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( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです

1 : ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 14:32:51.16 ID:sHs4H9qt0
まとめサイト
http://boonsoldier.web.fc2.com/arufa.htm
http://hebiya.blog40.fc2.com/blog-entry-2332.html

間隔が空いてしまって申し訳ないです
第76話を投下します

2 :登場人物 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 14:33:50.27 ID:sHs4H9qt0
〜ラウンジの兵〜

●(´・ω・`) ショボン=ルージアル
41歳 ???
使用可能アルファベット:Z
現在地:ラウンジ城

●(`・ι・´) アルタイム=フェイクファー
48歳 大将
使用可能アルファベット:T
現在地:ラウンジ城

●( ’ t ’ ) カルリナ=ラーラス
34歳 中将
使用可能アルファベット:P
現在地:ラウンジ城

●( ̄⊥ ̄) ファルロ=リミナリー
32歳 少将
使用可能アルファベット:S
現在地:フェイト城

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:34:37.27 ID:qdI7OnoX0
ktkr!!!???

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:34:46.04 ID:q56a4MSIO
よっしゃあ!

5 :使用アルファベット一覧 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 14:35:10.78 ID:sHs4H9qt0
A:
B:
C:
D:
E:
F:
G:
H:
I:
J:
K:
L:ロマネスク
M:
N:
O:ヒッキー
P:アニジャ/オトジャ
Q:
R:プギャー/ベルベット
S:ニダー/ファルロ
T:アルタイム
U:ミルナ
V:ブーン/ジョルジュ
W:
X:モララー
Y:
Z:ショボン

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:35:23.92 ID:4RMj/lMZO
本物か!?

7 :この世界の単位&現在の対立表 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 14:35:51.71 ID:sHs4H9qt0
一里=400m
一刻=30分
一尺=24cm
一合=200ml

(現実で現在使われているものとは異なります)

---------------------------------------------------

・全ての国境線上

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:35:53.77 ID:AAnhvOo2O
ktkr

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:36:43.53 ID:Xb/aN5vKO
今からバイトだよこの野郎

支援

10 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 14:36:59.12 ID:sHs4H9qt0
【第76話 : Desire】


――ラウンジ城付近――

 全土最大。
 あのヴィップ城やオオカミ城さえ、比較にならない。

 精錬された外観。
 抜群の機能性。
 どれを取っても、最高の名に恥じない。

 ラウンジ城。
 あまりに、美しい。
 そして、輝かしい。

 春が近づきつつあることとは関係なく、華やいで見えた。

(´・ω・`)「……帰ってきたんだな……」

 思わず、言葉が漏れた。
 自分でも感じる。感慨深さが、こもっていると。
 当然だった。ここに帰ってくるときを、一日千秋の思いで待ち続けていたのだ。

川 ゚ -゚)「三十一年もの間、よく耐えられました。
    今のラウンジは、ショボン様の忍耐と使命感あってこそのものです」

 クーの言葉にも、感情がこもっていた。
 常にクールな女だが、自分の前でだけは素直に感情を露わにする。

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:37:54.15 ID:pQYjnBPH0
うおおおお

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:37:58.59 ID:AAnhvOo2O
支援

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:38:11.05 ID:PQ+d88amO
初遭遇!
支援

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:38:25.81 ID:pQYjnBPH0
ファルロしんでないな

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:38:31.51 ID:qvgnfw/30
支援

16 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 14:38:38.26 ID:sHs4H9qt0
 自分がずっと、ヴィップで耐えてきたことを知っている。
 クーだけが、知っている。
 どれほど辛かったかを。どれほど苦しんだかを。

 自分を"助けてくれた"父上の許から離れ、異国の地でたった一人、生きてきた。
 愛する故郷。愛する父。そのいずれも、側に居ない。
 途方もないような策を言い渡され、その実行のためだけにただ、生きてきたのだ。

 ずっと苦しんでいた。
 いつ終わるのか。本当に、終わるのか。
 分からなかった。もしかしたら、このまま生涯を終えるのではないか、と思った。

 異国の地で、たった一人、死んでゆくのではないか、と。

 覚悟はしていた。
 クラウンも言っていたのだ。もしかしたら、ラウンジには帰って来れないかも知れないと。

 それほど難しく、危険な策だ。
 全てを完璧に為さねば、きっと戻って来れないだろう。
 それでも、やってくれるか?

 そう言ったクラウンは、不安げな表情だった。
 自分を、心配してくれていた。

(´・ω・`)「きっと、成し遂げてみせます」

 すぐにそう答えて、策の実行に移った。
 ヴィップへと旅立ち、孤児の少年を殺し、ヴィップの人間に成りかわった。

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:39:07.66 ID:zEyj9Ji/O
支援

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:39:26.40 ID:bHzJKoMu0
リアルタイムキターーーーーーーーーー

19 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 14:40:23.91 ID:sHs4H9qt0
 全てはラウンジ国のために。
 そしてその国を統べる、クラウンのために。

 父のために。

川 ゚ -゚)「すぐに国王室へ向かわれますか?」

(´・ω・`)「できればそうしたいが、まずは大将のアルタイムに挨拶を――――」

 しなければならない、と言いかけた。
 その自分の視界に、入った男。

 城門から、護衛を引き連れて歩いてくる。
 大将のアルタイム=フェイクファー。
 そして、中将カルリナ=ラーラス。

 厳粛な表情を崩さず、自分の側まで歩み寄ってきた。
 自分も、同じように歩み寄った。

(`・ι・´)「会うのは初めてだな」

(´・ω・`)「あぁ」

 アルタイムの声は、冷静そのものだった。
 あえて平然とした態度でいるのだろうか。実際、平然としてはいられないはずなのに。
 事実、カルリナは決して穏やかでない表情を浮かべている。

(`・ι・´)「新たな同志を、心から歓迎する」

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:40:24.54 ID:PQ+d88amO
支援

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:41:08.62 ID:GxY0bPgP0
えっ!? この時間に遭遇とは支援

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:41:13.95 ID:pKIwILytO
ktkr!!!!

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:41:24.65 ID:+gNmFunf0
支援

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:41:36.50 ID:ArZEW7360
なんか変な時間にktkr

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:41:37.94 ID:zEyj9Ji/O
支援

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:41:47.11 ID:PQ+d88amO
アルタイムとショボンの顔幅一緒なんだな

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:42:10.22 ID:LiAZpFFr0
支援

28 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 14:42:30.20 ID:sHs4H9qt0
 台本を読み上げるような調子で、アルタイムは言った。
 義務感が滲み出ている、と感じた。

(´・ω・`)「ありがとう」

 アルタイムと手を交わした。
 大きな手だが、自分よりは小さい。
 ほとんど熱を感じない手だった。

( ’ t ’ )「カルリナ=ラーラスです」

 アルタイムの手を解いたあと、カルリナが手を差し出してきた。
 軽く握り締める。小さく柔い手だ。
 熱は、まったくなかった。

 アルタイムは背丈があるわけではないが、体格がいい。
 がっしりしている。よほど鍛錬を積んでいるのだろう。
 厳しい訓練を自らに課すのは、Sの壁突破者なら当然だが、アルタイムは身長以上に大きく見えるほどだった。

 対するカルリナは、かなり小さめだ。
 体つきもさほど良くない。優男だった。
 美麗とも言える顔立ちが相俟ってそう見えるのだろうか。

 アルタイムの精悍な顔と比べると、違いがよく分かった。
 この顔なら女は飽きるほど群がるはずだ。
 ただし、カルリナは妻帯してないはずだった。

(´・ω・`)(なるほど、いい組み合わせだ)

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:42:33.80 ID:+/9+RDmrO
うはwww

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:42:35.52 ID:qvgnfw/30
支援

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:42:37.67 ID:Kb9N4BZMO
おかえりなさい!
支援

32 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 14:44:48.65 ID:sHs4H9qt0
 見ただけでも分かる。
 二人が組めば、上手く嵌まるであろうことは。

 カルリナの才気は知っている。他国でも恐れられているほどだ。
 ベルによって軍学を叩き込まれ、実戦でそれを昇華させた男。
 恐らく、ジョルジュやモララーとも互角に渡り合うだろう。

 またそれを、経験豊富なアルタイムが支えている。
 アルタイムはベルの右腕として長く活躍していた。作戦の実行力はかなりのものだ。
 機転が利かないという致命的な欠点はあるが、堅実な将とも言えた。

 殺さないでよかった、と思った。
 アルタイムは、殺しておこうと考えていた。いずれ邪魔になるかも知れない、と。

 ベルがいたころのアルタイムは、およそ大将の器ではなかった。
 臆病さがある。地位に固執するところもある。
 クーからそんな報告を受けていて、憂えていたのだ。

 カルリナの成長を妨げるかも知れない、と。

 ベルが手塩にかけて育てた、カルリナ=ラーラス。
 いずれ成長してくるのは分かっていた。あのベルが育てたのだから、当然だ。
 ゆくゆくは自分と共に戦うことになるだろう、と思っていた。

 それを、地位に固執したアルタイムが阻害したら。
 怖かった。ラウンジが衰えてしまうかも知れなかったからだ。

 それに、アルタイムはベルを慕っていた。
 そのベルがいなくなって、いずれ自分がラウンジに帰ったとき、反発するのではないかと思ったのだ。
 いかにクラウンが仕掛けた策とは言え、素直に受け入れてくれないのではないかと思ったのだ。

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:44:55.00 ID:zEyj9Ji/O
支援

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:46:22.20 ID:r3Dli4fP0
支援

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:46:23.82 ID:4U+X33zXO
支援!

