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( ^ω^)はミュージカルをするようです

1 : ◆PxaeLV0ois :2007/08/31(金) 23:44:51.36 ID:ddGc+nSsO
こんばんわ。
今回からトリつけますね。

まとめサイト
オムライス様
http://vip.main.jp/326-top.html

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:45:38.85 ID:RIY+XNb0O
ミュージカルきた!
待ってました!

3 : ◆PxaeLV0ois :2007/08/31(金) 23:46:06.02 ID:ddGc+nSsO

クラシックな口説き文句に、君を守るなんて言葉がある。

だけどそれは凄く馬鹿みたいな響きを含んでいて、
聞くだけで興醒めしてしまう。

でも私には、そんなことをしてくれた相手がいた。

あの行動が「守る」ということになったのかは、正直なところ分からない。
けれども、安っぽい言葉なんかではなく、実際に動いてくれた人がいた。

私のために。
私を守るために。

ただ一つ残念なことは、あいつの行動の動機が
友情からなのかそれとも愛情からなのかの、判別がつかなかったことだ。

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:46:50.85 ID:Vus53ic1O
死ぬほど待ってた

5 : ◆PxaeLV0ois :2007/08/31(金) 23:47:23.61 ID:ddGc+nSsO

私は今でも、その問いの答えを知らない。



―――――


幕間・私


―――――



暑すぎた昼の余韻を残した夜の風が、私の髪を凪ぐ。
早足が過ぎると汗をかいてしまうかもしれなかったが、
いまはそれに気を止めてる場合じゃなかった。

ξ#゚听)ξ(絶対に抗議してやる……)

さっきまで出演していた低俗なバラエティー番組を思い出し、腹が立った。

中身の無い企画に無能なスタッフ、
つまらないお笑い芸人に馬鹿なグラビアアイドル。

本当に、うんざりする。
関わり合いなんか持ちたくなかった。

6 : ◆PxaeLV0ois :2007/08/31(金) 23:48:12.50 ID:ddGc+nSsO
ξ#゚听)ξ(なんで私があんな奴らとあんな仕事をやんなきゃならないのよ……)

私はクソくだらないテレビタレントなんかじゃないのだ。

歌手だ。
アーティストだ。

なのに、なんで?

ξ゚听)ξ(今日こそ、びしっと言ってやる……)

事務所があるビルに入り、エレベーターで目的地へと上がった。
息を整え汗を拭き、並び立てる理屈を用意した。

ξ゚听)ξ(あのクソ社長が……!)

憤りを腹に溜めながら、すましたあの顔を思い浮かべてる。
すると、手に力が入った。

事務所の前に着き、私はなんの躊躇もなくドアを開けた。

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:48:41.61 ID:RIY+XNb0O
支援

8 : ◆PxaeLV0ois :2007/08/31(金) 23:49:47.56 ID:ddGc+nSsO

ξ#゚听)ξ「社長!お話があるんですが!!」

(´・ω・`)「うるせーぞ。後にしろよ」

ξ゚听)ξ「……?」

部屋の中で最初に目についたのは、見知らぬしょぼくれた男だった。

業界関係者かな、とも思ったが、
ブランド物のスーツに身を包んでいた体から出る雰囲気には、
どこか一般人ではない迫力があった。

(ヽ・∀・)「ツンか……ちょうど良かった……少し待っててくれ……」

事務所の隅にある金庫をいじりながら、社長がそう言った。

彼はなんだか、とてもやつれているみたいに見える。
まるで着古した洗濯物みたいだった。

9 : ◆PxaeLV0ois :2007/08/31(金) 23:51:14.72 ID:ddGc+nSsO

(ヽ・∀・)「……はい、どうぞ。お約束の金額通りですよ」

社長は机の上に札束を置き、しょぼくれた男に言った。
彼のそんな様子を見て、男は薄ら笑いを浮かべる。

(´・ω・`)「そうとう堪えたみてーだな。まっ、気持ちは分からんでもねーよ」

どっかりと偉そうに椅子に座り、
手慣れた様子で男がお札を数え出す。

(ヽ・∀・)「……ちゃんとありますって」

(´・ω・`)「念のためだ、念のため」

ξ゚听)ξ「…………」

どうして社長があんな大金を男に渡すのかが分からなかった。
でも、追求しても答えてくれないだろう。

10 : ◆PxaeLV0ois :2007/08/31(金) 23:52:05.31 ID:ddGc+nSsO

彼は冷静で、滅多に本音を口にしない。
そういう人間なのだ。

今日はいつもと若干、様子が違うようだったが。

(´・ω・`)「ん?……おい、この果物はなんだ?」

しょぼくれた男が興味深そうに、机の上にあったバナナに目をやった。

(ヽ・∀・)「好きなんですよ、バナナ。だからいつも手元に置いておくんです」

(´・ω・`)「バナ……?」

(ヽ;・∀・)「……し、知らないんですか?」

(´・ω・`)「知らねーよ。食っていいか?」

(ヽ;・∀・)「はあ、まあ……どうぞ……」

ξ;゚听)ξ(なに、こいつ……?)

