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( ^ω^)は駆動兵器を操るようです

1 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:01:17.06 ID:Jn45hc820

こんばんは。
今日は、第3部の2話から4話にあたる、

24,25,26話を投下します。
そろそろ最終話に近づきつつあるかな……?というくらいですかね。

ちなみに、投下は後2回ほどを予定しています。

まとめサイト

オムライス神

http://vip.main.jp/271-top.html

それでは、簡易テンプレ投下後本編に移りたいと思います。

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 20:01:42.00 ID:jLxmDIZu0
うはwwwwww

3 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:03:30.43 ID:Jn45hc820
('A`) ドクオ。駆動兵器『2CH-VB』を操る兵士。フサギコと、バルケン。
    二人に疑問を抱く。ブーンを間接的に殺した人物への復讐心を燃やす。

( メωФ)ロマネスク。駆動兵器『2CH-VP』を操る兵士。隻眼。
      いち早くブーンの死の疑問に気づいた人物。荒巻と共に真相を解明しようとする。

/ ,' 3 荒巻スカルチノフ。駆動兵器を作った第一人者。
    ロマネスク同様、ブーンの死に疑問を抱く。

从'ー'从 ワタナベ。NRPの搭乗員。ブーンを愛し、ブーンに愛された女。
      ブーンの死を、くすんだ銀色のバッジと共に静かに受け止める。

( ゚∋゚) クックル。ラウンジ駆動兵器『セパタクロウ』を奪還。
     ワカッテマスを迎えるために、南部指令基地へと向かう。

(´・ω・`) ショボン。クックルと共に、南部指令基地へ向かう。

川 ゚ -゚) クー。タナシンとの戦闘に勝利後、NRPの収容ポイントへと急ぐ。

( ^ω^) ブーン。死亡。

【国の位置関係】

    VIP        ↑北

   ニーソク

 ν     ラウンジ 

4 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:05:29.47 ID:Jn45hc820

……おい。もう着くぞ。

わかってる。僕の予定としては、少し違ってきたけどね。
ああ。それはすまない。

だが、お前は支配者になりたい身。
これくらい、しておいた方がいいだろう?

……まあね。
でも、今から僕は”何もしない”。

そうだ。お前は”何もしない”んだ、ショボン。
だが、それでいい。
名前を、借りるぞ。

貸すだなんて、そんなセコい真似はしないよ。
もう、君と僕は戦友なんだ。

本当の、意味でね。

ふっ……。そうかもしれんな。
……見えたぞ。

うん。
僕達の戦争の、始まりだよ、クックル。


( ^ω^)は駆動兵器を操るようです 第24話『始まりは、裏切り』

5 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:08:01.49 ID:Jn45hc820

スレスト湿地の戦況のせいか、南部指令基地は、にわかに沸いていた。

もう少し、人が少ないと思っていたクックル達であったが、
まあそれほど計画に支障をきたす訳ではない。そう考えていた。

大きく、厚い壁。
いつもは内側から見ていた壁だ。

外側から見るこの壁は、また一つ違った、”守る壁”という一面を見せる。
クックルの手に、少し汗がにじんだ。

( ゚∋゚)『あーあー。聞こえているか、VIP南部指令基地の諸君』

外部に向けて発信されるその声が向こうへと届いたのか、
いくつものライト、機関銃がこちらを一斉に向いた。

そう、それでいいんだ。
ニヤリと笑う。

( ゚∋゚)『そう、熱くならなくてもいい。いや、なってもいいんだぞ?
     今からこの駆動兵器で、こちらへと向けている武器もろとも、ぶち壊してやってもいい』

そして、その声が発せられている頃、南部指令基地中心部にある司令塔。
司令部の中心に置かれている指令座席に座っていたフサギコが、腰をあげ、鋭い眼光で睨んでいた。

6 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:09:20.88 ID:Jn45hc820

ミ,,゚Д゚彡「……。ラウンジか?」

そして、その隣にいる男。
長い髭を蓄え、フサギコの側近であろう、沢山の勲章をつけている。

( `ハ´)「さあ……。どうでしょうか」
ミ,,゚Д゚彡「シナー。あの駆動兵器へ、1,2,3番のミサイルランチャーを開けておけ。
     何かおかしい動きをすればすぐに叩き潰せるようにな」

( `ハ´)「……しかし、あの駆動兵器の発しているレーダー反応は緑。
      ヴィプクロメタリウムが使用されてますぞ。おそらく、ラウンジの駆動兵器セパタクロウ……」

ミ,,゚Д゚彡「それはわかっておる。根性試しというものだ。
      外は硬くとも、中はどうかわからんであろう?」

( `ハ´)「……了解。」

『情報2部。ミサイルランチャーを3まで開けて、照準を合わせておけ』
『了解』

ミ,,゚Д゚彡「さて、何を要求してくるのであろうな」

クックル同様、ニヤリと笑うフサギコ。
放つオーラは、禍々しき悪。

どちらが正義かなど、もはやわからない。
そうして、クックルによる要求が始まった。

7 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:13:20.30 ID:Jn45hc820

( ゚∋゚)『まず、名乗らせてもらおう。
     私の名前は、ショボン。ショボン南部指令基地二等兵だ』

その声によって、南部指令基地が一気にざわめく。
ここを守っていた、VIPを守っていた二等兵が、今その基地に対して、何かしらの武力要求をしようとしている。

ミ,,゚Д゚彡「……ほう」
(;`ハ´)「ほう、ではないですぞ。これは……こちらからも攻撃しにくい」

クックルが、ショボンの名を使った理由。
その一つが、VIP一般兵士が反逆した、という事に持っていくため。

ショボンの名前を知っている者も、少なからずはいるはず。
攻撃しにくい理由になっても、おかしくはなかった。

まあ、この理由はそれほど重要ではない。
ショボンの名を使ったもう一つの理由。

それは――。

( ゚∋゚)『それでは、こちらの要求をさせていただこう。
     要求は、三つ。一つ目だ。よく聞け?情報2部のワカッテマスを、
     この基地外壁まで出せ。傷は一つもつけるな』

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 20:14:54.22 ID:2ZYAFyZg0
支援