36 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 14:46:44.62 ID:sHs4H9qt0
 アルタイム自身にもさほど能力はない。
 だからやはり、殺しておくべきだと以前は考えていた。

 実際、ジョルジュに頼んだこともある。ラウンジ戦に伴ってほしい、と。
 アルタイムを討ち取ってみせるから、と。

 あのとき、ジョルジュは頼みを断ってきた。
 何かを感じたのだろうか。いや、恐らく狙いは分からなかっただろう。
 ただ、自分が何かを頼むことに、違和感を覚えた。だから断った。そういうことだろう。

(´・ω・`)(結果的に、ジョルジュには助けられたわけか)

 目の前の二人を見ていると、そう思う。
 アルタイムを殺さなくて良かった。あのときの自分は、間違っていた。
 きっと焦りがあったのだ。いつになったらラウンジに帰れるのか、という不安もあった。

 あのときアルタイムを討ち取っていたら、きっとクラウンからも咎められただろう。
 それさえ辞さないと思っていたが、やはり冷静ではなかったのだ。
 ちょうど、ジョルジュがオオカミに寝返るかも知れない、という不安を大きく抱えていた頃だった。

(`・ι・´)「城内へ向かおう。国王が待っておられる」

(´・ω・`)「そうか。是非とも、謁見したい」

(`・ι・´)「ささやかだが祝いの場も用意している。祝福の意を込めた」

 アルタイムの語り口は淡々としているが、敵意は感じられなかった。
 今は味方だ。当然と言えば当然だが、安心した。
 拒まれる可能性は少なからずあると思っていたのだ。

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:47:35.74 ID:+B+B1qlOO
こんな時間に予想外

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:47:40.42 ID:zEyj9Ji/O
支援

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:48:03.08 ID:2UmuiYImO
私怨

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:48:06.04 ID:pAmioImT0
アルファ初読支援

41 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 14:48:44.48 ID:sHs4H9qt0
 だが、カルリナ=ラーラスの目は決して穏やかでない。
 まだお前を信用してはいない、とでも言いたげだった。
 時間をかけて打ち解けていく必要がありそうだ。

 南の城門をくぐって城内へと歩み入る。
 しっかりと、踏みしめた。
 石の階段。

 もはや、懐かしいという感情さえ消えゆくほどの歳月。
 だが、はっきりと覚えている。

 懐かしい、と感じる。

(´・ω・`)「ヴィップのカノン城がここに近いが、どうなっている?」

(`・ι・´)「防衛面に抜かりはない。どのみち、ヴィップに攻める力はないだろう」

(´・ω・`)「油断しているとやられるぞ」

(`・ι・´)「分かっている。今まで何度、ヴィップと戦ったと思っているんだ?」

 アルタイムの言葉に、強みが込められた。
 自分は中から、ヴィップを見てきた。アルタイムは、外から見てきて、実際戦った。
 どちらがヴィップをよく知っているか。微妙なところだ。

(´・ω・`)「まぁ、俺もヴィップに攻める力はないと思っている。
      かなりの兵糧を奪った。兵も奪った。
      いま攻めたところで、いたずらにその二つを失うだけだ。
      ヴィップの兵はそれを分かっている」

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:49:04.06 ID:IGfYBNhJ0
初リアタイktkr

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:49:44.60 ID:eFy1NM1QO
ずっと待ってた甲斐があった!
支援

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:49:47.73 ID:DSA+NPQ+O
久しぶりだな

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:50:19.93 ID:FvAHK+o30
最初釣りかと思った
支援

46 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 14:50:31.79 ID:sHs4H9qt0
(`・ι・´)「無論、警戒はしているが、さほど心配はしていない。
      カルリナも同意見だ。そうだな?」

( ’ t ’ )「そうですね」

 素っ気ない物言いだった。

 カルリナが能力を持っているのは知っている。
 特に戦略や戦術に関してはラウンジでも群を抜いているらしいのだ。
 期待があった。しかし、二人の力を上手く併せられるだろうか。

 ヴィップのときのような、軍内での諍いは御免だった。
 時間が解決してくれるだろうか。何か手を打つ必要があるだろうか。
 まだすぐに考える必要はないが、自然と頭の中は今後のことで埋まっていった。

 広壮なラウンジ城内をひたすら歩き続けた。
 王の間がどこにあるか。今でもはっきり覚えている。
 三十一年前、たった一度行っただけの場所なのに、今でもだ。

 あのときより少し、風景は色褪せて見える。
 しかし、驚くほど鮮やかにも感じる。

 喜びと懐かしさ。期待と不安。過去と現在。
 色んな要素が、入り混じっているせいだ。

 それら全てを吸収し、全身で感じる。
 この城はやはり美しい、と。

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:50:40.94 ID:zEyj9Ji/O
支援

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:51:29.76 ID:4U+X33zXO
支援!

49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:52:14.26 ID:AYwxYG3ZO
支援

50 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 14:52:23.66 ID:sHs4H9qt0
 造形や色合いではない。
 ラウンジ城は、もっと純粋な美しさを持っているのだ。
 その場にいるだけで幸福だ、と感じられるほどに。

(´・ω・`)「素晴らしい城だ」

 ぽつりと呟くと、アルタイムが軽く頷いた。
 カルリナも少しだけ、自分に視線を向けた。

 そして、ラウンジ城の八階。
 多くの部屋を通り過ぎ、進んだ先にある扉。

 王の間へと通じる、扉。

(`・ι・´)「失礼します」

 アルタイムが軽く扉を叩き、すぐ入室した。
 相手からの返事を聞くよりも前にだ。
 入り慣れているのだろう、と思った。

 アルタイムの後に続いて、室内に入った。
 やはり、懐かしい。いや、恋しかった場所だ。
 三十一年前を、ありありと思い出す。

 あまりに久しいクラウンの顔は、思い出さずともずっと頭にあった。
 常に、瞼の裏側にいた。

( ´ノ`)「おぉ……よくぞ帰ってきてくれた、ヴィル」

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:53:08.71 ID:2S+SRY/dO
勿論最低2話はまとめて投下するよな?

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:53:48.27 ID:qdI7OnoX0
支援

53 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 14:54:39.18 ID:sHs4H9qt0
 前に出た。
 クラウンに、一歩ずつ、近づく。

 名を呼んでくれたことが嬉しくて、自然と足が出てしまったのだ。

(´・ω・`)「三十一年間、ずっと、お会いしたく思っておりました」

 率直な思いが、言葉になった。
 足が震えている。指先が震えている。
 威厳ある国王を前にして、何もできないでいる。

( ´ノ`)「お前のおかげで、ラウンジの天下は目前だ」

 クラウンの声は、昔に比べるといささか低くなったように感じた。
 顔にも皺が刻まれている。当然だが、老いている。
 自分がずっとイメージしていた面影は薄れていた。

 ただ、自分の心に少し暗いものが兆したのは、別の理由があった。

( ´ノ`)「これからはアルタイムやカルリナらと力を併せ、頑張ってくれ。
     仲間がいる。心強いことと思う」

(´・ω・`)「はい」

( ´ノ`)「早速だが、軍議に移りたいと思う。私も参加する。
     色々と、取り決めなければならないことがある」

(`・ι・´)「用意はできております」

( ´ノ`)「皆で向かおうか」

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:54:43.62 ID:G81QVsviO
初リアルタイムww

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:54:45.64 ID:r3Dli4fP0
支援

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:55:54.96 ID:nTeYt1ccO
支援

57 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 14:56:22.53 ID:sHs4H9qt0
 国王が玉座から立ち上がる。
 ゆっくり近づいて、その手を引いた。
 クラウンは、笑ってくれた。

 その笑顔を見ても、心は晴れ晴れしくならなかった。

( ´ノ`)「これからは、ヴィルと呼んだほうがいいか?」

 クラウンと、廊下を並び歩いていた。
 前にいるのは、カルリナとアルタイム。
 二人が自分を案内している形だった。

(´・ω・`)「いえ、ショボンとお呼びください。
      ヴィルという名はもう、捨てました」

( ´ノ`)「しかし、よいのか? 親に貰った名であろう」

(´・ω・`)「親に貰った名だからこそ、です」

 クラウンが一瞬、はっとした顔をした。
 そしてすぐに頷いた。

 生活が苦しくなり、自分を捨ててどこかへ逃げた親。
 もう、顔すらも覚えていない。
 意図的に忘れた部分もある。

 クラウンが自分を見出してくれなかったら、あのまま孤児院で寂しい生活を送っていただろう。
 だからこそ、クラウンには心の底から感謝している。
 心の中でだけ、父と呼んだりもしている。

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:56:24.14 ID:ArZEW7360
ラウンジのやつらは誰一人として名前の元ねたがわからん

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:56:27.90 ID:zEyj9Ji/O
支援

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:56:34.84 ID:qvgnfw/30
支援

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:56:51.90 ID:4U+X33zXO
支援

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:56:55.76 ID:+/9+RDmrO
(´;ω;`)「それでも……えぐっ……それでもやっぱり人間が憎いんだ!!」

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:57:55.47 ID:4U+X33zXO
支援

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:57:56.96 ID:Nshqoo7q0
久々にVIP来てこれが読めるとは・・・

支援

65 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 14:58:16.70 ID:sHs4H9qt0
(`・ι・´)「ここだ」

 第一軍議室、と名を冠した部屋。
 六階にあった。

 アルタイムが扉を開いて中に入る。
 その向こう側に見えた室内は、広壮だった。
 やはり、ヴィップ城とは比べものにならない。

 既に将校が何人か入っていた。
 部隊長レベルの兵もいるようだ。
 総勢、百名以上。

 プギャーやオワタも既に入室していた。


――第一軍議室――

 いつもは大将が座る席に、クラウンが座った。
 その右にアルタイムが、そして左に自分が。

( ’ t ’ )(……さて……)

 椅子に身を沈める。
 そして、ショボンをじっと見据える。

 入り口で、プギャーやオワタと共に立っていた。
 どうやら、何かを喋るつもりらしい。

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:58:27.08 ID:zEyj9Ji/O
支援

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:58:39.77 ID:p3wGPkINO
>>62
懐かしくて少し笑った

支援

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:59:27.34 ID:4U+X33zXO
支援

69 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:00:07.44 ID:sHs4H9qt0
 自分の横が空席だった。
 本来、ギルバードが座る席だ。ただし、前線の守備に就いているためここにはいない。
 その場合、席は詰めることになっているのだが、今日は空席のままだった。

 恐らく、ショボンが座るのだろう、と思った。

( ´ノ`)「皆、既に知っていることと思うが」

 クラウンがゆっくりと喋り始めた。
 相変わらず、低く重みのある声だ。

( ´ノ`)「先日、ヴィップ軍よりショボンとプギャーとオワタが、ラウンジ軍に戻ってきた。
     彼らは私が敵国に送り込んだ刺客。長年の歳月を費やして見事、ヴィップ軍を崩壊に導いた。
     悲願であるラウンジの天下。それを大きく引き寄せてくれた戦功に、私は感謝する」

 王の威厳。
 口を開くと、それが一気に広がる。
 溢れ出てくる。

( ´ノ`)「彼らはヴィップからの謀反者ではない。策謀を完遂した者たちだ。
     ずっとラウンジの臣だった。それは皆、理解してくれていることと思う。
     故に私は、彼らを歓迎するのではなく、祝福しようと思っている」

 この軍議が終わったあと、宴が開かれることになっている。
 確かに宴の対象は歓迎ではなく、祝福だった。祝宴ということになる。

 クラウンの判断は正しい、と思っていた。
 本来、ヴィップとの戦をやっている最中に宴など、ありえないことだ。
 いくらヴィップから攻められる危険性が低いとは言え、普通ならやるはずがない。

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:01:19.93 ID:+gNmFunf0
支援!


