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( ^ω^)は駆動兵器を操るようです

1 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 20:43:52.85 ID:aZiKgCjT0

ここまで来るのは長かった。
というわけで、泣いても笑っても最後。

駆動兵器の物語は今日で終了します。


まとめサイト様
http://vip.main.jp/271-top.html


本日のテンプレは最後に。

では、本編を投下していこうと思います。
内容は、31、32、最終話。

最終話は少し短め。

それでは、少しばかりお付き合いお願いします。

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:44:32.84 ID:Bspai6V60
もっちゃり支援

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:44:47.09 ID:mIELijgd0
きた……

4 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 20:45:24.45 ID:aZiKgCjT0

/ ,' 3「まあ、これは不可能では無いが……。本当にやるのかね?」
('A`)「はい。お願いします。最後にこんなわがままを言って……すいません」

パタン。
音を立てて荒巻がファイルを閉じる。

無茶なことを言っているのは重々承知している。だけど、これだけはしておきたい……!!
そう、ドクオは言う。
荒巻はドクオに向かい微笑みかけると、肩を叩いた。

/ ,' 3「わかった。君の発想を形にしよう!!」
('A`)「ありがとうございます!!」

そのドクオの案とは、合体。
VBの拡張性の無いボディに無理矢理ではあるが、VGの持つフレキシブルアームを取り付けたエクステンドタイプ。
ブーンへの弔い、そういう風にも取れたが、ドクオの考えは少し違っていた。

('A`)「これで、ブーンの敵を、ブーンと共に取れる気がするんです」
/ ,' 3「そうか……。だが、ドクオ君には一つ言っておこう」

('A`)「……何ですか?」


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:45:44.07 ID:5ZcEz3TkO
支援

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:45:48.33 ID:AT9yHHBSO
ついにきた 俺の原動力

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:46:05.95 ID:5ZcEz3TkO
支援

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:46:26.43 ID:5ZcEz3TkO
支援

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:46:47.25 ID:5ZcEz3TkO
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10 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 20:46:47.77 ID:aZiKgCjT0

/ ,' 3「亡き者の無き陰を追っていては、いつまでも前へは進めん。
   陰と言うのは影とも書き、人の後ろに現れるもの。太陽を背にして影を見れば、影は前にあるじゃろ?
   影を追うということは、太陽に背中を向けて、太陽と距離を開けていくことなんじゃ」

('A`)「……」

/ ,' 3「太陽から離れると、どんどん寒くなっていく。
   その内お主の心は、亡き者に雁字搦めにされて、動きもとれず、寒い場所へ置いてけぼりにされてしまうのじゃ」

荒巻の言う事は、正しかった
どこかで聞いた歌詞の通り。
上を向くのは、足元を見ない為。影を見ないために上を向くのだ。

そして、太陽がどこにあるか確認する為……。

明るい希望を、見失わないように歩くために――。



( ^ω^)は駆動兵器を操るようです 第31話『最後の戦い・前夜』


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:47:09.46 ID:5ZcEz3TkO
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12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:47:53.40 ID:5ZcEz3TkO
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13 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 20:48:13.83 ID:aZiKgCjT0

共闘を決めて一週間が経った。

クルー達によって駆動兵器の整備等が進められている中、
駆動兵器を操る者達が、作戦会議室なる所に召集されていた。

( ゚∋゚)「まだ博士は来ていないのか」
('A`)「一体、なんなんでしょうかね?」

( メωФ)「向こうの駆動兵器の情報だろう。あのクマーの乗る駆動兵器を作ったのは、シラネーヨ殿だ」
川 ゚ -゚)「ふむ……。あのゴリラのようなものも、そうであろうな」

('A`)「ゴリラ?そんな奴がいたんですか?」

川 ゚ -゚)「ああ。そういえば、帝都侵攻は私だけであったな。
     帝都を守っていた駆動兵器がいたのだよ。顔から手足が生えたような奴だった。
     VBなら、近接戦闘に持ち込まれるとやっかいだろうな」

('A`)「やっぱり、機体同士の相性ってあるものなんですね」

( メωФ)「もちろんあるよ。私が乗るVP、クーさんが乗るVRは近接戦闘に長けている。
       槌矛、刀を持って戦う所からそれはわかるだろう?
       クックル君や、ドクオ君が乗るセパタクロウ、VBは遠距離支援型。
       おそらく、ν侵攻の際はコンビを組んで戦うことになるよ」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:48:19.34 ID:5ZcEz3TkO
支援

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:48:39.71 ID:5ZcEz3TkO
支援

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:49:01.40 ID:5ZcEz3TkO
支援

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:49:22.95 ID:5ZcEz3TkO
支援

18 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 20:49:25.83 ID:aZiKgCjT0

そうして、駆動兵器について会話をしていると、シラネーヨが部屋に入ってきた。
手には紙切れを持っており、各自に1枚ずつ配る。
そこには、大型の駆動兵器の図、情報が記載されていた。

( メωФ)「これは……。クマーが乗っていた駆動兵器ですか?」

( ´ー`)「そうだよ。これはオペラといってね、複座型駆動兵器さ。今回は、この駆動兵器が、所謂大ボスだよ」
('A`)「これ……手が四本もありますね」

( ゚∋゚)「複座型だからだろうな。おそらく、腕を2:2で操作しているのだろう」

( ´ー`)「その通りだよ。このオペラにはね、複雑なシステムを使用しているんだ。
     それはね、駆動兵器の動力となる流れを、両方のパイロットから抽出して、一つに纏めるという事。
     なぜそれがそこまで複雑かと言わせるとだね……」


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:49:43.94 ID:5ZcEz3TkO
支援

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:50:05.95 ID:5ZcEz3TkO
支援

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:50:27.77 ID:5ZcEz3TkO
支援

22 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 20:50:45.58 ID:aZiKgCjT0

――――
―――
――

(;'A`)(なげぇ……)
(;メωФ)(さすがに基本システムうんぬんで4時間も話されると……)

長い説明にうんざりする二人。
耳で聞いて、頭で違うことを極力考えるようにしていた。
それに対して、クックルとクーは、シラネーヨの話す事は話す事を吸収しようと聞き入っていた。

川 ゚ -゚)「……そこは、どうなっているのですか?
     今までの理論では、流動エネルギーの発生量と、
     流動エネルギーの使用量の差異が無さ過ぎるような気もしますが……」

( ´ー`)「それはね、無駄を減らす事によって極力減らされるようになったんだ。
     駆動兵器を開発した荒巻博士は、希代の天才だよ。これは間違いない。
     だけどね、やはり初期生産物というのは何でも、エネルギーを使いすぎる所があるんだ。
     そこを省エネルギーしていくのが、いわば僕達。知識を分け与えてもらった身分さ」

( ゚∋゚)「ふむ……。乗る者として、タメになるものだ」
('A`)「……お前、本当に理解してんのかよ」

(;メωФ)「そ、そろそろ本題に……」
( ´ー`)「あ、ああそうだったね。二人には後で話をしてあげよう」


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:50:49.10 ID:5ZcEz3TkO
支援

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:51:06.39 ID:pijJQfVd0
きた

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:51:08.97 ID:5ZcEz3TkO
支援

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:51:29.80 ID:5ZcEz3TkO
支援

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:51:51.47 ID:5ZcEz3TkO
支援

28 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 20:52:06.71 ID:aZiKgCjT0

気を取り直して、シラネーヨが部屋を暗くする。
そして、投影機にフィルムを映し、オペラに関する各部の情報が浮かび上がった。

('A`)「比べてみると、やっぱりデカいですね」

( ´ー`)「約1.6倍ほど……かな。
     作った自分が言うとおかしいんだが、これは自信作なんだ。できれば壊したくないんだけど……」

川 ゚ -゚)「……」

(;´ー`)「……まあ、そうはいかないわけで」

( ゚∋゚)「こいつには、どう対応すればいい?正面から突撃されればひとたまりも無いだろう?」

( ´ー`)「オペラはね、近接兵器、遠距離兵器共々備え付いているんだ。
     離れれば、腕部に装填されたビームキャノンで狙い撃ち。
     近づけば超巨大ハンマーで滅多打ち……。さて、どうしたもんか……」

( メωФ)「電磁トラバサミを仕掛けるのは?」

( ´ー`)「……どうだろうね。飽く迄もあれは戦車用。
     従来の駆動兵器の大きさで、綺麗に引っかかって30秒程だろうし……、
     10秒足止めできればいいくらいだろうね。いや、もしかしたら効かないかもしれない」


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:52:13.63 ID:5ZcEz3TkO
支援

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:52:34.14 ID:5ZcEz3TkO
支援

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:52:56.70 ID:5ZcEz3TkO
支援

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:53:17.59 ID:5ZcEz3TkO
支援

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:53:37.58 ID:5ZcEz3TkO
支援

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:53:57.52 ID:5ZcEz3TkO
支援

35 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 20:54:07.97 ID:aZiKgCjT0

そこから、最後の戦いの砦、オペラの攻略方法の議論が始まった。
とりあえず、幸いな点はスレスト湿地のように、地面が不安定な所では無い所であろう。
何回も言われているとおり、駆動兵器は足場によって非常に優劣が変わるものである。例に挙げるとするなら、セパタクロウ。

脚部に付いた車輪は、地形による影響を受けにくい。自重があろうとも、すさまじい回転力で駆け回ることができるからだ。
それに反して、VR、VP、VBのようなスタンダードな駆動兵器は、その自重が邪魔をし、足場が緩いと脚を取られてしまう。

今回は、そのような心配点が無い。
思う存分戦うことができるのだ。

そしてもう一つ。
ピチカート周辺は、東側に荒野。西側に森林地帯が広がっている。
森林地帯は、スレスト湿地に向かうので、非常に鬱蒼としているのであるが、荒野側は、ゲイツ砂漠へ繋がっている。

理想的な戦闘運びとしては、荒野部分にVP、VRを投下。
ピチカートへ一気に攻め入る。おそらくオペラが出てくるので、二対一の形で応戦。
その隙に、森林部分へセパタクロウ、VBを設置し、遠距離砲撃。ピチカート本体を一気に叩く。

月並みではあるが、この作戦が一番有効とし、採用された。

( ´ー`)「まあ、このようなものでいいんじゃないかな。
      奇襲なんだから、スピードが大事だよ。各自シミュレーションはしておいた方がいいね」

('A`)「了解」
( ゚∋゚)「うむ」


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:54:17.90 ID:5ZcEz3TkO
支援

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:54:40.22 ID:5ZcEz3TkO
支援

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:55:00.93 ID:5ZcEz3TkO
支援

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:55:21.65 ID:5ZcEz3TkO
支援

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:55:44.55 ID:5ZcEz3TkO
支援

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:56:02.91 ID:pijJQfVd0
ID:5ZcEz3TkOがさるくらうまで放置推奨

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:56:05.29 ID:5ZcEz3TkO
支援

43 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 20:56:12.97 ID:aZiKgCjT0

( ´ー`)「じゃあ僕は、新型の様子を見に行ってくるから。また呼ぶかもしれないけど、その時はお願いするよ」

シラネーヨが会議室を出て行くと、皆も出て行く。
ドクオは一人、部屋へと残り、穴が開くほど見つめていたオペラの機体を、もう一度眺めた。
自分が今考えている方法を使えば、おそらくオペラを殲滅できるだろう。
皆に被害を出さず、確実に倒す方法は、ドクオの頭に一つしか思い浮かばなかったのだ。

