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( ^ω^)ブーンがタッチタイプをマスターしたようです

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 14:58:55.84 ID:aUfWjAY90
( ^ω^)「やったお。僕はついにタッチタイプをマスターしたんだお」







                                         完

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 14:59:24.90 ID:4n29w47I0
>>1
乙!!!!!!!!!11

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 15:01:29.73 ID:LJ3VYmwpO
ktkr?

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 15:01:35.01 ID:fGsxAZTh0
>>1
代理本当にありがとう。総合の空気から代理駄目なのかと思って不安で仕方なかったです。


それでえっと、久方ぶりの投下になります。

今回の投下で一気に話が進みます。そんでもって話がいっきに加速します。


まとめサイト様
http://vip.main.jp/344-top.html


それでは投下します。

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 15:02:03.38 ID:Msy7QGCwO
(-ω-)左様

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 15:03:07.19 ID:aUfWjAY90
ほうほう、これは期待

7 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:03:08.82 ID:fGsxAZTh0



何を根拠にそんなことを・・・・・・

ジョルジュさんは、僕達を守ってくれた。あの人との出会いの形は最悪だった。

でも、あの人は肝心なところで僕達を助けてくれた。力を貸してくれた。

その人に対して、なんだって?

(#^ω^)「ふざけんなお!!」

こみ上げて来る感情をそのまま、吐き出した。

( ・∀・)「ふざけてなんていないさ。僕は、いや僕もこの指輪の関係者だからね」

(#^ω^)「謝れお!ジョルジュさんに、謝れお!!」

( ・∀・)「謝る?冗談。あんな奴に、あんな野朗に謝る必要なんてないね」


ξ゚听)ξ「(あーあー。なんか喧嘩しちゃってるわ)」


( ・∀・)「アイツは、『人』を使って遊んでるんだ」

(#^ω^)「ふざけんなお!!何を根拠に言ってるお!!」

( ・∀・)「・・・・・・いいのかい?君は後悔するよ。アイツの『善』の部分しか見てない君は」

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 15:03:27.83 ID:2RBM1Ay3O
ちょwwwwwwwwwwwwwww

9 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:04:26.79 ID:fGsxAZTh0
(#^ω^)「さっさと言えお!!」

でも、もしもジョルジュさんが本当に紛れもない事の元凶だったら。

・・・・・・僕は何を考えてるんだ。あの人は仲間だ。例え貧乳好きに目覚めても仲間なんだ。

仲間を疑うような行為だけは、しちゃ駄目なんだ。


( ・∀・)「じゃ、言わせて貰うね。
     あれはこの指輪が君たちに配布される丁度一週間前のことさ」










五話 ゆとり「から・・・け・・・?」









10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 15:04:34.16 ID:MYnecDNw0
ktkr支援

11 :サザソのトリヴィア:2007/08/03(金) 15:04:54.50 ID:Lfx4q9n+0
同じコメントの繰り返し

12 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:05:33.98 ID:fGsxAZTh0


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  _
(* ゚∀゚)「やった!指輪が出来た!」

( ・∀・)「はいはい」
  _
(* ゚∀゚)「俺、これで事件起こそうかな」

( ・∀・)「いーんじゃね?」
  _
(* ゚∀゚)「じゃ!事件起こしてくる!」

( ・∀・)「仕事はしろよー」


そして次の日、彼は本当に事件を起こしたんだ。

僕とジョルジュが二人で作った秘密基地は潰れた。ジョルジュが指輪の力を試したそうだ。

僕は勿論怒ったよ。だけど、ジョルジュは相手にしなかった。

「もうそんなガキみたいなことやってる場合じゃねーだろ」

って笑ってのけたよ。ふざけるなと思ったね。

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 15:05:51.37 ID:jUknKo840
きたあああああああああああ!!
wktk支援


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 15:06:24.02 ID:aUfWjAY90
何げにファンは多いぜ支援

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 15:07:28.28 ID:aUfWjAY90
そんな簡単な動機かよwww

16 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:07:41.29 ID:fGsxAZTh0




( ^ω^)「ちょっと待てお。お前も原因じゃねーかお」

( ・∀・)「ふざけるな!私は漫画のらき☆すたをゆっくりと読んでたんだ!そんな時に話してきたアイツが悪い!」

( ^ω^)「(真面目に聞いた僕が馬鹿なのかお・・・・・・)」

( ・∀・)「まだだ!まだ僕の話はおわらんよ!」


それから僕は家に戻った。そしたらなんと、僕の秘蔵の書庫が荒らされていた。

そして気付いた。そこには僕が必死に集めたジョジョ全巻に北斗全巻。そして他にラノベ漫画。

気が狂いそうだったよ。一体どれだけ苦労して集めたことか。思わずスレ立てまでしてしまった。

しかし、すぐに沈んだよ。datの海にね。

冗談じゃないよ。本当に。


( ・∀・)「僕はアイツを許せない。どれだけ謝られようとも、許さない」

(;^ω^)「糞スレは関係ねーお常考・・・・・・」


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 15:08:00.60 ID:MYnecDNw0
秘密基地ってかわいいなwwww

18 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:10:01.70 ID:fGsxAZTh0

ξ#゚听)ξ「許すわけにはいかないわ」

(;^ω^)「えー?」

( ・∀・)「そうだろう!僕は彼を許さない。この指輪も彼から貰った物だ。
     だからこそ、だ。僕はこの彼が作った指輪で彼を倒さなくてはならない」

ξ#゚听)ξ「許せませんね!私も協力します!」

( ^ω^)「夢から覚めろお」

ξ#゚听)ξ「お兄ちゃん酷いよ!」

ノハ#゚听) 「本当だぞ!人の父親を侮辱するな!」


(;^ω^)「(あれ、僕がおかしいのかお?)」


( ・∀・)「止めたまえ君達。いいんだ。僕は恨まれてもおかしくないさ」

ξ#゚听)ξ「そんなことないです!悪いのはお兄ちゃんです!」


ノパ听) 「(あ、天テレの録画見なきゃ)」

(;^ω^)「(誰か助けてくれお)」

19 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:11:22.42 ID:fGsxAZTh0


( ・∀・)「でも、許し難いのは事実だ。例え彼を失うことになっても、僕は彼を止めなくちゃならない。いや、止めなきゃいけないんだ」

ξ゚听)ξ「私も、協力します!無論そこのピザも」

(;^ω^)「えー?」

ξ#゚听)ξ「えー?じゃねーよ、えー?じゃ。ちったぁ働けピザ兄貴」

(#^ω^)「おっと、それ以上いうと僕のマイサンが火を噴くぜ?」

ξ#゚ー゚)ξ「何がマイサンよ。あんたのポークビッツに何が出来るのよ」

(#^ω^)「嘗めてくれるなお。僕のポークビッツは超早漏でありながら最強の回復力を誇るお」

ξ#゚ー゚)ξ「なぁにが最強の回復力よ。短縮包茎が」

(#^ω^)「ああん?毎晩ベッドの上でよがり狂ってるビッチが何言ってるお?」

ξ#゚ー゚)ξ「うふふ少し口が過ぎるわよお兄ちゃん?」

(#^ω^)「はははははだお」

ξ#゚ー゚)ξ「うふふふふだわ」

20 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:13:49.39 ID:fGsxAZTh0
(#^ω^)「ツン、帰ったらちょっと話があるお」