71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:01:35.61 ID:zEyj9Ji/O
支援

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:01:54.37 ID:GxY0bPgP0
支援

73 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:02:11.32 ID:sHs4H9qt0
 しかし宴を用意し、ショボンらを軍に馴染ませる。
 それによって、軍内の協調性を作ろうというつもりだろう。

 いかにラウンジと戦ったことがないとは言え、今まで敵だったショボンらに対し、蟠りを持たない兵はいない。
 ラウンジの天下が近づいたことをみな喜んでいるし、三十年以上耐えたショボンらに尊敬の念も抱いている。

 しかし、すぐには打ち解けられないはずだ。
 クラウンもそれを見越している。

 ある意味では、今後のラウンジにとって最も大切なことかも知れない。
 三人が、特にショボンが要となるのは間違いないからだ。
 だからこそクラウンも、この時機で宴を催すと決めたのだろう。

( ´ノ`)「さて、何か喋りたいことはあるか?」

 クラウンがショボンらのほうに向いて言った。
 三人が顔を見合わせる。

(´・ω・`)「自分が、代表して」

 何かを、言うつもりらしい。
 プギャーとオワタは、それぞれ一歩ずつ下がった。

 ショボンが一度、クラウンに視線を向ける。
 クラウンが呼応して、頷く。

 ショボンが口を開いた。

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:02:49.06 ID:qvgnfw/30
支援

75 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:03:50.42 ID:sHs4H9qt0
(´・ω・`)「長く、ラウンジの敵国であるヴィップに身を置いていた」

 ゆっくりと、喋り始めるショボン。
 淡々としている。しかし、どこか感慨深さもあるように思える。

(´・ω・`)「クラウン国王の策によるものとは言え、直接的、あるいは間接的にラウンジに仇なした。
      その蟠りを抱えているのは一人や二人ではないと思う」

 不思議に、引っかかりのない言葉だった。
 素直に言葉を聞く気分に、させられる。

(´・ω・`)「ラウンジに対する忠誠は本物だ、と言葉で表しても軽薄だろう。
      俺たち三人は今後、行動で皆に示していこうと思う。
      数十年、策のために耐えてきた。それを成せるだけの忠誠があったのだ、と」

 軍議室が、静まりかえっていた。
 息を呑んでいる。ショボンの声に、聞き入っている。
 誰もが、だ。

(´・ω・`)「俺たちはラウンジの天下のために、全力を尽くす。
      必ずや成し遂げる。そのためなら、命など惜しくはない。
      皆と一丸になって、ラウンジの世を創り上げたいと思う。
      これから、よろしく頼む」

 言い終え、ショボンが軽く頭を下げた。
 そして、誰かが手を叩き始めた。

 拍手の波は徐々に広がり、やがて全体を覆った。
 音が壁に反響して、いっそう大きなものとなった。

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:03:55.58 ID:+gNmFunf0
支援

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:03:58.23 ID:PQ+d88amO
支援
宿題多いのに集中できないじゃないか

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:05:08.86 ID:wugfsxqE0
作者キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:05:11.05 ID:ARwfFPy90
支援
流石こういうのはうまいなショボン

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:05:13.16 ID:9aKE9RM10
支援

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:06:20.16 ID:zEyj9Ji/O
支援

82 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:06:23.21 ID:sHs4H9qt0
( ´ノ`)「皆で、創り上げよう。ラウンジによる、泰平の世を」

 クラウンの発言で、更に歓声まで上がった。
 まるで戦前のような士気の高まり方だった。

( ´ノ`)「さて、軍議に移ろうか。
     ショボンらが加わったことで情勢はラウンジに大きく傾いた。
     天下の片影も見え始めた、といった具合だが、気を緩めてはならん」

 クラウンの声を聞くだけで、充分気が引き締まる。
 普段は軍議に参加することのないクラウンだ。余計に、だった。

( ´ノ`)「ヴィップは未だ十を超える城を有しておるし、十万以上の兵もいる。
     ミルナがヴィップ城に入ったとの情報もある。
     今まで以上に気合を入れていく必要があるだろう」

 立ったまま喋っていたクラウンが、席に着く。
 同時に、ヴィップから帰ってきた三人にも着席を促した。

 ショボンは予想通り、自分の隣に座った。
 大きな体だ。普段はギルバードが座っているため、尚更そう感じる。

 オワタは普段、リディアル=ロッドが座っている席に。
 プギャーはファルロが座っている席に着座した。

 リディアルは現在、守将として前線の城に残っている。
 ファルロは一騎打ちでブーンに敗れて手負ったため、やはり前線の城に留まっていた。
 元オオカミ領の城で治療に専念している、といったほうが適切か。

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:06:50.54 ID:18w27u9g0
久しぶりwktk

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:07:20.52 ID:ARwfFPy90
ファルロ生きてた

85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:08:16.88 ID:GxY0bPgP0
ファルロ…生きてたか
支援

86 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:08:28.90 ID:sHs4H9qt0
 傷は決して浅くないが、戦に復帰できないほどではないらしい。
 順調に回復すれば一年ほどでアルファベットを握れるようになる、と報告を受けていた。

 胴体を深く抉られた、という。
 恐らく、ブーンはあえて討ち取らなかったのだろう、とも。

 状況を聞く限り、ファルロを討ち取れば怒りに満ちた兵が躍起になってブーンを追っていたはずだ。
 が、指揮官が生きている限りは、配下の兵たちは勝手な行動ができない。
 だからこそ、傷を負わせるに留めたのだろう。

( ´ノ`)「また準備が整い次第、ヴィップに攻め込む必要があるだろう。
     まず奪うべき城だが」

(´・ω・`)「カノン城。もしくはオリンシス城。
      いずれも現在では最重要の城です」

 クラウンの言葉に、被せるようにしてショボンは言った。
 迅速だった。

(´・ω・`)「カノン城はラウンジ城に近く、奇襲を受ける恐れがあります。
      オリンシス城は要害。近くにあるマリミテ城との連携に苦しめられるかと」

( ´ノ`)「看破する策は、あるか?」

(´・ω・`)「戦に臨んでみないと分かりませんが、自分の持っている情報は役に立つと思います。
      特にオリンシス城なら、落城せしめる策もあります」

 元々、兵数や領土で圧倒的有利な戦いだ。
 策を弄さずとも勝てる可能性は高い。
 ただし、犠牲を抑える必要があるため、やはり策は必要だ。

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:10:17.28 ID:+gNmFunf0
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88 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:10:17.40 ID:sHs4H9qt0
(`・ι・´)「ショボン、聞きたいことがあるんだが」

 ショボンと斜向かいの位置にいるアルタイムが、言った。
 二人の距離は、遠くない。

(´・ω・`)「なんだ?」

(`・ι・´)「パニポニ城について、情報が欲しい」

 さすがにいいところに目をつけた、と思った。
 もしパニポニ城を落とせれば、一気に内部まで侵攻できる。
 手薄と言われているローゼン城を急襲して、ヴィップ城を睨めるのだ。

(`・ι・´)「あそこを落とせれば、ヴィップを降伏させることすら可能かも知れない。
      落としたいと常々思っている城だ」

(´・ω・`)「断言はできないが、無理だろう。
      地形的に、守備側が有利すぎる。罠も多い。
      俺でさえ完全に把握していない罠がいくつもある」

( ’ t ’ )「その罠は、モナーが?」

(´・ω・`)「そうだ。半端じゃない数を仕掛けてある。
      迂闊に山を登れば全滅さえありうる。
      落とすとしたら離間の計を仕掛けて内応させることくらいだが」

( ’ t ’ )「難しいでしょうね。ヴィップも重要性は分かっているはずですから。
    信頼できる将を置いてあるのでしょう」

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:10:17.90 ID:cfBQ5zjPO


90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:10:22.87 ID:IGfYBNhJ0
支援

91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:10:53.23 ID:GWLEAdjr0
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92 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:12:06.61 ID:sHs4H9qt0
(´・ω・`)「あぁ、その通りだ。
      あの城は東塔のモナーが守っていたとは言え、実質的に中立。
      つまり西塔の目もかなりあった。何も策は残していない」

(`・ι・´)「ジョルジュにバレると大変だっただろうからな」

(´・ω・`)「全くだ。どこで見張られているか分からない怖さがあった。
      まぁそれは置いておこう。とにかく、パニポニ城を攻め落とすのは難しい。
      死なせていい兵が二十万いるなら話は別だが」

(`・ι・´)「うむ……なるほどな」

 アルタイムの唸りが全てを物語っていた。
 パニポニ城は、諦めるしかないらしい。

 しばらく皆で話し合ったが、攻めるべき城は決まらなかった。
 カノン城が地理的には攻めやすいが、西塔がかなり力を入れているという。
 しかしオリンシス城は遠く、準備に時間がかかってしまうし、物資の浪費も多くなる。

