援

148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:59:41.74 ID:UU12KwJEO
支援

149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 23:59:55.99 ID:p0u6iv06O
しえん

150 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/20(水) 00:00:06.03 ID:yX/7MV3Y0
朝食を獣のように食べ終われば、ショボンの部屋に篭り3人でゲームをプレイする。
基本RPGくらいしかやらない僕は、ショボンの多く所有する格闘モノや
スゴロクパーティーものはまず、苦手で いつも最下位を掻っ攫ていたが、

('A`)「まずは、肩慣らしにブーンといっちょやるかw」

今日は違った。
アドレナリンの分泌が凄まじいのか、とにかく
判断力、反射神経全てが比類なく強化され、
格闘モノは素人のはずなのに、あのドクオを赤子のようにいなした。

('A`)「ば、バカな……! 俺の空中コンボを回避するだと!」

(´・ω・`)「何ィ!? それは僕でも不可能な芸当だ!」


( ^ω^)「ファファファ」


遊びに遊び、時刻はいつの間にか11時を過ぎていた。

151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:00:53.01 ID:J0XjbnyP0
支援

152 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/20(水) 00:02:08.32 ID:yX/7MV3Y0
まるで小学生のように、さっさと外に僕らは飛び出た。
何をやろうか、それは特に決めていなかったが、
別に問題ない。
今の時間なら遊べる場所はいっぱいある。

僕らは、自転車でビリヤード場へと行く。

('A`)「自転車のチリンチリーンってね。鳴らすの好きなんだよな〜」

( ^ω^)「それって性格、相当悪いお」

(´・ω・`)「僕はむしろ鳴らすの嫌いなんだけどな」

('A`)「少しくらい賛同しろって」

辿り着いたビリヤード場は、時間帯のためガラガラだった。

153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:04:39.15 ID:hqeFHOfM0
支援

154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:04:40.60 ID:J0XjbnyP0
支援

155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:04:54.24 ID:GY2LChp/O
しえん

156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:05:49.69 ID:GY2LChp/O
支援

157 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/20(水) 00:06:21.69 ID:yX/7MV3Y0
(´・ω・`)「よいしょっと」

カコォン! 一回一回、派手な音でボールを突き落とすショボンは
僕とドクオより遥かに巧い。本人曰く、
バーのマスターはこれ系が巧いイメージだから、頑張っていてらしい。

( ^ω^)「よ〜し! 僕も行くお!」

狙いを定め、そして………スカっ! 手球はお情けのようにのろのろ動くだけだった。

( ^ω^)「あれ、あれれ?」

('A`)「やはり予想通りの結果だな。 ブーン、もっと体を低く屈めろ」

(´・ω・`)「あと、時間は掛かってもいいから、キューの先で手球の中心を狙うんだよ」

( ^ω^)「ほうほう」

('A`)「ちゃんと、棒の滑りよくしろよ」

僕自身、ビリヤードは初めてだったので、2人のアドバイスは的確だったが、
何故ここまでこいつらは出来るのか……と疑問が起こる。

(´・ω・`)「オヤジから習ったのさ」

('A`)「ソースはネット」

158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:07:17.83 ID:J0XjbnyP0
支援

159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:07:51.50 ID:hqeFHOfM0
支援

160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:08:06.09 ID:GY2LChp/O
支援

161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:08:55.32 ID:GY2LChp/O
支援

162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:09:30.80 ID:KPfRChGP0
支援

163 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/20(水) 00:09:32.03 ID:yX/7MV3Y0
1時頃を過ぎると流石にお腹がすいてきた。
ビリヤードのチョークをやり過ぎて、左手の甲一部が白い。

('A`)「マックいこーぜ」

( ^ω^)「え〜、モスのがいいお」

('A`)「バカ言うなよ。俺のマックカードの存在を考慮しろ」

(´・ω・`)「ほぉ……」

1時間後。

( ^ω^)「いや〜ショボンが間を取って、ラーメンにしてくれて助かったお! 美味しかった!」

(´・ω・`)「だろう? あの店は知る人ぞ知る名店でさ、いつか紹介したかったんだよ」

('A`)「何でハンバーガーとハンバーガーの間を取るとラーメンになるんだよ……」

(´・ω・`)「おいしかったろう?」

('A`)「おいしかったけど! マックカード使いたかったの!!」

やれやれ。

僕らは、自転車で公園に向かわず、自転車を引きながら徒歩で進んだ。

164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:10:16.28 ID:GY2LChp/O
支援

165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:10:25.50 ID:J0XjbnyP0
支援

166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:10:56.82 ID:hqeFHOfM0
支援

167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:12:32.66 ID:GY2LChp/O
支援

168 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/20(水) 00:13:02.91 ID:yX/7MV3Y0
('A`)「ふう。俺らはさ」

