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( ^ω^)は綺麗な街に住んでいるようです

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 19:33:14.34 ID:pIvl3DWs0
まとめ様http://vip.main.jp/284-top.html

今日はインタールードと
第3章「Tomorrow Never Knows」より
第15話、第16話を投下させていただきます。

2 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 19:33:48.01 ID:pIvl3DWs0
とりてす

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 19:33:52.55 ID:kLSTrkf+0
あほやねが2Get

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 19:34:02.89 ID:si+BFOjNO
ktkr

5 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 19:34:49.13 ID:pIvl3DWs0
インタールード

/ ,' 3「うーん、そろそろ8月も終わりか……」

今日もいつも通り、正午の女神像公園の一角のベンチにて
コンビニで買った紙パックの烏龍茶を飲みながら、
まったりと1人で寛いでいた。
この場所は後ろに植えられているケヤキが見事、日除けとなっているため、
清々しく過ごすことが出来る。

日陰から見る 日の当たる世界は、大変美しい。
毎度毎度、そんな感想が頭に過ぎる。

かんかん照りの中、眩しく輝く水飛沫を上げるはずの噴水が
今日は動いていない。
中央にある女神像を数人の業者らしき男達が磨き上げているせいだろう。

/ ,' 3「……ふぅ。バルケンさんは何処へ行ったのやら……」

ここ最近、バルケンさんの姿を見ない。
老人会の皆に聞いても、誰も知らぬと言う。
一体、どうしたものか。

/ ,' 3「兄者さん達に今度聞いてみるかのぉ……」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 19:35:03.27 ID:ZWvEBJnC0
ktkrしえん

7 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 19:37:12.72 ID:pIvl3DWs0
よっこいしょ、と腰を上げて 公園を後にする。
途中すれ違う高校生らしき若者の集団のはしゃぎ様が気になったが
この老体で注意するのは少し気が引けてしまう。
バルケンさんなら、構わず怒鳴り散らすだろうが…………。
そう考えながら公園を出ると、 ふと 目を引く光景が映った。

女神像公園をぐるりと囲む12の像型ゴミ箱それぞれに、
先程と似たような男達数人が、何やら調整のようなものを行っていた。
その内1つに手を掛けている男に問いかけてみる。

/ ,' 3「どうか、しましたか?」

( ゚д゚)「は? ……あ、いや……。ちょっとした、点検です……」

男が変に訝しげなのが気になるも、「そうですか」と返事を返す。
すると、後ろ……公園内にて悲鳴が走ったので振り返ってみる。

先程すれ違った若者数人が屈強な作業服の男達に囲まれていた。
若者達は生まれたての子羊のようにただ震えている。
屈強な男達はまるでゴミでも見るかのように、彼らを眺めていたかと思うと
周りの一般人に気付かれないよう、何かを彼らに耳打ちをした。
瞬間、若者数人は魂の抜けたような表情で公園外に停めてある
CP御用達の白いバンへよろよろと向かい、入り込んだ。
屈強な男達も少し時間を置いた後、同じくバンに乗り込む。

いつも通り。の、CPの行い。
では、済まされない 何か陰を その光景を見て
 ついつ い  感じ取ってしま った。【一転】

8 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 19:38:03.86 ID:pIvl3DWs0
さてさて。 はてはて。 あれ、あれ。

とうとう、とうとう狂気の演目が開始されます。

「カウントダウン」

さぁさぁ、さぁさぁ。

もう後戻りなど出来ない。
狂気は振り返ることなく、ただただ加速を行います。

全てが終わったとき、
狂気が加速を止めたとき、
一体、
この街が
どうなっているのか
それは誰にも分からない
ただ、決着はもう、ついてしまう
誰が望もうと望まないと、決着は絶対に

もう後戻りなど出来ない。

「時運によって
 強い者までとき挫いた
 それを私と一緒に皆さんも嘆いてください!」【二転】

9 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 19:40:54.44 ID:pIvl3DWs0
第15話

衣服が擦り切れていく。汚れも増していく。
今、ゴミ箱跡から滑り下っているのだが、臭いもきつい、身体も痛い。
ダストシュートを下っているのだから、仕方が無いといえば、仕方がないが……。

衝撃で視界がブレている中、ようやく光が見えた。
どんどんとそれは大きくなっていく。

(;^ω^)「っぶぁ!!」

突然光が辺りいっぱいに広がり、
ひゅっと身体も突然空中に晒される。

慌てふためきながら、身体を無理矢理動かすも今は落下中だ。 無意味なことだった。

どしん、尻と地面が激突した。

(;^ω^)「いッ……たいぉお……」

尻を擦りながら、よろよろと立ち上がり、頭上を見る。
ここは、高さにして10メートル辺りだろうか。
ドーム状となっている広々とした天井には無数の穴ボコが開いており、
どうやらその内の1つから飛び出てきたらしい。

しかし10メートルも上から飛び込んでよく大怪我しなかったもんだ……。

今度は下を見ると、青いマットが敷かれており その上にばらばらとゴミが散らばっていた。

(;^ω^)「マットがあったからかお……」

10 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 19:42:34.34 ID:pIvl3DWs0
もっと周りを観察しよう、と見渡してみた。

ここの壁にはかなりの電球が配備されているが
それでも全体的に薄暗い。
広さもかなりある。
学校の体育館程度だろうか。
その広さと、10メートルほどの天井までの高さが相まって
余計にそう感じてしまう。

そういえば、ショボンは……どこに行った?

(´・ω・`)「おーい、こっちだよ」

声のする方へ目を向けると、そこには扉を前に佇んでいるショボンの姿があった。
少し赤く錆びた、重厚な造りの巨大な扉だった。
僕は近づいてショボンに話しかけた。

( ^ω^)「その扉を潜るのかお?」

(´・ω・`)「それが……あっちも見なよ」

反対方向を指差すので、追うようにして僕も見た。
そこにはこの扉ほどでは無いにせよ、やはり大きく、頑丈そうな 白い扉があった。

どうやらこの空間には扉は2つしかないようだ。

11 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 19:45:02.52 ID:pIvl3DWs0
( ^ω^)「ん?」

突然頭上から何かが滑り落ちるような音がした。
やがてその音はどんどん大きくなっていく。  そして天井の穴から何かが吐き出され
マットにどしん、と何かが落ちてきた。

('A`)「いててて……」

呻いてるそれはドクオだった。
僕と同じように尻を押さえ、呻きながら立ち上がろうとしている。

( ^ω^)「ドクオ! 遅い登場だお」

(;'A`)「う、るせぇ……途中で止まっちゃったんだよ何故か」

(´・ω・`)「君は軽すぎるもんなぁ」

ショボンも近づいてくる。

(;'A`)「にしても何ここ? くっせ!! 何処だよここは!!」

確かにここは臭い。 生ゴミも幾つか混じっているんだろう。
水の腐った酸っぱいような臭いやら、ジュースの甘ったるい匂いやらで
鼻を覆うしかないような臭さを醸し出していた。

ショボンが無言で壁の一点を指差した。
そこには、錆びた小さな鉄のプレートが嵌め込んであった。

【第4ゴミ集積所】 と。

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 19:45:57.89 ID:dSorhIbSO
しえん

13 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 19:47:23.93 ID:pIvl3DWs0
(;'A`)「第4……か。こんなのが地下内にゃ、いくつもあんのか」

(´・ω・`)「この街全体のゴミ箱の総括だ、まだまだあるんだろうな」

( ^ω^)「…………」

ドクオ達の話を聞くことが出来ないほど、
僕は今、 今までのきっかけのことを、反芻していた。


僕達が何故、この街の暗部に足を踏み込んだのか。。。

それは、僕が想像したからだ。
 この街全体のゴミ箱からゴミを回収するのは大変そうだな、て思って
 ドクオがコンビニで募金をした際の、その小銭が滑る感覚で ダストシュートを連想して
 ディズニーランドの話で唐突に、「ディズニーランドは地下で何かがある」という噂を思い出して
 ドクオの「効率悪いな」という発言で、「ならばどうすれば効率良くなる?」と考えて……

それで、想像したのが 「この街には、地下帝国が存在する」というものだった。
これが全ての始まりだった。
その突拍子のない結論が、僕達をここまで招いたのだ。

【第4ゴミ集積所】

僕の想像した、地下の存在。

とうとう、ここまで辿り着いたのか……。どこか感傷的な気分になる。

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 19:47:43.43 ID:iERc4HvwO
投下ktkr
支援