 もっと資料や情報を整理したうえで、改めて軍議を行う必要がありそうだった。

( ´ノ`)「宴の時間が迫ってきたな」

 クラウンが窓の外を一瞥して言った。
 太陽の色と傾きを確認したようだ。

( ´ノ`)「最後に、一つだけ決めておかねばならんことがある。
     無事戻ってきてくれた三人の、地位だ」

93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:13:11.16 ID:aDNSVR4AO
支援

94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:13:24.74 ID:cfBQ5zjPO


95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:13:47.92 ID:+gNmFunf0
支援

96 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:13:52.97 ID:sHs4H9qt0
 軍議室内の空気が、変わった。
 明らかに、緊張感が増した。

 三人の地位。
 プギャーやオワタはそれなりの場所で収まるだろう。
 皆もあまり関心を抱いていない。

 だが、分からない人物がいる。
 長年ヴィップで大将を務めてきた、アルファベットZを操る、ショボン=ルージアルだ。

( ´ノ`)「プギャーは少将に、オワタは大尉に。それが妥当だと思う。
     しかし、私は悩んでおる。ショボンの地位が、決まらんのだ。
     中将とするか、それとも」

(`・ι・´)「大将とするのが妥当でしょう」

(;’ t ’ )「ッ!?」

 一瞬だった。
 何の迷いもなく、アルタイムは言い放った。

 言葉が、出なかった。

97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:14:18.44 ID:GWLEAdjr0
思念

98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:14:39.97 ID:bHzJKoMu0
wktk

99 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:14:53.74 ID:sHs4H9qt0
(`・ι・´)「私は中将で充分です。最も能力のある人間が大将となるべき、と思います」

( ´ノ`)「……ふむ……」

(;’ t ’ )「待ってください! 唐突すぎます!」

(`・ι・´)「いや、ずっと考えていたことだ。
      ショボンと俺のどちらに才があるかなど、言わずもがなだ。
      元より俺は大将の器ではない。中将でさえ過ぎた地位だ」

(;’ t ’ )「そんなこと……!!」

 あるはずがない。
 確かに昔は大将らしくなかった。頼れる将でもなかった。
 しかし、ベルがいなくなったあとは、ずっと頑張って穴を埋めようとしていた。自分はそれを知っている。

 他国の大将に優るとは言わないが、大将の器でないはずがない。
 十年以上も大国ラウンジを統べてきたのだ。
 誰にでもできることではない。

 そう思い、口にしようとした。
 しかし、アルタイムに目で制され、何も言えなくなってしまった。

( ´ノ`)「ショボン、お前はどうだ?」

(´・ω・`)「私は、与えられた地位で全力を尽くすのみです」

 冷静な物言いが、少しだけ癇に障った。
 しかし、今はどうでもよかった。

100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:14:57.35 ID:9yFDLFDh0
プギャーが少将・・・

101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:15:11.74 ID:ti1MMSEz0
支援

102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:15:36.41 ID:lu0ZTcHAO
プギャーとオワタ逆じゃね?

103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:15:39.11 ID:zEyj9Ji/O
支援

104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:15:43.51 ID:+gNmFunf0
支援

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:15:52.33 ID:18w27u9g0
支援

106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:16:33.57 ID:7F5xm2EOO

あまりにも、ながすぎだ>> 1……
記念支援!!
記念支援!!


107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:16:37.50 ID:EJHbD7qjO
まぁZで中将はないわな

108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:16:39.20 ID:vMH4lAXh0
支援

109 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:16:40.34 ID:sHs4H9qt0
(`・ι・´)「私の記憶が正しければ、歴史上の大将は全て、その国で最もアルファベットに長けた人間でした。
      アルファベットは強さの象徴。大将が陣頭でZを掲げれば士気は上がり、統率も良くなるでしょう。
      敵軍への威嚇効果もあります。アルファベットのランクは、個人の強さ以上の意味を持っているのです」

( ´ノ`)「まぁ、確かにそうだな……」

(`・ι・´)「快進撃を続けた東塔の頂点に立っていたのですから、戦巧者であることも疑いようがありません。
      しかもラウンジとの兼ね合いがあったなかでの戦功です。本気を出せばもっと上手く戦えることと存じます。
      何より、ここにいる誰よりもずっと、ラウンジのために戦ってきた男です。
      大将となるのが相応しい、というのが私個人の意見です」

 はっきりと言い切った。
 軍議室は、再び静まりかえった。

( ´ノ`)「……異論のある者は?」

 静寂を打ち破って、クラウンが言った。
 そして再び静謐に満ちる。誰からも、異議を唱える声は上がらない。

 本当は、言いたい。
 ずっと国内で戦ってきたアルタイムが、大将であるべきだと。

 だが、アルタイムはそう言われることを、拒んでいるように見えた。
 そして、室内の誰しもが、ショボンにのみ視線を向けている。

 もはや、抗いようがないのだ、と分かった。

( ´ノ`)「では、大将はショボン=ルージアル。
     降格という意味合いではないので待遇は変えないが、アルタイムを中将とする。
     皆、新たな大将ショボンに、拍手を」

110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:16:53.77 ID:S7pCaOJoO
珍しい時間
支援

111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:16:57.07 ID:wugfsxqE0
>>102
いや会ってるだろ

112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:16:57.25 ID:aDNSVR4AO
支援

113 :奇麗な顔してます僕 ◆p3KE2pR6J6 :2007/10/20(土) 15:17:08.04 ID:dJcjqQr70
あのカスに少将は優遇すぎないか?
S突破してる訳でもないし。

114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:17:31.75 ID:jHaCsKEx0
初遭遇記念支援

115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:18:16.62 ID:lu0ZTcHAO
あ、プギャー小尉じゃなくて小将か

116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:18:21.33 ID:zEyj9Ji/O
支援

117 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:18:28.69 ID:sHs4H9qt0
 すぐに大きな拍手が巻き起こった。
 誰もが歓迎している。手を叩いていないのは、自分だけだ。
 決定に不満があるというよりは、呆然としてしまっている、と言ったほうがいい。

 大将、ショボン=ルージアル。
 今後この国は、ショボンを仰いで戦を行っていくことになる。

 その事実が、自分の中に沁みこんでいかないまま、軍議が終わった。
 そして、新大将祝いも兼ねた宴に突入してしまった。


――ラウンジ城・大広間――

 まずは酒が振舞われた。
 乾杯の音頭が取られ、皆が一斉に呷る。
 そこからは、騒がしくなった。

 至るところに配置された卓には、羊の肉や豚の肉が乗っている。
 旬の野菜や様々な果物などもある。

(´・ω・`)(旨いな)

 羊の肉を齧った。
 深い味わい。脂が口の中に広がる。
 直後に飲む酒が、やけに旨く感じた。

 乾杯の前に挨拶をやらされた。
 できる限り、受け入れられるよう、言葉を選んだつもりだ。
 兵からは歓声さえ上がった。どうやら、思ったほど苦労はしないで済みそうだ。

118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:18:41.20 ID:wugfsxqE0
>>113
元が少将だし、大尉ではプギャーも納得いかないでしょ

119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:18:52.24 ID:EJHbD7qjO
ポケモンの時に比べてプギャーの人気がなさすぎるなw

支援

120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:18:57.73 ID:uehqt3RR0
一応やることやったんだし少将は妥当じゃね

121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:19:18.49 ID:9yFDLFDh0
プギャーはナルシストだから少し優遇してやらないとグレちゃうと思ったんじゃね?

122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:20:04.92 ID:V8eKa9vjO
つまんね

123 :奇麗な顔してます僕 ◆p3KE2pR6J6 :2007/10/20(土) 15:20:26.56 ID:dJcjqQr70
>>121
これかもw

124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:20:31.74 ID:+gNmFunf0
支援

125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:20:37.04 ID:ARwfFPy90
支援
プギャーは飛ばされるんじゃね

126 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:20:41.44 ID:sHs4H9qt0
 しかし、いきなり大将に抜擢されるとは思わなかった。
 いずれは大将。そう考えていたが、まさか初日とは。
 アルタイムがあっさり譲ってくれたことに、ただ驚くばかりだった。

 器ではない、とアルタイムは言った。
 大将どころか、中将でさえ過ぎた地位だと。

 実際、アルタイムは才気ある将ではない。
 軍人としては悪くないが、勝ちを呼び込む力が欠けているのだ。
 それは、大将としては致命的だった。

(´・ω・`)(それにしても……あの譲り方は……)

 辞めたがっていた、という風にも取れる。
 大将という地位に重圧を感じていた、と。

 あのベル=リミナリーの後釜だった。
 誰もが比較しただろう。そして、批判しただろう。
 アルタイムに大将が代わってから、ラウンジの領土は減少してばかりだった。

 最近、やっとカルリナが将として成長を遂げ、ラウンジも強くなったと評されるようになった。
 ただそれはやはり、カルリナの実力が発揮されたことによるものだ。
 アルタイム一人では、どうにもならなかっただろう。

 誰もが妥当な人事だと考えている。
 自分が大将になり、アルタイムが中将になったことは。

 ただ、早すぎた。
 本当はもっと、時間をかけて大将の地位を得るはずだったのだ。
 でなければ、反発を招く恐れがある、と思った。

127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:20:59.97 ID:S7pCaOJoO
支援

128 :青空 ◆Aozora.dmE :2007/10/20(土) 15:21:10.70 ID:tCVeMtRgO
初遭遇!
支援!

129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:21:43.69 ID:aDNSVR4AO
支援

130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:22:31.40 ID:7w9ToUHZ0
てす

131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:22:41.81 ID:uhKPc9dGO
支援

132 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:23:16.79 ID:sHs4H9qt0
 自分が大将となることを、周囲は驚くほど好意的に受け入れてくれた。
 それに、助けられた。拍手と歓声をもって迎え入れられたのだ。
 予想外だったが、思わず安堵した。

 しかし、一つだけ引っ掛かりが残ってしまった。
 唯一反対の姿勢を示した、カルリナについてだ。

(`・ι・´)「ショボン、ちょっといいか? 話したいことがあるんだ」

 アルタイムが右手に酒を持って現れた。
 左手には小さな袋。どうやら豆粒が入っているようだ。

(´・ω・`)「どうしたんだ、いったい」

(`・ι・´)「カルリナについてなんだが……」

 自分の心を、見透かしているかのようだった。
 同時に、何を言ってくるのか分からない怖さが、少しだけあった。

(´・ω・`)「聞こうか」

(`・ι・´)「少し、不貞腐れているかも知れない。
      どうやら、ショボンがすぐ大将となったことを、受け入れられないようだ」

(´・ω・`)「それが普通だ、と思うがな」

(`・ι・´)「そうかも知れん。しかし、今のところあいつ以外は皆、納得している。
      カルリナも、この状態がベストだと分かってはいるはずなんだ。
      だが、あいつは感情の処理が上手くない」

133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:23:19.56 ID:ahR4/sVnO
支援

134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:23:53.81 ID:/oh+OXiD0
追いついた!支援

135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:24:14.01 ID:GWLEAdjr0
さらなるしれん!