その方法は、自爆。
VGのフレキシブルアームを使い、オペラへと絡みつき、
超高性能爆弾を至近距離で爆発させる。これで、オペラは破壊できるであろう。

('A`)「クーさんに、ブーンの墓は任せたんだ。俺も、同じところへ立ててもらえるかな……」

ブーン……。
もうちょこっとだけ生きたかったんだけど、お前の所へ行くよ。
嫌とは言わせねぇ。行ってブン殴ってやる。



川 ゚ -゚)「……」


44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:56:29.93 ID:5ZcEz3TkO
支援

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:57:03.79 ID:5ZcEz3TkO
支援

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:57:26.21 ID:5ZcEz3TkO
支援

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:57:47.11 ID:5ZcEz3TkO
支援

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:58:09.36 ID:5ZcEz3TkO
支援

49 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 20:58:09.33 ID:aZiKgCjT0

―――
――


そして、1週間。
吹きすさぶ砂を体に浴びながら、双眼鏡を持ち、遠くを眺めるクーがいた。
VRを、ピチカートのレーダー範囲外に置き、そのまま歩いて視認できる所まで来たのだ。
奇襲というものは、気付かれては意味が無い。
軍服に布を巻いて、じっと遠くを眺める。

川 ゚ -゚)『特に変わった動きは無い。町も修繕作業が続いているようだ』
( メωФ)『了解。戻ってきてください』
川 ゚ -゚)『了解』

クーは、身にまとっていた布を翻すと、羽が生えているような軽い身のこなしで岩場をすり抜け、NRPが待機している場所へと戻る。
ドクオ達にも通信され、別方向から機会を伺う。

('A`)「……もう少しだな。緊張するよクックル」
( ゚∋゚)「そう堅くなることも無いだろう。失敗は考えずとも、次を考えていればいい」

すると、胸元の無線から、ショボンの声が聞こえた。

(´・ω・`)『二人とも!ロマネスクさんから通信があって、問題は無いようだよ』
( ゚∋゚)『了解。ショボン達索敵妨害車両はどこから行くんだ?』
(´・ω・`)『僕達は……ほら』

車のクラクションが鳴ると、ドクオ達の後方から装甲車が二台ほどやってきた。
運転席を見ると、ショボンとワカッテマスが乗り込んでいるようだ。


50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:58:30.31 ID:5ZcEz3TkO
支援

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:58:52.73 ID:5ZcEz3TkO
支援

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:59:14.32 ID:5ZcEz3TkO
支援

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:59:36.87 ID:5ZcEz3TkO
支援

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 20:59:57.70 ID:5ZcEz3TkO
支援

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:00:19.91 ID:5ZcEz3TkO
支援

56 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:01:31.00 ID:aZiKgCjT0

( ゚∋゚)『なるほど。了解だ。お前らの命はきっちり守らせてもらう』
( <●><●>)『力強いんです』

('A`)「さて……と。そろそろ時間だぜ」

立ち上がり、軍服を脱ぐドクオ。
中には順応スーツが着込んであり、そのままVBのハッチを開き、乗り込む。

( ゚∋゚)「そういえば、その腕。VGの物か?」
('A`)「ああ。ブーンと一緒に戦うんだ、最後は」

( ゚∋゚)「……そうか。お前は本当に、ブーンを大事に思っているんだな」
('A`)「行こう。これで、全部終わらせよう」

VBが起動する。
体が吸い取られそうなあの感覚と共に、駆動兵器の鼓動が聞こえ、立ち上がった。
一つ目が怪しく光り、ギョロギョロと辺りを見回す。
少し遅れて、背中部分から乗り込んだクックルが、セパタクロウを起動させる。

クモギイの実用化には間に合わなかったが、内部機能等を強化しており、
反応速度等において強化を図った、ちょうどセパタクロウとクモギイの間に位置する機体となった。

細身だが、丸みを帯びている機体が立ち上がり、大型トラックの荷台を開く。
そこには巨大な電磁ライフルと、おそらくそのエネルギーの元であろうバッテリーが搭載されていた。

ライフルを持ち上げ肩に担ぐ。


57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:01:46.62 ID:5ZcEz3TkO
ツマンネ

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:02:07.30 ID:5ZcEz3TkO
支援

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:02:28.66 ID:5ZcEz3TkO
支援

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:02:49.17 ID:5ZcEz3TkO
支援

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:03:20.01 ID:5ZcEz3TkO
つまらんよ、本当に

62 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:03:25.44 ID:aZiKgCjT0

( ゚∋゚)「スコープと2番モニターを繋げ」

『スコープ、2番モニター映像連動シマシタ』

( ゚∋゚)「……時代はこれほどまで進化していたのだな。駆動兵器を見て言うべき台詞なのかもしれんが……」

クックルが見たのは、何十キロも先にあるピチカートの修繕をしている男の顔。
この照準で正確に当てられるかどうかは不安だが、ピチカート本体には十分当てられる事を確信した。
大型ライフルを肩に担ぎ、照準を合わせていると、シラネーヨから通信が入る。

( ´ー`)『クックル君。それ、気をつけてね』
( ゚∋゚)『……何をだ?』

( ´ー`)『そのタシロホウはね、一発しか撃てないんだ。だから、細心の注意を払ってほしい』
( ゚∋゚)『なぜ一発しか撃てない物を?それほど強力なのか?』

( ´ー`)『……そうだね。強力だ。一発撃てば着弾したところの周囲にいる人間は即死のはずだからね』

このタシロホウというのは、着弾した場所に超強力な電磁波を残す遠距離砲撃兵器。
撃てる数は一発。バッテリーも、特殊な電気エネルギーを使用するため一発分しか無い。そうシラネーヨは言う。

( ゚∋゚)『当てればいいというのはわかったが、周囲にいる人間が即死、というのはなぜだ?』

( ´ー`)『ああ。それはね、着弾した場所。
     言い換えると、その電磁砲に接触した面に、非常に強力な電磁波の”水溜り”が出来るんだ。
     その水溜りは、電磁砲が通過してすぐに、電気エネルギーを周囲にばらまく。
     すると、近くにいる人間はたちまち黒コゲになって死んでしまうんだ。
     おそらく、首都中心に撃ち込めば、首都にいる人皆、死んでしまうよ』


63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:03:48.49 ID:5ZcEz3TkO
何が楽しいの?この小説

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:04:11.22 ID:5ZcEz3TkO
ツマンネ

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:04:36.34 ID:5ZcEz3TkO
ツマンネ

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:04:57.67 ID:5ZcEz3TkO
ツマンネ

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:05:18.06 ID:5ZcEz3TkO
ツマンネ

68 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:05:18.11 ID:aZiKgCjT0


(;゚∋゚)『……接触面から雷が発生する。という事なのか?』

( ´ー`)『まあ、ちょっと違うけどそうだね。
     人間なんて水でできているようなものだから、本当に一瞬だよ。
     着弾面によっては、君にも雷が襲い掛かる。気をつけてって事さ』

( ゚∋゚)『……。それも含めて、俺にこれを託したんだな』

( ´ー`)『まあね。でも、君がこれを撃つのに躊躇いがあるというのなら、
     撃たなくてもいいんだよ。セパタクロウの粒子砲を遠距離からぶちかましてやればいい』

やはり、ラウンジは不思議な奴が多い。
俺達と手を組んで、データを取り入れるためには手段を選ばない者。大義など無く、ただただ戦争へ手を入れていく者。
同じ大陸、同じ空気、同じ太陽の光を浴びているのに、なぜこうも違うのか。
言葉とは、思想とは一体どれほどの力を持っているのか――。

そのような事が、クックルの頭に少し浮かぶ。

( ゚∋゚)『もちろん、撃たせてもらう。今ν帝国に残っている人間は、皆VIPを潰そうとしている者達だ』

( ´ー`)『わかった。じゃあ、合図が出たらカーソルを合わせて、
     今から送る座標、軌道修正プログラムを入れて、トリガーを引いて欲しい。
     軌道はゆるい放物線を描くから、そのまま首都城壁に当てるような感じでいいよ』

( ゚∋゚)『了解』
('A`)『こっちもOKです。いつでも撃てますよ』


69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:05:39.75 ID:5ZcEz3TkO
ツマンネ

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:05:59.92 ID:5ZcEz3TkO
ツマンネ

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:06:28.24 ID:5ZcEz3TkO
オナニー公開して恥ずかしくないの?

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:06:54.56 ID:5ZcEz3TkO
支援

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:07:03.03 ID:iLO7OBOHO
そろそろさるになるな

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:07:33.77 ID:5ZcEz3TkO
支援

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:07:55.66 ID:5ZcEz3TkO
支援

76 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:08:06.75 ID:aZiKgCjT0

ドクオも同じように、両腕に大きなミサイルが搭載されているミサイルポッドを持って待機している。
巨大ミサイルは、装填、発射に至るまで時間がかかるので余り戦場では重宝されていないが、
駆動兵器となると大きなミサイルも時間をかけずに装填できるので、流用された。

クックルと同じく、首都目掛けてミサイルを撃ち放つ。

川 ゚ -゚)「やるなら早い方がいい。気付かれる可能性も0では無い」
( メωФ)「そのようですね。向こうが気付いていれば、オペラが出てくるのに5分もかからないでしょう」

/ ,' 3『向こうも準備はできてるそうじゃぞ』
( メωФ)『了解。では、そろそろ始めましょう。これが済めば最後です』

紫色のボディが、砂で遮られた朝焼けに照らされ、怪しく光る。
尖ったフォルムが風を二つにし、大きな槌矛を腰に備えると、ニードルがガチガチと音を立てた。

( メωФ)『VP。準備完了です』

川 ゚ -゚)「CPU。最終チェックだ。スピードリミッターを外して何秒持つか計算しろ」
『――約300秒デス』

川 ゚ -゚)『……上出来だ。一気に仕留めるぞ。こちらも準備はできた』
/ ,' 3『……よし。各部へ伝達。あと30秒で作戦を開始する。繰り返す……』

時計の音が、ゆっくりと刻まれる。
トリガーを握るその手は汗ばみ、ゆるやかに流れる時計と違い、心臓はドクドクと音を立てて鼓動が落ち着くことは無い。


77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:08:16.61 ID:5ZcEz3TkO
支援

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:08:37.35 ID:5ZcEz3TkO
支援

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:09:01.71 ID:5ZcEz3TkO
支援

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:09:23.01 ID:5ZcEz3TkO
支援

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:09:44.40 ID:5ZcEz3TkO
支援

82 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:09:56.64 ID:aZiKgCjT0

――これで全てが終わるのか?

――これで何かが変わるのか?

答えの出ない問答と、頭から消そうとする努力が交互に働く。
『今を生きろ』
そんな単純な言葉でも、何でも無い。

人間だから、過去も、未来も、現在も、背負って生きていかなくてはならない。
辛いから、生きるのを止める者がいるのも、ようやく理解できた。

('A`)「12……11……」

俺は、逃げようとしているのだろうか。
ブーンを追って行けば、俺は気が済むのだろうか。

『亡き者の影を追っていては、いつまでも前へは進めない』

俺は、ブーンを忘れないといけないのだろうか。
……訳のわからない考えばかり浮かんでくる。

( ゚∋゚)「8……7……」

これを撃てば……。
首都付近の人間は、死んでしまう。

それで、いいのだろうか。

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:10:06.98 ID:5ZcEz3TkO
支援

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:10:27.99 ID:5ZcEz3TkO
支援

85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:10:48.46 ID:5ZcEz3TkO
支援

86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:11:09.83 ID:5ZcEz3TkO
支援

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:11:30.58 ID:5ZcEz3TkO
支援

88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:11:33.21 ID:BJ6b96Nv0
支援だ

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:11:52.04 ID:5ZcEz3TkO
支援

90 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:12:10.71 ID:aZiKgCjT0

( ゚∋゚)「4……3……」

……だが、当てるしかない。
ここまで来て、引くわけには……。

いかない。


('A`)「…1……」

戦争を終わらせる。
終わらせるんだ。


( ゚∋゚)('A`)「「0!!!」」




――引け!!!!!