15 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 19:49:10.92 ID:pIvl3DWs0
( ^ω^)「………ん?」

再び、天井から何かが滑り落ちる音がする。
まさか……。

"シャッ……" 何かが空中に投げ出された。

(;^ω^)「っ……ジョルジュ!!」

それは太腿から血を流し、苦しそうな顔をしていたジョルジュだった。
慌てて僕達3人は駆け寄るも、豪快にマットと激突してしまった。

(;゚∀゚)「痛っ……ぁ」

持っていた金属バットを杖代わりにして何とか立ち上がるも
やはり、辛そうだ。
右腿からは、おそらく弟者に撃たれたであろう銃痕が残っており、
そこから血がだらだらと垂れ流れている。

(;゚∀゚)「わ、悪いなお前ら……こんな、キッたねえとこに……プランBて奴でさァ……」

(;´・ω・`)「案は幾らあっても足りないさ……。それより、こんな不衛生な所に居たら
      傷が化膿してしまうよ!!」

(;'A`)「ジョルジュ……ほんと大丈夫かよ!?」

16 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 19:51:43.08 ID:pIvl3DWs0
(;゚∀゚)「でーじょーぶでーじょーぶ……」

(;^ω^)「と、とりあえず手当てしないと!」

ショボンが自分のハンカチをさっと取り出すと、
それをジョルジュの傷口に押し当てて、更に何処から持ってきたのか
布ガムテープをぐるぐる巻きにして、固定する。

('A`)「どこで持ってきたんだよ、そんなガムテ?」

(´・ω・`)「ここに落ちてたんだけど……マズいかな……?」

(;゚∀゚)「構わねぇよ……それより」

ジョルジュは天井を見上げる。

(;゚∀゚)「大丈夫……奴らは来ねぇ。 侮ってるからな、俺達を。
     俺達がゴミ箱跡に入ったのを笑ってたしな、お似合いってよ。
     そんな奴らが、ここに来るワケがねぇ……」

息も絶え絶えに、僕達を安心させるかのように言う。

(;^ω^)「……ジョルジュ……!」

17 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 19:53:46.11 ID:pIvl3DWs0
(;゚∀゚)「とにかく……こっから移動しねぇと、な」

(´・ω・`)「扉は2つあるけど……」

( ゚∀゚)「ああ」

汗を片手で拭いながら、その2つの扉を交互に見た。

( ゚∀゚)「こっちだ」

白い扉の方を指差し、よろよろとジョルジュは歩き始めた。
僕達はジョルジュが倒れそうになるのを支えながらも、扉前に辿り着く。

( ^ω^)「鍵はどうするんだお?」

( ゚∀゚)「この扉に鍵は無ぇ。あっちの赤い方は外側通路に通じてるから、あんだけどよ」

('A`)「外側通路?」

( ゚∀゚)「言葉の通りだ、そこん奥の通路を歩いてると、外界へ通じるんだぜ」

この地下内にはどうやら外側・内側といった区別が付いているらしい。
更に渉外室のある、あの第8通路はまるで何処かの会社のような廊下となっている。
労働者用の施設もあり、構成員用の働く場所もあれば、
ホール・ロビーのような豪華な区域もある。

地下帝国はかなり複雑な造りなのだろう。

18 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 19:54:13.33 ID:pIvl3DWs0
ごはん食えって言われました。すいません

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 19:56:00.97 ID:ZWvEBJnC0
いってらっしゃい

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 19:56:04.57 ID:Ic487VpvO
ぼ、僕はしえんをするんだな

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 19:57:22.50 ID:dSorhIbSO
支援
いってら〜

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 20:06:26.53 ID:tDiDci+mO
支援

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 20:08:53.42 ID:HJNer8Zc0
支援

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 20:11:06.08 ID:M0Jw9JJtO
支援!!

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 20:13:51.29 ID:Q1Gc2tNQO
支援

26 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 20:18:07.93 ID:pIvl3DWs0
皆さん本当にありがとうございます。
御飯を食べ終えてきました。
再開します。

27 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 20:19:36.46 ID:pIvl3DWs0
( ゚∀゚)「ここだ……」

ジョルジュは白の扉を押し開けた。奥の廊下が目の前に広がる。
向かいにはアスファルトで出来た下への階段があり、右と左には通路が伸びていた。
岩盤の露出した、埃っぽい場所である。 
バルコニーエリア周辺の通路を少し雑にしたような印象だ。

('A`)「いよし!」
( ゚∀゚)「待った!」

通路へ飛び出そうとする僕とドクオを、ジョルジュが制した。
ジョルジュは1人で通路に出て、右と左をキョロキョロと見回すと、
僕達へ言う。

( ゚∀゚)「ここで待ってろ。いや……隠れてろ。
     扉も閉めとくからな。 もし、向かいの階段から誰かが上がる気配がしたら……
     そんときはゴミに成りすます勢いで隠れろ!」

かなり気のこもった忠告だった。
「いいな」と念を押すと、よろよろとした足つきで通路に出た。

――ギィィィ……。扉が閉まる。
閉ざされた集積所には、僕とドクオとショボンしか居ない。
心配だ。
自分達の心配も勿論あるが、怪我をしたまま1人進んだジョルジュへの心配。
そして、シャキンさんの安否。

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 20:20:41.01 ID:Q1Gc2tNQO
支援

29 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 20:22:45.39 ID:pIvl3DWs0
(´・ω・`)「…………」

ショボンは虚ろな目で天井の穴の数々を眺めていた。
穴からは僅かに光が漏れている。
太陽の光だろう。

ショボンが何を考えてるのか、当人に聞く以外 知り得ないが
大体の予想はついてしまう。

父への心配。だろうか。。。
すると、突然罪悪感が生まれた。
ショボンの踏み込んではいけない領域に、足跡をつけてしまったような気がする。

( ^ω^)「……いかんお」

('A`)「ん、どーした」

ドクオが近くに来たため、咄嗟に話題を出す。

( ^ω^)「不安で堪らないんだお……」

('A`)「……ああ、俺も」

30 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 20:25:19.40 ID:pIvl3DWs0
ドクオは頷く。その姿にはどことなく、勇ましい風格が漂っていた。

('A`)「だがな……俺達は賽を投げちまったんだ。 CPの奴らもな。
    だから、俺達はやるっきゃねぇ」

(;^ω^)「ドクオ……」

一体どうしたんだ、と驚くばかりの変貌ぶりだ。
以前、「幹部候補生のまま知らずに過ごそう」と発言した奴と同一人物とは思えないほどだ。

('A`)「ブーン……俺達はカウントダウンを止mfさいfgv;うわv!!!!」

(;^ω^)「ドクオぉ!?」

ドクオは突然絶叫を上げ、走りだしてしまった。
何事か? とドクオを見ると 涙目で震えていた。

(;^ω^)「ドクオ?」

(;゚A゚)「ゴゴゴッゴゴゴゴGOKIBURIがッ!!」

GOKIBURI? ドクオの先程までの立ち居地周辺を見ると、
カサカサと何かが素早く動いてるのが分かった。

(;^ω^)「…………」

(;゚A゚)「アッー! アッー! アッー!」

31 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 20:28:12.50 ID:pIvl3DWs0
(;^ω^)「お前ホントにやれんのかお?」

僕のその問いでやっとドクオは我に返った。

(;'A`)「と、当然だろ……! やるときゃ、やるぜ。賽は投げられたんだ!」

何だか急に萎んだような。
本当に大丈夫なんだろうか。

すると再び天井の穴へ向けて、何かが滑り抜けていく音が集積所内に響き渡った。

(´・ω・`)「む……」

(;^ω^)「な、何が……」

(;'A`)「C、CPの野郎かッ!?!?」

テンぱっているドクオの丁度目の前の辺りにそれは降ってきた。

(;゚A゚)「おわぁ!!  ……て、ゴミじゃねぇか!」

ドクオのツッコミ通り、それは単なるコンビニゴミだった。
ショボンの発信機を仕込んだあのゴミとよく似ている。

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 20:29:43.60 ID:7pPLQeG90
きてたー!支援

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 20:32:01.42 ID:iERc4HvwO
支援