136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:24:32.43 ID:ahR4/sVnO
支援

137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:24:38.60 ID:zEyj9Ji/O
支援

138 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:25:04.60 ID:sHs4H9qt0
(´・ω・`)「理屈では分かっていても、感情が言うことを聞かない、というわけか」

(`・ι・´)「そういうことだ。ただ、勘違いはしないでくれ。
      あいつは、別に大将になりたかったわけではないと思う。
      多分、十年以上も俺が務めてきたため、急に変わったことについていけないだけだ」

(´・ω・`)「俺は、どうすればいい?」

 あえて、聞いてみた。
 困った素振りで、何をすればいいか皆目検討もつかない、という風に。

(`・ι・´)「とりあえず、俺から言って聞かせる。しばらくは放っておくのがいいと思うが。
      ショボン、お前は戦で示してくれればいい。俺こそが大将に相応しい、と」

(´・ω・`)「シンプルでいいな。軍人らしい答えだ」

(`・ι・´)「一つだけ、分かっていてくれ。
      カルリナは、ベル大将から直々に軍学を叩き込まれ、戦ってきた男だ。
      ラウンジに対する忠誠は、お前と同じくらい強い。それは、間違いないはずだ」

(´・ω・`)「分かった」

 つまり、いずれは共に戦える、と言いたいのだろう。
 今は轡を並べることを拒否されるかも知れない。しかし、いずれは。

 自分も、何かカルリナにかける言葉を探しておいたほうが良さそうだ。
 まずは戦功を得ることが第一だが、ずっと無言ではいられない。

139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:25:08.97 ID:S7pCaOJoO
支援

140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:26:20.37 ID:ahR4/sVnO
支援

141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:26:26.71 ID:pNPbI9gd0
しえん

142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:27:06.49 ID:qdI7OnoX0
支援

143 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:27:10.81 ID:sHs4H9qt0
 カルリナは、ラウンジにとってなくてはならない存在だ。
 あのジョルジュを相手に勝ったこともある。兵からも慕われている。
 協力を深めていく必要があるのだ。

 まずは、アルタイムに任せよう、と思った。
 やはり自分は、戦をやるしかない。

 アルタイムと入れ替わるようにして、クラウンが自分の側に寄ってきた。
 三十一年前と比べると、やはり老いている。
 顔や手の皺が深まっているのだ。

( ´ノ`)「ラウンジは、どうだ?」

(´・ω・`)「理想が現実になった気分です」

( ´ノ`)「そうか、そうか」

 柔和な笑み。癒される。
 普通の子が親に対して抱く感情は、きっとこんな感じなのだろう。

( ´ノ`)「もうすぐ成し遂げられる。覇道が」

(´・ω・`)「ラウンジ建国から、既に四十四年ですね」

144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:27:59.94 ID:/oh+OXiD0
支援

145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:28:13.20 ID:LOjXCUHFO
やっと追いついた支援

146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:28:38.44 ID:+gNmFunf0
支援

147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:28:58.25 ID:S7pCaOJoO
支援

148 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:29:10.62 ID:sHs4H9qt0
( ´ノ`)「私も年老いた。建国した頃の気力はない。先も短い」

(´・ω・`)「そのようなことは」

( ´ノ`)「建国当初は、とにかく尊大なニューソク国を打ち倒すことで頭がいっぱいだった。
     勝手に国を建て、全土に統一宣言を発するなど、民が受け入れられようはずもない……。
     反抗する形で国を建てて、最大国を追う立場としての日々が続いたが……いつしかラウンジは最大国になった」

 クラウンと会話した時間は、まだまだ短い。
 こうやって回顧する癖があるのかどうかは、分からなかった。

( ´ノ`)「ニューソクを倒したあとは空虚感もあったが、ヴィップやオオカミが強国になる予感があった。
     だからこそ、お前たちを送り込んだわけだが」

(´・ω・`)「期待に、沿えましたか?」

( ´ノ`)「あぁ、もちろんだ。結果を見れば、分かるだろう?」

(´・ω・`)「……はい」

( ´ノ`)「ラウンジの天下は目前……あとは、じっくりとヴィップを追い詰めていけばいい。
     それだけの余裕がラウンジにはあるのだ」

 何とか、笑った。
 しかし、ぎこちない笑みかも知れない、と思った。

( ´ノ`)「これからも、ラウンジのために頑張ってくれ」

(´・ω・`)「無論です」

149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:29:28.59 ID:lu0ZTcHAO
創価創価

150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:30:32.61 ID:ahR4/sVnO
支援

151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:30:35.04 ID:S7pCaOJoO
支援

152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:30:44.22 ID:qvgnfw/30
支援

153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:30:51.11 ID:18w27u9g0
支援

154 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:31:26.57 ID:sHs4H9qt0
 即答した。
 クラウンはゆっくりと背を向け、どこかへ歩いていく。
 背が曲がり、昔より小さく見える背中は、すぐに見えなくなった。

 ラウンジに対する想いは変わらない。
 クラウンに対する想いも変わらない。

 かつて、共に戦場に立ったヴィップ兵に対する、逡巡もない。
 三十一年前からの決意は、揺るがない。

 だが、そんなのは当然のことだった。
 自分の心が晴れないのは、もっと小さなことによるものなのだ。

 人に話せば鼻で笑われるだろう。
 しかし、自分にとっては命に等しいほど、大事なことなのだ。
 期待していた。しかし、クラウンは遂に言ってくれなかった。

 あの、言葉を。

(´・ω・`)(……暑いな……)

 大広間が熱気に満ちていて、少し気分が悪くなった。
 こっそりと大広間から抜け出し、空虚な廊下を歩く。
 呆然と、用意された自室へ足を進めた。

 アルタイムの隣の部屋だった。
 恐らく、中の構造は同じだろう。広い部屋だ。
 ヴィップの東塔最上階には劣るが、充分すぎる。

155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:31:29.23 ID:pNPbI9gd0
しえん

156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:31:30.33 ID:7w9ToUHZ0
(∪^ω^)わんわんお!

157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:31:30.98 ID:ahR4/sVnO
支援

158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:32:01.58 ID:GWLEAdjr0
しーえんしえん

159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:32:43.10 ID:ahR4/sVnO
支援

160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:32:45.04 ID:zEyj9Ji/O
支援

161 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:33:12.13 ID:sHs4H9qt0
 体が、締めつけられているような感覚があった。
 衣服を緩め、寝床に身を投げる。
 少し、気が休まった。

(´・ω・`)(……別に、約束をしていたわけじゃないんだがな……)

 随分、子供らしいことを考えてしまった。
 心の中で、クラウンを父と慕っていたせいだろうか。

 言ってほしい、と思っている言葉があった。
 自分の中で、勝手に期待していた言葉。
 策謀を完遂した。だから、クラウンはきっと言ってくれるだろうと思っていた。

 だが、言ってくれなかった。
 勝手に気落ちしてしまっているのは、そのせいだ。

 きっともう、クラウンは言ってくれないだろう。
 自分が成した功績を、これ以上主張することはできない。

(´・ω・`)(……もし、言ってくれるとしたら……)

 言ってくれるとしたら、恐らく、ラウンジの天下が成ったときだ。
 それ以外は、考えにくい。

 近いようで、遠い目標ができた。できてしまった。
 自分にとっていいことなのか、悪いことなのか。分からない。

 昔を、最初の目標を持った頃を、思い出した。
 三十一年前。自分はまだ、十歳だった。
 両親に捨てられ、孤児院で孤独な暮らしを強いられていた。

162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:33:54.20 ID:18w27u9g0
wktk


163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:34:00.63 ID:GWLEAdjr0
さらなるしえん


164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:34:10.54 ID:ahR4/sVnO
支援

165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:34:54.34 ID:S7pCaOJoO
支援

166 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:34:59.37 ID:sHs4H9qt0
 ある日突然、孤児院の全員がラウンジ城に招待された。
 布を被せられた状態で密かに移動し、城内に入った。
 その布を取ったときの感動は今も覚えている。こんなに美しい場所があったのか、と。

 クラウンは一人一人を見て、話し、何かを考えていた。
 見定めだった。他国へ送り込む刺客を、孤児の中から探していたのだ。
 結局、自分がいた孤児院からは、自分だけが選ばれた。

 光栄なことだった。
 それは実質、国軍に入ることであり、ラウンジ城で暮らせることを約束されていたのだ。
 もちろん、策謀を完遂したら、という条件つきではあったが、多額の報酬も用意されていた。

 親に捨てられ、孤児院で惨めな思いをしていた。
 そこから抜け出し、ラウンジ城に来ることができた。

 クラウンは、たった一夜だけだが、自分を息子のように扱ってくれた。
 一緒に御飯を食べ、一緒に水を浴び、一緒に寝た。
 親という存在を長く失っていた自分にとって、それは涙が溢れるほど温かいものだった。

 クラウンのために、ラウンジのために生きよう、と思った。
 それが自分の存在意義だと思い定めることができた。

 "あの言葉"を言ってもらいたいと思ったのも、そのときだ。

(´・ω・`)(……昔を懐かしむとは……まるで老いたような気分だな……)

 ちょうどこの部屋のような暗さだった。
 さっきまでの自分は。
 月明かりしか差し込まない。自分の手さえよく見えないような暗さ。

167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:35:01.01 ID:ahR4/sVnO
支援

168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:36:21.82 ID:S7pCaOJoO
支援よ

169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:36:26.88 ID:+gNmFunf0
支援

170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:36:38.69 ID:ahR4/sVnO
支援

171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:36:57.82 ID:ziOHEQ7tO
支媛

172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:36:59.16 ID:18w27u9g0
支援

173 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:37:16.85 ID:sHs4H9qt0
 少しだけ、気分は明るくなった。
 ただ、自分の内部を覆う靄は、依然として晴れないままだ。
 どうしようもないと分かっているからこそ、だった。

(´・ω・`)「クー」

 呟くように、言った。
 すると、クーはどこからともなく現れた。

 いつものことだった。
 呼べば、来る。いつも側にいる。
 任務を与えていない限りは、ずっと側で自分を護っている。

(´・ω・`)「ラウンジに来て早々、すまないな」

川 ゚ -゚)「いえ」

 緩めていた衣服を、脱ぎ捨てた。
 部屋の中は暗い。おぼろげな月明かりがあるだけだ。
 クーが衣服を脱いでも、はっきりとは視認できない。

 寝床で、まぐわった。
 体に疲労感はある。しかし、程よい快感が全身を駆け抜ける。
 クーと体を交えるときは、いつもそうだった。

 どうしても情欲が沸いて仕方ないときは、いつもクーと重なった。
 見目や体つきはどうでもいい。ただ、クーと交わるのが一番、心地よいのだ。
 時には浮遊感さえ感じることもある。

174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:37:17.37 ID:EJHbD7qjO
アーッ!