ξ#゚ー゚)ξ「あら、奇遇だわ。私も話があるの。お兄ちゃん先にここで言っていいわよ?」

(#^ω^)「いやいや、ツンこそここで言っていいお」

ξ#゚ー゚)ξ「いいから言えよ短縮包茎チンカス野朗」

(#゚ω゚)「ほわっちゃ!お前を調教してやらあ―――――!!」

ξ#゚听)ξ「この変態野朗がああ!!」

流れるように放たれたツンの右足。それは、見事に僕の富士山を捉えていた。

つまり


( ゚ω゚)「アッー!!!」

金的である。

ξ#゚听)ξ「ちったぁ懲りたかクソ兄貴」

( ゚ω゚)「ほあっちょ!ほあっちょ!ああああ!ああああああ!!」

悶え苦しみながら僕は転げまわる。

(;・∀・)「(同じ男として同情するよ・・・・・・ヒートにこんなことされたらお父さん死んじゃう)」

ノパ听) 「(今度父さんに試してみるかな。wktkwktk)」

21 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:16:20.75 ID:fGsxAZTh0


( ゚ω゚)「あへあへ」

これは洒落にならない。地獄だ。漫画やアニメのコメディじゃよくあることだが

現実でこれは涎だらだらものだ。

( ・∀・)「さ、て。ブーン君どうだい?働いてみないかい?」

ξ゚听)ξ「答えを出しなさい」



ノハ;゚听) 「(コイツ等白目向いて痙攣してる人間によくそんなこと言えるなぁ)」



( ゚ω゚)「某、働気無」

( ・∀・)「日本語でおk」

( ゚ω゚)「之、日本語也」

( ・∀・)「やった!働いてくれるんだね」


( ゚ω゚)「人の話聞けよ」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 15:16:26.22 ID:MYnecDNw0
どんな兄妹だよwwww

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 15:16:51.08 ID:aUfWjAY90
兄貴弱いなwww支援

24 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:18:57.42 ID:fGsxAZTh0


ξ゚听)ξ「あのね、お兄ちゃん。働かないとパソコンの回線ぶった切って原子分解しとくわよ?」

( ;ω;)「ええもう喜んで働かせて頂きますお!うわーい!仕事だあ!嬉しいなあ!」

( ・∀・)つ□「いやあ、喜んでくれてよかったよ。それじゃこれ誓約書」

( ;ω;)「うわーい!明日から働きますお!」

( ・∀・)「何言ってるんだい。今日からだよ」

( ;ω;)「わーい」


こうして働くことになった。無理矢理もいいところだ。でも、悪くないかもこんな強引な感じ・・・・・・





25 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:20:17.92 ID:fGsxAZTh0
―――――――――
( ・∀・)「ブーン君!これお客さんの席にもっていって!」

(;^ω^)「は、はいですお!」

―――――――――

( ・∀・)「ブーン君!お客さんの注文を聞いてきて!」

(;^ω^)「はいですお!!」

―――――――――

ξ゚听)ξ「肩こったわ。揉んで頂戴」

(;^ω^)「はいですお!」モミモミ

―――――――――

('A`)「アイスコーヒー一つ」

(;^ω^)「かしこまりましたお!」

―――――――――

( ・∀・)「洗い場行ってきてー。何か埋まってるから」

( ;ω;)「はいですお!」

――――――――――

26 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:21:19.87 ID:fGsxAZTh0



( ´ω`)「疲れたお・・・・・・」

( ・∀・)「お疲れ様」

('A`)「おうお疲れ」

(;^ω^)「どうしてドクオが・・・・・・」

('A`)「え?アイスコーヒー頼んでただろ?立ち寄っただけだ」

(;^ω^)「なんと神出鬼没な・・・・・・」

('A`)「はっはっは」

( ・∀・)「ああ、それとブーン君。今日はよく働いてくれたね。おかげさまで随分と助かったよ」

(* ^ω^)「それほどでもありますお」

ξ゚听)ξ「まあちなみに今日だけの臨時バイトなんだけどね」

( ;ω;)「チクショー!!」

( ・∀・)「はっはっはっは」

どうやら全て前日に話し合って僕をはめたようと計画を企てたようだ。

そして僕はまんまとはめられたわけだ。

27 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:22:51.01 ID:fGsxAZTh0
( ・∀・)「さて、それじゃ情報をあげるよ。今までの情報は全部嘘だからね」

(;^ω^)「お・・・・・・?」

雰囲気が変わった。今までの柔らかな笑顔の店長は、そこにはいない。

ただ、真面目な、そして尚且つ厳しく冷たい目をしている。

( ・∀・)「まず、この指輪だ。これを設計したのは―――――僕だ」

(;^ω^)「お・・・・・・」

( ・∀・)「理論上、不可能じゃなかった。
     非現実的な話だけど、特殊な鉱物を練成することで作ることが出来た。
     形状は必ずして指輪だったんだけどね」

ノパ听) 「そして、この指輪は不可思議なことを理論をぶち壊してくれる」

( ・∀・)「どれだけ論説を立てても、解明できたものじゃない。
     地球外の、物質だからね」

地球外の物質?それじゃ、これは一体どうやって作ったんだ?

いや、それよりもどうやって手に入れたんだ?

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 15:23:57.80 ID:Msy7QGCwO
がんばってね支援

29 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:24:24.14 ID:fGsxAZTh0
( ・∀・)「それと、この指輪の物質を手に入れたのは僕じゃないよ」

(;^ω^)「じゃあ誰が・・・・・・」

店長さんの表情が、微かに、本当に微かに歪んだ気がした。

( ・∀・)「・・・・・・ジョルジュ。彼だ」

(;^ω^)「え・・・・・・」

( ・∀・)「いや、ジョルジュというのは正しくないね」

どういうことだ?正しくない?

頭の中で疑問符を打ち、答えを探している途中で、ガタッ、と誰かが椅子から立ち上がった音を耳にする。

音の方向へと視線を向ける。その先には

  _
( ゚∀゚)「おっと、それ以上は言っちゃいけねーなモララーさんよ」


―――――ジョルジュさんがいた。

30 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:25:58.82 ID:fGsxAZTh0

( ・∀・)「・・・・・・ジョルジュ、いや―――――」
  _
( ゚∀゚)「・・・・・・」



( ・∀・)「―――――ショボン」



('A`)「(えー?)」

(;^ω^)「(え――――――)」

全ての謎が、静かに開かれようとしていた。




五話 おわり。

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 15:27:16.01 ID:MYnecDNw0
な、何ぃ?

32 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:28:42.70 ID:fGsxAZTh0


('A`)「WAWAWA〜忘れ物〜」

( ^ω^)「ニュースとかもういいだろお」

('A`)「いやいや、これを楽しみにしてる人がきっといる!視聴者はこれを本編と思ってる!」

( ^ω^)「それよりお前どうして某スレに誤爆したんだお」

('A`)「いや、あの、それは某スレを見ながらぼーっと投下してたらですねはい」

( ^ω^)「誤爆がわざとだと思われてるお」

('A`)「え、いや、そのえと、」



(;A;)「すんませんでしたああああああああ!!!」

( ^ω^)「くやしいのうwwwwwくやしいのうwwwwwwww」

33 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:33:14.77 ID:fGsxAZTh0
誤爆はごめんなさい。本当にごめんなさい。平謝りする以外浮かばないです。ごめんなさい。

五話はこれで終わりです。

それで、六話を投下するのですが、真面目です。ギャグないです。七話もないです。真面目にギャグないです。
戦闘物を書いてたら止まらなくなりました。

ギャグを求めてる方、ごめんなさい。

今一度某スレの皆さんごめんなさい。本当にごめんなさい。以後気をつけます。本当に。

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 15:33:30.28 ID:Ax16USVHO
乙ー

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 15:35:18.19 ID:jUknKo840


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 15:36:14.70 ID:aUfWjAY90
乙乙乙