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 20:32:02.45 ID:Q1Gc2tNQO
支援

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 20:32:23.40 ID:vp/zeGfd0
sien

36 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 20:33:16.23 ID:pIvl3DWs0
(´・ω・`)「ドクオお前ホントにCPに立ち向かえるのか?」

さすがにショボンも心配になったのか、からかい混じりに問いかけた。

(;'A`)「お……おう! 格闘とかバトル、し、しちゃうぜ!」

(;^ω^)「本当かお?」

('A`)「俺は変わったんだよブーン、ショボン。期待してろって」

そう言うと格好つけるように親指を立てた。
笑いつつも、僕も返す。
やれやれ、と言わんばかりにショボンも親指を立てる。


( ^ω^)「……今、何時だお?」

(´・ω・`)「……2時過ぎ」

ショボンが腕時計を見ながら答える。

('A`)「まだ2時かよ!」

ドクオと同じく、僕もまだ2時過ぎという事実に驚いた。
もう結構、時間は経ったのかと思っていたからだ。

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 20:34:11.14 ID:ZWvEBJnC0
しえん

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 20:35:46.59 ID:lOCtX15D0
紫煙

39 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 20:36:11.01 ID:pIvl3DWs0
・・・ ・・・・

( ^ω^)「……まだかお〜」

('A`)「今、何時?」

(´・ω・`)「……3時、前」

('A`)「……もう3時か……」

( ^ω^)「ジョルジュ大丈夫かお……」

かれこれ1時間近くだろうか。
部屋の隅にて3人で縮こまっていた。
ドクオはゴキブリが怖いらしく、じっとマット方面を眺めている。

たまに上からゴミが降ってくること以外、
特に変わったことは無かった。

扉の近くの壁に居たため、外の通路にも耳を傾けたが
何一つ、物音は聞こえない。


静寂の中だが、場所が場所なだけに、喋り合って時間を過ごすのも躊躇われた。
シィーンとした中、たまにぽつりぽつりと話すばかり。

時間だけが過ぎていく。
焦りが砂時計の砂のように、少しずつ、確実に溜まっていくのが分かった。

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 20:37:16.20 ID:Q1Gc2tNQO
支援

41 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 20:38:16.66 ID:pIvl3DWs0
(;^ω^)「…………」

焦りが、「カウントダウンを止める」という誇り、緊張感をゆっくりと削いでいく。
  ……やばい。
 この空気は、危険だ。
息をする度に、「気」が抜けていく。集中力が、切れていく。。。

('A`)「……あーぁ……疲れたな……Tシャツも汚れちまったし……」

ドクオがとうとうぼやきだした。
そういえば、ドクオの着ているTシャツはショボンから譲り受けたとかいう、
例のお気に入りのシャツだった。

( ^ω^)「そのシャツそんなに重要なんかお?」

('A`)「ああ、見ろよこの生地! 綿とは思えねぇ柔らかさだろ!? ブランドもんだぜ?!」

(´・ω・`)「ああ、ネットオークションで買った中古モノなんだけど……」

('A`)「いい感じなのによー、スリ汚れちまった……。クソっやっぱ火曜日はついてねークソ日だな!!」

何だかよく分からない罵倒だが、火曜日がつまらない日だというのは心の中で同意した。

( ^ω^)「ていうかドクオがファッションに興味を持つとは」

(´・ω・`)「よく知るといいブーン。こだわる奴ほどセンスは悪い」

42 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 20:40:28.05 ID:pIvl3DWs0
( ^ω^)「なるほど」

('A`)「……はぁ。まだか……」

ドクオはへたりと座り込み、溜息を大きくつく。
集中力はもうほとんど切れ掛かっているようだ。


(´・ω・`)「……ん? 何かが来るぞ」

え、と思いつつ耳を壁の奥の通路へ傾けた。
……確かに、聞こえる。 何かが、来る。

これは、

( ^ω^)「車の音だお!」

ブロロロロ……というエンジン音、間違いない。
その音はこちらへ確実に向かってくる。

(;'A`)「ひっ……やべぇ……!」

……ヴロロロロッロ……

そして、扉前にて、それは、停車した。

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 20:41:03.62 ID:vp/zeGfd0
sien

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 20:41:44.08 ID:Q1Gc2tNQO
支援

45 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 20:42:15.81 ID:pIvl3DWs0
……バタン。ドアを閉める音が壁の向こうから聞こえた。
そして、こちらへ向かってくる足音。
一気に沸騰するかのように緊張感は高まった。

(;^ω^)「 ……… 」

壁に身をぴったりとくっつけて、息を潜める。
もしCPの人間なら、僕達はあっけなく殺されてしまうだろう。

白い扉が、ギ、ギ、ギ――と不快な、まるで金切り声をスロー再生
したかのような、暗い金属音を立てながら
 開かれていく。

息の詰まる時間、
しかしそれは、その者の声により一瞬で終わった。


( ゚∀゚)「大丈夫かお前らァ!!」


その歯切りのいい、張りのある大声は
僕達に安心感をもたらした。

(;^ω^)「ジョルジュゥ!!」

安心感を与えつつも、緊張感を削がせない声だった。
急いで駆け寄る。

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 20:43:22.36 ID:ZWvEBJnC0
ギギギくやしいのう支援

47 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 20:43:31.06 ID:pIvl3DWs0
走っている最中、ドクオが堪らず叫んだ。

(;'A`)「だ、大丈夫かよぅ!?」

ドクオと同じく僕も心配してしまう。
足を怪我しているジョルジュが、車を運転するだなんて。
ショボンも叫びはしないものの、眉間に皺を寄せた、心配そうな表情を浮かべていた。

( ゚∀゚)「でーじょーぶでーじょーぶ!」

あっけらかんとした声色から、大丈夫なものかと
安心してしまったが
 ジョルジュの足は、確かに血塗れであった。

(;^ω^)「だ、大丈夫かお!?」

( ゚∀゚)「ちと運転してるとき急にダラッってよ……」

(;'A`)「そんな……」

(;´・ω・`)「止血しないと……!」

( ゚∀゚)「いや、もう止まったぜ、大丈夫だ。それより……」

ジョルジュは自分の歩んできた道を振り返った。

48 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 20:45:35.36 ID:pIvl3DWs0
開いた扉奥の通路には、血痕が短い間隔で垂れたせいに
よって出来た蛇腹のような道筋が出来ていた。

(;゚∀゚)「悪いな……痕を残しちまった…… 杖代わりのバット痕は、細工したけどよ……」

(;^ω^)「わ、分かったお!!」

それでも僕らに謝るジョルジュに何かしたくて、
震える声を大きくして、励まそうとする。
しかし、ジョルジュの謝罪で胸が張り裂けるような感覚が襲い
思わず涙声のようになってしまった。

( ;ω;)「ジョッ……ルジュ……!」

ジョルジュはそんな僕に
少し微笑んでみせると、言った。

(;゚∀゚)「この車に乗れ! 急がないと!!」

(;'A`)「あ、ああ!」

言葉通り、僕達はジョルジュの運転してきた車――白の軽トラの
荷台に乗り込んだ。

それを確認してから、ジョルジュはよろよろと運転席へ向かう。
心なしか、虚ろな瞳をしていた。

49 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 20:47:40.17 ID:pIvl3DWs0
(;゚∀゚)「……じゃ、行くぜ」

運転席に乗り込み、エンジンを掛ける。
その姿を小窓から覗いていたのだが、
見てしまう。 ジョルジュの身体が、小刻みに震えていることを。

(;^ω^)「…………」

そして、ショボンやドクオも 震えてはいないものの
かなり真剣な表情で座り込んでいた。

皆、分かっていた。
自分の状況、現実。
今、立ち向かうべき者を。

手を組んで、僕はまるでお祈りするかのように俯いた。

やるしかない、いや やるんだ!