175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:37:42.51 ID:aDNSVR4AO
支援

176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:38:00.80 ID:18w27u9g0
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:38:22.33 ID:Vj6HfaH80
やっぱりかwwww

178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:38:24.41 ID:u+D6dChE0
支援

179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:38:27.58 ID:9yFDLFDh0
絵師に期待

180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:38:41.89 ID:ahR4/sVnO
支援

181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:38:44.91 ID:PQ+d88amO
ショボンはホモじゃないのか……
支援

182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:38:48.60 ID:uvf+PV2v0
アーッ!

183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:38:49.11 ID:zEyj9Ji/O
支援

184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:38:52.29 ID:GWLEAdjr0
慰安婦でした

185 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:38:57.84 ID:sHs4H9qt0
 情欲を心地よく発散できるなら、別に相手は男でも良かった。
 肝要なのは、情欲の解消だ。
 言ってしまえば、自分の情交は自分本位なのだ。

 しかし、今までクー以上の人間に会ったことはないし、これからも現れないだろう。
 クーは、それほどの女だった。

 どこで身につけたのかは知らないが、男を蠱惑する術を持っている。
 それは体を交えてみれば、はっきりと分かるのだ。
 他の女とは、何もかもが違いすぎる。

 下半身に熱が溜まるような感覚があった。
 それを、堪えずにそのまま解き放つ。
 体が小刻みに震えた。

 クーの息は、少し乱れていた。
 しかし、休ませることなく再び体を動かす。
 クーの肌は少し紅潮していた。

 いつもは冷静で、聡明さのみが際立つクーだが、自分にだけは素直になる。
 あまりに素直すぎるほど、感情を堂々とぶつけてくる。

 だから、知っていた。
 クーは自分のことを、心から愛している。
 実際、こういう場になると、それを伝えてきたりもする。

 クーの気持ちに応えるつもりはなかった。
 自分の中では、あくまで有能な間者だ。
 それ以上でも、それ以下でもない。

186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:39:01.69 ID:+/9+RDmrO
隠密の娼婦クー
これがショボンに男色の疑いがかかった理由か……

187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:39:06.36 ID:aDNSVR4AO
支援

188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:39:10.10 ID:pKIwILytO
肉便器

189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:39:32.72 ID:LOjXCUHFO
なんだ
うほっじゃないのか………

190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:40:13.25 ID:7w9ToUHZ0
ちっ

191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:40:15.79 ID:ahR4/sVnO
支援

192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:40:26.47 ID:U471Ky4sO
久しぶりのリアルタイム支援

193 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:40:51.31 ID:sHs4H9qt0
 見た目は美しい。情交にも何ら不満はない。
 ただ、妻帯するとなると、どうしても構う必要がある。
 それが、面倒なのだ。

 クーは賢いため、冷静に自分を押さえ込むこともできるだろう。
 ただ、心の底で欲が溜まってしまうはずだ。
 そうなるともう、面倒な展開しか頭に浮かんでこない。

 ラウンジ軍を統べる者と、それを支える間者。
 ずっと、その状態でありたかった。
 最上の関係だ、と思うからだ。

 再び熱をクーの中に放出する。
 これで二度目。だが、不思議と疲れはない。
 情交を始める前にあった疲労感が、むしろ薄れているようにさえ感じる。

川 ゚ -゚)「どうか、なさったのですか?」

 三度目の交合を始めていた。
 後ろから荒々しく攻め立てる。クーはしばし、いつもの冷静な顔を見せていた。

(´・ω・`)「別に、何もないさ」

 クーの体を抱きかかえたまま、体を動かした。
 再びクーの顔を見る。悦びを、感じているようだ。

 何もない、と言ったが、本当はあった。
 自分の中の靄を、晴らしたかったのだ。

194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:40:56.32 ID:LOjXCUHFO
今の私はクワトロ大尉だ
それ以上でもそれ以下でもない

195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:41:22.96 ID:4U+X33zXO
支援

196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:41:44.01 ID:ahR4/sVnO
支援

197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:41:50.22 ID:EJHbD7qjO
ただの肉便器じゃねえかw

198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:42:21.29 ID:18w27u9g0
後ろから攻めるのか

199 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:42:34.53 ID:sHs4H9qt0
 情欲をぶつけるだけなら、一度や二度で済む。
 だが三度目にまで及んでいるのは、やはり靄が晴れないからだ。
 クラウンのことが、気になってしまっているからだ。

 ただ、独りでいるときよりは、随分と気が楽だった。
 だからこそ、まぐわいを止められないのだ。

 クーと繋がっているときは、大抵とりとめのないことを考えている。
 人とは何か。戦うとは何か。死とは何か。
 明確な答えが出ないようなことばかりだ。

 人と人を繋ぐものは、何か。
 不意に、そんなことが思い浮かんできた。

 だが、これに対しては明確な答えを持っている。
 ずっと前からだ。

(´・ω・`)(欲、だな)

 そう思っていた。
 誰しもが持つ。何らかの形で。
 欲。

 自分とクラウンの関係が、そうだった。
 ずっと、クラウンに会いたいと思っていた。
 期待していた言葉を、かけてもらいたいと思っていた。

 それは一言で言うなら、欲だった。
 欲があったからこそ、自分は三十一年、耐えることができたのだ。

200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:42:57.66 ID:7w9ToUHZ0
ショボンテメー!!!!
いい年してやりすぎなんだよ


201 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:43:26.62 ID:uvf+PV2v0
嫉妬支援

202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:43:33.32 ID:zEyj9Ji/O
支援

203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:43:50.29 ID:ahR4/sVnO
支援

204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:43:55.14 ID:djw5XbPw0
sien


205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:43:55.22 ID:+/9+RDmrO
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 セクロス!セクロス!
 ⊂彡


206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:44:17.03 ID:3pFayF9IO
さて

クーなーんさーいだ?

207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:44:17.63 ID:udA1pQguO
クー何才?

208 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:44:19.26 ID:sHs4H9qt0
 自分とクーを繋ぐのも欲だ。
 クーは自分を愛している。一緒にいたいと願っている。
 だからこそクーを使っていられる。裏切りの心配をしなくていいからだ。

 またそのクーは、自らの体を使って欲を利用してきた。
 ヴィップ城の地下。アルファベット生産所の隣に、女を溜め込んである場所がある。
 クーはそこに顔を変えて潜り込み、ヴィップの兵を次々と骨抜きにしていった。

 情欲に支配され獣のようになった男は、もはやクーの操り人形だった。
 死ぬ気で戦えと言えば戦い、裏切れと言われれば裏切る。
 自分にとって、最も扱いやすい兵だった。クーが、自分の言うことには全て従うように仕向けたからだ。

 そうやって得た叛徒はかなりいた。
 例えば、ヴィップで他国から恐れられた、五百の近衛騎兵隊。
 あれは能力のある人間に目をつけ、クーに狙わせて形成された部隊だ。

 房中術を身につけている自分でさえ、言い知れない快楽を得られるクーの体だ。
 女を碌に知らない兵卒など、クー以外が見えなくなるほどの快感を味わったに違いない。

 手駒として使う兵卒は、クーが情欲を支配してくれた。
 プギャーやオワタらには、出世欲があった。どうやら、虚勢を張りたがる性格らしい。
 クラウンによって送り込まれた人間は、それぞれに様々な欲を抱えている。

 欲によって繋がれた野望は、いま終わりを見ようとしている。
 天下を統一したいという欲が、満たされようとしている。

(´・ω・`)「……クー?」

 珍しく、クーがぐったりしていた。
 どうやら、長引いている交合に疲れてしまったようだ。

209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:44:22.15 ID:IGfYBNhJ0
(*´д`)ハァハァ

210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:44:27.65 ID:pNPbI9gd0
ショボン絶倫すぎワロタwww

211 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:44:47.26 ID:5qaL2qnx0
>>206-207
けこーん

212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:45:42.43 ID:Vj6HfaH80
ショボンwwwwwwww

213 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:46:01.13 ID:sHs4H9qt0
 しかし、クーに対して遠慮などしたことはない。
 構わず続けた。
 こうやっている間は、どうでもいいことを考えていられる。気が、紛れる。

 約七百年前、何故アルファベットは資料と共に姿を消したのか。
 今度は、そんなことを考え始めた。

 アルファベットは、三日ほど誰の手にも触れられずにいると、形を崩して消え失せる。
 だからアルファベットがなくなったことはおかしくない。
 しかし、何故資料までもが消え去ったのだろうか。