9 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:15:47.23 ID:Jn45hc820

( <●><●>)「……ということです、私は行きますよ?」

『なっ……!?』
『ワカッテマス!どういうことだ!!』

何も言わず、そのまま2部のドアを抜け、出口へと向かう。
静止の声が聞こえたが、そんなものに気を使っている暇は無い。

ミ,,゚Д゚彡「……ワカッテマスだと?あいつ、クックルの……」
( `ハ´)「……どうしますか?」

ミ,,゚Д゚彡「ふん……。殺せばよかろ……」

( ゚∋゚)『なお、ワカッテマスと私は、通信にて繋がっている。
     何か不信な点があれば、すぐにでも胸のカノンを、その管制塔へと撃ってやろう』

ミ,,゚Д゚彡「ちっ。……通せ」
(;`ハ´)「了解」

ミ,,゚Д゚彡「(……しかし、なんだこいつの変な威圧感は?)踊らせておけ。
      それと、西司令部とNRPに連絡を入れろ。VBLの出動要請だ」

( `ハ´)「……あのじゃじゃ馬を出すのですか?それはいかがかと……」
ミ,,゚Д゚彡「よい。”私の子”だ。言う事を聞かずとも、戦果はあげるであろう」

( `ハ´)「……了解」

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 20:16:00.56 ID:H/JDqh8BO
3話とか
本当に投下量すごいな

11 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:17:24.79 ID:Jn45hc820

どうだ?フサギコ。
お前は、他のものの死には、蚊ほど動じない。
だが、自分に、その死の恐怖が訪れれば、動けないであろう?

ワカッテマスを、殺せないであろう?
駆動兵器のカノンは、お前を向いているのだ。

( ゚∋゚)「さて……。どう出てくるか」
(´・ω・`)「フサギコ少将の事だ。何かしてくるよ、絶対」

( <●><●>)『ク……ショボンさん。外壁へと出ました』

( ゚∋゚)『了解。出撃する前に、その外壁付近にビークルを一台置いておいた。あるだろう?』
( <●><●>)『あります。乗ってそこまで行けばいいということは、わかってます』

キーが刺してあるので、そのままエンジンをかけるワカッテマス。
そこら中から、黒光りするもので狙われているのがわかった。

(;<●><●>)『それにしても、後ろからライフルで狙われる怖さ……知ってみます?』

( ゚∋゚)『ふふっ。そうだな、断らせてもらおう。
     それと、助手席にハンドガンが置いてあるだろう?ちゃんとしまっておけ』

( <●><●>)『了解なんです』

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 20:18:01.47 ID:XrVmQkaB0
sien

13 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:19:04.91 ID:Jn45hc820

( ゚∋゚)『――さて、ワカッテマスがこちらに来るまで安心はできない。少し、待ってもらおうか』

毅然とした態度で、一方的交渉を続けるクックル。
向こうからの応答は無いが、ワカッテマスの安心を見る限り、誰か上官がいるのであろう、そうクックルは考えていた。

いや、そうでないとこの作戦は成功していなかったであろう。
これが、一つ目の『賭け』、フサギコがいるということを想定とした交渉。
この賭けは、ワカッテマスによって事前に知らされていた。

あいつが、戦場に出る訳が無いだろう。
いつも、俺達をケージの外からゴミのように見ていたお前だ。

そうこうしている間に、ワカッテマスの乗ったジープがセパタクロウの足元へと着いた。
確認すると、次の交渉へと乗り出した。

( ゚∋゚)『さあ、次の交渉だ。聞いているんだろう?
     フサギコ。声くらい聞かせればどうだ?』

( `ハ´)「……ああ言っておりますが、今は時間稼ぎのために……」
ミ,,゚Д゚彡「ふん。しょうがあるまい。マイク出力をこっちへ」

『了解』

出力がフサギコに回り、応答をした。

14 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:20:38.92 ID:Jn45hc820

ミ,,゚Д゚彡『……何を血迷って、このような事をするのだ』

出てきたな、フサギコ。
これも、時間稼ぎだと言うことはわかっている。
もう一台の駆動兵器。

『2CH-VBL』

を、出すのであろう?

( ゚∋゚)『ふん……。己のしたことを考えたこともない凡骨にはわからないだろうな』
ミ,,゚Д゚彡『……。口の利き方を、このVIP軍で習わなかったのか?』

セパタクロウ、指令党本部に、緊張が走る。
フサギコを軽くあしらうこの男は、一体何者なのであろうか?

この男は、何を考えているのか?

思考が錯綜する。

( ゚∋゚)『敵への言葉遣いは、習ってはいないな。習ったのは、銃の撃ち方、くらいか』

ミ,,゚Д゚彡『達者な口でよく言えたものだ。さあ、要求を言わぬか』

(;´・ω・`)「……くっ。この声を聞いただけで、体が竦みそうだ」
( ゚∋゚)「耐えろ。お前はもう、この声に服従をしなくてもいいんだ」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 20:22:47.96 ID:XrVmQkaB0
sien

16 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:23:49.22 ID:Jn45hc820

後ろのショボンの方へ振り向き、ぎこちないが笑顔を見せる。
それを見たショボンは、なぜか少し安心した。
国を乗っ取ろうとしていた自分よりも、大きな技量、度胸。

全て自分を超越した何かを、ショボンは感じ取った。

(´・ω・`)「……そうだね。安心したよ、ありがとう」
( ゚∋゚)「例には及ばん。仲間だ」

( ゚∋゚)『そうだったな。二つ目の要求を、させてもらおう』

クックルによる、二つ目の要求が言われようとしていたその頃。
西司令部に、南司令部より緊急の伝達が通る。
内容は、『2CH-VBL』の発進要請。

そして、その発信者は、フサギコ。
すぐに、搭乗者、駆動兵器に関わるクルーへと伝えられた。

『2CH-VBL』。
多くは語られることが無い、駆動兵器の最新型。
全身が、輝く水面のような青色。

そして、羽ばたくように展開される翼。
手に持たれた、二股に分かれた長槍。

荒巻に名づけられた通り名は『青い鷹』。

それに乗り込むは、悲しき翼を抱く、金髪の少女、ツン。

17 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:27:18.68 ID:Jn45hc820

ξ゚听)ξ「お父様から!?本当なの!!」

J( 'ー`)し「本当よ。さあ、すぐにでも出なさい」

フサギコを『お父様』と呼ぶ少女は、すぐさま駆動兵器『2CH-VBL』へと乗り込む。
そして、駆動兵器を起動させる。

ξ゚听)ξ『おば様!こっちは準備できてるわ!!』
J( 'ー`)し『了解よ。ハッチ開けて!!VBL、出すわ』

ハッチが開く。
昼が、夕方へとなるその中間。

少し黄色がかった光が、その青い体を照らす。
これが、VIPの最後の剣。
偽りの正義にとり憑かれた、二つの翼。
そして、その翼にとり憑かれた少女。

その翼を、目一杯広げる。
各ブースターが輝き、火を噴き始めた。

ξ゚听)ξ『2CH-VBL。出るわ!!』

空へと飛び出し、空に絵を描くかのように羽ばたく。
VGを髣髴とさせるようなスピードで、南部指令基地へと飛んだ。

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 20:28:31.47 ID:XrVmQkaB0
sien