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:52:56.62 ID:Vus53ic1O
支援

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:53:10.94 ID:vWOgGX47O
嬉しいのうwwww
ミュージカルが投下して嬉しいのうwwwwwwww

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:54:10.63 ID:qafSXK8V0
支援♪

14 : ◆PxaeLV0ois :2007/08/31(金) 23:54:29.13 ID:ddGc+nSsO

私は男の言葉に唖然とした。
バナナを知らないなんて、
この男は今までどんな生活をしていたのだろうか。

粗野な振る舞いからも想像出来たが、
相当に育ちの悪そうな男だな、と思った。

(´・ω・`)「こうか?」

(ヽ・∀・)「そうです……そんで下に向かって皮を引っ張るんです」

(´・ω・`)「……簡単に剥けるんだな……」

男が社長から食べ方をレクチャーしてもらい、バナナを一口食べた。

((´・ω・`)「…………」

(*´・ω・`)「おいおい、なんだこれ!?滅茶苦茶ウメーな!!」

(ヽ;・∀・)「そーすか……」

15 : ◆PxaeLV0ois :2007/08/31(金) 23:55:28.90 ID:ddGc+nSsO

(*´・ω・`)「いやぁ……こりゃ美味いよ……マジで!」

(ヽ・∀・)「植物繊維がたっぷり入ってますから、お通じが良くなりますよ」

(*´・ω・`)「へえ、詳しいんだな。フルーツ博士ってとこか」

(ヽ;・∀・)「そんな大袈裟な……」

(*´・ω・`)「それにしてもお通じねぇ……」

(´・ω・`)「それならさ、これ食い過ぎてクソ漏らす奴とかいるのかな?」

(ヽ・∀・)「まさか……いるわけないでしょう、そんな奴」

(*´・ω・`)「そりゃそーだけどよ、いたら大爆笑もんじゃねーか!」

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:56:11.63 ID:MxpLxP9Z0
sien

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:56:31.02 ID:IZSMOJgjO
荒巻にいろいろやられたやつか

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:56:31.98 ID:Vus53ic1O
(´・ω・')「俺のバナナよりうめーぞ!!」

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:56:56.98 ID:ByJnMSDi0
>(´・ω・`)「それならさ、これ食い過ぎてクソ漏らす奴とかいるのかな?」


これはwwwwwwwww

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:57:33.44 ID:IZSMOJgjO
ショボンがクソ漏らしたのはバナナのせいかwwwww

21 : ◆PxaeLV0ois :2007/08/31(金) 23:57:42.28 ID:ddGc+nSsO

(´・ω・`)「なあ!笑えんだろ!?ぎゃはははははっ!!」

(ヽ・∀・)「ははっ、はっ……」

ξ#゚‐゚)ξ「…………」

私は彼等の話を聞いて、段々と怒りがぶり返してきた。

こっちは大事な用件で来たというのに、
取るに足らない会話で盛り上がっている。
そんな緊張感の無さが、私の感情を逆撫でした。

でも、小さく深呼吸して、落ち着かせる。
これから話し合うに到って、何より大切なことは冷静さだ。
だから私は、ごく自然に会話の流れに乗れる話題で口を開いた。

ξ゚听)ξ「私も食べていいですか?」

(ヽ・∀・)「バナナか?別に構わないけど……」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/31(金) 23:58:34.11 ID:9TDOtFUhO
つながってるな

23 : ◆PxaeLV0ois :2007/08/31(金) 23:58:38.59 ID:ddGc+nSsO

社長の体が私に向いた。
妖しく光る目の輝きがに気が付いた。
私はつい、その光に萎縮してしまった。

(ヽ・∀・)「それよりさ、お願いがあるんだ」

ξ;゚听)ξ「……なんですか?」

(ヽ・∀・)「俺ね、今日は凄く疲れたんだよ。もう酷い目に合いまくったんだ。
      だからスゲーヘコんでんの。そんな俺って可哀想だろ?」

ξ;゚听)ξ「は、はあ……」

喋りながら一歩一歩、社長が近付いてきた。
圧力に押されて私も後ろに下がった。

(ヽ・∀・)「だからさ――」

背中に壁が当たった。
社長は私の両肩を掴んだ。

24 : ◆PxaeLV0ois :2007/09/01(土) 00:00:17.28 ID:GHWD38rrO

ξ;゚‐゚)ξ「…………」

(ヽ・∀・)「……慰めて、くんない?」

ξ;゚听)ξ「は?」

彼の言葉に、凄く間の抜けた顔をしてしまったのが自覚出来た。
口もあんぐりと開いていただろう。

(ヽ;∀;)「頼むよ!お願いだよ!俺を慰めてくれよ!!
       辛いんだ!きつ過ぎるだ!だから頼むよ慰めて!!」

ξ;゚听)ξ「え?ええっ?」

号泣しながら懇願された。
私は、気持悪いなと思いながら話の矛先を変えようとした。

ξ;゚听)ξ「い、いや、でも……私、バナナ食べたいし……」

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:01:39.70 ID:3s8Y3ogfO
あったねこんなのも