もう既に腹を決めたというのに、何を迷う必要があるってんだ。

荷台の上から眺める、流れる景色。
それは、土色がほとんどを占める無機質なものだ。
だからかもしれない。
見れば見るほど気分が落ち着いていった。

50 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 20:50:09.13 ID:pIvl3DWs0
荷台の上に乗ってからは、しばらく皆 声を発しなかった。
しかし、先程とは違い
この状況を全く退屈とは思わなかった。

それから10分ほど、走っただろうか。

急に停車したので、何事かと小窓を覗くと
ジョルジュが振り返り、僕達に笑いかけた。

( ゚∀゚)「降りろ、ここで一休憩すっぜ」

何があるのだろう、と僕は道脇を見て、ようやく理解した。
そこには【第2雑貨倉庫室】と書かれたプレートを埋め込んだ
木製の大きな扉があった。
ここで何か、物の補給でもするのだろう。
僕はさっと荷台から飛び降りた。

( ^ω^)「ドクオもショボンも来るおー」

('A`)「お、おう」

(´・ω・`)「うん」

半分放心状態だった2人も降り、倉庫室前に4人が並んだ。

51 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 20:53:32.39 ID:pIvl3DWs0
( ゚∀゚)「ここで物の補給するぜ、渡した鞄は……あるよな」

その言葉でやっと自分がずっと握っていた空の鞄を意識した。
そういえば、バーボンハウスで渡されたこの鞄は
ずっと手に持ったままであった。

ジョルジュは3人全員の鞄を確認した後、
どうやって手に入れたのか4、5つ付いた鍵の束を取り出し
その内1本を鍵穴に差込み、扉を引いた。

(´・ω・`)「これは……」

ジョルジュは部屋へ入り、壁に寄ったかと思うと
部屋内の電球が一斉に輝きだした。
どうやら灯りをつけたらしい。

部屋内は「雑貨」のの名通り、あらゆる物が取り揃えられていた。
スコップやら作業ヘルメットやら、セメント袋、
パッチング作業用のプレートコンパクター等々、工事用の道具が揃えられている。
更に保存食らしきものもあれば、懐中電灯、非常用袋などもあり、まるで家の物置を連想させる。
それ以外にも単車が数台、煙草のカートンが積まれており、その近くにはブックマッチ、ジッポライター。
消火器……本当に雑貨倉庫のようだ。 井戸なんてものもある。

('A`)「すげぇ!」

ドクオはさっと煙草のカートンの近くに走り寄ると、置いてあったジッポライターを弄りだした。
どうやらそのデザインがいたく気に入ったみたいで、一通り遊んだ後はポケットにしまいこんだ。

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 20:53:49.59 ID:0yABppEXO
支援

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 20:54:55.71 ID:vp/zeGfd0
しえn

54 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 20:58:14.48 ID:pIvl3DWs0
(´・ω・`)「いい単車じゃあないか……Zか……」

( ゚∀゚)「紺メタたぁセンスあっだろ? 俺もそいつにゃ前から目ェつけてんだぜ」

単車を眺めるショボンの後ろに、バットをつきながらジョルジュがやってきて、話しかけた。
ショボンがバイクに興味を持っていたとは意外だった。
確か1回も僕とドクオには話してないと思う。 この2人がバイク談義に花を咲かせるとは、想像しなかったことだ。

僕は何となく一人ぼっちになったような気がして、
黒のデスクの上にあったバタフライナイフを手に取ってみたが、
とても使用する気にはなれず、デスクの上に戻した。

('A`)「おッそのナイフ! かっこいい!!」

するとドクオがそれに興味を示し、ライターと同じくポケットにしまった。

( ゚∀゚)「……よし、じゃちょっとした話でもすっか」

自らの鞄に何かを詰め込みながら、ジョルジュは話をする。

( ゚∀゚)「まずは、トリビアみてーな話だけどよ。 CPの由来はな……」

(´・ω・`)「City……Policeman……からだろ」

( ゚∀゚)「ご名答、町長のファーストネームの略語だな、"町の警官"。"景観"とも掛けてるとか」

ドクオはロープをバッグにしまい込みながら、その話をじっくり聞いていた。

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 20:59:08.24 ID:Oftqp2F5O
ドクオぱくるなwww

56 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 21:00:23.34 ID:pIvl3DWs0
( ゚∀゚)「それとな……」

鞄の取り出し口の紐をきちっと締めながらジョルジュはにたりと笑った。
まるで悪戯をする直前のようだ。

( ゚∀゚)「驚けよ、ここが出来たのはな、20年以上前なんだぜ」

(;^ω^)「そんな前からかお!?」

(´・ω・`)「……ひぐらしが急成長を遂げた時期か」

('A`)「20年……とんでもねー執念だな……」

( ゚∀゚)「当然、カウントダウンの計画も20年前からな……」

20年も前から計画されていただなんて。
しかし、そこまで時間を掛けるような計画なのだろうか……。

見えない触手に20年も前から絡め取られていたヴィップが
"綺麗な街"だなんて、皮肉なものだと思う。

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 21:00:30.26 ID:4F5i8fvRO
wktk支援

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 21:01:51.47 ID:vp/zeGfd0
支援

59 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 21:04:12.31 ID:pIvl3DWs0
ジョルジュは今までついていたバットを壁に立てかけると、
代わりに手近にあった松葉杖を脇に挟んだ。

( ゚∀゚)「おい、ブーン」

( ^ω^)「お?」

( ゚∀゚)「そのバット、おめーにやるよ」

僕は立てかけてあるその金属バットを手に取った。
確かに、松葉杖を手に入れた今のジョルジュには必要ないものかもしれないけど
どうして僕に?

( ^ω^)「何で僕にくれるんだお?」

( ゚∀゚)「ん? おめーが一番弱そうだからw」

(;^ω^)「…………」

( ゚∀゚)「冗談冗談! おめーにゃ期待してるってこと!!」

あっけらかんとした口調だ。悲しいことだが、それは否定出来そうで出来ない現実だった。
道具をしこたまポケットに詰めてるドクオと、今の僕では歯が立たない気がする。

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 21:06:00.74 ID:7dJVlMe2O
支援

61 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 21:07:40.39 ID:pIvl3DWs0
ジョルジュのくれたバットを力強く握ってみる。
グリップの黒テープには粘着感がない。よくよく観察すると、新しく張り直されてるようだ。
ヘッドを見る分には相当年季が入っているようで、ジョルジュは野球少年だったのかな、と推察した。

「愛用バット」ということはすぐに分かった。
そんな大事なものを僕に渡してくれたのが、信頼されてるみたいで嬉しい。

もう一度部屋内を見渡した。
小型ドリル、ハンマー、杭。殺傷力の高そうな物は沢山あるが
やはり、使いこなせる自信もなければ使う自信もない。
このバットが一番、自分に合ってると思う。

( ゚∀゚)「無くっても歩けるが……やっぱ松葉杖ってのぁ便利だな」

試し歩きのように何度か体を動かしながら、満足そうにジョルジュは頷いた。


( ゚∀゚)「……よし、じゃ行くか」

その言葉に賛同するように僕達は外に出た。
途中何度もジョルジュの歩行を助けようと思ったが、
何故だろう、それを無理に遮らせるような視線をジョルジュが送っていたため、
僕達は全く動かなかった。動けなかった。

62 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 21:10:26.45 ID:pIvl3DWs0
( ゚∀゚)「……よし」

それだけ言うと、ジョルジュは1人運転席に乗り込みエンジンを掛けた。
置いてかれては堪らない、とばかりに僕達は慌てて荷台の上へ行き
座り込んだ。

無事乗り込んでホっと一息ついたと同時に、軽トラは発進した。
やはりジョルジュは気迫めいた何かを持ってる。 そう感じてしまう。
彼の瞳の奥にはまるで涅槃の炎のような
確固たる"もの"があったような気がしてならない。

いや。それだけジョルジュも本気ということだろう。
むしろこの状況であっても、未だそんなことを考えている僕こそ問題だ。
何度も何度も自分に言い聞かせたはずなのに、
「もうやるしかない」って。
"真剣"をもう一度取り出さなければならない。

( ^ω^)「…………」

大きく息を吐いて、肩の力を抜いて目も優しく"閉ざされて"みる。
精神を落ち着かせてみて、 思い出すのはカウントダウンの異常性。
ふつふつと沸き起こる苦さをじっと噛み締めて
これからの事態に備えようと心に語りかける。

「死ぬかもしれない。でも、やり遂げるしかないんだ。
明日はまだ誰も知らない。どうなるかは、全て自分自身なのだ」と。

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 21:11:49.01 ID:Q1Gc2tNQO
支援

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 21:12:39.00 ID:tDiDci+mO
支援