19 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:30:14.38 ID:Jn45hc820

ミ,,゚Д゚彡『さあ。言うがよい』

( ゚∋゚)『二つ目の要求は、ドクオ、ブーン両名を、駆動兵器から降ろす事だ』

余りにも、無茶な要求に、フサギコは呆れた。
何を世迷いごとを。

ミ,,゚Д゚彡『何を言っておる。あの二人を乗せたのは私だが、強制はしておらん。
      そして、あの二人は、お前が乗っている、その駆動兵器の力に魅せられている。
      要求に飲みたくとも、飲めないものだよ』

(´・ω・`)「……クックル。僕の我侭、聞いてくれたんだね」
( ゚∋゚)「我侭などではない。私も、同じだ。あの二人は向いていない……。
     戦争にも、いや、銃を持つことにさえ。たとえ、降ろすことが無理であっても、言っておきたかった」

( ゚∋゚)『そうか。それなら仕方が無い。残るは、後一つだ』
ミ,,゚Д゚彡『(妙に引き際がいい……気づいておるのか?)そうか。聞いてやろう』

( `ハ´)「フサギコ殿。VBLがコチラへと発進したようですぞ。あと……500秒。化け物みたいな速さだ」

ミ,,゚Д゚彡「そうか。VGよりも機動性には優れておる、今から逃げても、生き延びるのは……」

ξ゚听)ξ「やっぱり……空は、気持ちいい……ふふっ。待ってて、お父様……!!」

ミ,,゚Д゚彡「不可能だ」
( `ハ´)「……よくもまぁ荒巻博士もこのような兵器を次から次へと思いつく」
ミ,,゚Д゚彡「あいつは、駆動兵器を作る前からもあのように、貪欲な人間だった。
      だから目をつけていたのだ。今も昔も、好奇心の塊のような……、子供なのだよ」

20 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:32:20.72 ID:Jn45hc820

指令席へと、腰を深く落とす。
両指を絡め、大きく仰け反り、またも笑顔を浮かべる。

( ゚∋゚)『三つ目の要求。それは……』

( ゚∋゚)『いや、その前に、一つだけ話をさせてもらおうか』
ミ,,゚Д゚彡『……。なんだ、この際だ聞いてやろう』

( ゚∋゚)『これから話す話は、そちらで、もうこれ以上自分の駒である軍人達に聞かれたくない、
     となればそちらの出力を切ればいい。まあ、切れば何かやましい事があるのだとバレてしまうがな』

ミ,,゚Д゚彡「……」

こいつ……。
何を話そうというのだ?
何かの機密を知っていようと、所詮は二等兵。
たいしたことは知っていないはず……。

しかし、この切り出し方……。

( ゚∋゚)『では、これから話しかける相手は、フサギコのみではない。
     VIP軍人達も、裏切った二等兵のたわいのない話に、少しだけ耳を傾けてほしい』

その言葉に、出払っている軍人達以外。
情報部、整備班。そのような者たちは、手を止め、クックル、いや、ショボンの声に耳を傾けようとする。

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 20:33:23.58 ID:XrVmQkaB0
しえん

22 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:34:48.55 ID:Jn45hc820

皆、興味本位で聞こうと、構えもしていなかった。
それは、クックルの話が進むにつれて、見当違いだと気づく。

( ゚∋゚)『試験管人間、人間培養、キメラ。この言葉を聞いて、
     何か連想させられる出来事はないだろうか。少しだけ、少しだけでいい。頭の隅をつついてくれ』

ミ;,,゚Д゚彡「……っ!!」

――こいつ!!

”知っている”のか!?

なぜ!!
なぜ知っている!!

(;`ハ´)(フサギコ殿。皆は頭に?が浮かんでおりますが……、これは……)
ミ;,,゚Д゚彡(……νの計画はともかく……。こちらの”これ”を知っている人間は、少ないはず。なぜこのような二等兵が……?)

フサギコ達に動揺が走るが、かまわず話し続ける。

( ゚∋゚)『ν帝国の非道な実験。ということならば、知っている人も多いだろう。
     だが、私が今から話すことは、νの話ではない。VIPの……、いや、そこにいる少将殿に関する、話だ』

そして、クックルが語りだしたのは、正に自分の過去。
人体実験の連続。
死んでいく”仲間”達。

23 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:36:26.16 ID:Jn45hc820

( ゚∋゚)『目が覚めると、何かの培養液に漬けられていた――』

今、思うと、なぜ俺もこのような苦行に耐えられたのか。
結果的に、生き残ったのは、10本の指にも満たない人数。

( -∋-)『……』

『これが……第11次人工生体です』
『ふむ。出来はよさそうだ』

そう。
目を開けると、そこは青色の培養液を通して見た、狭い世界。
そして映っているのは、こちらをニヤニヤと眺める、男。

フサギコ、お前だった。

ミ,,゚Д゚彡『……!!そうか、お前だったんだな』
(;`ハ´)「……?」

椅子のもち手を、潰れてしまうくらいの強さで、握るフサギコ。
獣のような面持ちで、モニターにうつるセパタクロウを睨む。

ミ#,,゚Д゚彡(……お前だったんだな……クックル!!いや、出来損ないの……息子め……!)

( ゚∋゚)『フサギコ……お前の顔は見えないが、
     真っ赤にしてこちらを睨むのが手に取るようにわかる。
     だが、俺は話を止めない。止めるなら、今だぞ?フサギコ』

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 20:38:26.85 ID:XrVmQkaB0
しえん

25 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:38:46.48 ID:Jn45hc820
『ど……どうなさいますか?少将……』

通信兵が、恐る恐るフサギコへと尋ねる。
しかし、それを無視するかのように、クックルへと返答を始めた。

ミ,,゚Д゚彡『よく考えろ。お前の妄言と、私の今までの功績。
      それを全て含めた上で、お前の言っていることが本当だと信じる人間がいると思うのか?』

( ゚∋゚)『そう言うと思ってな。用意しておいた』
ミ,,゚Д゚彡『……何?』

( ゚∋゚)『この話を信じてみよう、そう思っている軍人は、240-355-867に合わせてくれ』

クックルが用意していたのは、小さな通信伝達機関を使った、発信システム。

まあ砕いて言うと、その装置が発信した電波を、何人が受信したかがわかる、というもの。
そして、フサギコ側が切ろうとも、クックルの話は聞こえるのだ。

ミ,,゚Д゚彡『……』
( ゚∋゚)『さあ、今、何人が繋いだと思う?フサギコ、聞こうじゃないか。お前の、答えを』

……ふん。
まだ発信ダイヤルを言って少しも経っていない。
そして、私よりこいつが信じられるわけも無い。

26 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:41:03.94 ID:Jn45hc820

ミ,,゚Д゚彡『ふん。そんなもの、いるわけなかろう』
( ゚∋゚)『本当に、そう思っているのか?一人も繋ぐ訳が無い。
     私は兵士達に、神のように崇められているとでも、思っているのか?』