26 : ◆PxaeLV0ois :2007/09/01(土) 00:01:53.64 ID:GHWD38rrO
(ヽ;∀;)「好きなだけ食っていいから!バナナ食べていいから!!
       だから慰めてよ、頼むから!!」

ξ;゚听)ξ「えっ……ちょっ、困るんですけど……」

(ヽ;∀;)「抱き締めて!膝枕して!頭を撫で撫でしてくれよ!!
       お願いお願いお願いだからっ!!」

ξ;゚听)ξ「…………」

(ヽ;∀;)「頼むからバナナと一緒に慰めてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」

そこで、叩き付けるようなドアの開く音がした。
乱暴で力強く、壊れるぐらいの音が。

ξ;゚听)ξ「!?」

(ヽ;∀;)「?」

(*´・ω・`)「しかし美味いな……」

27 : ◆PxaeLV0ois :2007/09/01(土) 00:02:36.81 ID:GHWD38rrO

私たちは、一斉にその音の元へ目をやった。

(  ω )「…………」

ξ;゚听)ξ「……内藤……?」

そこに居たのは、私のマネージャーをしている内藤ホライゾンだった。
この事務所に来るのにも彼の車を使ったので、駐車していたからここに来たのだろう。

しかし、彼の様子は尋常じゃなかった。
肩を震わせ、あきらかに怒っているようだった。

(  ω )「『バナナ』……『慰める』……?」

(  ω )「…………どういうことですかお?」

絞り出すような声で、内藤が言った。

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:04:35.54 ID:8AFS1yp8O
支援

29 : ◆PxaeLV0ois :2007/09/01(土) 00:04:45.83 ID:GHWD38rrO

ξ;゚听)ξ「…………」

(  ω )「答えてくださいお、社長」

(ヽ・∀・)「え?なにが?」

社長は彼の疑問に心辺りが無いみたいで、
首を傾げながらそう答えた。

(# ゚ω゚)「バナナを慰めるってどういうことかって聞いてるんだおっ!!」

ξ;゚听)ξ「っ!!?」

(ヽ;・∀・)「っ!!?」

(*´・ω・`)「もはや神だな、この味は」

聞いたこともない声量で、内藤は怒鳴った。
一瞬にして空気が氷つき、言葉に詰まった。

(# ゚ω゚)「あなたは……社長という地位を利用して……
      ツンに何をする気だったんだお……?」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:05:19.79 ID:S7ihYVzyO
殺伐とした空気をふきとばしてくれ
支援

31 : ◆PxaeLV0ois :2007/09/01(土) 00:05:52.22 ID:GHWD38rrO

(ヽ;・∀・)「ん?」

(# ゚ω゚)「こんなに頑張ってるツンに向かって、なんてことを要求したんだお!?
      バナナを慰めろ?ふざけるなおっ!!」

(ヽ;・∀・)「おい、内藤、なんか勘違いしてないか?」

ξ;゚听)ξ「そ、そうよ……落ち着きなさいよ……」

(# ゚ω゚)「ツン……かばわなくても、いいんだお。
      この人は君を侮辱したお……僕はそれを許せないんだお」

ξ*゚听)ξ「内藤……」

(ヽ;・∀・)「あのな、それは多分、誤解なん――」

(# ゚ω゚)「それ以上口を開くなおぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!」

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:06:54.08 ID:Vxb3HwunO
始まりはブーンの勘違いからなのか・・・?

33 : ◆PxaeLV0ois :2007/09/01(土) 00:07:20.40 ID:GHWD38rrO

有無を言わさずに内藤が社長に飛び掛った。
二人は倒れ、社長の後頭部は床にぶつかった。

(# ゚ω゚)「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!」

内藤が馬乗りになって社長を殴った。
何度も何度も、拳を叩きつけた。

(# ゚ω゚)「おわああああああああああああああああああああっ!!!!!!」

狂ったように彼は殴り続けた。
嫌な音を立てて、社長が顔面は歪む。
内藤の絶叫が、痛いぐらいに耳に響く。

(*´・ω・`)「なあ、もう一本食ってもいいか?」

ξ;゚听)ξ「…………」

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:07:55.17 ID:6A/KkwSDO
ショボンはバナナに夢中wwww

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:08:07.06 ID:Gplyi5Qi0
ショボン空気嫁wwwww

36 : ◆PxaeLV0ois :2007/09/01(土) 00:08:31.35 ID:GHWD38rrO

ξ )ξ「…………っ」

私はあまりの光景に言葉を失った。
でも気が付いたら、まるでフールのように頭を激しく振って叫んでいた。

ξ((((゚听))))ξ「いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!止めて!内藤ぉぉぉぉぉぉっ!!」