37 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:42:47.19 ID:fGsxAZTh0

六話 コーヒーがブラック派の人は砂糖やミルクを入れる人を何故か嫌う


静寂が、店内を包み込んでいた。

誰も口を開こうとせず 「喋るな」と誰かが皆に言い聞かせているかの如く、空気は重く、冷たい。

しかし、誰かが口を開かなければ話は前へと進まない。何の答えも見出せない。

そして、静寂を裂き、口を開いた。

(;^ω^)「ショボン・・・・・・?」

ブーンだ。

( ・∀・)「彼は、姿形はジョルジュに近い。
     だけど、違う。彼はジョルジュなんかじゃない」

怒り狂いそうな、そんな感情を押さえ込み、モララーはブーンに説明する。

目の前の男を、その存在を否定しながら。
  _
( ゚∀゚)「ふふ・・・・・・なんだ、バレてるのかい」

(;^ω^)「(ジョルジュ、さん?)」

口調が変わり、表情が変貌する。そして、確信する。

この人は、ジョルジュさんじゃない。何かが、決定的な何かが違う、と。

38 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:44:39.05 ID:fGsxAZTh0
( ・∀・)「ジョルジュを騙るな屑が。その似ても似つかない容姿、口調。聞いてるだけで吐き気がする」
  _
( ゚∀゚)「おやおや、随分と嫌われたもんだね僕も。折角力を与えてあげたというのに」
返された言葉に対し、モララーは静かに肩を震わせていた。

( ・∀・)「力、だと?ふざけるなよ・・・・・・」
  _
( ゚∀゚)「ふざけてるのはどっちだい?善者を騙るのも大概にして欲しいな。
     君が設計したモノを完全な形で作り上げたんだ。感謝して欲しいくらいだよ」

(#・∀・)「誰がこんなものを望んで具現化するものか!!」

店内に響き渡る怒声。ブーンにツンにドクオ、そしてヒートはびくりと体を奮わせる。

モララーの変貌ぶりに、ブーンとツンとドクオは何が起こったのか全く理解できず、ただ唖然とその状況を見つめていた。

しかし、その姿はモララーの目に映ってはいない。映っているのは、目の前の男の姿、それだけだった。


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 15:45:58.72 ID:aUfWjAY90
支援

40 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:46:16.42 ID:fGsxAZTh0

(#・∀・)「お前が、お前さえこなければ僕は幸せだった!平和だった!
     お前のせいで、全てが壊れた。いや、壊された!」
  _
( ゚∀゚)「平和?幸せ?笑わせないでくれよ。
     その破滅を望んだのは他ならぬ君だろう?」

(#・∀・)「誰が!誰がそんなものを望むか!!」
  _
( ゚∀゚)「君は妻を失い、友人を失った。それが、結果じゃないのかな?違う?」

(#・∀・)「貴様が―――――ッあああああああ・・・・・・!!!」

肩を震わせ、下唇を噛む。力を入れ過ぎ、下唇は裂け、血が地面に滴り落ちる。
  _
( ゚∀゚)「その偽善を通すのかな?妻を、友人を見殺しにした君が」

(#・∀・)「黙れ」

両腕の血脈を張らせ、その血管を破裂しそうな程に力を込め、拳を握る。

怒りにより一層加えられた力は、拳の皮膚を張り裂けそうなまでに赤く充血していた。

41 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:48:40.79 ID:fGsxAZTh0
  _
( ゚∀゚)「殴るのかい?ほら、力を欲してる証拠じゃないか」

(#・∀・)「黙れよ」
  _
( ゚∀゚)「うふふ、黙れって言われて黙る奴なんていないよ。
     バカだな君は」

(#・∀・)「・・・・・・よっぽど死にたいんだな貴様は」
  _
( ゚∀゚)「殺せるの?この『僕』を。いや、違うか。『俺』を。
     また、『俺』を殺すのか?」

(#・∀・)「禹行舜趨の分際で、ジョルジュを騙るな。殺すぞ」
  _
( ゚∀゚)「なら逆言おう。有象無象の君が、出来もしないことを」

(#・∀・)「甘いかどうか、その身に味わわせてやるよ」

一歩踏み出し、ジョルジュへと歩み寄る。

肩を震わせ、苦虫を噛んだように顔を歪め、怒りを彷彿させながら、一歩ずつ踏み込んでいく。

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 15:50:08.97 ID:aUfWjAY90
なんだこの雰囲気の落差はwww支援

43 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:51:13.40 ID:fGsxAZTh0
  _
( ゚∀゚)「ん?来るのかい?いいよ。君の力。見せてご覧よお!
     僕の与えたその力で、僕を殺してご覧よ!」

(#・∀・)「言われなくとも、そのつもりだ」

瞬間、モララーの指輪から放たれる灰色の光。

黒でもなく、白でもない。土と水を混ぜ濁った色をした、濁色の灰。

光が消え、キーボードが出現した後、既にモララーは文字を打っていた。
_
( ゚∀・`)「来るかい!?さあ、僕を満足させておくれ!この満たされない心を、不満を、欲望を、満足させておくれよ!!」

(#・∀・)「オオオオオオォォオオッッッ!!!」

右手に握る、赤色の剣。左手に握る、灰色の剣。

赤の剣は、燃え滾るように。灰色の剣は、薄黒く濁った心のように。

それらを握り、振りかぶりながら地を蹴り、対象目掛けて突っ走る。

そして、両腕を真横へと一閃し、振り抜き、切り裂く奇形の生物。

しかし――――――
   
(´゚ω・`)「それじゃあ僕は殺せないなああ!!」

斬れたそのモノは、湿気を放つ霧。いわゆる虚像。
しかし、手は休めない。斬って、斬って、斬って、斬っていく。

44 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:53:06.21 ID:fGsxAZTh0
(#・∀・)「ハアアアアアアアアアァァァアアアッッ!!!」
   
(´゚ω・`)「ハ、ハ、ハ、ハ、ハ、ハハハ!!!」

分解され、再構築され、分解される。

斬り裂いた個所は分離され、そして再び体に戻る。

斬っても斬っても再生する。いわゆる、霧。

(#・∀・)「この化け物がァッ!!」
   
(´゚ω・`)「化け物!!いい響きじゃあないか!!ハハハハハ!!!」

店内を飛び回る男。それを追従して、飛翔し、斬る。

椅子や机、寄贈物、骨董品などが錯乱し、切り砕き、飛び散っている。

しかし、モララーにはその惨状などまるで目に入っていない。

唯一映っているのは、異形の生物。ただ一人だけ。


(#・∀・)「いい加減にぃッ死ねええええぇぇぇッッ!!」

目標目掛けて一心不乱に振るう双刀だが、それはまるで当たらない。いや、当たっている。しかし、当たっていない。


45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 15:55:30.30 ID:8PnsPqkuO
四話まで今さっき読み終わった俺が来ましたよ今から読む支援

46 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:55:49.90 ID:fGsxAZTh0
(´゚ω・`)「無駄だよ!!そんな剣じゃ僕を断てない!アハ、ハハハハ!!」

(#・∀・)「ハアアアアアアッ!!!」

息を荒げ、肩を震わせ、対象を狙い両手に握る剣を振るう。

幾度も切り裂いている筈なのに、まるで感触がなく、効いていない。


敵対し合う二人を傍観していた、男がキーボードを出し、二人に歩み寄ろうとする。

(;^ω^)「ぼ、僕も!!」

(#・∀・)「邪魔だッ!退けピザッ!!」

( ω)「お・・・・・・」

ブーンはその場から動かない。いや動けない。

『邪魔』 その言葉が酷く胸に染み渡り、身体が動くことを許さない。

そう。邪魔なんだ。力を持たない自分が戦闘に身を投じることでどれだけモララーに負荷がかかることか。

(#・∀・)「ウオオオオオオオオオッッ!!」

(´゚ω・`)「アハハハハハハハハハ!!!」

あの闘いに、ついていけるのか。互いの思いを持った闘いに、参加するだけの資格が、あるのだろうか。

あるわけが、ない。

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 15:57:08.58 ID:aUfWjAY90
なんというシリアス……支援

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 15:57:40.35 ID:MYnecDNw0
さっきと同じ作品とは思えない・・・