( ^ω^)は駆動兵器を操るようです 第31話 『最後の戦い・前夜』 完


91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:12:12.43 ID:5ZcEz3TkO
支援

92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:12:36.71 ID:5ZcEz3TkO
支援

93 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:12:53.90 ID:aZiKgCjT0
これで駆動兵器31話は終了です。

少し時間を置いてから長めの32話を投下させていただきます。

94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:12:57.09 ID:5ZcEz3TkO
支援

95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:14:55.40 ID:5ZcEz3TkO
保守

96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:15:16.72 ID:5ZcEz3TkO
保守

97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:15:39.01 ID:5ZcEz3TkO
保守

98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:16:08.88 ID:5ZcEz3TkO
保守

99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:16:30.13 ID:5ZcEz3TkO
保守

100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:16:51.53 ID:5ZcEz3TkO
保守

101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:17:22.18 ID:5ZcEz3TkO
保守

102 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:18:34.07 ID:aZiKgCjT0
やっぱり今日もお腹の調子が悪い……最後だってのに。。

というわけで、32話投下させていただきます。

103 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:19:22.39 ID:aZiKgCjT0

空を、常識では考えられない速度で雷を帯びた光線が駆け抜け、朝焼けに一筋の光の放物線を描く。
一見、低く飛ぶ流れ星のようなそれは、美しく輝いて、街に降り立つ。

大きく閃光を放つと、町に大きな稲光が起こった。

スコープから目を放すクックルの額には、脂汗が浮かんでいた。





( ^ω^)は駆動兵器を操るようです 第32話 『アイアン・ハート』


104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:19:27.49 ID:5ZcEz3TkO
保守

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:20:52.13 ID:BJ6b96Nv0
支援

106 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:22:28.02 ID:aZiKgCjT0

その稲光を確認すると、VRとVPはピチカートへと向かう。
終わりを知らない戦争の終結。

その引導を落とす役目を担っているのは、クー、ロマネスク。
二人は、オペラと対峙する。
モノクロが、朝焼けを介してより一層不気味に映えていた。

(・(エ)・)『そうだよ、そうなのだよ君ぃ。今あるその命、大切にしようとは思わんのかね?
     月並みな言葉だが、今降伏すると言うのであれば、命だけは残しておいてやろう』

( メωФ)『何をふざけた事を言っている。
       私は、フサギコからの、軍人としての最後の願いを叶える為に、ここまで来たのだ。
       その願いが、お前の死だ。引くわけにはいかない』

川 ゚ -゚)『そして、この大陸に平和をもたらす為でもある』

从 ゚∀从『……ぎゃははは!!!お前本当に言ってんの!?
      こんな事をして、本当に大陸が平和になるとでも思ってんのかよバーカ!!!
      お前らも、何人殺してるのか覚えてないくらい、把握し切れてないくらい人を殺してんだろ!?
      そんで今更になって平和、大陸を守る、だぁ?』

(・(エ)・)『その通りだ。フサギコの望む事が、平和に繋がる訳でもなかろう?
      お前達の利害が一致しているともわからん。降伏を勧めるがね』


107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:23:45.14 ID:5ZcEz3TkO
支援

108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:23:55.45 ID:ud48QjZ8O
http://e.z-z.jp/thbbs.cgi?id=new2ch70&p3=&th=3929
の腐女子を駆逐してくれないか

109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:24:06.52 ID:5ZcEz3TkO
支援

110 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:24:06.89 ID:aZiKgCjT0

川 ゚ -゚)『ああ。たしかに人はいくら殺したかも覚えていない。平和が訪れるかという事も、確かでは無い。
     だがな、お前達のしている事が非道だと言う事はわかっている。だから、私達は戦うのだよ』

( メωФ)『さあ、その武器を手に取れ』

青い光を放ち、腰に備え付けていた流動エネルギー充電式槌矛『ミヨルニル』を両手で持ち構える。
クーも『オオテンタ』を、突きの姿勢で構える。
吹く風が、少し強まり、戦闘の開始を告げようとした。

(#・(エ)・)『馬鹿には何を言っても通じんという事か……!!!よかろう、葬り去ってやる。
      粉塵も残さぬくらいに、粉々にな!!!行くぞ!!ハインリッヒ!!』

从 ゚∀从『……ひひっ!!楽しくなってきたぜぇぇぇぇ!!!!』

曼荼羅のように、四本の腕を大きく広げるオペラ。
太く、屈強な作りである事が見受けられるその一本一本の腕から、蒸気のようなものが吹き出る。

( メωФ)『クーさん。あれは……』
川 ゚ -゚)『ああ。シラネーヨ殿が言っていた、腕部リミッター解除だろう。攻撃を喰らうわけにはいかなくなったな』

オペラに対する予習ができていなかった場合、このまま確実に壊されていただろう。
作ったシラネーヨさえ、弱点が中々見出せ無いその機体。
非常に柄が長く、振り回せるのか疑問に思えるほどの槌を持ち、ぶんぶんと振り回す。



111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:24:29.95 ID:5ZcEz3TkO
支援

112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:25:23.91 ID:5ZcEz3TkO
支援

113 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:25:36.27 ID:aZiKgCjT0

間合いを教えているのだろうか……、二対一の戦闘の中にも、余裕が見受けられた。
脚を半歩分だけ前に出し、下手に槌を構える。
残りの二本の腕は、何をするでもなくダラリと垂れ下がり、動く気配が無い。

だが、その格好が、妙に強さに満ちており、二人は中々攻撃の一歩を踏み出すことが出来なかった。
相手の半歩に制されている一歩。

負けてもいない、始まってもいない戦いに、敗北感を二人は感じていた。

(;メωФ)「前に……出れない……!!」
川;゚ -゚)「……っ」

(・(エ)・)『……どうした?こっちから行ってもいいのかな?
     武器を手に取れと言ったのは、君達であろう?ほら?どうしたのだ?かかって来るがよい』

从 ゚∀从『へへっ。ビビってんのかよこの屑共!!俺はトリガーに手も触れちゃいないぜ?』

安い挑発に乗るわけにもいかない。
だが、攻めないわけにもいかない。

二人の中に、葛藤がすばしっこく走り回る。
そして、クーが動く。
この静寂を、停滞を、取り払う為に。


114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:25:44.43 ID:5ZcEz3TkO
支援

115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:26:06.60 ID:5ZcEz3TkO
支援

116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:26:27.41 ID:5ZcEz3TkO
支援

117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:26:49.10 ID:5ZcEz3TkO
支援

118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:27:11.14 ID:5ZcEz3TkO
支援

119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:27:35.78 ID:5ZcEz3TkO
支援

120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:27:57.18 ID:5ZcEz3TkO
支援

121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:28:17.65 ID:5ZcEz3TkO
支援

122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:28:38.34 ID:5ZcEz3TkO
支援

123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:28:59.84 ID:5ZcEz3TkO
支援

124 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:29:02.99 ID:aZiKgCjT0

川 ゚ -゚)『随分と、余裕を見せられては腹も立つ。
     とりあえず、そのトリガー。無駄にしない前に……握れ!!!』

クーは、トリガーの傍に備え付けられているボードに、プログラムを入力。
そのプログラムとは、内部に渦巻く流動エネルギーを、一時的に各部分へと集中させ、爆発的な運動能力を得る、といったもの。

赤い機体が、さらに紅く輝く。
その瞬間に、クーの操るVRは、オペラの懐まで迫っていた。
オオテンタを思い切りコクピット目掛けて突き刺そうと、パイロットを殺そうというその一撃が、オペラを襲う。

从;゚∀从『!!!』
(#・(エ)・)『見えんものでは……無い!!』

柄の部分でオオテンタの突きを止める。
正に神業であった。
だがそれにも怯まずに、VRは切っ先を上に持って行くと、オペラの腕ごと弾いた。

腰部分に、強烈な蹴りをかまし、回転する体の力を利用してオペラの頭に手を置き、新体操のように後ろへと回る。
あっという間の出来事に、ロマネスクは反応が遅れたが、チャンスとあらんばかりに槌矛を持ち突進する。
右に揺れる機体。ハインリッヒはトリガーを握り、3,4本目の腕が生を得たように動き出す。


125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:29:21.61 ID:5ZcEz3TkO
支援

126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:29:42.10 ID:5ZcEz3TkO
支援

127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:29:45.37 ID:BJ6b96Nv0
支援

128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:30:02.32 ID:5ZcEz3TkO
支援

129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:30:22.82 ID:5ZcEz3TkO
支援

130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:30:43.57 ID:5ZcEz3TkO
支援

131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:31:03.85 ID:5ZcEz3TkO
支援

132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:31:24.64 ID:5ZcEz3TkO
支援

133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:31:44.53 ID:5ZcEz3TkO
支援

134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:32:05.49 ID:5ZcEz3TkO
支援

135 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:32:19.55 ID:aZiKgCjT0
(#メωФ)『防げるものなら防いでみろおぉぉぉぉ!!!!』

強烈なゴルフスイング。
そして、オペラの後方で縦に構えるVRのオオテンタ。

川 ゚ -゚)『これで……終わりだ!!!』
(#・(エ)・)『……甘いわ!!!!』

またも、槌の柄で、ロマネスクの槌矛を防ぐ。
そして、ハインリッヒが操る腕で、オオテンタを白羽鳥したのだ。

川;゚ -゚)『なっ!!!』
(;メωФ)『……くっ!!』

从#゚∀从『こんなもんじゃねーんだよ!!!!』

掴んだ刀を捻るようにして、VRごと地面に叩きつけると、後ろ手のまま指の第一関節が開き、バルカンが発射される。
致命傷にはならないが、蓄積されればダメージになるのはわかっていた。
クーはたまらず転がり、オオテンタを離したままその場を離れる。

震えるように、鍔迫り合いをしている槌と槌矛。
VPも、ここで引くわけにはいかないと、力比べになっていたが、そのVPに向かってもバルカンは発射される。


136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:32:26.98 ID:5ZcEz3TkO
支援

137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:33:24.00 ID:5ZcEz3TkO
支援

138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:33:47.78 ID:5ZcEz3TkO
支援

139 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:33:55.97 ID:aZiKgCjT0

(;メωФ)『ぐぅぅっ!!! ……だがっ!!!』

トリガーの側面にあるスイッチを押すと、VPの肋骨のようについていたニードルが、
オペラへと飛び出し、その内の一発が、オペラの前右腕を突き刺した。

(;・(エ)・)『!!!』
( メωФ)『VIPの砦と呼ばれた、この2CH-VPをなめてもらっては……!!』

ニードルを引っ込めて、右腕を槌から引き離すと、ミヨルニルを思い切り胸部へと押し当て、オペラを吹き飛ばした。
ニードルは釣り針のように変化しており、外れることも叶わず、吹き飛ぶオペラの機体と、前右腕は千切れてしまう。

大きく地面に叩きつけられるオペラ。

川 ゚ -゚)『なんと……!!』
( メωФ)『……困るんですよ。なめられては、終わりですからね』

その隙に、VRはオオテンタを拾い、再度構える。
VPも、一歩、また一歩と、倒れているオペラにミヨルニルを持ちながら近づく。



140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:34:11.23 ID:5ZcEz3TkO
支援