(# ゚ω゚)「おおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!」

(´・ω・`)「……ん?なんだこいつ?なんでボコッてんだ?」

ξ((((゚听))))ξ「いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!止めてぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」

血が吹き出し、地面を濡らす。
社長はぐったりとして、動かなくなった。

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:09:03.25 ID:EYjtQtXoO
これが最初に繋がってるならwww
俺、明日から働く。

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:09:26.07 ID:8AFS1yp8O
フールwwww

39 : ◆PxaeLV0ois :2007/09/01(土) 00:10:05.90 ID:GHWD38rrO

私はそれを見て、フール三昧を止めた。
そして、彼に言った。

ξ;凵G)ξ「止めて……止めてよ内藤……」

(´・ω・`)「無茶するやっちゃなー……まあ、いいか。勝手に食うぞ?」

(# ゚ω゚)「おわああああああああああああああああああああっ!!」

ξ;凵G)ξ「お願いだから……止めてよ……」

拳は傷付き、彼自身と社長の血で汚れていた。
それでも内藤は殴り続けた。

(# ゚ω゚)「ああああああああああああああああああああっ!!!」

ξ )ξ「……――」

ξ#;凵G)ξ「いい加減にしなさいよ!ブーンッ!!!」

(;^ω^)「っ!!?」

彼が、止まった。

40 : ◆PxaeLV0ois :2007/09/01(土) 00:11:03.15 ID:GHWD38rrO

そして荒い息をつきながら私を見た。

((*´・ω・`)「…………」

ξ;凵G)ξ「あんた……言ってたじゃない……
      ブロードウェイでスターになりたいって……」

(;^ω^)「…………」

ξ;凵G)ξ「そのために『ブーン』って芸名も考えたんでしょ……?」

( ^ω^)「…………」

ξ;凵G)ξ「今の仕事でお金が貯まったら……
      渡米するって言ってたじゃない……なのに……」

(;^ω^)「……ツン……」

内藤はゆっくりと立ち上がった。
床には赤い血が、広がっていた。

( ;ω;)「僕は……僕は…………」

41 : ◆PxaeLV0ois :2007/09/01(土) 00:12:48.68 ID:GHWD38rrO

ξ;凵G)ξ「……逃げなさいよ!!夢を叶えなさいよ!!」

( ;ω;)「……!」

ξ;凵G)ξ「このままじゃ……殺人犯として捕まっちゃうよ……!」

(´・ω・`))「いや、死んでねーだろ。普通に息してんじゃん」

彼は狼狽しているように見えた。
でも私には何も出来なかった。

それが、悔しかった。

ξ;凵G)ξ「……早く行きなよ!!早く!!誰にも見付からないように!!」

( ;ω;)「…………ツン……ごめん、だお……」

そう呟いて、内藤は事務所から飛び出した。

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:13:31.96 ID:8AFS1yp8O
しょぼん微妙に震えるなw

43 : ◆PxaeLV0ois :2007/09/01(土) 00:14:50.13 ID:GHWD38rrO

何に謝罪したかは分からなかったが、
彼の言葉は私の心に深く突き刺さった。

ξ;凵G)ξ「バカ……ほんと、バカ……」

勘違いとはいえ、私のために彼は手を汚してくれた。
必死になって、守ってくれた。

ξ;凵G)ξ「内藤……内藤……っ!」

(´・ω・`)「人の話聞けよ、おい」

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:15:51.87 ID:EYjtQtXoO
支援

45 : ◆PxaeLV0ois :2007/09/01(土) 00:15:57.99 ID:GHWD38rrO

ξ;凵G)ξ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

(´・ω・`)「おいって
       ……全部、食べちゃうぞ?」

ξ;凵G)ξ「あああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

溢れた涙は私の顔を濡らし続けた。
声が枯れても、涙が枯れても洩れる嗚咽は止められなかった。

私は、泣いていたのだ。
誰のためにか何のためにかも分からずに。

いつまでも、ずっと。
ただ、泣き続けていた。




幕間・完

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:17:05.37 ID:8AFS1yp8O
幕間か

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:18:38.92 ID:ap8Rv9d/0
スピンオフがすごい

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:19:55.42 ID:Vxb3HwunO


三曲目を改めて読み直すとモララーは本当に災難続きだったんだな

49 : ◆PxaeLV0ois :2007/09/01(土) 00:20:41.50 ID:GHWD38rrO
幕間は以上です。
ありがとうございました。
この後、もう一本投下します。


50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:21:04.20 ID:+O93o3io0
支援

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:21:52.30 ID:GHWD38rrO
>>17
そうです。分かりにくくなけば良いのですが……

>>37
一応そういう作りです。是非働いてください。

>>42
あれは、バナナを噛んでるんです。

52 : ◆PxaeLV0ois :2007/09/01(土) 00:23:43.64 ID:GHWD38rrO
少し時間がかかるので、お待ちください。
もし落ちたら後日投下しますので、ご無理はなさらずに。
ではノシ