49 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 15:58:01.40 ID:fGsxAZTh0
(#・∀・)「死ねえええええええッッ!!!」

(´゚ω・`)「死ねないねェッ!!」

攻撃に徹し、双剣を振るうモララーだが、その剣は未だ血筋を残していない。

切り裂いた部分は霧状になり、分離される。そして分離された部分は、静かに戻る。

まるで、攻撃に対して意味をなさない。

(#・∀・)「剣がッ!駄目ならッ!!」

(´゚ω・`)「何だい!?何が来るんだいッ!?」

剣を捨て、文字列を打つ。

静かに双剣は消え、モララーの背後周辺に無数の空間が出来る。

(#・∀・)「地獄へ逝けよ屑がッ!!」

風を切り裂き、飛び出す銃弾。しかし

(´゚ω・`)「駄目だなあッ!それは当たらないよお!」

店の壁に出来る無数の空間を見て、モララーは舌打ちをする。しかし手は休めず、速射する。


50 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:00:18.90 ID:fGsxAZTh0
(´゚ω・`)「如何に強力な攻撃も当たらなければ意味がないよねえええ!!」

店内を飛び回り、右へ左へと飛翔する。

(#;・∀・)「(糞が、当たらな――――)」
(´゚ω・`)「おやあ!?休んでる場合はないんじゃないかなあ!?」

(#;・∀・)「がああああああッッ!!!」

右腕を噛み付き、肉を裂き、血を食らう。

苦痛に顔を歪ませながら、腕を振るう。しかし、男は口を離さない。

(´゚ω・`)「狂気の沙汰ほど面白いってよくいうよねえ!!?」

(#;・∀・)「それは貴様だけだ糞がッ!!」

噛まれていない片腕でキーボードを打ち、弾丸を射出させる。

しかし、既に男の姿はない。

(´゚ω・`)「はははははああ!!当たらない!!あたらなぁあい!!」

滴る右腕の血を拭いながら、男を一瞥する。

場所を特定した瞬間、右腕に走る痛みを堪えキーボードを打ち、弾丸を速射する。

(´゚ω・`)「アハハハハハハハハハッッ!!!!」

当たらない。天井に無数の空間を作るだけで、掠りもしない。

51 :サザソのトリヴィア:2007/08/03(金) 16:01:05.41 ID:Lfx4q9n+0
需要があると思ったので

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 16:02:50.22 ID:aUfWjAY90
支援

53 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:03:12.24 ID:fGsxAZTh0
(;-∀-)「(畜生・・・・・・)」

当てれない。でも、諦めてしまっていいのか。

それで、ジョルジュに、妻に、謝ることが出来るのか?

アイツ等に、合わせる顔があるか?

いいや―――――

(´・ω゚`)「俯く暇はないよおおおおお!?」

(#・∀・)「おおおおおおおおおおおッッ!!!!!」

まだだ、まだ終われない。諦める余裕があるなら抗うまでだ。

この右手 左手 足 首 心音 全神経が途切れ途絶えるまで振るい続けてやる。

無念を残したまま、むざむざと死んで堪るものか。

(#・∀・)「その首をッ!刎ね飛ばすッ!」

再び握る両手に双剣。大きく振りかぶり、突っ走る。

54 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:05:43.43 ID:fGsxAZTh0
(´゚ω・`)「その攻撃は最早意を為さないことがわかんないのかなあ?」

(#・∀・)「当たらないからと諦めて堪るかッ!!その息の根止めるまで死んでも死にきれないんだよッッ!!」

赤の剣は縦に振り下ろし、灰の剣は横に凪ぐ。

しかし、当たらない。分離され、再び元に戻る。

(´゚ω・`)「無駄ァッ!ムダアアッ!!アハはッ!アハハハハハハハ!!!」

笑い、叫び、狂気する。しかし対してモララーは一歩距離を取り、冷静に何かを判断していた。

( ・∀・)「戦闘というのはな―――――」

不敵に笑うその様に、男は後退る。

(´゚ω・`)「なんだい!?何が、何があああ来るんだいッ!?」

「おk父さん」

モララーしか映っていないその目には、その声は聞き取れなかった。

そして――――――

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 16:07:22.48 ID:8PnsPqkuO
急展開支援

56 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:08:19.08 ID:fGsxAZTh0

( ・∀・)「こうするもんなんだよッ!!」

(´゚ω・`)「だから効かないと何度いえば―――――ぬぁああアアアッ!!?」

腹部を切断し、分離した体に向け放たれた一発の銃弾。

それは、静かに異形の生物へと衝突し、霧状の分離体を消滅させた。

ノハ#゚听) 「まだ、終わらせないぞおおおおおおお!!!」

追撃。二発、三発と発射されていく。

(;´゚ω・`)「おオオオオオオオオオオォォォォオオオオッッ!!」

腹に穴をあけ、悶え苦しみながら悲痛な叫びを上げる。

ノハ#゚听) 「うおおおおおおおおおおお!!!!」


57 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:11:52.68 ID:fGsxAZTh0

(;´゚ω・`)「糞がああああああああああああッッ!!!」

ノハ#゚听) 「うらあああああああああああああああああ!!!!」

身を裂き、皮膚を貫き、徐々に身体を貪っていく。

しかし、同じ手は何度も続かない。そして

(´゚ω・`)「邪魔ヲオ!!するなあああッ!!」

ノハ; ) 「、え、おおおぉぉ・・・・・・」

腹部に突き刺さる虚空を裂いた拳は、ヒートの身体を宙へと持ち上げる。

(´゚ω・`)「僕の遊びを邪魔しないで欲しいなあああ!!」

瞬間、腕を引かれ、支えを無くしたヒートは血を口から滴らせながら、静かに地面に身を沈めた。

(;・∀・)「ひ、ヒート」

我が子の倒れる様を目視し、焦りの表情を浮かべ、駆け寄る。

―――――しかしそれは、叶わない。

(´゚ω゚`)「ざああああんねんでしたあああ!!」

(; ∀ )「―――――」

嗚咽を漏らすことすら出来ず、顔面を横から殴られ、地を滑走する。

58 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:14:22.67 ID:fGsxAZTh0
(´・ω・`)「それじゃあ、妻も子も友人も助けられないよね。ふふふ」

立ち上がらない。立ち上がれない。まるで無力だ。

赤子の手を返すかの如く、軽くにあしらわれる。

(´・ω・`)「報われないなあ。アンタの妻も子も友人も。
      また、犠牲者が増えるなぁ。うふふ」


だが、誰が諦めると言っただろうか。

負けられない。負けるわけにはいかない。

妻のため、子のため、友人のため、

この手で、この剣で、この力で、奴の首を刎ね飛ばすまでは――――!!

(# ∀ )「アアアアアアアアアアアッッッ!!!」

(;´・ω・`)「ふふふァッ――――!?」

効いた。感触があった。食らわした。だったら――――

(#・∀・)「その首をッ! 刎ね飛ばして!! 殺してやるよッ!!!」

(;´゚ω゚)「オオオオオオオオオオッ!!!」

振るった両腕。
断った。何か、四肢のうちの、何かを断った。感触は、この手中に確かに、ある。

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 16:16:03.78 ID:8PnsPqkuO
支援