141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:34:32.89 ID:5ZcEz3TkO
支援

142 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:34:46.53 ID:aZiKgCjT0

(;・(エ)・)「くっ……!!不覚をとった」
从 ゚∀从「思ったより、奴らできるみたいですね。さすが、VIPと言うべきでしょうか」

立ち上がり、片手で槌を持つオペラ。
三本になった腕。
千切れた面からは、夥しいほどの火花が散っていた。

(・(エ)・)「だがな、最後に勝つものは、生に執着をし、粘り強く、意地汚い者だけだ」
从 ゚∀从「それは、わかっていますよ。大統領」

(・(エ)・)「さあ、ハインリッヒ。行くぞ」
从 ゚∀从「はい。どこまでもお供します」

クマーにも、クマーの正義がある。
ハインリッヒにも、ハインリッヒの正義がある。
もちろん、クーにも、ロマネスクにも、クックルにも、荒巻にも、ワタナベにも……ドクオにも。

戦争と言うのは、自我と自我のぶつかり合いなのだ。
理屈で丸めようとしても、とても収拾がつく物ではない。

その収拾をつけ、ねじ伏せるのが、力だ。
正義の元に、力を振るう者達。


143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:34:54.97 ID:5ZcEz3TkO
支援

144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:35:15.22 ID:5ZcEz3TkO
支援

145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:35:37.01 ID:5ZcEz3TkO
支援

146 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:35:46.71 ID:aZiKgCjT0

これが正しいか、と問われれば、正しいとは言い切れない。
では、その戦争を理屈で丸め込もうとして、時間がかかり、被害が広がってもいいのか?と言われれば、否定もできない。

答えが、無いのだ。
戦争とは、そういうもの。

その縮図が、今のこの三機に集約されている。
ある男の頼みを聞くために、人を殺そうとする男。
ある男を守るために、戦争を終わらせようと、人を殺そうとする女。
今の自分を守るために、戦争を終わらせまいとする、男と女。

全て、変わりの無い正義。
正義と言う言葉で片付いてしまうのだ。

人に否定される正義。
正義とは何か、正義とは正しい事を指しているのか、それすらも、もう今は闇に溶け込んでしまっている。

そんな事、わかりきっている者も、沢山いる。
だが、止めるわけにはいかないのだ。


147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:35:58.87 ID:5ZcEz3TkO
支援

148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:36:18.87 ID:5ZcEz3TkO
支援

149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:37:07.17 ID:5ZcEz3TkO
支援

150 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:37:10.18 ID:aZiKgCjT0

(#・(エ)・)『お前らごときに!!!!我が帝国を明け渡してなるものかぁぁぁぁ!!!!!』

強烈なスイングによる、槌の打撃。
VPの左腕、腰のニードルを巻き込み、機体をを砕く勢いで吹き飛ばした。

吹き飛ぶVPに追い討ちをかけるように放たれるバルカン。弾丸が地面と装甲を掠め取る。
反応しきれないほどの素早さでVRへと振り向き、突撃を始めるオペラ。

回避運動をとろうとしたが、先程のエネルギー集中の反動で、反応速度が著しく低下していた。
まともに機体を動かすことも出来ず、3,4の腕で胸の装甲と右腕を掴まれる。

(;メωФ)『ぐっ……げほっ!!!な、なんだあの速度……!!!』
川;゚ -゚)『……!!!くそう!!やはり試作プログラムを持ち出すべきではなかったか……!!』

ゴムが切れるように、右腕の回線が音を立て千切れて行く。
クーは何も出来ぬままに、右腕を毟り取られてしまった。

そのまま胸の装甲に指をひっかけられたまま、上空へと放り投げられると、
巨大なハンマーで、まるで野球のボールのように打ち抜かれてしまう。

煙を吐きながら、低い放物線を描き地面へとゴミのように落とされるVR。
この変化は、一体何が始まったのであろうか。
ただ分かる事は、二対一でも、勝利が危ういという事だけであった。

ロマネスクは損傷報告を急がせる。

――なんとか腕は動くようだが、もうそれほど期待できるものではない。
ニードルは左側が破壊されてしまった。


151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:38:30.11 ID:8mnIga1g0
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1186794572/l50
じゃあいまこれで日本は戦争中
現在日本2位

152 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:39:30.84 ID:aZiKgCjT0

(;メωФ)『……!!!』
(#・(エ)・)『どうしたというのだ!!?これで終わりなどと……ふざけたことは言わないであろう!!?』
从 ゚∀从『もう、降参したって、遅いぜ?』

クーは、口の中にじわりと滲んできた鉄の味を感じていた。
あの一連の動きだけで、これほどまでVRがやられてしまうとは……。
その鉄の苦い味と共に、さらに苦い悔しさが浮かび上がってくる。

負けて、なるものか――。

川 ゚ -゚)『ずっと、ずっとだ。私は戦場に身を置いてきた。その私が、死ねる場所は、只一つ』

川 ゚ -゚)『私が、殺されてもいいと思った相手との戦いの中だ』
(;メωФ)『……』

(・(エ)・)『それが、私だとでも言うのかね?』

川 ゚ -゚)『馬鹿げた事を言うな。お前など、器ですら無い。
     私が認めた男は、もうこの世にはいないのだよ。だから、私は死ぬわけにはいかない』

オオテンタを杖のようにして、VRは立ち上がる。
千切れた右腕が、どこか痛々しく見え、肩ごと抉られていた。

( メωФ)『……そうですね。死ぬわけにはいかないようです。
      戦争をするだけして、後の事は放っておく。そんな無責任な事はできません』

川 ゚ -゚)『私達は、この大陸の未来をいい方向へ向かうように指し示さなくてはならない』


153 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:42:01.52 ID:aZiKgCjT0

(#・(エ)・)『揃いも揃ってぬけぬけと……!!』

クーは、ロマネスクに通信を立ち上げる。

川 ゚ -゚)『もう一度、加速プログラムを入れる。私が突破口を開く。それを逃さず、奴のパイロットへその槌矛を突き刺してくれ』
(;メωФ)『だが……。そんな事ができるんですか?』

川 ゚ -゚)『できるさ』

( メωФ)『勝手に、死なないでくださいよ』
川 ゚ -゚)『死なない。ドクオと約束したからな。ブーンの墓を立てよう、と』

( メωФ)『安心しました。なら、お願いします。これが最後の攻撃です』

VRが、再度紅く染まる。
もう限界を迎えつつある駆動兵器の、最後の鳴動。
クーの目は、真っ直ぐ前方のオペラだけを見ていた。オペラの防御を切り崩せば、全て終わる。ただその一心で、睨む。

川 ゚ -゚)『クマー。お前の戦争は、これで終わる。野望も、何もかもだ』
(・(エ)・)『……お前にできるわけがなかろう。返り討ちにしてやろう』


154 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:43:15.44 ID:aZiKgCjT0

紅が、地面を吹き飛ばす勢いで駆け抜ける。
どこまでも駆けていけそうな脚は、空気の輪を消し飛ばし、地から空を制していた。

一瞬にして、クマーの前左腕を切り落とすVR。
悲鳴をあげている機体に構わずに、刃を切り返し、胸部に斬撃を叩き込んだ。
もちろん、腕を失くしたクマーに反撃の術は無く、ハインリッヒは反応できず……。

川 ゚ -゚)『終わりだと、言ったであろう。お前は、今……』
( メωФ)『……死ぬ!!!!約束、果たすぞ!!!見ていろフサギコ!!!』

(;・(エ)・)『まだだ!!!まだ終わりは……!!!』
从 ゚∀从『……けっ』

槌矛がオペラの胸部に思い切り突き刺さり、そのまま持ち上げる刺さったオペラごと持ち上げるVP。
両腕で支える事のできるギリギリの範囲。

ロマネスクは、この時を待っていた。

(#メωФ)『流動エネルギー……開放!!!!』

緑色の光が、オペラの中に広がる。
ミヨルニルの最終手段。充電した流動エネルギーを、矛先から開放。
強烈なエネルギーを生み出し、小規模超高エネルギー爆発を起こすことが出来るのだ。

そして、その淡い輝きは、オペラを包み込む。
連続して起きる小爆発は、止む事を知らず、オペラであった機体が消し炭のようになるまで続けられた――。


155 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:45:14.92 ID:aZiKgCjT0

ミヨルニルを支えていた両腕は、見るも無残なほどに壊れ、VPは沈黙する。

川 ゚ -゚)『……これで、終わりなんだな』
( メωФ)『はい。これで、終わりです』

作戦は、完了する。
残りは、ドクオとクックルが、ピチカートを制圧すれば、全てが終わりを告げる。

そして、時は少し遡る。

( ゚∋゚)『着弾確認。このまま首都へ進むぞ』
( ´ー`)『了解。積極的に責めて来てね。データを取るいい機会さ』

肩に背負っていたライフルを地面に捨てると、車輪を回し体制を低くする。
地響きのような音が周囲に響き、その轟音と共にセパタクロウは駆け出した。

ドクオは、雷鳴轟く最中のピチカート目掛け、巨大ミサイルを遠慮なく撃ち込む。
もう、できることをするしかない。
頭で考えに考え抜いた、答えの無い結論を胸の支えにして、撃ち続ける。

('A`)『……全弾着弾確認!!!』

12発全弾発射すると、先に出撃したセパタクロウを追うためにブーストを展開する。
森の木々を倒してステップを踏むと、大きく空へ飛び出した。
森林の向こうには、運河が見える。
今から戦場になろう場所は、これほどまでも綺麗なものだったのか。そのような事をドクオは考えた。


156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:45:15.27 ID:jgTDfzYo0
支援

157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:46:12.93 ID:5ZcEz3TkO
支援

158 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:46:17.16 ID:aZiKgCjT0

('A`)『クックル!!余り出過ぎるなよ!!』
( ゚∋゚)『ああ。わかっている。それとな、レーダーを見ろ。お客さんだ』
('A`)『……!?』

レーダーを見ると、スレスト湿地側から高速接近する熱源反応を感知していた。
ドクオは、このスピードに見覚えが無かったのだが、クックルには確かに見覚えがあった。

ツン。

間違いない。
あいつだ。

( ゚∋゚)『気をつけろ!!あいつは……強いぞ。認めたくは無いものだがな』
('A`)『……二対一で一気にかたをつければいい!!』

ブーストを調整し、VBLが向かってきている方向を向く。
セパタクロウは前進し、多方向からの攻撃を展開するようにした。少し湿っている土壌か、車輪が少し滑り気味に感じた。
あっという間にレーダーの距離は縮まり、クックルの目に、またあの青が映りこんだ。

( ゚∋゚)『……しつこい奴だ』
('A`)『あれが……VBL』

大きな翼を広げ、空に浮かぶ駆動兵器をまじまじと眺めるドクオ。


159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:46:33.00 ID:5ZcEz3TkO
支援

160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:46:53.69 ID:5ZcEz3TkO
支援

161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:47:13.92 ID:5ZcEz3TkO
支援