ドクオは道端のゴミ箱を眺める。

('A`)「知っちまったから、こうなっちまったんだよな」

静かに、でもどこか楽観的な雰囲気で語りだす。

('A`)「まさかゴミ箱がダストシュートとは思わねえよなぁ!」

カラカラとドクオは笑う。ショボンもつられ、笑顔になる。
僕も……ついつい頬を緩めてしまう。

(´・ω・`)「本当にさ……。ブーン、君は凄いね」

( ^ω^)「え? そ、そうかお?」

('A`)「考えつかねーよw地下のことなんてさ!」

(´・ω・`)「僕らは僕らなりに、調べ、動いたんだよなぁ」

ショボンの言葉が心に染み、だんまりとしながら
自転車を引き歩いてく。

169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:14:08.65 ID:J0XjbnyP0
支援

170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:14:18.56 ID:GY2LChp/O
支援

171 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/20(水) 00:15:16.05 ID:yX/7MV3Y0
( ^ω^)「僕は……後悔は、して……どうなんだろう……」

後悔はない、て断言したかったけど、やはりそこまでは考えられない。

道の前方に、またもゴミ箱が見える。
僕はそのゴミ箱を睨みつける。

( ^ω^)「自分に後悔はさせないお!」

('A`)「よく言った! Me Tooだぜブーン!」

(´・ω・`)「同じく。 それだけじゃなくとも、好奇心を満足させたいのさ」

( ^ω^)「ショボンはいっつもそれだお!」

3人で大笑いしながら、ゴミ箱を通り過ぎていく。

そろそろ、女神像公園に到着する。


('A`)「よくさ……物事を悪く考えててさ……」

(´・ω・`)「 ん?」


('A`)「ん、いや。公園の中で話すわ。もう着いたしな」

172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:16:03.73 ID:GY2LChp/O
支援

173 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/20(水) 00:17:22.50 ID:yX/7MV3Y0
公園の中。午後2時だというのに、不思議なことに人気は少ない。
多少風は強いが、今日は昨日と違って快晴だというのに。。。

('A`)「物事をさ、悪く考え過ぎてると……なんつーか、案外大したことないのよ」

よいしょ、とベンチに腰掛けながらドクオは話す。

('A`)「鬼教師って呼ばれてるクマー先生の初めての授業のときさ……」

( ^ω^)「あー、そうそう。ドクオ教科書忘れたんだお」

('A`)「その3時限目までの間、ホントに怖くて怖くって……」

よく覚えている。物理のクマー先生は鬼のような先生だから気をつけろ、と
わざわざ担任から言われたのに、ドクオは初日から教科書を忘れたのだった。

(´・ω・`)「でも、そんなに怒らなかったよね、クマー先生」

火山を噴火でもさせるのか、と僕は思ったのだが
クマー先生は意外にも大して怒らず、注意で済ませたのだった。

('A`)「俺の人生……そんな感じのが多いのよ。悪く考えすぎてると、
    案外、現実は大したことなかったり……そんなんばっかだな」

174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:18:09.31 ID:GY2LChp/O
支援

175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:19:04.60 ID:GY2LChp/O
支援

176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:19:51.91 ID:GY2LChp/O
支援

177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:20:31.92 ID:J0XjbnyP0
支援

178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:20:41.00 ID:GY2LChp/O
支援

179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:21:35.56 ID:GY2LChp/O
支援

180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:22:26.28 ID:GY2LChp/O
支援

181 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/20(水) 00:22:42.94 ID:yX/7MV3Y0
('A`)「だからさ今回も、殺されるとかは無いんじゃねーか、て思ってるっていうか……」

そうだ、そうなよな、ドクオ……と、口には出さず、心で唱える。

( ^ω^)「なんか、心が晴れたお」

でも、僕が本当に、本当に無事だったとしたら
ツンを突き放したことが無意味となってしまう。

ズキン、と心臓に痛みが刺さる。泣きそうになるが、堪える。

(´・ω・`)「それでも……まだ、怖いものだね」

('A`)「……そりゃ、決まってるじゃん」

(´・ω・`)「どうなるか、分からないんだよ……」

(  )「怖がる必要は、ないぞ」

謎の声が聞こえ、風が強く舞う。
反射でその声の主を見上げるも、砂埃により一瞬を取られ、姿の確認を出遅れる。

182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:23:46.64 ID:J0XjbnyP0
支援

183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:24:21.87 ID:nQr9Dno/0
支援

184 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/20(水) 00:24:44.46 ID:yX/7MV3Y0
ごめん。ちょっとだけ遅れる。オワタらすぐに投下再開する。

185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:25:28.78 ID:J0XjbnyP0
もけ

186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:25:55.11 ID:KPfRChGP0
支援

187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:31:20.31 ID:GY2LChp/O
あげ

188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:34:07.26 ID:zRDEqzqrO
まち

189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:39:00.25 ID:J0XjbnyP0
now loading・・・

190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:39:14.09 ID:Tdy6VCdiO
wktk

191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:39:29.26 ID:lpHjnSqpO
ちょろりん

192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:44:51.78 ID:GY2LChp/O
あげ

193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:45:12.42 ID:dO5xpTnCO
支援

194 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/20(水) 00:45:22.38 ID:yX/7MV3Y0
すまん、遅れた。今から再開する。

195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:47:01.83 ID:GY2LChp/O
支援

196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:48:27.46 ID:/gnuA+vO0
>>71