65 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 21:13:44.87 ID:pIvl3DWs0
語り終わると同時に、震えが体に生じた。
武者震いという奴か。 次に目を開けて、視線を定まらせないよう注意してから
もう一度息を、今度は閉じた歯の隙間から細長く出すようなイメージで吐き出した。

( ^ω^)「……ふぅ」

息を吐き終え、体に少しずつ力を加えていく。 すると視界に変わった行動をするドクオが映った。
右掌を握って、軽く蠢かせていた。 そして微かに聞こえる「カラカラ」という硬質音。
何かを持っているようだ。

(´・ω・`)「ドクオ、何持ってんだい?」

('A`)「え……ああ、お守り代わりによ」

そう言うとドクオはパッと握った掌を開き、荷台の上に何かを放った。
白い、小さな何かがカン――、カン――、と数度跳ねてから、
コロコロと荷台の床を転がり始めた。

それは、サイコロだった。小さな、麻雀用に使うようなサイズだ。
3個、それはあった。

( ^ω^)「サイコロかお……」

('A`)「おちゃー、4つ持ってきたはずなのにな。1個どっかいっちまったか」

66 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 21:17:21.01 ID:pIvl3DWs0
ショボンは3つのサイコロを覗き込み、一笑いした。

(´・ω・`)「ははは、6の目じゃあないか。"ツキ"があるね」

そのサイコロを取りながら、嬉しそうに頷くと
ショボンはドクオへ振り向いた。

(´・ω・`)「だけど、どうしてサイコロなんかを?」

('A`)「ん、ああ……」

ドクオは一呼吸を置く。

('A`)「賽は投げられた、て言葉あっだろ? なんつうか、その言葉にハマってるっつうかさ。
    とにかく、俺にとっちゃぁ勇気の出る言葉なんだ……」

ウン、と頷いてからショボンも賽を投げた。
ドクオとは違い、多少丁寧に。

(´・ω・`)「……ほう、シゴロだ。 ははは、ドクオよりツイてるよ」

(#'A`)「なにおうっ!?」

( ^ω^)「今度は僕もやるお!」

バットを床に置いてから、サっとサイコロを引っ手繰ると、すぐに下へ軽く落とした。
何回か危なっかしくバウンドしながらも、サイコロ達は動きを止めていく。

(´・ω・`)「……6ゾロかい? スゴいな」

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 21:20:42.59 ID:tDiDci+mO
支援

68 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 21:20:43.10 ID:pIvl3DWs0
ショボンの言うように、その3つのサイコロの目は全て6だった。
何だ何だ、景気がいいじゃないか。

('A`)「ショボン、何だよ俺らに隠れてこそこそ振ってんのかよ?」

(´・ω・`)「夜のバーボンでちょっとね……」

( ゚∀゚)「何だ何だおめぇら!! チンチロとBJなら後から入れろよ!!」

威勢のいいジョルジュの声が飛んできた。
その元気な様を見て僕は少しほっとした。

(´・ω・`)「勿論さ。うちじゃあピンゾロは6倍づけ、6ゾロは4倍づけ……」

('A`)「何でえ、チンチロかよ。おやじの遊びじゃねえか」

(´・ω・`)「ぶち殺すぞ」

そんな会話を横で聞きつつも、僕は今走っている通路を観察した。
ここ一帯は扉もなければ曲がり道も、分かれ道もない。
延々と続く一本道のようだ。

( ゚∀゚)「おうブーン。ここらはフェイスレスロードっつってな。のっぺら道なんだよ」

( ^ω^)「のっぺら道……不気味だお」

( ゚∀゚)「ハハハ! でも、もうちっとで十字路だぜ。
     その分かれ道の先全てもまたのっぺりしてんだぜ! ハハ、自分の車でドライブしてーぜ!」

69 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 21:24:00.75 ID:pIvl3DWs0
すると、ジョルジュの言う通り十字路が見えてきた。
後少し走れば通過するだろう。
それにしても、CPの構成員が1人も見当たらない。僕達以外、無人のようだ。
そこがまた、不気味であった。

( ゚∀゚)「このまま正面突っ切るとバルコニーエリアに直で行けるな。
     右左も多少遠回りだが、そのまま奥の階段下れば行け……ッ?!!」

急にジョルジュは急停車した。
荷台に居たため、シートベルトすらしていない僕達は一瞬、振り下ろされるかと思うほど揺れた。
停車した位置は、ちょうど十字路の中心だった。

(;'A`)「ちょっ! 何だよいきなり」

(´・ω・`)「……?」

(;゚∀゚)「さっさと降りろ!!」

ジョルジュが強い口調でピシャリと言い放つ。


突如緊迫とした空気が辺りを包んだ。





70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 21:26:07.43 ID:Q1Gc2tNQO
支援

71 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 21:27:01.51 ID:pIvl3DWs0
何が何だか分からないまま、僕達3人は荷台から飛び降りた。
同じくジョルジュも、扉を開けて、よろよろと松葉杖を手に持ちながら降りる。
その顔には笑いが一粒も存在せず、険しい表情が張り付いていた。


(;゚∀゚)「よし……お前ら、正面1人、右1人、左1人って感じで、これからは行く。単独行動だ。
     時間が無ぇしな……」



(;^ω^)「(これからは……!)」


ジョルジュは言う。


これからは単独行動……。


予想していたことだが、やはり現実となってしまった。

ドクオとショボンも反論はしなかった。
元々頭の中に、その考えがあったのだろう。

72 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 21:31:32.28 ID:pIvl3DWs0
正面に1人。一番近かった僕がそこへ行く。
右への道に1人。ショボンが独断でそこへ行く。
左への道に1人。ドクオが口を尖らせながらそこへ行く。

(;゚∀゚)「よし……いいな? そこまま突っ切れよ、お前らァ……」

それだけ言葉を残すと、杖をついてジョルジュは今まで走っていた道の方向へ行く。
何故かジョルジュが乗り捨てた軽トラを挟み、
4方にメンバーは分散された。


(;^ω^)「ちょっと待つおジョルジュ! 何で戻るんだお!?」

(;゚∀゚)「やること思い出してな……」

振り向くことなく、ジョルジュは答えた。

(;゚∀゚)「ちょっち、遠回りするんだぜ」

(´・ω・`)「………」

(;'A`)「み、みんなァ!!」

急に叫んだかと思うと、ドクオは親指を立てた。

(;'A`)b「グ……グッドラックゥ!! やるっきゃねーよ!!」

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 21:32:49.06 ID:1gIzX4eAO
支援

74 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 21:33:54.44 ID:pIvl3DWs0
僕も、皆に言う。
いや、皆も言う。

(;^ω^)b「ア、アイルビーバック!!」

(´・ω・`)b「……ゲットバック」

( ゚∀゚)b「……アデュー……なんつってな」

………。

親指をだらりと下げる。
視線も自然と下になりそうだが、堪えて中央を見据えた。

これからは、1人。

すると、奇妙な電子音。ピピピピ……という単純な音が突然鳴り響いた。
どうやら、今まで乗っていた軽トラからのようだ。



ジョルジュが必死に道へ戻りながら、叫ぶ。


(;゚∀゚)「とうとうか、お前ら逃げろッ!! 流石の野郎がッ……」

75 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 21:37:48.46 ID:pIvl3DWs0
(;^ω^)「 ! 」

急いでこの先続く道を振り向いた。

ジョルジュの言葉に危険なものを感じ取り、

反射的に逃げるように道の奥へ向かって走り出した。

ジョルジュが言い切らないうちに。

後方から何故か、凄まじい音が響き渡った。
そっと、振り向いた。




 軽トラが  


 爆発していた。 

 

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 21:38:26.39 ID:0uAPAvVOO
リボルバー支援

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 21:39:26.53 ID:kiJPHFDK0
wktk支援

78 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 21:40:36.01 ID:pIvl3DWs0
(;^ω^)「うッうわああああああああああああああ!!!!」