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:24:42.79 ID:8AFS1yp8O
五曲目の一行めで爆笑したのは俺だけじゃないはず

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:25:47.65 ID:Vxb3HwunO
ノシ

保守

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:31:37.19 ID:8AFS1yp8O


56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:32:24.48 ID:xedEMfO10
乙!! ほ

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:38:29.15 ID:dD6czOMtO
つまりショボンがブーンと出会う一日前の話か

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:41:56.43 ID:WO/iRvxB0
今追いついたら終わってたwwww
乙、ほ

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:45:27.23 ID:GHWD38rrO
保守ありがとうございました!
これから投下します!

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:46:06.88 ID:dD6czOMtO


61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:46:15.81 ID:GHWD38rrO

番外編・幼少ホライゾン



楽しかったはずのデパートは、その様を一変させた。

( ;ω;)「とーちゃん……かーちゃん……」

抜けるような青空の日曜日。

そんな遊楽には絶好な日に、
ホライゾンは両親に遊びに連れて行ってもらったが、
迷子になってしまった。

( ;ω;)「……どこにいるんだお……」

不安と恐怖がホライゾンを襲った。
小さな子供である彼には、いまの状況は心細過ぎるためだ。

( ;ω;)「お外にいるのかお……?」

デパートを出て、両親を探す。
だがホライゾンの目の前には足早に進む人混みだけが流れていた。

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:46:54.53 ID:GHWD38rrO

( ;ω;)「いないお……なんでいないんだお……」

泣き疲れで彼は道路に座り込んでしまった。
両腕で顔を隠し、悲しみにくれる。

そんなホライゾンに声が掛けられた。

<_プー゚)フ「どうしたんダイ?ボーイ」

( ;ω;)「……っ?」

<_プー゚)フ「何で泣いてんダイ?」

彼はホライゾンに目線を合わせるためか、座り込みながら言った。

その人は逞しいもみあげを生やし、開襟シャツから胸毛を出したスペイン風の男だった。

( ;ω;)「……とーちゃんと……かーちゃんが……居なくなっ……おっ……」

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:48:09.58 ID:WO/iRvxB0
支援

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:48:39.07 ID:GHWD38rrO

<_プー゚)フ「オウ……そりゃ悲しいヨネー……ちょいと、待っててネー」

スペイン人はそう言うと、立ち上がってどこかへ消えてしまった。

ホライゾンは、あっという間に見捨てられてしまった、と自分の境遇に嘆いた。

( ;ω;)(僕なんて……僕なんて……)

足をばたばたさせ、泣きじゃくる。
絶望感に捕われる。
世の中に失望する。

しかし、気が付くと、両手を挙げた男達にホライゾンは囲まれていた。

\(^o^)/\(^o^)/『オワオワ・オワタ♪人生オワタ♪』\(^o^)/\(^o^)/

\(^o^)/「迷子のお前は人生オワタ♪」

( ;ω;)「……?」

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:48:45.51 ID:j62mR48VO
支援

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:50:41.22 ID:GHWD38rrO

<_プー゚)フ「ボーイの人生、オワッテないヨ♪」

ホライゾンの目の前には、ダチョウに乗ったスペイン人が現れていた。
彼は誇らし気に笑いながら、アフリカにる鳥を操っていた。

\(^o^)/\(^o^)/『オワオワ・オワタ♪人生オワタ♪』\(^o^)/\(^o^)/

<_プー゚)フ「んなことないヨ♪オワッテないヨ♪」

スペイン人が男達の一人の首に手刀を食らわした。

するとその男は、
ティウンティウンという不思議な音をさせながら、
光と共に体を爆砕させた。

\(^o^)/\(^o^)/『オワオワ・オワタ♪人生オワタ♪』\(^o^)/

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:51:05.29 ID:3GFxn/ryO
支援

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:51:31.41 ID:WO/iRvxB0
しえn

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:51:33.75 ID:GHWD38rrO

<_プー゚)フ「だから無いっテ、オワッテないヨ♪」

今度は彼が乗っていたダチョウが嘴でつついた。

その一撃を食らった男は、
ティウンティウンという妙な効果音を出しながら、
光と共に体を内側から破裂させた。

( ω )「…………」

(*^ω^)「おっおっおっ!」

目の前で起こるファンタジックな光景に、思わず笑い出すホライゾン。
それを見て、スペイン人も微笑んだ。

<_プー゚)フ「おいでよボーイ♪こっちへコーイ♪」

<_プー゚)フ「パーティータイムの始まりサ♪」

ダチョウから飛び下りた彼は、その鳥の尻を叩く。

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:51:55.00 ID:k9tva+7wO
>>53
俺も