ミ,,゚Д゚彡『何が言いたい』
( ゚∋゚)『248人。今現在、この回線に繋いでいる、人数だ』

ミ#,,゚Д゚彡『……なめるなよ、小僧』
( ゚∋゚)『なめてなどいない。もう俺は、勝利を確信している。
     俺の勝利、それは、お前の死……いや、あの研究に関わった者全ての、死だ』

(´・ω・`)『ワカッテマス。レーダーに変化は?』
( <●><●>)『今のところは特に動きは見られません。大丈夫なんです』

夕暮れが、近づく。
白のボディは、くすんだ泥の色に、橙色の光が刺し、なんともいえない色を放つ。

( ゚∋゚)『さあ、話を、続けようか』

ミ#,,゚Д゚彡『……』
( `ハ´)「フサギコ殿……!!」

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 20:42:32.38 ID:XrVmQkaB0
しえん

28 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:42:48.38 ID:Jn45hc820

もう、限界だ。
こいつを殺す。殺さないと気が済まん。
だが、その前には……この回線を切らんと……。

しかし、300人前後がこれを聞いている。
今切っても……同じ。

ちっ……。自分の作った物に、自分の首を絞められるとは。

ミ#,,゚Д゚彡「VBLが来るまでの我慢だ……」
(;`ハ´)「……は、はい」

( ゚∋゚)『その培養液に漬けられている人間は、山ほどいた。
     人間といっていいのかもわからんがな――。いや、もちろん俺も含めて、だ』

その実験は、νの人体実験の裏で行われていた。
秘密裏に行われていた事の、さらに秘密裏で行われているものであった。

その内容というのは、表向きは武器商人であったフサギコ。
そして、あの中央研究部の連中が中心として行われた、”秘密裏の秘密裏”でしか行えないような、非道な実験。

人工人体融合。
キメラ、というものを知っているだろうか。
人間と、動物を組み合わせた、いわゆる化け物。

神話や、寓話でしか聞いたことのない話を真に受けた科学者達の、踏み外した実験。
より高尚な人種を作ろうと考えた人間の、愚考故の愚行。

29 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:45:56.57 ID:Jn45hc820

人間と、人間の融合だ。

その人間と人間の融合に、どのように行き着いたのか。
それは、おそらく不完全な生き物としての象徴である、人間。

不完全同士の、不完全な部分を補うように融合させると、完全な人間が生まれるのではないか?といった物であった。
そして、実験が始まった。

ν帝国民を使用し、行われていたが、案の定問題が発生した。
”生きている人間では、あまりにも可能性が低すぎる”事が判明。
その可能性が、知る人は知っている、

『0.25%』

結局、秘密裏に行われていたνの実験での成功は0.
成功させたのは、このフサギコの実験での、五人。

そう、駆動兵器と、同じ数だ。

ミ,,゚Д゚彡『(……なぜそこまで調べられた……?)ほう。妄言にしてはよくできておる』
( ゚∋゚)『そうだな。妄言ならどうしようもない阿呆であろう』

そして、その話を聞いていたショボンは、ある事に気づいた。
駆動兵器と、同じ数。

30 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:47:23.98 ID:Jn45hc820
同じ、数。

(;´・ω・`)「ま……まさかね」

キツい冗談だ。
そんな事、あってたまるか。

( ゚∋゚)『その、五人は、一人を除いて、今も生きている』

今も、お前にだまされて生きている。
俺のように、気づかず、絶対の服従を強いられている。

根本的な人間としての欠陥を体に持って。
生きているんだ。

( ゚∋゚)『その者の名は……今はいないギコを除いて、クックル。クー。ツン。そして……』
(;´・ω・`)「そ、そんな……」

ミ,,゚Д゚彡『……ふん』

( ゚∋゚)『ブーンだ』

クックルから放たれた、あってはならない一言。

ブーン。
駆動兵器に乗るべき運命を、背中に貼り付けられた兵士。


( ^ω^)は駆動兵器を操るようです 第24話『始まりは、裏切り』 完

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 20:48:22.35 ID:XrVmQkaB0
しえん

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 20:49:19.67 ID:H/JDqh8BO
支援

33 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:49:20.96 ID:Jn45hc820
これにて24話は終了です。

ちょっと9時までにご飯食べさせて下さい
もう昨日のラジオ聞いて寝てから何も食べていないので……

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 20:54:08.52 ID:bwO/BSzlO
やぱりこの話は好きだ

35 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:58:07.15 ID:Jn45hc820
ごめんなさいお待たせしました。

おおおおおにぎりが、すすすす好きなんです。


では、25話を投下させていただきます。

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 20:58:49.20 ID:XrVmQkaB0
ktkr

37 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 20:59:31.01 ID:Jn45hc820

少し時は遡り、ヒッキーの搭乗するカンダタゴロシを殲滅、回収したあの夜の事。
ブーンは、ワタナベという女性を、意識していた。

今まで、抱くことの無かった、欠如した感情。

从'ー'从『ブーンさん。私が言うのも可笑しいですが、自信を……。
     自信を、持ってください。あなたは、そんなに弱い人間ではありません』

嬉しかった。
認められて、嬉しかった。

それだけじゃない。
いつも戦っている僕を、後ろから支えてくれる。
そんな、あなたが好きだった。


( ^ω^)は駆動兵器を操るようです 第25話『右回りの時計』

38 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:01:31.24 ID:Jn45hc820

( ^ω^)『(何か……悶々とするお……)ドクオー』
('A`)『おぉ、何だ?』

こういう時は、やっぱりドクオに相談するのが一番。
何でも話せる、戦友。

( ^ω^)『ドクオは、女性へのアプローチって、どうするんだお?』
('A`)『……。なんで俺にそんな事を聞くかなぁお前は』

( ^ω^)『ドクオも、わからないのかお?』
(;'A`)『ばっ……馬鹿野郎!知らない訳無いだろ!あのなぁ、女ってもんは、押しに弱いのさ!』
( ^ω^)『押しに弱い……。積極的に行けって事かお!?』