60 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:17:13.59 ID:fGsxAZTh0

(#・∀・)「妻をッ!友人をッ!奪ったッ!この憎い力でッ!貴様をおおッ!!」

振るう灰と赤の剣。狙いは只一つ

首だ。

(;´・ω・`)「危ない危ない」

首元まで迫った双剣は、『そこ』で止まっていた。

動かない。如何に力を込めようとも、見えない何かで攻撃は防がれている。

(# ∀ )「う、お、お、お、お、お、お、おッッ!!!」

(´・ω・`)「ムダなのになあ」

諦められない理由が、そこにはある。

全てを奪った元凶が、そこにはある。

殺してでも手に入れなくてはならないものが、そこにはある。


だからこそ、負けられない。

61 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:19:05.91 ID:fGsxAZTh0

(# ∀ )「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

諦めない。負けられない。やらなくちゃならない。

だから、振るう。この剣を。この、二つの剣を。

(#・∀・)「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

(;´・ω・`)「(僕の、ファイアーウォールが悲鳴をあげている・・・・・・!?)」

見ているか、ジョルジュ、でぃ。

無様で、情けない僕の姿を。

それでも、抗う僕の姿を。

(#・∀・)「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

(;´゚ω゚`)「おおおおおおおおおおおおッッ!?」

――――――何かを、砕いた。

(#・∀・)「おおおおおおおおおおおおおおッッ!!!!!」

(;´゚ω゚`)「ぐああああああああああああああああああ!!!!」


腕を振るい、切り裂いた先に首はなかった。
だが、切り裂いた先、そこには右肩があった。空間を作り、ゴト、と音を立て落ちる。

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 16:20:51.59 ID:quvLLbX0O
支援

63 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:21:23.84 ID:fGsxAZTh0

(#・∀・)「ま、だまだあああッ!!」

(;´゚ω゚`)「うあああああああああ!!」

目標目掛け、がむしゃらに振るう双剣。

徐々に、血筋を作り、血線をなぞる。

(#・∀・)「お前にはッ!!ジョルジュの苦しみがわかるかッ!!妻の、苦しみがッ!!」

(;´゚ω゚`)「くおおおおおおおおおおおお!!!」

そして最後の狙いを、一つに絞り振るう両手。

(#・∀・)「血で洗えッ!!その罪をッ!!」

ただ一つ。首を狙って。


しかし――――――


(´・ω・`)「――――――ざああんねん」

(;・∀・)「待てッ!!まだ、まだだッ!!まだ終わっていない!!」

距離を開け、店の外へと音を立てず駆けるショボン。

焦り、追従するが時既に遅し。

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 16:23:30.53 ID:8PnsPqkuO
希望を砕くのは……



(′・ω・`)「支援」

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 16:23:38.74 ID:4Wg6UYOjO
謹んで支援させていただきます。

66 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:24:02.00 ID:fGsxAZTh0

(;´・ω・`)「いささか部が悪い。今日は引かせて貰う。
      また会う時、僕の首を刎ね飛ばせるようになっててね。ふふふ・・・・・・」

ごおう、と風が吹き荒れ、その瞬間ショボンの姿は消えていた。

残されたのは切り裂いた奴の腕。

それは赤黒く煌き液状になり蒸発し、分散した。

やっと、殺せると思った。全てを、終わらせられると思った。なのに

なのに―――――!!

(#;∀・)「おおお・・・・・・おおおおおおお・・・・・・!!!!」

何も護れなかった。何も手に入れられなかった。何一つ、果たせなかった。

奴は遊んでいただけだ。この戦いを。

全ての元凶で、自分が憎んでいることを踏まえて戦いを望み、必死に足掻く自分を弄んでいたんだ。

奴の掌の中で躍らせれた。そう考えれば考えるほどに、滴る涙は止め処なく溢れ出てきた。

67 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:26:13.43 ID:fGsxAZTh0


そしてその状況を、その惨状を、ただ見つめることしか出来なかった男が一人。






( ω)「(僕は、何も出来なかったお)」


項垂れた彼の目には、何も映すことが出来なかった。






六話 おわり。

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 16:26:33.34 ID:dF0TLGle0
http://blog.olga.to/celebrityray/

69 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:27:05.81 ID:fGsxAZTh0
続いて七話を投下します。

70 :サザソのトリヴィア:2007/08/03(金) 16:27:49.04 ID:Lfx4q9n+0
(*´・ω・`*)ノシ

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 16:28:26.04 ID:8PnsPqkuO
乙ー

72 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:28:45.22 ID:fGsxAZTh0
七話 コーヒーガムの美味しさは異常


(#;∀;)「糞がッ!!」

涙を流し、地に伏せ、荒々と両手を地面に叩きつける。

無様だと、誰が貶すことが出来るだろうか。

大人気ないと、誰が貶すことが出来るだろうか。

見っとも無いと、誰が貶すことが出来るだろうか。

必死に抗い、思いを込め、挑んだ闘いで弄ばれていたことに気付いた男に言葉などかけられるのだろうか。

慰めや、同情なんかされて気が落ち着くといえるのだろうか。

店内の惨状に、この醜態。

声をかけられる者は誰一人として、いなかった。

(#;∀;)「でぃ・・・・・・ジョルジュ・・・・・・」

妻を失い、友人を失った男の苦悩を、誰が理解できようか。


73 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:31:12.47 ID:fGsxAZTh0

そして

ξ )ξ「・・・・・・」

(  ω )「・・・・・・」

('A`)「・・・・・・」

力がありながら、助けることの出来なかった二人に、誰が声をかけられようか。

己の不甲斐なさ、無力さを呪う二人に、どんな声をかけられようか。


ノハ )

父の力になるべく、振るった力が、父の足枷になった者に、何を伝えられるのだろうか。


場は黙したまま、時だけが過ぎていった。


74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 16:32:39.34 ID:8PnsPqkuO
タイトルは相変わらず支援

75 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:33:16.89 ID:fGsxAZTh0

時は流れ、深夜に近づいた時、一人の男が過去を語り始めた。


(  ∀ )「君たちは、知りたいか?僕の過去を。僕の背負わなくてはならない罪を」

誰も、応えるものはいない。

だが、男は答えを待たず、続ける。

(  ∀ )「ヒートは知ってるだろうが、丁度一年前の話だ」


重い空気の中、話は始まった。







76 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:35:02.41 ID:fGsxAZTh0

―――――――――――――



( ・∀・)「やあ、いらっしゃい」

ログハウスに似た作りの店。その中では、お洒落な空間が広がっている。

店内を照らす光は、ランプ。しかし火は焚いておらず、電子ランプといったものだ。

そして木材で作り上げられた机に椅子。机の上にはご丁寧にテーブルクロスまで敷かれている。

そして、スナックや、バーなどによくある横長いロングテーブルがあり、

そのカウンターの向こう側で、黒の蝶ネクタイを締めた男、モララーが立っていた。

店内に足を踏み入れ、その空間を一瞥し、お客として現れた男はモララーに言う。
  _
( ゚∀゚)「なかなかオサレな店作ったじゃねーかモララー」

片方だけ眉毛を生やしているという中々不思議な男だった。

( ・∀・)「だろう?でぃと一緒に考えたんだよ」

カウンターの向かい側の椅子に座る女性が、男に向き直る。

(#゚;;-゚)「うちの主人がどうしてもログハウスを立てたいっていうんでねぇ」

困ったような笑顔を浮かべながら、静かに微笑む。

77 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:38:02.04 ID:fGsxAZTh0
  _
( ゚∀゚)「相変わらず、変わった奴だなお前は」

( ・∀・)「ははは、言ってくれるなよジョルジュ。
     それで、今日はどうしたんだい?何か寄贈でもしてくれるのかい?」
  _
( ゚∀゚)「その傲慢さも相変わらずだな」

( ・∀・)「何、この性格だけは誰にも譲れんよ」

「はは」と笑ったジョルジュは、カウンターの向かい側、丁度でぃの横に腰をかける。
  _
( ゚∀゚)「まあ、手ぶらってわけにはいかんだろうからな。ほらよ」

そういってカウンターに置いた風呂敷。なかなか大きな物が入っているようで所々、膨らんでいる。

( ・∀・)「なんだい?これは」
  _
( ゚∀゚)「これはアレだ。壺だ」

( ・∀・)「壺とはまた粋な物を寄越してくれるね君は」
  _
( ゚∀゚)「俺なりのポフォーマンスって奴だ」

(#゚;;-゚)「主人と友達だけあって、なかなかの変人やんなぁお兄さん」

半分呆れたような笑みを浮かべ、隣りに座るジョルジュに語る。

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 16:39:15.66 ID:8PnsPqkuO
支援