んでミセリ編とつながってるのを理解してもう一回吹いた

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:52:44.57 ID:Vxb3HwunO
支援

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:53:03.12 ID:GHWD38rrO

叩かれたダチョウは、どこかへ飛び去って行った。

(*^ω^)「すげーお!すごいんだお!」

奇跡のような出来事の連続に、彼の目は輝いた。
興奮を押さえきれなかった。

「少年、これは何の騒ぎだ?」

(*^ω^)「おっ!」

後ろからかかった声に振り返ると、
そこには長い髪の若い女性がいた。

川 ゚ -゚)「ショーか何かかね?」

(*^ω^)「わかんねーお!でも、すっごく楽しそうなことだお!」

川 ゚ -゚)「ふむ」

答えに満足したようにうなずく女性。
そんな彼女を置いて、走り出す。

(*^ω^)「来たお!来たお!踊るんだおっ!!」

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:53:56.45 ID:GHWD38rrO

男に駆け寄ったホライゾン。
スペイン人はにやりと笑いながら歓迎した。

<_プー゚)フ「ハジマタ……カイ?」

(*^ω^)「おっ?」

<_プー゚)フ「ハジマタ、カイ?」

(*^ω^)「ハジマタお!」

<_プー゚)フ「ハジマタノ、カイ?」

(*^ω^)「ハジマタおーっ!!」

<_プー゚)フ「OK、ボーイ!!カモン・ピーピル!レッツ・ダンスッ!!」

人混みが一瞬止まり、揃って全員がスペイン人を見た。

<_プー゚)フ「ミュージック!プリーズ、ミュージィィィィィクッ!!!」

その場には音響設備など、どこにも無かった。

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:54:47.72 ID:GHWD38rrO

だがどこからか、陽気な音楽が流れ出した。

<_プー゚)フ「オウ!イエース!!」

\(^o^)/「ハジマタ・ハジマタ♪ハジマッタ♪」\(^o^)/

\(^o^)/「俺らのステージ、ハ・ジ・マッ・タ♪」

色っぽい仕草で自分の体を撫でるスペイン人。
彼の両側には両手を挙げた男がいる。

その後方ではまるで彼の動きに真っ向から対するように、
通行人達が動きを揃えて激しいダンスを踊っていた。

<_プー゚)フ「♪歌うオイラのお名前ハ?」

\(^o^)/『エクスト・ガルシア・プラズマン♪』\(^o^)/

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:55:04.87 ID:WO/iRvxB0
支援

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:55:41.47 ID:GHWD38rrO

<_プー゚)フ「♪セクシーキュートなジェントルマンは?」

皆さん『エクスト・ガルシア・プラズマン♪』

後頭部に手を組み、なまめかしく艶のある動きをするスペイン人。
舌舐めずりをしながら、卑猥な動きで腰を揺らす。

彼のその振る舞いを見て、
長い髪の女とバックダンサー以外の女性達が、軒並み倒れた。

そしてその効果は人間に止まらないらしいことが分かる。

なぜなら、犬猫も失神したように崩れたし、
上からはハトやカラスが落ちてきたからだ。

(*^ω^)「おっおっ〜♪おっ♪」

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:56:57.04 ID:GHWD38rrO

ホライゾンはそんなスキャンダラスなセクシーガイの正面で、
無器用に体全体を使って踊っていた。

<_プー゚)フ「オウ!イエッ!」

開襟シャツの男は一言そう叫ぶと、ホライゾンの襟首を掴む。

( ^ω^)「お?」

<_プー゚)フ「セイ!イエースッ!!」

そして力を込め、ホライゾンを上空へ投げた。

(;^ω^)「おー!おおおっ!」

とんでもない高さまで、宙を舞った。
空が近付き、地面が遠ざかる。

<_プー゚)フ「ハッ!イエスッ!!」

落下してきたホライゾンを一回転してからキャッチするスペイン人。

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:58:01.86 ID:GHWD38rrO

そして再び、上へ放り投げた。

(*^ω^)「おっおっおっおっ♪」

まるでお手玉のような扱いだったが、
ホライゾンは楽しくて仕方なかった。

四肢を伸ばし、浮遊感を楽しむ。
やがて落下し、そのスリルを味わった。

<_プー゚)フ「イェー!ハッ!」

情熱とエロスの化身は、一歩前に出て背中越しにホライゾンを受け止めた。
手を掴んで勢い良く振り回してから静かに着地させる。

するとそこに、急ブレーキでワゴンが止まった。
中からは大勢の両手を挙げた男達が出てくる。

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:58:41.30 ID:j62mR48VO
プラズマンがアメリカ人にしか見えない件