('A`)『そうだよ!テロリストの立てこもりを打破するあの感覚だよ。勢いだけじゃ駄目って事だぜ?』
( ^ω^)『な……なるほど。ドクオはやっぱり、すごいお』

え……えへへ。
まだ俺童貞なんすけどね……。

(;'A`)『そ、それはそうと、相手は誰なんだ?クー少尉か?』
(*^ω^)『い、言いにくいけど……。わ、ワタナベさんだお』

39 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:02:53.78 ID:Jn45hc820

('A`)『おお。NRPのクルーのワタナベさんか。話したことは何回かあるけど、いい人だよな』
( ^ω^)『そうだお。いい人なんだお』

('A`)『お前……、ワタナベさんをお母さんみたい、って思ってないだろうな?』

(;^ω^)『……なっ!?』
('A`)『……はぁ。それじゃあ駄目だぜ?女は女なんだからよ』

( ^ω^)『ドクオには見透かされっぱなしだお。そう感じてたかもしれないお』
('A`)『まあ、そう見るのも駄目とはいわねぇがな』

ブーン。
お前は母親を帝国時代に無くしてから、ずっと欲しかったんだろう。
俺も、お前と同じさ。

父親、母親から受けた愛を、少ししか知らねぇ。
俺は、まだ顔を覚えてるだけ、マシか?

お前は、本当に顔も何も知らない。

('A`)『まあよ、好きってんなら、俺は応援するぜ』
( ^ω^)『……ありがとうお。早速、今日の訓練が終わったらお話に誘ってみるお』

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 21:04:50.85 ID:XrVmQkaB0
飼園

41 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:06:23.36 ID:Jn45hc820

ブーンは順応スーツへ着替え、ノトーリアス訓練用のポッドへと入り込んだ。

この訓練も、明日を生きるための物。
そう自分へ言い聞かせて、人一倍努力しようと努めた。

そして、訓練が終わる頃には、夜が明けていた。
時計を見ると、もう午前10時。
ワタナベさんを探すブーン。

軍人には、昼夜の感覚があまり無い。
訓練や、実践における逆転生活が余儀なくされる場合が多いからだ。
なので、食堂は24時間開いているし、基地の光が消えることも、無い。

ブーンは、実践明けからそのまま徹夜で訓練、というハードスケジュールをこなしており、もうフラフラであった。
それでも、ワタナベさんと話さないと、気がすまない、眠れない。
そんな感情に苛まれていた。

(;^ω^)『い……いたお……!!』

戦闘機の整備をしているのであろうか、数人でエンジンをチェックしている中にワタナベはいた。

42 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:07:37.54 ID:Jn45hc820

泥だらけの整備服。
そして帽子をかぶる為に後ろに括った栗色の髪の毛。
ワタナベも相当疲れているようであった。

( ^ω^)『しんどそうだし……話し掛けるのもアレかお……?』

そう思い、部屋へと戻ろうとすると、ワタナベがブーンに気づき、声をかけた。

从'ー'从『あれ……。ブーンさんじゃないですか?』
(;^ω^)『お!!お!!そ、そうですお!!ブーンですお!!』

从'ー'从『ノトーリアスの訓練ですか?朝までご苦労様です』
( ^ω^)『いえいえ、ワタナベさんこそこんな朝まで……』

や、やっぱり緊張してしまう……。
どど、どうにかしないと。

( ^ω^)『え……えっと、この前の激励!ありがとうございましたお!!』

大きな声を出しすぎたのか、他にいた整備班にも聞こえたようだ。

皆、ワタナベとブーンの方を見る。
ワタナベは恥ずかしくなったのか、ブーンの手を引いて廊下へと連れ出した。

从*'ー'从『いいいいきなり何てことを言うんですか!!』
(;^ω^)『だ……ダメでしたかお?』
从*'ー'从『駄目じゃないですけど……。えっと!えっと嬉しいですけど……あの……もう少し小さな声で……』
(;^ω^)『すす、すいませんでしたお!!!』

43 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:08:50.24 ID:Jn45hc820

从;'ー'从『わわ、また大きいですよ!!』
(:^ω^)『もごご、す、すいませんでしたお』

从'ー'从『あの時は、私も必死だっただけですよ。
      いつも頑張っているのに、結果が出せないと、ブーンさんも悔しいと思ったんです』

( ^ω^)『……そうでしたかお。僕は、人に褒められたことが無くて……。本当に、嬉しかったんですお』

从'ー'从『それに、ブーンさんの頑張りは、よくわかってるつもりですから』
(*^ω^)『そんな事言われたら、照れますお』

从'ー'从『ふふっ。あ、よかったらまた今度、ご飯でも一緒にどうですか?私、誘います』
( ^ω^)『ほ、本当ですかお!?』

从'ー'从『はい。本当ですよ』

(;^ω^)『い、いや!男として、自分が誘いますお!!』
从'ー'从『そうですか?じゃあ、期待してますね』

ワタナベは微笑むと、挨拶をしてそのまま整備へと戻った。
ブーンは、さっき口を抑えられた手に纏われていた、鉄の臭いを、思い出していた。

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 21:09:03.66 ID:XrVmQkaB0
しえん

45 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:10:45.26 ID:Jn45hc820

そして、そこからは何を言うでもなく、親しくなっていった。
訓練の終わり。

実践の前。

二人が共にいる時間は、徐々に増えつつあった。
その頃にはもう、自然に交際という事になっていたので、周りも何も言うことはなかった。

ただ、ブーンとワタナベ両名は、共に恥ずかしがり屋であったため、
決して自分から言うことは無かったのであるが……。

そして、二人の仲が確かな物になりつつあった、スレスト湿地戦が迫る頃、二人は、約束をした。

( ^ω^)『ワタナベさん。自分は、このVIPに命を捧げていますお。
      それでも、毎晩考えるんですお。命を惜しく思わず、VIPの為に燃やして戦うのか。
      それとも、愛している人の為に、命を守って戦うのか』

从'ー'从『……』
( ^ω^)『ワタナベさんに言うのは、おかしいことだと思っているんですお。
      それでも、答えが出なくて……出なくて。
      僕にとっては、今の僕を作ってくれたVIPと、今の僕を作ってくれているワタナベさん。
      どちらを選べ、だなんて……。選べないんですお……』

俯いて、できるだけワタナベの目を見ないように、話すブーン。

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 21:11:30.25 ID:jWY2Rdci0
支援

47 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:11:46.55 ID:Jn45hc820

そうすると、ワタナベが口を開いた。

从'ー'从『選ばなくても、いいんじゃないのかな』
( ^ω^)『……選ばなくても……?』

从'ー'从『うん。その場その場で、決めればいいと思うんだ。
      私を守ってくれるのは嬉しいけど、そんな守りながら生きる人生なんて、つまらないでしょ?私ならそう思う』