162 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:47:27.75 ID:aZiKgCjT0

ξ゚听)ξ『……どっち』
('A`)『……?』

ξ゚听)ξ『……どっちか、って聞いてるの。答えなさい』

何を言っているのだろう?
ドクオは、力無く空中に漂う駆動兵器から発せられる声に耳を傾けながらも、警戒を忘れない。
すると、クックルが口を開く。

( ゚∋゚)『俺だ。俺がやった』
ξ゚听)ξ『あんたじゃないのはわかってるわ。弱者は、引っ込んでなさい』

何を言っているのか把握できないドクオは、クックルへと通信を繋ぎ、何の事を問い詰めているのか聞いた。

('A`)『な、なんなんだ?何がやったやってないなんだ?』
( ゚∋゚)『お前にはまだ話していなかったな。あいつはツン。俺の兄妹。そして、フサギコの娘だ』
('A`)『……なるほど。あいつも敵討ちって奴なんだな』

( ゚∋゚)『察しがいいな。どうにかしてこいつを切り抜けないといかん』
('A`)『そうだな……』

クックルとの回線を切り、ドクオはCPUに何やら指示を始める。


163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:47:38.61 ID:5ZcEz3TkO
支援

164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:48:23.05 ID:5ZcEz3TkO
支援

165 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:48:29.70 ID:aZiKgCjT0

ξ゚听)ξ『……そこの黒い駆動兵器。あんたなの?答えなさい』
('A`)『そうだな……。俺っていったら、お前はどうするんだ?』
(;゚∋゚)『……なっ!!』

翼を大きく開き、アンブレラを全基VBに向けると、ツンは答える。

ξ゚听)ξ『殺すわ。遠慮無く、全力でね』
('A`)『そうか。じゃあ言うぜ……』

ドクオの左目に、スコープが降りてくる。
VBLをロックすると同時に、その言葉を口から放った。

('A`)『俺が、フサギコを……。お前の父親を、殺した』
ξ゚听)ξ『私、冷静を装ってるけど、本当に頭にきてるの……』

(#'A`)『……頭にきてんのは、俺も一緒なんだよ!!!!!!!!』
ξ#゚听)ξ『お父様が感じた怒り、痛み、屈辱……。全部、全部あんたに返してあげる!!!受け取りなさい!!!』

幾重にも束ねられた光線が、VBへと撃ち放たれる。
それに応戦するように、VBもスターマインを構え、ぶちかました。

空中にて接触し、大きな爆煙を上げる双方の攻撃。
横に長いその煙を掻き分けるかのよう二、VBが突進を図る。


166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:48:43.17 ID:5ZcEz3TkO
支援

167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:49:03.72 ID:5ZcEz3TkO
支援

168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:49:29.82 ID:5ZcEz3TkO
支援

169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:49:53.11 ID:5ZcEz3TkO
支援

170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:50:13.99 ID:5ZcEz3TkO
支援

171 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:51:11.52 ID:aZiKgCjT0

(#'A`)『俺も、お前と一緒で一番大切な人が、この戦争で死んでんだよ!!!』

フレキシブルアームを展開し、VBLの翼を掴もうとしたが、驚異的な加速力により避けられてしまう。
それにも構わずVBはブーストを展開し、追跡を行う。

ξ#゚听)ξ『ならあんたにも、この辛さはわかるでしょう!!!それがわかっていて、なぜ殺したの!!!』

接近してくるVBに構わずアンブレラを撃ちまくるも、巧みにかわされ命中しない。
ドクオは、フレキシブルアームの拳部分に仕込んでおいたカッツバルゲルを展開させると、一気に距離を詰める。

ξ;゚听)ξ『……っ!!!』
(#'A`)『クックル!!!後ろに回れ!!!』
(;゚∋゚)『……了解』

ドクオの豹変振りに戸惑いを隠せないクックルも、ブーストを展開し、VBのプレッシャーに物怖じしているVBLの背後をとろうと加速する。
空中では、光線が飛び交っている。まるで、大衆漫画の1シーンの様な場面が展開されていた。

(#'A`)「一発でもどこかに喰らえば……っ!!的になっちまう!!CPU!!”肩の”を出せ!!」
『了解。ショルダーカノン展開シマス』



172 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:52:07.18 ID:aZiKgCjT0

ξ#゚听)ξ『喰らえぇぇぇぇ!!!!』
(;'A`)『これを使うと、タネがバレちまうが……しょうがねぇ!!』

空中にて一瞬静止したVBを見逃さないツンの、全弾発射。
30を超える光の束が一つになり、ドクオが乗るコクピットへと突き刺さるかの様に飛び出した。

光が、黒の機体を飲み込む――。
まるで、巨大な運河から、河川へと枝分かれするかのように、巨大な光がVBを吹き飛ばした。
そう、ツンは確信していた。

だが、光の先にいたのは、紛れも無く消し飛ばしたはずの『黒』。
肩に二丁のビームカノンを、腰にはビーム粒子の散弾銃を構えていた。

(#'A`)『お前だけじゃ……ねぇんだよ!!!』

ξ;゚听)ξ『くっ……!!!』
( ゚∋゚)『ドクオ……』

バチバチと音を立てるその口径から放たれる青い光線が、広範囲に拡散する白い光の塊が、ツンの操るVBLへ向けて発射される。
発射の反動によって、VBが大きく体を仰け反らざるを得ないほどの高威力の圧縮光線がVBLに直撃した。
地面に叩きつけられる寸前に、ブーストを展開して直撃を逃れると、膝をついた体制で、すぐにVBLの方を向く。


173 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:54:11.93 ID:aZiKgCjT0

(;'A`)『俺が分解装置積んでいるかどうか、確認したのか……』
ξ゚听)ξ『……あなたより、何もかも上を行く私が、考えも無しに連発すると思ってたの?』

乗せられていたのは、俺の方か――。
ドクオは、自分が怒りに任せて、命を捨てるように行動していたのを後悔する。
やはり、事は勢いだけではうまくいかない。

( ゚∋゚)『余所見をしている暇は無いぞ……ツン!!!』

地面から、土煙を上げながらスライドをし、腕部ミサイルを放つクックル。
空に浮かぶVBLへと一直線に向かう4発のミサイルを、ツンは何てことも無く切り裂いた。
真っ二つに別れ、放物線を描きながらヒョロヒョロと飛び爆発する4発だったミサイル。

ミサイルを裂いたのは、三本ずつVBLの両脚に展開された爪。
その爪をクックルへ向け、威嚇する。

(;゚∋゚)『……っ』
ξ゚听)ξ『この前は、よくもやってくれたわねクックル。
      そこの黒いのに乗ってる奴はちょっと待ってなさい。そうね……2分ってとこかしら』

翼をたたみ、体勢を反転させると、クックルへ向かい急降下を始めるVBL。

ξ#゚听)ξ『……こいつを殺すのに1分もいらないから!!!』
(#'A`)『……させるかよ!!!』


174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:55:07.01 ID:XrIxu4Bj0
支援

175 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 21:55:37.10 ID:aZiKgCjT0

アンブレラを連射し、クックルの退路を狭める。
猛スピードでバックし、地面をえぐるような威力の光線を避けるクックルを、逃がすものかと距離を詰めるツン。

ξ#゚听)ξ『甘いのよ!!!』

光線による爆発で、視界が塞がれたセパタクロウの胸部を、思い切り爪で叩ききるVBL。
装甲板は一瞬にして真っ二つにされ、カノンの砲身も裂かれてしまった。

(;゚∋゚)『ぐぅぅ!!!』

苦し紛れにVBLの右脚を掴むも、一瞬にして切り裂かれてしまう。
あっという間に、セパタクロウの胸部と左腕は地面に落とされてしまった。

(#'A`)『おりゃあぁぁぁぁ!!!!』

クックルから気をそらせようと、ドクオは先程と同じ肩のビームカノンをがむしゃらに放つ。
それさえも、VBLがかざした翼のまだら目の模様に吸い込まれてしまい、何の効果も得られない。

(#'A`)『……ちくしょう!!!クックル!!!』
(;゚∋゚)『俺は大丈夫だ!!距離を開けて撃ちまくれ!!!』

(#'A`)『……そんな訳にもいかないだろ!!』


176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:56:38.55 ID:5ZcEz3TkO
支援

177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 21:57:20.84 ID:7mmvxhkS0
今日で終わりか支援

178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:00:30.66 ID:eVdfiiIzO
この作品大好きだ支援

179 :>>175訂正 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:00:35.08 ID:aZiKgCjT0

アンブレラを連射し、クックルの退路を狭める。
猛スピードでバックし、地面をえぐるような威力の光線を避けるクックルを、逃がすものかと距離を詰めるツン。

ξ#゚听)ξ『甘いのよ!!!』

光線による爆発で、視界が塞がれたセパタクロウの胸部を、思い切り爪で叩ききるVBL。
装甲板は一瞬にして真っ二つにされ、カノンの砲身も裂かれてしまった。

(;゚∋゚)『ぐぅぅ!!!』

苦し紛れにVBLの右脚を掴むも、一瞬にして切り裂かれてしまう。
あっという間に、セパタクロウの胸部と左腕は地面に落とされてしまった。

(#'A`)『おりゃあぁぁぁぁ!!!!』

クックルから気をそらせようと、ドクオは先程と同じ肩のビームカノンをがむしゃらに放つ。
それさえも、VBLがかざした翼のまだら目の模様に吸い込まれてしまい、何の効果も得られない。

ξ#゚听)ξ『大人しく……してろ!!!』

胸部のバルカン砲をドクオへ向けるツン。
容赦なく襲い掛かるその弾丸を、腕を交差させ何とか防ぎきると、VBLがこちらへと向かってきていた。


180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:01:09.13 ID:5ZcEz3TkO
支援

181 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:01:25.75 ID:aZiKgCjT0

ξ#゚听)ξ『死にたいなら……』

右脚の爪を大きく振りかざし、突進する勢いを足して踵落としを放つ。
即座にカッツバルゲルを爪にかち合わせ、防ぐドクオ。稲光のような火花が飛び散り、お互い力比べに持ち込んだ。

(;'A`)『……っ!!!』
ξ#゚听)ξ『死ねぇぇぇぇ!!!』

ドクオに気がいっている隙に、セパタクロウは後退する。
このまま背後を攻撃したいのだが、手負いのこの状況では難しい。

カノンもやられてしまっているし、もしやられていなかったとしても、
あの翼部分についている粒子分解装置を起動されてしまっては意味が無い。

(;゚∋゚)『……不覚を取った!!』
(;'A`)『と、とにかくNRPに戻れ!!』

(;゚∋゚)『もうレーダーが効いていない!!こうなったら……』

こうなったら、VBLの背後をとって攻め立てるしか無い。

先程の考えを撤廃し、車輪を回して、鍔迫り合いになっている二機の駆動兵器へと突進する。
警告音など無視して、そのままVBLへ強烈なタックルを浴びせる。


182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:01:29.76 ID:5ZcEz3TkO
支援

183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:01:33.67 ID:BJ6b96Nv0
支援

184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:01:49.86 ID:5ZcEz3TkO
支援

185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:02:12.59 ID:5ZcEz3TkO
支援

186 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:02:26.57 ID:aZiKgCjT0

火花を上げながら大きく吹き飛ぶVBL。
翼を開き、そのまま空中へと舞い上がると、地上にいる二機に光線を発射する。
VBが身を挺して、光線粒子を分解すると、その影から隠れてセパタクロウがミサイルを撃ち込んだ。

( ゚∋゚)『片腕でも、引けは取らんぞ!!!』
(;'A`)『クックル。言っとくけどこの粒子分解装置、2分に一回程度しか撃てないぞ……』

(;゚∋゚)『……散らばれ!!』

(;'A`)『言わんこっちゃない!!』

ξ#゚听)ξ『何ごちゃごちゃ言ってんのよ!!!』

緩いカーブを描きながら、ツンの周りを走るクックル操るセパタクロウに目掛け、アンブレラを撃ち込む。
まずセパタクロウに集中して攻撃をし、一機になってからVBを倒す。
こうするのが定石である。