必死で逃げるように駆けた。
幸いなことか、爆発自体は大したものではなかったが
その衝撃と轟音は、心臓を体外まで跳ね上がるかと思うほどのものだった。

とにかく、がたつく膝を無理に走らせ、
バットを落としそうな勢いで逃げた。

今でも心臓は恐怖で怯えていた。鼓動が大きくうねっている。
喉奥で息が詰まりそうだ。

鼓膜が先程の爆音で破けそうになり、心配だった。

もう一度、振り返った。

恐ろしい黒煙が十字路を支配していた。
もはやドクオ達の姿など、一生見えないだろうと、勝手に決め付けてしまいそうなくらい。
轟音を放ち、炎上していく車体。

ゾっとするような光景だった。
「死」を脳裏に焼き付けるほどの光景。 
「お前達の運命は、こうなるんだ」とCPの人間がおどけながら言い放ったのような。
拉げたドアが溶けるように姿を蠢かせている。

もう見たくない。 バットを強く握りしめて、僕は再び、
バルコニーエリアへ続く道を走り出した。

79 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 21:42:19.11 ID:pIvl3DWs0
・・・ ・・・・・

ザザザ……――……ザ……ザザッ……―――

――「つまり、兄者は楽しむというわけか? この状況を?」

「ああ、そうだ。もう一度ショボンと手合わせしたいしな。それに……」

――「反乱する気概に、敬意を表す……というわけか?」

「ふむ……それもあるが、私が遊びたい、という気持ちのが遥かに強いな」

――「この状況で、遊ぶ……か」

「うむ。もう滅多に無いことだからな。狩猟など久しぶりじゃないか……」

ザ……ザザッ……―― ザ……

――「だから兵を動員しなかったのか」

「カウントダウンで、ただでさえ少ない兵だしな。元々使う気も無いが。
 ……このゲームにはフーさんも乗ってくれた。多少の私兵は使うつもりらしいが……」

――「あちらは4人。こちらは……」

「本来なら我々とアレとフーさんで、対等に殺りたかったがな、しょうがない。
 ………しかし、存分に楽しませてもらうぞ。 あの4人には、な……」

  ザ……ザザッ……ザ……―――       (第15話終)

80 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 21:43:31.00 ID:pIvl3DWs0
15話終了です。
16話を続けて投下しますが……すいません、今度は風呂入れといわれました。
少々お待ちください。

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 21:43:49.31 ID:Ic487VpvO
乙乙

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 21:46:19.43 ID:vp/zeGfd0
乙津

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 21:46:55.95 ID:kiJPHFDK0
乙乙

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 21:48:10.94 ID:ZWvEBJnC0
ひとまず乙!

85 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 21:48:59.13 ID:pIvl3DWs0
と思ったのですが
何故か僕の風呂順がズラされてしまいました。
そのため、また途中ふけてしまうかもしれませんが
引き続き、16話投下開始します。

86 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 21:50:49.39 ID:pIvl3DWs0
第16話

(;゚∀゚)「痛……ててて……あー、くそ」

何とかあの軽トラの爆発には巻き込まれなかったが、
火山弾のように飛び散った車の破片を数発、背中に食らってしまった。

……ただでさえ、使い物にならない体だってのに。
背の痛みをじっと耐えて、ただただ歩きだした。

松葉杖が無くとも、歩けないことは無いだろうが
やはり、あると楽だ。 こちらのが速く進むことが出来る上、負担が少ない。

(;゚∀゚)「はぁ……はぁ……はぁ……」

歩く、歩く。

今まで車で走ってきた道を歩く。 
ここはフェイスレスロード……いわゆる、のっぺり道。
変化なく一本道が続くのみ。景観も変化は無い。

疲れ以外、今まで歩いてきた距離を測れそうにはない。
いや……その疲れすら、
今の体では 役立たずな指標になりそうだ。

……役立たず。 役立たず。         役立たず。

87 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 21:53:42.59 ID:pIvl3DWs0
……嫌な言葉だ、「役立たず」って。

"人間誰もが一役演じる"

この有名な台詞に乗っ取って言えば、俺は人間ですらない。

…………。

勿論、「役立たず」だなんて言葉は
そう俺を罵り嘲る人間の秤から生まれたものだ。
その人間の価値観でしか無い。
はっきり言ってしまえば、その「役立たず」という言葉は
俺の人生には何一つ関係のない。

だけど、
それを受け流すことは、俺には出来なかった。

…………。

無理矢理拉致されて、フーに罵声を浴びせられながら授業に四苦八苦し、
「クズ」という言葉とともに雑用に成り下がって、
周りから卑下の目で見られ、雑務を淡々とこなすしか出来なくなった俺には、
友達も出来ず、信じる人間も居ず、ただただ人生を食いつぶしてきた俺には、

受け流すことなど、出来やしなかった。

88 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 21:56:40.41 ID:pIvl3DWs0
堕ちていった俺にとって、その「役立たず」「クズ」なんて言葉は
まさに無防備な腹を刺されたかのように、痛かった。
致命傷と思えるほど、痛かった……。

苦しかった。
だけど言い返すことなど出来なかった。

「見返してやりたい」
何度も何度も、心臓を抉るように締め付けながら、
歯を食いしばって、何度も何度もお経のように、心の中で叫び続けた。

でも、どうやって見返せばいい?
雑用から昇格など、まずありえないことだった。
雑用を辞めることも、絶対に許されないことだった。

早い話、見返すことなど出来ない。
俺はこうしてこのまま、年を食いながら
お茶を汲んだり、書類をコピーしたり、あらゆる場所での掃除をしたり、
まるで「責任」の無い仕事をやらされ続けるんだ。

皺が出来ても、白髪が生えても禿げても、
腰が曲がっても、声が枯れても。ずっと。

ただただ、雑用をするだけなんだろう。
若い人間に馬鹿にされて、苛められて。

そうして……死んで…………でも、
代わりの人間が………仕事を軽く引き継いで……俺は、忘れ去られていくんだろう……!

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 21:56:51.98 ID:wU+thG1A0
リアル遭遇久々支援

90 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 21:58:53.15 ID:pIvl3DWs0
そんな自分の未来を考えるだけで、
五臓六腑が焼かれるような感覚に陥った。

理不尽な現状にどれだけ涙しただろうか。
これからの未来にどれだけ絶望しただろうか。


明日を別の日だと、信じることが出来なかった。

俺にとって明日は今日だった。
変化のない。明日は今日で、昨日。
変わりはない、毎日の連続だったから。
「とある一日の生活」を永劫繰り返していた。

一瞬一瞬をありのままに受け入れてたら、
俺はきっと今頃、無気力人間になっていただろう。
いや、今までも、半分そうだった。

もう何もかも諦めようとしたはずなのに、
いざ罵倒されると傷ついてしまう。
「未だ自分の尊厳を保つつもりなのか?」と自問自答して、
その問いにすら俺は苦しめられてきた。

クズ、と自分で認めてしまうのを……躊躇っていたな。そういえば。

91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 22:00:36.76 ID:vp/zeGfd0
しえn

92 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 22:02:01.04 ID:pIvl3DWs0
(;゚∀゚)「……ふぅ……」

かなり歩いたと思う。
松葉杖をロボットのように動かして、体も感情無く動作していたから。
それこそ、いつもの雑用の要領のように。

一度、振り向いて今まで歩いてきた道を見る。
爆発の黒煙は流石に見えないものの、焦げ臭い空気がたちこめていた。

やはり"のっぺら道"といわれるだけあって、どれだけ歩いたか分からなかった。

疲れは……あまりない。 こんな心境じゃ感じないのも当然か。

(;゚∀゚)「あそこへは、まだまだじゃねえか……!」

再び移動を開始した。
歩きながら、ただ歩きながら、
俺はまたも
自分の人生について振り返ってみよう、と思った。

この機会だからこそ……。

93 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 22:04:43.61 ID:pIvl3DWs0
雑用をやらされて、馬鹿にされてるとき、
俺はどう対処しようと思ったんだっけ。
  
……学校の友達への相談はまず、"無い"と思ったなぁ。
いくらクラスで快活にはしゃごうと、
周りから見れば俺は"2番候補の人間だった"から。
親友などじゃない。 だから、体育のときの2人組を決めるときなんかは……
案外、苦労……したなあ。
なまじクラスで目立ってる方だったから、変な目で見られるのが嫌で必死だった。