( ^ω^)『……そういう、ものかお?』

从'ー'从『そういうもの。それに……嬉しいよ?
      ブーンさんが、こうして戦争と、私なんかを比較対象にしてくれてさ』

(;^ω^)『あっ……えっと……ごめんなさいお!!
      やっぱりこういうのに引き合いに出すべきじゃなかったですお!!』

从'ー'从『ふふっ。次からは、嬉しかったんだけど、もっと素敵な言い回しにしてね』

ブーンは、決めた。
戦争より、ワタナベさんを守ろう。

ワタナベさんに言われたこととは、全く違うことをしているのはわかっている。
だけど、僕は、好きな人を守るために、戦おう。
そう、心の中で、一人思った。

48 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:12:53.09 ID:Jn45hc820

確かなものとしての、愛。

从'ー'从『……生きて、NRPへ帰ってきて下さい!』
( ^ω^)『……もちろんですお!!!』

('A`)『いいなぁ……』

そして、その密かな決意を、徐々に解いていく障害。

( ゚∋゚)『俺たちは、今をもってVIPから出て行く。だから、最後のお別れの言葉を言いにきた』

(;^ω^)『お別れ?一体何を言ってるんだお!!理解できないお!!』
( ゚∋゚)『……ブーン。お前はもう一人前の兵士なんだ。別れを惜しむなとは言わない。
     ただ、もう俺とショボンは、ブーン、お前の前には現れない』

49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 21:13:55.19 ID:XrVmQkaB0
しえん

50 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:14:31.15 ID:Jn45hc820

友との離別。

( ゚∋゚)「……また、会おう」
(  ω )『……』

聞こえはしない、その声は。
体に潜む、悪の因子を、開かせる。

( ゜ω゜)『敵を……敵を倒すんだお!!!そうすれば、みんな!!!みんな幸せになるんだお!!!!』

守る為に振るう手が。
自らを討つ為の魔手になり――。

( ;ω;)『最後くらいは……!!最後くらいは……!!』

青年は、死を迎えた。
優しく、輝いて。



( ^ω^)は駆動兵器を操るようです第25話 『右回りの時計』 完

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 21:15:11.83 ID:jWY2Rdci0
支援

52 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:15:23.16 ID:Jn45hc820
少し短めの25話はこれにて終了です。

次は最後の26話。
あともう少しですが、お付き合いください。

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 21:16:06.40 ID:XrVmQkaB0
しえん

54 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:17:12.40 ID:Jn45hc820

川;゚ -゚)『……なんだと……!!』

彼女は、驚愕した。
余りにも突然な、男の死に。

('A`)『……今伝えたことが、全てです。ブーンは、もう』

彼は、伝える。
余りにも突然な、男の死を。

受け止めきれない、現実を。
そして、鳴り響く、南部指令基地からの通達。

ショボン二等兵と思われる男の、反逆行為。



( ^ω^)は駆動兵器を操るようです 第26話『神の線引き』

55 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:19:09.12 ID:Jn45hc820

『現在、南部指令基地にて、ショボン二等兵と思われる人物が、
 駆動兵器を用いて、少将との交渉中。現在、南部指令基地にて――』

/ ,' 3「……!!駆動兵器、じゃと!?」
(;'A`)「……ショボン!?」

な、なんでアイツが……!?
ショボン!!何してんだ!!!!

『駆動兵器隊は、早急に引き返されるよう。繰り返す。駆動兵器隊は、早急に引き返されるよう』

( ,'3 )「なにが……起こっておる……」
( メωФ)「この機に乗じての反逆行為……汚い奴だ」

順応スーツの手首の部分をグイッと寄せて手を動かす。
隻眼は、鋭い眼光を放っていた。

( メωФ)「今は、ブーン二等兵の悲しみに浸っている場合ではないようです。私は、でます。あなた達は、どうしますか?」

そう、クーとドクオへ語りかける。
ドクオは、満身創痍な上に、この事実を突きつけられて、何が出来ようか。

56 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:20:15.99 ID:Jn45hc820

川 ゚ -゚)「……出よう」
(;'A`)「……」

( メωФ)「ドクオ二等兵。君は待っていなさい。VBも破損が酷い。今は無理だ」
(;'A`)「……くっ。ショボン……」

でも……。
何か、何かあるんだよ。
ショボンが……。こんなことをするわけが無い!!!
理由が……。

(;'A`)「……行かせて、下さい!!!!!」
川;゚ -゚)「な……。ドクオ!!」

( メωФ)「……友人なのだろう?撃てない敵の前に出るという事は、どういうことかわかっているのか?」

繋がっているんだ、きっと。
ブーンの死と……。

これを逃すと……それが、わからなくなりそうで。
本能が、そう言っているように感じた。

57 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:21:28.54 ID:Jn45hc820

(;'A`)「いや……たとえ駄目だと言われても、出ます」
川;゚ -゚)「ドクオ……。自分が一体何を言っているのかわかっているのか!?
     私たちは、ドクオを心配して言っているんだぞ?」

('A`)「それは、重々承知してます。心配をかけて申し訳ないとは思っています。
   でも…出なくちゃいけないんです」

川 ゚ -゚)「ドクオ……」

ブーンのような、あの真っ直ぐな目を、クーは垣間見た。

そうか。
ドクオとブーンは、全く正反対の人間だと思っていた。
違っていた。
根本的な部分。友を思う部分は、全く一緒だったんだな。

( メωФ)「……そうか。だが、君をVBへ乗せることはできない」
(;'A`)「……なら……」

( メωФ)「焦らなくてもいい。私のVPの補助座席に乗ればいい。
       ショボン二等兵と、話がしたいんだろ?私も、少し接点があると睨んでいる」

おそらく、駆動兵器へと乗る者の中で、一番優れているのはロマネスクであろう。
知性。判断力。積極性。
全てをとっても、本当に超一流であることは、周知の事実。
ただ、その戦闘を見たものが、ほとんどと言ってもいい程いない。
VIPの砦は、そう姿を現すものではなかった。

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 21:23:35.81 ID:XrVmQkaB0
しえん