が、余りにもあの黒いのが邪魔に感じたツンは、ある行動に出た。

ξ゚听)ξ『……CPU。独立プログラムをアンブレラに当てて、セパタクロウをロック。
      とりあえず45秒掃射し続けなさい。左翼は7番まで、セパタクロウの前方5m。
      8番から15番はセパタクロウ向かって右方向に。
      右翼7番まで、左翼7番までと対称に、8番からも同じく。着脱準備しなさい。それと、今打ち込んだプログラムを実行』

『プログラム読ミ込ミマシタ。了解。着脱開始シマス』


187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:02:39.71 ID:5ZcEz3TkO
支援

188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:03:14.15 ID:5ZcEz3TkO
支援

189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:03:37.72 ID:5ZcEz3TkO
支援

190 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:04:20.95 ID:aZiKgCjT0

――誰が、そう考えたであろうか。

ドクオと、クックルは驚きを隠せなかった。
目の前で、青く輝く翼と、青く輝く機体が、二つに分かれたのだ。

スルリと外れ、地に降り立った、翼を失くした『青』。
戦闘機のように形を変え、セパタクロウの上空を、隙を伺うように旋回する『青』。

二つの『青』が、ドクオとクックルを死に追いやろうと現れたのだ。
クックルは、その青を見上げる。

( ゚∋゚)『……さすが、と言うべきか……』

ドクオは、その青へ向かい、構える。

('A`)『分離するとは……予想外すぎるだろ』

ξ゚听)ξ『クックル。あんたは私の手のひらで踊らされるのよ。今からね』
( ゚∋゚)『……』

上空を旋回している青の戦闘機が、キッと動きを変え、
クックルへ向かい光線を発射するのと同時に、青の機体もブーストを展開し、土煙を上げながらVBへと走り出す。

ある球技のタックルのような姿勢で、ただ直線に進むVBLに物怖じしたか、ドクオは一歩下がってしまった。


191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:04:27.14 ID:5ZcEz3TkO
支援

192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:04:48.39 ID:5ZcEz3TkO
支援

193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:05:08.65 ID:5ZcEz3TkO
支援

194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:05:10.07 ID:VvyopmLm0
支援

wktk

195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:05:23.61 ID:IP3hs94Z0
Viperに大人気!純日本製戦争アクションオンラインTPSRPGファンタジーアクションR18エロゲ

VIPでFEZ
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1186834314/

というわけでこいつに投票しろはげ
http://www.gpara.com/special/event/ranking/ogranking07/index.php

196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:05:47.39 ID:5ZcEz3TkO
支援

197 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:05:51.63 ID:aZiKgCjT0

(;'A`)『……っ!!』

ドクオが驚いたのは、ただ真っ直ぐ突っ込んでくる事ではない。
今までとの戦闘スタイルが全く違うことに驚いたのだ。遠くから光線を的確に発射し、相手を撃ち抜くスタイルだと思っていた。

現に、ドクオは、駆動兵器を操る者には、その性格が大きく関わってくることを確信していた。
だが、今目の前に映っている光景は、その確信を打ち砕く物であった。

慌てて腰に装着したスターマインを取りはずし、ショットガンとして構えるも、その躊躇いが、撃つまでの時間を与えなかった。
右脚で薙ぐように、手に持ったスターマインの片方を切り裂かれ、小爆発を起こす。

空中を舞うように連続とした回し蹴りに翻弄され、防戦一方になる。
ドクオは、右腕のカッツバルゲルを再度展開し、突き刺し抉るようにVBLの胸部へと突き出す。

(#'A`)『……ちくしょう!!!!』
ξ#゚听)ξ『遅いのよ!!あんたはぁぁぁ!!!』

フレキシブルアームを掴まれ、攻撃を止められるドクオ。
ツンはそのまま、懐へと潜り込むと、VBを背負うようにして放り投げる。


198 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:07:31.37 ID:aZiKgCjT0

景色が一転し、地面に強く叩きつけられ、何が起こったのかわからないドクオ。
そこへ、踵の部分にあたる爪を展開し、胸部へと思い切り踏みつける要領で突き刺す。

少し左に逸れたか、わき腹の部分を貫通。
刺された部分は火花を拭き、装甲にコゲ目を付ける。

ξ゚听)ξ『何回耐えられるかしら……?』
(;'A`)『ぐっ……らぁぁ!!』

再度振り下ろされる踵の爪。

それを見切ったかのように、脚を掴むと、ブーストを急展開し、地面を擦りながら加速を始めるVB。
脚を掬われ、地面に尻餅をついたような体制になるVBL。

ξ;゚听)ξ『……っ!!』
(;'A`)『ブーンにもらった腕、なめるなよ!!!』

バチン!
大きな音を立ててフレキシブルアームのロックを外すと、ブーストの勢いを維持したまま、砲丸投げのようにVBLを放り投げる。
と言っても、掴んだ手は放さない。フレキシブルアームの伸縮性を利用して、何度も何度も引きずり回し、地面へとVBLを叩きつける。


199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:09:17.74 ID:5ZcEz3TkO
支援

200 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:09:51.34 ID:aZiKgCjT0

(#'A`)『おぉらぁぁぁぁぁぁ!!!!』
ξ; )ξ『……っ!!!』

地面に大きく皹を入れ、めり込むVBL。
そのままフレキシブルアームを元に戻し、VBLを近くへと引き寄せると、カッツバルゲルを左腕で構える。

(#'A`)『くらぇぇぇぇ!!!』

カッツバルゲルが、深く腹部分に突き刺さり、刺さった断面が勢いよく沸騰し、溶け出す。
火花と、化学反応を起こした煙が勢い欲噴出す。

ξ#゚听)ξ『……なめないでよ!!!』

両手を頭部の上で組み、ハンマーパンチの要領でVBの頭部へと振り下ろす。
メインカメラにぶち当たり、大きく視界が揺れるドクオ。
しかし、ここで離す訳にもいかない。
刺さったカッツバルゲルをより深く刺し込もうとまた一歩踏み込む。金切り声のような音を立てて、ぐいぐいと刃が減り込む。

(;'A`)『止まれ……!!!止まれぇぇぇ!!!』

(;゚∋゚)『くそっ!!!なんだこいつは……!!』

避けても避けても、ぴったりとセパタクロウの動きに合わせて放たれる光線。
ミサイルを放ち、沈めようとするも、高速旋回でかわされる。
クックルは、認めたくは無いが、手のひらで踊らされているような、そんな感覚に支配されつつあった。


201 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:11:48.60 ID:aZiKgCjT0

(;゚∋゚)『ただの戦闘機一機!!手負いでも何という事は……!!』

口でそうは言えても、なぜか打つ手打つ手を封じられる状況。
次々と地面を追いかけるようにして襲い掛かる光線を、車輪を駆使しながら避けるセパタクロウ。

(;゚∋゚)(避けるのも……計算されているのか?どこまで読めるんだアイツは……)

そう考えた瞬間に、打ち抜かれる右脚関節部。
膝をつくと同時に、何十本もの光線が、一斉にクックルへと向けられる。

(;゚∋゚)『……!!!』

咄嗟の判断であった。

自分のミサイルを、左腕を地面に刺し、格納されたミサイルを使い、腕を犠牲にして爆発させる。
その爆風で光線を打ち消したのだ。

両腕が吹き飛び、右脚を打ち抜かれ、何も出来ずにその場に沈黙するセパタクロウ。

もう次は避けることが出来ない――。


202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:12:00.92 ID:5ZcEz3TkO
支援

203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:12:21.51 ID:5ZcEz3TkO
支援

204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:12:41.88 ID:5ZcEz3TkO
支援

205 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:12:43.12 ID:aZiKgCjT0

(#'A`)『おらぁぁぁ!!!』

刃を、徐々に上へとスライドさせて行く。

コクピットごと真っ二つにしてやれば、確実に止まる――!!!
それを防ごうと、ハンマーパンチを何発も繰り出すVBL。

ξ;゚听)ξ(……接近戦に持ち込んだのがまずかったわね……)

頭部を完全に破壊すると、VBのメインカメラは機能しなくなった。
グシャグシャになった頭部を、さらに叩く。

ξ#゚听)ξ『これで……!!!:』

右腕を急に上へと翳し、手刀を作ると、破壊された頭部に、思い切りそれを突き刺した。
一気に手刀が減り込む。

そう。ツンの狙いは――。

ξ#゚听)ξ『直接!!!殺す!!!』

コクピット。
先程までのハンマーパンチは、直接攻撃する為の突破口を開くためのものであったのだ。
そして、ドクオの眼前に現れたのは、巨大な駆動兵器の、指。


206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:13:05.64 ID:5ZcEz3TkO
支援

207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:13:33.82 ID:5ZcEz3TkO
支援

208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:13:54.48 ID:5ZcEz3TkO
支援

209 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:14:01.45 ID:aZiKgCjT0

(;'A`)『……うわあああ!!!!!!!』

指を曲げられでもしたら、死ぬ。
腕を少しでも動かされれば、死ぬ。

死が頭を巡り、ドクオに恐怖を植えつける。
あの時は、死んで楽になろうと思っていた自分は、どこへ行ったのであろうか。
もし今、自爆装置を起動すれば、きっと楽になれる。
ブーンの元へ行けば、きっと楽になると思っていた自分はどこへ行ったのか。

そんな自分に、嫌気がさした。

そして、その心境の変化は、危機的状況に置かれたドクオを大きく変える。

(;'A`)『……おらぁぁぁ!!!!!』

カッツバルゲルを抜き、両腕を自分の胸部へとやると、勢いよく装甲を引き剥がすドクオ。
鉄片や、コードが飛び散り、そのままブーストを使い後退する。
突き刺した腕を取り除くための、ドクオが考えた唯一の案であった。

ξ;゚听)ξ『なっ……!!自分で自分の装甲板を……!!?』
(#'A`)『喰らえぇぇっぇぇぇぇ!!!!』

余りにも予想外な行動であった為、ツンに隙が生まれ、動きが一瞬止まる。
仰け反ったままの体制。
ちぎった装甲板を、そのままツンへ――振り下ろした。


210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:14:30.05 ID:5ZcEz3TkO
支援

211 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:15:14.31 ID:aZiKgCjT0

ヴィプクロメタリウムの固さは、駆動兵器にて実証されている。
振り下ろされた装甲板は、VBLの右肩に減り込み、そのままVBLごと地面へと伏せ倒した。
コクピットが剥き出しになり、ドクオは肉眼でツンの操るVBLを見る。

ξ )ξ『……くそっ……』

荒野に吹く風がドクオの、無意識に流れていた涙で濡れた頬を冷たく撫でる。
そのまま倒れこむように、VBLのコクピットへとカッツバルゲルを突き刺すドクオ。


(;A;)『……ブーン!!!見てるか!!!!
   これが俺の……俺の出した答えだ!!!
   何があっても、生きて……生きて……!!』


何度も、何度も。
VBLが動きを止めているのにも関わらず、突き刺し続ける。
動く可能性がある限り、突き刺し続ける。


(;A;)『お前のいない世界を……生きて……!!!お前が見れなかった世界を……!!!』



最後の――。


一刺し。


212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:16:34.30 ID:5ZcEz3TkO
支援