79 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:41:18.95 ID:fGsxAZTh0
  _
( ゚∀゚)「多少変わった男の方が、惹かれるもんでしょ?」

(#゚;;-゚)「ははっ、そやねぇ」

( ・∀・)「おいおい、人の妻を口説かないでくれよジョルジュ」
  _
(;゚∀゚)「口説いてねーよ」


幸せな、本当に幸せで平和な会話。

僕はこの時、ある研究をしていた。もう勘付いているかもしれないけどね。

それを話したんだ。


  _
( ゚∀゚)「んで、俺の方もなんとか昇格できたわけよ。やっと課長クラスだよ」

( ・∀・)「いいじゃないか。課長ってのは身分相応って奴だよ」
  _
(;゚∀゚)「ひっでぇなあオイ」

ひとしきり笑いあい、モララーはカウンターの下に手を入れ、数枚の紙を取り出し、置く。

( ・∀・)「ジョルジュ。君はこれをどう思う?」

置かれた紙をジョルジュはぺらぺらと捲っていく。

80 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:43:54.27 ID:fGsxAZTh0
  _
(;゚∀゚)「・・・・・・なかなか興味深い内容だけどよ。これは・・・・・・」

( ・∀・)「理想論。これがあったら色々と実現できるだろう?現在の治療にしろ、何にしろ、いろいろと役立てる」
  _
(;゚∀゚)「だがよお。こんなもんが悪用されたら・・・・・・」

( ・∀・)「それがされないように、僕なりの工夫点。これは殺人以外の強い思いを持った人間にしか扱えない。そういう仕組みにしてるのさ」
  _
( ゚∀゚)「ホントに理想論だな。お前らしいが」

( ・∀・)「ああ。でも、いつか実現しようと思ってるさ」
  _
( ゚∀゚)「お前はその純粋さが取り柄だな。変わってくれるなよ」

( ・∀・)「なんだいその純粋さを除いたら何も残らないと言った口調は」
  _
( ゚∀゚)「お?違うか?」

( ・∀・)「全く・・・・・・」

軽く凹むモララーを見て、ジョルジュとでぃはくすりと笑う。

理想論。あくまで、ただの理想だった。

それは、最悪の形で、叶うことになる。





81 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:45:44.48 ID:fGsxAZTh0
ある日、僕はこの資料を持って、パソコンを使い色々と情報を漁っていた。

大体、あれから半年くらい経った頃かな。理想論として作り上げてきた資料を完璧に組み上げる途中だったんだ。

その時だ。突然、訳のわからないサイトに飛んだ。

それなりの知識はあったから、その場を切り抜けはしたけど、個人情報が少し漏れたみたいでね。

僕の携帯に一通のメールが届いたんだよ。

今思えば、あんなものすぐに消しておけばよかった。ホント、好奇心ってのは害悪だよ。


( ・∀・)「なんだ・・・・・・このメール」

ブラクラを受け、その状況を切り抜けて安堵に浸っている時、一通のメールが届いた。


from:しょbn

本文:やあ、初めまして。日本という国の礼儀はこれでいいのかな?すまないね。言葉が不自由で。
   今日君にメールを送ったのは他でもない君の研究。その理論。叶えてあげようと思ってね。
   もし、叶えて欲しいなら返事が欲しい。


82 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:48:10.70 ID:fGsxAZTh0

( ・∀・)「僕の、研究だって?」

机の上に置いてある資料を一瞥する。

これの、ことなのか?

すぐに返事を書き、送信した。

返事は、メールではなく、言葉として直接返ってきた。


「それじゃ、君のところに向かうよ。
      逃げずにその場で待ってるんだよ」

( ・∀・)「・・・・・・」

なんだというんだ。


そして、背後に気配を感じた。

(´・ω・`)「やあ、先程メールというものを送った者だよ」

(;・∀・)「おおあ!?」

年甲斐もなく声をあげ驚いてしまう自分が、酷く情けなかった。

83 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:50:39.48 ID:fGsxAZTh0

(´・ω・`)「君には二つの選択肢がある」

( ・∀・)「・・・・・・選択肢?」

何故だか分からないが、第六感がこの男に対して警報を鳴らしている。

しかし、募る好奇心は、じんわりと歯止めが利かなくなってきていた。

(´・ω・`)「そう。選択肢。
      一つは、このまま虚像の理想論を作り上げていくか
      二つは、この理想論を現実のものにするか」

(;・∀・)「・・・・・・」

何を言っているのだろうか、この男は。

この理想論を、現実にだって?

出来るわけがない。どう足掻いても今技術では到底作りようがないのだから。

(´・ω・`)「まあ、疑うだろうね。でも僕はこの理論を完全なものにすることが出来る」

( ・∀・)「・・・・・・どういうことなんだい」

(´・ω・`)「この指輪は、この世界にはない物質を利用することで作成できるのは君自身が理解してることだよね?」

( ・∀・)「・・・・・・そうだね」

84 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:55:10.67 ID:fGsxAZTh0
(´・ω・`)「なら簡単な話だよ。僕はこれを作る理論を作ってたんだよ。
      既にその鉱石が、ここには五個あるんだよ。
      だから、あとは君の理論を試す。それだけ」

(;・∀・)「は――――――」

男の手には、石ころほどの大きさの鉱石が転がっていた。

それぞれ、色は緑、黒、桃、灰、紫。

全てが透明な水晶のようだった。そしてそれは

自分の求めていた鉱石の形状、色そのものだった。

(´・ω・`)「信じてくれたかな?ちなみにこの灰色だけはちょっと不完全でね。
      もう一つ作ろうと思うんだけど、鉱石を作るにはちょっとした技術が必要なんだ。
      君にはそれを手伝って貰いたい」

( ・∀・)「・・・・・・いいよ」

好奇心はとうとう、歯止めが利かなくなってきていた。

(´・ω・`)「あと、赤が必要だね。それじゃ、練成に移ってくるよ」

( ・∀・)「・・・・・・」


嫌な予感がしていた。だけど、その予感すらも無視し、好奇心が全てを動かしていた。

85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 16:55:48.57 ID:zf+HhMdo0
しえん

86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 16:56:30.17 ID:quvLLbX0O
きてんじゃねーか!
支援

87 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 16:57:15.62 ID:fGsxAZTh0




そして、悲劇は訪れた。


(´・ω・`)「さて、それじゃ君はまず、大切な人にごめんなさいをしなくちゃいけない」

(;・∀・)「―――――は?」

(´・ω・`)「うふふ。直に分かることさ。
      君にはいっぱい手伝ってもらったよ。この指輪の鉱石のためにね」

ドクン、ドクンと心音が高まっていく。

何だ。何か、何かとてつもない何かが、僕を包み込んでいた。

止めろ。それ以上言うな。言うな。言うな。言うな―――――


(´・ω・`)「ふふ、これが、君の思いから出来た鉱石から出来た指輪。
      燃え滾るような赤と、黒く沈み濁った灰。
      色のモチーフは、わかるかな?」



88 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 17:00:47.75 ID:fGsxAZTh0

僕の言葉を待たず、目の前の男は続ける。

(´・ω・`)「でぃ、ジョルジュ。彼等から搾り取った生き血から出来た鉱石。
      そうだね。賢者の石って奴と似てるかもしれない。
      それじゃ、君には手伝ってもらったお礼をしなきゃだね」

そういって僕の手の中へと渡される指輪。赤、そして灰色。

(´・ω・`)「ふふ、なかなかの出来だろう?彼等の死ぬ間際の表情は格別だったよ。
      なかなか、快感だった。ん?どうしたんだい?そんなに肩を震わせて。
      えぇと、日本語だと、慟哭かい?」