59 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:23:35.75 ID:Jn45hc820

('A`)「……。お願いします!!」
( メωФ)「決まりだな。じゃあ、行こう。ブーン二等兵の話は、これが済んでからだ……!!」

ロマネスクとドクオが格納部へと駆けていった。
それを追いかけるかのように、クーもVRの元へと急ぐ。
ブーンの死は、どれほど人の心を動かすのであろうか。

それは、水に石を投じて、現れた波紋のように広がり、収拾を見せる事はない。

( メωФ)『すぐにでも開けてください。2CH-VP。出ます!!』
川 ゚ -゚)『こちらも同じく。2CH-VR、出る』

勢いよく飛び出した、VRとVPは、最短距離で、南部指令基地を目指す。
そして、その様子を見ている荒巻、そしてバルケン。

/ ,' 3「これは……。もっとややこしい事になってそうじゃ……」
( ,'3 )「……そのようですね」

すると、荒巻が、バルケンへと話を始めた。
その内容とは――。

60 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:26:07.01 ID:Jn45hc820

/ ,' 3「勧悪懲悪、という言葉を知っているかね?バルケン」

( ,'3 )「はい。勧善懲悪では無く、元は悪である因子が、
    最終的には正義になってしまう、というものでしたよね?」

/ ,' 3「そうじゃ。正に今、その勧悪懲悪が行われているのかもしれん」
( ,'3 )「今、ですか?」

/ ,' 3「そうじゃ。バルケン、君は今、何が正義かわかっているのかね?
    もうわしには、正直わからん。ずっと、そうずっとじゃ。νの悪行を正す剣を作るために、
    こうVIPにおった。そして、この一件を通して、私にはもう、わからなくなってしまった。
    戦争の勝ち負けなどよりも、国の優劣などよりも、一人の命の方が重い。そう思ってしまったのじゃ」

俯き、少し小さな声で言う荒巻。
その言い方は、今まで自分が、好奇心に近いもので兵器を作り出してきたことへの悔いが込められているようであった。
νの独立を決意したのも、そもそもは実験をするにつれて、消えていく人たちを助けたい為。
自分がもう、実験をしたくないからという事ではなかった。

原因があっての結果。

そう。
その原因である、νを叩き潰せれば……。結果である、実験による人の死が発生することは無かった。

全て、その全てがブーンの死によってひっくり返ってしまった。
そう、荒巻は言う。

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 21:26:46.43 ID:XrVmQkaB0
せい!

62 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:27:30.17 ID:Jn45hc820

( 3 )「……それでは、荒巻殿はVIPに正義は無い。
    フサギコ殿の作ったこの軍に、戦う意義が無いとおっしゃるのですか?」

予想をし得なかった、バルケンの発言。
NRPに、張り詰めた空気が充満していく。

( 3 )「さっき、荒巻殿は”国の優劣より、一人の命の方が重い”そうおっしゃいました。
    だが、それはどうなのでしょう?私は、それはやはり違うと言いたい。
    いや、言わせてもらいます。同じ忠義の集まりの、このVIPなのです。
    νを潰したい、νによる支配をもう行わせるわけにはいかない。
    そういう者達の集まりでしょう?違いますか?」

/ ,' 3「……」

バルケンは、続ける。

( 3 )「そうでしょう?その為には、何が必要ですか?
    一人個人である前に、集合体であるVIPというものが無いと太刀打ちも出来ないでしょう?
    個人の集まりが、集団である。そのようなことはわかりきっています。
    だが、その集団が動くには、その集団の総意が無いといけないでしょう?
    おのずと、個人より集団が尊重されなくてはいけません。なので、個人の死は、集団の総意に劣るものです。
    その集団の総意とは、戦争に打ち勝つこと。そして――」

/ ,' 3「……なっ!!!?」

バルケンが取り出したのは、銀色にギラつく拳銃。
NRPに、悲鳴が響く。

63 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:28:29.00 ID:Jn45hc820

/ ,' 3「なっ、何をするのだ!!?」
( ,'3 )「その総意に背く者は、消されるべきなのですよ。博士。
    クルーの諸君。そこを動くんじゃない。動けば、頭か……それとも胸か。大きな穴が開くことになる」

明らかに、先ほどとは違うバルケンに、戸惑いを隠せない。
なぜ、あの時共に夢を見、平和な世の中を誓った仲間が、私の命を奪おうとしているのか。
何が、こうもバルケンを変えたのか。

そして、その点は、後に荒巻の中で線になる重要な要因になる。

銃を構えるバルケン。
手は震えてもおらず、全く動じてはいない。
いつ、撃って来てもおかしい状況ではなかった。

( ,'3 )「さあ。反論は無いのですか?」
/ ,' 3「……」

トリガーに指をかけ、荒巻を一点に見つめる。

( ,'3 )「無いのであれば、このVIPの大義の元、死んでm……」

ダーツが、壁に刺さるような。
そんな音が、NRP内に響く。

そして、その音に続いて、大きく、ドサリとバルケンが倒れた。
バルケンの体からは、赤く暖かい血が流れ出、震えるような声を発し、歯をカタカタと鳴らしていた。

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 21:29:12.90 ID:XrVmQkaB0
しえん
あ、
読めた

65 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:29:55.96 ID:Jn45hc820

/ ,' 3「……すまない」

撃ったのは――。

从 ー 从「いえ……。大丈夫です、問題は、ありません」

ワタナベであった。

ちょうど、背後にいたワタナベとアイコンタクトを取り、撃つタイミングを、ワタナベが見計らっていたのだ。
そして、荒巻が、バルケンの拳銃を取り上げる。

( 3 )「……はぁっ……。ぐっあ……」
/ ,' 3「……バルケン。君が、そこまで頑なにVIPを正義として通そうとするのかを、教えてはくれないか」

( 3 )「……っ。荒巻殿が……わかっていらっしゃらないだけ……ぐぅ」
/ ,' 3「……何を、じゃ?」

震える手で、撃たれた胸を押さえながら、笑っているのだろうか?