213 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:16:56.24 ID:aZiKgCjT0

(;゚∋゚)「……。助かった……のか?」

急に力を失くし、墜落する『青』の戦闘機。
クックルを生かそうとしたのは、ドクオの執念か。それとも運命であったのか。

(;A:)『全部……!!!見てきてやる!!!だから、待ってろ……ブーン……。土産話、沢山してやるから……』

そして、動かなくなった駆動兵器。
ツンは死に、フサギコの残した怨恨は消え、ドクオは戦争の終結の前に、己の戦争の終局の意味を知った――。
だが、まだ終わりではない。
全てを終わらせるのは、もうすぐ先である。

(;A;)『墓を……墓を立ててやれる……。すぐに立ててやるから……もう少しだけ、もう少しだけ待ってくれ……』

( ゚∋゚)『ドクオ……。後は、クマーだけだ。急ごう……と言いたいのだが』
('A`)『……ぐすっ。ああ、もう動けねぇや』

( ゚∋゚)『俺もだ。戦争の終局を祈って、見守っている事しか、できないようだな』

('A`)『……戦争は、そんなもんだ。自分の知らないところで動いて、自分の知らないところで型がつくものだと、俺は思ってるよ』


214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:16:59.11 ID:5ZcEz3TkO
支援

215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:17:56.56 ID:5ZcEz3TkO
支援

216 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:18:15.55 ID:aZiKgCjT0

二人は、動かぬ駆動兵器から降りて、風がきつく吹きすさぶ荒野へと立ち尽くす。
爆発が起こり、銃声が聞こえる。
だが、どこか落ち着いた空気が漂い、ドクオ達に安心感を与えた。

川 ゚ -゚)『こちら、クー。フサギコの撃破に成功。応答を願う』

('A`)『こちらドクオ。想定外の駆動兵器と戦闘の末、勝利。
   ですが、こちら二名負傷。ピチカートの制圧確認までは……、いけそうにもないです。すいません』

川 ゚ -゚)『ならば、私が行こう。かろうじて動ける。もうすぐ索敵妨害が解ける頃だ。もう少しの我慢だな』
('A`)『戦争は、終わったんですか?』
川 ゚ -゚)『ああ。終わったよ。それと……』

('A`)『……それと?なんですか?』
川 ゚ -゚)『自爆装置、使わなかったんだな。よく、頑張った』
('A`)『……。知ってたんですか』

川 ゚ -゚)『ああ。その時に止める事の出来なかった私を、許してはくれるか?』
('A`)『許すも何も……。もう、あんな事はしません。こんなに早く行けば、やっぱブーンに怒られそうで』
川 ゚ -゚)『……そうだな。ブーンの分まで、生きて行こう』

('A`)『……はい!』


音を立てることもなく、俺の戦争は、終わった――。


( ^ω^)は駆動兵器を操るようです 第32話『アイアン・ハート』 完 


217 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:18:51.68 ID:aZiKgCjT0
というわけで32話終了です。
少し間を置いてから最終話投下させていただきます。
あともう少しですが、お付き合いください。

218 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:19:12.75 ID:WSBCbyU/0
フサギコじゃなくてクマーじゃないのか?

ともあれ支援

219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:19:38.30 ID:mIELijgd0
えーっと以前描いたモノの直しと新しく描いてたモノです

2CH-VB http://boonpict.run.buttobi.net/cgi-bin/up/src/boonpic_0813.jpg
2CH-VG http://boonpict.run.buttobi.net/cgi-bin/up/src/boonpic_0814.jpg
2CH-VR http://boonpict.run.buttobi.net/cgi-bin/up/src/boonpic_0815.jpg
カンダタゴロシ http://boonpict.run.buttobi.net/cgi-bin/up/src/boonpic_0812.jpg
セパタクロウ http://boonpict.run.buttobi.net/cgi-bin/up/src/boonpic_0817.jpg

以下激しく途中
オペラ http://boonpict.run.buttobi.net/cgi-bin/up/src/boonpic_0816.jpg
2CH-VP http://boonpict.run.buttobi.net/cgi-bin/up/src/boonpic_0818.jpg
2CH-VBL http://boonpict.run.buttobi.net/cgi-bin/up/src/boonpic_0819.jpg


RをGをもっと似せようと思ってたけどあんまり似なかった。
でも骨格とか足パーツは完全に共通です。上からなぞって描いたから間違いないっす
セパタクロウの絵がオムさんにあるの気付かなくて足パーツが…


あとPとBLは…また描き直してきます



220 :訂正 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:20:10.63 ID:aZiKgCjT0
二人は、動かぬ駆動兵器から降りて、風がきつく吹きすさぶ荒野へと立ち尽くす。
爆発が起こり、銃声が聞こえる。
だが、どこか落ち着いた空気が漂い、ドクオ達に安心感を与えた。

川 ゚ -゚)『こちら、クー。クマーの撃破に成功。応答を願う』

('A`)『こちらドクオ。想定外の駆動兵器と戦闘の末、勝利。
   ですが、こちら二名負傷。ピチカートの制圧確認までは……、いけそうにもないです。すいません』

川 ゚ -゚)『ならば、私が行こう。かろうじて動ける。もうすぐ索敵妨害が解ける頃だ。もう少しの我慢だな』
('A`)『戦争は、終わったんですか?』
川 ゚ -゚)『ああ。終わったよ。それと……』

('A`)『……それと?なんですか?』
川 ゚ -゚)『自爆装置、使わなかったんだな。よく、頑張った』
('A`)『……。知ってたんですか』

川 ゚ -゚)『ああ。その時に止める事の出来なかった私を、許してはくれるか?』
('A`)『許すも何も……。もう、あんな事はしません。こんなに早く行けば、やっぱブーンに怒られそうで』
川 ゚ -゚)『……そうだな。ブーンの分まで、生きて行こう』

('A`)『……はい!』


音を立てることもなく、俺の戦争は、終わった――。

221 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:21:32.50 ID:pijJQfVd0
絵も書いてこれだけの速筆かよwww
書き溜めしまくってたのか?

222 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:21:51.72 ID:aZiKgCjT0
>>218

指摘ありがとうございます。


>>219

!!!
こんなにたくさん書いてもらえるなんて……。
本気で目頭が熱くなってます……

セパタクロウは、>>219さんが書いている方がイメージに近いかと
僕はほっそい体しか書けないので。。


223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:22:55.30 ID:pijJQfVd0
>>219
ああ別の人か驚いた

224 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:23:46.48 ID:aZiKgCjT0
では、最終話をひっそりと投下し、駆動兵器を終了したいと思います。

225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:24:34.91 ID:T2AMZqZs0
wktk支援

226 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:25:09.82 ID:aZiKgCjT0

 『ブーンは、駆動兵器に乗るお』
           『悔しさを、嘲笑を、叱咤を……全部、体に受けて生涯を暮らせお』

   『悔しさは、無いのかお?』
                     『空を……走るお。どこまでも』


『それでも、答えが出なくて……出なくて』

男は、言った。
戦争は、人間が避ける事のできない性であると。


男は、言った。
自分が守るべきものは、国よりも、愛する人だと。




( ^ω^)は駆動兵器を操るようです 最終話 『風と共に歩む男、ドクオ』


227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:25:36.09 ID:7mmvxhkS0
どきどきしてきた支援

228 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:26:46.13 ID:aZiKgCjT0

――あれから、4ヶ月も経った。
本当に、あっという間であった。あの後、ピチカートは荒巻博士達によって制圧され、帝国領はおちた。
そして、VIP内部では、フサギコの不信。そして死によって起きた兵士達の暴動により、事実上の空中分解。

それを丸め込み、平和的解決をさせたのが、あのミルナ元国民代表と、ジョルジュであった。

そこからは、驚異的交渉速度で、四つの国。
ニーソク国、VIP、ν帝国、ラウンジ共和国を一つにする案が纏める作業が進められる。

さすがに、四国を一つにするのには時間がかかるらしく、まだ草案が作られている途中、らしい。

俺は、あの戦いが終わってから、駆動兵器に乗ることを止めた。
いや、乗れと言われればまた乗るだろう。

だけど今は、そんな気分じゃない。
落ち着きつつあるこの大陸の風を感じて、気ままに生きたかった。

今俺は、スレスト湿地にいる。
そう、みんなも一緒だ。

ブーンの墓を立てる事を打ち明けると、みんな賛同してくれた。
あいつは、本当に皆に愛されているんだな。


229 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:27:29.77 ID:aZiKgCjT0

('A`)「ここ、ですね」
/ ,' 3「ああ。間違いないぞい」

クックルがNRPから、石版を降ろして持ってくる。
そこには、ブーンの名前がしっかりと刻まれていた。

( ゚∋゚)「ここでいいのか?」
('A`)「おう。よろしくたのむぜ」

( ゚∀゚)「それにしても……。お前かっこよくなったな!!」

('A`)「うるせーよ。お前だって、四国草案を纏める立場まで上り詰めやがって……。いいもん喰ってるんじゃねーのか?」
(;゚∀゚)「馬鹿野郎!あんなの頭ばっか使ってもうクタクタだっての……。もうミルナにまかせっきりだよ」

(;゚д゚ )「……はぁ」

(´・ω・`)「まぁまぁ」
( <●><●>)「今は反乱分子も少ないんです。ゆっくり焦らず行けばいいとおもうんです」
@^0^@)/「焦らずゆっくりね!!」

みんなでわいわいと騒ぐ。
こんなのはいつぶりだろうか……。


230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:27:59.35 ID:WSBCbyU/0
しえん

231 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:29:44.91 ID:aZiKgCjT0

(;゚∋゚)「おい!!お前ら男は早く手伝え!!」
(;メωФ)「そうですよ!ほら、これ重いんですよ……」
(;'A`)「な、なんでこんなにデカいんだよ……」

( ゚∀゚)「やっぱり男はでっかく最期を飾りてぇだろ!?ブーンもそうさ!!でっけぇ墓のが気持ちよく眠れるってもんだよ!!」
(´・ω・`)「そ、そういうものかな」

6人程で墓石を、地面に型を取った場所へはめ込む。隙間を土で埋めると、各々持ってきた供物を置く。

从'ー'从「じゃあ、ドクオさんから」
('A`)「え?俺ですか?ワタナベさんこそ、ブーンの嫁さんなんだから……」
从'ー'从「いいんですよ。それに、ブーンさんだってそっちの方が喜びます」

強引に墓石の前にやられる。
いざ、こうなってしまうと、何を言っていいのかわからなくなってしまった。


こ、こういうのは気持ちだよな!