 大戦の戦火に巻き込まれたためと言われているが、それにしても過去の資料は少なすぎる。
 何か別の原因があったのではないだろうか。

 答えなど出るはずがなかった。
 自分は、現在を生きている。過去のことなど知らない。
 ただ、こんな風にどうでもいいことを考えるのが、嫌いではないのだ。

 クーの中で果てて、三度目の交合が終わった。
 クーを休ませてやる。すぐに眠りに就いたようだ。
 自分の中の靄はいくらか薄れてくれた。クーのおかげだった。

(´・ω・`)「……ふぅ」

 クーに毛布をかぶせてやる。
 普段はこんな無防備な様を絶対に見せない。見せるのは、自分にだけだ。
 自分に対しては、何の繕いもない素直さを、クーは表現する。

 衣服を着てから再び床に入り、今後のことについて考え始めた。

214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:46:05.54 ID:18w27u9g0
連続してやりすぎwwww

215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:46:08.30 ID:uvf+PV2v0
やりすぎワロタwwwwwwwwwwwww

216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:46:14.91 ID:Sa0mekU/0
久しぶりのリ アルタイム支援

217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:47:10.74 ID:9yFDLFDh0
何食ったらそんなに元気が出るんだよwww

218 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:47:12.41 ID:pKIwILytO
なんという肉便器wwwwwwww

219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:47:23.09 ID:+/9+RDmrO
えっちなのは良くないと思います……////

220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:47:51.67 ID:PQ+d88amO
相手は男でもよかった
相手は男でもよかった
相手は男でもよかった
相手は男でもよかった


221 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:48:05.09 ID:Vj6HfaH80
ショボンのおっきしたモノこそが真の東塔

222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:48:26.62 ID:ahR4/sVnO
支援

223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:48:27.22 ID:/0xYwME5O ?2BP(123)
今北しe…




3回っすかwwww

224 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:48:28.32 ID:sHs4H9qt0
 ミルナがヴィップ城に入ったという。
 そのままヴィップ軍に加わるだろうか。可能性としては、ありうる。
 離間の計でも仕掛けたいが、無理だろう。既に揺さぶれる段階を超えている。

 ジョルジュやモララーはどう動くだろうか。
 そして、唯一万全の状態である、ブーンは。

 鍵を握るのは、その三人と、ミルナ=クォッチだろう。
 こちらから手を加えることはできない。なるようにしか、ならない。

 だが、ヴィップに対するアクションは、すぐにでも起こすつもりだった。
 まだ戦はできない。しかし、やれることはある。
 ラウンジ城への行軍中、ずっと考えていたことだ。

 明朝、クラウンに提案してみようと思った。
 きっと聞き入れてくれるはずだ。

(´・ω・`)(昔話でもしようじゃないか、ブーン)

 近い未来のことを、頭に思い浮かべた。
 激高するブーン。呆然とするブーン。頭の中を、駆けていく。
 何故か、ブーンばかりだ。

 きっとブーンになるだろう。
 そんな予感があるからかも知れない。

(´・ω・`)(教えてやる。お前が入軍した日についた、俺の嘘を。
      お前は、最も大事な部分で、俺に騙されていたんだということを)

225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:49:18.15 ID:DVyDFged0
ブーン逃げてー

226 :第76話 ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:49:30.63 ID:sHs4H9qt0
 頬が緩んだ。
 きっと他の人間からすれば、不敵な笑みに見えるだろう。
 だが、心地良かった。

 寝息を立てているクーの横で、まどろんだ。
 いつの間にか、靄がかっていたことも忘れていた。














 第76話 終わり

     〜to be continued

227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:49:30.89 ID:4dv8dsXi0
抜かずに3発wwwwwwwwww

228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:49:37.94 ID:zEyj9Ji/O
支援

229 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:49:42.96 ID:/0xYwME5O ?2BP(123)
絶対まとめだけ読むときにこんな馬鹿なテンションにはなれないんだぜwwww

230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:49:48.46 ID:uvf+PV2v0


231 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:49:59.40 ID:z3GNyfiqO
三回wwwwww

232 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:50:04.43 ID:qvgnfw/30


233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:50:04.56 ID:DVyDFged0


234 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:50:15.59 ID:ahR4/sVnO


235 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:50:16.19 ID:IGfYBNhJ0


236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:50:19.47 ID:9aKE9RM10
乙!!

237 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:50:25.83 ID:kVAgZi2g0


238 : ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:50:27.83 ID:sHs4H9qt0
第76話は以上です、ありがとうございました

多分次はこんなに間隔空かないと思います
多分ですけど・・・

239 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:50:30.98 ID:cfBQ5zjPO


240 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:50:32.25 ID:vMH4lAXh0



241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:50:35.92 ID:LB87Imz/0
リアルタイムktkrwwww
乙!

242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:50:36.40 ID:/0xYwME5O ?2BP(123)
>>76ちょwwww乙

243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:50:38.83 ID:z3GNyfiqO


244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:50:39.84 ID:/oh+OXiD0
作者乙

245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:50:41.79 ID:18w27u9g0


246 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:50:51.85 ID:LOjXCUHFO


247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:50:53.33 ID:zEyj9Ji/O


248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:50:54.67 ID:r3Dli4fP0
おつ

249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:50:56.66 ID:RlfVlnRCO


で、クーの年齢は…?

250 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:50:58.39 ID:8KWDeo1ZO


251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:51:00.13 ID:pKIwILytO
抜かずに三発wwwwww絶倫すぎるだろwwwwwwwww

252 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:51:19.49 ID:UQdwEzF20


253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:51:24.98 ID:qdI7OnoX0


254 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:51:28.71 ID:/0xYwME5O ?2BP(123)
誰かセクロスの絵書いてくれwwww

255 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:51:58.29 ID:6iSHPYCe0
vipの力でニコニコの糞動画一位にしようぜ!!
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1192859882/l50


1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 14:58:02.85 ID:PnFtWYt+0
>>10の動画をみんなでマイリストに入れてコメントしまくってあげようぜ!

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:04:33.16 ID:DJYVIgZk0
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1055423

256 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:52:18.52 ID:udA1pQguO


257 : ◆azwd/t2EpE :2007/10/20(土) 15:52:39.99 ID:sHs4H9qt0
プギャーの少将という地位は、元々の地位を勘案して、ですね
策を成し遂げて戻ってきたのにヴィップでの地位より下がると不満だろう、とクラウンが考えた結果です

クーは年齢不詳ということで

258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:53:01.55 ID:5dp0pfsDO

で、クーの年齢は?

259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:53:16.67 ID:PQ+d88amO


260 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:53:29.51 ID:/0xYwME5O ?2BP(123)
>>257-258wwww

261 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:53:51.26 ID:9aKE9RM10
なるほど、年齢不詳の女には妖しい色気があるもんね

262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:54:11.19 ID:fS9g/Y8FO
荒巻復活ハァハァ

263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:54:19.82 ID:PQ+d88amO
41歳で3発とか………
んでショボン結婚してなかったんだな

264 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:54:30.23 ID:+/9+RDmrO
クーに骨抜きにされたい


265 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:55:14.83 ID:18w27u9g0
奥さんのいる将校はいるけど子供のいる将校っていないの?

266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:55:16.22 ID:U471Ky4sO
乙〜

267 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:56:06.29 ID:S7pCaOJoO
今2話を読み直してる奴いるな



268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:56:48.33 ID:Hiw4QWse0
今4話まで読み返してるやつ手を上げろ

269 :奇麗な顔してます僕 ◆p3KE2pR6J6 :2007/10/20(土) 15:58:04.59 ID:dJcjqQr70


期待していた って所かな?
んな事ないか…

270 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:58:59.03 ID:wugfsxqE0
以下予想禁止

271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:59:36.16 ID:ZRgD9DutO


272 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 15:59:57.06 ID:j2yf8NRc0


273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:01:14.46 ID:jrvwDbSNO
これは何話までいくのだろうか

274 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:01:17.66 ID:u+D6dChE0


275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:01:52.41 ID:EJHbD7qjO


しかし分からん

276 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:02:23.75 ID:u+D6dChE0
(´・ω・`)「もし俺が死んだら、大将室の執務机の一番下、鍵がかかっている引き出しを開けてくれ。
      鍵は執務机近くの本棚、どれかの本の中に挟まっている。どの本かは時によって違うんだが。
      中に何が入っているのかは言えないが、お前以外の誰にも開けられたくない引き出しだ」

これがきになる……

277 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:02:56.30 ID:p6GOH+gzO


278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:04:35.92 ID:Kb9N4BZMO


279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:06:18.93 ID:+U3x8yaeO
よむフォ

280 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:07:02.58 ID:zEyj9Ji/O
>>276
ようこそバーボンry

281 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:07:36.68 ID:4IovcSHCO
乙!

282 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:08:09.87 ID:7F5xm2EOO
乙乙!

283 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:08:38.32 ID:4dv8dsXi0
乙ww
久々にリアルタイムだった

284 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:09:04.50 ID:thL3KH6j0
つまり五百の近衛騎兵隊はみんなブラザーかい?

285 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:09:21.66 ID:w1EKFXoG0
今北
俺のクーを肉便器にしやがってショボンぶっ殺すお(#^ω^)ビキビキ

286 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:10:20.07 ID:yloLVm0UO
乙!

287 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:11:47.64 ID:HX8Qf3+qO
>>284
つまり川 ゚-゚)は梅毒になってる可能性がか(ry

さらにショボンは……おや、誰か来たようだ。

288 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:12:42.27 ID:pKIwILytO
クー絶対性病感染しまくりだろwwwwwwwwwww

289 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:13:52.11 ID:HX8Qf3+qO
>>287
あ、
川 ゚ -゚)
だた

290 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:16:26.47 ID:tbBsClxsO
ほかの奴らはゴム有りだろwww

291 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:17:09.37 ID:Hiw4QWse0
ヒントこの時代にゴムなど(ry

292 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:17:37.26 ID:FJTV8gwDO
今北ら終ってたって言う\(^o^)/

293 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:22:19.84 ID:zQHD+uaE0
ショボン絶倫すぐるwwwwwww

294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:22:43.08 ID:7F5xm2EOO
>>276
そういえばドクオの手紙の内容も気になる

295 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:23:38.59 ID:up2WFt1mO
ブーンがどんどん空気になってく…





もうブーンなんていらなくね?

296 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:25:01.01 ID:61aZXZDc0
骨抜きにされた兵って使い物にならなくね?