どんどんと流れていく血は止まることも無く、南部指令基地へと進むNRPの傾きによって後ろへと溜まっていく。
荒巻がもう一度、何をか、と問うと、バルケンは重い口を開いた。

66 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:30:43.50 ID:Jn45hc820

( 3 )「……。知らないのです。フサギコ殿の……素晴らしさを……。
    知らないのです、あの研究の成果を……っぐ」

/ ,' 3「フサギコ……実験……0.25%の事か!?
    フサギコが、あの0.25%に関わっていたのか!?」

( 3 )「……」

/ ,' 3「……くっ」

肝心な事を聞きだせる事は無く、バルケンは死んだ。
急に動き出した物語に、皆動揺を隠せない。

荒巻の頭の中に、νの実験の事が思い出される。忌まわしき、思い出。
いや、思い出といういいものではない。

悪夢。
正にそれであった。

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 21:30:45.62 ID:jWY2Rdci0
支援

68 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:31:43.13 ID:Jn45hc820

/ ,' 3『……今日届いたサンプルの数は?』
( ,'3 )『今月分、230人だそうです』

(-_-)『いい加減、人というもの止めませんか……?もう、辛すぎます』

ν帝国中央研究所。
まだ帝国としての支配が行われており、VIPが存在しなかった、7年前の事。
そう、駆動兵器を使用した、VIPの独立が行われる、2年前の歴史の一コマ。

/ ,' 3『だが、人は、人じゃ。私達はその命を預かっておる……。この帝国の未来に、命を投じてもらっておるのだ』

ν帝国大統領クマーによる、キメラ生成の指示があってから荒巻達は、日々人体合成の研究を進めていた。
はじめは、人間の体に鼠や虫を植え込むことから始め、そして現在に至っては、人と人の合成というステージにまで上げていた。
もう、どれだけ人を実験に使ったであろうか……。
皆、極力、考えないことにしていた。

(-_-)『……そうですよね。すいませんでした』
/ ,' 3『いや、わかってくれればそれでよい。いつか、いつか終わる』

そして、その人体合成実験が行われている最中、荒巻は偶然にも作り出してしまう。

69 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:33:10.94 ID:Jn45hc820

/ ,' 3『……これは……』

超硬度合金。
ヴィプクロメタリウム。
『生きている金属』である。

荒巻は、震えた。
この強大な力を目にして。

これなら……。
これなら、νからの独立も、夢ではない。

そう、思ったのである。
そして、荒巻は、研究員達にこの事を告げる。

/ ,' 3『私は、とんでもない兵器を考案してしまった』

私のあの言葉で、人体実験は終わった、そう思っていたのだ。
そして、今となれば、なぜ駆動兵器開発にフサギコが資金を出してきたのかも説明がつく。
VIPを独立する際に、名乗りを上げたのもだ。

あいつは、全て知っていた。
全て、理解しつくしていたのだ。

70 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:33:55.10 ID:Jn45hc820

ミ,,゚Д゚彡『荒巻博士……でしたか。はじめまして、私、しがない武器商人。フサギコと申します』
/ ,' 3『はぁ……。一体、どういった御用で?』

ミ,,゚Д゚彡『私、この度このVIP軍の少将に任命されまして……。
      博士が開発された『駆動兵器』に、大変興味を持っております。そこでお話なのですが……』

あの時から、私は、見えない糸で操られていた。
私は、馬鹿だ。

ミ,,゚Д゚彡『資金援助を、させていただけないでしょうか?』

あやつは、裏で行われていた人体実験の成功によって生まれた、
試験管人間の可能性を試すために、駆動兵器を使ったのだ。

全てが、繋がり始めた。

/ ,' 3「ワタナベ君。もう少し飛ばして、南部指令基地まで。君の愛する人の死が、わかるやもしれん」
从'ー'从「……!!わかりました、速度を上げます」

フサギコ。
もう思う通りにはさせん。

/ ,' 3「うむ。ここにいるクルーの皆は、これからの真実から目を背けてはいけない。全てが、変わるかも……しれん」



( ^ω^)は駆動兵器を操るようです 第26話『神の線引き』 完

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 21:34:26.77 ID:8QkcXe0aO
支援

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 21:35:33.71 ID:8QkcXe0aO
>>1お疲れ

73 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:35:42.96 ID:Jn45hc820
以上で終了です。

少し時間をいただいて、現時点での人物テンプレを書かせてもらおうと思います。
書いてる間ははりついてますので、

矛盾だろこれ……

とか

質問あるんすけどー

とか色々お待ちしています。

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 21:36:08.54 ID:XrVmQkaB0
乙津!!!

75 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:42:52.22 ID:Jn45hc820

人物簡易テンプレ1

('A`) ドクオ。2CH-VBに搭乗するVIP兵士。ブーンの死に、ショボンの反逆が関係していると見て、
    損傷のひどいVPの後部座席に乗り、南部指令基地へと急ぐ。

( メωФ) ロマネスク。2CH-VPに搭乗するVIP兵士。ドクオと同じく、何かの関係があると見て
       南部指令基地へと向かう。

川 ゚ -゚) クー。2CH-VRに搭乗するVIP兵士。ブーンの死を知らされる。
     所謂、試験管人間。超越した身体能力を持つ。

/ ,' 3 荒巻スカルチノフ。駆動兵器を作った第一人者。
    バルケンの死により、糸口を見つける。

( ゚∋゚) クックル。ラウンジ兵士から奪ったセパタクロウに搭乗し、フサギコへと交渉を持ちかける。
     試験管人間の成功例の一人。

(´・ω・`) ショボン。クックルと共に反逆を行っている一人。
      まだ、ブーンの死については知らない。

( <●><●>) ワカッテマス。クックルと共に反逆を行っている一人。
         まだ、何か鍵を握っている事はわかっているが、何かは不明。

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 21:47:38.46 ID:gXKVKehg0


そうなるとロマネスクとドクオは素の人間で頑張ってるのね

77 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:48:05.62 ID:Jn45hc820
人物簡易テンプレ2



从'ー'从 ワタナベ。NRPの搭乗員。荒巻へ拳銃を向けたバルケンを殺害。

ミ,,゚Д゚彡 フサギコ。VIP南部指令基地所属の少将。試験管人間作成に干渉。
      荒巻をも手駒にし、全てを裏から動かしていたと思われる人物。

ξ゚听)ξ ツン。駆動兵器『2CH-VBL』に搭乗する女パイロット。
       フサギコの事を『お父様』と呼ぶ。試験管人間の成功例の一人。

( `ハ´) シナー。フサギコの側近。その他不明。

( ^ω^) ブーン。『ギガンテス』から皆を守ろうと、身を挺して死亡。
      死後、クックルの口により、試験管人間の一人であると明かされるも、詳しくは不明。

( ,'3 ) バルケン。裏でフサギコと繋がっていたであろう人物。死亡。

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 21:49:09.81 ID:jWY2Rdci0


79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/22(日) 21:49:21.71 ID:LWHDihjY0
乙〜

80 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/07/22(日) 21:50:48.20 ID:Jn45hc820
以上で本日は全て終了です。

次回は1週間ほど空くと思います。
本編は全て書き終えているのですが、色々訂正等がありまして……。


あと、言い忘れて非常に申し訳なかったのですが、支援等、本当にありがとうございました。

支援が一つあるとモニターでニヨニヨするのが自分です。



>>76

そうなります。
ロマネスクは本当に天性の才能という者でしょうか。
ドクオは努力でカバーしている点も多いのですが、やはり実践では余り大きな戦果は上げていません。

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