232 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:30:11.28 ID:VvyopmLm0
最終話期待支援

少し早いけどお疲れさまです

233 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:30:32.23 ID:aZiKgCjT0

('A`)「えっと……」

ブーン。
お前といた、五年。
楽しかったぜ。

('A`)「ブーン。これからも、お前は俺達と一緒だ」

お前を駆動兵器に乗せちまったのは、素直に謝る、スマン。
何回謝っても、許してくれねぇんだろうけど、謝れと言うなら、何度でも、何時でも、何処でも、言わせてもらうよ。

('A`)「いつそっちに行くかはわかんねぇ。でも、待っててくれよ。楽しみなんだ。お前のいつも見せる馬鹿みてぇな笑顔」

花束を添えると、ドクオは墓石の前から退く。
湿地なのに、今日は太陽がよく見える。綺麗な青空に、白い花が映えていた。


234 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:30:34.24 ID:WSBCbyU/0
支援


そうか、最後か……

235 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:32:34.21 ID:aZiKgCjT0

从'ー'从「ブーンさん。あなたは、今私達を見てくれていますか?
     よかったら、守っていてください。あなたから授かった命が、私のお腹にいます。
     名前、いいのがあったら、夢の中に出てきて、こっそり教えてください……」

川 ゚ -゚)「お前と共に戦った事は、絶対に忘れはしないぞ。安心しろ。お前の子供と仲間は私が守る」

( ゚∀゚)「先に行っちまうなんて、水臭いぜ?でもよ、お前が先に行っても、俺達は絶対追いつくんだ。だから……待ってろ」

( ゚∋゚)「お前に、一つ言いたい言葉があったんだ。今、言わせてもらう……。兄弟、お前の分まで生きるからな」

一人、また一人と、ブーンへの思いのたけを告げて、花束を添えていく。
そして、最後のショボンが言い終えて、花束で一杯になったその時。






風が、吹いた――。






236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:33:38.00 ID:NoT8fEjn0
支援

237 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:34:15.58 ID:aZiKgCjT0

('A`)「……ブーン……」

人は、死を乗り越えて強くなる。
ブーンは、沢山の人に、生きる強さを教えたのだ。
皆の目に流れた涙は、いつか大海へと注ぐ水の流れへとなろう。
風が、それをいつでも教えてくれる。

( ^ω^)『僕がいなくても、ドクオはドクオとして生きるといいお!それが……答えだお!!』
('A`)『……そういうもんかね。全くお前は、突然現れやがって……って、もういねえんだろうな』


('A`)「じゃあ、戻りましょう。大陸を、いい道に運ぶんです。風に乗せて――」
( ゚∀゚)「いい事言うじゃねえか!!お前こそ、新しい国の長に向いてるかもな!!」

川 ゚ -゚)「それもいいかもしれないな、ドクオ」
(;'A`)「勘弁してくださいって……」


風が、ブーンが、俺の行く道を指し示してくれる。
迷うことなんてねぇや。

前に歩こう、お前が一緒なら、大丈夫さ。



( ^ω^)は駆動兵器を操るようです 第3部『悲愴編』 最終話「風と共に歩む男、ドクオ」 完


( ^ω^)は駆動兵器を操るようです 完結

238 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:34:56.76 ID:NoT8fEjn0
乙!!

239 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:35:07.06 ID:pijJQfVd0
乙!!!

240 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:36:36.39 ID:hiU5leq+0
お疲れ様でした

http://boonpict.run.buttobi.net/cgi-bin/up/src/boonpic_0822.jpg

241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:36:36.85 ID:WSBCbyU/0
3ヶ月間、本当に御疲れ様でした

次回作に期待してるぜ……!

242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:36:41.24 ID:7mmvxhkS0
乙!

243 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:36:43.83 ID:aZiKgCjT0

えっと、以上で三ヶ月ほど書かせていただいた『( ^ω^)は駆動兵器を操るようです』を完結しました。

長い間、僕の作品に支援や乙をしていただいた読者の方々。
素敵な絵を描いていただいた絵師の方々。

本当にいくら感謝の言葉を言っても足りないです。
足りない分は、これからもブーン小説を書かせてもらうということで、勝手に償わせていただこうかと……。


後は、キャラテンプレを投下して、本当に終了です。

ありがとうございました!!!

244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:38:00.12 ID:T2AMZqZs0
乙! 最終回は現行で読めて良かったです。

絵師の方、途中の絵も保管していいのでしょうか?

245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:38:21.78 ID:1+2qzrFn0
乙!

246 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:38:41.06 ID:aZiKgCjT0
その後のキャラテンプレ


('A`) ドクオ。 ブーンを追いかけて戦争を戦い抜いた、駆動兵器2CH-VBを操っていた兵士。
    4国が統一されることになる7年後、本人は嫌々ながら統一軍の幹部に就任する。全く浮いた話は無い。戦争終結時は22歳。

( ゚∋゚) クックル。 戦争の終結後、シラネーヨの元で研究員として働く。
     居場所があれば、それでいいらしい。後に軍の教官として就任する。戦争終結時は7歳(肉体年齢は25歳前後)。

从'ー'从 ワタナベ。 ブーンの墓を立てた後、子供を出産。それを期にNRPから降りる。
      子供の名前は、ブン。元気な男の子として、すくすく育っている。戦争終結時は21歳。

川 ゚ -゚) クー。 試験管人間である事を自覚しながら、戦争をする事に快感を覚えていた元VIP軍少尉。
     ブーンのひたむきな態度、ドクオの強さに胸をうたれ、四国統一を目指す戦いに身を投じた。
     戦争終結後も、そのまま軍に所属し、反政府ゲリラ等を叩き潰す為に前線に出る。戦争終結時は7歳(肉体年齢は24歳前後)。

( メωФ) ロマネスク。 戦争終結後から、荒巻と共に四国統一草案製作に携わる。
       統一後は、荒巻と共に研究所に篭り、駆動兵器の新たな可能性を求め研究を進める。戦争終結時は27歳。


247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:39:48.61 ID:AT9yHHBSO
お疲れ様でした
毎回楽しんで読ましていただきました
次回作に期待します(-ε-)

248 :作者 ◆Cy/9gwA.RE :2007/08/11(土) 22:40:27.32 ID:aZiKgCjT0

/ ,' 3 荒巻スカルチノフ。 上の通り、草案製作に携わった後、研究所長として生涯を過ごす。
    ちなみに、戦争終結時の年齢は63歳。

(´・ω・`) ショボン。 VIPを乗っ取ろうと画策している内に、大きな戦乱に巻き込まれた元VIP軍二等兵。
      戦争が終わりを告げた後、情報戦に優れる所が評価され、後に作られる統一国の情報部幹部へと就任した。
      戦争終結時の年齢は24歳。

( <●><●>) ワカッテマス。 クックルに助けられた恩として、この戦いに身を投じた元情報二部所属の兵士。
         どこで身に着けたのかわからないその情報スキルには、クックルも驚きを隠せなかった。
         軍部に所属することを拒み、戦争終結後は、町の修理屋を営む。戦争終結時は23歳。

( ´ー`) シラネーヨ。 国の事より自分の事が大事。と強く言い切る酔狂な科学者。
      抵抗しても逃げられない、と観念し関与していった。戦争などよりも、
      自分の知識の充実を図るその姿勢から、荒巻、ロマネスクと共に研究所に就くことになる。戦争終結時は33歳。

( ゚∀゚) ジョルジュ。 乳が好きで、女が少ない軍にうんざりしながらも、
             戦争に身を投じていた元VIP二等兵。四国草案の製作を提案したのはこの男。
             意外にも切れ者で、後々軍の中枢部に入っていくことになる。戦争終結時の年齢は21歳。
             後に結婚し、4男3女という大家族を築く。

( ゚д゚ ) ミルナ。 元アンカーズ、元国民代表、そして元VIP軍二等兵。
     戦争を勃発させてしまった責任として、軍に身を置く。そこでジョルジュと出会い、共に戦っていた。
     戦争終結後、ジョルジュとともに草案を立ち上げる。統一国成立後、初の大統領として就任する。戦争終結時は28歳。

( ^ω^) ブーン。 この話の主人公。
      試験管人間という事を死ぬまで知らず、戦闘中に暴走してしまい、制御できずに愛国心が大きく増長され、
      身を挺して核ミサイルを受け止め死亡する。どこまでも、真っ直ぐ前を見て、悪いことは放っておけない人間。
      死亡時は6歳(肉体年齢は21歳前後)。


249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:43:38.80 ID:aZiKgCjT0
>>240
ありがとうございます!!
最後に皆さんにもらう言葉一つ一つが心になんというかこうなんか染みます。


今後の予定ですが、自己満足合作に参加しているので、そっちの方が書き終わるまでは合作に集中させていただきます。
その間にも、ロマネスクの浪漫堂をちょこちょこ投下できたらいいな、と思っています。


では、スレが落ちるまではここに張り付こうと思っているので、質問がありましたら遠慮なくお願いします。

250 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:43:52.99 ID:XrIxu4Bj0
乙〜!

251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:44:33.88 ID:gADc2HwgO
作者 乙

252 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:45:00.98 ID:7mmvxhkS0
ロマネスクのほうも期待してるよ

ほんとに乙でした

253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:45:06.52 ID:ID76iXeF0
次回作にwktk

254 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:45:33.43 ID:WSBCbyU/0
ロボットの戦闘描写を書く際に何か参考にしてる物、本とかあったら教えて欲しいんだぜ

255 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:45:46.52 ID:1+2qzrFn0
毎回一番楽しみだったよ。本当に乙でした。

ロマネスク応援してるぞ!合作もがんがれ!



256 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:46:00.96 ID:i87/77+j0
乙!

257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:46:50.36 ID:BJ6b96Nv0
超乙!!!!!!!!!

258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:47:19.61 ID:eOtW9J2sO
>>1
お疲れ様!!
次回作にも期待させてもらいます!

259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:49:25.30 ID:aZiKgCjT0
>>254

ロボットの戦闘描写は、できるだけ人間臭く書こうとしてます。
参考にしている活字等は無いですが、やっぱり子供の頃からロボットアニメを見て育ったのがどっかで影響しているのかもしれません。



260 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:50:26.10 ID:pijJQfVd0
浪漫堂の人だったんか!

261 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:51:03.50 ID:WSBCbyU/0
>>259
なるほど、ありがとう

そして改めて乙

262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:51:45.82 ID:mIELijgd0
おつかれさまです。
駆動兵器全部描いてみる!って勝手に意気込んでたんですが、作者の執筆スピ―ドが予想外すぎて負けました。

>>244
と・・・途中でよろしければ

今から最終話読み直して描いてみますが、間に合わなかったら総合かオムさんの掲示板に上げます。

メカ描くのって楽しいけどムズいですね


263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:52:27.46 ID:aZiKgCjT0
>>260

浪漫堂は超不定期でまとめも無いので覚えてくれる方がいて本当に嬉しいですww
他は、現行に疲れて書いた短編『( ^ω^)を愛した川 ゚ -゚)のようです』というのが蛇屋さんにまとめられています。

お時間があれば読んでみて下さい。。

264 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:54:25.70 ID:aZiKgCjT0
>>262
いえいえ!!
こうやって最後まで書ききる事が出来たのも、絵師さんに書いてもらえるのが嬉しかったり、毎回乙がもらえるのが楽しみで出来たものです。

僕ももっと練習してうまくかけるようにしたいものです。

265 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:54:52.13 ID:T2AMZqZs0
>>262
レスありがとうです。
途中のものもオムライスに載せておきますので、完成した際に何かしら連絡もらえると嬉しいです。

266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 22:59:08.73 ID:eVdfiiIzO
作者さん乙です!数あるブーン小説の中でも最も投下をwktkしながら待っていた作品の一つでした。
最後に>>1さんが最も影響を受けたロボアニメを教えてもらえませんか?

267 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 23:01:45.65 ID:BWh11HW50
超乙!!!

268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 23:02:20.66 ID:aZiKgCjT0
>>266
もっとも影響……ですか。
本当に大好きで、小学校からずっと見ていたのがメダロットでしたね。
ボンボンっ子だったこともあったんでしょうけど。

駆動兵器とは全然違いますねww



269 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 23:04:30.94 ID:WFR1qquEO
乙です
>>240はナギさんだよなコレ
いっぱい描いてた人は正義のヒーローの描いてる人?
イイナァ頑張ってるなぁ

270 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 23:13:49.82 ID:WFR1qquEO


271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/11(土) 23:17:52.30 ID:4uwNKdI3O
今読み終わった、作者乙!!最終話でやっとリアル遭遇できて嬉しかったよ。次回作もwktkして待ってるよ!!

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