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:59:08.00 ID:WO/iRvxB0
しえn

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 00:59:10.57 ID:GHWD38rrO

彼等はいっせいに、もみあげ男の周囲に陣取って踊り出した。

<_プー゚)フ「踊るオイラのお名前ハ♪」

\(^o^)/\(^o^)/『エクスト・ガルシア・プラズマン♪』\(^o^)/\(^o^)/

<_プー゚)フ「クールでイカしたはヒーローは♪」

\(^o^)/\(^o^)/『エクスト・ガルシア・プラズマン♪』\(^o^)/\(^o^)/

スペイン人は激しい振り付けのダンスをしながら、手近の男を蹴り上げる。
男はさっきのように体を爆砕させてながら、不思議な音と光を出した。

◎「ティウン・ティウン♪」

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:00:06.00 ID:GHWD38rrO

<_プー゚)フ「カム・アゲインッ♪」

今度は蹴った方向とは逆側の男に裏拳をする。

◎「ティウン・ティウン♪」

<_プー゚)フ「まだまだヨ♪」

彼は正面に立つ男を殴打する。

◎「ティウン・ティウン♪」

<_プー゚)フ「ハジけよウ♪」

\(^o^)/『オーライ♪オーライ♪オーライ♪オーライ♪』\(^o^)/

\(^o^)/\(^o^)/『ティッ・ティッ・ティッ・ティッ♪』\(^o^)/\(^o^)/

◎ ◎ ◎『ティウン・ティウン♪ティウン・ティウン♪』◎ ◎ ◎

(*^ω^)「おー!おっおっ!」

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:00:26.68 ID:WO/iRvxB0
支援

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:00:37.42 ID:3GFxn/ryO
支援♪

85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:01:28.50 ID:GHWD38rrO

踊るスペイン人の周りで両手を上げた男達の体が、
いっせいに破裂した。

その破片の一つ一つが光を放ち、泡の様に弾けて、飛んだ。

男がまるで空を迎入れるかのように、両手を広げていた。
目を閉じた彼に、きらきらと煌めく欠片が降り注いだ。

やがてカッ、と目を開き、
素早く胸の前で腕を交差させ、腰を突き出す男。

<_プー゚)フ「スーパー・ミュージカル・スター!!」

そして両腕を広げ、高らかに言う。

<_プー゚)フ「エクスト・ガルシア・プラズマンッ!!!」

男の後で音と光だけの大爆発が起きた。
一瞬視界がくらむホライゾンだったが、そこには、スターがいた。

86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:01:37.83 ID:j62mR48VO
オワタ死にすぎww

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:02:40.53 ID:GHWD38rrO

踊るスペイン人の周りで両手を上げた男達の体が、
いっせいに破裂した。

その破片の一つ一つが光を放ち、泡の様に弾けて、飛んだ。

男がまるで空を迎入れるかのように、両手を広げていた。
目を閉じた彼に、きらきらと煌めく欠片が降り注いだ。

やがてカッ、と目を開き、
素早く胸の前で腕を交差させ、腰を突き出す男。

<_プー゚)フ「スーパー・ミュージカル・スター!!」

そして両腕を広げ、高らかに言う。

<_プー゚)フ「エクスト・ガルシア・プラズマンッ!!!」

男の後で音と光だけの大爆発が起きた。

一瞬視界がくらむホライゾンだったが、
そこには確にスターが立っていた。

88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:03:41.63 ID:GHWD38rrO

でも誰もそれに驚かなかった。
スコールのような拍手が鳴り止まなかった。

地球が、彼に恋をした瞬間だった。


―――――


(;´・_ゝ・`)「ちょっと目を離した隙に、
        こんなとこでなに油売ってるんですか!?」

<_プー゚)フ「アブラなんか売ってないヨ。タダで夢をあげてたんだヨ」

(;´・_ゝ・`)「そういう問題じゃないですよ!
        あ〜あ、『ライフ・エンド・ボーイズ』もこんなに使っちゃって!」

<_プー゚)フ「謝らないヨ。悪いコトしてないモン」

(;´・_ゝ・`)「少しは弁解してくださいよ……」

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:04:16.17 ID:WO/iRvxB0
しえn

90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:05:21.98 ID:CHFoxiT10
ライフエンドボーイズ吹いた支援