297 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:25:28.72 ID:DVyDFged0
前回普通にブーンは活躍してた訳ですが
どのへんが空気なの

298 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:25:54.62 ID:18w27u9g0
      ___   ━┓  ___    ━┓
     / ―  \  ┏┛/ ―\   ┏┛
    /  (●)  \ヽ ・. /ノ  (●)\  ・
  /   (⌒  (●) /. | (●)   ⌒)\
  /      ̄ヽ__) /   |   (__ノ ̄  |
/´     ___/     \        /
|        \          \     _ノ
|        |          /´     `\


299 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:25:56.90 ID:8pD4fO2KO
川 ゚ -゚)クーが性病を武器に戦うようです

300 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:28:32.46 ID:LqRgN0P50
川 ゚ -゚)クーが性病を使って一国を壊滅させるようです

301 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:33:55.59 ID:eAFJiurtO
川 ゚ -゚)クーが1000人斬りを目指すようです(性的な意味で)

302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:36:43.61 ID:Kb9N4BZMO
雑談は蛇屋の米に池

303 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:37:07.13 ID:ARwfFPy90
今日のハイライトの絵できたよー

http://boonpict.run.buttobi.net/cgi-bin/up/src/boonpic_1091.jpg

304 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:39:04.66 ID:18w27u9g0
乙なんだがそこじゃないよw

305 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:50:14.64 ID:/g4F/2/50

がんばれ作者さん!

306 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:50:41.65 ID:ONEIvEV2O
今から読むー

307 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 16:54:20.96 ID:ttTWtnXxO


308 :青空 ◆Aozora.dmE :2007/10/20(土) 16:55:57.33 ID:tCVeMtRgO


309 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 17:09:18.46 ID:G78fs1DfO


310 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 17:09:37.70 ID:PVYpDxDHO
作者乙

311 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 17:12:39.68 ID:cwE8cKMQ0


312 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 17:16:29.53 ID:b9QyY61XO
いちもつ
ショボン中田歯科^^^

313 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 17:16:50.76 ID:JUW635jV0
>>257
間者・・・・・色仕掛け・・・・・年齢不詳・・・・・

ここから導き出される答えはたった1つ・・・



       由   美   か   お   る 




314 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 17:20:25.87 ID:FX3XSlcVO
これだけ間隔が開いた理由が分かった。
エロシーン書くの慣れてないな



315 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 17:22:16.50 ID:g1VD6p7sO
今北支援&これから読む保っ守

316 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 17:23:07.19 ID:JUW635jV0
肝心な1乙忘れてた。
乙。次もwktkしてるぜ。

317 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 17:24:59.40 ID:a/K8+vtY0
今回はスレの空気がいいような気がするのは俺だけ?

318 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 17:32:03.68 ID:ARwfFPy90
クー描いたら白面の分身みたいなのができたよー\(^o^)/
http://boonpict.run.buttobi.net/cgi-bin/up/src/boonpic_1092.jpg

319 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 17:32:58.16 ID:tITchqAb0
こえーよwww

320 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 17:34:09.86 ID:EFLjARZQO
>>314
何言ってんだ

321 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 17:34:18.41 ID:bZuM2U3HO
頑張ってくれですぅ

322 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 17:43:11.27 ID:J3N0MkPC0
ブーン(装備V)
http://www.imgup.org/iup486852.jpg

おまけ
http://www.imgup.org/iup486856.jpg

323 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 17:45:40.92 ID:DAKQqpepO
ここでショボン、エイズ感染でリタイア

324 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 17:46:28.91 ID:GLDkzzpJO
>>322
( ^ω^)ブーンはアルファベットを武器に抗い護るようです

325 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 17:47:20.62 ID:GsXW56s40
>>323
なんという情けないリタイアのしかた

326 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 17:47:30.71 ID:hyrce0sg0
なにその最強コラボ

327 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 17:50:39.50 ID:tIifvPZbO
>>322
GJ!!!
オーバーペニスktkr

328 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 17:56:00.81 ID:MnIE43L4O
ショボンはアソコもZか

329 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 18:05:11.37 ID:T3o3LV/WO


330 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 18:08:50.04 ID:75kb6wPhO
(´・ω・`)作者乙

331 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 18:13:04.25 ID:J3N0MkPC0
嘘…
実はブーンに触らせたのはAの形をした鉄の塊だったとか?
あのファットマンが使ってたようなやつだ

332 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 18:18:19.90 ID:6JGUYnLP0
よむほ

333 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 18:20:48.90 ID:qlxTsDDM0
つか樹海読んだあとにこれ読んだら違うとわかってても目潰しのクーを思い出すwww

334 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 18:21:53.81 ID:llHg/Qka0
>>333
(´*ω*`)(昔話でもしようじゃないか、ブーン)


335 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 18:23:51.27 ID:qlxTsDDM0
>>334
そうそうwwwww

336 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 18:26:52.11 ID:ziOHEQ7tO
Bが鍵

337 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 18:30:50.12 ID:G8qYkFzJO
今から読む保守

338 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 18:31:24.85 ID:n+HBiAfBO
今から読む

339 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 18:34:04.01 ID:lmpG5YgD0
乙!

んー何が嘘だったんだろう?

340 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 18:40:34.36 ID:2vwOSItT0


341 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 18:44:52.02 ID:UQdwEzF20
今から読む保守って意味なくね?
やっぱり、くっきり、まったり、どっきり、は っきり、ゆっくり
むっちり、すっきり、ざっくり、てっきり、ぱっきり、 ぽっきり
めっきり、しっとり、うっとり、さっぱりな絶妙なブレンドで、保守したとして
スレが落ちるまでの10分くらいで読み終わるとでも思ってるのか?

そんなの速読できる奴くらいだろwwwwww
しかも携帯厨wwwwwwwwwなおさら無理だろwwwwwwwwwww
分かったら、まとめで読め屑

342 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 18:49:39.57 ID:il0QsnXd0
ぶっちゃけ逃亡したんかと思ってたが安心した。早くVIPサイドを書いてくれ。

343 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 18:50:41.36 ID:mE4lP/CPO
落ちるだろうから書くけど







クーが13〜16歳くらいの時に皇帝が孤児院からクーを引き連れてきた。
理由は妾または肉奴隷。しかし皇帝は間者に使えると踏んで調教をする。ショボンがクーの床技の所以を知らないのも皇帝からクーに口止めされているため。
これで納得がいく。
はいはい妄想妄想

俺の中でクーはTtTのオクタヴィア

344 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 18:56:10.94 ID:n+HBiAfBO
やっと読めた

345 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 18:56:42.09 ID:VNRO2tSUO
まだまだ!

346 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 18:57:29.07 ID:260EiPW0O
今から読む

347 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 19:02:35.90 ID:VNRO2tSUO
まだまだ!

348 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 19:03:28.33 ID:+5afZmWbO
きたこれ

349 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 19:05:49.86 ID:FwUNhjRrO
この時間に見られるとはwktk

350 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 19:10:24.36 ID:VNRO2tSUO
まだだ!

351 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 19:13:35.08 ID:gkx2q/H50
(´・ω・`)「普通は少尉以上にならないと作ってもらえない。
     だが、お前を入軍テストで見たとき、こいつは伸びると思った。
     それも、非凡程度の才じゃない……大将にまでなれる器だ、と。
     ならば、アルファベットのスタートも、他と同じにするわけにはいかないし……
     生産所で作られるような粗雑なモノは、相応しくないと思ったんだ」

352 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 19:16:06.95 ID:3Aw95DlI0
カルリナのアルファベットPなのか
意外と低いんだな

353 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 19:20:25.78 ID:YEEFpDczO
>>331
だからファルロが殺せなかったのか

354 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 19:24:42.78 ID:HX8Qf3+qO
作者は高校生かな?
もしそうなら今は定期試験の時期だし、納得なんだけど

355 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 19:27:17.32 ID:errvlMP30
初めてリアルタイムで読んだ
やっぱり面白いな
続き気になる


356 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 19:27:56.60 ID:InUox4yo0
ショボンに死亡フラグがビンビン起ってるんだが

357 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 19:28:40.87 ID:GsXW56s40
ショボンのあそこもビンビン勃ってるだろうな

358 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 19:28:55.00 ID:r6wcG4EbO
今回は間隔長かったから待ち遠しかったぜ!

359 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 19:32:34.82 ID:pGU2nT3e0
>>1
間隔あいたとかそんなのは些細なことなんだよ!!

それよりもこのスレを見つけた感動がくぁw背drftgyh

360 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 19:39:35.11 ID:QC8MHmEoO


361 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 19:40:30.44 ID:QC8MHmEoO


362 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 19:41:57.31 ID:FPWF3kJS0
IとCは使いやすそう

363 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 19:56:51.64 ID:GdyplB7i0
(´・ω・`)「別に相手は男でもry」
川 ゚ -゚)「なるほど」

( ゚ -゚)「こんな感じでどうでしょうか」
(´・ω・`)「……男色家というわけじゃない(ショボーン)」

364 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 19:58:08.59 ID:hdfQisQ/O
今北age

365 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 20:02:18.14 ID:MgPqsOKZO
>>365 それはそれでかわいいww

366 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 20:05:13.70 ID:CrF40VsiO
>>365

367 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 20:07:12.92 ID:gkx2q/H50
ショボンの両親を殺した

368 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 20:10:14.90 ID:sRyCk4mzO
>>367
(´・ω・`)

369 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 20:10:23.05 ID:jSBXCBjM0
>>365
無限ループって怖くね?

370 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 20:28:06.48 ID:K9h34oJE0
クーは三十路

371 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 20:32:26.19 ID:aldb+y2G0
(´・ω・`)「普通は少尉以上にならないと作ってもらえない。
     だが、お前を入軍テストで見たとき、こいつは伸びると思った。
     それも、非凡程度の才じゃない……大将にまでなれる器だ、と。
     ならば、アルファベットのスタートも、他と同じにするわけにはいかないし……
     生産所で作られるような粗雑なモノは、相応しくないと思ったんだ」


B?

372 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 20:41:55.54 ID:UX6HGXpbO
読むほ

373 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/20(土) 20:42:46.06 ID:RaBaFsf9O


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