197 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/20(水) 00:48:41.47 ID:yX/7MV3Y0
( ´_ゝ`)「覚悟は必要だがな」

流石、いや……今は兄者と言った方が良いだろう。
似た顔つき、体格の……弟者が側にいるから。
この2人は、スーツを着てどこかダウナーな印象がある。
普通ならサラリーマンにしか見えないだろうが、
僕にはやはり、死神にしか見えない。

(´<_` )「よろしい。3人とも来たな。では、立て」

( ´_ゝ`)「時計台のある方面の出口の近くに、我々のバンが停車している。
       それに乗り込め。確認次第、我々も乗る」

僕らは心なく、立ち上がる。
この兄弟が来たせいで、今までの勇気とか……
希望はまるで弾けて飛んでいってしまったかのようだった。

('A`)「行くか……」

( ^ω^)「うん……」

(´・ω・`)「そうだね……」

殺される、という心配は少なくなったが、それでも……恐ろしい。

まるで処刑台に向かうかのような足取りで、僕らは流石の言うバンへ向かう。

198 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/20(水) 00:51:01.83 ID:yX/7MV3Y0
そのバンは、やはり 白かった。
そしてその近くに作業服の男が2人、屯していた。

まるで獰猛な肉食獣のような目で、僕らを睨みつけ、
バンのドアを開ける。1人が命令する。

(=゚ω゚)「乗れ」

僕らは黙って頷き、乗り込む。
煙草の匂いが充満していて、肺が痛む。

窓を見つめていると、流石兄弟もやってきた。

(=゚ω゚)「お疲れ様です!」

( ´_ゝ`)「ああ。行き先は分かっているな?」

(=゚ω゚)「はい! 勿論です」

(´<_` )「さて。お前らにはこれを着けて貰おう」

弟者が僕達にアイマスクとヘッドホンを手渡した。
どうやら、目的地への道筋を見せるつもりは、毛頭無いらしい。

全員がその2つを装着すると、エンジンの音が鳴り響くも、
ヘッドホンから流れるラジオのニュースの音声にすぐに掻き消された。

199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:51:28.13 ID:KPfRChGP0
支援

200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:51:30.48 ID:hqeFHOfM0
支援

201 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/20(水) 00:53:35.46 ID:yX/7MV3Y0
バンが発車したのが、感覚で分かる。
 そうか、僕らはとうとう連れて行かれてしまった。
  この状況では、ツンのことが仕方ない と考えてしまえるから不思議だ。

煙草の煙の充満する、この車内の空間も今は気にならない。


僕は視界は遮られているが、天を見る。



生まれて初めて神様に祈る気がする。

僕達をどうか、救ってください――と。

この街の陰謀を、解き明かすのにどうか……手を貸して下さい―――

202 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/20(水) 00:54:31.45 ID:yX/7MV3Y0
______Special/Blown It (Delete As Appropriate)______


(1)目的
 この案は、偶発的に発生した特殊な一般人の対処法、またその保護認定を
 行い、CPの目的を補助することを目的とする。

(2)定義
 ヴィップの地下の存在を独自に探求し、解明する。
 その条件を満たし、且つCPの認定を受けた一般人の総称。

(3)設定
 定義の条件の満たし方により、処分方法を変更させる。
 変更の選別については、次項にてその定義をする。

 (a) 特別候補生
 (b) 奴隷
 (c) 処分

      ………   ______      ……(第8話終)

203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:56:32.39 ID:S53/yRXWO
乙!!

204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:57:12.07 ID:KPfRChGP0


205 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/20(水) 00:58:04.51 ID:yX/7MV3Y0





         第1章「Nowhere Man」終




206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 00:59:05.18 ID:hqeFHOfM0
乙!

207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 01:01:02.83 ID:nQr9Dno/0
乙!
次章wktk

208 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/20(水) 01:02:30.26 ID:yX/7MV3Y0
こんな夜更けまで支援、有難う御座います!

実は、今日2話投下してまで無理やり1章を終わらせたのは、ワケがございまして。

ちょっと7月上旬まで、投下が出来そうにない状況になったので
キリの良い1章で終わらせました。



209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 01:03:58.95 ID:GY2LChp/O
どうなんのよ乙!

210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 01:04:39.05 ID:J0XjbnyP0


当分こないのか残念だ

211 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 01:06:34.94 ID:GY2LChp/O
wktkして待ってるよ

212 : ◆tOPTGOuTpU :2007/06/20(水) 01:10:16.91 ID:yX/7MV3Y0

皆有難う!頑張って期末テスト成功させたる。
勿論、充電期間でもあるわけだから、濃厚なプロットも立てておきます。

213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 01:20:45.70 ID:dO5xpTnCO
乙!
無理せず頑張ってくれ

214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 01:46:28.51 ID:CiaMFSCEO
今から読む捕手

215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 01:59:07.08 ID:TK1so3g60

メインの三人のやり取りが上手いな

216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 02:20:53.27 ID:neMe1PV5O


217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 02:53:38.21 ID:do9Ym0Zz0
今来たけどおもすれーww

218 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/20(水) 03:23:25.89 ID:nKgsjutMO
深夜バイトが保守をします

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