(# ∀ )「ふ、ざけるなあああああッ!!!」

(´・ω・`)「何をバカな。君が手伝うといったんだよ?だから僕は君の理論を完成させた。
      君はこの指輪を使う人間は『強い思い』を持ってないといけないと言ってたね?
      だから、それを使わせてもらった。この指輪を作るには『強い思い』を持った人間からしか作れない。つまり、そういうことだよ」

(# ∀ )「僕が、僕が作り出したのは理想、全ての人が、笑い、助け合い、嘆くことのない世界を作りあげるための象徴!
     それが込められた意味を持つ、指輪!その理論だ!犠牲を払って、得た物に、価値があるのか!?」

男は「やれやれ」と肩をすくめ、僕を嘲笑う。そして、更に続ける。

(´・ω・`)「そうだね。それは理想論。だけど、これは理論。想いの意味を知ってるかい?
      想いっていうのはね、思う心って意味なんだ。
      つまりそれはこうしたいと願う考え。それは現実にはなり得ない空想の世界。
      君は言ったね?僕が手伝って欲しいと言ったその時「いいよ」という了承の言葉を。
      つまり、その瞬間から君は理想論から想の部分を消してしまった。違うかな?」

89 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 17:04:22.61 ID:fGsxAZTh0

(  ∀ )「・・・・・・」

僕が、悪いのか。
僕が、軽はずみに「いいよ」なんて言ったからなのか。

(´・ω・`)「落ち着いたみたいだね。それじゃその指輪をはめてご覧」

まるで、奴隷のように、僕は彼の言葉どおりに動いた。

赤の指輪を、右手の薬指へ。灰の指輪を、左手の薬指に。

(´・ω・`)「へぇ、薬指にかい。なかなかロマンチックだね。
      それはともかく、念じてご覧。全て、君は理解するよ」

理解するの意味はわからなかった。が、半放心状態の僕は、ただ言われるがまま、念じた。

そして、垣間見た地獄絵図。

でぃと、そしてジョルジュの、死ぬ間際の表情。感情。思い。右顧左眄首を傾け狂気する姿。

それらが全て、頭の中で映像として流れ込んできた。

悲痛な叫び、理念、相思。

全てが入り混じった映像が、鮮明に、全て、全て流れてくる。

胃に溜まっている消化途中物が、胃液と共に嘔吐物となり、喉から這い上がってくる。

そして、全てをぶちまけた。感情共に、全てが。

90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 17:07:10.55 ID:8PnsPqkuO
……支援

91 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 17:07:51.79 ID:fGsxAZTh0


(´・ω・`)「それが、答えだ。理念や理想を掲げた結果。
      君が、君の心が生んだ罪。それを代償に生み出した君が言う象徴。
      大事にするといい。その力を。その指輪を。ふふ・・・・・・」

そして、男は消えた。

しばらくして、消えたはずのジョルジュの名を聞いたよ。

僕は驚きを隠せず、会いにいった。だけど、そこにはいたのは、その男。

ことの元凶。全てを生み出した、害悪。

いなくなったジョルジュの穴埋めとして働いているらしい。僕はそれ以来警察を避けるようになった。

必然的に、ジョルジュの姿をしたアイツが、憎くて堪らなくて仕方がなかった。


そして、それをぶちまけた今日があった。

でも、何も出来なかった。僕は、何も出来なかった。

でぃにも、ジョルジュにも、何の報いも出来なかった。

せめてこの指輪の力でアイツを殺して、僕も死ぬつもりだった。

だけど、出来なかった。僕の力じゃ、アイツを殺せなかった。

ただ、遊ばれた。口の中で飴玉を転がすように、ただコロコロとね。

92 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 17:09:50.75 ID:fGsxAZTh0
そしてそれからまた半年。指輪の事件を耳にした。

同時にジョルジュがその事件を調べているということも。

そこで更に知ったよ。指輪が散らばっているということをね。


――――――――――


( ・∀・)「・・・・・・以上だよ」

(  ω )「・・・・・・」

ξ )ξ「・・・・・・」

('A`)「・・・・・・」

僕には、尚のこと、何もいえなかった。

いう資格なんて、なかった。








七話 おわり

93 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 17:11:59.87 ID:fGsxAZTh0
続けて、八話も投下します。

94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 17:13:34.73 ID:DjuePs500
今読み終わった wktk

95 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 17:14:15.76 ID:fGsxAZTh0

八話 調子に乗って積み上げるアイスは四段くらいで大抵落ちる。




( ・∀・)「さて、暗くなってしまったね」


(  ω )「・・・・・・」

( ・∀・)「何をそんな表情しているんだ。
     前を向け。君は何も絶望を見ていない。違うかい?」

( ´ω`)「・・・・・・はいですお」

( ・∀・)「君の力は確かに今回役立たなかった。
     だけど、それは僕にも非がある。
     逆のあの状況化で君やツンちゃんに手を出されていたら僕はぶち切れていたかもしれない」

( ^ω^)「・・・・・・モララー、さん」

( ・∀・)「なんだい」

( ^ω^)「僕には、モララーさんのような理念も、覚悟もないですお」

ξ )ξ「(お兄、ちゃん?)」

(;'A`)「(ブーン?)」

96 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 17:15:59.21 ID:fGsxAZTh0


( ^ω^)「この指輪の生まれた真実も知らなかったお。覚悟も、理念もないまま力だけを振るっていたんですお」

( ・∀・)「・・・・・・慰めの言葉が欲しいなら、幾らでもあげよう。
     でも、それが君のためになるのかどうかであれば、ならない。
     だから、僕は君にそんな言葉をかけるつもりもない」

( ^ω^)「違いますお」

( ・∀・)「?どういうことなんだい?」

( ^ω^)「僕に、戦う理由はないですお。この戦いは、僕のような、理由を持たない輩が参加できるものじゃないですお
      この戦いは、僕なんかが、僕のようなのうのうと暮らしてきた人間が参加していいもんじゃないですお」

僕が、僕のような幸せな生活を送ってきた人間が、入っていい戦いじゃないんだ。

これは、モララーさんと、でぃさんと、ジョルジュさん。このお参方でないと出来ないことなんだ。

僕が、割って入っていいようなものじゃない。

だから




( ^ω^)「この戦いから、降りますお」

これが、僕なりの答えなんだ。


97 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 17:18:29.75 ID:fGsxAZTh0
※毎度好例のニュースは作者の都合により打ち切られました。

('A`)「終わらせない!俺はやるぜ!」

( ^ω^)「ドクオ」

('A`)「なんだい!」

( ^ω^)「空気、嫁」

('A`)「・・・・・・すんませんでした」

( ^ω^)「以下、何事もなかったかの如く本編再開ですお」

('A`)「ねぇ、俺の出番がないんだけど。四話以降俺出てないんだけど」

( ^ω^)「大丈夫!そのうち出るって!マイドンマイドン!」

('A`)「いやなんかもう俺の入る隙間がないというかなんというかねうん」

( ^ω^)「ドクオ」

('A`)「ん?」

( ^ω^)「空気、嫁」

('A`)「・・・・・・はい」


※以下何事もなかったかの如く本編は再開します。

98 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 17:20:51.78 ID:fGsxAZTh0





( ・∀・)「・・・・・・」

( ^ω^)「・・・・・・」

ξ゚听)ξ「・・・・・・」

('A`)「・・・・・・」

長い、沈黙が流れていた。

この戦いから降りる。その発言から一体どれだけの時間が経ったのかなんて分からない。

でも、後悔はしていない。それが僕の導き出した答えなんだから。

覚悟も、理念も、戦う意味も見出せていない半端者が、投じていいものなんかじゃないのだから。

('A`)「ブーン」

沈黙を破ったのは、予想外にも、ドクオだった。



99 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 17:23:06.02 ID:fGsxAZTh0