親も、特に気に掛けてる様子は無かったな。
ここで幹部候補生扱いされたときに「就職した」と言い訳したから、
切り出すのも気が滅入った。


他を考える余裕は無かったなあ……。
何せその当時は、理不尽な現状に腸を煮えくり返していて
先程の2つを考え付くのが奇跡のようなものだった。


…………つくづく馬鹿だ。俺って。

でも、あいつら……ブーン、ショボン、ドクオのお陰で
    うん。   一変したんだ。

94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 22:06:08.07 ID:tDiDci+mO
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95 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 22:09:17.02 ID:pIvl3DWs0
あの3人は、きっとこう思っていることだろう。
「ジョルジュに色々手助けしてもらった」と「リードして貰った」と。

でも。 違う。
あいつらがいなかったら、俺は動くことなど出来なかった。
「仲間が居る」。 この気持ちに動かされて、
この止める計画をリードしてきた。


……でも結局、その計画内容はかなり無様なもんだけど……。

だけど俺は、生きる指針ってのを見つけた。

俺も、一役演じることが出来た。

明日は別の日だって、信じることが出来た!
見えない明日を……進もうと、思えた。

それだけでも。。。。俺は、あいつらに感謝し足りない。

( ゚∀゚)「……ブーン、ショボン、ドクオ……ありがとう」

( ;∀;)「ありがとよ……本当に、本当に………ッ!!」

今……俺は、あいつらのお陰で、確かにこの「道」を歩いていられるんだ。

96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 22:09:22.95 ID:tDiDci+mO
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97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 22:10:31.22 ID:Q1Gc2tNQO
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98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 22:10:34.17 ID:73hCEGbd0
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99 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 22:10:43.81 ID:pIvl3DWs0
( ゚∀゚)「礼代わりに……って奴か? いや、違うかな」

自分で、分かりきっていたことだ。

( ゚∀゚)「……でも、その念も込めてる」

腹の空気を吐き出してから
もう一度、まっすぐ道の先を見つめ直した。

どうやら、辿り着けはしなかったが……その必要も無くなったようで。


目の前には待ち構えていたとばかりに
フーと、その私兵10人ばかしが
拳銃を構えて俺の行く手を阻めていた。

( ゚∀゚)「おでましかい、フー、サン?」

ミ,,゚Д゚彡「ああ……クズ君」

フーは言うと同時に躊躇い無く銃弾を放った。
轟音が鳴り響いたかと思うと、間も無く左膝に激痛が生じる。

(;-∀゚)「くッ……ぅう……ぅ!」

為すすべもない、といった感じに俺は壁へもたれ掛かった。
息も更に荒くなり、松葉杖も離れ、落としてしまう。

100 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 22:13:01.20 ID:pIvl3DWs0
もたれ掛かった状態だが、何とかして背負っているリュックを
奴らの声が上がる前に、胸の辺りまで持っていく。 これで、よし。

(兵`Д´)「てめーかってに何動いてんァコラ!!」

( `Д´)「ゴミが……フーさん、こいつこのまま撃ち殺して昆虫の標本みたいにしましょうよw」

(  `Д´)「あっはっはwwww ゴミ虫なんか標本にしてどーすんだよwww」

(兵`Д´)「どーしますフーさん? こいつらの言うよう、このまま潰しちまいますぅ!?」

ミ,,゚Д゚彡「フン……はは、もう少しは死にいく者に敬意を払いたまえ、お前ら?」

最もらしいこと言いつつも、フーの俺へ向けたその瞳には敬意などは感じられなかった。
単なる嘲り。 それと奴の持つ独特の闇のみであった。

(;-∀゚)「はんっ!」

嘲る私兵に向けて盛大に鼻を鳴らした。馬鹿にするかのように。
すると当然のようにそいつらの反応が返ってきた。 烈火の如く怒っている。馬鹿め。

「撃ち殺す!!」と喚いている私兵をフーが口元を歪ませながら制す。
まだまだ俺をいたぶり足りないらしい。

ミ,,゚Д゚彡「ジョルジュ、何か言い残すことでもあるか?」

101 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 22:14:23.13 ID:pIvl3DWs0
(;゚∀゚)「……」

ミ,,゚Д゚彡「どうした? 我々が"情け"をかけてやってるのに……?」

馬鹿馬鹿しい情けだ。

(;゚∀゚)「一服させてくれや」

ミ,,゚Д゚彡「いいだろう。いつも通りの安煙草でも吸っとけ」

どうでもいい、とばかりに興味無いようにフーは言う。
周りの私兵も小ばかにしたようにへらへらした笑いを、顔に貼り付けていた。


ふん、構うもんか。


リュックの中から煙草と100円ライター……を取り出す。
いつも通りの安煙草だ。 エコー。
このオレンジと茶色のストライプの、チープなデザインが大好きだ。

102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 22:15:25.25 ID:4F5i8fvRO
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103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 22:16:27.36 ID:tDiDci+mO
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104 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 22:16:32.27 ID:pIvl3DWs0
ソフトパッケージの包みの中をよく見る。
銀紙が邪魔でよく見えないが、軽く10本はある。


何だ何だ……まだ全然吸ってねぇじゃねえか。
惜しいなぁ。俺は1本取り出し、火をつけ、口に咥える。


優しく吸い、煙を肺に送りこみ、

 味わう。


気持ちよく、一服する。

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 22:18:08.20 ID:vp/zeGfd0
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106 :サザソのトリヴィア:2007/08/22(水) 22:18:32.39 ID:bOmMx3qi0
なんでなった?良かったら話聞かせて

107 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 22:18:46.35 ID:pIvl3DWs0
( ゚∀゚)「はぁぁあぁ………」

煙を吐き出す。
それにつられ、笑いを堪えきれなくなったのか私兵たちは痙攣して腹を押さえていた。

"カス"が安煙草を吸っているのがよっぽどおかしいみたいだ。

煙草の値段と人の価値を同等に見るお前らのが"カス"だよ……。
心の中で返す。


エコーは短い。5分もすれば吸い終えてしまう。
優しいこの甘い香りとも もうオサラバか……。
名残惜しむように俺は吸殻を地面に、そっと落とした。

ミ,,゚Д゚彡「お別れだな」

その言葉と同時に周りの私兵が銃を構える。

ミ,,゚Д゚彡「死……」
( ゚∀゚)「待ちな」

言葉を遮り、よっこいしょと壁にもたれるのを止めて、一歩、進む。
そして、挑発。

(#゚∀゚)「俺を撃っちゃっていいのか〜? ぁあん!? コラ!!」

108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 22:19:01.21 ID:P6EF6Z1aO
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109 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 22:22:42.72 ID:pIvl3DWs0
(#`Д´)「んだテメェ!! こらッ! おどし掛けるんかいッ!!!」

(兵`Д´)「テメっ!! 上等くれるんかッオラァアアア!!!!」

ミ,,゚Д゚彡「待て……」

予想通り激怒した私兵を軽く止めると、フーは静かに言葉を続けた。

ミ,,゚Д゚彡「何が言いたい?」

( ゚∀゚)「別に? ただ、雑貨倉庫室に行ったてだけだぜ?」

(兵`Д´)「だから何だってんだよボケがァ!!」

ばかめ、と心の中と毒づいた後に、
1人が叫んだ。

(;`Д´)「い、いや待て! 倉庫室にゃダイナマイトがッ!!」

(; `Д´)「な、何だとぉ!!」

突如焦りを伴ったざわめきが、私兵達の間から生まれた。



クス、と俺は笑う。

110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 22:22:46.67 ID:iERc4HvwO
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111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 22:25:17.84 ID:tDiDci+mO
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112 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 22:26:00.39 ID:pIvl3DWs0
( ゚∀゚)「ほお〜」

よく分かってんじゃん。
口には出さないが、
そう返してやった。

(兵`Д´)「シ、C-4もあるぞ!!」

悲鳴にも似た警告だった。

C-4。ここ最近特に工事で使用しているプラスチック爆弾の名。



その名を聞くと共に、
私兵達は一気に身を引いた。


 情けない姿だ、全く。

113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 22:26:55.60 ID:tDiDci+mO
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114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 22:30:17.82 ID:P6EF6Z1aO
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115 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 22:30:30.15 ID:pIvl3DWs0
ミ,,゚Д゚彡「……ダイナマイト、か……」