91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:05:22.00 ID:GHWD38rrO

歌が終わり、人々は解散していた。
開襟シャツの男は、なにやらお説教をされているみたいだった。

(*^ω^)「とーちゃん!かーちゃん!」

やっとのことで両親を見付けたホライゾンは、二人の元へ行った。


^^どこに消えてやがった
クソガキが

^^ぶっ殺すぞ

川 ^ω^)「心配してたわよ」

父と母が口々に文句を言う。
しかしホライゾンは、それが気に入らなかった。

(#^ω^)「とーちゃん達がどっか行っちゃってたんだお!」

川;^ω^)「それはあなたの方よ……」

(#^ω^)「違うおっ!違うおっ!」

92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:06:13.79 ID:GHWD38rrO

^^うるせーガキだな

^^取り合えず
抱き締めさせろ

( ^ω^)「おっ!?」

父親が、ホライゾンを抱き上げた。
ほっ、と安堵したようにも見えたが、ホライゾンはそれに気付かなかった。

(*^ω^)「おっおっおっ……苦しいおっ!」

<_プー゚)フ「ボーイ、パパとママに会えたみたいだネー」

スペイン人が、柔和な表情で話しかけてきた。

(*^ω^)「おっ!会えたんだお!」

川;^ω^)「この度はうちのホライゾンがご迷惑をおかけまして、
       真に申し訳ありません……」

93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:08:05.81 ID:GHWD38rrO

<_プー゚)フ「気にしないでイイヨ。僕も楽しかったしネ」

( ^ω^)「ねえ、お願いがあるんだおっ!」

<_プー゚)フ「なんダイ?」

( ^ω^)「もう一回、お空を飛ばして欲しいんだお!」

<_プー゚)フ「ぶん投げることカイ?もちろんOKサ」

川;^ω^)「そんなの危ないわよ……」

^^構わん
俺が必ずキャッチする

川;^ω^)「…………」

川 ^ω^)「あなたがそう言うなら安心ね」

^^おう


(;´・_ゝ・`)「ちょっと待ってくださいよ!
        時間押してるんですって!!勘弁してくださいよ!」

94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:08:50.02 ID:WO/iRvxB0
支援

95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:09:10.74 ID:j62mR48VO
デスピーチwwwww

96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:09:35.89 ID:GHWD38rrO

<_プー゚)フ「オゥ……ノリ悪いネー」

川 ^ω^)「最悪だわ。空気が読めないのね」

( ^ω^)「だめなの……かお?」

(;´・_ゝ・`)「…………そ、そんな目で見ないでよ……」

ダチョウ「クワッ!」

(;´・_ゝ・`)「ひいっ!わ、分かりました!分かりましたよ!!」

(;´・_ゝ・`)「もー……仕方ない。ちょっとだけですからね!」

(*^ω^)「おーっ!やったおっー!!」

<_プー゚)フ「サンキュー!お礼にアンコールはノーギャラで二曲やるネ」

(´*・_ゝ・`)「マジすか!?やったぜっ!!!」

97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:10:45.95 ID:GHWD38rrO

喜ぶ男の肩をばしばしと叩く開襟シャツとホライゾン。

川 ^ω^)「気を付けてね、ホラちゃん」

^^行け

<_プー゚)フ「そいじゃ、イクヨー!」

スペイン人はホライゾンの襟首を掴み、ぶんぶんと振り回し始めた。
充分に加速したのを見届けると、彼は全力でホライゾンを投げた。

(*^ω^)「お〜〜〜っ!」

風を切って、空へと向かう。
太陽が視界いっぱいに広がる気がする。

雲に手を触れられるんじゃないかと思えるぐらい、舞い上がった。

ちらりと下を見ると、両親を筆頭に大勢の人達がホライゾン見上げていた。

98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:11:30.31 ID:WO/iRvxB0
しえn

99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:11:41.29 ID:GHWD38rrO

こうしていると、なんだか鳥にでもなった気がした。

気分が、良かった。
物凄く。

だからホライゾンはさっき彼がしたみたいに、両手を大きく広げた。
そしてその心境を広い空で大声で口にした。


⊂ニニ( ^ω^)ニ⊃「ブーンだおっ♪」


澄みきった青空の中にいると、
本当に飛べる気がしてくるから不思議だ。

どこまでも、高く。

それこそあの雲の向こうまで、行ける気がした。





番外編・完

100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:11:44.56 ID:8AFS1yp8O
やはりこの作者はいい支援

101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:12:21.66 ID:GHWD38rrO
以上で本日の投下は終わりです。
保守や支援、本当にありがとうございました。

102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:12:38.28 ID:6A/KkwSDO
支援

103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:12:48.35 ID:WO/iRvxB0
乙だ

104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:13:05.58 ID:8AFS1yp8O


105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:14:33.87 ID:6A/KkwSDO
乙!

俺の中で一番旬の作品だ

106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:16:02.92 ID:M2ioJClnO
>>1

107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:16:09.80 ID:7ZJKiQZKO
http://ex23.2ch.net/test/read.cgi/campus/1188491134/

ここの人たちにコテ外さないなら出ていけとか言われていじめられてます

頼むからこのスレ潰してください

108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:16:57.48 ID:3GFxn/ryO
乙!やっぱり好きだ!

109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:18:25.47 ID:GHWD38rrO
沢山の乙、ありがとうございます。

>>79
……やっぱそうですかね?
アメリカ人とスペイン人で迷ったんですが、情熱的な方をチョイスしちゃいました。

110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:18:42.45 ID:j62mR48VO
乙!

111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:22:41.61 ID:GHWD38rrO
沢山の乙、ありがとうございます!

亀ですみません。見逃してました。
>>57
そうです。

>>79
……やっぱそうですかね?
アメリカ人とスペイン人で迷ったんですが、情熱的な方をチョイスしちゃいました。

112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/01(土) 01:27:46.25 ID:j62mR48VO
自覚あったのかwww
それはそれで面白かったがwww

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