( ^ω^)「なんだお」

('A`)「お前はこの戦いに巻き込まれて、どう思ったんだ?」

( ^ω^)「・・・・・・何が言いたいお?」

('A`)「俺は、非現実を少なからず求めていた。だけど、モララーさんの話で考えは変わった。
   この戦いは、モララーさんの戦いだ」

( ^ω^)「だったら―――――」

('A`)「だがな、指輪を渡された以上は俺等も『異常者』だ。
   つまり、俺等にはこの戦いに参加する義務があり、責任がある」

( ^ω^)「・・・・・・」

('A`)「お前が疲れて、逃げたいというなら、逃げればいい。この戦いから降りろ。
   でもな、忘れるな。モララーさんが目指した世界を。理想を。理念を」


( ・∀・)「・・・・・・ドクオ君。良いんだ。止めてくれ」

('A`)「いいえ、止めません」

( ・∀・)「僕としても、痛いんだ。古傷をえぐられるように」

('A`)「過去は過去で、今は今です。
   過去に縛られ、今を生きれず、前が見えない。
   そんな生き方に、一体何があるんですか?」

100 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 17:25:57.62 ID:fGsxAZTh0

( ・∀・)「・・・・・・」

('A`)「過去が辛いからって、逃げて、それでいいんですか?」

ノハ#゚听) 「・・・・・・言い過ぎだぞ」

('A`)「いいや、言わせて貰うね。俺は過去に縛られてる人間が嫌いなんだ」

ノハ#゚听) 「貴様あああああッ!!!」

( ・∀・)「止めろヒート。
     ドクオ君、聞かせてくれるかい?何故過去に縛られてる人間が嫌いなのか」

息を荒げ、ドクオに殴りかかろうとするヒートに手を突き出し、それを制止する。

ドクオは、周りの人間を一瞥した後、静かに口を開き、語り始めた。

('A`)「・・・・・・俺には母親がいました。
    大好きだった。カーチャンには反発してばかりだったけど、大好きだった。
    だけど、いきなり現れた男にこの指輪を渡された。
    それで、言われましたよ。「君の望んだ非現実へようこそ」って
    そしてそれ以来、カーチャンは帰ってこなくなった」

( ・∀・)「・・・・・・」

ノハ;゚听) 「・・・・・・」

101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 17:26:08.49 ID:Jfba2RgkO
支援

102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 17:29:16.29 ID:8PnsPqkuO
支援

103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 17:29:42.50 ID:Msy7QGCwO
支援

104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 17:32:12.10 ID:8PnsPqkuO
さるった?支援

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 17:38:05.25 ID:tiT3V5iN0
四円

106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 17:43:42.95 ID:8PnsPqkuO
さるか…支援

107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 17:44:18.33 ID:Jfba2RgkO
支援

108 :サザソのトリヴィア:2007/08/03(金) 17:44:26.13 ID:Lfx4q9n+0
夜はさみーな

109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 17:44:45.70 ID:ngK4hD0a0
ど れ だ け 早 く 1 0 0 0 行 く か

http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1186128596/l50
支援頼む!

110 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 17:45:15.91 ID:fGsxAZTh0
('A`)「何が起きたのか、さっぱりでした。俺はてっきりカーチャンは旅行にでも行ったんだと思ってました。
   だけど、謎は解けました。モララーさん。あなたのおかげで。
   ですが、俺は」

('A`)「カーチャンが消えても、悲しくとも、縛られて生きるつもりはありません」

( -∀-)「・・・・・・そう、か。君も、被害者か。
     辛かっただろう。苦しかっただろう?我慢なんてしなくていい。
     親孝行できず、母親が消えたなんて事実を叩きつけられて、それでも強がって。・・・・・・頑張ったね」

('A`)「だから俺は・・・・・・」

( ・∀・)「むしろ、無理はしないでくれ。
     あんなに泣いて、喚いた僕がバカみたいじゃないか」

(;A;)「べつに、おれは・・・・・・」

( -∀-)「・・・・・・巻き込んで、すまなかったね」

(;A;)「っう、ああああ・・・・・・うああああああ!!」

友人の泣き崩れる姿を、僕は初めて見た。膝を折り、地に顔を伏せ涙を流す友人を。

一人で全てを背負い込んで、そんな状態でも僕に強がり、言葉をかけてくれた、友人。

最高の、親友の姿を。



僕の中での完全な答えが今、出た。

111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 17:47:31.67 ID:Jfba2RgkO
よし支援

112 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 17:48:33.82 ID:fGsxAZTh0

( ^ω^)「モララーさん」

( ・∀・)「・・・・・・なんだい」

(#^ω^)「さっきの発言は、撤回させて欲しいですお」

全てを奪った元凶。

( ・∀・)「・・・・・・戦う理由は、見出せたかい?」

(#^ω^)「はいですお」


僕の中で、戦う理由は一つ。

ドクオや、モララーさん。そして本当のジョルジュさんに、でぃさん。

ジョルジュさんを騙り、死者を冒涜した全ての元凶。


僕の中で、確かな怒りが芽生え、戦う意思が、芽生えた。

そしてそれは、決して同情なんかではなく


僕個人としての覚悟なんだ。

113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 17:48:41.29 ID:Msy7QGCwO
支援

114 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 17:51:04.80 ID:fGsxAZTh0



( ・∀・)「君が戦いたいというのなら、僕は止めない。
     だけど、忘れないで欲しい。
     これは、君だけの戦いではないということを」

( ^ω^)「・・・・・・はいですお」






八話 おわり

115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 17:53:20.50 ID:8PnsPqkuO
ギャグもいいけどこっちも好きだわ


116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 17:56:21.95 ID:GaGU0Jd1O


117 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 17:56:53.65 ID:fGsxAZTh0
最後の最後でさるさん食らってすみませんでした。皆さん本当にありがとう。
たくさんの支援のおかげでなんとか八話まで投下できました。

ギャグを期待して閲覧してた方は改めてごめんなさい。

九話はまだ書きかけなのでまた立て直すと思います。
数時間のお付き合い本当にありがとうございました。

118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 17:57:22.67 ID:/bVeF5Lz0


119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 17:57:45.09 ID:MYnecDNw0
三時間も乙!

120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 17:59:15.49 ID:quvLLbX0O
乙ってやつさ

121 ::2007/08/03(金) 18:01:29.07 ID:zFKmNh3N0
間に合わなかったか


122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 18:01:40.80 ID:imB0srtj0
http://44.xmbs.jp/ararh1suk1/

ホームページはやらせる方法教えてください♪

ここに書いていいのか分かりませんが、

書いちゃいますね♪♪

作ったんだけど誰も来てくれないので・・

皆が書き込みしてってね★来たよとか何でも書いて下さい^^

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宣伝もして下さい。待ってま〜す♪

後流行る方法教えてね^^、はやらせて下さったらもっと嬉しいです♪♪

123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 18:02:39.78 ID:rdrFzbDm0
乙!
いきなりの急展開にブーン以上についていけてないんだが
ドクオのカーチャン=指輪になった でおk?

スマン、理解力なくて…

124 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 18:06:21.46 ID:fGsxAZTh0
>>132
はい、そうです。
ごめんなさい。もっと分かりやすく書いておくべきでしたね・・・・・・
精進します。


カーチャンから出来たのがドクオの持つ黒の指輪です。

モララーの持っているのは灰色の指輪でジョルジュから出来たものです。

ヒートが赤色の指輪で、でぃから出来たものです。


説明不足ですみません。

125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/03(金) 18:11:26.99 ID:rdrFzbDm0
いや、すまない
鬱だ・・・
続きwktkしてる

126 : ◆fMqrvr1rTs :2007/08/03(金) 18:21:04.14 ID:fGsxAZTh0
ありがとうございます。
他に質問等がないようでしたら、失礼しますね。

次からはもしかしてもしかするとギャグかもしれないかもしれないです。

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