フー1人が優雅に立ち、残りの私兵は今に逃げそうな風に引いていた。

……いいザマだ、いい気分だ。

両足の痛苦を必死に耐えて、もう一歩、足を進めた。
更に私兵達が怯えていく。 良い気持ちだが、
流石に体の限界だった。 もう歩けない。

自重すべきだな。でも、  愉快だ! ハハハハハハハハハ!!!
(#゚∀゚)「アハハハハハハハハァアアッッハァハハハ……!」

笑いが止まらない。体は軋むほど疲労しきっているというのに。
そして、笑いが済んだ頃には 「ゼヒっゼヒっ」という
不気味な咳音が喉にやってきた。

(;゚∀゚)「ゼっぜへェ……ァハアハハァァ………」

咳に苦しみながらも笑っている俺が、よっぽどキチガイに見えたのか
私兵達の顔は完全に青ざめていて、逃げ出すことすら忘れているようだ。
しかし……

ミ,,゚Д゚彡「ふむ……」

この男だけは余裕面だった。 気に喰わないな……。

116 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 22:32:38.48 ID:pIvl3DWs0
ほとんど、フーと俺の対峙のような状況だ。
リュックを前方に突き出しながら、脂汗を垂らしながらも
俺は膝をつかないよう、立ち続けることに努めた。


随分、それが長いこと続いた気がする。


そしてその沈黙を掻き消したのは、私兵の1人の叫びだった。

(兵`Д´)「思い出したァ!!!! 倉庫室のダイナマイトは切れてる!!」

( ゚∀゚)「!!」

(;`Д´)「じゃ、じゃぁ奴のあハッタリかぁ!!?」

(兵`Д´)「いやC-4ならあったはずだ!!」

私兵達は再び活気を取り戻し、垂れ下がっていた腕を再び構え、
銃口を俺へ目掛ける。

ミ,,゚Д゚彡「……」

117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 22:33:03.73 ID:tDiDci+mO
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118 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 22:37:06.70 ID:pIvl3DWs0
プラスチック爆弾C-4は起爆装置を押さない限り、
例え火の中に放り込もうが銃弾をブッ放とうが
爆発はしない。

俺に爆発をさせないよう、さっさと俺を殺すという判断。



その声、その発言を


俺は心の中で、トリガーに設定していた。 お前達が俺達を見くびっていたように
俺もお前達を見くびっていた。弄んでいた。

( ゚∀゚)「……あばよ、楽しかったぜ」

俺は元々勝っていたんだ。


さっきまでのは単なる遊びだよ! クソ共がッ!!!

119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 22:39:15.07 ID:lOCtX15D0
しえん

120 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 22:39:22.25 ID:pIvl3DWs0
奴らの銃口が俺へと向かれていく中、
リュックをどさ、と地面に落とす。


煙草を取り出す際に、ついでに取り出して……リュックの陰に、隠し持っていた
プラスチック爆弾の、


起爆装置を、押す!

(兵`Д´)「早く撃てェェェェエエ!!!」

ミ,,゚Д゚彡「待てェ!!」

しかしフーの一喝は私兵達には届かず、
銃弾は見事、フーに当てないよう、俺の身体へ目掛けて、 飛ばされた。


その銃弾すら届かない。
既にプラスチック爆弾は、爆発する。

121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 22:39:53.39 ID:tDiDci+mO
支援

122 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 22:41:27.93 ID:pIvl3DWs0
間を置いてから、一閃 ほとばしった。

(;`Д´)「うわあああああああああああ!!!」

私兵の叫びすら軽く掻き消す、爆音は弾けて。

視界は一瞬にして赤く染まる。

何も見えない。恐ろしい熱気と風が吹き荒れる。


「ざまぁミロ、俺は最期の最期、夢を叶えてやるぞ」

リュックの中に、たんまり入っていたガソリンも引火し始めるだろう。
更に惨事は発展し、 ここ"のっぺら道の一部"は倒壊するはずだ。

銃弾が身体を貫く感覚は無かった。
弾が届く前に、
俺の身体は既に消滅したのだろう……。

じゃア、今の俺は何者ダ……?   まあ、いいや。


「"お前達より偉くなってやる。 街を救った英雄になってな。"」


意識が薄れていく。
身体だけでなく、魂も消えていくのだろうか。

123 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 22:42:06.22 ID:pIvl3DWs0
とうとう風呂に入れ言われました、すいません

124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 22:43:06.24 ID:ZWvEBJnC0
てめぇwwwwww

125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 22:44:38.85 ID:p9RlYGVT0
これは酷い焦らしですね

126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 22:44:58.03 ID:Uy5ITpBnO
焦らしやがってwww

127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 22:45:43.47 ID:wziji2k1O
コノヤロウwwwwwwwwww
ゆっくり浸かってこいwwwwwwwwww

128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 22:48:52.49 ID:vp/zeGfd0
うわわwwww
いい具合にwwwww焦らさwwwれwwwるwwww

129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 22:51:55.01 ID:wU+thG1A0
この焦らしんぼがwwww

130 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 22:57:11.61 ID:pIvl3DWs0
シャワーだったので早く済みました
投下再開します。

131 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 22:58:05.28 ID:pIvl3DWs0
シャワーだったので早く済みました
投下再開します。

132 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 22:59:08.22 ID:pIvl3DWs0
最期の最期まで、俺は絶望で臓腑が、魂が染まっていた。
それももう終わり。 最後は……希望に託そう。
あの3人に、託そう。


ずっと俺を信頼してくれたあの3人に、
俺は全てを託そう。  自分の夢を押し付けてしまった、あの3人に……。


…………。
あ、そうだ……思い出した。

あいつらにゃ感謝し切れないって言ってたけど、
まだあったな。 大事なことを……。


「ごめんよ……ブーン、ショボン、ドクオ。
 お前達が慕っていた俺ってのあ、復讐に塗れた、クズな奴だったんだよ。


 ごめん、ごめん、ごめん……償いきれないよな。
  ごめん。ごめん。ごめん。  本当にありがとう、でも……ご……」

133 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 23:00:42.21 ID:pIvl3DWs0
・・・ ・・・・

('A`)「……ジョルジュ……」

一人ぼっちで歩きながら、ぼそっと呟いた。

大丈夫だろうか、あいつは……。
何というか、とんでもない執念のようなものを感じ取っていた。
特攻隊にでもなったかのような……。



……だとしても、行くしかない。
これからは単独行動なんだから。


('A`)「うおお〜〜」


小声で咆哮し、ポケットからバタフライナイフを取り出し、
刃を立たせた。

綺麗だ。 敵が来たらこれで立ち向かってやる!

134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 23:00:56.44 ID:iERc4HvwO
支援

135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 23:02:20.89 ID:iERc4HvwO
支援

136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 23:02:27.22 ID:wU+thG1A0
('A`)「うおお〜〜」
なぜかワロタ

137 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 23:03:01.19 ID:pIvl3DWs0
刃を出したままのバタフライナイフを手に、
ただただ歩き続けた。

英雄気分で潤歩していく。

すると右壁に、変わった物を見つけた。


('A`)「ん? 【第2酒蔵】だって?」

そんなプレートの付いた扉が見えた。
 その扉を見ているうちに。




     ザリ。




  後ろから、砂を軽く巻き上げる足音が聞こえた。(第16話終)

138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 23:04:23.80 ID:4F5i8fvRO
しえ

139 : ◆tOPTGOuTpU :2007/08/22(水) 23:05:04.60 ID:pIvl3DWs0
以上で今日の投下を終了します。
後少しの投下なのに風呂行くなヴォケって言葉が飛び交いそうですが
1つ言い訳させてもらいます。 本当真面目なものでして。

それでは皆さん、沢山の支援ありがとうございました。

140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 23:05:13.42 ID:tDiDci+mO
支援

141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 23:05:51.25 ID:P6EF6Z1aO
乙したぁぁぁ!!!!

142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 23:06:39.48 ID:idrtXUwd0


143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 23:06:51.38 ID:wU+thG1A0
激乙!

144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 23:08:08.35 ID:Q1Gc2tNQO


145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 23:08:17.25 ID:lOCtX15D0
あいうえ乙

146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 23:08:28.35 ID:M0Jw9JJtO
乙!!!

147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 23:09:47.45 ID:p9RlYGVT0
乙〜

148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 23:18:06.86 ID:MWfWXy4d0


149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 23:24:11.52 ID:UKM3pug8O


150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/22(水) 23:29:14.93 ID:pIvl3DWs0
酉外しカキコ
では特に質問もなさそうなので、失礼します

それではよい夜を

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